JP2867100B2 - Ofケーブル給油系統訓練装置 - Google Patents
Ofケーブル給油系統訓練装置Info
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- JP2867100B2 JP2867100B2 JP7908393A JP7908393A JP2867100B2 JP 2867100 B2 JP2867100 B2 JP 2867100B2 JP 7908393 A JP7908393 A JP 7908393A JP 7908393 A JP7908393 A JP 7908393A JP 2867100 B2 JP2867100 B2 JP 2867100B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OFケーブル用(OF
ケーブル、終端接続部、中間接続部、ケーブル油槽、バ
ルブパネル、警報受信装置等から構成されるOFケーブ
ル線路全体を含む)の給油系統訓練装置に関する。
ケーブル、終端接続部、中間接続部、ケーブル油槽、バ
ルブパネル、警報受信装置等から構成されるOFケーブ
ル線路全体を含む)の給油系統訓練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、OFケーブルの新規の敷設は減少
しつつあるが、既設のOFケーブルの線路は今後も長期
間使用されるものと考えられる。
しつつあるが、既設のOFケーブルの線路は今後も長期
間使用されるものと考えられる。
【0003】ところで、OFケーブル内には油を常に充
満させると共に一定圧力以上を維持させておかねばなら
ない。
満させると共に一定圧力以上を維持させておかねばなら
ない。
【0004】万一、OFケーブルの一部から漏油が生じ
た場合には、的確かつ迅速な処理が要求されている。
た場合には、的確かつ迅速な処理が要求されている。
【0005】従来、このような給油系統上の万一の事故
に対し、如何に対応すべきか、シミュレーションによっ
て訓練する装置が存在しなかった。
に対し、如何に対応すべきか、シミュレーションによっ
て訓練する装置が存在しなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、OFケーブ
ルの給油系統上の事故(漏油)に対して、正しい知識で
的確な処理のできる人材を、短期間に育成できないとい
う問題がある。
ルの給油系統上の事故(漏油)に対して、正しい知識で
的確な処理のできる人材を、短期間に育成できないとい
う問題がある。
【0007】特に、このような給油系統上の事故が実際
に発生し、OFケーブル内の圧力が降下しはじめると、
よほどの訓練を積んだ人でもあわててしまって、誤った
操作をして、多大の損害が発生することがある。
に発生し、OFケーブル内の圧力が降下しはじめると、
よほどの訓練を積んだ人でもあわててしまって、誤った
操作をして、多大の損害が発生することがある。
【0008】本発明の目的は、OFケーブル線路の給油
系統上の実際の事故を想定し、模擬のOFケーブル漏油
を発生させ、実戦配置された場合、事故発生時の各種現
象に対する観察と判断を正しく行い、それに対応した処
理を冷静にかつ迅速・的確に行えるような人材を育成す
ることにある。
系統上の実際の事故を想定し、模擬のOFケーブル漏油
を発生させ、実戦配置された場合、事故発生時の各種現
象に対する観察と判断を正しく行い、それに対応した処
理を冷静にかつ迅速・的確に行えるような人材を育成す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るOFケーブ
ル給油系統訓練装置は、圧力油槽と、該圧力油槽の圧力
を表示する圧力計と、訓練時に接続されるべき緊急用圧
力油槽と、タンクと、上記圧力油槽と該タンクとを連結
したリターン流路と、該リターン流路に介装されて上記
圧力油槽の油を上記タンクへ還流させて模擬のOFケー
ブル漏油を発生させる電磁弁と、上記リターン流路に介
装された流量制御手段と、を備えている。
ル給油系統訓練装置は、圧力油槽と、該圧力油槽の圧力
を表示する圧力計と、訓練時に接続されるべき緊急用圧
力油槽と、タンクと、上記圧力油槽と該タンクとを連結
したリターン流路と、該リターン流路に介装されて上記
圧力油槽の油を上記タンクへ還流させて模擬のOFケー
ブル漏油を発生させる電磁弁と、上記リターン流路に介
装された流量制御手段と、を備えている。
【0010】また、流量制御手段が、模擬のOFケーブ
ル漏油の漏油流量を変更可能なように、流量調整自在乃
至流量選択自在とした絞り弁又は流量調整弁をもって構
成されている。
ル漏油の漏油流量を変更可能なように、流量調整自在乃
至流量選択自在とした絞り弁又は流量調整弁をもって構
成されている。
【0011】また、圧力油槽と圧力計と電磁弁を同数の
複数個を設け、圧力油槽の各々の油をそれに対応する電
磁弁にてタンクへ還流可能とすると共に、圧力油槽の各
々の圧力をそれに対応した圧力計にて確認可能とした。
複数個を設け、圧力油槽の各々の油をそれに対応する電
磁弁にてタンクへ還流可能とすると共に、圧力油槽の各
々の圧力をそれに対応した圧力計にて確認可能とした。
【0012】また、教官が操作する漏油条件設定用の操
作盤を設け、圧力油槽の油をタンクへ還流させて模擬の
OFケーブル漏油を発生させる電磁弁を操作する操作部
を、上記操作盤に付設した。
作盤を設け、圧力油槽の油をタンクへ還流させて模擬の
OFケーブル漏油を発生させる電磁弁を操作する操作部
を、上記操作盤に付設した。
【0013】また、教官が操作する漏油条件設定用の操
作盤を設け、模擬のOFケーブル漏油の漏油流量を大小
選択乃至調整する操作部を、上記操作盤に付設した。
作盤を設け、模擬のOFケーブル漏油の漏油流量を大小
選択乃至調整する操作部を、上記操作盤に付設した。
【0014】
【作用】圧力油槽は実際のOFケーブルの線路ではOF
ケーブル内へ一定圧力で油を常に充満させておくための
ものであるが、この圧力油槽を使用することにより、漏
油時の圧力降下を(実際の事故のように)模擬的に出現
させ得る。
ケーブル内へ一定圧力で油を常に充満させておくための
ものであるが、この圧力油槽を使用することにより、漏
油時の圧力降下を(実際の事故のように)模擬的に出現
させ得る。
【0015】訓練生は、警報受信装置や圧力計を注意深
く観察することでOFケーブル漏油事故の発生を感知す
る。
く観察することでOFケーブル漏油事故の発生を感知す
る。
【0016】直ちに訓練生は、緊急用圧力油槽を、接続
して油を補充する。
して油を補充する。
【0017】本OFケーブル給油系統訓練装置には、O
Fケーブルは使用されておらず、代わりに、リターン流
路が有って、電磁弁を開くことにより、リターン流路か
らタンクへ油を流す。これにより、圧力油槽の油が流出
して、圧力が減少してゆく。これが模擬のOFケーブル
漏油事故に相当する。
Fケーブルは使用されておらず、代わりに、リターン流
路が有って、電磁弁を開くことにより、リターン流路か
らタンクへ油を流す。これにより、圧力油槽の油が流出
して、圧力が減少してゆく。これが模擬のOFケーブル
漏油事故に相当する。
【0018】流量制御手段は、実際のOFケーブル漏油
事故時の圧力減少速度と同等の速さで、圧力減少を模擬
させるため、又は、訓練のために、実際のその圧力減少
速度よりも、ゆっくりとさせ(初心者用)、逆に、速く
させる(上級者用)ことが任意にできる。
事故時の圧力減少速度と同等の速さで、圧力減少を模擬
させるため、又は、訓練のために、実際のその圧力減少
速度よりも、ゆっくりとさせ(初心者用)、逆に、速く
させる(上級者用)ことが任意にできる。
【0019】また、OFケーブルと圧力油槽が複数の場
合には、夫々の圧力油槽に対応した電磁弁の内の1個を
選択的に開いて、模擬の漏油を発生させる。訓練生は、
複数のOFケーブルの内の事故発生に該当する給油系統
の1つについて、適切に対応する必要がある。
合には、夫々の圧力油槽に対応した電磁弁の内の1個を
選択的に開いて、模擬の漏油を発生させる。訓練生は、
複数のOFケーブルの内の事故発生に該当する給油系統
の1つについて、適切に対応する必要がある。
【0020】模擬のOFケーブル漏油は、訓練生から見
えないところに設けた操作盤の操作部を、教官が操作し
て発生させる。
えないところに設けた操作盤の操作部を、教官が操作し
て発生させる。
【0021】訓練生の熟達度に応じて、OFケーブル漏
油の程度及び場所を、教官はその操作盤にて選択乃至調
整できる。
油の程度及び場所を、教官はその操作盤にて選択乃至調
整できる。
【0022】
【実施例】以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説す
る。
る。
【0023】図1に於て、OFケーブル給油系統訓練装
置の外観正面図を例示する。この図から明らかなように
矩形板状の正面壁1には、例えば、A変電所とB変電所
との間に敷設した3相/1回線を構成する単心OFケー
ブル2,3,4が描かれ、接続部5,6,7も描かれて
いる。
置の外観正面図を例示する。この図から明らかなように
矩形板状の正面壁1には、例えば、A変電所とB変電所
との間に敷設した3相/1回線を構成する単心OFケー
ブル2,3,4が描かれ、接続部5,6,7も描かれて
いる。
【0024】8はバルブパネルであり、外観上だけは、
実線路に使用されているものをそのまま用いるのが望ま
しい。
実線路に使用されているものをそのまま用いるのが望ま
しい。
【0025】このバルブパネルと前記OFケーブル2,
3,4とは、描かれた給油配管9…にて接続される。
3,4とは、描かれた給油配管9…にて接続される。
【0026】さらに、PT1 ,PT2 ,PT3 は正面壁
1に描かれた圧力油槽であり、描かれた配管10…にてバ
ルブパネル8に接続される。
1に描かれた圧力油槽であり、描かれた配管10…にてバ
ルブパネル8に接続される。
【0027】右端には警報受信装置11が付設されている
が、この装置11は実線路と同じ外観のものを用いるのが
望ましい。
が、この装置11は実線路と同じ外観のものを用いるのが
望ましい。
【0028】また、警報受信装置11とバルブパネル8と
の間には、連絡用操作箱12が設けられる。
の間には、連絡用操作箱12が設けられる。
【0029】(図1に示した)正面壁1では、実線路の
接続状態を模型的に描いたものであって、本発明に係る
OFケーブル給油系統訓練装置の実際の配管や配線等
は、図1とは大幅に相違している点に留意して、さら
に、詳しく説明すると、図1の要部を拡大して示す図3
に於て、バルブパネル8は、(図例では)3個の圧力計
13, 14, 15が設けられると共に、夫々の下方に、手動開
閉バルブ16a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,
18b,18cが配設される。
接続状態を模型的に描いたものであって、本発明に係る
OFケーブル給油系統訓練装置の実際の配管や配線等
は、図1とは大幅に相違している点に留意して、さら
に、詳しく説明すると、図1の要部を拡大して示す図3
に於て、バルブパネル8は、(図例では)3個の圧力計
13, 14, 15が設けられると共に、夫々の下方に、手動開
閉バルブ16a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,
18b,18cが配設される。
【0030】ところが、図3に示したこの手動開閉バル
ブ16a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,18b,
18cは図4に示した実線路に設けた手動開閉バルブ16
a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,18b,18c
と、(正面から見える)操作ノブは全く同じであるが、
(見えない)裏面側は全く異なった構造と機能等となっ
ている。
ブ16a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,18b,
18cは図4に示した実線路に設けた手動開閉バルブ16
a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,18b,18c
と、(正面から見える)操作ノブは全く同じであるが、
(見えない)裏面側は全く異なった構造と機能等となっ
ている。
【0031】即ち、実線路では図4に示す如く現実の配
管が行われ、かつ、各バルブ16a,16b,16c;17a,
17b,17c;18a,18b,18cが、その配管(油の流
路)を開閉作動させる。これに対し、模擬(シミュレー
ション)用の装置としての図3では、配管は単に表て面
に描かれているのみであって、裏面では全く異なった配
管接続である(後述の図2参照)。
管が行われ、かつ、各バルブ16a,16b,16c;17a,
17b,17c;18a,18b,18cが、その配管(油の流
路)を開閉作動させる。これに対し、模擬(シミュレー
ション)用の装置としての図3では、配管は単に表て面
に描かれているのみであって、裏面では全く異なった配
管接続である(後述の図2参照)。
【0032】そして、この図3のバルブパネル8のバル
ブ16a,16b,16c…は全て裏面側に於て、バルブ開と
バルブ閉の位置を検出するリミットスイッチ等の電気的
開閉検出器(図示省略)が付設されており、訓練生がバ
ルブ16a,16b,16c…を開閉操作したことを、電気的
に検出する構成としている。
ブ16a,16b,16c…は全て裏面側に於て、バルブ開と
バルブ閉の位置を検出するリミットスイッチ等の電気的
開閉検出器(図示省略)が付設されており、訓練生がバ
ルブ16a,16b,16c…を開閉操作したことを、電気的
に検出する構成としている。
【0033】なお、図3に於て、19は緊急用圧力油槽で
あって、平常時、その圧力吐出配管20は、バルブパネル
8の下辺右端の継手21に非接続状態にある。そして、図
3のバルブパネル8に描かれた、継手21とバルブ16a,
17a,18aとを接続する配管線22も単に描かれているだ
けであって、裏面では全く異なった配管状態である(後
述の図2参照)。
あって、平常時、その圧力吐出配管20は、バルブパネル
8の下辺右端の継手21に非接続状態にある。そして、図
3のバルブパネル8に描かれた、継手21とバルブ16a,
17a,18aとを接続する配管線22も単に描かれているだ
けであって、裏面では全く異なった配管状態である(後
述の図2参照)。
【0034】次に、警報受信装置11について説明する
と、ブザー23,電源ランプ24が設けられると共に、(図
1に示したOFケーブル2,3,4を、仮に赤相,白
相,黒相と呼ぶとすると、)赤相,白相,黒相のOFケ
ーブル2,3,4の漏油発生警報を発する警報ランプ2
5, 26, 27が設けられている。
と、ブザー23,電源ランプ24が設けられると共に、(図
1に示したOFケーブル2,3,4を、仮に赤相,白
相,黒相と呼ぶとすると、)赤相,白相,黒相のOFケ
ーブル2,3,4の漏油発生警報を発する警報ランプ2
5, 26, 27が設けられている。
【0035】なお、28はブザー23を停止する停鳴釦スイ
ッチである。
ッチである。
【0036】次に、連絡用操作箱12には、ブザー29, ブ
ザー停止釦30, 送電停止ランプ31,及び送電停止依頼押
釦スイッチ32が設けられている。
ザー停止釦30, 送電停止ランプ31,及び送電停止依頼押
釦スイッチ32が設けられている。
【0037】しかして、図2は本発明に係るOFケーブ
ル給油系統訓練装置の実際の配管系統を例示したもので
あって、以下、この図2について説明する。
ル給油系統訓練装置の実際の配管系統を例示したもので
あって、以下、この図2について説明する。
【0038】33, 34, 35は平常用の圧力油槽であり、各
々は配管36…にて圧力計13, 14, 15に連通連結される。
々は配管36…にて圧力計13, 14, 15に連通連結される。
【0039】しかし、図2の実線で示す如く、手動開閉
バルブ16a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,18
b,18cとは、全く配管接続は存在しない。
バルブ16a,16b,16c;17a,17b,17c;18a,18
b,18cとは、全く配管接続は存在しない。
【0040】19は(上述のように)緊急用圧力油槽であ
って、正常時には、その圧力吐出配管20は、バルブパネ
ル8の継手21に接続されず、分離状態にあり、模擬的に
漏油事故を発生させた時に、訓練生はこの配管20を継手
21に接続する。言い換えると、緊急用圧力油槽19は訓練
時に接続されるべきものである。
って、正常時には、その圧力吐出配管20は、バルブパネ
ル8の継手21に接続されず、分離状態にあり、模擬的に
漏油事故を発生させた時に、訓練生はこの配管20を継手
21に接続する。言い換えると、緊急用圧力油槽19は訓練
時に接続されるべきものである。
【0041】37は油を貯えたタンクであり、リターン流
路38によって、(平常用の)圧力油槽33, 34,35とタン
ク37とは連結される。
路38によって、(平常用の)圧力油槽33, 34,35とタン
ク37とは連結される。
【0042】具体的には、リターン流路38は、圧力油槽
33, 34, 35の各々に対応する個別流路部38a,38a,38
aと、この3本を合流させた共通流路部38bとから成
る。
33, 34, 35の各々に対応する個別流路部38a,38a,38
aと、この3本を合流させた共通流路部38bとから成
る。
【0043】39, 40, 41は、リターン流路38の個別流路
部38a,38a,38aに夫々配設された電磁弁である。こ
の電磁弁38a…は、平常時は閉であるが、択一的に開と
することによって、いずれかの圧力油槽33, 34, 35の油
がタンク37へ還流し、これによって、圧力計13, 14, 15
の内のいずれか一つの対応したものの圧力が低下して、
模擬のOFケーブル漏油現象を発生できる。
部38a,38a,38aに夫々配設された電磁弁である。こ
の電磁弁38a…は、平常時は閉であるが、択一的に開と
することによって、いずれかの圧力油槽33, 34, 35の油
がタンク37へ還流し、これによって、圧力計13, 14, 15
の内のいずれか一つの対応したものの圧力が低下して、
模擬のOFケーブル漏油現象を発生できる。
【0044】さらに、共通流路部38bには、模擬のOF
ケーブル漏油の速度(漏油流量)を所定値に制御すべき
流量制御手段48が介装されている。
ケーブル漏油の速度(漏油流量)を所定値に制御すべき
流量制御手段48が介装されている。
【0045】図2に示した実施例では、この流量制御手
段48は、流路を2本に分岐して、並列に配設された第1
絞り弁49と第2絞り弁50と、一方の第2絞り弁50と直列
に配設の電磁弁51と、から構成され、電磁弁51の開閉作
動を行うことによって、2個の絞り弁49, 50の合計流量
にて大きな流量としたり、(電磁弁51を閉じて)第1絞
り弁49のみの小さな流量とする選択が可能で、模擬のO
Fケーブル漏油流量の変更が可能である。
段48は、流路を2本に分岐して、並列に配設された第1
絞り弁49と第2絞り弁50と、一方の第2絞り弁50と直列
に配設の電磁弁51と、から構成され、電磁弁51の開閉作
動を行うことによって、2個の絞り弁49, 50の合計流量
にて大きな流量としたり、(電磁弁51を閉じて)第1絞
り弁49のみの小さな流量とする選択が可能で、模擬のO
Fケーブル漏油流量の変更が可能である。
【0046】なお、図示省略したが、流量制御手段48と
しては、流量調整自在な可変絞り弁や流量調整弁を用い
るも自由である。
しては、流量調整自在な可変絞り弁や流量調整弁を用い
るも自由である。
【0047】(図2から明らかなように)圧力油槽33,
34, 35と圧力計13, 14, 15とは同数(3個)とし、圧力
油槽33には電磁弁39が対応し、圧力油槽34には電磁弁40
が対応し、残りの圧力油槽35には電磁弁41が対応し、各
々、独立的にタンク37へ連通状態に切換えることができ
る。即ち、独立的に内部の油をタンク37へ還流可能であ
る。
34, 35と圧力計13, 14, 15とは同数(3個)とし、圧力
油槽33には電磁弁39が対応し、圧力油槽34には電磁弁40
が対応し、残りの圧力油槽35には電磁弁41が対応し、各
々、独立的にタンク37へ連通状態に切換えることができ
る。即ち、独立的に内部の油をタンク37へ還流可能であ
る。
【0048】そして、各々に対応した圧力計13, 14, 15
にて各圧力を目視で確認可能であり、圧力計13, 14, 15
の内の一つの圧力が降下(低減)しはじめると、実線路
と同様にいずれのOFケーブルの漏油が発生したと検知
できる。
にて各圧力を目視で確認可能であり、圧力計13, 14, 15
の内の一つの圧力が降下(低減)しはじめると、実線路
と同様にいずれのOFケーブルの漏油が発生したと検知
できる。
【0049】52は、タンク37からの油を吸って、圧力油
槽33, 34,35,19へ圧油を供給するポンプである。ポン
プ52と、圧力油槽33, 34, 35,19とは、途中分岐部を有
する圧油供給配管53にて、接続されている。
槽33, 34,35,19へ圧油を供給するポンプである。ポン
プ52と、圧力油槽33, 34, 35,19とは、途中分岐部を有
する圧油供給配管53にて、接続されている。
【0050】また、図3に示した(描かれた)配管線22
とは全く相違して、継手21からは配管54が延伸して、そ
こに、圧力スイッチ等の圧力検出器55が付設される。
とは全く相違して、継手21からは配管54が延伸して、そ
こに、圧力スイッチ等の圧力検出器55が付設される。
【0051】この圧力検出器55は、平常時には分離状態
であった、緊急用圧力油槽19の圧力吐出配管20の一端を
継手21に接続する作業を、完了したことを、検知するも
のである。
であった、緊急用圧力油槽19の圧力吐出配管20の一端を
継手21に接続する作業を、完了したことを、検知するも
のである。
【0052】しかして、図1にもどって、正面壁1と直
交する側面壁56には、教官が操作する漏油条件設定用の
操作盤57が設けられている。
交する側面壁56には、教官が操作する漏油条件設定用の
操作盤57が設けられている。
【0053】この操作盤57には、図2に示した電磁弁3
9, 40, 41をON−OFF 操作する操作部を付設してある。
つまり、その操作部によって、教官は、圧力油槽33, 3
4, 35の油を択一的にタンク37へ還流させて、模擬のO
Fケーブル線路に漏油を発生させることができる。
9, 40, 41をON−OFF 操作する操作部を付設してある。
つまり、その操作部によって、教官は、圧力油槽33, 3
4, 35の油を択一的にタンク37へ還流させて、模擬のO
Fケーブル線路に漏油を発生させることができる。
【0054】また、(図示省略したが)この操作盤57
に、模擬のOFケーブル漏油の漏油流量を大小選択乃至
調整する操作部を付設してある。
に、模擬のOFケーブル漏油の漏油流量を大小選択乃至
調整する操作部を付設してある。
【0055】具体的には、教官は、その操作部によっ
て、図2に示した電磁弁51を開又は閉にして、漏油の速
度を大きくするか、小さくするか、選択できる。
て、図2に示した電磁弁51を開又は閉にして、漏油の速
度を大きくするか、小さくするか、選択できる。
【0056】あるいは、流量制御手段48として、流量制
御弁を用いた場合には、その弁の開放度を、教官は、上
記操作部にて行い得るようにする。
御弁を用いた場合には、その弁の開放度を、教官は、上
記操作部にて行い得るようにする。
【0057】また、この操作盤57には、訓練生が模擬漏
油対策のために手動開閉バルブ16a,16b,16c;17
a,17b,17c;18a,18b,18c等を操作するに要し
た時間を表示する操作時間表示部、及び、緊急用圧力油
槽19を接続するに要した時間を表示する接続時間表示部
を、設けるのが望ましい。
油対策のために手動開閉バルブ16a,16b,16c;17
a,17b,17c;18a,18b,18c等を操作するに要し
た時間を表示する操作時間表示部、及び、緊急用圧力油
槽19を接続するに要した時間を表示する接続時間表示部
を、設けるのが望ましい。
【0058】さらに、この操作盤57には、ポンプ52の運
転始動ボタンと停止ボタンを設け、また、訓練生の操作
ミスを適宜表示する表示部を付設しておく。
転始動ボタンと停止ボタンを設け、また、訓練生の操作
ミスを適宜表示する表示部を付設しておく。
【0059】次に、図4には実線路の配管の一部を示
す。この図に於て、33A,34A,35Aは(平常用の)圧
力油槽であり、また、19Aは緊急用圧力油槽である。外
観上は、このバルブパネル8Aは、図3(図1)のバル
ブパネル8と同様である。但し、実際の(裏面側の)配
管は全く相違している(図2参照)。
す。この図に於て、33A,34A,35Aは(平常用の)圧
力油槽であり、また、19Aは緊急用圧力油槽である。外
観上は、このバルブパネル8Aは、図3(図1)のバル
ブパネル8と同様である。但し、実際の(裏面側の)配
管は全く相違している(図2参照)。
【0060】次に、本発明に係るOFケーブル給油系統
訓練装置を用いて、シミュレーション訓練を行う手順
を、図面と共に以下説明する。
訓練装置を用いて、シミュレーション訓練を行う手順
を、図面と共に以下説明する。
【0061】例えば、単心OFケーブル2,3,4の内
で赤相のもの(符号2)に漏油が発生した時について説
明する。
で赤相のもの(符号2)に漏油が発生した時について説
明する。
【0062】教官によって操作盤57が操作されて、赤相
(符号2)に漏油発生をした模擬現象を生じさせる。つ
まり、図2に示した電磁弁39が開かれて圧力油槽33内の
油がタンク37へ流れる。
(符号2)に漏油発生をした模擬現象を生じさせる。つ
まり、図2に示した電磁弁39が開かれて圧力油槽33内の
油がタンク37へ流れる。
【0063】訓練生は直ちに警報受信装置11のブザー23
により漏油事故を知り、かつ、警報表示ランプ25の点燈
により、漏油発生相(赤相)を確認する。停鳴押釦スイ
ッチ28によりブザー23を止める。
により漏油事故を知り、かつ、警報表示ランプ25の点燈
により、漏油発生相(赤相)を確認する。停鳴押釦スイ
ッチ28によりブザー23を止める。
【0064】この時、訓練生は、バルブパネル8の赤相
の圧力計13が、漏油による圧力低下を表示していること
───例えば、ゲージ圧で 1.8 kgf/cm2 以下となって
いること───を確認する。
の圧力計13が、漏油による圧力低下を表示していること
───例えば、ゲージ圧で 1.8 kgf/cm2 以下となって
いること───を確認する。
【0065】次に、訓練生は、緊急圧力油槽19の吐出端
に圧力吐出配管20を接続する。(なお、図2と図3に示
すように、このOFケーブル給油系統訓練装置の緊急圧
力油槽19の場合には、訓練前に別の配管58によりポンプ
52から圧油を供給し、訓練中はその供給を停止してい
る。)
に圧力吐出配管20を接続する。(なお、図2と図3に示
すように、このOFケーブル給油系統訓練装置の緊急圧
力油槽19の場合には、訓練前に別の配管58によりポンプ
52から圧油を供給し、訓練中はその供給を停止してい
る。)
【0066】次に、図3に示したバルブパネル8の黒相
用常時開の手動開閉バルブ18aを半開(絞り気味)に操
作する。
用常時開の手動開閉バルブ18aを半開(絞り気味)に操
作する。
【0067】このバルブ18aの裏面には既述のリミット
スイッチ等の電気的検出器が付設されているので、教官
は操作盤でそのことを知ることができる。
スイッチ等の電気的検出器が付設されているので、教官
は操作盤でそのことを知ることができる。
【0068】訓練生は、次に、バルブパネル8の逆止弁
21a付きの継手21から管先金具を外す。
21a付きの継手21から管先金具を外す。
【0069】さらに、緊急用圧力油槽19の常時閉のバル
ブ59を少し開き、配管20の先端から少量の油を漏らして
エアー巻込みを防止する。
ブ59を少し開き、配管20の先端から少量の油を漏らして
エアー巻込みを防止する。
【0070】その後、この配管20の先端20aを、継手21
に接続する。この接続が完了すると、直ちに、黒相の手
動開閉バルブ18aを全閉とする。
に接続する。この接続が完了すると、直ちに、黒相の手
動開閉バルブ18aを全閉とする。
【0071】次に、緊急用圧力油槽19の前記バルブ59を
全開とすることで、この圧力油槽19の接続作業が完了す
る。
全開とすることで、この圧力油槽19の接続作業が完了す
る。
【0072】この時、図2に示した圧力検出器55からの
出力信号によって、操作盤57には接続作業完了及びそれ
までの時間が表示され、教官は、緊急用圧力油槽接続作
業完了を知ることができる。
出力信号によって、操作盤57には接続作業完了及びそれ
までの時間が表示され、教官は、緊急用圧力油槽接続作
業完了を知ることができる。
【0073】訓練生は、さらに、バルブパネル8の赤相
の常時閉のバルブ16aを全開とすると同時に、赤相圧力
油槽接続用常時開のバルブ16cを全閉とする。これによ
り、漏油系統の平常用の圧力油槽から緊急用圧力油槽へ
の切換が完了する。
の常時閉のバルブ16aを全開とすると同時に、赤相圧力
油槽接続用常時開のバルブ16cを全閉とする。これによ
り、漏油系統の平常用の圧力油槽から緊急用圧力油槽へ
の切換が完了する。
【0074】バルブパネル8の各バルブ18a,16a,16
cの操作は、上述のように裏面の電気的検出器にて、検
出されて信号として出力されて、予め設定したプログラ
ム手順通りに行われたか否か、電子回路の判別手段にて
判断される。その判断結果は操作盤57に表示される。
cの操作は、上述のように裏面の電気的検出器にて、検
出されて信号として出力されて、予め設定したプログラ
ム手順通りに行われたか否か、電子回路の判別手段にて
判断される。その判断結果は操作盤57に表示される。
【0075】また、上述の緊急用圧力油槽19の接続作業
に要した時間、及び、バルブパネル8のバルブ操作を含
んだ時間を、自動的に(図示省略の)計測手段で計測
し、操作盤57に表示し、かつ、予め教官が設定した制限
時間内か否かも表示することが望ましい。
に要した時間、及び、バルブパネル8のバルブ操作を含
んだ時間を、自動的に(図示省略の)計測手段で計測
し、操作盤57に表示し、かつ、予め教官が設定した制限
時間内か否かも表示することが望ましい。
【0076】そして、訓練生がしだいに上達するに伴っ
て、図2に示した流量制御手段48により、漏油速度をし
だいに増加させて、OFケーブルの圧力が所定値以下と
ならない内に、適正かつ確実に上記作業ができるように
訓練する。
て、図2に示した流量制御手段48により、漏油速度をし
だいに増加させて、OFケーブルの圧力が所定値以下と
ならない内に、適正かつ確実に上記作業ができるように
訓練する。
【0077】なお、赤相圧力を圧力計13にて確認しつ
つ、上述の作業を訓練生は行い、赤相圧力が例えば 0.6
kgf/cm2 以下になりそうな時は、図3の連絡用操作箱
12を操作して、送電停止の作業も行う。
つ、上述の作業を訓練生は行い、赤相圧力が例えば 0.6
kgf/cm2 以下になりそうな時は、図3の連絡用操作箱
12を操作して、送電停止の作業も行う。
【0078】以上は赤相のOFケーブル2にて漏油事故
が発生した場合について説明したが、白相や黒相は、各
々に対応したバルブ類を操作することとなる。
が発生した場合について説明したが、白相や黒相は、各
々に対応したバルブ類を操作することとなる。
【0079】上述のように、本発明のOFケーブル給油
系統訓練装置は、従来の学科や実験線路での模擬操作訓
練とは異なり、実線路に使用されているのと同様の機器
───バルブパネル8、連絡用操作箱12、警報受信装置
11及び緊急用圧力油槽19等───を備え、また、漏油事
故を模擬的に、かつ、圧力降下現象等をリアルに発生さ
せることができる構成であるため、実際の漏油事故に近
い体験ができて、極めて実戦的な訓練が可能となった。
系統訓練装置は、従来の学科や実験線路での模擬操作訓
練とは異なり、実線路に使用されているのと同様の機器
───バルブパネル8、連絡用操作箱12、警報受信装置
11及び緊急用圧力油槽19等───を備え、また、漏油事
故を模擬的に、かつ、圧力降下現象等をリアルに発生さ
せることができる構成であるため、実際の漏油事故に近
い体験ができて、極めて実戦的な訓練が可能となった。
【0080】また、バルブパネル8等の操作を電気信号
により取り出しているため、訓練生の操作が的確であっ
たか否かを、コンピュータにより判定可能である。
により取り出しているため、訓練生の操作が的確であっ
たか否かを、コンピュータにより判定可能である。
【0081】さらに、図2から判るように、1回の訓練
が終了すると、電磁弁39, 40, 41を閉じて、タンク37の
油をポンプ52にて吸って、各圧力油槽32, 34, 35, 19へ
所定圧力となるまで給油できるので、次の訓練も短い時
間の後に、直ちに開始できる。(即ち、自動給油機能を
本装置は備えている。)
が終了すると、電磁弁39, 40, 41を閉じて、タンク37の
油をポンプ52にて吸って、各圧力油槽32, 34, 35, 19へ
所定圧力となるまで給油できるので、次の訓練も短い時
間の後に、直ちに開始できる。(即ち、自動給油機能を
本装置は備えている。)
【0082】なお、本発明は上述の実施例に限定されな
いで設計変更自由なことは勿論である。例えば、上述実
施例のように単心OFケーブル線路以外に3心OFケー
ブル線路の給油系統訓練にも適用することができ、また
線路の回線数も2回線(単心OFの場合はケーブル6
本、3心OFの場合はケーブル2本)、或はそれ以上と
することも自由である。
いで設計変更自由なことは勿論である。例えば、上述実
施例のように単心OFケーブル線路以外に3心OFケー
ブル線路の給油系統訓練にも適用することができ、また
線路の回線数も2回線(単心OFの場合はケーブル6
本、3心OFの場合はケーブル2本)、或はそれ以上と
することも自由である。
【0083】
【発明の効果】本発明は上述の構成により次のような著
大な効果を奏する。
大な効果を奏する。
【0084】 圧力計13, 14, 15の圧力が実際の漏油
事故と同様に降下するため、OFケーブル線路の漏油事
故の臨場感も高く、実戦配置された時に、訓練生が冷静
かつ迅速なバルブパネルのバルブ操作及び緊急用圧力油
槽の操作を正しく行う技能・技術を、短期間で習得でき
る。
事故と同様に降下するため、OFケーブル線路の漏油事
故の臨場感も高く、実戦配置された時に、訓練生が冷静
かつ迅速なバルブパネルのバルブ操作及び緊急用圧力油
槽の操作を正しく行う技能・技術を、短期間で習得でき
る。
【0085】 (請求項2によれば、)流量制御手段
48によって、漏油速度の大・小を変更できるから、種々
の事故状況を想定した訓練が可能となる。また、訓練生
の技能の上達度に応じて、きめ細かく訓練が可能とな
る。
48によって、漏油速度の大・小を変更できるから、種々
の事故状況を想定した訓練が可能となる。また、訓練生
の技能の上達度に応じて、きめ細かく訓練が可能とな
る。
【0086】 (請求項3によれば、)複数個のいず
れに漏油事故が発生したか、的確に判断すること、及
び、それに応じて異なるバルブ等を操作すること、が要
求されるが、そのような操作を訓練するうえで好都合で
ある。
れに漏油事故が発生したか、的確に判断すること、及
び、それに応じて異なるバルブ等を操作すること、が要
求されるが、そのような操作を訓練するうえで好都合で
ある。
【0087】 (請求項4によれば、)教官は不意に
漏油事故を模擬的に発生させることができ、訓練生はそ
のような不意(突然)の事故に、的確・迅速に対応する
ことが要求されるので、訓練装置として優れている。
漏油事故を模擬的に発生させることができ、訓練生はそ
のような不意(突然)の事故に、的確・迅速に対応する
ことが要求されるので、訓練装置として優れている。
【0088】 (請求項5によれば、)漏油事故の大
小を模擬的に発生できるので、それぞれに対応した適切
な対応を訓練可能である。かつ、訓練生の熟練度に対応
させることも容易である。
小を模擬的に発生できるので、それぞれに対応した適切
な対応を訓練可能である。かつ、訓練生の熟練度に対応
させることも容易である。
【図1】本発明の一実施例の全体外観を示す正面図であ
る。
る。
【図2】本装置の配管系統図である。
【図3】図1の要部拡大説明図である。
【図4】実線路の要部配管図である。
13 圧力計 14 圧力計 15 圧力計 19 緊急用圧力油槽 33 圧力油槽 34 圧力油槽 35 圧力油槽 37 タンク 38 リターン流路 39 電磁弁 40 電磁弁 41 電磁弁 48 流量制御手段 49 絞り弁 50 絞り弁 57 操作盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾野 武 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (72)発明者 吉川 允 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (72)発明者 樋口 節夫 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (72)発明者 田中 進 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社熊谷製作所内 (72)発明者 中川 国彦 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−26235(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 15/20 - 15/34
Claims (5)
- 【請求項1】 圧力油槽と、該圧力油槽の圧力を表示す
る圧力計と、訓練時に接続されるべき緊急用圧力油槽
と、タンクと、上記圧力油槽と該タンクとを連結したリ
ターン流路と、該リターン流路に介装されて上記圧力油
槽の油を上記タンクへ還流させて模擬のOFケーブル漏
油を発生させる電磁弁と、上記リターン流路に介装され
た流量制御手段と、を備えたことを特徴とするOFケー
ブル給油系統訓練装置。 - 【請求項2】 流量制御手段が、模擬のOFケーブル漏
油の漏油流量を変更可能なように、流量調整自在乃至流
量選択自在とした絞り弁又は流量調整弁をもって構成さ
れている請求項1記載のOFケーブル給油系統訓練装
置。 - 【請求項3】 圧力油槽と圧力計と電磁弁を同数の複数
個を設け、圧力油槽の各々の油をそれに対応する電磁弁
にてタンクへ還流可能とすると共に、圧力油槽の各々の
圧力をそれに対応した圧力計にて確認可能とした請求項
1記載のOFケーブル給油系統訓練装置。 - 【請求項4】 教官が操作する漏油条件設定用の操作盤
を設け、圧力油槽の油をタンクへ還流させて模擬のOF
ケーブル漏油を発生させる電磁弁を操作する操作部を、
上記操作盤に付設した請求項1記載のOFケーブル給油
系統訓練装置。 - 【請求項5】 教官が操作する漏油条件設定用の操作盤
を設け、模擬のOFケーブル漏油の漏油流量を大小選択
乃至調整する操作部を、上記操作盤に付設した請求項1
又は2記載のOFケーブル給油系統訓練装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7908393A JP2867100B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | Ofケーブル給油系統訓練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7908393A JP2867100B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | Ofケーブル給油系統訓練装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269120A JPH06269120A (ja) | 1994-09-22 |
JP2867100B2 true JP2867100B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=13679998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7908393A Expired - Fee Related JP2867100B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | Ofケーブル給油系統訓練装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867100B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP7908393A patent/JP2867100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06269120A (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |