JP2869380B2 - 充填包装方法 - Google Patents

充填包装方法

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JP2869380B2
JP2869380B2 JP8058822A JP5882296A JP2869380B2 JP 2869380 B2 JP2869380 B2 JP 2869380B2 JP 8058822 A JP8058822 A JP 8058822A JP 5882296 A JP5882296 A JP 5882296A JP 2869380 B2 JP2869380 B2 JP 2869380B2
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obliquely
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山 智 米
添 勝 行 江
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、充填包装方法に係り、特に、斜
めシールした部分を有する充填材を内在した充填包装方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充填材を充填した包装袋として、
図13に示すような、ビン口タイプと称される包装袋100
があり、ビン口付近に切り口101 を設けて、開封し易く
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た包装袋100 においては、ビン口の形状が緩やかな傾斜
を有しているため、使用目的に応じて、開封するビン口
の位置を変えて、包装袋100 に充填された充填材の排出
量を変えることが困難であるという問題点があった。
【0004】この問題点を解消するために、図14に示す
ような、急傾斜な山形状のビン口タイプの包装袋200 が
考えられる。
【0005】しかしながら、このタイプの包装袋200 に
おいては、ビン口付近に切り口201を設けても、図15に
破線で示すように、切る方向が上になったり、下になっ
たりして開封する位置が定まらず、確実性に欠けるとい
う問題点がある。
【0006】この問題点を解消するために、ビン口付近
に設ける切り口をビン口付近に近づくように深く入れる
ことが考えられるが、切り口が深くなると、深い分、包
装袋を取り扱う途中において、切り口が引っかかり易
く、容易にビン口が開封してしまう不具合が生じてしま
う。
【0007】本発明は、上記欠点を解消するようにした
充填包装方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の充填包装方法は、縦熱ロールにより筒状に
縦シールされた素材フィルムを横熱ロールに設けた螺旋
に形成された螺旋突起部に当接して斜めシールすること
により充填材を密封シールした後、斜めシールした部分
を斜めシールの方向に沿って斜め方向にカットしたもの
である。
【0009】また、請求項2記載の充填包装方法は、斜
めシールと縦シールとが交差する先端角度を鋭角とした
ものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】本発明の一実施例の充填包装方法について、
図面を参照して説明する。
【0013】図1乃至図7において、1は長手形状の素
材フィルム2を三方シ−ルして包装袋30を成形すると共
に該包装袋30内に充填材を充填する充填包装機である。
【0014】この充填包装機1は、概略的に、円筒形状
に旋回された長手形状の素材フィルム2を回転自在に軸
21で支持して、後述する縦熱ロ−ル4へ素材フィルム2
を供給する素材フィルム供給部3、素材フィルム供給部
3から供給された素材フィルム2を筒状に縦シ−ルTす
る一対の縦熱ロ−ル4、素材フィルム2の長手方向を斜
めに横切る方向に斜めシ−ルNする一対の横熱ロ−ル
5、密封シ−ル、つまり、三方シ−ル(縦シ−ルT、斜
めシ−ルN、斜めシ−ルN図8参照)した後、斜めシ−
ルした部分を斜めシ−ルの方向に沿って斜め方向にカッ
トするカット部6、包装袋に充填材を供給する材料供給
部7とから、構成されている。
【0015】長手形状の素材フィルム2は、例えば、内
面を50μ程度の厚さを有するポリエチレン、外面を1
2μ程度の厚さを有するポリエステル、内面と外面との
間にアルミが蒸着されている三層タイプのものを使用す
る。
【0016】また、上述した一対の縦熱ロ−ル4は、例
えば、約160度程度に加熱されており、素材フィルム
2を挟持して素材フィルム2を筒状に縦シ−ルすると共
に図示しないモ−タにより駆動しており、素材フィルム
供給部3から素材フィルム2を下方に位置する横熱ロ−
ル5側へと逐次送出するものである。
【0017】横熱ロ−ル5は、螺旋に形成された螺旋突
起部5aを有し、縦熱ロ−ル4と同様に、例えば、約1
30度程度に加熱されて駆動しており、一対の横熱ロ−
ル5が回転することにより、螺旋突起部5aで素材フィ
ルム2を挟持して、素材フィルム2の長手方向を斜めに
横切る方向に斜めシ−ルして下方に位置するカット部6
側へと逐次送出するものである。
【0018】カット部6は、例えば、傾斜して固定して
設けられた固定刃61と、回転自在に設けられた回転刃62
とからなっている。
【0019】そして、送出されてくる素材フィルム2
は、回転する回転刃62に当接することにより、斜めシ−
ルした部分を斜めシ−ルの方向に沿って斜め方向にカッ
トされる。
【0020】なお、斜めシ−ルした部分に回転刃62が当
接するように、縦熱ロ−ル4、横熱ロ−ル5、回転刃62
の回転数が調整されている。そして、斜めシ−ルと縦シ
−ルとが交差する先端角度αは鋭角が望ましく、その先
端角度αは、例えば、50度〜55度であり、より望ま
しくは、55度である。
【0021】また、包装袋30の両端に位置する斜めシ−
ルした部分N、Nは平行であり、斜めシ−ルした部分N
と斜めシ−ルした部分Nとの間の距離は人の手で把握で
きる程度に広く、例えば、10cm以上になるように形成し
ている。
【0022】また、充填材は、例えば、おろしわさび、
練りわさび等各種の加工わさび類、おろし生姜、練り辛
子、もみじおろし、大根おろし、練りうめ、あなごたれ
等寿司用ぬりたれ、数の子、ししゃも、たらこ、とび魚
等バラ魚卵加工品、挽き割り納豆等手巻き寿司に使用す
る加工ペ−スト食品、練りあん、だんごたれ、練りご
ま、ホイップクリ−ム、カスタ−ドクリ−ム等製菓用流
動食品等の食材に限らず、塗料等の流動性のあるもので
ある。そして、素材フィルム2が筒状に縦シ−ルされ、
底部に相当する斜めシ−ルがされた時点で筒状の素材フ
ィルム2に充填材が供給されるように、充填材供給口7
aが筒状内に臨んでいる。
【0023】なお、素材フィルム供給部3から供給され
た素材フィルム3は、案内ロ−ル22、リング状に形成さ
れた案内リング23を介して縦熱ロ−ル4へ導かれる。
【0024】8は、切り口31を入れるノッチ用カッタ
で、回転して所定の位置で切り口31を入れるようになっ
ている。ノッチ用カッタ8は、図示では、単数である
が、複数設けても良く、場合により切り口31を省略し
て、図10に示すように切り口32を印刷表示しても良い。
【0025】従って、縦熱ロ−ル5により筒状に縦シ−
ルされた素材フィルム2を横熱ロ−ル5に設けた螺旋に
形成された螺旋突起部5aに当接して斜めシ−ルするこ
とにより充填材料を密封シ−ルした後、斜めシ−ルした
部分を斜めシ−ルの方向に沿って斜め方向にカットし
て、充填しながら包装することができる。
【0026】その結果、充填材を内在した包装袋30は、
使用目的に応じて、鋭角となった斜めシ−ルと縦シ−ル
とが交差する部分の所望位置を手等で切ることにより、
供給口の大きさを容易かつ迅速に選択することができ、
例えば、充填材を練りわさびとした場合、図11に示すに
ぎりの場合は練りわさびの量を少なく、図12に示す軍艦
巻きの場合は練りわさびの量を多くしてすることができ
る。なお、図11及び図12においては、練りわさびの量を
識別するために、対象物より若干離間して図示してい
る。
【0027】また、斜めシ−ルした部分の幅は、切り口
に近い側より遠い側の斜めシ−ルした部分を広く、つま
り、図8に示すように、W1 <W2 の関係とした方が望
ましい。このように、切り口に遠い側の斜めシ−ルNの
幅を広く取ることにより、作業する際、充填材を内在し
た包装袋30を持ち易くしている。
【0028】
【発明の効果】本発明の充填包装方法は、縦熱ロールに
より筒状に縦シールされた素材フィルムを横熱ロールに
設けた螺旋に形成された螺旋突起部に当接して斜めシー
ルすることにより充填材を密封シールした後、斜めシー
ルした部分を斜めシールの方向に沿って斜め方向にカッ
トしたから、使用目的に応じて、斜めシールと縦シール
とが交差する部分の所望位置を手等で切ることにより、
供給口の大きさを容易かつ迅速に選択することができる
材料が充填された包装袋を得ることができ、しかも、横
熱ロールを螺旋に形成された螺旋突起部に、斜めシール
した部分を斜めシールの方向に沿って斜め方向にカット
する部分を改造することにより、新たな製造機械を導入
することなく、既存の三方包装機を利用して、容易に対
応することができる。
【0029】
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の充填包装方法を実
施するための充填包装機の概略的正面図である。
【図2】図2は、図1の充填包装機の概略的側面図であ
る。
【図3】図3は、図1の充填包装機の要部の概略的斜視
図である。
【図4】図4は、図1の充填包装機の縦熱ロ−ル付近の
一部を拡大して示す概略的一部拡大正面図である。
【図5】図5は、図4のB−B線による概略的断面図で
ある。
【図6】図6は、包装袋がカットされる状態を説明する
ためのもので、図1のA矢印方向から見た概略的図であ
る。
【図7】図7は、図6の包装袋が下方に移動すると共に
回転刃が包装袋に当接して包装袋を切断した状態を示す
概略的図である。
【図8】図8は、本発明の一実施例の包装袋の概略的正
面図である。
【図9】図9は、図8の斜めシ−ルと縦シ−ルとが交差
する先端角度付近を拡大して示す包装袋の概略的一部拡
大正面図である。
【図10】図10は、図9の他の実施例の包装袋の概略
的一部拡大正面図である。
【図11】図11は、本発明の一実施例の包装袋の使用
形態の一例を示す概略的図である。
【図12】図12は、図11記載の切り口と異なる包装
袋の使用形態の一例を示す概略的図である。
【図13】図13は、従来の包装袋の概略的正面図であ
る。
【図14】図14は、図13記載の包装袋と異なる従来
の包装袋の概略的正面図である。
【図15】図15は、図14の一部を拡大して示す概略
的一部拡大正面図である。
【符号の説明】
2 素材フィルム 30 包装袋 N 斜めシ−ル部 T 縦シ−ル α 先端角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 75/42 B31B 23/00 B65B 9/08 B65D 33/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦熱ロールにより筒状に縦シールされた素
    材フィルムを横熱ロールに設けた螺旋に形成された螺旋
    突起部に当接して斜めシールすることにより充填材を密
    封シールした後、 斜めシールした部分を斜めシールの方向に沿って斜め方
    向にカットしたことを特徴とする充填包装方法。
  2. 【請求項2】斜めシールと縦シールとが交差する先端角
    度を鋭角としたことを特徴とする請求項1記載の充填包
    装方法。
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