JP2871856B2 - マイルドで実質上無色のシャンプー組成物 - Google Patents

マイルドで実質上無色のシャンプー組成物

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JP2871856B2 JP6507360A JP50736094A JP2871856B2 JP 2871856 B2 JP2871856 B2 JP 2871856B2 JP 6507360 A JP6507360 A JP 6507360A JP 50736094 A JP50736094 A JP 50736094A JP 2871856 B2 JP2871856 B2 JP 2871856B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、シャンプー組成物に関する。より詳細に
は、本発明は、マイルドな実質上無色のシャンプー、特
にヘアへの適用に有用であるものに関する。
背景技術 皮膚に低い刺激しか与えないマイルドなシャンプー組
成物は、高度に望ましい。通常のシャンプーは、多量の
刺激の強い陰イオン界面活性剤を含有する。これらの界
面活性剤は、優秀な起泡およびクリーニング特性を与え
ることができる。しかしながら、それらは、皮膚を浸透
し且つその一体性を破壊することもある。このことは、
非常に少なくとも、荒れた肌且つ/または乾燥肌を生じ
且つ結局赤い刺激皮膚をもたらすことがある。理想的な
シャンプー組成物は、同意に皮膚に刺激をほとんどまた
は何も生じないようにしながら、ヘアを洗浄するのに十
分な起泡およびクリーニング上の利益を与えるべきであ
る。このことは、乳幼児、小さい子供、または乾燥肌ま
たは感受性皮膚を有する成人に使用するシャンプー組成
物に特に必須である。
マイルドなシャンプー組成物は、一般に、技術上周知
であり、例えば、1987年12月23日公告の欧州特許出願第
0250181号明細書、1986年3月25日発行のフジイ等の米
国特許第4,578,216号明細書、1988年2月23日発行のバ
ーディチオの米国特許第4,726,915号明細書、1978年4
月26日公告の英国特許第1,508,929号明細書、1985年11
月6日公告の欧州特許出願第0160269号明細書、1984年
3月6日発行のグス等の米国特許第4,435,300号明細
書、1984年1月17日発行のバーヌニカの米国特許第4,42
6,310号明細書、1976年4月13日発行のバーディチオ等
の米国特許第3,950,417号明細書、1984年4月17日発行
のグス等の米国特許第4,443,362号明細書、1987年3月3
1日発行のプレストンの米国特許第4,654,207号明細書、
1989年7月25日発行のグロリール等の米国特許第4,851,
154号明細書、1981年9月29日発行のメルビーの米国特
許第4,292,212号明細書、および1982年5月11日発行の
スー等の米国特許第4,329,334号明細書に教示されてい
る。これらの文献は、各種の界面活性剤組み合わせを使
用してマイルドさを達成することを教示している。これ
らの界面活性剤としては、エトキシ化アルキルサルフェ
ートなどのマイルドな陰イオン界面活性剤、両性界面活
性剤、非イオン界面活性剤、およびそれらの各種の組み
合わせが挙げられている。
刺激の強いシャンプーが皮膚上に有することがある物
理的効果に加えて、消費者は、シャンプーに関連する美
的因子によっても影響される。例えば、高起泡性は、良
好なクリーニングと関連づけられる。また、透明無色な
製品は、純度およびマイルドさと関連づけられる。透明
無色であると共に使用時に高水準の泡を与えることがで
きるマイルドなシャンプーを提供することが高度に望ま
しいであろう。
不幸なことに、マイルドなシャンプーの処方は、一般
に、釣合および妥協の実践である。マイルドなシャンプ
ーは、通常、比較的不良な起泡を有し且つ無色ではな
い。透明無色なシャンプーは、皮膚に苛酷であり、不良
な泡によって特徴づけられ且つ/または長期貯蔵期間後
に変色をこうむる傾向がある。
従って、本発明の目的は、貯蔵の長期期間にわたって
さえ実質上無色であり且つ同時に良好なクリーニングを
与え且つ皮膚にマイルドでありながら良好な起泡を与え
るマイルドなシャンプー組成物を提供することにある。
この目的および他の目的は、以下の詳細な説明から容
易に明らかになるであろう。
特に断らない限り、すべての%は、全組成物の重量に
よって計算し且つすべての比率は、重量基準で計算す
る。
本発明の組成物および方法は、この開示で記載の臨界
的エレメントおよび工程および任意のエレメントおよび
工程のいずれかを含み、本質上それらからなり、または
それらからなることができる。
発明の開示 本発明は、 (a)平均エトキシ化度少なくとも約2.0を有するアル
キルエトキシ化サルフェート陰イオン界面活性剤約2〜
約20重量%、 (b)ベタイン界面活性剤、イミダゾリン界面活性剤、
アミノアルカノエート界面活性剤、およびイミノジアル
カノエート界面活性剤、およびそれらの混合物からなる
群から選ばれる両性界面活性剤約1〜約15重量%、 (c)N−アシルアミノ酸界面活性剤またはその塩約0.
5〜約10重量%、 (d)組成物の少なくとも約0.05重量%のカルボニル含
有香料化合物、および (e)水 を含み、シャンプー組成物がアルキルサルフェート陰イ
オン界面活性剤、第一級アミン、およびアンモニアを実
質上含まず、且つ、シャンプー組成物が38℃で30日間貯
蔵後に1.0cmの経路の長さ中の440nmでの吸光度値約0.03
0以下を有することを特徴とする良好な起泡特性を与え
ることができるマイルドな実質上無色のシャンプー組成
物を提供する。
本発明を理論によって必ずしも限定しようとするもの
ではないが、典型的には組成物にアンモニウムイオンの
形で導入するアンモニアおよび/または第一級アミン
は、大抵の香料処方物に見出される化合物に存在するカ
ルボニル官能性と反応してシッフ塩基を生成すると考え
らえる。これらのシッフ塩基は、組成物を変色する。通
常の香料処方物を本発明のシャンプー組成物で使用する
ことが望まれる限りにおいて、本組成物は、カルボニル
含有香料化合物を含有するが、第一級アミンおよびアン
モニアを本質上含んではならない。本発明の目的で、第
一級アミンおよびアンモニアを実質上含まない組成物
は、プロトン化形並びに非プロトン化形の化合物を包含
する。
一旦アンモニアおよび第一級アミンを組成物から排除
したら、実質上無色のシャンプーを調製することが可能
になる。しかしながら、マイルドでもあり且つ高起泡性
であるシャンプーを処方するために、典型的には若干程
度の色、通常黄色の色合いをシャンプーに加える或る両
性界面活性剤を使用することが望ましい。このことは大
抵のシャンプー(各種の着色「透明」シャンプーを含め
て)の処方では有意ではないが、実質上無色のシャンプ
ーの処方では望ましくない。このように、シャンプー組
成物自体が実質上無色のままであるように本発明のシャ
ンプー組成物で利用する両性界面活性剤は十分に無色で
あり且つ第一級アミンおよびアンモニアを含まないこと
も本発明の必要なアスペクトである。
好ましい態様を含めて、本発明は、以下の発明を実施
するための最良の形態でより詳細に説明する。
発明を実施するための最良の形態 本発明の組成物の必須成分並びに各種の任意成分は、
以下に説明する。
アルキルエトキシ化サルフェート 本発明のシャンプー組成物は、アルキルエトキシ化サ
ルフェート陰イオン界面活性剤約2〜約20重量%、好ま
しくは約5〜約15重量%、より好ましくは約7〜約15重
量%を含む。
アルキルエトキシ化サルフェート界面活性剤は、技術
上周知であり且つ式RO(C2H4O)xSO3M(式中、Rは炭素数
約8〜約24のアルキルまたはアルケニルであり、xは1
〜12であり、好ましくは、Mは水溶性陽イオン、例え
ば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属、好ましくは
ナトリウムまたはカリウムである)で表わすことができ
る。平均エトキシ化度、即ち、xの平均値は、少なくと
も約2.0であるべきである。
例示のアルキルエトキシ化サルフェートは、エチレン
オキシドと炭素数約8〜約24の一価アルコールとの縮合
物である。好ましくは、Rは、約10〜約18個の炭素原子
を有する。アルコールは、脂肪、例えば、ヤシ油または
タローに由来することができ、または合成できる。ヤシ
油に由来するラウリルアルコールおよび直鎖アルコール
が、ここで好ましい。このようなアルコールは、典型的
には、約2〜約12、好ましくは約2〜約6、より好まし
くは約3モル割合のエチレンオキシドと反応し、例え
ば、前記限度内でアルコール1モル当たり平均複数モル
のエチレンオキシドを有する分子種の混合物は、硫酸化
し、中和する。
本発明で使用してもよいアルキルエトキシ化サルフェ
ートの特定例は、ココナツアルキルトリエチレングリコ
ールエトキシ化硫酸、タローアルキルトリエチレングリ
コールエトキシ化硫酸、およびタローアルキルヘキサオ
キシエチレン硫酸の塩、特にナトリウム塩および/また
はカリウム塩である。典型的には、アルキルエーテルサ
ルフェートは、個々の化合物の混合物(該混合物は好ま
しくは約10〜約16個の炭素原子の平均アルキル鎖長およ
びエチレンオキシド約2〜約6モルの平均エトキシ化度
を有する)を含むであろう。狭範囲アルキルエトキシレ
ートサルフェート、例えば、エトキシ化水準主として約
2〜約6を有するものが、特に好ましい。
両性界面活性剤 両性界面活性剤は、本発明のシャンプー組成物に組成
物の約1〜約15重量%、好ましくは約1.5〜約10重量
%、より好ましくは約2.5〜約8重量%の量で存在する
であろう。本発明の両性界面活性剤成分は、両性ベタイ
ン、イミダゾリン、アミノアルカノエート、およびイミ
ノジアルカノエート界面活性剤からなる群から選ばれ
る。好ましくは、アルキルエトキシ化界面活性剤対両性
界面活性剤の比率は、約20:1から約1:2、より好ましく
は約10:1から約2:1であろう。
本発明のイミダゾリン両性界面活性剤は、式I (式中、R1はC8〜C22アルキルまたはアルケニル、好ま
しくはC12〜C16であり、R2は水素またはCH2CO2Mであ
り、R3はCH2CH2OHまたはCH2CH2OCH2CH2COOMであり、R4
は水素、CH2CH2OH、またはCH2CH2OCH2CH2COOMであり、
ZはCO2MまたはCH2CO2Mであり、nは2または3、好ま
しくは2であり、Mは水素または陽イオン、例えば、ア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属である) で表わされる。「アルカリ金属」の例としては、リチウ
ム、ナトリウム、およびカリウムが挙げられる。「アル
カリ土類金属」の例としては、ベリリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、およびバリウムが挙
げられる。イミダゾリン中間体を通して直接または間接
的に必ずしも誘導されなければならないことはないこと
を認識すべきであるが、この種の界面活性剤は、ここで
便宜上「イミダゾリン」両性界面活性剤と分類される。
この種の好適な物質は、商品名ミラノール(MIRANO
L)で市販されており且つ種の複雑な混合物からなるこ
とが理解され、且つR2で水素を有することができる種に
関してpHに応じてプロトン化種および非プロトン化種で
存在できる。すべてのこのような変形および種は、ここ
に包含されることを意味する。
式Iの好ましい界面活性剤は、モノカルボキシレート
およびジカルボキシレートである。これらの物質の例と
しては、ココアンホカルボキシプロピオネート、ココア
ンホカルボキシプロピオン酸、ココアンホカルボキシグ
リシネート(或いはココアンホジアセテートと称す
る)、およびココアンホアセテート(或いはココアンホ
モノアセテートと称する)が挙げられる。
本発明の両性界面活性剤成分を与える特定の市販品と
しては、商品名ミラノールC2M CONC.N.P.、ミラノールC
2M CONC.O.P.、ミラノールC2M SF、ミラノールCM SPECI
AL(ミラノール・インコーポレーテッド);アルカテリ
ック(ALKATERIC)2CIB(アルカリル・ケミカルズ);
アンホタージ(AMPHOTERGE)W−2(ロンザ・インコー
ポレーテッド);モナテリック(MONATERIC)CDX−38、
モナテリックCSH−32(モナ・インダストリーズ);レ
ウォテリック(REWOTERIC)AM−2C(レウォ・ケミカル
・グループ);およびシャールコテリック(SCHERCOTER
IC)MS−2(シャール・ケミカルズ)で販売されている
ものが挙げられる。
本発明の好適なベタイン界面活性剤は、式(II) (式中、R1はCOOMおよび からなる群から選ばれるメンバーであり; R2は低級アルキルまたはヒドロキシアルキルであり; R3は低級アルキルまたはヒドロキシアルキルであり; R4は水素および低級アルキルからなる群から選ばれるメ
ンバーであり; R5は高級アルキルまたはアルケニルであり; Yは低級アルキル、好ましくはメチルであり; mは2〜7、好ましくは2〜3の整数であり; nは1または0の整数であり; Mは水素または前記のような陽イオン、例えば、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属である) を有する化合物によって表わされる。
「低級アルキル」または「ヒドロキシアルキル」なる
用語は、1〜約3個の炭素原子を有する直鎖または分枝
鎖飽和脂肪族炭化水素基および置換炭化水素基、例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ヒドロ
キシプロピル、ヒドロキシエチルなどを意味する。「高
級アルキルまたはアルケニル」なる用語は、約8〜約20
個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖飽和(即ち、
「高級アルキル」)および不飽和(即ち、「高級アルケ
ニル」)脂肪族炭化水素基、例えば、ラウリル、セチ
ル、ステアリル、オレイルなどを意味する。
ここで有用であるnが0である式IIの界面活性剤ベタ
インの例としては、ココジメチルカルボキシメチルベタ
イン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラ
ウリルジメチル−α−カルボキシエチルベタイン、セチ
ルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリル−ビス
−(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタイ
ン、ステアリル−ビス−(2−ヒドロキシプロピル)カ
ルボキシメチルベタイン、オレイル−ジメチル−γ−カ
ルボキシプロピルベタイン、ラウリル−ビス−(2−ヒ
ドロキシプロピル)−α−カルボキシエチルベタインな
どのアルキルベタインが挙げられる。スルホベタイン
は、ココジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリル
ジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリル−ビス−
(2−ヒドロキシエチル)スルホプロピルベタインなど
によって代表してもよい。
本発明で有用なアミドベタインおよびアミドスルホベ
タイン界面活性剤は、nが1であるがその他の点では前
記例に対応する式IIの化合物によって例証される。ここ
で有用であるnが1である式IIの界面活性剤ベタインの
例としては、ココアミドジメチルカルボキシメチルベタ
イン、ラウリルアミドジメチルカルボキシメチルベタイ
ン、セチルアミドジメチルカルボキシメチルベタイン、
ラウリルアミド−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−カ
ルボキシメチルベタイン、ココアミド−ビス−(2−ヒ
ドロキシエチル)−カルボキシメチルベタインなどのア
ミドカルボキシベタインが挙げられる。アミドスルホベ
タインは、ココアミドジメチルスルホプロピルベタイ
ン、ステアリルアミドジメチルスルホプロピルベタイ
ン、ラウリルアミド−ビス−(2−ヒドロキシエチル)
−スルホプロピルベタインなどによって代表してもよ
い。
本発明で好ましいベタインは、界面活性剤アミドカル
ボキシベタインおよびアミドスルホベタインからなる群
から選ばれるメンバーである。より好ましいベタイン
は、界面活性剤アミドカルボキシベタイン、特にココア
ミドジメチルカルボキシメチルベタイン(ココミドプロ
ピルベタイン)、例えば、ゴールドシュミット・カンパ
ニーによって商品名テゴベタイン(Tegobetaine)L−
7(R等級)で販売されているもの、およびヘキスト−
セラニーズによって商品名ゲナゲン(Genagen)CABで販
売されているものである。これらの最も好ましいベタイ
ンは、式 (式中、R′3はC8〜C18アルキル基から選ばれ、Mは水
素または前記のような陽イオンである) を有する。一般に、本発明の好ましいベタインは、少量
の残留アミドおよびモノクロロ酢酸ナトリウムを有する
であろう。
好適なアミノアルカノエートおよびイミノジアルカノ
エートは、式(III)および(IV) 式 R−NH(CH2)nCOOM (III) のアミノアルカノエートおよび式 R−N〔(CH2)mCOOM〕2 (IV) のイミノジアルカノエート (式中、nおよびmは1〜4であり、RはC8〜C22アル
キルまたはアルケニルであり、Mは水素または前記のよ
うなアルカリ金属またはアルカリ土類金属である)によ
って表わされる。
アミノアルカノエート式に入る両性界面活性剤の例と
しては、n−アルキルアミノプロピオネートおよびn−
アルキルイミノジプロピオネートが挙げられる。このよ
うな物質は、ヘンケルによって商品名デリファット(DE
RIPHAT)で販売されており且つミラノール・インコーポ
レーテッドによって商品名ミラタン(MIRATANE)で販売
されている。特定例としては、N−ラウリル−β−アミ
ノプロピオン酸またはその塩、およびN−ラウリル−β
−イミノ−ジプロピオン酸(デリファット160C)または
その塩、およびそれらの混合物が挙げられる。
本発明のシャンプー組成物で使用するための原料とし
て与える両性界面活性剤は、全組成物が実質上無色のま
まであるのに十分な程色に影響を与えないように十分に
無色でなければならない。
両性界面活性剤は、しばしば、所定量で通常のシャン
プー組成物で使用され且つ本組成物に好ましい色を超え
る色度を付与する形で供給されている。本組成物で利用
する両性界面活性剤は、最終製品の全吸光度値がここに
記載の限度内であるように十分に無色でなければならな
い。減少された色の両性界面活性剤原料は、当業者によ
り、例えば、クリーナー、より純粋な原料および界面活
性剤の使用または反応混合物が界面活性剤の製造時に高
温にさらされる時間を最小限にすることにより容易に製
造できる。好適な界面活性剤は、現在市販されており、
例えば、ゴールドシュミットからのテゴベタインL−7
(R等級)である。
好ましくは、両性界面活性剤、並びに組成物に加える
他の界面活性剤は、1.0cmの経路の長さ中で440nmでの30
%水溶液中の吸光度値約0.1以下、より好ましくは約0.0
5以下、最も好ましくは約0.035以下を示すであろう。
N−アシルアミノ酸界面活性剤 本発明のシャンプー組成物は、N−アシルアミノ酸界
面活性剤約0.5%〜約10%、好ましくは約0.5%〜約5
%、より好ましくは約1%〜約5%を含む。
N−アシルアミノ酸界面活性剤としては、本発明の目
的で、N−アシルヒドロカルビル酸およびそれらの塩、
例えば、次の通り式V 〔式中、R1はC8〜C24アルキルまたはアルケニル基、好
ましくはC12〜C18であり;R2は−H、C1〜C4アルキル、
フェニル、または−CH2COOM、好ましくはC1〜C4アルキ
ル、より好ましくはC1〜C2アルキルであり;R3は−CR4 2
−またはC1〜C2アルコキシ(各R4は独立に−HまたはC1
〜C6アルキルまたはアルキルエステルである)であり、
nは1〜4、好ましくは1または2であり;Mは−Hまた
は前記のような陽イオン、好ましくはナトリウム、カリ
ウムなどのアルカリ金属である〕 で表わされるものが挙げられる。
各種のN−アシル酸界面活性剤およびそれらの合成
は、ワーナー・エム・リンフィールド編のAnionic Surf
actants,Part II,Surfactant Science Series,Vol.VII,
マルセル・デッカー・インコーポレーテッド(ニューヨ
ークおよびベーゼル),1976;pp581−617に記載されてい
る。
R2がメチル、R3が−CH2−、nが1である式Vの化合
物(N−アシルサルコシネートとして既知)およびそれ
らの酸が、特に好ましい。特定例としては、ラウロイル
サルコシネート、ミリストイルサルコシネート、ココイ
ルサルコシネート、およびオレオイルサルコシネート
(好ましくはナトリウム塩形およびカリウム塩形で)が
挙げられる。
ここに記載の界面活性剤の目的で、「アルキル」また
は「アルケニル」なる用語は、エーテル、ポリエーテル
結合などの1個以上の中間結合、またはヒドロキシル、
ハロゲン基などの非官能置換基(基は疎水特性を有する
ままである)を含有してもよい基の混合物を包含するこ
とを理解すべきである。
香料 香料は、ヘアケア組成物の高度に望ましいエレメント
である。その理由は、それらがシャンプーの他の成分の
望ましくないにおいをマスクでき並びに心地よい美観芳
香を与えることができるからである。従って、香料は、
本組成物で必須の成分である。
各種の香料は、当業者に既知であり且つ市販されてい
る。使用する特定の香料は、大部分、選択事項である。
しかしながら、香料は、顕著なアロマを組成物に与える
か組成物の望ましくないアロマをマスクするのに有効な
量で使用すべきである。
一般に、組成物は、カルボニル官能性を含有する香料
化合物約0.05%〜約10%、好ましくは約0.1%〜約7
%、より好ましくは約0.1%〜約3%を含むであろう。
ここで使用する香料化合物は、芳香的に活性な成分を意
味する一方、「香料」または「香料成分」は、全香料化
合物および付随の香料溶媒を包含する。
香料は、当業者によって各種の芳香および強度で製造
する。典型的な香料は、アークタンダーのパーヒューム
・エンド・フレーバー・ケミカルズ(アロマ・ケミカル
ズ),Vol.I.およびII(1969)およびアークタンダーの
パーヒューム・エンド・フレーバー・マテリアルズ・オ
ブ・ナチュラル・オリジン(1960)に記載されている。
カルボニル含有香料化合物としては、アルデヒド、ケ
トンおよびエステルが挙げられる。これらの物質は。脂
肪族(飽和または不飽和)、芳香族、複素環式、または
脂環式であることができる。一般に、それらは、約6〜
約18個の炭素原子を有するであろう。
脂肪族アルデヒド香料化合物としては、ヘキシルアル
デヒド、ヘプチルアルデヒド、オクチルアルデヒド、デ
シルアルデヒド、オクチルアルデヒド、デシルアルデヒ
ド、ウンデシルアルデヒド、ウンデシリンアルデヒド、
ラウリンアルデヒド、メチルモニルアセトアルデヒド、
ミリスチンアルデヒド、およびノニルアルデヒドが挙げ
られる。芳香族アルデヒドとしては、アミルシンナムア
ルデヒド、ヘキシルシンナムアルデヒドなどのシンナム
アルデヒド、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、ベン
ズアルデヒド、およびバニリンが挙げられる。複素環式
アルデヒドとしては、ピペロナールおよびフランが挙げ
られる。
脂肪族ケトン香料化合物としては、ヘキサノン、ヘプ
タノン、オクタナン、ヨノン、ウンデカラクトン、ノナ
ラクトン(γ−ノニルラクトン)、ショウノウ、α−メ
トルヨノン(γ−ウンデシルラクトン)、γ−メチルヨ
ノン、およびβ−メチルナフチルケトンが挙げられる。
脂環式ケトンとしては、例えば、アミルシクロヘキサノ
ンが挙げられる。芳香族ケトンとしては、β−ナフチル
メチルケトン、p−ヒドロキシフェノールブタノン、ラ
エボカルボン、およびムスクケトンが挙げられる。複素
環式ケトンとしては、ツヨン、セドレノン、およびエキ
サルトリドが挙げられる。
脂肪族エステル香料化合物としては、酢酸エステル、
酪酸エステルおよびギ酸エステル、例えば、酪酸エチ
ル、ギ酸エチル、酢酸ブチル、酪酸イソプロピル、ギ酸
エチル、酢酸cis−3−ヘキセニル、アセト酢酸エチ
ル、およびフェニル酢酸フェニルエチル、オクチン炭酸
メチルなどの炭酸エステル、およびフタル酸ジエチルな
どのフタル酸エステルが挙げられる。複素環式エステル
としては、ギ酸セドリルおよび酢酸セドリルが挙げられ
る。芳香族エステルとしては、酢酸ベンジル、サリチル
酸ベンジル、酢酸cis−3−ヘキセニル、サリチル酸cis
−3−ヘキセニル、およびアントラニル酸メチルが挙げ
られる。他のエステルとしては、脂環式エステルおよび
脂肪族/脂環式エステル、例えば、酢酸4−t−ブチル
シクロヘキシルが挙げられる。エステル香料としては、
花物質および果物および動物ノート(例えば、シベッ
ト、カストリウムおよびムスクの天然単離物)に由来す
る物質も挙げられる。
香料溶媒は、技術上周知であり且つ通常のもの、例え
ば、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、
C1〜C6アルコールなどは、ここで使用できる。
水 本発明のシャンプー組成物は、水も含むであろう。一
般に、組成物は、水約50%〜約90%、好ましくは水約60
%〜約85%、より好ましくは約65%〜約85%を含有する
であろう。
シャンプー組成物 本発明のシャンプーは、アルキルサルフェート界面活
性剤を実質上含まない。その理由は、アルキルサルフェ
ートが皮膚に比較的苛酷であるからである。一般に市販
のアルキルエトキシ化サルフェート原料に存在する結果
として存在する若干のアルキルサルフェートがあるであ
ろうことが認識される。例えば、市販のアルキル(3)
エトキシ化サルフェートは、典型的には、アルキルサル
フェート約20重量%を含有し;市販のアルキル(2)エ
トキシ化サルフェートは、アルキルサルフェート約25%
〜約40%を含有する。本発明の目的で、アルキルサルフ
ェートを実質上含まないとは、本組成物がアルキルサル
フェート対アルキルエトキシ化サルフェート(平均エト
キシ化度2.5以上)の重量比約0.35以下、好ましくは約
0.30以下、より好ましくは約0.25以下を有しているべき
であることを意味する。平均エトキシ化水準2.5未満を
有するアルキルエトキシ化サルフェートの場合には、比
率は、約0.40以下、好ましくは約0.35以下、より好まし
くは約0.30以下、最も好ましくは約0.25以下であるべき
である。アルキルエトキシ化サルフェートの場合に固有
に生ずるもの以外は追加量のアルキルサルフェートを加
えないことが好ましい。
狭範囲エトキシレートは、アルキルサルフェート対ア
ルキルエトキシ化サルフェートの重量比を下げるために
使用できる。「狭範囲エトキシレート」は、アルキルサ
ルフェートおよび場合によってアルキルエトキシ化サル
フェートを所望のエトキシ化度の範囲外に減少するよう
に加工したアルキルエトキシ化サルフェート界面活性剤
を意味する。狭範囲エトキシレートの使用は、約0.2と
同じ位の低い比率または約0.1以下の低い比率を含めて
アルキルサルフェート対アルキルエトキシ化サルフェー
トの重量比を下げるために使用できる。
本発明のシャンプー組成物は、好ましくは、脂肪(例
えば、C12〜C20)モノアルカノールアミド、ジアルカノ
ールアミドなどのアミド増泡剤を実質上含まない。その
理由は、これらの物質が皮膚に苛酷であることがあり且
つ本組成物で必要ではないからである。「アミド増泡剤
を実質上含まない」は、本組成物がアミド増泡剤約1.0
重量%以下、好ましくは約0.5重量%以下、より好まし
くは約0.2重量%以下を含有できることを意味する。最
も好ましくは、アミド増泡剤は、加えない。
本発明の必須のアスペクトとして、シャンプー組成物
は、アンモニアおよび第一級アミンを実質上含まない。
「アンモニウムイオンおよび遊離第一級アミンを実質上
含まない」は、本組成物がアンモニア(アンモニウムイ
オンを含めて)および第一級アミン(遊離アミンおよび
プロトン化第一級アミンを含めて)約0.1重量%以下、
好ましくは約0.05%以下を含有できることを意味する。
また、皮膚に不当に苛酷である他の成分は、本発明の
シャンプー組成物に加えないことが好ましい。
本発明のシャンプー組成物は、実質上無色であり且つ
長期期間にわたって実質上無色のままであることができ
る。ここで使用する実質上無色は、シャンプーが透明で
あると共に色の欠如によって特徴づけられることを意味
する。より詳細には、本発明のシャンプー組成物は、38
℃で30日間貯蔵後に1.0cmの経路の長さ中で440nmでの吸
光度値約0.030以下、好ましくは約0.025以下を有する。
吸光度値は、技術上既知の通常の技術に従って分光光度
計を利用して測定する。
追加成分 本発明の組成物は、シャンプーおよび他のヘアおよび
皮膚クレンジング組成物用技術で有用であるか使用する
ことが既知である各種の任意成分を含有できる。例示の
追加成分は、後述する。
使用できる追加の界面活性剤としては、他の陰イオン
界面活性剤、非イオン界面活性剤、および両性界面活性
剤、並びに双性界面活性剤および陽イオン界面活性剤が
挙げられる。
陰イオン界面活性剤 好適な種類の陰イオン界面活性剤は、一般式 R1−SO3−M (式中、R1は炭素数約8〜約24、好ましくは約12〜約18
の直鎖または分枝鎖飽和脂肪族炭化水素基からなる群か
ら選ばれ;Mは陽イオンである) の水溶性有機塩である。重要な例は、脱色および加水分
解を含めた既知のスルホン化法に従って得られた炭素数
約8〜約24、好ましくは炭素数約12〜約18のイソ−、ネ
オ−、およびn−パラフィンを含めたメタン系列の炭化
水素とスルホン化剤、例えば、SO3、H2SO4、オレウムと
の有機硫酸反応生成物の塩である。アルカリ金属スルホ
ン化C1218パラフィンが、好ましい。
本発明の用語内に入る陰イオン界面活性剤の追加例
は、イセチオン酸でエステル化され、水酸化ナトリウム
で中和された脂肪酸(例えば、脂肪酸はヤシ油に由来す
る)の反応生成物;メチルタウリドの脂肪酸アミドのナ
トリウム塩またはカリウム塩(脂肪酸は、例えば、やし
油に由来する)である。この種の他の陰イオン合成界面
活性剤は、米国特許第2,486,921号明細書、第2,486,922
号明細書および第2,396,278号明細書に記載されてい
る。
なお他の陰イオン界面活性剤としては、スクシナメー
トと示される種類が挙げられる。この種類としては、N
−オクタデシルスルホスクシンアミド酸二ナトリウム、
N−(1,2−ジカルボキシエチル)−N−オクタデシル
スルホスクシンアミド酸四ナトリウム、スルホコハク酸
ナトリウムのジアミルエステル、スルホコハク酸ナトリ
ウムのジヘキシルエステル、スルホコハク酸ナトリウム
のジオクチルエステルなどの界面活性剤が挙げられる。
ここで利用される他の好適な陰イオン界面活性剤は、
炭素数約12〜約24のオレフィンスルホネートである。
「オレフィンスルホネート」なる用語は、非複合化三酸
化硫黄によってα−オレフィンをスルホン化した後、反
応で生成されたいかなるスルホンも加水分解して対応ヒ
ドロキシ−アルカンスルホネートを与えるような条件下
で酸性反応混合物を中和することによって生成できる化
合物を意味するようにここで使用される。三酸化硫黄
は、液状またはガス状であることができ、液状形態で使
用する時には通常(必ずしもそうではないが)不活性希
釈剤、例えば、液体SO2、塩素化炭化水素などによって
希釈し、またはガス状形態で使用する時には空気、窒
素、ガス状SO2などによって希釈する。
別の種類の陰イオン界面活性剤は、β−アルキルオキ
シアルカンスルホネートである。これらの化合物は、次
式: 〔式中、R1は炭素数約6〜約20の直鎖アルキル基であ
り、R2は炭素数約1(好ましい)〜約3の低級アルキル
基であり、Mは水溶性陽イオンである〕 を有する。
多くの追加の合成陰イオン界面活性剤は、M.C.パブリ
ッシング・コーポレーションによって発行されているマ
ッカチェオンズ・エマルジファイヤーズ・エンド・デタ
ージェンツ、1989、アニュアル(ここに参考文献として
編入)に記載されている。また、1975年12月30日発行の
ローリン等の米国特許第3,929,678号明細書は、多くの
他の陰イオン界面活性剤並びに他の界面活性剤型を開示
しており且つここに参考文献として編入する。石鹸も、
勿論、使用できる陰イオン洗剤界面活性剤の範囲内に入
る。
非イオン界面活性剤 各種の非イオン界面活性剤は、使用できる。非イオン
界面活性剤としては、アルキレンオキシド基(性状が親
水性)と性状が脂肪族またはアルキル芳香族であっても
よい有機疎水性化合物との縮合によって生成される化合
物と広く定義されるものが挙げられる。非イオン界面活
性剤の種類の例は、下記の通りである: 1.アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物、
例えば、直鎖または分枝鎖配置のいずれかに約6〜約20
個、好ましくは約6〜約12個の炭素原子を有するアルキ
ル基を有するアルキルフェノールとエチレンオキシドと
の縮合物(前記エチレンオキシドはアルキルフェノール
1モル当たり約10〜約60モルに等しい量で存在する)。
このような化合物中のアルキル置換基は、例えば、重合
されたプロピレン、ジイソブチレン、オクタン、または
ノナンから誘導してもよい。
2.組成が所望の疎水性エレメントと親水性エレメントと
の間のバランスに応じて変化してもよいエチレンジアミ
ン生成物とプロピレンオキシドとの反応から生ずる生成
物とエチレンオキシドとの縮合から誘導されるもの。例
えば、エチレンジアミンと過剰のプロピレンオキシドと
の反応生成物から構成される疎水性ベース(該ベースは
約2,500〜約3,000程度の分子量を有する)とエチレンオ
キシド基との反応から生ずるポリオキシエチレン約40〜
約80重量%を含有し且つ分子量約5,000〜約11,000を有
する化合物で、満足である。
3.直鎖または分枝鎖配置のいずれかに約8〜約18個の炭
素原子を有する脂肪族アルコールとエチレンオキシドと
の縮合物、例えば、ココナツアルコール1モル当たり約
10〜約30モルのエチレンオキシドを有するココナツアル
コールエチレンオキシド縮合物(ココナツアルコール画
分は約10〜約14個の炭素原子を有する)。
4.下記の一般式 R1R2R3N→O (式中、R1は炭素数約8〜約18のアルキル、アルケニル
またはモノヒドロキシアルキル基、0〜約10個のエチレ
ンオキシド部分、および0〜約1個のグリセリル部分を
含有し、R2およびR3は約1〜約3個の炭素原子および0
〜約1個のヒドロキシ基を含有し、例えば、メチル、エ
チル、プロピル、ヒドロキシエチル、またはヒドロキシ
プロピル基である) に対応する長鎖第三級アミンオキシド。式中の矢印は、
半極性結合の通常の表示である。本発明で使用するのに
好適なアミンオキシドの例としては、ジメチルドデシル
アミンオキシド、オレイルジ(2−ヒドロキシエチル)
アミンオキシド、ジメチルオクチルアミンオキシド、ジ
メチルデシルアミンオキシド、ジメチルテトラデシルア
ミンオキシド、3,6,9−トリオキサヘプタデシルジエチ
ルアミンオキシド、ジ(2−ヒドロキシエチル)テトラ
デシルアミンオキシド、2−ドデコキシエチルジメチル
アミンオキシド、3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロ
ピルジ(3−ヒドロキシプロピル)アミンオキシド、ジ
メチルヘキサデシルアミンオキシドが挙げられる。
5.下記の一般式 RR′R″P→O (式中、Rは鎖長中に約8〜約18個の炭素原子を有する
アルキル、アルケニルまたはモノヒドロキシアルキル
基、0〜約10個のエチレンオキシド部分および0〜約1
個のグリセリル部分を含有し、R′およびR″は各々炭
素数約1〜約3のアルキルまたはモノヒドロキシアルキ
ル基である) に対応する長鎖第三級ホスフィンオキシド。式中の矢印
は、半極性結合の通常の表示である。好適なホスフィン
オキシドの例は、ドデシルジメチルホスフィンオキシ
ド、テトラデシルジメチルホスフィンオキシド、テトラ
デシルメチルエチルホスフィンオキシド、3,6,9−トリ
オキサオクタデシルジメチルホスフィンオキシド、セチ
ルジメチルホスフィンオキシド、3−ドデコキシ−2−
ヒドロキシプロピルジ(2−ヒドロキシエチル)ホスフ
ィンオキシド、ステアリルジメチルホスフィンオキシ
ド、セチルエチルプロピルホスフィンオキシド、オレイ
ルジエチルホスフィンオキシド、ドデシルジエチルホス
フィンオキシド、テトラデシルジエチルホスフィンオキ
シド、ドデシルジプロピルホスフィンオキシド、ドデシ
ルジ(ヒドロキシメチル)ホスフィンオキシド、ドデシ
ルジ(3−ヒドロキシエチル)ホスフィンオキシド、テ
トラデシルメチル−2−ヒドロキシプロピルホスフィン
オキシド、オレイルジメチルホスフィンオキシド、2−
ヒドロキシドデシルジメチルホスフィンオキシドであ
る。
6.炭素数約1〜約3の1つの短鎖アルキルまたはヒドロ
キシアルキル基(通常メチル)および炭素数約8〜約20
のアルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、または
ケトアルキル基、0〜約10個のエチレンオキシド部分お
よび0〜約1個のグリセリル部分を包含する1つの疎水
性長鎖を含有する長鎖ジアルキルスルホキシド。例とし
ては、オクタデシルメチルスルホキシド、2−ケトトリ
デシルメチルスルホキシド、3,6,9−トリオキサオクタ
デシル2−ヒドロキシエチルスルホキシド、ドデシルメ
チルスルホキシド、オレイル3−ヒドロキシプロピルス
ルホキシド、テトラデシルメチルスルホキシド、3−メ
トキシトリデシルメチルスルホキシド、3−ヒドロキシ
トリデシルメチルスルホキシド、3−ヒドロキシ−4−
ドデコキシブチルメチルスルホキシドが挙げられる。
7.ポリソルベート、例えば、脂肪酸のスクロースエステ
ル。このような物質、例えば、スクロースココエート
〔主としてモノエステルからなるヤシ油酸のスクロース
エステルの混合物、リタから商品名グリロッテン(GLIL
LOTEN)LSE87K、クロダからクロデスタ(CRODESTA)SL
−40で販売〕は、米国特許第3,480,616号明細書に記載
されている。
8.炭素数約6〜約30、好ましくは炭素数約10〜約16の疎
水基および多糖(例えば、ポリグリコシド)親水基を有
するアルキル多糖非イオン界面活性剤は、1986年1月21
日発行のレナドの米国特許第4,565,647号明細書に開示
されている。多糖は、約1.0〜約10、好ましくは約1.3〜
約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7個の糖単位を含有で
きる。炭素数5または6のいかなる還元糖も、使用で
き、例えば、グルコシル部分の代わりにグルコース、ガ
ラクトースおよびガラクトシル部分が、使用できる(場
合によって、疎水基は、2位、3位、4位などで結合し
て、このようにグルコシドまたはガラクトシドに対立す
るものとしてグルコースまたはガラクトースを与え
る)。糖間結合は、例えば、追加の糖単位の1位と前の
糖単位上の2位、3位、4位および/または6位との間
にあることができる。
場合によって、余り望ましくないが、疎水部分と多糖
部分とを結合するポリアルキレンオキシド鎖があること
ができる。好ましいアルキレンオキシドは、エチレンオ
キシドである。典型的疎水基としては、炭素数約8〜約
18、好ましくは約10〜約16の飽和または不飽和分枝また
は非分枝アルキル基が挙げられる。好ましくは、アルキ
ル基は、直鎖飽和アルキル基である。アルキル基は、約
3個までのヒドロキシ基を含有することができ且つ/ま
たはポリアルキレンオキシド鎖は、約10個まで、好まし
くは5個未満のアルキレン部分を含有することができ
る。好適なアルキル多糖類は、オクチル、ノニルデシ
ル、ウンデシルドデシル、トリデシル、テトラデシル、
ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、およびオ
クタデシル、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−、およ
びヘキサグルコシド、ガラクトシド、ラクトシド、グル
コース、フルクトシド、フルクトースおよび/またはガ
ラクトースである。好適な混合物としては、ココナツア
ルキル、ジ−、トリ−、テトラ−、およびペンタグルコ
シドおよびタローアルキルテトラ−、ペンタ−、および
ヘキサグルコシドが挙げられる。
9.式 RC(O)OCH2CH(OH)CH2(OCH2CH2)OH (式中、nは約5〜約200、好ましくは約20〜約100、よ
り好ましくは約30〜約85であり、RC(O)−はエステル
であり、Rは炭素数約7〜19、好ましくは炭素数約9〜
17、より好ましくは炭素数約11〜17、最も好ましくは炭
素数約11〜14の脂肪族基からなる) で表わされるようなポリエチレングリコール(PEG)グ
リセリル脂肪酸エステル。nが約20〜約100であるもの
とC12〜C18、好ましくはC12〜C15脂肪酸エステルとの組
み合わせは、起泡に対する最小限の悪影響のために、好
ましくない。
これらの界面活性剤の好適なグリセリル脂肪酸エステ
ル部分としては、グリセリルココエート、グリセリルタ
ローエート、グリセリルパルミテート、グリセリルステ
アレート、グリセリルラウレート、グリセリルオレエー
ト、グリセリルリシノレエート、およびパーム油、アー
モンド油、トウモロコシ油などのトリグリセリドから誘
導されるグリセリル脂肪酸エステルが挙げられる。
使用できる他の界面活性剤としては、技術上既知の第
四級アンモニウム界面活性剤などの可溶性陽イオン界面
活性剤、および他の両性界面活性剤および双性界面活性
剤が挙げられる。
コンディショニング剤 本発明の任意成分は、ヘアまたは皮膚をコンディショ
ニングするのに好適な可溶性コンディショニング剤であ
る。
エチレンオキシドまたはエチレンオキシドとプロピレ
ンオキシドとの混合物も使用してもよいが、好適なコン
ディショナーとしては、例えば、ポリプロピレンオキシ
ド変性ジメチルポリシロキサン(例えば、ダウ・コーニ
ングDC−1248)などの可溶性ポリエーテルシロキサン共
重合体が挙げられる。エチレンオキシドおよびポリプロ
ピレンオキシド量は、水および本組成物中の溶解性を与
えるのに十分な程高くなければならない。
ふけとり剤 シャンプー組成物は、1種以上のふけとり剤も含有で
きる。可溶性ふけとり剤は、使用すべきである。
ヒドロキシピリドン塩は、コスメティックス・エンド
・ドラッグ・プリザーベーション、プリンシプルズ・エ
ンド・プラクティス(Cosmetics and Drug Preservatio
n,Principles and Practice),第742頁(J.カブラ編、
1984年)(ここに参考文献として編入)に開示されてい
る。ここで使用するヒドロキシピリドン塩としては、一
般に、6位に脂肪族または芳香族部分(R)(式中、少
なくとも1:3、好ましくは2〜6、より好ましくは3〜
5.5の因子を有する)を有する1−ヒドロキシ−4−メ
チル−(1H)−ピリドンと記載されるものが挙げられ
る。因子は、置換基の親油性/親水性の尺度であり且つ
W.ジットマー、E.ドラッカリーおよびH.ウルバッチによ
る論文,J.Med.Chem.17(7),753−6(1974)およびそ
こに引用の文献(それらのすべてをここに参考文献とし
て編入)に詳細に定義されている。
構造に関しては、好ましいR置換基は、線状および分
枝C3〜C11、好ましくはC6〜C11アルキルおよびアルケニ
ル基、C5〜C8シクロアルキル基、およびC5〜C8、好まし
はC6アリール基から選ばれる。前記の環式部分は、C4
での1個以上のアルキルまたはアルケニル基で置換する
こともできる。R基は、ハロゲン原子で更に置換でき
る。前記のうち、好ましいR部分は、シクロヘキシルお
よび2,4,4−トリメチルペンチルであり、後者が高度に
好ましい。
前記化合物は、遊離形で使用できるとともに、塩、例
えば、有機塩基または無機陽イオンとの塩として使用で
きる。低分子量アルカノールアミンが、特に好ましい有
機塩基である。ここで使用するのに好ましいヒドロキシ
ピリドン塩は、ピロクトンオラミンまたはオクトピロッ
クスとして既知のモノエタノールアミン塩である。前記
のコスメティックス・エンド・ドラッグ・プリザーベー
ション参照。
他の任意成分 本組成物は、各種の他の非必須任意成分を含有でき
る。このような任意成分としては、例えば、ベンジルア
ルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン、イミダ
ゾリジニル尿素などの防腐剤;陽イオンコンディショニ
ング界面活性剤と陽イオンコンディショニング重合体と
の両方を含めた陽イオンコンディショニング剤;脂肪ア
ルコール;BASFワイアンドットによって提供されるプル
ロニック(Pluronic)F88などのエチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドとのブロック重合体;塩化ナトリウ
ム、硫酸ナトリウム、キシレンスルホン酸塩などの粘度
調整剤;プロピレングリコール;ポリビニルアルコー
ル;エチルアルコール;ユニオン・カーバイド・コーポ
レーション(米国コネティカット州ダンベリー)からユ
ーケア・ポリマー(UCARE POLYMER)JRシリーズの物
質、例えば、ユーケア・ポリマーJR−30M、JR−125、JR
−400で市販されているポリクォータニウム(Polyquate
rnium)−10(トリメチルアンモニウム置換エポキシド
と反応されたヒドロキシエチルセルロースの高分子第四
級アンモニウム塩に対してコスメチック・トイレットリ
ー・エンド・フラグランス・アソシエーション(CTFA)
によって示される工業的用語)などの増泡剤;最終シャ
ンプー組成物用の追加のpH調整剤、例えば、クエン酸、
コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
など;香料;染料;およびエチレンジアミン四酢酸二ナ
トリウムなどの金属イオン封鎖剤が挙げられる。
使用できる別の種類の沈殿防止剤は、カルボキシビニ
ル重合体である。好ましい重合体は、1957年7月2日発
行のブラウンの米国特許第2,798,053号明細書(ここに
参考文献として編入)に記載のようなポリアリルスクロ
ースで架橋されたアクリル酸の共重合体である。これら
共重合体は、B.F.グッドリッチ・カンパニーによって、
例えば、カルボポール(Carbopol)934、940、941、お
よび956として提供されている。
ゲル状粘度を組成物に付与できるもの、例えば、水溶
性またはコロイド水溶性重合体、例えば、セルロースエ
ーテル(例えば、ヒドロキシエチルセルロース)、グア
ーゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ヒドロキシプロピルグアーゴム、デンプンおよびデ
ンプン誘導体、および他の増粘剤、粘度調整剤、ゲル化
剤などを含めて、他の物質も、沈殿防止剤として使用で
きる。これらの物質の混合物も、使用できる。
使用できる別の種類の沈殿防止剤は、キサンタンゴム
である。シリコーンヘアコンディショニング成分用沈殿
防止剤としてキサンタンゴムを利用したシャンプー組成
物は、1988年11月29日発行のボリッチおよびウィリアム
ズの米国特許第4,788,006号明細書(ここに参考文献と
して編入)に記載されている。キサンタムゴムは、市販
されている生合成ゴム物質である。
任意成分は、典型的には、組成物の約0.01%〜約10%
の量で使用される。他の任意成分が利用できるので、任
意成分のこのリストは、包括的であることを意味しな
い。
クリーニング応用のために直接使用するための組成物
のpHは、好ましくは、2〜約10、より好ましくは約4〜
約8、最も好ましくは約5〜約8の範囲内である。
使用法 本組成物は、ヘアをクリーニングするための常法で使
用される。ヘアをクリーニングするのに有効な量の組成
物、典型的には、組成物約1g〜約20gは、ヘア(好まし
くはぬれており、一般には水でぬれている)に適用し、
次いで、すすぎ落とす。ヘアへの適用は、典型的には、
ヘアの大部分またはすべてが組成物と接触するように組
成物をヘアを通して作動させることを包含する。
実施例 下記の例は、本発明の範囲内の好ましい態様を更に説
明し且つ実施する。例は、単に例示の目的で与え且つ多
くの変更がその精神および範囲から逸脱せずに可能であ
るので、本発明の限定と解釈すべきではない。
例I〜XX 下記の例は、本発明のシャンプー組成物を例証する。
1吸光度値約0.025以下 2吸光度値約0.035以下 3吸光度値約0.025以下 4吸光度値約0.035以下 5吸光度値約0.035以下 6吸光度値約0.035以下 7ダウ・ケミカルUSA(ミシガン州ミッドランド)から
のダウ190 8クロダ・インコーポレーテッド(ニューヨーク州ニュ
ーヨーク)からのクロシックス(CROTHIX) 9全香料の約75重量%のカルボニル含有香料化合物を含
有する全香料重量% 組成物は、次の通り調製する。エトキシ化サルフェー
ト、サルコシネート、および両性界面活性剤をタンク中
で一緒に混合し、55℃に加熱する。次いで、EDTAを混合
物に溶解する。適用可能な時には、ピロクトンオラミ
ン、ジメチコンコポリオール、およびポリオールアルコ
キシエステルを攪拌下に組成物に加える。香料およびDM
DMヒダントインを加え、次いで、攪拌する。最後に、Na
Clおよびクエン酸を加え、混合物を攪拌する。
例の組成物は、優秀な使用中ヘアクリーニング、泡、
マイルドさを与えることができ且つ38℃で30日後に実質
上無色である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/075

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)式RO(C2H4O)xSO3M(式中、Rは炭素
    数約8〜約24のアルキルまたはアルケニルであり、xは
    少なくとも約2であり、Mは水溶性陽イオンである)で
    表わされるアルキルエトキシ化サルフェート陰イオン界
    面活性剤2〜20重量%、 (b)ベタイン界面活性剤、イミダゾリン界面活性剤、
    アミノアルカノエート界面活性剤、およびイミノジアル
    カノエート界面活性剤、およびそれらの混合物からなる
    群から選ばれる両性界面活性剤1〜15重量%、 (c)N−アシルアミノ酸界面活性剤またはその塩0.5
    〜10重量%、 (d)組成物の少なくとも0.05重量%のカルボニル含有
    香料化合物、および (e)水 を含んでなるシャンプー組成物であって、該シャンプー
    組成物がアルキルサルフェート陰イオン界面活性剤、第
    一級アミン、およびアンモニア、C12〜C20脂肪モノアル
    カノールアミド、C12〜C20脂肪ジアルカノールアミドを
    実質上含まず、且つ、該シャンプー組成物が38℃で30日
    間貯蔵後に1.0cmの経路の長さ中の440nmでの吸光度値0.
    030以下を有することを特徴とする、マイルドで実質上
    無色のシャンプー組成物。
  2. 【請求項2】前記両性界面活性剤が (i)式 (式中、 R1はCOOMおよび からなる群から選ばれるメンバーであり; R2は低級アルキルまたはヒドロキシアルキルであり; R3は低級アルキルまたはヒドロキシアルキルであり; R4は水素および低級アルキルからなる群から選ばれるメ
    ンバーであり; R5は高級アルキルまたはアルケニルであり; Yは低級アルキルであり; mは2〜7の整数であり; nは1または0の整数であり; Mは水素または陽イオンである) のベタイン界面活性剤; (ii)式 (式中、R1はC8〜C22アルキルまたはアルケニルであ
    り、R2は水素または CH2CO2Mであり、R3はCH2CH2OHまたは CH2CHOCH2CH2COOMであり、R4は水素、CH2CH2OH、 またはCH2CH2OCH2CH2COOMであり、ZはCO2Mまたは CH2CO2Mであり、nは2または3であり、Mは水素また
    は陽イオンである)を有する両性界面活性剤;および (iii)式 R−NH(CH2)nCOOM のアミノアルカノエートおよび式 R−N〔(CH2)mCOOM〕2 のイミノジアルカノエート (式中、nおよびmは1〜4であり、RはC8〜C22アル
    キルまたはアルケニルであり、Mは水素または前記のよ
    うなアルカリ金属またはアルカリ土類金属である); (iv)およびそれらの混合物 からなる群から選ばれる、請求項1に記載のシャンプー
    組成物。
  3. 【請求項3】前記N−アシルアミノ酸界面活性剤または
    その塩が式 〔式中、R1はC8〜C24アルキルまたはアルケニル基であ
    り;R2は−H、C1〜C4アルキル、フェニル、または−CH
    2COOMであり;R3は−C−R4 2−であり、nは1〜4であ
    り;R4はH、C1〜C6アルキル、またはC1〜C6アルキルエ
    ステルであり;MはHまたは陽イオンである〕 を有するか、それらの混合物である、請求項2に記載の
    シャンプー組成物。
  4. 【請求項4】前記ベタイン界面活性剤におけるYがメチ
    レンである、請求項2に記載のシャンプー組成物。
  5. 【請求項5】前記N−アシルアミノ酸界面活性剤がN−
    アシルサルコシネート界面活性剤である、請求項3に記
    載のシャンプー組成物。
  6. 【請求項6】前記組成物が前記アルキルエトキシ化サル
    フェート5〜15重量%、前記両性界面活性剤1.5%〜10
    重量%、および前記N−アシルアミノ酸界面活性剤0.5
    %〜5重量%を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記
    載のシャンプー組成物。
  7. 【請求項7】前記両性界面活性剤の30%水溶液が1.0cm
    の経路の長さ中の440nmでの吸光度値0.035以下を有す
    る、請求項1〜6のいずれか1項に記載のシャンプー組
    成物。
  8. 【請求項8】前記シャンプーの前記吸光度値が38℃で30
    日後に0.025以下である、請求項1〜7のいずれか1項
    に記載のシャンプー組成物。
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