JP2860626B2 - 印鑑装置 - Google Patents

印鑑装置

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JP2860626B2
JP2860626B2 JP6068167A JP6816794A JP2860626B2 JP 2860626 B2 JP2860626 B2 JP 2860626B2 JP 6068167 A JP6068167 A JP 6068167A JP 6816794 A JP6816794 A JP 6816794A JP 2860626 B2 JP2860626 B2 JP 2860626B2
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JPH07251555A (ja
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一夫 赤池
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Tanikawa Shoji KK
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Tanikawa Shoji KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、朱肉を使用する公用印
判と、液浸透印からなる私用印判と同じく訂正印判との
3形式の印判を備える印鑑装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】従来、液浸透式の私用印判を装着した公
用と私用との両方の印判を有する両用の印鑑装置は公知
である(実開平4ー11666号、同5ー58328
号、同5ー58329号公報参照)。この公知の両用の
印鑑装置は、これを構成するカバー筒体の片側に内筒を
設けて、この内筒内に朱肉を使用する公用印判を出入可
能に収めるようにし、カバー筒体の他側には、上記内筒
から他側方向に延びる内側筒形発条部を設け、この内側
筒形発条部に枠筒部を設けて、この枠筒部に液浸透式の
私用印判を装着した公用と私用の両方の印判を有するも
のとしてある。公用印判と液浸透式の私用印判と訂正印
判との3形式の印判を収めることができる印鑑装置はな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知の両用の印鑑
装置は上記したように複雑な構成からなり、両用の印鑑
装置全体としては比較的長いものとなるという問題点が
あった。また、従前公知の両用印では、上記したように
内側筒形発条部及び枠筒部等の多くの部品数が必要であ
り、それだけコスト高になるという問題点があった。従
って、公知の両用の印鑑装置の構成の延長では、公用印
判と液浸透式の私用印判と訂正印判との3形式の印判を
備える印鑑装置は、部品数やコスト等から事実上商品化
が困難であるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するため、新
規な公用、私用、訂正の3形式の印判を備える印鑑装置
を提供することを主目的とし、さらに構成を単純化し低
コストで便利に、公用、私用、訂正のために使用できる
印鑑装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、カバー筒体を2つ設け、一方のカバー筒
体内を2区画に分け、一方の区画に連結筒体を連結し、
この連結筒体に公用印判を出入可能に収め、別のカバー
筒体の片側端に液浸透印からなる訂正印判を嵌合装着
し、他側端に液浸透印からなる私用印判を嵌合装着して
おり、2区画に分けた一方のカバー筒体の他方の区画に
該別のカバー筒体の片側端に嵌合した該訂正印判を着脱
可能に嵌合させて、2つのカバー筒体を連結させてな
り、該公用印判及び該私用印判にキャップを着脱可能に
嵌合させていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明印鑑装置では、上記の通り公用印判を収
めるカバー筒体の一方の区画と、液浸透印からなる訂正
印判を位置させる他方の区画とは分離されており、その
間に連結筒体以外の部品は介在させていない。液浸透印
からなる該訂正印判と私用印判とは別のカバー筒体の両
端に嵌合装着されている。そのため本印鑑装置の構成は
単純化される。従って、コンパクトな外形の印鑑装置に
公用印判と液浸透印からなる私用印判と訂正印判との3
形式の印判を収めるとともに、これらの印判を便利に使
用することができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例である印鑑装置の組
立断面を示す側面断面図である。以下図面に沿って、こ
の実施例を説明する。図中符号1が弾性のある合成樹脂
によって構成したカバー筒体であり、カバー筒体1はそ
の内側に設けた内壁1Cにより区画1Aと区画1Bとの
2区画に分けられている。このカバー筒体は金属筒体で
あってもよい。そこで、区画1Aの開口1Dからストッ
プ鍔部2Aを有する連結筒体2を該ストップ鍔部2Aが
上記開口1Dをなすカバー筒体1の区画1Aの側端に当
接するまで挿入してある。この区画1Aと連結筒体2の
内側には、中間を内向きに膨らませ公用印判4を弾力的
に保持し出入可能とした捲き板発条3を内装してある。
この捲き板発条3はその内向きに膨らんだ中間周側面に
軸方向に沿う穴3Aを設けてあり、捲き板発条3の両端
部の周側面は区画1Aの内側面と連結筒体2の内側面と
に圧接している。これにより、連結筒体2をカバー筒体
1の区画1Aに係止連結してある。
【0008】内壁1Cにより分けられたカバー筒体1の
他方の区画1Bには、液浸透印からなる訂正印判6の印
部材6Aが位置している。この訂正印判6は連結筒体5
に嵌装されており、この連結筒体5はストップ鍔部5A
を有し、該ストップ鍔部5Aが区画1Bの開口1Eをな
すカバー筒体1の側端に当接するまで連結筒体5を挿入
連結してある。これにより、液浸透印からなる訂正印判
6の印部材6Aはカバー筒体1の区画1B内に位置して
いる。一方、別のカバー筒体7は弾性のある合成樹脂に
よって構成してあり、この別のカバー筒体7には、その
片側開口7Aから上記連結筒体5のストップ鍔部5A
が、上記片側開口7Aをなす別のカバー筒体7の片側端
に当接するまで嵌合連結してある。上記により、図示の
通り、液浸透印からなる訂正印判6の底キャップ6Dは
別のカバー筒体7の片側端部に位置している。上記カバ
ー筒体7は金属筒体であってもよい。このようにして、
カバー筒体1と別のカバー筒体7とは液浸透印からなる
訂正印判6を嵌装した連結筒体5を介して連結させてあ
る。ここで、この連結筒体5と別のカバー筒体7の片側
開口7A近傍の端部との嵌合をより強めるために、別の
カバー筒体7の該端部の内径を僅かに縮径させるか又は
捲き板発条を施してもよい。
【0009】別のカバー筒体7の他側開口7Bから、液
浸透印からなる私用印判8の保持筒体9が、上記他側開
口7Bをなす別のカバー筒体7の他側端に、保持筒体9
のストップ鍔部9Aを当接するまで嵌合してある。これ
により、液浸透印からなる私用印判8を別のカバー筒体
7の他側端に嵌合装着してある。
【0010】液浸透印からなる訂正印判6は、仕切り板
6Eを設けた保持筒体6Bによって保持された印部材6
A及びタンク部材6Cを有し底キャップ6Dを備えてい
る。この液浸透印からなる訂正印判6はその保持筒体6
Bを連結筒体5の内側面に嵌合させ、印部材6Aを連結
筒体5の片側開口から突起して位置させてあり、底キャ
ップ6Dは連結筒体5の他端開口に向いている。
【0011】液浸透印からなる私用印判8は、上記スト
ップ鍔部9Aを有する保持筒体9によって保持された印
部材8A及びタンク部材8Bを有し、保持筒体9に設け
た仕切り板9Bにより支えられている。印部材8Aとタ
ンク部材8Bとを保持している保持筒体9の周側面とそ
の縁には保護筒体10を係合し重ね合わせて設けてあ
る。連結筒体2にはキャップ11を、また保護筒体10
にはキャップ12を施してある。
【0012】上記構成からなる本発明印鑑装置の実施例
の作用を以下説明する。図2は、実施例の印鑑装置から
キャップ12を外した状態を示し、液浸透印からなる私
用印判8が使用できる状態にある。使用者はこの状態
で、カバー筒体1や別のカバー筒体7に手をかけて液浸
透印からなる私用印判8を捺印できる。図3は、キャッ
プ11を外し、公用印判4をカバー筒体1の一方の区画
1Aと連結筒体2の中から取り出した状態を示す。公用
印判4は図示のように印鑑装置から引き出して単独に使
用することができる。また、公用印判4は印鑑装置に収
めた状態でも、公用印判4の印判面は、連結筒体2の開
口2Bから突出して位置しているため、そのまま使用で
きる。このとき、捲き板発条3が公用印判4をその弾力
で安定に保持しているので、不用意に公用印判4が印鑑
装置から脱落することはない。
【0013】図4は、別のカバー筒体7を、カバー筒体
1の他方の区画1Bの開口1Eから外した状態を示す。
区画1B内に位置していた液浸透印からなる訂正印判6
が使用できる状態である。その操作のさい、連結筒体5
と別のカバー筒体7とは強く嵌合されているため、連結
筒体5と別のカバー筒体7が外れることはなく、常にカ
バー筒体1の他方の区画1Bの開口1Eから連結筒体5
が外れる。図5は、図1の組立断面図に対応したもの
で、構成部品ごとに断面を示す。
【0014】本発明印鑑装置は上記のような構成と作用
とからなり、公用印判と液浸透印からなる私用印判と訂
正印判との3形式の印判をコンパクトに収めるととも
に、便利にこの3形式の印判を使用できる印鑑装置であ
る。公用印判に市販の規格品の長さのものを用いても、
本発明印鑑装置はコンパクトに構成できる。
【0015】
【発明の効果】本発明印鑑装置では、上記の通り、公用
印判と液浸透印からなる私用印判と訂正印判との3形式
の印判を近接させてカバー筒体と連結筒体とに収める構
成とするとともに、それぞれの印判が簡便に使用できる
構成にしてあり、安価でしかも利便性の高い3形式の印
判を収めた印鑑装置を提供できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明印鑑装置を組み立てたときの状態を示す
側面断面図
【図2】印鑑装置のキャップを外し液浸透印からなる私
用印判が使用状態にあるときを示す側面一部断面図
【図3】キャップを外し公用印判を取り出した状態を示
す側面一部断面図
【図4】別のカバー筒体を外し液浸透印からなる訂正印
判が使用状態にあるときを示す側面一部断面図
【図5】印鑑装置の構成部品を示す分離、側面断面図
【符号の説明】
1 カバー筒体 1A カバー筒体の区画 1B カバー筒体の区画 2 連結筒体 4 公用印判 5 液浸透印からなる訂正印判を嵌装した連結筒体 6 液浸透印からなる訂正印判 7 別のカバー筒体 8 液浸透印からなる私用印判
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41K 1/02 - 1/04 B41K 1/36 B41K 1/50 B41K 1/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー筒体を2つ設け、一方のカバー筒
    体内を2区画に分け、一方の区画に連結筒体を連結し、
    この連結筒体に公用印判を出入可能に収め、別のカバー
    筒体の片側端に液浸透印からなる訂正印判を嵌合装着
    し、他側端に液浸透印からなる私用印判を嵌合装着して
    おり、2区画に分けた一方のカバー筒体の他方の区画に
    該別のカバー筒体の片側端に嵌合した該訂正印判を着脱
    可能に嵌合させて、2つのカバー筒体を連結させてな
    り、該公用印判及び該私用印判にキャップを着脱可能に
    嵌合させていることを特徴とする印鑑装置。
JP6068167A 1994-03-14 1994-03-14 印鑑装置 Expired - Lifetime JP2860626B2 (ja)

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JPH07251555A JPH07251555A (ja) 1995-10-03
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JP2002002077A (ja) * 2000-06-21 2002-01-08 Tanikawa Shoji Kk スタンプ装置
JP5994310B2 (ja) * 2012-03-19 2016-09-21 シヤチハタ株式会社 印判

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JPH0750221Y2 (ja) * 1990-05-22 1995-11-15 谷川商事株式会社 印鑑装置
JP2552118Y2 (ja) * 1990-11-29 1997-10-27 三菱鉛筆株式会社 印 鑑
JPH04128864U (ja) * 1991-05-16 1992-11-25 三菱鉛筆株式会社 複式印鑑

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