JP2870938B2 - プリント基板用ガラスクロス - Google Patents
プリント基板用ガラスクロスInfo
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
- Y02P40/57—Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本願はガラスクロスに関するもので、特にプリント基
板用基材として適するガラスクロスに関するものであ
る。
板用基材として適するガラスクロスに関するものであ
る。
<従来の技術> ガラスクロスは樹脂補強用として広く用いられている
が、近年はプリント基板用としての利用度が高い。
が、近年はプリント基板用としての利用度が高い。
ガラス繊維は底面に多数のノズルを有するブッシング
から溶融ガラスを引きだし、高速で延伸し、塗付装置に
より集束剤を塗付しながら集束ローラーで集束し、巻取
チューブに巻取り、製造される。ガラスヤーンの場合
は、このようにして製造されたガラス繊維ストランドを
撚りをかけながら巻返しガラスヤーンとされる。
から溶融ガラスを引きだし、高速で延伸し、塗付装置に
より集束剤を塗付しながら集束ローラーで集束し、巻取
チューブに巻取り、製造される。ガラスヤーンの場合
は、このようにして製造されたガラス繊維ストランドを
撚りをかけながら巻返しガラスヤーンとされる。
ガラスクロスを構成しているガラスヤーンは通常フィ
ラメント径が5〜13μmのモノフィラメントを数100本
引き揃え、糸の形態を維持するために撚りを加えられた
ものである。ガラスクロスに使用されるガラスヤーンは
合撚糸や単糸(片撚り糸)であるが、プリント基板用ガ
ラスクロスの場合は単糸が使用される場合が多い。これ
は加工コストの問題とプリプレグ製造時の樹脂の含浸性
のためである。合撚糸の場合は一般に撚数が大きいため
にプリプレグ用樹脂にガラスクロスを含浸した場合、樹
脂が糸の内部まで入りにくい。従って、できたプリント
基板の物性も不充分なものとなりやすい。このためプリ
ント基板用のガラスクロスとしては、単糸が多用されて
いる。
ラメント径が5〜13μmのモノフィラメントを数100本
引き揃え、糸の形態を維持するために撚りを加えられた
ものである。ガラスクロスに使用されるガラスヤーンは
合撚糸や単糸(片撚り糸)であるが、プリント基板用ガ
ラスクロスの場合は単糸が使用される場合が多い。これ
は加工コストの問題とプリプレグ製造時の樹脂の含浸性
のためである。合撚糸の場合は一般に撚数が大きいため
にプリプレグ用樹脂にガラスクロスを含浸した場合、樹
脂が糸の内部まで入りにくい。従って、できたプリント
基板の物性も不充分なものとなりやすい。このためプリ
ント基板用のガラスクロスとしては、単糸が多用されて
いる。
<発明が解決しようとする課題> プリント基板用ガラスクロスは、通常は脱油工程を経
て集束剤を除去し、更にシランカップリング剤を表面処
理工程により付着し使用されている。ガラス繊維の集束
剤としては、澱粉糸の集束剤が用いられ、一般には、加
熱により焼きとばす加熱脱油法が採用されている。
て集束剤を除去し、更にシランカップリング剤を表面処
理工程により付着し使用されている。ガラス繊維の集束
剤としては、澱粉糸の集束剤が用いられ、一般には、加
熱により焼きとばす加熱脱油法が採用されている。
ガラスクロスを加熱脱油する場合、クロスを鉄芯に巻
き取りロール状として、バッチ式の炉に入れ、高温で長
時間加熱し、集束剤を焼きとばす。従って集束剤の付着
量の多いヤーンや、マイグレーション部分等は脱油され
にくくなる。又最近の傾向として、ロール当りの巻量が
長尺化し、2000m〜4000m/ロールとなってきている。巻
量が多くなると当然巻径も大きくなるためロール内層部
の脱油性が問題になってくる。このような点からも脱油
性の良いガラスクロスの要求が強い。
き取りロール状として、バッチ式の炉に入れ、高温で長
時間加熱し、集束剤を焼きとばす。従って集束剤の付着
量の多いヤーンや、マイグレーション部分等は脱油され
にくくなる。又最近の傾向として、ロール当りの巻量が
長尺化し、2000m〜4000m/ロールとなってきている。巻
量が多くなると当然巻径も大きくなるためロール内層部
の脱油性が問題になってくる。このような点からも脱油
性の良いガラスクロスの要求が強い。
脱油を終えたガラスクロスは、表面処理工程によりシ
ランカップリング剤を付着される。この表面処理工程は
シランカップリング剤を調合した処理液中にガラスクロ
スを含浸し、マングルで絞液後、乾燥して処理される。
この工程では処理液がガラスクロスの糸の内部にまで浸
透し、糸の内部と外層との間でシランカップリング剤の
付着が均一であることが重要である。しかし、従来のガ
ラスクロスの場合は、この点に於て必ずしも充分とは言
えない面があった。
ランカップリング剤を付着される。この表面処理工程は
シランカップリング剤を調合した処理液中にガラスクロ
スを含浸し、マングルで絞液後、乾燥して処理される。
この工程では処理液がガラスクロスの糸の内部にまで浸
透し、糸の内部と外層との間でシランカップリング剤の
付着が均一であることが重要である。しかし、従来のガ
ラスクロスの場合は、この点に於て必ずしも充分とは言
えない面があった。
表面処理を施されたガラスクロスは、樹脂ワニスに含
浸され、プリプレグとし、プリント基板が作成される。
このプリプレグ製造工程に於ての、樹脂ワニスのガラス
クロスへの含浸が、どれだけ充分におこなわれているか
が、プリント基板の性能を大きく左右する。即ち、糸の
内部にどれだけ樹脂ワニスが浸透しているかが重要で、
プリプレグ製造時に於ける含浸スピードの速いもの、含
浸性の良いものが要求される。従来のガラスクロスで
は、樹脂ワニスの含浸性の点でも不充分であった。
浸され、プリプレグとし、プリント基板が作成される。
このプリプレグ製造工程に於ての、樹脂ワニスのガラス
クロスへの含浸が、どれだけ充分におこなわれているか
が、プリント基板の性能を大きく左右する。即ち、糸の
内部にどれだけ樹脂ワニスが浸透しているかが重要で、
プリプレグ製造時に於ける含浸スピードの速いもの、含
浸性の良いものが要求される。従来のガラスクロスで
は、樹脂ワニスの含浸性の点でも不充分であった。
<課題を解決するための手段> 本願発明者はガラスクロスを構成する経糸、緯糸が複
数本に分割されたストランドからなる0.5〜2/25mmの撚
りがかけられた単糸の分割ヤーンとすることにより上記
課題の解決をはかった。
数本に分割されたストランドからなる0.5〜2/25mmの撚
りがかけられた単糸の分割ヤーンとすることにより上記
課題の解決をはかった。
ガラスヤーンは溶融ガラスをブッシングから引きだ
し、高速で延伸し、集束剤を塗付した後、集束装置によ
り多数のフィラメントを1本のストランドとし、巻取
り、更に、巻返し工程に於て撚りをかけながら巻返し、
ガラスヤーンとされる。従って通常の方法で得られたガ
ラスヤーンは断面が比較的丸味をおびた形状となる。
し、高速で延伸し、集束剤を塗付した後、集束装置によ
り多数のフィラメントを1本のストランドとし、巻取
り、更に、巻返し工程に於て撚りをかけながら巻返し、
ガラスヤーンとされる。従って通常の方法で得られたガ
ラスヤーンは断面が比較的丸味をおびた形状となる。
本願のガラスクロスに使用されるガラスヤーンは、紡
糸する場合に複数本に分割して夫々集束し、複数のスト
ランド群を通常の綾振り装置により綾振りしながら巻取
る。このような状態で巻取チューブ上に巻取られたガラ
スストランドは、分割されたストランド同志が互に接し
ているか、又は、若干の間隔をおいて並んだ状態で巻取
られている。このような状態で巻取られたストランドを
巻返し機に於て、0.5〜2t/25mm程度の撚りをかけながら
巻返し単糸(片撚り糸)のガラスヤーンとする。このよ
うにして得られたガラスヤーンは、撚りをかけられ、且
つ、その撚数が小さいため分割ストランド同志が並列し
ているような状態にあり、従って糸の断面形状が通常の
ガラスヤーンと比較して偏平である。このような分割ガ
ラスヤーンを経糸、緯糸とし織機により織成しガラスク
ロスとする。従って本願のガラスクロスは図1及び図3
に示すように、経糸、緯糸が偏平になっている。これに
対し従来のガラスクロスの場合は、図2、図4に示す如
く丸味をおびた断面形状となっている。
糸する場合に複数本に分割して夫々集束し、複数のスト
ランド群を通常の綾振り装置により綾振りしながら巻取
る。このような状態で巻取チューブ上に巻取られたガラ
スストランドは、分割されたストランド同志が互に接し
ているか、又は、若干の間隔をおいて並んだ状態で巻取
られている。このような状態で巻取られたストランドを
巻返し機に於て、0.5〜2t/25mm程度の撚りをかけながら
巻返し単糸(片撚り糸)のガラスヤーンとする。このよ
うにして得られたガラスヤーンは、撚りをかけられ、且
つ、その撚数が小さいため分割ストランド同志が並列し
ているような状態にあり、従って糸の断面形状が通常の
ガラスヤーンと比較して偏平である。このような分割ガ
ラスヤーンを経糸、緯糸とし織機により織成しガラスク
ロスとする。従って本願のガラスクロスは図1及び図3
に示すように、経糸、緯糸が偏平になっている。これに
対し従来のガラスクロスの場合は、図2、図4に示す如
く丸味をおびた断面形状となっている。
<作用> ガラスヤーンに塗付された集束剤の除去には前記した
ような熱処理による方法、又場合によっては化学的処理
による方法等があるが、偏平な断面形状を有するヤーン
程、ヤーンの表面積が大きくなることにより、被熱又は
処理液と接触する面積が大きくなり、集束剤の除去性が
良くなる。従って、このような分割ガラスヤーンを用い
たガラスクロスは従来のガラスクロスと比較して脱油性
が向上する。又、集束剤のマイグレーションによる部分
的に付着量の多い部分の脱油不良もそけだけ起りにくく
なる。同様に集束剤の付着量の多いヤーンを使用したガ
ラスクロスの場合も脱油不良を起す可能性が少なくな
る。
ような熱処理による方法、又場合によっては化学的処理
による方法等があるが、偏平な断面形状を有するヤーン
程、ヤーンの表面積が大きくなることにより、被熱又は
処理液と接触する面積が大きくなり、集束剤の除去性が
良くなる。従って、このような分割ガラスヤーンを用い
たガラスクロスは従来のガラスクロスと比較して脱油性
が向上する。又、集束剤のマイグレーションによる部分
的に付着量の多い部分の脱油不良もそけだけ起りにくく
なる。同様に集束剤の付着量の多いヤーンを使用したガ
ラスクロスの場合も脱油不良を起す可能性が少なくな
る。
ガラスクロスの表面処理工程に於ても、偏平な断面形
状を有するガラスヤーンの方が、表面積が大きくなり、
それだけ表面処理液と直接接触する部分が多くなり、又
ガラスヤーンの断面が薄くなることにより、表面処理液
が糸の内部に浸透しやすくなる。従ってこのようなガラ
スヤーンを用いたガラスクロスは表面処理剤であるシラ
ンカップリング剤がより均一に付着することになる。こ
れはプリント基板のマトリックス樹脂であるエポキシ樹
脂やポリイミド樹脂に対するガラスクロスの親和性が均
一になることであり、ガラスクロスの補強材としての機
能を充分に発揮させうることを可能にする。
状を有するガラスヤーンの方が、表面積が大きくなり、
それだけ表面処理液と直接接触する部分が多くなり、又
ガラスヤーンの断面が薄くなることにより、表面処理液
が糸の内部に浸透しやすくなる。従ってこのようなガラ
スヤーンを用いたガラスクロスは表面処理剤であるシラ
ンカップリング剤がより均一に付着することになる。こ
れはプリント基板のマトリックス樹脂であるエポキシ樹
脂やポリイミド樹脂に対するガラスクロスの親和性が均
一になることであり、ガラスクロスの補強材としての機
能を充分に発揮させうることを可能にする。
プリント基板用基材として表面処理を施したガラスク
ロスに樹脂ワニスを含浸させ、プリプレグを作成する
が、このプリプレグ含浸工程に於て、本願発明のガラス
クロスはクロスを構成するガラスヤーンの表面積が大き
いことにより、樹脂ワニスの直接接触する部分が大きい
こと、又ヤーンの断面が薄いこと、及び、シランカップ
リング剤がヤーンの内部・外部にわたって均一に付着し
ていること等により、樹脂ワニスのガラスクロスに対す
る含浸性が良くなる。即ち糸の内部に浸透するまでの時
間が短かくなる。
ロスに樹脂ワニスを含浸させ、プリプレグを作成する
が、このプリプレグ含浸工程に於て、本願発明のガラス
クロスはクロスを構成するガラスヤーンの表面積が大き
いことにより、樹脂ワニスの直接接触する部分が大きい
こと、又ヤーンの断面が薄いこと、及び、シランカップ
リング剤がヤーンの内部・外部にわたって均一に付着し
ていること等により、樹脂ワニスのガラスクロスに対す
る含浸性が良くなる。即ち糸の内部に浸透するまでの時
間が短かくなる。
樹脂ワニスの含浸性は、できたプリント基板の性能を
左右する重要な要因で糸の内部にまで樹脂が浸透してい
ることにより、該プリプレグを積層し加熱加圧してプリ
ント基板を得る場合にプレス効果が充分に発揮され気泡
の少ないプリント基板を得ることができる。
左右する重要な要因で糸の内部にまで樹脂が浸透してい
ることにより、該プリプレグを積層し加熱加圧してプリ
ント基板を得る場合にプレス効果が充分に発揮され気泡
の少ないプリント基板を得ることができる。
<実施例> 実施例1 ECG 75 1/0(フィラメント径:9μ,フィラメント数:4
00本)を紡糸する際に、集束剤を塗付後、フィラメント
群を分割ローラにより2本に分割し、分割した状態でト
ラバースワイヤ方式の綾振り装置で綾振りながら巻取
る。このようにして得られた分割ストランドを常法によ
り巻返機で1Zの撚りをかけながら巻返しECG 75 1/0 1Z
のガラスヤーンとする。
00本)を紡糸する際に、集束剤を塗付後、フィラメント
群を分割ローラにより2本に分割し、分割した状態でト
ラバースワイヤ方式の綾振り装置で綾振りながら巻取
る。このようにして得られた分割ストランドを常法によ
り巻返機で1Zの撚りをかけながら巻返しECG 75 1/0 1Z
のガラスヤーンとする。
本実施例では澱粉系の集束剤を用い、その付着率は2.
0%にコントロールした。
0%にコントロールした。
実施例2 実施例1の分割本数を3本にした他は実施例1と同じ
条件で実施例2のガラスヤーンを製造。
条件で実施例2のガラスヤーンを製造。
実施例3 実施例1の分割本数を4本にした他は実施例1と同じ
条件で実施例3のガラスヤーンを製造。
条件で実施例3のガラスヤーンを製造。
比較例 実施例と同じ条件で紡糸し、分割せずに巻取り、巻返
したガラスヤーンを比較例のガラスヤーンとする。
したガラスヤーンを比較例のガラスヤーンとする。
実施例1〜3のガラスヤーンと比較例のガラスヤーン
を用い夫々エアジェット織機により第1表に示す仕様の
ガラスクロスを4種類作成。
を用い夫々エアジェット織機により第1表に示す仕様の
ガラスクロスを4種類作成。
上記4種類のガラスクロスについて脱油性テスト及び
樹脂の含浸性テストをおこなった結果を第2表及び第3
表に示す。
樹脂の含浸性テストをおこなった結果を第2表及び第3
表に示す。
〔樹脂の含浸性テスト〕 4種類のガラスクロスを常法により脱油をおこなった
後、表面処理(カチオニックシラン処理)をし、含浸性
テストをおこなった。
後、表面処理(カチオニックシラン処理)をし、含浸性
テストをおこなった。
10cm×10cmのガラスクロス上に10ccの樹脂を垂らしス
トランド中の気泡が抜けるまでの時間を測定する。この
測定に使用する樹脂の組成は下記の組成である。
トランド中の気泡が抜けるまでの時間を測定する。この
測定に使用する樹脂の組成は下記の組成である。
エポキシ樹脂エピコート1001(シェル化学社製エポキシ
樹脂) 100 重量部 ジシアンジアミド 2 重量部 ベンジルジメチルアミン 0.2重量部 メチルオキシトール 約100 重量部 <発明の効果> 本発明のガラスクロスによれば、ガラスヤーン中のス
トランドが複数に分割され、かつ断面形状が偏平化され
ており表面積が大きく、脱油工程に於ける集束剤除去性
がよくなり、ガラスクロスの表面処理工程に於ける表面
処理剤が内部に浸透しやすくなり、プリント基板のマト
リック樹脂の親和性が均一となり、プリプレグ含浸工程
における表面処理済みのガラスクロスへの樹脂ワニスの
含浸性がよくなる。その結果、該プリプレグを積層し加
熱加圧して気泡の少ない高品質のプリント基板が得られ
る。又含浸性がよいのでクロス厚さが180μm以上のい
わゆる厚物クロスに適用した場合に大きな効果を有する
ものである。
樹脂) 100 重量部 ジシアンジアミド 2 重量部 ベンジルジメチルアミン 0.2重量部 メチルオキシトール 約100 重量部 <発明の効果> 本発明のガラスクロスによれば、ガラスヤーン中のス
トランドが複数に分割され、かつ断面形状が偏平化され
ており表面積が大きく、脱油工程に於ける集束剤除去性
がよくなり、ガラスクロスの表面処理工程に於ける表面
処理剤が内部に浸透しやすくなり、プリント基板のマト
リック樹脂の親和性が均一となり、プリプレグ含浸工程
における表面処理済みのガラスクロスへの樹脂ワニスの
含浸性がよくなる。その結果、該プリプレグを積層し加
熱加圧して気泡の少ない高品質のプリント基板が得られ
る。又含浸性がよいのでクロス厚さが180μm以上のい
わゆる厚物クロスに適用した場合に大きな効果を有する
ものである。
図1は本発明により構成されたクロスの外観略図(2分
割ヤーン)であり、図3は図1の断面略図を示す。 図2は従来法により構成されたクロスの外観略図であり
図4は図2の断面略図を示す。 図中の記号は夫々 (イ)たて糸 (ロ)よこ糸 (ハ)たて糸 (ニ)よこ糸 を示す。
割ヤーン)であり、図3は図1の断面略図を示す。 図2は従来法により構成されたクロスの外観略図であり
図4は図2の断面略図を示す。 図中の記号は夫々 (イ)たて糸 (ロ)よこ糸 (ハ)たて糸 (ニ)よこ糸 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−318196(JP,A) 特開 昭61−194252(JP,A) 特開 昭60−145695(JP,A) 特開 昭63−267514(JP,A) 特開 昭6−276053(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03D 15/12 D03D 1/00 H05K 1/03
Claims (1)
- 【請求項1】ガラスクロスを構成する経糸、緯糸が複数
本に分割されたストランドからなる0.5〜2/25mmの撚り
がかけられた単糸の分割ヤーンであることを特徴とする
プリント基板用ガラスクロス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2045622A JP2870938B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プリント基板用ガラスクロス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2045622A JP2870938B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プリント基板用ガラスクロス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03249237A JPH03249237A (ja) | 1991-11-07 |
JP2870938B2 true JP2870938B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12724475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2045622A Expired - Fee Related JP2870938B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プリント基板用ガラスクロス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2870938B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101532229B (zh) * | 2009-03-12 | 2011-12-07 | 珠海富华复合材料有限公司 | 电子级玻璃纤维布扁平化后处理工艺 |
WO2013149400A1 (zh) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 上海宏和电子材料有限公司 | 电子级玻璃纤维布扁平化处理工艺及其生产的电子级玻璃纤维布 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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