JP2866495B2 - たたきマッサージ機 - Google Patents

たたきマッサージ機

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JP2866495B2
JP2866495B2 JP11986691A JP11986691A JP2866495B2 JP 2866495 B2 JP2866495 B2 JP 2866495B2 JP 11986691 A JP11986691 A JP 11986691A JP 11986691 A JP11986691 A JP 11986691A JP 2866495 B2 JP2866495 B2 JP 2866495B2
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tapping
force
plunger
electromagnetic solenoid
movable
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JP11986691A
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和嗣 林
彰一 山口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、肩こりなどに適用さ
れるたたきマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、たたき部材であるたたき玉を電磁ソ
レノイドのプランジャに連結し、電磁ソレノイドに電圧
を印加するごとに、すなわち1回のたたき動作当たり1
個のパルス電圧を印加することにより、たたき玉を突出
させて被たたき部をたたいてたたきマッサージを行い、
その電圧印加時間の長短によりたたき強さ(たたき力)
を可変にしたものがあった(たとえば特公昭55−48
822号,特開昭55−141241号,特開昭60−
48747号,実開昭51−2458号)。
【0003】すなわち、このたたきマッサージ機は、図
5の実線の印加電圧P1 の印加時間t1 が短いときは図
6のようにたたき力Q1 が弱く、また図5の破線の印加
電圧P2 の印加時間t2が長いときは図6のようにたた
き力Q2 が強くなる。したがって、十分なたたき力(使
用感)を得ようとする場合は、電圧印加時間を長くして
たたき力の時間に対する変化率およびたたき力(ピーク
値)を大きくしていた。
【0004】また、たたき速さに連動してたたき強さを
可変にし、たたき速さが速くなるとたたき強さを弱くす
ることにより、たたき速さを変化させても同じ使用感を
与えるようにしたものがあった(特公昭55−2686
2号)が、基本的には前記と同じである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1回の
たたき動作で十分なたたき力(使用感)を得るために電
圧印加時間を長くすると、たたき力の時間に対する変化
率が大きくなり、たたき力ピーク値が大きくなりすぎる
ため、使用者は十分なたたき感よりも、痛さを感じると
共に被たたき部の筋肉や皮膚などの組織を痛め、たたき
マッサージ効果が低下するなどの問題点があった。
【0006】したがって、この発明の目的は、1回のた
たき動作で使用者に痛さを感じさせることなく、十分な
たたき感を使用者に与えることができるたたきマッサー
ジ機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のたたきマッサ
ージ機は、被たたき部に当接するたたき部材をプランジ
ャに連結してなる可動部を有する電磁ソレノイドと、前
記プランジャを駆動するパルス電圧を前記電磁ソレノイ
ドに供給する駆動手段と、前記可動部の動作に遅れて連
動するように前記可動部に設けられた重り部材とを備え
たものである。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、駆動手段を操作して
電磁ソレノイドにパルス電圧を印加すると、各パルス電
圧ごとに可動部のプランジャが吸引されたたき部材が駆
動されて被たたき部をたたき、パルス電圧が停止するご
とにたたき部材が後退する。また可動部の各動作に少し
遅れて重り部材がその慣性により動作したたき部材を介
して被たたき部に先のたたき力に少し遅れて重り部材の
たたき力を与える。このため、1回のたたき動作でたた
き力ピーク値をあまり大きくせずにたたき力の印加時間
を長くできることとなる。したがって従来例と比較し
て、たたき力の時間に対する変化率やたたき力ピーク値
を大きくすることがないので、使用者に痛さを感じさせ
ることがなく、また被たたき部の筋肉や皮膚などの組織
を痛めることもなく、1回のたたき動作により充分なた
たき感を使用者に与え、マッサージ効果を向上すること
ができる。
【0009】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1および図2に
基づいて説明する。すなわち、このたたきマッサージ機
は、電磁ソレノイド1と、電磁ソレノイド1を覆うヘッ
ドカバー2と、ヘッドカバー2の近傍で電磁ソレノイド
1と連結されたたたき玉アタッチメントであるたたき部
材3と、ヘッドカバー2および電磁ソレノイド1を支え
る連結ばね4と、駆動手段28を内蔵する把手部5から
構成される。
【0010】まず、電磁ソレノイド1は、筒状のコイル
枠11の外周に巻回した励磁コイル12と、この励磁コ
イル12の外側のヨーク13を主な固定部材とし、プラ
ンジャ14はコイル枠11内に往復動作自在に収納され
た可動鉄心15と、この可動鉄心15の一端に結合し、
ヨーク13の中央部の貫通孔16に挿通配置した駆動棒
17から構成されている。
【0011】可動鉄心15の後端の側部に突出した鍔部
18とヨーク13の上面との間に鍔部18の衝撃を吸収
するゴムのような弾性体からなり、中心孔に可動鉄心1
5を挿通させた防音弾性体19を介在させてある。ヨー
ク13の貫通孔16の内周縁に嵌合した筒状の鉄心部2
0をコイル枠11の孔下部に納装してあり、鉄心部20
には駆動棒17を往復動作自在に挿通したガイドブッシ
ュ21を取設しプランジャ14の摺動部を構成してい
る。
【0012】またヨーク13の中央部の接合部位からは
上下相対向する2枚の延出板部22が外方にむけて一体
的に延出形成されており、これら2枚の延出板部22間
には後述の連結材4が挟持される。プランジャ14の駆
動棒17の先端には肩や腰のような被たたき部に当接自
在なたたき部材3が固設され、これらにより可動部34
が構成されている。またヨーク13の下端部にはたたき
部材3の衝撃音を吸収するための防音弾性体23と、た
たき部材3をばね付勢する戻しばね体24を有してい
る。
【0013】さらにプランジャ14の後端部に収納部材
32を取付け、収納部材32の内部の可動鉄心15の後
端部に対面する位置に押しばね31を介して重り部材3
0を取付け、押しばね31により重り部材30を可動鉄
心15の後端部に押付けている。したがって重り部材3
0は可動部34の動作に対してよりその慣性により遅れ
て連動する。可動鉄心15の後端部には重り部材30の
衝撃を吸収するための弾性体33が接着剤などにより取
付けられている。
【0014】連結材4は細長板状で、所定のばね定数を
有する磁性体の連結材で、その先端には電磁ソレノイド
1の延出板部22と同様な位置関係を有する連結孔が穿
設してあり、この先端部を延出板部22間に介在させる
と共にそれぞれの連結孔にリベット25を挿入し、リベ
ット結合にて連結固定してある。把手部5は電源スイッ
チ26や電源コード27を取設し、その内部には駆動手
段28が納装してあり、前部には連結材4の他端が連結
固着してある。駆動手段28は商用電源に接続され、パ
ルス電圧の印加ごとにたたき動作を行うため断続的にパ
ルス電圧を電磁ソレノイド1に供給する。
【0015】この電磁ソレノイド1の動作についてまず
説明する。すなわち、電源コード27を商用電源に接続
すると共に把手部5を手に持ち、たたき部材3を肩や腰
のような被たたき部に当接するとプランジャ14は図1
の実線で示す状態から想像線で示す位置に摺動移動す
る。次に電源スイッチ26をオンにすると、電磁ソレノ
イド1の励磁コイル12にパルス電圧が印加されて励磁
コイル12にパルス電流が供給され、これにより電磁ソ
レノイド1の質量が小さく慣性が小さいプランジャ14
が鉄心部20に吸引され、たたき部材3が電磁ソレノイ
ド1から外方に突出し、この動作による被たたき部への
押し込み力(押し込み量)がたたき力として被たたき部
に加わり、たたき動作が行われる。また励磁コイル12
にはパルス電圧が印加されるため、パルス電圧終了後に
は、被たたき部の戻し力(負荷)によりプランジャ14
は押し戻され、励磁コイル12にパルス電圧が印加され
る前の状態に戻る。一方、たたき動作時には、たたき力
の反作用力によりプランジャ14に対して質量が大きく
慣性が大きい電磁ソレノイド1の固定部は被たたき部に
対し多少上下動することになるが、このように断続的な
パルス電圧を電磁ソレノイド1に印加することによりプ
ランジャ14がたたき部材3を介して被たたき部を押し
込むことにより一連のたたき動作が行われる。
【0016】また、重り部材30の遅れ連動の動作につ
いて説明する。すなわち、電磁ソレノイド1は励磁コイ
ル12にパルス電圧が印加される前は、電磁ソレノイド
1のプランジャ14が図2の(a)の状態になっている
(図1の想像線)。つぎに電磁ソレノイド1の励磁コイ
ル12にパルス電圧が印加され励磁コイル12にパルス
電流が供給されると、図2の(b),(c)のように電
磁ソレノイド1によるプランジャ14の吸引動作がさ
れ、質量が小さく完成が小さいプランジャ14はたたき
部材3を押し込み、この押し込み力(押し込み量)がた
たき力としてたたき部材3をへて被たたき部に加わり、
たたき動作が行われる。一方、プランジャ14に連動す
る重り部材30はその慣性により図2(b),(c)の
ように可動鉄心15の上部側の弾性体33から離れ押し
ばね31をたわめる。これにより、プランジャ14を反
対方向に押し戻してたたき力ピーク値を小さくし、次に
励磁コイル12へのパルス電圧がなくなって、被たたき
部の戻し力(負荷)によりプランジャ14が押し戻され
始める時、または押し戻されている時に、図2(d)の
ように、重り部材30が遅れて弾性体33を経て可動鉄
心15に衝突し、再度プランジャ14を被たたき部の方
向に押し込むことによりさらにたき力を被たたき部に印
加することになる。このように可動鉄心15に対し遅れ
連動する重り部材30により、1回のたたき動作時のた
たき力ピーク値をあまり大きくせずにたたき力の印加時
間を長くできることとなる。そのため従来例のように、
1回のたたき動作をするために単純にたたき力の時間に
対する変化率、たたき力ピーク値を大きくして、使用者
に痛さを感じさせたり、被たたき部の筋肉や皮膚などの
組織を傷めたりすることなく、マッサージ師のように1
回のたたき動作で十分なたたき感を使用者に与えること
ができるのでマッサージ効果を向上することができる。
【0017】なお、マッサージ師のたたき手技の一つの
拳打法でも拳を強く握るのではなく、軽くにぎり掌と親
指が被たたき部に当たる時間に差をつけており、そのた
たき力は図3のようにたたき力ピーク値をあまり大きく
せず、かつたたき力の印加時間t3 を長くして、被たた
き部に充分なたたき力(たたき感)Q3 ,Q4 を与えて
おり、前記実施例はこれに近づいたものとなっている。
【0018】この発明の第2の実施例を図4に示す。す
なわち、このたたきマッサージ機は、たたき部材3内に
中空部35を設け、中空部35の約半分のスペースに複
数の小さな鉄球を実施例とする重り部材30を収納した
ものである。この実施例も重り部材30の慣性により可
動部34の動作に遅れ連動するので、第1の実施例と同
様の作用がある。しかも、この実施例によれば、たたき
部材3内に重り部材30を収納したため、小形化でき
る。
【0019】なお、第1の実施例の押しばね31はなく
てもよい。またこの実施例では使用者が手に持ち使用す
るハンディマッサージ機としたが、その他の椅子やベッ
ドなどの大型マッサージ機に応用しても良い。
【0020】
【発明の効果】この発明のたたきマッサージ機は、被た
たき部に当接するたたき部材をプランジャに連結してな
る可動部を有する電磁ソレノイドと、前記プランジャを
駆動するパルス電圧を前記電磁ソレノイドに供給する駆
動手段と、前記可動部の動作に遅れて連動するように前
記可動部に設けられた重り部材とを備えたため、駆動手
段を操作して電磁ソレノイドにパルス電圧を印加するこ
とにより、各パルス電圧ごとに可動部のプランジャが吸
引されたたき部材が駆動されて被たたき部をたたき、ま
た可動部の各動作に少し遅れて重り部材がその慣性によ
り動作したたき部材を介して被たたき部に先のたたき力
に少し遅れて重り部材のたたき力を与える。このため、
1回のたたき動作でたたき力ピーク値をあまり大きくせ
ずにたたき力の印加時間を長くできることとなる。した
がって従来例と比較して、たたき力の時間に対する変化
率やたたき力ピーク値を大きくすることがないので、使
用者に痛さを感じさせることがなく、また被たたき部の
筋肉や皮膚などの組織を痛めることもなく、1回のたた
き動作により充分なたたき感を使用者に与え、マッサー
ジ効果を向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】その動作説明図である。
【図3】マッサージ師によるたたき力波形図である。
【図4】第2の実施例の部分断面図である。
【図5】従来例の電磁ソレノイドの印加時間の説明図で
ある。
【図6】そのたたき力の波形図である。
【符号の説明】
1 電磁ソレノイド 3 たたき部材 14 プランジャ 28 駆動手段 30 重り部材 34 可動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 23/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被たたき部に当接するたたき部材をプラ
    ンジャに連結してなる可動部を有する電磁ソレノイド
    と、前記プランジャを駆動するパルス電圧を前記電磁ソ
    レノイドに供給する駆動手段と、前記可動部の動作に遅
    れて連動するように前記可動部に設けられた重り部材と
    を備えたたたきマッサージ機。
JP11986691A 1991-05-24 1991-05-24 たたきマッサージ機 Expired - Lifetime JP2866495B2 (ja)

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JPH04347159A JPH04347159A (ja) 1992-12-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005089694A1 (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Bionics Corporation マッサージ器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005089694A1 (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Bionics Corporation マッサージ器

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JPH04347159A (ja) 1992-12-02

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