JP2861644B2 - 証紙印字制御方法 - Google Patents
証紙印字制御方法Info
- Publication number
- JP2861644B2 JP2861644B2 JP17230392A JP17230392A JP2861644B2 JP 2861644 B2 JP2861644 B2 JP 2861644B2 JP 17230392 A JP17230392 A JP 17230392A JP 17230392 A JP17230392 A JP 17230392A JP 2861644 B2 JP2861644 B2 JP 2861644B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入場券などの証紙を感
熱紙に印字し、かつ、切断して発行する際の証紙印字制
御方法に関する。
熱紙に印字し、かつ、切断して発行する際の証紙印字制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の証紙を印字して発行するサ
ーマルプリンタの構成を示している。図4において、1
はサーマルヘッド、2はロータリカッタ、3は搬送ロー
ラ、4はローラ駆動ベルト、5は搬送用モータ、6は搬
送路、7は一枚目の証紙、8は二枚目の証紙、9はロー
ル感熱紙などが繰り出された帯状の感熱紙である。
ーマルプリンタの構成を示している。図4において、1
はサーマルヘッド、2はロータリカッタ、3は搬送ロー
ラ、4はローラ駆動ベルト、5は搬送用モータ、6は搬
送路、7は一枚目の証紙、8は二枚目の証紙、9はロー
ル感熱紙などが繰り出された帯状の感熱紙である。
【0003】次に、この従来例の構成における機能につ
いて説明する。図4において、装置寸法の小形化の制約
より、サーマルヘッド1とロータリカッタ2とが近接し
て配置されている。
いて説明する。図4において、装置寸法の小形化の制約
より、サーマルヘッド1とロータリカッタ2とが近接し
て配置されている。
【0004】この装置で感熱紙9を連続、かつ、高速で
印字して発行する場合、一枚目の証紙7を印字して、そ
の後、ロータリカッタ2で感熱紙9を切断している。同
時に次の二枚目の証紙8も印字し、連続して証紙を発行
できるようにしている。
印字して発行する場合、一枚目の証紙7を印字して、そ
の後、ロータリカッタ2で感熱紙9を切断している。同
時に次の二枚目の証紙8も印字し、連続して証紙を発行
できるようにしている。
【0005】このように、従来、装置の小形化の要請か
らサーマルヘッド1とロータリカッタ2までの距離aが
証紙(7、8)の長さより短い小型のサーマルプリンタ
が用いられている。このサーマルヘッド1に供給するパ
ルス信号は図示しない印加パルスコントローラの制御に
より一定のパルス幅で一定周期のパルス信号を証紙
(7、8)の印字面に合わせ印字終了まで供給してい
る。
らサーマルヘッド1とロータリカッタ2までの距離aが
証紙(7、8)の長さより短い小型のサーマルプリンタ
が用いられている。このサーマルヘッド1に供給するパ
ルス信号は図示しない印加パルスコントローラの制御に
より一定のパルス幅で一定周期のパルス信号を証紙
(7、8)の印字面に合わせ印字終了まで供給してい
る。
【0006】図5は、このパルス信号を示し、図5に示
すように、パルス信号が一定のパルス幅b、かつ、一定
周期で繰り返されている。
すように、パルス信号が一定のパルス幅b、かつ、一定
周期で繰り返されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では一枚目の証紙7をロータリカッタ2で切断するとき
にロータリカッタ2が感熱紙9に触れ、この振動で感熱
紙9が微妙に位置ずれを起こしてしまう。このため、二
枚目の証紙8の印字の不連続が発生する。
では一枚目の証紙7をロータリカッタ2で切断するとき
にロータリカッタ2が感熱紙9に触れ、この振動で感熱
紙9が微妙に位置ずれを起こしてしまう。このため、二
枚目の証紙8の印字の不連続が発生する。
【0008】図6は、この二枚目の証紙8の印字面を示
し、この図6に示すように二枚目の証紙8の印字に不連
続印字点cが発生するという問題があった。
し、この図6に示すように二枚目の証紙8の印字に不連
続印字点cが発生するという問題があった。
【0009】この場合、印字ずれが発生しないようにサ
ーマルヘッド1とロータリカッタ2との配置間隔の拡大
が考えられるが、この場合、構造が大きくなり感熱紙9
の搬送路が長くなって証紙の発行が遅れ、迅速な証紙発
行ができなくなる。
ーマルヘッド1とロータリカッタ2との配置間隔の拡大
が考えられるが、この場合、構造が大きくなり感熱紙9
の搬送路が長くなって証紙の発行が遅れ、迅速な証紙発
行ができなくなる。
【0010】本発明は、このような従来の技術における
問題を解決するものであり、装置が大型化、かつ、発行
速度が低下することなく一枚目の証紙切断動作と次の証
紙印字動作とを同時に行う際の印字不連続の発生を阻止
できる優れた証紙印字制御方法の提供を目的とする。
問題を解決するものであり、装置が大型化、かつ、発行
速度が低下することなく一枚目の証紙切断動作と次の証
紙印字動作とを同時に行う際の印字不連続の発生を阻止
できる優れた証紙印字制御方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は印字が終了した一枚目の証紙切断動作と次
の証紙印字動作を同時に行って証紙を発行する際の証紙
印字制御方法であり、一枚目の証紙切断時に二枚目の証
紙印字を行うサーマルヘッドに供給するパルス信号のみ
のパルス幅を拡大している。
に、本発明は印字が終了した一枚目の証紙切断動作と次
の証紙印字動作を同時に行って証紙を発行する際の証紙
印字制御方法であり、一枚目の証紙切断時に二枚目の証
紙印字を行うサーマルヘッドに供給するパルス信号のみ
のパルス幅を拡大している。
【0012】
【作用】このような構成により、本発明の証紙印字制御
方法では、一枚目の証紙切断時に、二枚目の証紙印字を
行うサーマルヘッドに供給するパルス信号のみのパルス
幅を拡大して強発色で印字し、印字不連続の発生が阻止
される。
方法では、一枚目の証紙切断時に、二枚目の証紙印字を
行うサーマルヘッドに供給するパルス信号のみのパルス
幅を拡大して強発色で印字し、印字不連続の発生が阻止
される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の証紙印字制御方法の実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】この実施例にあって、証紙印字制御方法が
適用される装置は従前の図4に示す構成と同様であり以
下、図4を重複、参照して説明する。
適用される装置は従前の図4に示す構成と同様であり以
下、図4を重複、参照して説明する。
【0015】図1は図4に示すサーマルプリンタに接続
される電気的構成を示している。図1、図4において、
10はサーマルヘッド1に印字のためのパルス信号を印
加する印加パルスコントローラ、11は搬送用モータ5
の回転をコントロールするコントローラ、12はサーマ
ルヘッド1に印加パルスコントローラ10からのパルス
信号を供給するドライバ、13は搬送用モータ5に駆動
信号を供給するドライバ、ドライバ12にはサーマルヘ
ッド1が接続され、またドライバ13には搬送用モータ
5が接続されている。
される電気的構成を示している。図1、図4において、
10はサーマルヘッド1に印字のためのパルス信号を印
加する印加パルスコントローラ、11は搬送用モータ5
の回転をコントロールするコントローラ、12はサーマ
ルヘッド1に印加パルスコントローラ10からのパルス
信号を供給するドライバ、13は搬送用モータ5に駆動
信号を供給するドライバ、ドライバ12にはサーマルヘ
ッド1が接続され、またドライバ13には搬送用モータ
5が接続されている。
【0016】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。証紙の印字開始には、コントローラ11
が搬送用モータ5のドライバ13に制御信号を送出す
る。続いて、ドライバ13が搬送用モータ5へ駆動信号
を送出し、搬送用モータ5が回転駆動される。
いて説明する。証紙の印字開始には、コントローラ11
が搬送用モータ5のドライバ13に制御信号を送出す
る。続いて、ドライバ13が搬送用モータ5へ駆動信号
を送出し、搬送用モータ5が回転駆動される。
【0017】次に、感熱紙9がコントローラ11の制御
で搬送用モータ5が回転して搬送され、この搬送ととも
に所定の印字開始位置から一枚の証紙7としての印字が
サーマルヘッド1を通じて行われる。
で搬送用モータ5が回転して搬送され、この搬送ととも
に所定の印字開始位置から一枚の証紙7としての印字が
サーマルヘッド1を通じて行われる。
【0018】この印字は印加パルスコントローラ10か
らドライバ12に制御信号を出し、このドライバ12が
サーマルヘッド1に印字のためのパルス信号を送出す
る。このパルス信号によるサーマルヘッド1のドットの
発熱で感熱紙9が発色して一枚の証紙7の印字が行われ
る。
らドライバ12に制御信号を出し、このドライバ12が
サーマルヘッド1に印字のためのパルス信号を送出す
る。このパルス信号によるサーマルヘッド1のドットの
発熱で感熱紙9が発色して一枚の証紙7の印字が行われ
る。
【0019】このように証紙(7、8)を連続して発行
する場合、次の二枚目の証紙8の搬送を搬送用モータ5
で開始し、ロータリカッタ2までの距離aの搬送を終了
したときにコントローラ11から印加パルスコントロー
ラ10に、この位置検出の制御信号を送出する。
する場合、次の二枚目の証紙8の搬送を搬送用モータ5
で開始し、ロータリカッタ2までの距離aの搬送を終了
したときにコントローラ11から印加パルスコントロー
ラ10に、この位置検出の制御信号を送出する。
【0020】図2は、この位置検出の制御信号が供給さ
れる印加パルスコントローラ10の制御によるサーマル
ヘッド1へのパルス信号を示している。図2において、
位置検出の制御信号が供給された印加パルスコントロー
ラ10は、供給しているパルス幅bのパルス信号に続い
て、このパルス幅bより幅が広い、すなわち、供給時間
が長いパルス幅dのパルス信号をドライバ12通じてサ
ーマルヘッド1に供給する。この供給時間が長いパルス
幅dのパルス信号によるサーマルヘッド1の二枚目の証
紙8の印字部分が強発色になる。
れる印加パルスコントローラ10の制御によるサーマル
ヘッド1へのパルス信号を示している。図2において、
位置検出の制御信号が供給された印加パルスコントロー
ラ10は、供給しているパルス幅bのパルス信号に続い
て、このパルス幅bより幅が広い、すなわち、供給時間
が長いパルス幅dのパルス信号をドライバ12通じてサ
ーマルヘッド1に供給する。この供給時間が長いパルス
幅dのパルス信号によるサーマルヘッド1の二枚目の証
紙8の印字部分が強発色になる。
【0021】このように連続して証紙(7、8)の印
字、発行を行い、一枚目の証紙7のロータリカッタ2で
の切断時にロータリカッタ2が感熱紙9に触れ、この振
動で感熱紙9が微妙に位置ずれを起こしてもサーマルヘ
ッド1による二枚目の証紙8の印字が強発色であるため
二枚目の証紙8の印字の不連続が発生しなくなる。
字、発行を行い、一枚目の証紙7のロータリカッタ2で
の切断時にロータリカッタ2が感熱紙9に触れ、この振
動で感熱紙9が微妙に位置ずれを起こしてもサーマルヘ
ッド1による二枚目の証紙8の印字が強発色であるため
二枚目の証紙8の印字の不連続が発生しなくなる。
【0022】図3は、このようにして印字した証紙
(7、8)を示し、図3に示すように従前の図6で示し
た不連続印字点cが一点鎖線内mで生じなくなり、印字
不連続のない証紙(7、8)が発行できる。この場合、
装置は従来同様であり大型化せず、さらに、発行速度が
低下しない。
(7、8)を示し、図3に示すように従前の図6で示し
た不連続印字点cが一点鎖線内mで生じなくなり、印字
不連続のない証紙(7、8)が発行できる。この場合、
装置は従来同様であり大型化せず、さらに、発行速度が
低下しない。
【0023】なお、図2に示すパルス幅b、パルス幅d
のパルス信号は、この例に限ることなく証紙(7、8)
の印字における不連続印字点(c)を考慮して、パルス
幅dの幅を変化させるようにする。
のパルス信号は、この例に限ることなく証紙(7、8)
の印字における不連続印字点(c)を考慮して、パルス
幅dの幅を変化させるようにする。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の証紙印字制御方法は、一枚目の証紙切断時に二枚目の
証紙印字を行うサーマルヘッドに供給するパルス信号の
みのパルス幅を拡大して強発色に印字しているため、印
字の不連続の発生を阻止できるという効果を有する。
の証紙印字制御方法は、一枚目の証紙切断時に二枚目の
証紙印字を行うサーマルヘッドに供給するパルス信号の
みのパルス幅を拡大して強発色に印字しているため、印
字の不連続の発生を阻止できるという効果を有する。
【図1】本発明の証紙印字制御方法が適用される実施例
の電気的構成を示すブロック図
の電気的構成を示すブロック図
【図2】実施例の説明に供され、サーマルヘッドに供給
されるパルス信号を示す波形図
されるパルス信号を示す波形図
【図3】実施例の説明に供され、印字した証紙の印字面
を示す説明図
を示す説明図
【図4】従来例及び本発明の証紙印字制御方法が適用さ
れ、証紙を印字して発行するサーマルプリンタの構成を
示す上面図
れ、証紙を印字して発行するサーマルプリンタの構成を
示す上面図
【図5】従来例の説明に供され、サーマルヘッドに供給
されるパルス信号の波形図
されるパルス信号の波形図
【図6】従来例の説明に供され、二枚目の証紙の印字面
を示す説明図
を示す説明図
1 サーマルヘッド 2 ロータリカッタ 3 搬送ローラ 4 ローラ駆動ベルト 5 搬送用モータ 6 搬送路 7 一枚目の証紙 8 二枚目の証紙 9 感熱紙 10 印加パルスコントローラ 11 コントローラ 12、13 ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−196156(JP,A) 特開 昭63−290752(JP,A) 特開 平3−173661(JP,A) 特開 平2−184455(JP,A) 実開 昭61−20338(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/12 B41J 2/32 B41J 2/355
Claims (1)
- 【請求項1】 印字が終了した一枚目の証紙切断動作と
次の証紙印字動作を同時に行って証紙を発行する際の証
紙印字制御方法であり、一枚目の証紙切断時に、二枚目
の証紙印字を行うサーマルヘッドに供給するパルス信号
のみのパルス幅を拡大することを特徴とする証紙印字制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17230392A JP2861644B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 証紙印字制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17230392A JP2861644B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 証紙印字制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619651A JPH0619651A (ja) | 1994-01-28 |
JP2861644B2 true JP2861644B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=15939427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17230392A Expired - Fee Related JP2861644B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 証紙印字制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2861644B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP17230392A patent/JP2861644B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619651A (ja) | 1994-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |