JP2869239B2 - 捺印方法 - Google Patents

捺印方法

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JP2869239B2
JP2869239B2 JP2524292A JP2524292A JP2869239B2 JP 2869239 B2 JP2869239 B2 JP 2869239B2 JP 2524292 A JP2524292 A JP 2524292A JP 2524292 A JP2524292 A JP 2524292A JP 2869239 B2 JP2869239 B2 JP 2869239B2
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豊和 稲葉
禎史 佐藤
力 小泉
学 本田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品等への捺印方
法に関し、特にICへの捺印における光硬化インキによ
る印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種IC等の電子部品への捺印
方法としては、平板上に薄く引き延ばした捺印用インキ
を、文字が浮き彫りにされているゴム版に移し取って、
ICの所定位置に捺印するゴム版捺印方法が一般的であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなゴム版による捺印方法では、被捺印体である多数
のICに繰り返し捺印を行っている間に、ゴム版の文字
等が目づまりして、印刷された文字が滲んでくるため、
連続して鮮明な文字等の印刷ができないという印刷品質
上の問題があり、一方、鮮明な文字印刷を行うために
は、定期的にゴム版の洗浄が必要になるというように、
作業性の面にも問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、このような従来技術の
有していた問題点を解決するために、光照射による露光
技術の採用により、精緻な文字等を形成し、これを転写
法によって被捺印体に印刷するという、常に精緻な文字
等を均一な品質で印刷が可能でかつ、作業性の向上が図
れるIC等の被捺印体への捺印方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の捺印方法を、実施例に対応する図1,2を用
いて説明すると、第1の発明では、図1に示すように、
被捺印体としてのICへの捺印方法であって、インキ支
持基体1上に光硬化インキを塗布して光硬化インキ薄層
3aを形成する工程と、この光硬化インキ薄層3a上に
近接して配設した露光マスク5を通して光源ランプ7に
より光を照射し、未硬化の捺印インキ部分3bを形成す
る工程と、この未硬化の捺印インキ部分3bをIC9の
被捺印面9aに転写する工程と、この転写された未硬化
捺印インキ3cを光照射により硬化する工程とから構成
される。
【0006】また、第2の発明では、図1,2に示すよ
うに、前記第1の発明において、未硬化の捺印インキ部
分3bをIC9の被捺印面9aに転写する工程に代え
て、未硬化の捺印インキ部分3bを弾性支持体のゴム板
11に転写した後、この転写されたゴム板11の未硬化
捺印インキ部分3bをIC9の被捺印面9aに転写する
工程とから成っている。
【0007】そして、前両発明において、光硬化インキ
3として紫外線硬化インキをインキ支持基体1としての
ポリエステルフィルムに塗布し、光源ランプ7から紫外
線を照射することによって、容易にIC9への精緻な捺
印3cが可能なICへの捺印方法が得られる。
【0008】
【作用】本発明によれば、以上のような捺印方法によっ
てICへの捺印を施したので、外周面4aに多数の微細
な幅の平行溝4bが設けられたロール4により、ポリエ
ステルフィルム1上に均一な厚さの紫外線硬化インキ3
aが塗布できる。そして、第1の発明の場合は、この紫
外線硬化インキ3aに露光マスク5を通して光源ランプ
7から紫外線を照射すれば、未硬化の文字部インキ(捺
印インキ部分)3bが得られ、この文字部インキ3bが
押し台8によりIC9の被捺印面9aに転写され、精緻
な文字が捺印されるから、これに紫外線照射をすれば、
硬化した文字捺印3cが得られる。したがって、ポリエ
ステルフィルム1を矢印2方向にシフトすることによ
り、多数のICへの自動捺印が実現できる。なお、第2
の発明の場合は、未硬化の文字インキ3bが押し台8に
よって、ゴム板11の捺印面11aに転写され、さら
に、これをIC9に転写した後、紫外線照射7aにより
硬化した精緻な文字部インキ3cがIC9に捺印され
る。したがって、前記問題点を除去することができる。
【0009】
〔実施例1〕
(1)図1は第1の発明の一実施例を示す印刷工程の概
念斜視図である。この図において、まず、第1の工程
は、巻回されたポリエステル材のフィルム(インキ支持
基体)1を矢印2の方向に給送中、一般的な紫外線硬化
型のインキ3をロールコート法によってロール4にて一
定の厚さに塗布する(第1工程)。このロール4には外
周面4aに多数本の微細幅の平行溝4aが設けられてい
る。 (2)次に、この塗布されたインキ層3aは、露光マス
ク5を通して、光源ランプ7により紫外線照射され、マ
スク文字6で遮断された文字部インキ3b以外は硬化す
る。この時、露光マスク5は塗布されたインキ層3aに
接触しない程度に近接して配設される(第2工程)。 (3)押台8の位置に移動した文字部インキ3bは、押
し台8に対向する位置に置かれたIC9の底面9aに、
押し台8によって矢印10の方向に押し付けられて、底
面9aに転写される(第3工程)。押し台8の上面には
クッションゴム8aが貼着されていて、文字部インキ3
bの転写を確実ならしめている。 (4)次いで、IC9に転写された印刷文字3cに光源
ランプ7aで紫外線を照射して印刷文字3cを硬化する
(第4工程)。これによって、捺印作業が完了する。
【0010】〔実施例2〕図2に示した第2の発明の実
施例について述べる。図2において図1と同一部分には
同一符号を付してあり、また、ポリエステルフィルム1
の巻ロールからロール4までは省略してある。そして、
実施例1の場合は、ポリエステルフィルム1を上部10
方向に押し上げて文字部インキ3bをIC9に転写する
方法を採用しているが、実施例2の場合は図2に示すよ
うに、文字部インキ3bを一旦ゴム板11に移し取った
後、これをIC9の上面9aに捺印し、その後は実施例
1と同様に紫外線照射により硬化して印刷する方法を採
用している。尚、実施例2は実施例1よりも、インキ転
写工程が1工程増えるので、露光マスク5aは実施例1
の文字パターンを反転複写した状態にしている。また、
図中の矢印は工程の流れを示している。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下に記載するような効果を奏する。紫外線硬化
インキ薄層を設け、これに露光マスクを介して紫外線等
の光線照射を行う露光技術を採用しているため、精緻な
文字印刷が可能になり、常に精緻な文字を均一な品質で
印刷が可能になる。また、従来のゴム版による版の目ず
まりを起すという問題点が除去され、作業性も向上す
る。さらには、被捺印体としては、ICのみならず、他
の電子部品等への捺印にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の発明の印刷工程を示す概念
斜視図。
【図2】本発明に係る第2の発明の印刷工程を示す概念
斜視図。
【符号の説明】
1 ポリエステルフィルム 3 紫外線硬化インキ 3a 塗布されたインキ 3b 文字部インキ 3c 転写されたインキ 4 ロール 5 露光マスク 6 マスク文字 7 紫外線ランプ 8 押し台 9 IC 11 ゴム板
フロントページの続き (72)発明者 本田 学 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−137780(JP,A) 特開 平1−106064(JP,A) 特開 平4−35980(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 1/30 H01L 23/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被捺印体への捺印方法であって、インキ
    支持基体上に光硬化インキを塗布して光硬化インキ薄層
    を形成する工程と、この光硬化インキ薄層上に近接して
    配設された露光マスクを通して光を照射し、未硬化の捺
    印インキ部分を形成する工程と、この未硬化の捺印イン
    キ部分を被捺印面に転写する工程と、この転写された未
    硬化捺印インキ部分を光照射により硬化する工程とから
    成る捺印方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の捺印方法において、未硬
    化の捺印インキ部分を被捺印面に転写する工程に代え
    て、未硬化の捺印インキ部分を弾性支持体に転写した
    後、この転写された弾性支持体の未硬化捺印インキ部分
    を被捺印面に転写する工程を備えた捺印方法。
  3. 【請求項3】 光硬化インキが紫外線硬化インキから成
    る請求項1又は2記載の捺印方法。
  4. 【請求項4】 インキ支持基体がポリエステルフィルム
    から成る請求項1,2又は3記載の捺印方法。
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