JP2858536B2 - ぼかし模様タイルの製造方法 - Google Patents

ぼかし模様タイルの製造方法

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JP2858536B2 JP6152692A JP15269294A JP2858536B2 JP 2858536 B2 JP2858536 B2 JP 2858536B2 JP 6152692 A JP6152692 A JP 6152692A JP 15269294 A JP15269294 A JP 15269294A JP 2858536 B2 JP2858536 B2 JP 2858536B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はぼかし模様タイルの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイル
の製造方法として、粉体原料を成形型の成形凹所内に充
填してこれを乾式プレス成形し、その後これを焼成する
方法が広く用いられている。一般にこの種方法にて製造
されたタイルは、単一色のタイルとなる。
【0003】上記成形方法でタイルを成形するに際して
模様を付与する手段として、異なった色の粉体原料を混
合し、その混合粉体原料をプレス成形するといった手法
が公知である。この方法の場合、異なった色の粉体原料
が混ざり合うことによってタイルに斑点様の模様が現出
される。
【0004】しかしながらこの方法にて得られるタイル
の斑点模様は、各色の粉体原料が均一に混ざり合ってい
ることから、タイルの各部において模様が均一であり、
変化に乏しく、また模様の柔らかさの点で十分満足行く
ものでなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
事情の下において、従来得られなかった独特のぼかし模
様を現出できる新規なタイルの製造方法を提供すべくな
されたものである。而して本願の発明は、筒体の内部に
縦の仕切りを設けて該筒体の内部に該仕切りにて分画さ
れた縦方向に延びる複数の収容室を形成するとともに、
該仕切りの下端から所定距離離れた下側部位において該
筒体の下端部に回転可能な底部を設けて該底部に複数の
透孔を形成し、前記収容室に該収容室間で異なった色の
タイル用粉体原料を収容した状態で該底部を回転させつ
つ該筒体を成形型の成形凹所上方に沿って移動させ、若
しくは該粉体原料の成形凹所への供給用の粉ます上方に
沿って移動させ、該筒体内部の収容室内の各粉体原料を
前記底部の透孔を通じて該成形凹所内に直接若しくは該
粉ますを介して供給し、しかる後該粉体原料をプレス成
形し、焼成することを特徴とする(請求項1)。
【0006】本願の別の発明は、成形型における成形凹
所へのタイル用粉体原料の供給用の粉ます内部を複数の
仕切りにて横方向に分画して複数の収容室を形成すると
ともにそれら仕切りの下端の高さ位置に変化を持たせ、
各収容室内部に該収容室間で異なった色のタイル用粉体
原料を収容した状態で該粉ますを前記仕切りの延びる方
向に移動させつつ各収容室内部の粉体原料を前記成形凹
所内に供給し、しかる後該粉体原料をプレス成形し、焼
成することを特徴とする(請求項2)。
【0007】本願の更に別の発明は、請求項2の製造方
法において、前記仕切りの特定のものについてその下端
を前記粉ますにおける外周枠体の下端と実質上同一位置
に位置させることを特徴とする(請求項3)。
【0008】本願の更に別の発明は、筒体の内部に縦の
仕切りを設けて該筒体の内部に該仕切りにて分画された
縦方向に延びる複数の収容室を形成するとともに、該仕
切りの下端から所定距離離れた下側部位において該筒体
の下端部に回転可能な底部を設けて該底部に複数の透孔
を形成する一方、成形型における成形凹所へのタイル用
粉体原料の供給用の粉ます内部を複数の仕切りにて横方
向に分画して複数の収容室を形成するとともにそれら仕
切りの下端の高さ位置に変化を持たせ、前記筒体の収容
室内部に該収容室間で異なった色のタイル用粉体原料を
収容した状態で前記底部を回転させつつ該筒体を前記粉
ますの各収容室間にまたがるように該粉ます上方に沿っ
て移動させることにより、該筒体の各収容室内の粉体原
料を該粉ますの各収容室内に供給し、しかる後該粉ます
を前記成形凹所上方に沿って該粉ますの前記仕切りの延
びる方向に移動させてそれらの内部の粉体原料を該成形
凹所内に供給し、その後該粉体原料をプレス成形し、焼
成することを特徴とする(請求項4)。
【0009】本願の更に別の発明は、請求項1,2,3
又は4の製造方法において、異なった色の原料組成成分
を混合し且つ混合比率を変えることによって、前記異な
った色のタイル用粉体原料を調製することを特徴とする
(請求項5)。
【0010】
【作用及び発明の効果】請求項1の発明に従い、筒体内
部の収容室内に異なった色の粉体原料を収容した状態
で、その底部を回転させつつ底部の透孔を通じて内部の
粉体原料を直接又は粉ますを介して成形型の成形凹所内
に供給し、プレス成形及び焼成した場合、色の異なった
粉体原料が均一に混合せずに柔らかなぼかし模様が得ら
れる。
【0011】例えば黒色の粉体原料と白色の粉体原料と
を用いた場合、黒色のリッチな部分と白色のリッチな部
分とが生成し且つそれらの境界が明確でなく、ぼんやり
と自然に移り変わっていくようなぼかし模様が得られ
る。
【0012】これは筒体における収容室内の粉体原料が
底部の透孔を通じて落下する過程で、まず仕切り下端と
底部との間の部分の空間で弱く且つ不規則に合流した
後、更に底部の回転によってある程度混合作用を受け、
更には透孔の回転による位置変化によって、粉ます又は
成形凹所への供給場所が不規則に変化させられることに
よるものである。
【0013】請求項2の発明に従い、粉ます内の収容室
に異なった色の粉体原料を収容した状態、望ましくは隣
接する収容室毎に異なった色の粉体原料を収容した状態
で粉ますを成形型の成形凹所に沿って移動させつつ凹所
内に粉体原料を供給し、プレス成形及び焼成した場合、
各色の粉体原料が均一に混ざり合わず、従って柔らかな
ぼかし模様が得られる。
【0014】粉ますの各仕切りの下端位置を全て同一に
揃え且つ粉ますの外周枠体の下端と同一位置とした場
合、各収容室に異なった色の粉体原料を収容しておく
と、タイルに異なった色の模様、例えば黒色の模様と白
色の模様とが生成し且つそれらの境界が明確である模様
が形成されるが、本発明では仕切りの下端の高さ位置に
変化が持たせてあるため、即ち仕切りの下端位置が高か
ったり低かったりするため、黒色から白色に或いはその
逆へと色が自然に移り変わったぼかし模様が形成され
る。
【0015】具体的には、仕切りの下端位置が外周枠体
の下端位置よりも高ければ、隣接する収容室内の異なっ
た色の粉体原料が仕切りの下端より下側の部分である程
度合流して部分的に混合する。その混合の程度は仕切り
の下端位置の高さ、つまり仕切りの下端から粉ますの外
周枠体の下端までの距離(隙間)の大小に応じて異な
る。
【0016】従って粉ますを成形凹所上方に沿って仕切
りの延びる方向に移動させた場合、成形凹所のある個所
には例えば主に黒色の粉体原料が、また他の個所には主
に白色の粉体原料が、更にそれらの間の部分には黒色と
白色とが混ざり合った原料が供給される。しかもその色
の混ざった部分は仕切りの下端の高さ位置の変化に応じ
て黒と白との混ざり方の程度が異なったものとなる。こ
れにより異種色が自然と変化するようなぼかし模様がタ
イルに付与される。但しこの方法の場合、ぼかし模様は
ストライプ様の模様となる。
【0017】一方において仕切りの下端が外周枠体の下
端と同一位置に位置している場合、即ち仕切りが外周枠
体の下端まで延びている場合、隣接する収容室内の異な
った色の粉体原料はここでは合流,混合を生じず、従っ
て黒色,白色の色の境界は比較的明瞭となる。
【0018】このように本発明の方法によれば、ストラ
イプ様の且つある色から他の色に自然に移り変わってい
くようなぼかし模様が得られる。また特定の仕切りにつ
いてその下端を外周枠体の下端位置と同一位置に位置さ
せておいた場合、部分的に色の境界が明瞭となるような
ストライプ様のぼかし模様が得られる。
【0019】本発明の方法は、タイルに大理石調の模様
を付与する方法として好適な方法である。この場合、特
定の仕切りについてはその下端を粉ますの外周枠体の下
端まで延ばしておくのが望ましい(請求項3)。
【0020】請求項4の発明は、請求項1の方法と請求
項2の方法とを組み合わせたもので、本発明の方法によ
れば実際の大理石模様により近似した柔らかなストライ
プ様のぼかし模様を形成することができる。
【0021】請求項5の発明は、異なった色の原料組成
成分を混合し且つ混合比率を変えることによって上記異
なった色のタイル用粉体原料を調製するようにしたもの
で、本発明の方法によれば色調の似通った異種色の粉体
原料を調製でき、且つ混合比率を変えることによって色
の変化を容易に調整できる利点が得られる。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において10は大きさが600×600
mmの大型のタイルであって、大理石調のストライプ様
ぼかし模様12が形成されている。
【0023】図1はこのタイル10の製造方法の要部を
示している。この図において14は上端が開放形状の円
筒形状の筒体で、内部に縦方向に延びる3枚の仕切り1
6が設けられている。仕切り16は、図3(イ)に示し
ているように筒体14の中心より120°間隔で放射方
向に延びており、これら仕切り16にて筒体14内部が
3つの独立した収容室18に分画されている。
【0024】筒体14の下端部には、キャップ20が回
転可能に装着されている。キャップ20は、筒体14の
本体に対する嵌合部21と下端の底部22とから成って
いる。底部22は上記仕切り16の下端より所定距離下
方に位置しており、そこには同一円周上において所定間
隔で複数の円形の透孔24が形成されている。尚、底部
22の中心部にも透孔24が形成されている。
【0025】26は後述の成形型36(図4(イ)(B)参
照)の成形凹所42内にタイル用粉体原料を供給するた
めの粉ますで、矩形の外周枠体28を有している。粉ま
す26は、上端及び下端が開放形状とされているととも
に、その下端には金網30が張設されている。
【0026】粉ます26の内部には、多数の板状の仕切
り32が互いに平行に配設されており、これら仕切り3
2にて粉ます26内部が多数の収容室33(図4参照)
に区画されている。ここで各仕切り32は、それぞれの
上端が外周枠体28の上端と同一位置に位置させられる
一方、下端についてはまちまちの高さとされている。
【0027】即ち、ある仕切り32については下端が外
周枠体28の下端と実質上同一位置に、また他の仕切り
32については下端がこれより高い位置に、更に他の仕
切り32については下端がこれよりも高い位置に位置さ
せられている。この結果各仕切り32の下側に所定高さ
寸法の隙間34が形成され、且つそれら隙間34の高さ
寸法がまちまちとされている。
【0028】尚、各仕切り32の下端位置は全て異なっ
ている必要はないが、少なくとも隣同士の仕切り32に
ついては下端位置が異なっていることが望ましい。
【0029】次に本例の方法に従ってタイル10を製造
する具体的手順を作用とともに説明する。まず筒体14
の各収容室18内にそれぞれ色の異なった三種の粉体原
料、例えば黒色の粉体原料44(図3(ロ)参照)、白
色の粉体原料46、更にそれらの中間色の粉体原料(図
示せず)をそれぞれ収容し、そしてキャップ20を回転
させつつ図1に示しているように筒体14を粉ます26
の上方に沿って且つ各収容室33間にまたがるようにし
てこれを移動させて行く。
【0030】このとき筒体14の各収容室18内の異な
った色の粉体原料はそのままストレートに粉ます26内
に供給されず、図3(ロ)の模式図に示すように仕切り
16の下端とキャップ20の底部22との間の空間で、
隣接する収容室18間の粉体原料44,46等がある程
度そこで部分的に合流・混合した状態で、底部22の透
孔24を通じて粉ます26の各収容室33内に落下す
る。
【0031】更にこのとき底部22の回転に基づく撹拌
作用を受けた上で、同じく底部22の回転に基づき、具
体的には各透孔24の回転に基づいて粉ます26の各収
容室33の異なった個所に配られながら複数種の色の粉
体原料が粉ます26内に供給される。
【0032】この結果粉ます26の各収容室33には各
色の粉体原料が不均一に供給されるとともに、同一の収
容室33内においても黒色,白色,中間色の粉体原料が
部分的に濃く或いは薄い状態で供給される。即ち粉ます
26の各収容室33には、言ってみればそれぞれ少しず
つ色の変化した異種色の粉体原料が充填された状態とな
る。
【0033】以上のようにして粉ます26内に粉体原料
を収容した状態で次に図4に示しているように粉ます2
6を成形型36の摺動面上、具体的には枠型40の上面
40aを摺動させ、内部の粉体原料を下型38と枠型4
0とで形成される成形凹所42内に供給する。ここで粉
ます26は仕切り32の延びる方向に平行移動させる。
【0034】このとき下端が外周枠体28の下端よりも
上側に位置している仕切り32にて区画された隣同士の
収容室33の粉体原料50と52とは、仕切り32の下
側の隙間34において部分的に合流・混合した状態で成
形凹所42内に落下,供給される。
【0035】一方下端が外周枠体28の下端まで延びた
状態の仕切り32にて区画された収容室33内の粉体原
料48と50とは、ここでは殆ど合流・混合せずにほぼ
そのまま成形凹所42内に落下,供給される。
【0036】この結果成形凹所42には黒色の粉体原料
が局部的に多く供給された部分と、黒色の粉体原料が少
なく、白色の粉体原料が部分的に多く供給された部分
と、或いはそれらの中間色の粉体原料が多く供給された
部分とが生成する。
【0037】しかもそれら色の境界部分は多くは明確で
はなく、色が自然にぼんやりと移り変わっていく状態と
なる。また部分的にはその境界が明確な個所も生成する
(下端が外周枠体28の下端まで延びている仕切り32
の位置)。
【0038】従ってこの成形凹所42内に充填された粉
体原料をその後プレス成形して焼成したとき、図2に示
すような大理石調のストライプ様のぼかし模様12が現
出される。尚、各粉体原料の色は実際には焼成の段階で
発色する。
【0039】尚上記方法において、異なった色の原料組
成成分を混合し且つ混合比率を変えることにより上記異
なった色の粉体原料を調製することが望ましい。このよ
うにすると色調の似た異種粉体原料を得ることができ、
且つ色の変化を容易に調整できる利点が得られる。
【0040】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明は各種の大きさのタ
イルの製造に適用可能であるし、また上例では3種類の
色の異なった粉体原料を用いているが、2色又は4色以
上の異なった色の粉体原料を用いてタイル製造を行うこ
ともできる。
【0041】また場合によって筒体14からの粉体原料
を直接成形凹所42に供給し、或いは通常の粉ますを介
して成形凹所42に供給したり、更にはこのような筒体
14を用いないで上記形態の粉ます26単独で成形凹所
42への原料供給を行うことによりぼかし模様タイルを
製造することも可能である。
【0042】更に上例ではタイル10全体を異なった色
の粉体原料にて製造するようにしているが、タイル10
における表層部のみを異なった色の粉体原料にて加飾す
るといったことも場合により可能である。その他本発明
はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた
態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例方法であるぼかし模様タイル
の製造方法の要部の説明図である。
【図2】同方法にて得られるぼかし模様タイルの斜視図
である。
【図3】図1における筒体の構成とその作用の説明図で
ある。
【図4】図1における粉ますの構成とその作用の説明図
である。
【符号の説明】
10 ぼかし模様タイル 14 筒体 16,32 仕切り 18,33 収容室 22 底部 24 透孔 26 粉ます 28 外周枠体 36 成形型 42 成形凹所 44,46,48,50,52 粉体原料

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の内部に縦の仕切りを設けて該筒体
    の内部に該仕切りにて分画された縦方向に延びる複数の
    収容室を形成するとともに、該仕切りの下端から所定距
    離離れた下側部位において該筒体の下端部に回転可能な
    底部を設けて該底部に複数の透孔を形成し、前記収容室
    に該収容室間で異なった色のタイル用粉体原料を収容し
    た状態で該底部を回転させつつ該筒体を成形型の成形凹
    所上方に沿って移動させ、若しくは該粉体原料の成形凹
    所への供給用の粉ます上方に沿って移動させ、該筒体内
    部の収容室内の各粉体原料を前記底部の透孔を通じて該
    成形凹所内に直接若しくは該粉ますを介して供給し、し
    かる後該粉体原料をプレス成形し、焼成することを特徴
    とするぼかし模様タイルの製造方法。
  2. 【請求項2】 成形型における成形凹所へのタイル用粉
    体原料の供給用の粉ます内部を複数の仕切りにて横方向
    に分画して複数の収容室を形成するとともにそれら仕切
    りの下端の高さ位置に変化を持たせ、各収容室内部に該
    収容室間で異なった色のタイル用粉体原料を収容した状
    態で該粉ますを前記仕切りの延びる方向に移動させつつ
    各収容室内部の粉体原料を前記成形凹所内に供給し、し
    かる後該粉体原料をプレス成形し、焼成することを特徴
    とするぼかし模様タイルの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の製造方法において、前記仕切
    りの特定のものについてその下端を前記粉ますにおける
    外周枠体の下端と実質上同一位置に位置させることを特
    徴とするぼかし模様タイルの製造方法。
  4. 【請求項4】 筒体の内部に縦の仕切りを設けて該筒体
    の内部に該仕切りにて分画された縦方向に延びる複数の
    収容室を形成するとともに、該仕切りの下端から所定距
    離離れた下側部位において該筒体の下端部に回転可能な
    底部を設けて該底部に複数の透孔を形成する一方、成形
    型における成形凹所へのタイル用粉体原料の供給用の粉
    ます内部を複数の仕切りにて横方向に分画して複数の収
    容室を形成するとともにそれら仕切りの下端の高さ位置
    に変化を持たせ、前記筒体の収容室内部に該収容室間で
    異なった色のタイル用粉体原料を収容した状態で前記底
    部を回転させつつ該筒体を前記粉ますの各収容室間にま
    たがるように該粉ます上方に沿って移動させることによ
    り、該筒体の各収容室内の粉体原料を該粉ますの各収容
    室内に供給し、しかる後該粉ますを前記成形凹所上方に
    沿って該粉ますの前記仕切りの延びる方向に移動させて
    それらの内部の粉体原料を該成形凹所内に供給し、その
    後該粉体原料をプレス成形し、焼成することを特徴とす
    るぼかし模様タイルの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4の製造方法にお
    いて、異なった色の原料組成成分を混合し且つ混合比率
    を変えることによって、前記異なった色のタイル用粉体
    原料を調製することを特徴とするぼかし模様タイルの製
    造方法。
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