JPH07251556A - 印鑑装置 - Google Patents
印鑑装置Info
- Publication number
- JPH07251556A JPH07251556A JP6816894A JP6816894A JPH07251556A JP H07251556 A JPH07251556 A JP H07251556A JP 6816894 A JP6816894 A JP 6816894A JP 6816894 A JP6816894 A JP 6816894A JP H07251556 A JPH07251556 A JP H07251556A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- stamp
- private
- official
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 公用印判と液浸透印からなる私用印判を収め
る印鑑装置であって、公用印判がやや長手のものでもコ
ンパクトに収め、便利に公用、私用のために使用できる
印鑑装置を提供する。 【構成】 カバー筒体内を２区画に分け、一方の区画に
公用印判を出入可能に収め、該カバー筒体の他方の区画
の端に液浸透印からなる私用印判を嵌合装着して構成さ
れる。
る印鑑装置であって、公用印判がやや長手のものでもコ
ンパクトに収め、便利に公用、私用のために使用できる
印鑑装置を提供する。 【構成】 カバー筒体内を２区画に分け、一方の区画に
公用印判を出入可能に収め、該カバー筒体の他方の区画
の端に液浸透印からなる私用印判を嵌合装着して構成さ
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、朱肉を使用する公用印
判と、液浸透印からなる私用印判の両方を使える印鑑装
置を提供する。
判と、液浸透印からなる私用印判の両方を使える印鑑装
置を提供する。
【０００２】
【従来の技術】従来、液浸透式の私用印判を装着した公
用と私用との両方の印判を有する両用の印鑑装置は公知
である（実開平４ー１１６６６号、同５ー５８３２８
号、同５ー５８３２９号公報参照）。この公知の両用の
印鑑装置は、これを構成するカバー筒体の片側に内筒を
設けて、この内筒内に朱肉を使用する公用印判を出入可
能に収めるようにし、カバー筒体の他側には、上記内筒
から他側方向に延びる内側筒形発条部を設け、この内側
筒形発条部に枠筒部を設けて、この枠筒部に液浸透式の
私用印判を装着した公用と私用の両方の印判を有するも
のとしてある。公用印判がやや長手であっても、公用印
判と液浸透印からなる私用印判との両方を収めることが
でき、しかも使用に便利な印鑑装置はなかった。
用と私用との両方の印判を有する両用の印鑑装置は公知
である（実開平４ー１１６６６号、同５ー５８３２８
号、同５ー５８３２９号公報参照）。この公知の両用の
印鑑装置は、これを構成するカバー筒体の片側に内筒を
設けて、この内筒内に朱肉を使用する公用印判を出入可
能に収めるようにし、カバー筒体の他側には、上記内筒
から他側方向に延びる内側筒形発条部を設け、この内側
筒形発条部に枠筒部を設けて、この枠筒部に液浸透式の
私用印判を装着した公用と私用の両方の印判を有するも
のとしてある。公用印判がやや長手であっても、公用印
判と液浸透印からなる私用印判との両方を収めることが
でき、しかも使用に便利な印鑑装置はなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記公知の両用の印鑑
装置は上記したように複雑な構成からなり、両用の印鑑
装置全体としては比較的長いものになるという問題点が
あった。そのため、特に市販の規格化された公用印判を
収めるようにすると、きわめて長い両用印になるため、
従前においては、市販されている公用印判を短く切断す
るか、短い公用印判を特別注文するかして、比較的短い
両用印としなければならないという問題点があった。ま
た、従前公知の両用印では、上記したように内側筒形発
条部及び枠筒部等の多くの部品数が必要であり、それだ
けコスト高になるという問題点があった。
装置は上記したように複雑な構成からなり、両用の印鑑
装置全体としては比較的長いものになるという問題点が
あった。そのため、特に市販の規格化された公用印判を
収めるようにすると、きわめて長い両用印になるため、
従前においては、市販されている公用印判を短く切断す
るか、短い公用印判を特別注文するかして、比較的短い
両用印としなければならないという問題点があった。ま
た、従前公知の両用印では、上記したように内側筒形発
条部及び枠筒部等の多くの部品数が必要であり、それだ
けコスト高になるという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記の問題点を解決するため、
規格化された市販の公用印判をはじめやや長手の公用印
判までをそのまま用いても、それほど長くなることのな
い、新規な公用、私用両用の印鑑装置を提供することを
主目的とし、さらに、印鑑装置内のスペースを有効に活
用した簡単な構成として低コストに提供できる公用、私
用両用の印鑑装置を提供することを目的とする。
規格化された市販の公用印判をはじめやや長手の公用印
判までをそのまま用いても、それほど長くなることのな
い、新規な公用、私用両用の印鑑装置を提供することを
主目的とし、さらに、印鑑装置内のスペースを有効に活
用した簡単な構成として低コストに提供できる公用、私
用両用の印鑑装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明印鑑装置は、上記
目的を達成するため、カバー筒体内を２区画に分け、一
方の区画に連結筒体を連結し、この連結筒体に公用印判
を出入可能に収めるとともに、他方の区画には液浸透印
からなる私用印判を嵌合装着してあることを特徴とす
る。
目的を達成するため、カバー筒体内を２区画に分け、一
方の区画に連結筒体を連結し、この連結筒体に公用印判
を出入可能に収めるとともに、他方の区画には液浸透印
からなる私用印判を嵌合装着してあることを特徴とす
る。
【０００６】
【作用】本発明印鑑装置では、上記の通りカバー筒体の
一方の区画に公用印判を収め、他方の区画の端に液浸透
印からなる私用印判を嵌合装着する単純な構成となして
あり、多くの部品は必要でなく、印鑑装置内のスペース
は公用印判と液浸透印からなる私用印判とがその大部分
を占有している。そのため、公用印判にやや長手のもの
を用いても、本発明印鑑装置は使い易い形状、大きさに
構成される。
一方の区画に公用印判を収め、他方の区画の端に液浸透
印からなる私用印判を嵌合装着する単純な構成となして
あり、多くの部品は必要でなく、印鑑装置内のスペース
は公用印判と液浸透印からなる私用印判とがその大部分
を占有している。そのため、公用印判にやや長手のもの
を用いても、本発明印鑑装置は使い易い形状、大きさに
構成される。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の実施例である印鑑装置の組
立断面を示す側面断面図である。以下図面に沿って、こ
の実施例を説明する。図中符号１が弾性のある合成樹脂
によって構成したカバー筒体であり、カバー筒体１はそ
の内側に設けた内壁１Ｃにより区画１Ａと区画１Ｂとの
２区画に分けられている。このカバー筒体１は金属筒体
であってもよい。そこで、区画１Ａの開口１Ｄからスト
ップ鍔部２Ａを有する連結筒体２を、該ストップ鍔部２
Ａが上記開口１Ｄをカバー筒体１の区画１Ａの側端に当
接するまで挿入してある。この区画１Ａと連結筒体２と
の内側には、中間を内向きに膨らませ公用印判９を弾力
的に保持し出入可能とした捲き板発条３を内装してあ
る。この捲き板発条３は、その内向きに膨らんだ中間周
側面に軸方向に沿う穴３Ａを設けてあり、捲き板発条３
の両端部の周側面は、区画１Ａの内側面と連結筒体２の
内側面とを圧接している。これにより、連結筒体２をカ
バー筒体１の区画１Ａに係止連結している。
立断面を示す側面断面図である。以下図面に沿って、こ
の実施例を説明する。図中符号１が弾性のある合成樹脂
によって構成したカバー筒体であり、カバー筒体１はそ
の内側に設けた内壁１Ｃにより区画１Ａと区画１Ｂとの
２区画に分けられている。このカバー筒体１は金属筒体
であってもよい。そこで、区画１Ａの開口１Ｄからスト
ップ鍔部２Ａを有する連結筒体２を、該ストップ鍔部２
Ａが上記開口１Ｄをカバー筒体１の区画１Ａの側端に当
接するまで挿入してある。この区画１Ａと連結筒体２と
の内側には、中間を内向きに膨らませ公用印判９を弾力
的に保持し出入可能とした捲き板発条３を内装してあ
る。この捲き板発条３は、その内向きに膨らんだ中間周
側面に軸方向に沿う穴３Ａを設けてあり、捲き板発条３
の両端部の周側面は、区画１Ａの内側面と連結筒体２の
内側面とを圧接している。これにより、連結筒体２をカ
バー筒体１の区画１Ａに係止連結している。
【０００８】内壁１Ｃにより分けられたカバー筒体１の
他方の区画１Ｂには、その開口１Ｅから、液浸透印から
なる私用印判４の保持筒体５が上記開口１Ｅをなすカバ
ー筒体１の他側端に、保持筒体５のストップ鍔部５Ａを
当接するまで嵌合してある。これにより、液浸透印から
なる私用印判４をカバー筒体１の他側端に嵌合装着して
ある。
他方の区画１Ｂには、その開口１Ｅから、液浸透印から
なる私用印判４の保持筒体５が上記開口１Ｅをなすカバ
ー筒体１の他側端に、保持筒体５のストップ鍔部５Ａを
当接するまで嵌合してある。これにより、液浸透印から
なる私用印判４をカバー筒体１の他側端に嵌合装着して
ある。
【０００９】液浸透印からなる私用印判４は、上記スト
ップ鍔部５Ａを有する保持筒体５によって保持された印
部材４Ａとタンク部材４Ｂを有し、保持筒体５に設けた
仕切り板５Ｂにより支えられている。この印部材４Ａと
タンク部材４Ｂとを保持している保持筒体５の周側面と
その縁とには、保護筒体６を係合し重ね合わせて設けて
ある。連結筒体２の開口２Ｂにはキャップ７を、保護筒
体６にはキャップ８を施してある。
ップ鍔部５Ａを有する保持筒体５によって保持された印
部材４Ａとタンク部材４Ｂを有し、保持筒体５に設けた
仕切り板５Ｂにより支えられている。この印部材４Ａと
タンク部材４Ｂとを保持している保持筒体５の周側面と
その縁とには、保護筒体６を係合し重ね合わせて設けて
ある。連結筒体２の開口２Ｂにはキャップ７を、保護筒
体６にはキャップ８を施してある。
【００１０】上記構成からなる本発明印鑑装置の実施例
の作用を以下説明する。図２は、実施例の印鑑装置から
キャップ８を外した状態を示し、液浸透印からなる私用
印判４が使用できる状態にある。使用者はこの状態で、
カバー筒体１に手をかけて液浸透印からなる私用印判４
を捺印できる。図３は、キャップ７を外し、公用印判９
をカバー筒体１の一方の区画１Ａと連結筒体２の中から
引き出した状態を示す。公用印判９は図示のように印鑑
装置から引き出して単独に使用することができる。ま
た、公用印判９を印鑑装置に収めた状態でも、公用印判
９の印判面は連結筒体２の開口２Ｂから突出して位置し
ているため、そのまま使用できる。このとき、捲き板発
条３が公用印判９をその弾力で安定に保持しているの
で、不用意に公用印判９が印鑑装置から脱落することは
ない。図４は、図１の組立断面図に対応したものでその
構成部品ごとの断面を示す。
の作用を以下説明する。図２は、実施例の印鑑装置から
キャップ８を外した状態を示し、液浸透印からなる私用
印判４が使用できる状態にある。使用者はこの状態で、
カバー筒体１に手をかけて液浸透印からなる私用印判４
を捺印できる。図３は、キャップ７を外し、公用印判９
をカバー筒体１の一方の区画１Ａと連結筒体２の中から
引き出した状態を示す。公用印判９は図示のように印鑑
装置から引き出して単独に使用することができる。ま
た、公用印判９を印鑑装置に収めた状態でも、公用印判
９の印判面は連結筒体２の開口２Ｂから突出して位置し
ているため、そのまま使用できる。このとき、捲き板発
条３が公用印判９をその弾力で安定に保持しているの
で、不用意に公用印判９が印鑑装置から脱落することは
ない。図４は、図１の組立断面図に対応したものでその
構成部品ごとの断面を示す。
【００１１】本発明印鑑装置は上記のようにその構成部
品の数は少なく、図示の通りその構成は単純化してある
とともに、便利に公用印判と液浸透印からなる私用印判
とを使い分けて使用できる。公用印判に市販の規格品の
長さのもの又はやや長手の公用印判を収めても、本発明
印鑑装置はそれほど長くならず、コンパクトに公用印判
と液浸透印からなる私用印判とを収容できる。
品の数は少なく、図示の通りその構成は単純化してある
とともに、便利に公用印判と液浸透印からなる私用印判
とを使い分けて使用できる。公用印判に市販の規格品の
長さのもの又はやや長手の公用印判を収めても、本発明
印鑑装置はそれほど長くならず、コンパクトに公用印判
と液浸透印からなる私用印判とを収容できる。
【００１２】
【発明の効果】本発明印鑑装置では、上記の通り公用印
判がやや長手であっても、公用印判と液浸透印からなる
私用印判とをコンパクトに収められるとともに、両方の
印判を便利に使用できるようにしてあり、安価でしかも
利便性の高い印鑑装置を提供できる効果を有する。
判がやや長手であっても、公用印判と液浸透印からなる
私用印判とをコンパクトに収められるとともに、両方の
印判を便利に使用できるようにしてあり、安価でしかも
利便性の高い印鑑装置を提供できる効果を有する。
【図１】本発明印鑑装置を組み立てたときの状態を示す
側面断面図
側面断面図
【図２】印鑑装置のキャップを外し液浸透印からなる私
用印判が使用状態にあるときを示す側面一部断面図
用印判が使用状態にあるときを示す側面一部断面図
【図３】キャップを外し公用印判を引き出した状態を示
す側面一部断面図
す側面一部断面図
【図４】印鑑装置の構成部品を示す分離、側面断面図
１ カバー筒体 １Ａ カバー筒体の区画 １Ｂ カバー筒体の区画 ４ 液浸透印からなる私用印判 ９ 公用印判
Claims (1)
- 【請求項１】 カバー筒体内を２区画に分け、一方の区
画に連結筒体を連結し、この連結筒体に公用印判を出入
可能に収めるとともに、他方の区画には液浸透印からな
る私用印判を嵌合装着してあることを特徴とする印鑑装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6816894A JPH07251556A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 印鑑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6816894A JPH07251556A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 印鑑装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251556A true JPH07251556A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13365975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6816894A Pending JPH07251556A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 印鑑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07251556A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4083659B2 (ja) * | 2002-10-10 | 2008-04-30 | バルコ・ナムローゼ・フエンノートシャップ | パネルディスプレイおよびタイルドディスプレイ |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6816894A patent/JPH07251556A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4083659B2 (ja) * | 2002-10-10 | 2008-04-30 | バルコ・ナムローゼ・フエンノートシャップ | パネルディスプレイおよびタイルドディスプレイ |
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