JP2861208B2 - 発光装置 - Google Patents

発光装置

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JP2861208B2
JP2861208B2 JP2045924A JP4592490A JP2861208B2 JP 2861208 B2 JP2861208 B2 JP 2861208B2 JP 2045924 A JP2045924 A JP 2045924A JP 4592490 A JP4592490 A JP 4592490A JP 2861208 B2 JP2861208 B2 JP 2861208B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信に用いられる発光装置に係わり、特に
発光素子から光ファイバに結合される光信号の強度と、
光ファイバ側の伝送路からの反射光とを同時にモニタリ
ングする機能を有する発光装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の発光装置は、例えば第3図に示すよう
に構成されている。図中、1は筐体であり、この筐体1
内に発光素子2が配設されると共に、この発光素子2の
前方(図において上方)に集光用のレンズ3が設けら
れ、更にこのレンズ3の前方に他端部が外部に導出され
た光ファイバ4の一端部が配置されている。発光素子2
および受光素子5はそれぞれワイヤ6およびフィードス
ルーピン7を介して筐体1の外部機器と接続されてい
る。
この発光装置において、発光素子2から出力された光
信号はレンズ3により集光された後、光ファイバ4に結
合され、この光ファイバ4により受光装置側へ伝送され
る。発光素子2からの光信号の一部は発光素子2の後方
にも出力され、受光素子5に入射する。発光素子2およ
び受光素子5はそれぞれフィードスルーピン7を通じて
筐体1の外部と接続されているため、外部から発光素子
2の電流の制御を行うことができると共に、受光素子5
を通じて発光素子2の発光強度のモニタリングを行うこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の発光装置では次のよう
な問題があった。まず、発光素子2の発光強度のモニタ
リングを行う際に、光ファイバ4に実際に結合する光強
度の情報が得られない。すなわち、受光素子5の出力電
流として外部で観測される量は発光素子2の発光強度で
あって、通常は光ファイバ4に結合する光信号の強度に
比例した出力電流が得られる。しかしながら、温度変化
や経年変化により発光素子2と光ファイバ4との結合効
率が変化した結果、光ファイバ4へ結合する光信号の強
度に変化が生じた場合でも、発光素子2と受光素子5と
の間の結合効率が一定であれば、光ファイバ4へ結合す
る光信号の強度が変化したという情報は受光素子5の出
力電流には現われない。その結果従来の発光装置では、
光ファイバ4側に結合する光信号の発光装置自信に起因
する強度の変動を検出しにくいという問題があった。ま
た光ファイバ4側の伝送路上にコネクタ等が存在する場
合には、その接続が不完全であると、コネクタからの反
射光が増加する場合がある。反射光は光ファイバ4を逆
の方向に進み発光素子2に入射し、その動作を不安定に
する。しかし、従来の発光装置においては伝送路からの
反射光の強度をモニタリングすることができなかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その
目的は、光ファイバへ結合される光信号の強度および光
ファイバ側の伝送路からの反射光の強度を同時に独立し
てモニタリングすることができ、安定した光伝送が可能
な発光装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の発光装置は、発光素子と、この発光素子から
出力された光信号を外部へ導く光ファイバと、中間部が
互いに光学的に結合された一対の光導波路を有し、一方
の光導波路が光ファイバと発光素子とを光学的に結合し
てなる光分岐器と、この光分岐器の他方の光導波路の一
方の端部に光学的に結合された発光素子の発光強度検出
用の第1の発光素子と、他方の光導波路の他方の端部に
光学的に結合された光ファイバ側からの反射光の強度検
出用の第2の発光素子とを備えている。また、本発明の
発光装置は、発光素子の近傍に発光素子の発光強度検出
用の第3の受光素子を更に備えている。
このような構成により、請求項1記載の発光装置にお
いては、発光素子から出力された光信号は光分岐器の一
方の光導波路に結合される。光導波路に結合した光信号
の大半は光ファイバを通じて外部へ伝送されるが、一部
は他方の光導波路側に結合されて第1の受光素子へ入力
され、第1の受光素子はこの入力信号に応じた電流を出
力する。一方、光ファイバ側の伝送路の途中で発生して
発光素子に向かって入射する反射光は、光ファイバから
光分岐器の一方の光導波路に入り、その一部が他方の光
導波路に結合した後第2の受光素子へ入射され、第2の
受光素子は反射光の強度に比例した電流を出力する。し
たがってこの発光装置では、光ファイバへ結合される光
信号の強度をモニタリングできると同時に、光ファイバ
側から入射してくる反射光の強度をモニタリングするこ
とができる。また、請求項2記載の発光装置において
は、発光素子から出力された光信号は第3の受光素子に
も直接に入力されるため、光ファイバへの入射光の強度
の変動が発光素子に起因するものか、あるいはレンズ等
の結合系に起因するものかの判別が可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる発光装置の内部を
示すものである。図中、11は筐体であり、この筐体11内
に発光素子12が配設されている。この発光素子12は前方
には集光用のレンズ13が配設され、更にこのレンズ13の
前方には2入力×2出力型の光分岐器15が配設されてい
る。光分岐器15は一対の光導波路16、17を有し、これら
の光導波路16、17は中央部で互いに光学的に結合してい
る。光分岐器15の前方には出力端が外部に導出された光
ファイバ14の入力端が配置されている。光ファイバ14の
入力端と発光素子12の前方出力端12aとは、光分岐器15
の一方の光導波路16により光学的に結合されている。他
方の光導波路17の両出力端の近傍にはそれぞれ受光素子
18、19が配設されている。一方の受光素子18は発光素子
12から光ファイバ14へ結合される光信号の強度を検出す
るものである。他方の受光素子19は光ファイバ14側の伝
送路からの反射光の強度を検出するものである。発光素
子12および受光素子18、19はそれぞれワイヤ21を介して
フィードスルーピン20と接続され、これによって外部2
から発光素子12への電流の制御を行うと共に、受光素子
18、19からの出力電流の検出を行うようになっている。
このような構成において、本実施例の発光装置では、
発光素子12の前方出力端12aから出力された光信号はレ
ンズ13を通過して、光分岐器15の一方の光導波路16に結
合される。光導波路16に結合した光信号はその中を進
み、大半は光導波路16の出力端に接続された光ファイバ
14を通じて外部へ伝送されるが、一部は光導波路17の側
に結合される。光導波路17に結合された光信号は受光素
子18に入射し、受光素子18はこの入射光に応じた電流を
出力する。このとき光分岐器15の方向性のため、受光素
子18の反対側に配設された受光素子19には発光素子12か
らの光信号はほとんど入射しない。ここで、受光素子18
へ入射する光信号の強度は、発光素子12〜レンズ13間
と、レンズ13〜光分岐器15間での光軸ずれによる光強度
の変動にも追従する。したがって光ファイバ14に結合さ
れる光信号の強度は受光素子18から出力された電流をフ
ィードスルーピン5を介して外部機器で検出することに
より正確にモニタリングすることができる。
次に、光ファイバ14側の伝送路の途中で発生して発光
素子12に向かって入射する反射光がある場合には、この
反射光は光ファイバ14から光分岐器15内の一方の光導波
路16に入り、その一部が他方の光導波路17に結合され
る。光導波路17に結合された反射光は受光素子19は入射
され、この受光素子19から反射光の強度に比例した電流
が出力される。なお、この場合も、光分岐器15の方向性
により反射光は受光素子18にはほとんど入射しない。し
たがって、本実施例の発光装置では、発光素子12から出
力される光信号の強度と共に光ファイバ14側の伝送路か
らの反射光の強度をも同時にモニリタングすることがで
きる。よってこれらの情報を用いてより伝送状態を安定
化でき、また装置の異常を早期に発見することができ
る。
第2図は本発明の他の実施例を示すものである。本実
施例では、発光素子12の後方出力端12bの近傍にも受光
素子22を配設し、この受光素子22をフィードスルーピン
20に接続したものである。受光素子22から出力される光
信号は後方出力端12bからも出力されて受光素子22にも
入力される。すなわち受光素子22から出力される電流の
値は、発光素子12自身の発光強度に比例する。よって受
光素子18の出力電流の値と受光素子22の出力電流の値と
を比較することにより、光ファイバ14へ入射される光信
号の強度の変動が、発光素子12に起因するものか、ある
いはレンズ13の近傍の結合系に起因するものかの判別が
可能であり、より正確な発光装置についての情報を得る
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、発
光素子と光ファイバとの間に、一対の光導波路を有する
光分岐器を配設し、一方の光導波路により発光素子と光
ファイバとを結合すると共に、他方の光導波路の両出力
端部に第1の受光素子および第2の受光素子をそれぞれ
配設し、第1の受光素子により発光素子から光ファイバ
へ結合される光信号の強度を検出し、第2の受光素子に
より光ファイバ側の伝送路からの反射光の強度を検出す
るようにしたので、光ファイバへ結合される光信号の強
度および反射光の強度を同時に独立してモニタリリング
することができ、安定した光伝送が可能な発光装置を実
現できる。
また、請求項2記載の発明によれば、発光素子から出
力された光信号を第3の受光素子にも直接に入力させる
ようにしたので、光ファイバへ結合される光信号の強度
の変動が発光素子に起因するものか、あるいはレンズ等
の結合系に起因するものかの判別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる発光装置の内部構成
を示す断面図、第2図は本発明の他の実施例に係わる発
光装置の内部構成を示す断面図、第3図は従来の発光装
置の内部構成を示す断面図である。 11……筐体、13……レンズ、 14……光ファイバ、15……光分岐器、 16、17……光導波路、 18、19、22……受光素子。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−287683(JP,A) 特開 昭63−17572(JP,A) 特開 昭63−33890(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と、 この発光素子から出力された光信号を外部へ導く光ファ
    イバと、 中間部が互いに光学的に結合された一対の光導波路を有
    し、一方の光導波路が前記光ファイバと前記発光素子と
    を光学的に結合してなる光分岐器と、 この光分岐器の他方の光導波路の一方の端部に光学的に
    結合された前記発光素子の発光強度検出用の第1の発光
    素子と、 前記他方の光導波路の他方の端部に光学的に結合された
    前記光ファイバ側からの反射光の強度検出用の第2の発
    光素子 とを具備することを特徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】前記発光素子の近傍に前記発光素子の発光
    強度検出用の第3の受光素子を更に備えてなる請求項1
    記載の発光装置。
JP2045924A 1990-02-28 1990-02-28 発光装置 Expired - Lifetime JP2861208B2 (ja)

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