JP2865108B2 - 光磁気データ記録装置 - Google Patents

光磁気データ記録装置

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JP2865108B2 JP1319041A JP31904189A JP2865108B2 JP 2865108 B2 JP2865108 B2 JP 2865108B2 JP 1319041 A JP1319041 A JP 1319041A JP 31904189 A JP31904189 A JP 31904189A JP 2865108 B2 JP2865108 B2 JP 2865108B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光磁気型のデータ記録を行なう系統および
その提供方法、特に、バイアス磁界発生用永久磁石を備
えた光磁気データ記録系の系統およびその提供方法に関
するものである。 (従来の技術) コンピュータシステム等において最も普通に用いられ
る二つのデータ記録方法、すなわち、磁気的記録方法と
光学的記録方法とは、それぞれに利点があり、磁気記録
方式は、周知のように、消去可能の態様で記録すること
ができ、光学記録方式は、消去不能の場合が多いが、大
抵の磁気記録方式より高密度のデータ記録が行なえる。
光磁気記録方式は、かかる両記録方式の長所を組合わせ
て、高密度のデータ記録を消去可能に行なえる記録系を
提供し得るものである。 従来、数種類の光磁気記録方式が提案されているが、
本発明に最も関連の深い記録方式は、2種類の効果を呈
する記録媒体の存在に因るものであって、その効果の第
1は光磁気ケル効果である。このケル効果を呈する材料
は、その材料の磁化領域からの反射光に偏光面の回転を
生ずる。例えば、材料の磁化領域に入射する偏光光は、
所定の極性に磁化した領域からの反射に偏光面の回転を
受け、反対極性に磁化した領域では、反対方向の偏光面
回転が生ずる。 また、上述した2種類の効果の第2は、媒体が低温で
は強い保磁力を有し、高温では弱い保持力を有する、と
いう効果であり、したがって、この第2の効果によれ
ば、媒体は、低温より高温の方が容易に磁化されること
になる。 かかる光磁気系においては、熱源を用いて媒体の記録
領域の温度を磁化可能温度以上に加熱するとともに、加
熱媒体の全域を弱い磁界に曝すことによってデータ記録
が行なわれ、ついで、冷却するに伴い、加熱して磁界に
曝した領域が磁化される。最初に、媒体は、普通、全体
が一方向に磁化されているが、記録後には、記録領域か
ら偏光光を反射させて偏光面の回転を検出することによ
り、媒体の所定領域が所望の磁気極性に磁化されている
か否かを検出することができる。このようにして、媒体
の諸領域に2値ディジットすなわちビットが書込まれ、
各ビットの2値は、媒体の各領域の磁化の増減に対応す
る偏光光の所定方向への偏向面回転の有無によって割当
てられる。印加バイアス磁界の極性を反転させて書込み
領域を加熱すれば、書込み領域は、もとの全域磁化の方
向に戻り、このようにして古い書込み情報を消去するこ
とができる。この種の光磁気系一般については、マーク
エッチ クライダー(Mark H.Kryder)著「光磁気記
録技術」応用物理学会誌(J.Arrl.Phys.)第57巻、第1
号、第3913〜3918頁および今村信高著「磁性薄膜および
記憶素子の光磁気効果の研究」電気学会誌、1983年3月
号、第100〜103頁に記載されている。 この種の光磁気記録系には少なくともつぎの4部分が
必要である。すなわち、光磁気ケル効果およびキューリ
ー効果の双方を呈する媒体;媒体の所定領域を磁化温度
に加熱する熱源;磁界発生源および媒体の所定領域が所
定極性に磁化されているか否かを検出する装置の4要素
であり、各要素には、それぞれ、多くの種類や様々の構
成のものがあり、その選択には種々の因子が重要であっ
て、しかも、それらの要因は相互に関連を有している。
かかる相互関連は、必ずしも、所定の有利な要因を備え
た素子を選択するには他の不利な要因も甘受しなければ
ならない、というように、制御不能の偶発的なものでは
なく、しかも、必ずしも直線的な関係ではないので、あ
る要因の従来周知の量を変更すると、他の要因に必ずし
も予測し得ない変化が生ずることがある。かかる相互関
係の結果として、上述した4要素を、各要素それぞれの
特性の理論的知識に基づいて選択するのは極めて困難で
あった。 (発明が解決しようとする課題) かかる4要素を提供する際に考慮すべき諸要因として
は、磁界発生源の磁気的特性、媒体の諸特性、並びに磁
界発生源の極性を変化させる装置および方法の諸特性が
ある。 特に、本発明に関連して考慮すべきは、永久磁石とす
る磁界発生源およびレーザとする加熱熱源である。永久
磁石を用いた光磁気ディスクの試作品については、大田
他著「レーザ反射を用いた光磁気ディスク」国際光学技
術協会(SPIE)会報、第382巻、第252〜259頁に簡単に
記載されており、また、MnAlGeの薄膜の磁気記録に対す
る磁性細線の使用については、アール・シー・シャーウ
ッド(R.C.Sherwood)他著「光磁気応用MnAlGe薄膜」応
用物理学会誌(J.Appl.Phys.)第42巻、第4号、第1704
〜1705頁に開示されている。永久磁石を磁界発生源とし
て用いた場合に、その永久磁石を選んだ材料は、記録系
の他の諸方面に影響する各種の特性を有しており、その
永久磁石は特有の空間分布を呈する磁界を発生させるこ
とになる。本発明に特に関連するのは、永久磁石の表面
から離隔した位置における磁界強度の大きさであり、永
久磁石の磁界分布によって、永久磁石をどの程度ディス
クに近付けなければならないか、どの種類のディスク材
料を用い得るか、あるいは、媒体の端縁で所要の磁界強
度を得るには記録媒体の長さを超えてどこまで永久磁石
を伸ばさなければならないか、が決まる。また、媒体上
の磁界強度はディスクの動揺によっても影響を受ける。
磁界強度は距離の自乗に逆比例して消滅するのであるか
ら、磁界強度の変化は、より強力な磁石をより遠くに配
置して用いれば減少させることができるが、より強力な
磁石は、普通、より大きく、より重くなるので、回転さ
せるのがそれだけ困難になる。 また、永久磁石には、これを動かしてディスク上に所
望極性の磁界を形成するうえで重大な関係を有する密度
の問題がある。ビットの書込みもしくは消去を行なうた
めに永久磁石をその縦軸の周わりに回転させなければな
らないときには、永久磁石を回転させるのにどれだけの
エネルギーが消費されるか、および、永久磁石の向きを
どれだけ遠く変えられるか、には永久磁石の密度が影響
する。細長い永久磁石の形状、特に、その断面形状は磁
界の強さおよび形状に影響するであろうが、今度はその
磁界が上述したような影響を及ぼすとともに、磁石をど
れだけ媒体に近付けて配置し、しかも、磁石を移動もし
くは回転させるときに必要な隙間を空けるかに影響を与
える。永久磁石の断面形状は、縦軸の周わりの慣性モー
メントにも影響し、したがって、磁石を回転もしくは移
動させるのにどれだけエネルギーを消費するかにも影響
する。 媒体に選定する材料の種類は、ビットの書込みもしく
は消去に必要な温度および磁界強度に影響し、今度はこ
れらの必要要因が、どの種類の磁性材料を永久磁石に用
い得るか、永久磁石をどれだけ媒体に近づけて位置させ
なければならないかに影響し、今度は、その位置が、永
久磁石の回転時にディスクに対して適切な隙間を確保す
るのに必要な永久磁石の断面形状を決め得ることにな
る。磁性媒体材料の選択も、ディスクの価格に影響し、
また、媒体を載せる基板の種類に影響しそうである。永
久磁石を移動もしくは回転させる装置の設計も全体設計
における他の点に関連する。それぞれ永久磁石の磁界に
関連する磁界を形成する単一もしくは複数個の電磁石に
よって永久磁石を回転させる系においては、永久磁石が
回転する際に電磁石作動子コイルと永久磁石との間に隙
間を設けなければならないので、永久磁石の寸法形状が
電磁石作動子コイルの形状に影響する。電磁石作動子コ
イルが形成する磁界と関連する位置における永久磁石の
磁界強度は、永久磁石に所望の回転をさせるのに十分な
強さが必要であるから、永久磁石の磁界の形状が作動子
コイルの種類および特定の形状を決めることになり、今
度は、使用する作動子コイルが永久磁石の移動もしくは
回転に消費されるエネルギーの量に影響することにな
る。 上述と関連して、作動子による永久磁石の回転のさせ
方が多くの点で記録系に影響する。永久磁石の回転の加
速に要する時間長並びに永久磁石を減速して読取りもし
くは書込みの間所望の位置に保持するのに用いる方法お
よび時間長が、永久磁石の単一の回転に瞬時的および平
均して消費されるエネルギー量に影響するとともに、永
久磁石の極性を一方から他方へ切換える速さにも影響し
そうである。永久磁石回転の加速および減速の方法は、
作動子の制御に要する回路の種類に影響しそうである。 以上に列挙した諸要因は必ずしも完全ではないが、多
数の要因およびその非直線的な相互関連が光磁気系の選
択を複雑かつ困難な仕事にし、商業的に使用可能で経済
的に製造可能な光磁気系を提供する積りなら一層複雑困
難な仕事にするものであることを示すには充分である。 (課題を解決するための手段) 適切に機能するとともに経済的に製造し得る光磁気系
の提供によれば、関連のある特徴が考慮に入れられるべ
きである。回転可能のディスクの形態とするのが好適な
記録媒体は、第1温度に加熱したときに第1強度の磁界
に曝すと磁化し得るが、より低い温度では同じ強度の磁
界に曝しても磁化し得ない、という性質を有している。
媒体の第1領域は、好ましくは光照射手段により、さら
に好ましくはレーザ光源により、少なくとも第1温度に
加熱することによって磁化に感応し得るようにする。所
望のビットのみを書込み可能にするには、光照射熱源の
寸法、強度および照射時間並びに媒体の熱伝送特性を、
媒体の書込みを行なうべき第1領域に隣接する部分を第
1温度より低い温度に維持するように設定する。 本発明は、媒体の第1領域を磁化するために、永久磁
石を設けることによって磁界を形成することを含んでい
る。永久磁石系は、電磁石系に比し、総合の所要電力が
少ないと信じられている。永久磁石は、加熱媒体を磁化
するに必要な強度に少なくとも等しい磁界強度を形成し
なければならず、第1極性の磁界が、媒体の磁化すべき
部分に隣接して位置するようにして搭載される。例えば
書込まれたビットとは反対の磁気極性によってそのビッ
トを書込むことにより、書込まれたビットを消去するに
は、反対極性の磁界が、媒体のビットを消去すべき部分
に隣接して位置するように永久磁石を動かすための素子
(電磁石)を設ける。かかる素子の設置は、永久磁石を
その軸の周りに反転もしくは回転させることにより達成
するのが好適である。したがって、設置する永久磁石の
形状および種類は、その永久磁石が媒体に近接して位置
し、必要な強度の磁界を形成することができ、しかも、
永久磁石の回転の際に媒体との接触を避け得るようにす
る。 ディスク上のデータの読出し、書込みおよび消去を急
速に行ない得るようにするには、本発明において、電子
回路を含み、その電子回路の制御のもとで永久磁石をそ
の軸の周りに反転もしくは回転させる装置により、所定
の時間間隔より短い時間で磁気極性の反転を達成する。
なお、磁気極性の反転は、ディスクの1回転より短い時
間で達成するのが好ましく、ディスクの半回転より短い
時間で達成するのがさらに好ましい。 (実施例) 以下に図面を参照して実施例につき本発明を詳細に説
明する。 まず、本発明による光磁気記録系の構成を第1図に模
式的に示す。図示の構成において、ハブ12の中心の周わ
りに回転可能のディスク10は、内縁16および外縁18によ
り囲まれた磁化可能材料よりなる記録領域14を備えてお
り、その磁性材料は、光磁気ケル効果およびキューリー
効果を呈する。この記録媒体は、ガリウム・テルビウム
・鉄の混合物もしくは合金とすることができ、かかる媒
体は、少なくとも約200℃の温度に加熱したときに、約2
50エルステッドの磁界強度および250ガウスの磁束密度
を有する磁界に曝すことによって磁化可能であるが、約
150℃以下の温度では、250エルステッドの磁界強度でも
磁化し得ないものとみられる。好適な実施例において
は、ディスク10の直径を約5インチ、すなわち、約125
ミリメータとする。このディスク10は、回転時における
垂直偏位すなわち揺れが0.5ミリメートル以下となる堅
さを有しており、回転周期が約27ミリ秒となる約36ヘル
ツで回転する。 第1図示の構成の上面を示す第2図においては、レー
ザ光源22を設けて、ビーム分割器26を透過する光ビーム
24を発生させる。レーザ光源22からの光ビーム24は、例
えば、鏡28もしくは他のビーム軸転換素子からの反射に
より、ディスク10に向って進行する。ビーム分割器26
は、ディスク14からの反射光の一部を反射させてその方
向を変え、反射ビーム32を検知器34に向わせる。鏡28お
よびできればレンズ36のような集束素子を架台38および
レール40の系のような半径方向移動手段上に設けてあ
る。記録媒体からの集束光ビームを反射させるこれらの
諸系は、周知のものであり、一般的に、例えば、1986年
4月29日発行のマーテンス他所有米国特許第4,586,092
号、1986年12月6日発行のブラスト他所有米国特許第4,
630,249号の各明細書に記載されている。現在の系で
は、集束もしくは「読出し」を行なった光点42は半径約
4.5ミリメータ(4.55ミリメータ)であって、ディスク1
0上に、約250℃以上に加熱された直径約1マイクロメー
タの領域を形成する。 検知器34の系およびビーム分割器26等の光軸転換系の
少なくとも一方は、第1磁気極性に磁化したディスク10
からの反射光の偏光方向を優先的に検出するように構成
してあり、この検出系は、ディスク10の第1極性に磁化
した領域と第2磁化極性に磁化した領域とからの反射光
を識別することができ、かかる識別を行なう方法の一つ
は、分極光ビーム分割器、偏光板、ロッションプリズム
あるいはウオラストンプリズムのような分極検知器46を
(適切な角度方向に向けて)検出器34に付随させること
である。かかる分極検知器46は、検出器34によって検出
し得るように、分極の変化を強度の変化に変えるもので
ある。媒体14は光磁気ケル効果を呈するので、ディスク
10から反射した光の分極が、その光を反射させたディス
ク10の領域の磁気極性の影響を受ける。 永久磁石52が、ディスク10の記録領域に隣接して設置
してある。この永久磁石は、例えば、コルト株式会社
(Colt Corporation)の「クルーマックス(Crumax)3
2」なる商品名で市販されている材料などのネオジウム
・鉄・硼素合金のような高級磁性材料によるのが好適で
あり、ディスク10の内縁16と外縁18とで囲んだ記録領域
の幅一杯に亘る表面上に、少なくとも約280エルステッ
ド、好ましくは少なくとも350エルステッドの磁束密度
を形成する。なお、永久磁石52は、内外縁16,18を約10
ミリメートルずつ越えて延在させるのが好適である。第
3図でよく判るように、永久磁石52は、正方形断面とす
るのが好適であるが、他の形状とすることもできる。な
お、正方形断面とすれば、ディスク10の表面における磁
界強度と永久磁石52の縦軸54の周わりの慣性モーメント
とが有効に結合することが知られており、特に、正方形
断面では、円形断面より、単位慣性モーメントあたりの
強い磁界強度が得られることが知られている。 永久磁石52は、第1表面56と第2表面58とを有してお
り、第1表面56に隣接する空間が第1磁気極性を有する
とともに、第2表面58に隣接する空間が、その第1磁気
極性とは反対の第2磁気極性を有するような磁気特性を
呈する。好適な構成例においては、直方体磁石52の各面
の幅を約4.5ミリメータとし、また、永久磁石52の第1
もしくは第2の表面56,58とディスク10の表面との間の
距離62を約6.5ミリメータとし、さらに、長さを約52.5
ミリメータとする。かかる永久磁石52をホルダ68,70間
に設置し、軸受72,74により保持する。永久磁石52の回
転位置を検知するための第4図のセンサ102,138は、例
えば、ホールセンサやガウンメータ、あるいは、永久磁
石52やホルダ68上に設けた光学的検知マークを用いて設
けることかできる。 永久磁石52は、その動作中、少なくとも二つの状態の
うちの一方、すなわち、永久磁石52の第1もしくは第2
の表面56,58を記録領域14にほぼ平行に隣接した定常状
態と永久磁石52を記録領域14における磁気極性が異なる
新たな定常状態の位置に再配置するための回転状態との
一方に保持される。 そこで、第1および第2の作動子64,66を、永久磁石5
2を安定させるとともに縦軸54の周りに反転させるため
に設けるが、これらの作動子64,66は、電磁石とするの
が好適である。好適な構成例においては、各作動子が、
エアコアの周りに角型に巻回した深さ4ミリメータ、高
さ3ミリメータの28AWGワイヤ90ターンからなってい
る。かかる作動子64,66の作動により、永久磁石52が形
成する第1磁界と相互に作用して、縦軸54の周りに永久
磁石52に対するトルクを発生させる第2磁界を形成す
る。このトルクが、縦軸54の周りに永久磁石52の回転加
速を起こす。作動子64,66が形成する磁界の強さおよび
発生時間は、永久磁石52に十分な加速を与えて、短時間
にほぼ180゜回転させ得るものでなければならず、永久
磁石52の180゜回転を、ディスク14の1回転以内、好ま
しくは半回転以内に達成し得るようにするのが好適であ
る。永久磁石52にかかる急速回転をさせることにより、
磁界極性の反転をディスク10の数回転、好ましくは1回
転以内に達成し、したがって、ディスク10上の任意のビ
ット位置の書込みもしくは消去のためのアクセスを、デ
ィスク10の数回転以内、好ましくは1回転以内、さらに
好ましくは半回転以内に達成し得るようにする。 永久磁石52を回転させる速度は、部分的には、作動子
64,66が発生させる第2磁界の強度に左右され、一般
に、第2磁界の強度が強いほど、永久磁石52を急速に回
転させることができる。しかしながら、永久磁石52の回
転により、集束レンズ36および追跡架台38の移動に用い
る磁石など記録系の他の構成要素に逆効果を及ぼすある
程度の磁気的「ノイズ」を発生させることになる。した
がって、集束用および追跡用の磁石は、外部磁界および
回転中の永久磁石52の磁界に対して低感度であることが
望ましく、かかる逆効果は、記録系の他の構成要素に対
して磁気遮蔽を施すことによって消滅させるのが望まし
い。 永久磁石52が形成した磁界も、集束レンズ36用の磁石
を含む記録系の他の構成要素に影響し得る。したがっ
て、永久磁石52の強力な磁界はデータの書込みもしくは
消去を助け、さらに、永久磁石52自体の回転には有効で
あるが、強すぎて記録系の他の構成要素に悪影響を及ぼ
すことがないようにすべきである。 作動子64,66は、永久磁石52を90゜回転させて、第3
もしくは第4の面78,80が媒体14に隣接するように用い
得るようにするのが好適である。永久磁石52のかかる位
置的構成は、書込みとは逆の読出し動作中、もしくは、
消去動作中に、ディスク14に比較的弱い磁界強度を付与
したい場合に有用である。 第3図示の構成は永久磁石52の底面58がディスク10の
表面にほぼ平行の状態を示しているが、充分な磁界強度
を記録領域14に付与してあれば、ある程度の非平行性は
許容し得る。特に、約±20゜まで、好ましくは約±10゜
以下の誤調整は許容し得る。 永久磁石52を180度回転させるための制御回路100の好
適な構成例を第4図に示す。第4図には、作動子64,66
に電流を供給するための駆動回路128を含んでいる。永
久磁石52に生ずる回転加速の方向および大きさは、少な
くとも部分的には、駆動回路128から供給する電流の極
性および大きさによって決まり、第4図示の回路の選択
可能の部分は、動作の2位相に対応する電流の極性およ
び大きさの制御に使い分けられている。その第1の切換
え可能部分は、比例−積分−微分すなわち「PID」制御
回路126であり、その機能は、永久磁石52の回転位置を
安定化するように駆動回路128を制御して、永久磁石52
の第1表面56もしくは第2表面58を、いずれが記録領域
14に近接していようとも、その記録領域14にほぼ平行に
隣接させることにある。また、第2の切換え可能部分
は、加速回路134であり、その機能は、永久磁石52の回
転を加速、もしくは、減速するように駆動回路128を制
御して、永久磁石52の所望の表面56,58を記録領域14に
近接もしくは隣接させることにある。すなわち、PID制
御回路126および加速回路134は、それぞれ、駆動回路12
8に安定化制御および加速制御を行わさせるものであ
り、所望の磁石の極性は、極性指令111の形態で第4図
示の回路に与えられる。なお、この極性指令111は、デ
ィスク制御器(図示せず)のような従来周知の装置によ
って発生させたディジタル信号とするのが好適である。 以下の検討の便宜上、極性指令111を論理1とした場
合に、永久磁石52の所望の極性が、永久磁石52の書込み
位置に対応した極性、すなわち、上述したようにディス
ク10にデータを書込む際に用いる極性を有する磁界を永
久磁石52が形成する位置に対応した極性である、とす
る。また、極性指令111を論理0とした場合に、永久磁
石52の所望の極性が、永久磁石52の消去に対応した極
性、すなわち、ディスク10上のデータを消去する際に用
いる極性である、とする。なお、当業者に周知のよう
に、他の種類の極性指令も使用することができる。 しかして、PID制御回路126および加速回路134の切換
えすなわち選択について説明するに先立ち、これらの回
路の特徴について説明する。 加速回路134は、作動子駆動回路128に用いる信号を発
生させて、今度は、電磁石などからなる作動子64,66を
駆動して、永久磁石52にトルクを付与する。永久磁石52
は、作動子64,66によりトルクを付与された結果とし
て、回転加速を起こす。永久磁石52が起こす回転加速の
量は、ポテンシオメータ136を調整して、引続き作動子6
4,66によって付与される信号を変化させることにより、
変化させることができる。なお、永久磁石52のトルク
は、回転可能の永久磁石52と、電磁石作動子64,66との
間の磁気的相互作用によって生ずる。第5A図に示すよう
に、作動子64,66が第5A図乃至第5E図に矢印で示す極性
の磁界を形成すると、第5B図に示す位置に回転を起こさ
せるトルクが永久磁石52に加わり、永久磁石52は、少な
くとも第5C図に示す位置を通過するに足る回転速度を与
えられる。なお、永久磁石52は、以下に述べるように、
加速回路134によって生じた回転が摩擦、外部磁力など
に打負かされる前に、PID制御回路126の捕捉範囲まで回
転してその範囲内に位置しなければならない。しかし
て、一旦PID制御回路126の捕捉範囲内に入ると、PID制
御回路126は、第5E図に示す位置に永久磁石52をほぼ位
置させて安定化させるのに用い得るようになる。同様
に、永久磁石52が第5E図に示す位置にほぼ達して、作動
子64,66が第5A図乃至第5E図に示す極性の磁界を形成し
ているときには、第5D図に示す位置に向かう回転を起こ
させるトルクが永久磁石52に付与される。このようにし
て、作動子64,66は、永久磁石52が読出し位置にある
か、書込み位置にあるか、には拘わりなく、作動子64,6
6が形成する磁界の極性を変える必要なしに、したがっ
て、極性切換えの必要を減らして、永久磁石52の回転加
速に用いられる。 比例・積分・微分(PID)制御回路126は、従来周知の
制御技術であって、出力制御信号が、入力信号の直線的
組合わせ、入力信号の時間積分および入力信号の変化の
時間率に比例するものである。しかして、本発明におけ
るPID制御回路126は、記録領域14に平行に隣接して位置
すべき面が、かかる位置からの捕捉範囲内にあるときに
永久磁石52の回転位置を制御するのに用いる。PID制御
回路126の捕捉範囲は、所望の位置、すなわち、書込み
位置もしくは消去位置からの回転位置ずれの範囲であ
り、この捕捉範囲内では、PID制御回路126が、所望の位
置に、±最大許容位置ずれの範囲で永久磁石52を位置さ
せて安定化するのに有効に作用する。典型的には、捕捉
範囲は、所望の位置から±90゜以上にはなり得ない。所
定の捕捉範囲に対し、加速回路134は、比較的大きい大
きさおよび比較的長い時間の加速もしくは比較的短い時
間の減速によるなどして、永久磁石52をこの捕捉範囲内
に運ぶに充分なトルクを与えなければならない。PID制
御回路126の比例系は、引続く作動子駆動回路128が用い
るための結果の制御信号に適切な利得を与える。また、
PID制御回路126の微分系は、永久磁石52の回転速度を零
まで低減させて、永久磁石52を所望の位置に停止させ、
もしくは保持するように作用する。さらに、PID制御回
路126の最終の積分系は、軸受摩擦などによる静的位置
ずれに打勝って、永久磁石52のほぼ完全な180度回転を
保証する。PID制御回路126の入力信号は、永久磁石52の
速度および位置の両方を指示する誤差信号VH2である。
したがって、PID制御回路126は、この誤差信号VH2に応
じて作動し、永久磁石52の速度を零に低減して完全な18
0度回転を保証する。 上述した捕捉範囲内にあるときに永久磁石52の回転を
制御するために、第2ホールセンサ138によって形成し
た誤差信号VH2を、リード線140を介し、PID制御回路126
に入力する。誤差信号VH2は、回転永久磁石52の所望位
置に対する位置および回転速度の両方を指示するもので
あり、PID制御回路126は、かかる入力誤差信号VH2を受
け入れて、誤差信号VH2の位置成分および速度成分を低
減させるように設定した出力リード線143上の修正信号
を出力する。この修正信号は、駆動回路128が用いて、
加速回路134によるのと同様に、永久磁石52にトルクを
付与する作動子64,66を制御する。誤差信号VH2の位置成
分および速度成分が零まで低減すると、永久磁石52の第
1面56もしくは第2面58が記録領域14にほぼ平行に隣接
して位置することになる。他の位置に別のホールセンサ
を設けることを含めて適切な調整を施せば、PID制御回
路126は、永久磁石52をほぼ90゜回転位置に保持するこ
とができる。 以下の説明の便宜上、永久磁石52の消去位置は、第1
面56が記録領域14に隣接した第4図示の位置とし、ま
た、書込み位置は、第2面58が記録領域14に隣接した第
3図示の位置であるものとする。なお、書込みおよび消
去の位置に対しては、他の態様もあり得ること、当業者
には明らかであろう。 図示の制御回路100には、永久磁石52により記録領域1
4に隣接して形成した磁界の強度および極性を検知する
とともに、その検知結果を示すアナログ信号VH1をリー
ド線104上に出力する第1ホールセンサ102が含まれてい
る。かかる検知回路および検知装置は種々の態様に構成
し得るので、アナログ信号VH1は、永久磁石52の位置に
対して得られる多種多様の関係の一つを示すものに過ぎ
ない。第4図示の構成例において、アナログ信号VH
1は、最大正値と最大負値との間の値を取り得るもので
あり、これらの最大値は、便宜と、それぞれ+xおよび
−xで表わす。また、以下の説明の便宜上、アナログ信
号VH1の最大正値+xは、永久磁石52の第1面56が記録
領域14にほぼ平行に隣接した状態を示し、アナログ信号
の最大負値−xは、永久磁石52の第2面58が記録領域14
にほぼ平行に隣接した状態を示すものとする。また、最
大正値+xと最大負値−xとの間の値をとるアナログ信
号VH1は、永久磁石52の第1面56、第2面58ともに、記
録領域14に平行には位置していない状態を示す。例え
ば、ほぼ零値のアナログ極性信号VH1は、典型的に、永
久磁石52が記録領域14に対して回転し、第1面56、第2
面58とともに、記録領域14にほぼ直角の状態にあること
を示す。 かかるアナログ信号VH1は、リード線104を介し、比較
器108に入力して、当該アナログ信号VH1が正極性である
か、負極性であるかを示す極性信号を発生させる。すな
わち、比較器108は、アナログ信号VH1を零値と比較する
ことにより、当該アナログ信号VH1の極性を示すもので
あり、アナログ信号VH1が零値より大きい場合には、比
較器108がその出力点110に論理1の極性信号を出力し、
永久磁石52の第2面58が、第1面56より、記録領域14に
近く位置していることを示す。また、反対に、アナログ
信号VH1が零値より小さい場合には、比較器108がその出
力点110に論理0の極性信号を出力し、永久磁石52の第
1面56が、第2面58より、記録領域14に近く位置してい
ることを示す。さらに、アナログ信号VH1が零値を通過
するときに、極性信号が変化するのであるから、比較器
108は、零交叉検出器として周知のものである。 比較器108がその出力点110に出力する極性信号は、排
他的オアゲート114により極性指令111と比較され、論理
1もしくは論理0の極性信号が同じく論理1もしくは論
理0とする極性指令111と相違している場合には、排他
的オアゲート114がその出力リード線116上に立上りステ
ップ信号を発生させて、永久磁石52を180度回転させる
に必要な動作を開始させる。例えば、極性信号VH1が論
理1であって、永久磁石52が記録領域14へのデータ書込
み位置にあることを示し、データ消去の極性指令111が
論理0によって表されている場合には、排他的オアゲー
ト114が立上りステップ信号を発生させる。 この立上りステップ信号は、リード線116を介し、ワ
ンショット・マルチバイブレータ120に入力して、永久
磁石52の180度回転を開始させる。このワンショット・
マルチバイブレータ120は、立上りステップ信号を受け
て、第1リード線122上に、PID制御回路126を作動子駆
動回路128から切り離すように第1スイッチ124を開路さ
せる信号を送出すると同時に、第2リード線130上に、
加速回路134を作動子駆動回路128に接続して永久磁石52
を上述したように回転させるために第2スイッチ132を
閉路する信号を送出する。 しかして、永久磁石52および作動子64,66の各極性
は、第5C図に示したように永久磁石52が90度回転してい
るときには零トルクが永久磁石52に加わる状態になる。
しかしながら、永久磁石52の回転モーメントは、最初の
90度回転の期間中に形成されて、典型的には90度回転位
置を越えて永久磁石52を動かすので、一旦、永久磁石52
が90度以上回転してしまうと、作動子64,66および永久
磁石52の各極性は、永久磁石52に加わったトルクが永久
磁石52の回転を減速させる状態になる。しかしながら、
ディスク14の一回転以内のような所望の時間内に永久磁
石52の回転を終えるに充分なトルクを得るためには、例
えば摩擦減速などに加えて、積極的な減速状態を含め、
永久磁石52が大き過ぎる回転モーメントを受けて、PID
制御による永久磁石52の捕捉が達成されないうちに、永
久磁石52がPID捕捉範囲を通り過ぎてしまうことがない
ようにするのが有用である。すなわち、好ましくは、減
速を起こさせるトルクが永久磁石52の回転を全く停止さ
せないうちに、ワンショット・マルチバイブレータ120
が、第2スイッチ132を開路して加速回路134と作動子6
4,66との間の接続を解くともに、好ましくは同時に、第
1スイッチ124を閉路するなどにより、PID制御回路126
と作動子64,66との間の接続を再構成する。なお、ワン
ショット・マルチバイブレータ120は、第2スイッチ132
が閉路した後所定時間が経過すると、第2スイッチ132
を閉路するとともに第1スイッチ124を閉路するように
構成してあり、その時間を選択して、永久磁石52に、PI
D制御回路126の捕捉範囲内で回転させるに充分なトルク
を付与する。PID制御回路126を作動子駆動回路128に再
接続した場合には、永久磁石52はPID制御回路126の捕捉
範囲内にある。第4図に示したようなワンショット・マ
ルチバイブレータ120の動作により、PID制御回路126
は、加速回路134が永久磁石52の回転を制御しなくなる
度毎に、永久磁石52の回転を制御する。 PID制御回路126および加速回路134の双方に利用され
る作動子駆動回路128は、電圧ホロワ142およびプッシュ
プル増幅器144,146を含んでおり、それらプッシュプル
増幅器144,146は、加速回路134およびPID制御回路126か
ら送出する信号に従い、作動子64,66にそれぞれ組合わ
せた各コイルを付勢し、今度は、作動子64,66が永久磁
石52にトルクを供給する。しかして、作動子64,66に組
合わせた各コイルは、コイル駆動線147およびコイル帰
線149を介して直列もしくは並列にプッシュプル増幅器1
44,146を接続してある。また、作動子64,66は永久磁石5
2の互いに反対側に位置しているのであるから、永久磁
石52を回転させるためには、第1作動子64が形成する磁
界、したがって、トルクは、第2作動子66が形成する磁
界に平行に指向させなければならない。したがって、作
動子コイルは、第5図に示したように、互いに逆に巻回
すると、第1作動子64に組合わせたコイルに流れる電流
は、第2作動子66に組合わせたコイルに流れる電流とは
逆の極性にしなければならない。作動子64,66の各コイ
ルに流れる互いに逆の極性の電流は周知技術によって達
成される。 第2の実施例においては、永久磁石52の回転が加速状
態と減速状態とを別個に制御することにより達成され
る。すなわち、第2実施例においては、永久磁石52の回
転加速の開始に引続き、電磁石に流れる電流を止めるな
どして作動子64,66の駆動を停止し、永久磁石52に、あ
る期間、自由回転すなわち惰走をさせる。惰走期間期に
は、永久磁石52の回転が減速され、永久磁石52がPID制
御回路126の捕捉範囲内に達するが、PID制御回路126が
永久磁石52を捕捉し得る程度の回転モーメントは得られ
ない。したがって、PID制御回路126は、上述したよう
に、永久磁石52の位置を決めて保持し、第1面56がディ
スク10に隣接して、第3図に示したように第2面58が占
めていた位置を取るようにする。 上述のように、第2実施例においては、永久磁石52の
回転が三つの状態を経て達成される。すなわち、第1の
加速状態が作動子64,66の付勢期間中に起こり、第2の
惰走状態が作動子64,66の付勢停止中に起こり、第3の
減速状態が作動子64,66の再度付勢中に起こる。それぞ
れの状態に割当てる時間長は、永久磁石52の低エネルギ
ー消費および急速回転が得られるように選定する。一つ
の動作態様においては、第1の加速状態を11ミリ秒だけ
用い、第2の惰走状態を5ミリ秒だけ用い、第3の減速
状態を6ミリ秒だけ用いる。したがって、永久磁石52の
180゜回転に要する全時間長は約22ミリ秒であり、ディ
スク10の回転周期より短い。 実際に行なったテスト系においては、作動子64,66を8
00ミリアンペアの電流で付勢したときに、永久磁石52が
許容し得る調整状態に約20ミリ秒で達した。作動子付勢
電流を2倍の1.6アンペアにすると、各状態の時間長を
それぞれ短縮して、第1加速状態を約7.8ミリ秒、第2
惰走状態を約2.8ミリ秒、第3減速状態を約5ミリ秒に
し、約15ミリ秒で許容調整状態を達成し得た。このテス
ト系においては、作動子64および66が約5.1オームの抵
抗を呈するので、付勢電流1.6アンペアでは13ワットの
瞬時電力を要し、付勢電流800ミリアンペアでは3.26ワ
ットの瞬時電力を要した。ある動作条件下では、付勢電
流を増大させれば回転時間長を短縮し得るが、次の回転
に備えて回転駆動電源の再充電に要する時間長が増大す
る。 他の回転駆動方法に用いるために、2個のワンショッ
ト・マルチバイブレータを用いた制御回路100の他の構
成例を第6図に示す。図示の構成においても、立上りス
テップ信号の発生は、第4図につき前述した構成におけ
るとほぼ同じである。その立上りステップ信号をSRフリ
ップフロップ150および第1ワンショット・マルチバイ
ブレータ152に入力して、永久磁石52の180度回転を開始
させる。SRフリップフロップ150は、その立上りステッ
プ信号に応動してスイッチ153を切換え、PID制御回路12
6を作動子駆動回路128から切離す。第1ワンショット・
マルチバイブレータ152は、立上りステップ信号に応動
して第3スイッチ154を閉路し、加速回路136を作動子駆
動回路128に接続する。作動子駆動回路128は、加速回路
136が出力した信号に応動して永久磁石52の回転を止め
させる。 第1ワンショット・マルチバイブレータ152は、永久
磁石52が90度回転し終える時点の直前に第3スイッチ15
4を開路することにより、加速回路136を作動子駆動回路
128から切り離すようにタイミングを調整する。したが
って、回転モメントにより、永久磁石52は90度回転位置
を通過する。永久磁石52が90度回転と180度回転との中
間にあるときに、第2ワンショット・マルチバイブレー
タ156が、90度回転位置で生ずるアナログ信号VH1の立上
りでトリガされ、そのトリガに応じ、第2ワンショット
・マルチバイブレータ156が第4スイッチ158を閉路し
て、減速回路160を作動子駆動回路128に接続する。第2
ワンショット・マルチバイブレータ156は、また、フリ
ップフロップ150をリセットして、PID制御回路126を、
減速動作に引続き、作動子駆動回路128に再接続する。
減速回路160は、作動子64,66を駆動して、90度回転から
180度回転に到る期間に、永久磁石52の回転に逆らうト
ルクを永久磁石52に付与する。したがって、第2ワンシ
ョット・マルチバイブレータ156は、減速回路160と作動
子駆動回路128との接続を、永久磁石52の回転が完全に
停止する前に第4スッチ158を開路することによって解
くようにタイミングを調整する。しかして、第4スイッ
チ158が開路すると、SRフリップフロップ150がPID制御
回路126を作動子駆動回路128に再接続して、前述の構成
例におけると全く同様に、第1面56および第2面58のい
ずれかを記録領域14に平行に隣接する位置に安定させる
ように動作する。 多くの場合に、少数の低価格部品が要求され、製造費
および維持費の低減が期待されるので、第4図示の構成
の方が好まれる。 しかして、第4図示の構成による光磁気系の動作の態
様を、第4図に示すような消去動作における永久磁石52
から始めて説明すると、この消去動作においては、極性
信号が極性指令と一致したときに、スイッチ124は閉路
し、スイッチ132は開路する。したがって、PID制御回路
126は、最大許容誤差の範囲内で、永久磁石52を所望の
位置に保持していることになる。第4図に示す位置にお
いては、第1面56が記録領域14に平行に隣接した位置、
すなわち、消去位置にあり、極性信号は論理0になって
いる。したがって、消去位置が所望の位置であれば、極
性指令も論理0であり、スイッチ124が閉路され、スイ
ッチ132が開路される。 ディスク制御器がデータをディスクに書込むべきこと
を指示すると、論理1の極性指令が出され、論理0の極
性信号がその極性指令と相違するので、排他的オアゲー
ト114が立上りステップ信号をワンショット・マルチバ
イブレータ120に送出する。そのワンショット・マルチ
バイブレータ120は、立上りステップ信号に応じ、第1
スイッチ124を開路して、PID制御回路126を作動子駆動
回路128から切り離すとともに、第2スイッチ132を閉路
して、加速回路132を作動子駆動回路128に接続する。 加速回路134は、作動子駆動回路128の援助のもとに、
作動子64,66を駆動して、上述のように、永久磁石52に
トルクを付与する。かかる作動子64,66によるトルク付
与の結果として、永久磁石52は、回転加速を受ける。永
久磁石52が90度以上回転すると、作動子64,66の永久磁
石52に対する極性が最早トルクを生じない状態になる。
永久磁石52が一旦90度以上回転すると、作動子64,66が
形成するトルクは永久磁石52の回転を逆らい始め、した
がって、永久磁石52は減速を受けることになる。永久磁
石52がPID制御の捕捉範囲内まで、行き過ぎることな
く、回転するに充分なトルクを付与されるように選定し
た時間の経過後、ワンショット・マルチバイブレータ12
0は、加速回路134と作動子駆動回路128との接続を第2
スイッチ132の開路によって解く。かかる第2スイッチ1
32の開路と同時に、ワンショット・マルチバイブレータ
120は、第1スイッチ124を閉路して、PID制御回路126を
作動子駆動回路128に接続する。加速回路134と作動駆動
回路128との接続が解かれると、第2面58がPID制御回路
126の捕捉範囲内に位置することになる。 PID制御回路126は、スイッチ124を介して作動子駆動
回路128に接続されると、最終的に第2面58を記録面14
にほぼ平行に隣接位置させて保持するために修正信号と
して誤差信号VH2を発生させる。この修正信号は、作動
子64,66が永久磁石52にトルクを付与して誤差信号VH2
位置成分および速度成分をそれぞれ零まで低減させる状
態を検出して上述の誤差修正を達成する。誤差信号VH2
における速度成分零は、永久磁石52の回転が停止してい
ることを示し、同様に、誤差信号VH2における位置成分
零は、永久磁石52が180度回転し終えて、書込み位置に
あることを示すものである。 あるビットをディスク10の所望の位置に書込むに当た
っては、トラッキング手段38,40を用いて、レーザ光源2
2からの光ビームを所望のトラック上、すなわち、ディ
スク10の半径方向における所望の位置に位置させる。19
85年4月2日発行の大原所有米国特許第4,509,156号明
細書、もしくは、1987年9月22日発行のステイーンバー
ゲン(Steenbergen)所有米国特許第4,695,994号明細書
に記載のものと同様のタイミング制御回路を用いて、読
出し光点42を所望のビット位置にその周りから調整して
一致させた瞬間にレーザ光源22をパルス駆動して書込み
レベルの光強度にする。その結果、永久磁石52が形成し
た磁界の影響のもとに磁化可能となる温度まで、記録領
域14内の照射地点が書込みレーザ光点42によって加熱さ
れる。ついで、レーザ光源22は、付勢を解かれ、ディス
ク10の加熱領域が冷却して、第1極性に磁化された領域
がディスク10上に形成される。 しかして、制御器100の制御のもとに永久磁石52が十
分に180度回転し終えても、摩擦力や、トラッキング用
もしくは集束用の磁石あるいは回転中のディスクからの
外部磁界など、定常状態を乱す可能性のある力が残存し
ているので、スイッチ124を閉路したままにして、消去
用の極性指示111が送出されるまで、PID制御回路126に
定常状態を維持させる。消去用極性指令111が送出され
ると、上述した一連の過程が繰り返される。しかしなが
ら、処理過程は上述と同じであるが、永久磁石52の始動
位置が、消去位置ではなくて、書込み位置であるから、
一連の処理の結果では、永久磁石52が書込み位置から消
去位置まで回転して、その消去位置に保持されることに
なり、その消去期間中、レーザ光源22はパルス発光する
必要はない。なお、強力なレーザ光ビームを一定レベル
で用いて加熱することにより、ある期間に亘りトラック
に沿って連続的に消去を行うようにすることもできる。 ついで、ディスク10からいくつかのビットを読出した
い場合には、本発明装置の構成例においては、永久磁石
52の位置は重要ではなく、いずれの極性の磁界がディス
ク10に隣接していても構わない。その代わりに、作動子
64,66を用いて永久磁石52を90度回転させ、第3面78お
よび第4面80のいずれかをディスク10に隣接させて、第
3図示の位置で永久磁石52が形成する磁界の強度に比
べ、遥かに小さい強度の磁界が得られるようにし、いず
れの場合にも、ディスク10の読出し過程には、レーザ光
源22を低い、好ましくは連続した強度で使用し、集束光
点42がビット位置すなわち読出すべき位置に落ちるよう
にする。その読出し位置からの反射光ビームは、ビット
位置の磁化の方向に応じて、偏光面の回転を生ずる。か
かる反射光ビームが、鏡28やプリズム46、あるいは、偏
光光分割器26などからなる光学系を通過する。しかし
て、周知のように、各光学素子は、反射によって所定量
の偏光面回転をおこした反射光ビームが光学検知器34に
向かうように構成配置してあり、その結果、偏光面回転
の程度が異なる光が低レベルで光学検知器34に達し、所
定量もしくは所定方向の偏光面回転によって所要のビッ
ト読出し反射光が識別される。このようにして、光学検
知器34は、ディスク10から読出されたビット位置が第1
極性に磁化されていたか、いなかったか、を示す信号を
発生させる。 しかして、上述したとこから明らかなように、上述し
た構成例による本発明の光磁気データ記録装置は、幾多
の変形乃至変更を施しても同様に実施することができ
る。例えば、永久磁石52の位置調整には、鋼その他の磁
性鉄板を永久磁石52の上や近所に配置した磁性保持手段
を補助に用いることができる。また、永久磁石52の定常
状態の位置は、機械的あるいは重力的方法により、ある
いは、補助に用いて確保することができる。さらに、永
久磁石52の回転は、前述した電磁石以外にも、電動器な
どの回転機との直接結合、ギヤ結合あるいはベルト結合
等の他の駆動手段によって達成することができる。一
方、永久磁石52自体については、方形以外の断面形状
を、円形断面や斜め断面なども含めて採用することがで
きる。また、ネオジウム・鉄・硼素合金以外の磁性材料
を、サマリウム・コバルト磁性材料などを含めて、使用
することができる。 以上の説明においては、好適な例について、本発明を
判り易く詳細に説明したが、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で予想し得る変形や変更を施して本発明を実施し得
ることは明らかである。 (発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、比
較的小規模の要素による簡単な構成の装置を用いて、従
来に比し格段に高速のレーザ光による熱磁気記録などの
光磁気データ記録を達成し得る、という顕著な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による光磁気記録装置の構成を模式的に
示す平面図、 第2図は同じくその第1図示の構成の線2−2にも沿っ
た縦断面図、 第3図は同じくその第1図示の構成の書込み位置にある
磁石を示す線3−3に沿った縦断面図、 第4図は作動子群を駆動する制御回路および消去位置に
ある磁石を模式的に示す線図、 第5A図乃至第5E図は作動子群および回転の種々の段階に
おける磁石を順次に模式的に示す正面図、 第6図は作動子群を駆動する択一制御器回路を模式的に
示すブロック線図である。 10……ディスク、12……ハブ 14……記録領域、16……内縁 18……外縁、22……レーザ光源 24……光ビーム、26……ビーム分割器 28……鏡、32……反射光ビーム 34……光検出器、36……レンズ 38……架台、42……光点 46……極性検知器(プリズム)、52……永久磁石 54……縦軸、56,58,78,80……表面 62……距離、64,66……作動子 68,70……ホルダ、72,74……軸受 100……制御器、102,138……ホールセンサ 104,110,111,114,116,122,130,140,143……リード線 108……比較器 120,152,156……ワンショット・マルチバイブレータ 124,132,153,154,158……スイッチ 126……PID制御回路、128……作動子駆動回路 136……ポテンシオメータ、142……電圧ホロワ 144,146……プッシュプル増幅器、147……コイル駆動 149……コイル帰線、150……SRフリップフロップ 160……減速回路
フロントページの続き (72)発明者 ロバート アルバート ブライオンズ アメリカ合衆国 コロラド州 80918 コロラド スプリングス ゴールウエイ ドライブ 6270 (56)参考文献 特開 平1−150204(JP,A) 特開 平1−165002(JP,A) 特開 昭63−187437(JP,A) 特開 昭61−276152(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 11/10 G11B 5/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求4項1】第1温度に加熱したときに第1強度の磁
    界に曝すことによって磁化し得るが、前記第1温度より
    低い温度で前記第1強度の磁界に曝しても磁化されない
    ディスク状の光磁気媒体(10)にデータを記録するため
    の光磁気データ記録装置であって、該装置は、 予め定められた速度で前記媒体を回転させる手段、 隣接部分が前記第1温度より低い温度にある前記光磁気
    媒体(10)の部分を少なくとも前記第1温度に加熱する
    光照射手段(22,36)、 媒体の表面にほぼ平行な縦の軸を有し、磁気極性および
    前記第1強度に少なくとも等しい強度を有する第1部
    分、並びに前記第1強度に少なくとも等しい強度および
    前記第1部分の磁気極性とは反対の磁気極性を有する第
    2部分を有する磁界を形成する永久磁石(52)、 前記磁界の少なくとも前記第1部分が前記光磁気媒体の
    前記部分に隣接するように前記永久磁石(52)の位置を
    決める手段(64,66,100)、 前記永久磁石(52)と前記光磁気媒体(10)との接触を
    避けながら、少なくとも前記第2部分が前記媒体の前記
    部分に隣接する位置まで前記永久磁石(52)を前記縦の
    軸の周わりに回転させることによって、前記第1部分に
    隣接する前記磁界の磁気極性を反転させる手段(64,66,
    100)を備えるとともに、永久磁石(52)と光照射手段
    (22,36)は、光磁気データ記録装置において、媒体(1
    0)の異なった側に配置され、前記反転させる手段は、
    永久磁石(52)を回転させる力を発生させるために前記
    永久磁石(52)に隣接配置された少なくとも1個の電磁
    石を含み、そして光磁気データ記録装置は、反転させる
    手段を制御する電子回路によって特徴づけられていて、
    前記電子回路は、前記磁気特性が所望の極性にほぼ等し
    いときに前記永久磁石の回転を実質的に停止させ、そし
    て前記磁気特性が所望の極性である限り前記永久磁石を
    安定化させるために、作動子駆動回路(128)に接続さ
    れている比例−積分−微分(PID)増幅器(126)を含ん
    でいて、前記電子回路はさらに、前記永久磁石の回転を
    加速するために予め定められた時間前記電磁石に電流を
    供給する手段(120,132;152,154,153)と少なくとも前
    記予め定められた時間中はPID増幅器(126)を前記作動
    子駆動回路(128)から切り離す手段(120,124;153)と
    を含んでいて、電子回路はまた、前記媒体(1)が予め
    定められた角速度で回転するとき、前記永久磁石(52)
    の磁気極性が媒体の1回転より短い時間で反転するよう
    に配置されている、 ことを特徴とする光磁気データ記録装置。 【請求項2】前記磁界の磁気極性を反転させる前記手段
    (100,64,66)が、 前記光磁気媒体の前記部分に隣接した前記磁界の磁気極
    性に関連した第1極性信号を供給する手段(102)、 前記光磁気媒体の前記部分に隣接した前記磁界の所望の
    磁気極性に関連した第2極性信号を供給する手段、 前記磁界の磁気極性が前記所望の磁気極性にほぼ等しい
    か否かを前記第1極性信号を供給する手段および前記第
    2極性信号を供給する手段からそれぞれ供給される前記
    第1および前記第2の極性信号を用いて決める手段(11
    4)、および、 前記磁界の磁気極性が前記所望の磁気極性に実質的に等
    しくないときに、前記光磁気媒体の前記部分に隣接した
    前記磁界の磁気極性を変化させる手段(128)、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の光磁気データ
    記録装置。 【請求項3】前記第1極性信号を供給する前記手段が第
    1ホールセンサ(102)を備えたことを特徴とする請求
    項2記載の光磁気データ記録装置。 【請求項4】前記第1極性信号を供給する前記手段が、 アナログ第1極性信号を発生させる手段、および、 当該アナログ第1極性信号をディジタル第1極性信号に
    変換する手段(108)、 を備えたことを特徴とする請求項2記載の光磁気データ
    記録装置。 【請求項5】前記第2極性信号を供給する前記手段がデ
    ィジタル第2極性信号を供給する手段を備えたことを特
    徴とする請求項2記載の光磁気データ記録装置。 【請求項6】前記光磁気媒体の前記部分に隣接した前記
    磁界の磁気極性を変化させる前記手段が、 前記磁気極性が前記所望の磁気極性に実質的に等しくな
    いときに、極性変化信号を発生させる手段(120,11
    4)、および、 極性変化信号が存在するときに前記永久磁石を回転させ
    る手段(128)、を備えたことを特徴とする請求項2記
    載の光磁気データ記録装置。 【請求項7】極性変化信号を発生させる前記手段が排他
    的オア論理ゲート(114)を備えたことを特徴とする請
    求項6記載の光磁気データ記録装置。 【請求項8】磁気極性を反転させる前記手段が、 第2の時間中前記永久磁石の回転を減速する手段(156,
    158)を備えるとともに、前記第2の時間中はPID増幅器
    (126)を反転手段から切り離した状態にするために、
    切り離し手段(150,153)が配置されていることを特徴
    とする請求項1記載の光磁気データ記録装置。 【請求項9】前記磁界の磁気極性を反転させる前記手段
    が、第1位相の期間に前記電磁石を駆動し、第2位相の
    期間に前記電磁石の駆動を停止し、第3位相の期間に前
    記電磁石を再び駆動する制御器(100)をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の光磁気データ記録装
    置。 【請求項10】前記第1位相の期間がほぼ11ミリ秒であ
    り、前記第2位相の期間がほぼ5ミリ秒であり、前記第
    3位相の期間がほぼ6ミリ秒であることを特徴とする請
    求項9記載の光磁気データ記録装置。 【請求項11】前記永久磁石(52)を、各辺の長さがそ
    れぞれ52ミリメータ、4.5ミリメータおよび4.5ミリメー
    タの直方体の形状にするとともに、その一面が約6.5ミ
    リメータの距離をおいて前記媒体(10)の面に平行にな
    るように配置したことを特徴とする請求項1記載の光磁
    気データ記録装置。
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