JP2865233B2 - ショットブラスト装置 - Google Patents

ショットブラスト装置

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JP2865233B2
JP2865233B2 JP18591792A JP18591792A JP2865233B2 JP 2865233 B2 JP2865233 B2 JP 2865233B2 JP 18591792 A JP18591792 A JP 18591792A JP 18591792 A JP18591792 A JP 18591792A JP 2865233 B2 JP2865233 B2 JP 2865233B2
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雅治 志賀
貢 梅村
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Shinto Industrial Co Ltd
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Shinto Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心投射式あるいはエ
アノズル噴射式で投射材を鋳造品等の被研掃物に投射し
て表面を処理(付着物の除去あるいは表面仕上げ)する
ショットブラスト装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来、投射室内の換気のために、
ショットブラスト装置に空気取入口を設けることは公知
であるが、近年、騒音の低減や粉塵の外部放出防止のた
め、研掃室の気密性を高くすると共に研掃室内を集塵装
置等による吸引により負圧にすることが多くなってきて
いる。しかしながら、この負圧が大きくなると、点検扉
及び製品搬出入扉がキャビネットに吸着され、開閉が困
難になることがあり、自動開閉式の扉を開ける場合に
は、大きな推力を必要とし、動力の大きな扉開閉用駆動
装置を設ける必要があった。また、エアノズル噴射式の
投射装置の場合には、ノズルからの空気の吹き込み量の
変動により研掃室内の負圧が変動し、集塵装置の吸引空
気量が変化し、風選式ショットセパレ−タの性能が変動
するいう問題点があった。本発明は、上記の問題に鑑み
て成されたもので、点検扉及び製品搬出入扉を容易に開
閉させると共にショットセパレ−タの性能が安定するよ
うにしたショットブラスト装置を提供することを目的と
するものである。
【0003】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するため
に、本発明におけるショットブラスト装置は、製品搬出
入扉もしくは点検扉または前記両方を、側壁もしくは上
壁に備えた研掃室を構成するキャビネットと、該キャビ
ネットに付属されキャビネット内にショットを投射する
ショット投射機と、該キャビネットの上方に設けられ吸
引管及び分岐管を介して連通されたショットセパレ−タ
と、前記吸引管の先端に連通された集塵機と、前記キャ
ビネットに付属する空気取入口と、該空気取入口の内部
にあって空気取入口の開閉を調節する弁と、を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0004】
【作用】上記のような解決手段を採用することにより、
研掃室内の負圧を所定範囲内に維持できる。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて詳し
く説明する。図1において、研掃室を構成するキャビネ
ット1の前面及び側面には、製品搬出入扉2及び点検扉
3が設けられ、キャビネット1内の後部にはノズル噴射
式のショット投射機4が配設けられている。該ショット
投射機4は圧縮空気源に連通されていて、配管の途中で
ショットの供給を受けるようになっている。また前記キ
ャビネット1の上壁部には、空気取入口5が設けられる
と共に上壁から上方へ延びる吸引管6が連通され、該吸
引管6には分岐管6Aが設けられ、該分岐管6Aの先端
はショット溜兼ねるショットセパレ−タ7の右側部に連
通して設けられ、該吸引管6の先端は、集塵機9に連結
されている。
【0006】前記空気取入口5について詳しく説明する
に、図2に示すようになっており、弁21は調整ボルト
24、バネ22を介し空気取入口5の上部に取り付けた
ブラケット23に吊設されている。バネ22は、弁21
をフィルタ26を備えた空気取入口5の先端部25に取
り付けた円形の開口部を有する蓋27にシ−ル28を介
して密着させるためのものであり、調整ボルト24はこ
の密着力を調整できる。なお、前記空気取入口5は、図
3のようにキャビネット1の側面に設け、開口部を下方
に向けた構成でもよい。即ち、弁31をフィルタ34を
備えた空気取入口5の先端部35に取り付けた円形の開
口部にシ−ル36を介して密着させる。該弁31はワイ
ヤ32を介して重り33に連結されている。重り33は
弁31を空気取入口に密着させるためのものであり、重
り33を変更することにより密着力は調整できる。ま
た、別の実施例として、弁の開閉は、ショット投射機4
へのエア吹き込み信号に連動した信号を空気取入口5を
塞ぐ弁21,31を上下させるシリンダ等の駆動装置に
送ることもできる。さらに別の実施例として、キャビネ
ット1内に圧力センサを取り付けることにより、キャビ
ネット1内の空気圧を圧力センサにより感知し、所定の
負圧より負圧が大きくなった時だけ、所定時間、弁を開
くこともできる。
【0007】このように構成されたものは、製品を製品
搬入口から、キャビネット1内に投入した後、製品搬出
入扉2は閉じられ、キャビネット1内は気密される。次
に、ショット溜を兼ねたショットセパレ−タ7に適当量
のショットを溜めると共に集塵機9を作動させて、吸引
管6を介して吸引気流を起こす。このとき、キャビネッ
ト1内は負圧になっている。この状態でショット投射機
4を作動させて、空気と共にショットをキャビネット1
内に投入したワークに向けて投射する。このとき、キャ
ビネット1に吹き込まれた空気は、キャビネット1内の
空気量を増やすため、キャビネット1内の負圧は低くな
り、吸引管6から吸引される集塵風量は増加する。一
方、図示していないショット回収装置から回収されたシ
ョットと空気は、ショット溜を兼ねるショットセパレー
タ7に導入され、ショットセパレ−タ7では、集塵風量
に応じてショットセパレ−タ7の空間部を流れる空気の
流速が決定され、粉塵は空気に乗って集塵機9に達し、
ショットは衝突板に衝突して落下し、適当量のショット
がショット溜に溜められる。この状態では集塵風量のバ
ランスがとれている。ブラスト処理が終わり、ショット
投射機4からの空気の吹き込み量が減少もしくは無くな
ると、キャビネット1内の負圧が高くなり集塵風量が減
少し、集塵風量のバランスは崩れるが、キャビネット1
内の負圧が前記のバネ22もしくは重り33による密着
力よりも高くなると空気取入口5が開き、空気が取り入
れられキャビネット1内の空気量が増えるため、キャビ
ネット1内の負圧が低くなり、集塵風量は増加し集塵風
量のバランスが戻り、ショットセパレ−タ7の性能は安
定する。以上のような作動を連続して行う。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、研掃室内の負圧に応じて空気取入口の弁を開いて空
気を取り入れるから、研掃室内の負圧は一定の範囲内に
調整でき、点検扉及び製品搬出入扉は容易に開閉できる
と共にショットセパレ−タの性能が安定するようになる
等産業界に与える効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】図1における空気取入口の拡大断面図である。
【図3】空気取入口の別の実施例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】 1 キャビネット 2 製品搬出入扉 3 点検扉 4 ショット投射機 5 空気取入口 6 吸引管 7 ショットセパレ−タ 9 集塵機 21 弁 22 バネ 24 調整ボルト 31 弁 33 重り

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品搬出入扉2もしくは点検扉3または
    前記両方を、側壁もしくは上壁に備えた研掃室を構成す
    るキャビネット1と、該キャビネット1に付属されキャ
    ビネット1内にショットを投射するショット投射機4
    と、該キャビネット1の上方に設けられ吸引管6及び分
    岐管6Aを介して連通されたショットセパレ−タ7と、
    前記吸引管6の先端に連通された集塵機9と、前記キャ
    ビネット1に付属する空気取入口5と、該空気取入口5
    の内部にあって空気取入口の開閉を調節する弁21と、
    を設けたことを特徴とするショットブラスト装置。
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