JP2872650B2 - ガレージジャッキ - Google Patents
ガレージジャッキInfo
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
リンスタンド等で乗用車、小型トラック等を整備する為
に該車両を上昇・下降させるのに使用するガレージジャ
ッキの改良に関する。
おけるジャッキポイント(例えば、デフ、車軸等)に受
金を正しくセットし、その状態で受金を上昇・下降させ
るようになっている。そして、上記した受金を車両のジ
ャッキポイントに当接させる為には該ガレージジャッキ
本体を車両の床下に差し込み受金をジャッキポイントの
真下に位置させる必要がある。
示すように受金28を取付けたアーム29とリンクロッ
ド30がフレーム31に起伏動可能に取付けられ、その
アームの反対側を該アームの線上縦一列に配置された油
圧シリンダ32のピストンロッド32’と連結し、油圧
シリンダの作動で受金が上下するように構成したもの、
或いは図7に示すように受金33を取付けたアーム34
を作動させる油圧シリンダ35を前記アームの下に配置
した構造のものが存在する。
ジジャッキは、前者の構造にあっては油圧シリンダが作
動してピストンロッドが押し出されると、受金を取付け
たアームはフレームとの軸支部を中心としてピストンロ
ッドで回動される。この動作はアームとピストンロッド
との連結部がアームとフレームとの軸支部を中心として
円弧状に回動することで行われ、その為油圧シリンダの
先端側は前記動作に伴って上下方向に揺動するように取
付けられている。従って、ガレージジャッキを構成する
フレームの左右側板の高さは上下方向に揺動する油圧シ
リンダの揺動代を見込んだ高さが必要となり、その結果
ジャッキのフレーム高さは高く構成されている。
の下に配置されている為、フレームを構成する左右側板
の高さは必然的に高く構成されている。ところが、最近
の乗用車は車両先端位置における地面との距離、即ち
「最低地上高(X)」が低くなっており(約90m
m)、上述した従来のガレージジャッキでは車両の下に
ジャッキを挿入することが不可能な事態が発生してい
る。本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑み
てなされたもので、その課題とするところは、最低地上
高の低い車両にもジャッキを構成するフレームが支障と
ならずに挿入使用することが出来るガレージジャッキを
提供することにある。
に本発明が講じた技術的手段は、移動用車輪を備えたフ
レームの左右側板間に、受座を取付けたアームとリンク
ロッドが上下起伏動可能に軸支されると共に、前記アー
ムが油圧シリンダの作動で上下方向に起伏されるガレー
ジジャッキにおいて、前記油圧シリンダは上下揺動不能
に固定し、その油圧シリンダとアームとの間にプッシュ
バーを介在すると共に、そのプッシュバーと油圧シリン
ダのピストンロッドとの連結部は上下方向への揺動を規
制するガイドレールにより水平方向にのみ移動可能とし
た構成を特徴とする。上記連結部を水平方向にのみ移動
可能とする構成は、油圧シリンダのピストンロッドとプ
ッシュバーとを連結する連結金具にガイドシュー又はガ
イドローラを取付け、そのガイドシュー又はガイドロー
ラは上下方向への揺動を規制する断面略コ字型のガイド
レールに嵌合装着して水平方向に案内されるようにす
る。
はこの種ガレージジャッキの駆動源として周知の構成、
即ち、エアーポンプ、オイルタンク、オイルボックス等
のパワーユニットを備え、本ジャッキに装備のエアーホ
ース継手にエアーホースで接続したコンプレッサからの
エアーの供給でエアーポンプが作動し、プランジャーが
往復運動をしてオイルタンクより作動油を油圧シリンダ
へ圧送し、それによりピストンロッドが押し上げられプ
ッシュバーが押し出されるようになっている。又、上記
油圧シリンダとしては本発明の課題がフレームの高さを
低くすることにある為、シリンダ口径の小さい油圧シリ
ンダを使用する。尚、シリンダ口径の小さい油圧シリン
ダを使用することで所定の能力が得られない場合は、シ
リンダ口径の小さい油圧シリンダを複数個、例えば2個
並設して所定の能力が得られるようにする。
トンロッドとアームに連結したプッシュバーとの連結金
具部分は上下のガイドレールによって上下方向への揺動
が抑えられ、水平方向にのみ移動案内される。それによ
り、ピストンロッドの押し力は殆ど上下方向への揺動が
無いプッシュバーを介してアームに伝達され、アームは
フレームとの軸支部を中心として上方に回動され、受金
は水平状態で上昇する。又、アームと油圧シリンダとが
プッシュバーを介して連結される為、ジャッキ機長は従
来製品より長くなり、車両の先端からデフ(車軸位置)
までが長い自動車にも対応可能となる。
の一例を図面に基づいて説明すると、図中、1は縦長の
フレームで、所定の高さを有した帯板状の金属材からな
る左右側板101、102が所定の間隔をおいて平行に
配置され、その左右側板の下面に底板103が溶接され
て所定幅のフレーム1が構成され、そのフレーム1の長
手方向の一側(図面では左側)と長手方向の中程位置に
移動用車輪2、2’が取付けられて移動走行可能に構成
されると共に、該フレーム1の長手方向の他側には正面
略T字状のハンドル19が起伏回動且つ掛け止め自在に
取付けられている。上記フレーム1の一側には左右側板
101、102の間に位置させてアーム3とリンクロッ
ド4の一端が夫々軸5、6で前記左右側板101、10
2に回動可能に軸支され、そのアーム3とリンクロッド
4の先端側に受金7が軸5’、6’で水平に支持され、
アーム3とリンクロッド4の上下起伏回動により受金7
が水平状態のまま上昇、下降するように構成されてい
る。
の高さ範囲内に収まる口径の油圧シリンダ8が2個水平
にして平行に配置固定され、その2個の油圧シリンダ8
のピストンロッド801と、前記アーム3に軸9で連結
した2本のプッシュバー10が連結金具11で連結され
ている。即ち、2個の油圧シリンダ8のピストンロッド
801の先端に夫々連結金具11が連結され、夫々の連
結金具11にアーム3に連結したプッシュバー10の端
部を1本の軸12で連結する。これにより、2個の油圧
シリンダ8の力が2本のプッシュバー10を介してアー
ム3に伝達されるようになっている。
ロッド801に連結された連結金具11を同軸で連結す
る軸12の両側端部には矩形状のガイドシュー13が取
付けられ、そのガイドシュー13はフレーム1の左右側
板101、102の内側に取付けた断面コ字型の上下方
向への動きを規制するガイドレール14内に嵌合装着さ
れている。これにより、軸12の両側に取付けられたガ
イドシュー13はガイドレール14によって上下方向の
動きが抑えられて水平方向にのみ移動可能となり、従っ
て前記連結金具11とプッシュバー10とを連結する軸
12の連結部が上下方向へ揺動することはなくなる。
(図3、図4参照)
ニット15は、エアーポンプ16、オイルタンク17、
オイルボックス18等で構成された今日周知のもので、
それらパワーユニット15はフレーム1内に配置される
と共に、所定の動作をするように各部材が配管接続され
ている。そして、該油圧シリンダ8を動作させる駆動源
となるエアーを前記エアーポンプ16に供給する配管が
ハンドル19に配管装備されている。即ち、中空のハン
ドル19にエアバルブ20が取付けられ、そのエアバル
ブ20と前記エアーポンプ16とがホース21で連結さ
れると共に、前記エアバルブ20にはコンプレッサ(図
示省略)に接続されたエアーホースを接続する為のカプ
ラプラグ22が取付けられ、更に前記ハンドル19には
油圧シリンダ8内の作動油をオイルタンク17へ戻す逃
がし弁23を開閉する逃がし弁開閉摘み24が設けられ
ている。又、ハンドル19には該ハンドル19を所定の
角度に掛け止め保持するロックレバー25が設けられ、
該ロックレバー25を引くことで掛け止めが解除され、
ハンドル19を予め設定された傾きに回動調節すること
が出来、回動調節した位置でロックレバー25を元に戻
せばその位置に固定することが出来る。図中、26は2
本のプッシュバー10に架け渡した軸27と油圧シリン
ダ8寄りのフレーム1に固定の部材(底板103)とに
亘って張設したコイルスプリングで、油圧シリンダ8の
動作で押し出されたプッシュバー10を元の位置に引き
戻す働きをする。
に出没動するピストンロッド801とアーム3とを連結
するプッシュバー10に連結された連結金具11は略油
圧シリンダ8の軸芯を通る水平線上を直線的に移動し、
上下方向には揺動しない。従って、ジャッキ本体のフレ
ーム1の高さYは従来構造のように油圧シリンダの上下
方向への揺動代を見込む必要が無く、油圧シリンダの口
径をカバーするだけの高さのフレームにすることが出
来、因って従来型ジャッキ(図6、図7参照)と比較し
て大幅にフレーム高さの低いジャッキが可能となり、図
5に示すように自動車の「最低地上高(X)」よりもフ
レーム高さ(Y)が低いガレージジャッキを構成するこ
とが出来る。又、油圧シリンダ8とアーム3とはプッシ
ュバー10及び連結金具11を介して略一直線状に連結
される為、ジャッキの機長も従来型ジャッキに比べて長
くなり、因って車両先端からジャッキポイント(デフ、
車軸位置等)までが長い車にも十分に対応することが可
能となる。
記載の構成によりジャッキの全高(フレーム高さ)を従
来型ジャッキと比較して大幅に低くすることが出来る。
従って、「最低地上高」の低い車両に対応可能なガレー
ジジャッキを製作提供することが出来る。又、油圧シリ
ンダとアームとはプッシュバー及び連結金具を介して略
一直線状に連結される為、ジャッキの機長も従来型ジャ
ッキに比べて長くなり、因って従来型ジャッキでは対応
できなかった車両先端からジャッキポイント(デフ、車
軸位置等)までが長い車にも対応可能なガレージジャッ
キを提供できる。更に、請求項2の記載によれば前記の
フレーム高さを油圧シリンダの口径をカバーするだけの
高さまで低くすることが出来る。
欠平面図である。
ある。
切欠側面図である。
を示す同側面図である。
さの関係を示す説明図である。
ャッキを示す概略図である。
ジャッキを示す概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 移動用車輪を備えたフレームの左右側板
間に、受座を取付けたアームとリンクロッドが上下起伏
動可能に軸支されると共に、前記アームが油圧シリンダ
の作動で上下方向に起伏されるガレージジャッキにおい
て、前記油圧シリンダは上下揺動不能に固定し、その油
圧シリンダとアームとの間にプッシュバーを介在すると
共に、そのプッシュバーと油圧シリンダのピストンロッ
ドとの連結部は上下方向への揺動を規制するガイドレー
ルにより水平方向にのみ移動可能としたことを特徴とす
るガレージジャッキ。 - 【請求項2】 上記油圧シリンダはシリンダ口径の小さ
い油圧シリンダを複数個並設してある請求項1記載のガ
レージジャッキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14379197A JP2872650B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ガレージジャッキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14379197A JP2872650B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ガレージジャッキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10330090A JPH10330090A (ja) | 1998-12-15 |
JP2872650B2 true JP2872650B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=15347081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14379197A Expired - Fee Related JP2872650B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ガレージジャッキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872650B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5193507B2 (ja) * | 2007-06-12 | 2013-05-08 | 長崎ジャッキ株式会社 | ガレージジャッキ |
CN111873954A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-11-03 | 李明渊 | 一种汽车救援装置及其施救方法 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP14379197A patent/JP2872650B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10330090A (ja) | 1998-12-15 |
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