JP2858338B2 - 硬貨選別装置 - Google Patents

硬貨選別装置

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JP2858338B2 JP1132690A JP1132690A JP2858338B2 JP 2858338 B2 JP2858338 B2 JP 2858338B2 JP 1132690 A JP1132690 A JP 1132690A JP 1132690 A JP1132690 A JP 1132690A JP 2858338 B2 JP2858338 B2 JP 2858338B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動販売機等に使用する硬貨選別装置に関
するものである。
従来の技術 近年,自動販売機(以下、自販機と称する)は、スリ
ム化が進み、それに伴って、狭い場所に硬貨選別装置を
取付けることが多くなった。特に、パチンコ台間の玉貸
機等はその代表的な例である。従来、この種の硬貨選別
装置は、第4図,第5図に示すような構成であった。第
5図(a),(b)は硬貨選別装置の正面図と底面図で
あり、第4図は第5図(a)のA−A′における要部断
面図である。以下、従来の硬貨選別装置について、図面
を参照しながら説明する。第5図において、1は硬貨選
別装置本体であり、2は硬貨投入口、3は前記投入口2
下流側に連結された硬貨通路、4は前記硬貨通路3の両
側面に配した硬貨の識別センサ、5は正貨と偽貨を振り
分けるゲート板、6は正貨と判別した硬貨をさらに金種
別に振り分ける振り分けレバー、7は前記ゲート板5で
偽貨と振り分けられた硬貨の流出口、8,9は前記振り分
けレバー6によって金種別に振り分けられた正貨の流出
口である。また、第4図において、11は制御回路部、10
は制御回路部11と識別センサ4を接続するケーブル、12
は制御回路部11に実装されているマイコン等を含む電子
部品、13は硬貨選別装置の裏ブタである。
以上のように構成された硬貨選別装置について、以下
にその動作を説明する。第5図において、硬貨が投入口
2から投入されると、硬貨通路3を通過する間に識別セ
ンサによって、正貨、偽貨、及び金種が識別され、その
識別結果に応じて制御回路部11でゲート板5が制御さ
れ、正貨、偽貨の振り分けが行われる。次に正貨と識別
された硬貨は次の振り分けレバー6で金種による振り分
けが行われ、それぞれの該当する流出口8又は9へ導か
れていた。また、識別センサ4は、磁気センサを使用
し、材質検知、材厚検知、外形検知の3種類から成り、
それぞれのセンサは単独又は組合せて発振コイルとして
発振回路を構成している。硬貨が硬貨通路3を通って、
前記の識別センサ4を通過するとき、発振コイルのイン
ピーダンスが変化し、それに伴って、発振回路の発振周
波数及び発振電圧が変化する。この変化量が硬貨の種類
によって異なることから、硬貨の選別ができる訳であ
る。また、硬貨の特徴を抽出した時の電圧変化量(投入
硬貨データ)を基に、硬貨のバラツキや温度変化等を考
慮して、各検知用センサ4ごとに正貨範囲設定を行な
い、投入硬貨がどの金種に相当するかを判断していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この硬貨選別装置と実装する自販機
は、近年のスリム化により、第6図に示すように自販機
20の幅d2が小さくなり、それに伴って識別センサ4と自
販機20の内部仕切り用鉄板15の距離d1が小さくなってき
ている。
したがって、このような従来の構成では、硬貨選別装
置で投入硬貨データをもとに正貨範囲設定を単独に行っ
ても、これを自販機20に取付けると、識別センサ4に自
販機20の鉄板15が近づき、この影響で、磁気センサコイ
ルのインピーダンスが変化し、正貨範囲設定を行った投
入硬貨データに対し、投入された同金種の硬貨データが
変化してしまう為、硬貨を正しく識別できなくなるとい
う問題があった。
そこで本発明は、このような問題点を解決するもの
で、硬貨選別装置単独で投入硬貨データをもとに正貨範
囲設定を行う場合にたとえ自販機にどのような取付け方
をされても、自販機の鉄板15等の影響を受けない硬貨選
別装置を提供することを目的としたものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の硬貨選別装置は、
硬貨通路をはさんだ両側に配置された識別センサの外側
近傍であって、機器を形成する第1の金属板との間に第
2の金属板を付設した構成としたものである。
作用 この構成により、硬貨選別装置単独で投入硬貨データ
をもとに正貨範囲設定をする際に、あらかじめ硬貨選別
装置の内部に設けた第2の金属板の影響を受けた状態で
設定がされるので、以後どんな状態で第1の金属板を有
する機器内に取付けられたとしても、もはや機器への取
付状態による鉄板等の影響を受けることはない。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。自販機に設定される硬貨選別装置の一般的な
構成や動作については第5図の従来例で説明した通りで
あるので説明は簡略化する。第1図は、本発明の一実施
例による識別センサ部の図であり、第5図(a)におけ
るA−A′断面と同じ箇所を示す。第1図において、3
は樹脂成形された部材18と19で構成された硬貨の通路で
あり、この部材18と19には硬貨通路3をはさんで選別セ
ンサ4が配設されている。また、この部材19側には、識
別センサ4をおおうように凸壁21が一体成形してある。
そして、この凸壁21には蓋部22が装着してあり、この蓋
部22の識別センサ4側には厚さ約0.4mmの金属板16が両
面テープで貼りつけてある。この金属板16の外形は蓋部
22より若干小さくなっている。もう一方の部材18には硬
貨通路3に対向した位置に識別センサ4と、マイコン等
を含む電子部品12を実装した制御回路部11が配設され、
この両者はケーブル10で接続されている。
以上のように構成された硬貨選別装置の識別部につい
て、以下その動作を説明する。
硬貨通路3に硬貨が来ると、識別センサ4のコイルの
インピーダンスが変化する。この変化量は硬貨の種類に
よって特有の値を示す。この変化量をケーブル10で制御
回路部11へ導き、この制御回路部11で正貨と偽貨及び金
種等を判別し、従来例で述べたように、ゲート板5を制
御する。識別センサ4には材質、材厚、外形の各検知用
磁気センサを単独又は組合せて発振コイルとして発振回
路を構成している。従って、この発振コイル近傍に金属
板が近づくとそのコイルのインピーダンスが変化する。
識別センサの1つである材質センサを例に取ると、第3
図(a)で示すように、従来の硬貨選別装置では、投入
硬貨データのセンター値が100であり、硬貨のバラツキ
分布等を基に硬貨選別装置単独での正貨範囲設定がなさ
れたものが、自販機に取りつけると、金属板15の影響を
受け、この状態で投入された硬貨の投入硬貨データのセ
ンター値が第3図(b)に示すように変化している。と
ころが、正貨範囲は最初に設定した時のままである為、
硬貨のバラツキ分布が正貨範囲からはずれてしまい(E
の部分)、硬貨の受付率が悪化する。
識別センサ4と金属板15との距離が近いとその影響
は、大きく現われ、距離が遠いとその影響は小さくな
る。これに対して本実施例によれば、第2図に示すよう
に、識別センサ4と金属板16の距離をd3、識別センサ4
と自販機の鉄板15の距離をd1とすると、d1>>d3(d1
d3に比べ充分大)という位置関係にある。従って、識別
センサ4は近傍にある金属板15の影響のみを受けること
になる。従って、金属板16を付設し、センサコイルのイ
ンピーダンスが少し変化した状態を初期として、投入硬
貨データのバラツキをもとに、硬貨選別装置単独で正貨
範囲設定すれば、自販機の鉄板15の影響は無視できる値
とすることができる。第3図(c)は本実施例の硬貨選
別装置単独での正貨範囲設定で、投入硬貨データのセン
ター値が90となっている。これに自販機の鉄板15が近づ
いても第3図(d)に示すように投入硬貨データはほと
んど影響を受けないことがわかる。
以上のように、本実施例によれば、硬貨通路3をはさ
んだ両側に配置した識別センサの外側近傍に金属板16を
配設することにより、自販機の鉄板15の影響をなくする
という硬貨が得られる。
発明の効果 以上のように本発明によれば硬貨選別装置の硬貨通路
をはさんだ両側に配置した識別センサの外側近傍に第2
の金属板を設けているので、硬貨選別装置単独で正貨範
囲設定し、機器に取付けても機器への取付状態や取付場
所を考慮することなく安定した硬貨選別ができる。ま
た、硬貨選別装置の完成時に単独で硬貨範囲設定をする
のみで良く、機器に実装した時と同等の状態を製造工程
の中に作り出す必要もないので、製造工程の簡素化に貢
献できる。さらに、安価でしかも簡単に外部からの識別
センサへの影響をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による硬貨識別部の要部断面
図、第2図は自販機に設置された本発明の硬貨選別装置
の側面図、第3図(a),(b)は従来の硬貨選別装置
の正貨範囲設定と投入硬貨データの関係と自販機の鉄板
15の影響度合を示す図、第3図(c),(d)は本発明
の硬貨選別装置の正貨範囲設定と投入硬貨データの関係
と自販機の鉄板15の影響度合を示す図、第4図は、従来
の硬貨識別部の要部断面図である。第5図(a),
(b)は従来の硬貨選別装置の正面図と底面図である。
第6図は自販機に設置された従来の硬貨選別装置の側面
図である。 2……硬貨投入口、3……硬貨通路、4……硬貨識別セ
ンサ、5……ゲート板、6……振り分けレバー、11……
制御回路部、15……自販機の鉄板、16……金属板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 5/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の金属板を有する機器内に取り付けら
    れる硬貨選別装置において、硬貨投入口と、この投入口
    から導かれた硬貨通路に設けた識別センサと、この識別
    センサの下流側に設けたゲートと、前記識別センサから
    の出力に基づきゲートを開閉する制御回路部とを備え、
    硬貨通路をはさんだ両側に配置された識別センサの外側
    近傍であって、前記機器を形成する第1の金属板との間
    に第2の金属板を付設した硬貨選別装置。
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