JP2858292B2 - 海苔調合液濃度制御方法及びその装置 - Google Patents

海苔調合液濃度制御方法及びその装置

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JP2858292B2 JP5352698A JP35269893A JP2858292B2 JP 2858292 B2 JP2858292 B2 JP 2858292B2 JP 5352698 A JP5352698 A JP 5352698A JP 35269893 A JP35269893 A JP 35269893A JP 2858292 B2 JP2858292 B2 JP 2858292B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉海苔を製造する際に
海苔調合液の濃度を制御する海苔調合液濃度制御方法及
びその装置に関し、特に海苔調合液の所定量における海
苔の体積に基づいて海苔調合液の濃度を制御する海苔調
合液濃度制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として特開昭61−
227766号公報に開示されるものがある。この従来
装置を図8及び図9に示す。この図8は従来装置の全体
ブロック構成図、図9は従来装置における制御盤の正面
図である。同図において従来装置は、濃度調整部8の濃
度調整槽81に貯留される海苔調合液800の濃度を検
出し、この検出された検出濃度と濃度設定部11で設定
された設定濃度とに基づいて濃度制御部40が濃度調整
槽81に貯留される海苔調合液800の濃度を調整制御
し、前記検出濃度を現在値表示器68がディジタル的に
表示すると共に、設定濃度を設定値表示器69が前記現
在値表示器68の桁数および各桁位置を揃えてディジタ
ル的に表示する構成である。
【0003】前記濃度調整槽81は、調合機80からの
適正濃度に近い濃度の海苔調合液800と給水ポンプ8
3によって供給される水槽82からの水を流入して貯留
するように設置され、高濃度のときに給水ポンプ83に
より水槽82から水を濃度調整槽81に供給する。ま
た、濃度調整槽81には取出口に濾過スクリーン87が
取り付けられた排水ポンプ84が備えられ、低濃度のと
き濃度調整槽81から水分を濾過して排出させる。さら
に濃度調整槽81には槽内に貯留された海苔と水との混
合物である海苔調合液800の濃度を検出するための濃
度検出部21と、槽内の水位が設定された上限水位およ
び下限水位に達したときにそれぞれ作動して電気的信号
を発信するフロートスイッチ86とが取付けられてい
る。前記現在値表示器68及び設定値表示器69は海苔
調合液800の現在値及び設定値の濃度をそれぞれ3桁
程度の数字でディジタル表示するパネルメータであっ
て、制御盤95の中央部に上下に2段に並設している。
【0004】この制御盤95の盤面上には、濃度調節ダ
イヤル110、濃淡表示用ランプL1、L2、L3、L4、
L5、給水ポンプ83用の入力スイッチ830、排水ポ
ンプ84の入力スイッチ840、警報ブザー79、この
警報ブザー79用のスイッチ790、手動−自動切り換
えスイッチ820及び電源スイッチ810が各々設けら
れる構成である。前記濃度検出部21は、例えば発光ダ
イオードのような発光素子を有する発光部21aと、例
えばフォトトランジスタやフォトダイオードのような受
光量に応じてその電気出力を変化する受光素子を有する
受光部21bとをセンサとして有する構成である。この
発光部21aによって発せられた光信号は、海苔調合液
800を透過して受光部21bに到達し、受光部21b
からは、透過光量によって変化する出力信号が発生され
る。この出力信号は増幅器21dにより増幅され、差動
増幅器33により設定値発生器111から出力される設
定濃度の基準信号と比較し、その偏差値が増幅された
後、電圧弁別器34に供給される。この電圧弁別器34
により電圧の大きさに従って例えば5段階の電圧信号に
弁別される。
【0005】この弁別された5段階の電圧信号は、それ
ぞれ濃淡表示部77に供給され、その電圧の大きさに応
じて濃淡表示用ランプL1、L2、L3、L4、L5のいず
れか1つのランプを点灯させ、濃度検出部21によって
検出された海苔調合液800の濃度を設定濃度値と比較
して表示する。濃淡表示用ランプL1は最大の高濃度
「濃過」を、ランプL2は中程度の高濃度「濃」を、濃
淡表示用ランプL3は適正濃度「良」を、濃淡表示用ラ
ンプL4は中程度の低濃度「薄」を、濃淡表示用ランプ
L5は最大の低濃度「薄過」を、それぞれ表示するよう
に設定されている。
【0006】次に、前記構成に基づく従来装置における
海苔調合液の濃度制御動作について説明する。まず、海
苔原藻をミンチ機(図示を省略)により細小片に裁断し
てミンチ化し、このミンチ化した海苔原藻を水洗いして
塩分・夾雑物を取除いた後に、調合機80に供給する。
この調合機80へは前記ミンチ化した海苔原藻と同時に
水も供給され、所望の厚さの紙葉海苔を得るのにほぼ等
しい海苔調合液800とされる。
【0007】この海苔調合液800は調合機80から濃
度調整槽81内に供給される。この濃度調整槽81に貯
留される海苔調合液800の水位が設定された上限水位
に達すると、フロートスイッチ86が作動してリミット
信号が調合機80側にフィードバックされ、この調合機
80からの供給が停止する。この濃度調整槽81内に貯
留されている海苔調合液800は、海苔と水との分離を
防ぐために攪拌器85により攪拌されつつ、濃度調整槽
81に設置された濃度検出部21によりその濃度が検出
される。また、濃度設定部11で海苔調合液800の適
正濃度値が設定される。この設定濃度値が設定値表示器
69にディジタル表示されると共に前記検出された検出
濃度が現在値表示器68に各々表示される。この現在値
表示器68及び設定値表示器69は各々桁数及び各桁位
置を揃えて表示することから、各々の状態を操作者が容
易に判断できることとなる。
【0008】前記検出された検出濃度値及び設定濃度値
が各々差動増幅器33に入力され、その偏差濃度値が演
算されて電圧弁別器34に出力される。この電圧弁別器
34は偏差濃度値の信号電圧値に応じて5段階に弁別し
て出力する。この弁別された各信号によりタイマ回路4
4、46を始動させて、このタイマ回路44、46によ
り設定される時間だけ駆動回路45、47を駆動させ
る。この駆動回路45は排水ポンプ84を駆動させて水
を排出して濃度を高くし、また駆動回路47は給水ポン
プ83を駆動させて水を供給することにより濃度を低下
させる。このようにして、適正濃度に調整された海苔調
合液800は濃度調整槽81から抄製機(図示を省略)
に供給されて海苔が抄かれ、余った海苔調合液800は
濃度調整槽81に戻される。
【0009】なお、濃度調整槽81の水位が設定された
下限水位まで低下すると、フロートスイッチ86が作動
して調合機80に信号が送られるので調合機80の弁装
置が作動し、水位が設定上限水位に達するまで海苔調合
液800を濃度調整槽81に供給する。このように、濃
度調整槽81内の海苔調合液800の濃度が適正濃度の
範囲を外れた場合にも、自動的にその濃度を適正濃度に
調整することを可能にし、以て製品である紙葉海苔の厚
さの適正かつ均一化が図られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の海苔調合液濃度
制御装置は以上のように構成されていたことから、海苔
調合液の設定濃度と検出濃度とを一致させるようにフィ
ードバック制御を行ったとしても海苔原藻の特性、品
質、品種、状態等の種類により、最終製品たる紙葉海苔
の出来具合い、例えば紙葉海苔の所定枚数当りの重量が
区区となり、目的とする条件を満足する紙葉海苔を製造
するための海苔調合液の濃度調整を正確に行なうことが
できないという課題を有していた。
【0011】即ち、従来の海苔調合液濃度制御装置は、
海苔原料が採取時期、採取地域、銘柄等によって硬軟度
合、色素濃淡度合が異なるため、濃度検出部21が海苔
調合液の光の透過量の変化を検出することとなり、検出
した値に海苔調合液の濃度の他に、原料となる海苔の色
素も同様に含まれて検出していることになる。従って、
原料となる海苔の色が淡くなれば海苔調合液800の濃
度が一定でも濃度検出部21の光の透過量が増加すこと
になり、濃度検出部21は海苔調合液800の濃度が薄
い場合に相当する出力信号を出力する。濃度制御部40
は、この出力により排水ポンプ84を作動させて見かけ
上の濃度変化分に対応する量の水分を排出するために、
海苔調合液800の濃度が濃くなり、結果として製品と
しての紙葉海苔が厚くなるという欠点があった。
【0012】また、原料となる海苔の色が濃くなれば海
苔調合液800の濃度は一定でも濃度検出部21の光の
透過量は減少することになり、濃度検出部21は海苔調
合液800の濃度が濃いと判断してしまい製品としての
紙葉海苔は薄くなる。このように従来の海苔調合液濃度
制御装置は濃度検出部21として、海苔と水の調合液の
光の透過量の変化を検出しているため、原料となる海苔
の色の濃淡によって、製品としての紙葉海苔の厚みが区
区となるという欠点があった。このような海苔調合液の
設定濃度又は検出濃度から海苔原藻の各種状態に応じた
紙葉海苔の出来具合いを類推することは濃度調整作業に
長年の勘及び熟練を必要とするが、この長年の勘及び熟
練をもってしても海苔原料の各種状態又は種類などによ
り結果として誤った濃度調整を行なうこととなる課題を
有していた。
【0013】また、海苔調合液の濃度調整作業は海苔原
藻の搬入毎に各々の海苔原藻の各種状態又は種類などが
異なることから、この各種類の海苔原藻に応じた海苔調
合液の状態を作業者が即座に判断して調整しなければな
らないことから、濃度調整が極めて困難且つ煩雑化する
という課題を有していた。
【0014】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、最終製品の紙葉海苔の直前の形態である紙葉
状に抄かれた海苔の体積に基づいて海苔調合液の濃度調
整を行なうことにより、最終製品たる紙葉海苔を目標の
品質に適合させることができる海苔調合液濃度制御方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1(A)は本発明の原
理の説明図である。同図において本発明に係る海苔調合
液濃度制御方法は、海苔原料と水とを混合した海苔調合
液の濃度を制御する海苔調合液濃度制御方法において、
前記海苔調合液の所定量における海苔の体積を検出体積
として検出し、前記検出された検出体積と目標とする海
苔の基準体積とを比較演算し、前記演算結果に基づいて
海苔調合液の濃度を調整制御するものである。また、本
発明に係る海苔調合液濃度制御方法は必要に応じて、海
苔の体積の検出は、海苔を二次元平面の画像として撮像
し、前記画像全体又は一部の明度を前記二次元平面の画
像に加えて三次元画像として形成し、この三次元画像の
明度体積として演算するものである。
【0016】図1(B)は他の本発明の原理説明図であ
る。同図において本発明に係る海苔調合液濃度制御装置
は海苔原料と水とを混合した海苔調合液の濃度を制御す
る海苔調合液制御装置において、前記海苔調合液の所定
量における海苔の画像を撮像する撮像手段と、前記画像
の一部又は全体から海苔の体積を検出して検出体積とし
て出力する体積演算手段と、前記検出体積と目標とする
海苔の基準体積とを比較演算して偏差体積として出力す
る偏差演算手段と、前記偏差体積に基づいて海苔調合液
の濃度を調整制御する濃度制御手段とを備えるものであ
る。さらにまた、本発明に係る海苔調合液濃度制御装置
は必要に応じて、体積演算手段は撮像された画像の一部
又は全体から海苔の明度を求め、前記画像の一部又は全
部における明度の体積として演算するものである。
【0017】
【作用】本発明方法においては、海苔調合液の所定量に
おける海苔の体積と目標とする海苔の基準体積との比較
演算結果に基づいて海苔調合液の濃度を調整するように
したので、最終製品の紙葉海苔の直前の形態である紙葉
状に抄かれた海苔の体積に基づいてこの紙葉状に抄かれ
た海苔の直前の形態である海苔調合液の濃度を調整でき
ることとなり、最終製品たる紙葉海苔を目標品質に適合
させる海苔調合液の濃度調整ができる。また、本発明方
法においては、海苔の体積の検出を三次元画像の明度の
体積として演算するようにしたので、海苔原料の種類を
特色付ける明度に基づいて調整できることとなり、各種
の海苔原料の各々に適応した濃度調整ができる。
【0018】また、本発明装置においては、抄製手段か
ら送出される紙葉状に抄かれた海苔の画像を撮像手段で
影像し、この画像より検出された海苔の体積と目標とす
る基準体積とから偏差体積を偏差演算手段が演算し、こ
の偏差体積に基づいて濃度制御手段が海苔調合液の濃度
を調整制御するようにしたので、最終製品の紙葉海苔の
直前の形態である紙葉状に抄かれた海苔の体積に基づい
てこの紙葉状に抄かれた海苔の直前の形態である海苔調
合液の濃度を調整できることとなり、最終製品たる紙葉
海苔を目標品質に適合させる海苔調合液の濃度調整がで
きる。また、本発明装置においては、体積演算手段が海
苔の体積の検出を三次元画像の明度の体積として演算す
るようにしたので、海苔原料の種類を特色付ける明度に
基づいて調整できることとなり、各種の海苔原料の各々
に適応した濃度調整ができる。
【0019】
【実施例】
(本発明の一実施例)以下、本発明に係る海苔調合液濃
度制御装置及び海苔調合液濃度制御方法を図2ないし図
5に基づいて説明する。この図2は本実施例装置の全体
ブロック構成図、図3は海苔の調合から抄製・乾燥まで
の製造概略説明図、図4は本実施例装置における抄製部
の詳細説明図、図5は海苔調合液濃度制御方法の動作フ
ローチャートを示す。
【0020】前記各図において本実施例に係る海苔調合
液濃度制御装置は、海苔原料と水とを混合した海苔調合
液の濃度制御の目標値となる海苔調合液800の設定濃
度を設定する濃度設定部11と、前記混合された海苔調
合液800の現在の濃度を光学的に検出して検出濃度と
して出力する濃度検出部21と、この検出濃度と予め設
定された設定濃度とを比較演算して偏差濃度として出力
する偏差濃度演算部41と、本実施例装置により調整制
御された海苔調合液800が抄製部100において抄製
され、この抄製された紙葉海苔を撮像して海苔画像とし
て出力する撮像部22と、この海苔画像の対象となる領
域における明度の積算値を明度体積として演算する体積
演算部42と、この明度体積と予め設定された基準明度
体積とから偏差体積を演算する偏差体積演算部43と、
この偏差明度体積から換算した偏差濃度を演算する濃度
換算部44と、前記各偏差濃度に基づいて海苔調合液8
00の濃度を調整制御する濃度制御駆動部45と、前記
各偏差濃度に基づいて濃度調整の調整方向等を表示する
表示部6とを備える構成である。
【0021】前記偏差濃度演算部41、体積演算部4
2、偏差体積演算部43、濃度換算部44、及び濃度制
御駆動部45により濃度制御部4を構成している。前記
濃度検出部21は、所定光量の光を発生させるための駆
動電圧を出力する光信号発生回路21Cと、この駆動電
圧により発生する、例えば、発光ダイオード等の発光素
子にて形成される発光部21aと、この発光部21aか
らの光を受光する、例えばフォトトランジスタ、フォト
ダイオード等の受光素子にて形成される受光部21bと
を備える構成である。この発光部21aの発光素子に
は、それから発生される光を太陽光または電灯からの光
と区別し得るようにするために、光信号発生回路21c
から変調信号が供給される。なお、濃度検出部21は本
実施例においては濃度調整槽81内に設ける構成とした
が、この発光部21a及び受光部21bは濃度調整槽8
1から導出される導出管89の途中に設けることもでき
る。また、前記発光素子に白熱電球を使用し、受光素子
にCdsを使用してもよい。
【0022】前記撮像部22は、抄製部100の海苔簀
103上に紙葉状に抄かれた後スポンジ等からなる脱水
部106によりプレス脱水された海苔801を撮像する
ように構成され、テレビジョンカメラ等を流用すること
もできる。また、撮像部は光学系を介して固体撮像素子
で構成し、海苔画像を電気信号として出力することもで
きる。前記体積演算部42は、撮像部22から出力され
る海苔画像をX軸・Y軸で特定される二次元平面の画像
データとし、前記海苔画像から抽出される明度をZ軸方
向に特定して三次元の立体画像データとし、この三次元
の立体画像データを明度に関する体積(以下、明度体
積)として演算する構成である。
【0023】前記偏差体積演算部43は、基準体積設定
部12により設定された紙葉状に抄かれた目標とする海
苔の明度体積(以下、基準体積)と体積演算部42で演
算された明度体積とを比較して偏差明度体積を演算する
構成である。前記濃度換算部44は、予め求められた関
係式により偏差明度体積から換算して偏差濃度を演算す
る構成である。また、この濃度換算部44は偏差明度体
積と偏差濃度とを対応付けたデータベースを格納し、こ
のデータベースに基づいて偏差明度体積から偏差濃度を
変換して出力する構成とすることもできる。
【0024】前記表示部6は海苔調合液の濃淡の程度を
複数の段階で表示する濃淡表示用のランプL1、L2、L
3、L4、L5その他の表示を前記図8の従来装置と同様
に備える構成とすることもできる。
【0025】次に、前記構成に基づく本実施例の濃度制
御の動作について説明する。まず、海苔抄き作業の前処
理として、搬入された海苔原藻についてミンチ加工及び
水洗いの処理がなされて、海苔原料が生成される(ステ
ップ1)。この海苔原料で製造しようとする紙葉海苔に
対応すると思われる海苔調合液800の濃度を設定濃度
として濃度設定部11で設定する(ステップ2)。この
ような状態において海苔原料及び水を混合した海苔調合
液800が調合機80で調合される(ステップ3)。こ
の調合機80から海苔調合液800が濃度調整槽81内
にフロートスイッチ86が作動するまで供給されて貯留
される(ステップ4)。この貯留された海苔調合液80
0の濃度を攪拌器85による攪拌状態で濃度検出部21
が検出する(ステップ5)。
【0026】また、抄製部100において紙葉状に抄か
れた後に脱水部106によりプレス脱水された海苔80
1を撮像部22が撮像して海苔画像が濃度制御部4に出
力される。本実施例においては濃度制御部4で濃度制御
された海苔調合液800が所定時間後でなければ抄製部
100へは給送されず、撮像部22は紙葉状に抄かれた
海苔801の海苔画像を撮像して明度体積を演算できな
い。即ち、撮像部22が抄製部100に設けられている
ため、抄製部100が始動して海苔簀103に紙葉状の
海苔801が載置されて脱水部106でプレス脱水され
る以前は海苔簀103の画像を撮像して間違った海苔画
像を出力することとなる。しかし、この海苔画像が入力
される濃度制御部4の体積演算部42は予め基準となる
明度体積にて校正されていることから、この基準の明度
体積から大きく外れた明度体積変化の場合には出力を停
止することとなる。
【0027】前記検出された検出濃度と前記設定濃度と
が偏差濃度演算部41に入力され、この偏差濃度演算部
41で偏差濃度が演算される(ステップ6)。この偏差
濃度に基づいて濃度制御駆動部45が濃度調整槽81の
海苔調合液800の濃度を設定濃度に一致させるように
フィードバック制御による調整を行う(ステップ7)。
ここで、濃度制御部4の濃度制御駆動部45は、体積演
算部42から明度体積が出力されているか否かを判断し
(ステップ8)、この明度体積が出力されていないと判
断された場合にはステップ9〜16に移行する。
【0028】この濃度制御駆動部45の制御は、給水ポ
ンプ83又は排水ポンプ84を駆動制御することによ
り、濃度調整槽81に水を供給・排出して海苔調合液8
00の濃度を調整する。この濃度調整に際して、図8に
示すように濃淡表示用ランプL1、L2、L3、L4、L5
のいずれか1つのランプを点灯させ濃度の調整状態及び
調整方向を従来と同様の表示動作により表示させる。ま
た濃度調整槽81の現在の濃度を検出濃度として現在値
表示器68に、設定濃度を設定値表示器69に各々ディ
ジタル表示させて確認することができる。
【0029】前記濃度制御部4により濃度調整されて適
正濃度と判断された場合には(ステップ9)、海苔調合
液800は濃度調整槽81から導出管89を介して抄製
部100に送出され(ステップ10)、この抄製部10
0は海苔調合液800を抄き桝101に所定量導き、こ
の抄き桝101から海苔簀103上に所定量の海苔調合
液800が流し込まれ、抄製動作を開始する(ステップ
11)。この海苔調合液800のうち水分のみが海苔簀
103から下方へ透過し、海苔のみを海苔簀103上に
濾過残存させることにより海苔簀103上にほぼ均一な
紙葉状に抄かれた海苔801を形成する。また、抄き桝
101に流し込まれた海苔調合液800のうち所定量以
外の残りの海苔調合液800は回収管89aから濃度調
整槽81へ還流されて回収される。
【0030】前記海苔簀103は図示矢印方向に回転す
るコンベア102上に所定間隔毎に連続して載置され、
前記抄き桝101の下側位置に移動した場合に海苔調合
液800が流し込まれることとなる。このようにして順
次移動するコンベア102の複数の海苔簀103上で紙
葉状に抄かれた海苔801が形成される。前記コンベア
102により移動する海苔簀103上の紙葉状に抄かれ
た後に脱水部106でプレス脱水された海苔801は、
移送方向後段に配設された撮像部22で海苔画像が撮像
される(ステップ12)。紙葉状に抄かれた後プレス脱
水された海苔801が海苔簀103上にほぼ均一な厚み
で形成されることから、順次移送される海苔簀103上
の海苔801に関する海苔画像を一定の統一された条件
で検出できることとなる。
【0031】前記検出された海苔画像が電気信号の検知
信号として体積演算部42に出力され、この体積演算部
42は海苔画像に基づいて海苔体積を演算する(ステッ
プ13)。この演算された海苔体積は、海苔画像をX−
Y座標軸の二次元平面で表すと、Z座標軸方向に各画素
毎に積算されてZ座標軸に表される(図4(B)参
照)。このようにX−Y−Zの三次元座標軸で特定され
る明度は、恰も明度に関する立体として捉えることがで
き、この立体のデータを明度体積として出力する。この
海苔体積が偏差体積演算部43に入力され、この偏差体
積演算部43は海苔体積と基準体積とを比較して偏差明
度体積を演算する(ステップ14)。この偏差明度体積
が濃度換算部44に入力され、この濃度換算部44が偏
差明度体積の値を零と判断した場合には(ステップ1
5)、ステップ1に戻り前記ステップ1〜15の各動作
を繰り返す。
【0032】前記ステップ15において偏差明度体積の
値を零と判断しない場合には、濃度換算部44が偏差明
度体積から予め求められた関係式を適用して偏差濃度に
換算する演算を行う(ステップ16)。この換算された
偏差濃度に基づいて濃度制御駆動部45は、再度ステッ
プ7に戻り、濃度調整槽81の海苔調合液800の濃度
を設定濃度に一致させるようにフィードバック制御によ
る調整を行う。このように濃度制御駆動部45は、偏差
濃度演算部41で演算された偏差濃度と濃度換算部44
で変換された偏差濃度との双方に基づいて給水ポンプ8
3又は排水ポンプ84を駆動制御できることとなり、設
定濃度に正確に一致させることができることとなる(ス
テップ7〜17)。
【0033】(本発明の他の実施例)図6は他の実施例
に係る海苔調合液濃度制御方法の動作フローチャートを
示す。同図において本実施例方法は、まず前提として起
動時においてフィードバック濃度制御系を解除してオー
プンループモードに設定する。この状態において海苔原
藻をミンチ処理及び水洗処理の各処理を行なうことによ
り海苔原料を生成する(ステップ101)。この海苔原
料と水とを調合機80が混合する比率を特定する設定調
合濃度を調合機80の調合設定部(図示を省略)で設定
する(ステップ102)。また、この設定された設定調
合濃度に対応する比率で海苔原料と水とを調合機80が
混合して海苔調合液800を生成する(ステップ10
2)。
【0034】この生成された海苔調合液800が濃度調
整槽81内にフロートスイッチ86が作動するまで供給
されて貯留される(ステップ103)。この貯留された
海苔調合液800の濃度を攪拌器85による攪拌状態で
濃度検出部21が検出する(ステップ104)。この検
出濃度と同じ値にフィードバック濃度制御系の基準とな
る設定濃度を濃度設定部11で設定する(ステップ10
5)。前記設定濃度が設定された状態で、操作者はフィ
ードバック濃度制御系をクローズドループモードの設定
し、濃度制御のフィードバック動作を開始させる。
【0035】また、抄製部100において紙葉状に抄か
れた後に脱水部106によりプレス脱水された海苔80
1を撮像部22が撮像して海苔画像が濃度制御部4に出
力される。本実施例においては濃度制御部4で濃度制御
された海苔調合液800が所定時間後でなければ抄製部
100へは給送されず、撮像部22は紙葉状に抄かれた
海苔801の海苔画像を撮像して明度体積を演算できな
い。このことは前記図5に記載の実施例と同様なので詳
細は省略する。さらに、前記濃度検出部21は濃度調整
槽81に貯留された海苔調合液800の濃度を攪拌器8
5で攪拌しつつ検出する(ステップ106)。この検出
された検出濃度と前記設定濃度とが偏差濃度演算部41
に入力され、この偏差濃度演算部41で偏差濃度が演算
される(ステップ107)。
【0036】前記偏差濃度の値により海苔調合液800
が設定濃度に基づく一応の適正濃度であるか否かを判断
する(ステップ108)。この判断で適正濃度であると
された場合には、さらに濃度調整槽81に海苔調合液8
00が残存しているか否かが判断される(ステップ10
9)。この判断で海苔調合液800が残存していると判
断された場合には、海苔調合液800を抄製部100へ
給送する(ステップ110)。前記抄製部100で海苔
調合液800が抄製され(ステップ111)、この抄製
され脱水された紙葉状に抄かれた海苔が撮像部22によ
り海苔画像として撮像される(ステップ112)。この
海苔画像に基づいて体積演算部42が紙葉状に抄かれた
海苔の明度体積を演算する(ステップ113)。
【0037】この海苔体積が偏差体積演算部43に入力
され、この偏差体積演算部43は海苔体積と基準体積と
を比較して偏差明度体積を演算する(ステップ11
4)。この偏差明度体積が濃度換算部44に入力され、
この濃度換算部44が偏差明度体積の値を零か否かを判
断する(ステップ115)。この偏差明度体積の値を零
と判断した場合には、前記ステップ106〜115を繰
り返すこととなる。前記ステップ115において偏差明
度体積の値を零と判断しない場合には、濃度換算部44
が偏差明度体積から予め求められた関係式を適用して偏
差濃度に換算する演算を行う(ステップ116)。この
換算された偏差濃度を求めた後は再度ステップ106に
戻りさらに検出濃度が求められる。この換算された偏差
濃度及び検出濃度に基づいて濃度制御駆動部45は、偏
差濃度を演算して(ステップ107)、この偏差濃度の
値から真の適正濃度であるか否かを判断する(ステップ
108)。
【0038】ここで適正濃度と判断された場合には、前
記ステップ109〜116の各動作を繰り返すこととな
る。また、適正濃度でないと判断された場合には、濃度
制御駆動部45が海苔調合液800の濃度調整動作を実
行する(ステップ117)。また、この場合、一旦海苔
調合液800の濃度調整を行った後(ステップ117)
は、ステップ106へ移行せずに、適正濃度になってい
るかどうかにかかわらず、ステップ109に移行するよ
うに構成してもよい。
【0039】また前記ステップ117において濃度調整
槽81内に海苔調合液が残存していないと判断された場
合には終了する(ステップ109)。なお、前記実施例
においては、基準体積を基準体積設定部12で設定でき
るように構成したが、図7(A)に示すようにコンベア
102上に跨設された架台104に目標となる紙葉状に
抄かれた海苔サンプル105を配置することもできる。
また、図7(C)に示すようにコンベア102の側方に
紙葉状に抄かれた海苔サンプル105を配設する構成と
することもできる。これらの場合には、各々撮像部22
で撮像された一画面内に抄製部100から給送される海
苔簀103上の試料となる海苔801と海苔サンプル1
05との各画像が含まれることとなり、画面内における
前後相関(図7(B)を参照)又は左右相関(図7
(D)を参照)の明度体積差により容易に不一致を判断
できることとなる。
【0040】また、前記実施例においては、試料となる
海苔簀103上の海苔801全体に対して海苔サンプル
105と対比する構成としたが、前記図7(C)に示す
海苔801のマトリクス状に区画された各領域毎に海苔
サンプル105と対比する構成とすることもできる。こ
の場合には海苔簀103上の海苔801いずれかの領域
に部分的に厚い(又は薄い)斑紋をも検査して、この検
査結果に基づいて攪拌又は還流の動作により不均一な紙
葉海苔の製造を未然に防止できることとなる。また、前
記実施例においては、体積演算部42、偏差体積演算部
43、濃度換算部44、及び基準体積設定部12がそれ
ぞれ明度に関する体積である明度体積について演算、換
算、設定等を行う構成としたが、抄製部100で紙葉状
に抄かれた後プレス脱水された海苔自体の体積を対象と
することもできる。また、前記明度に関する体積以外
に、色彩、色相、つや、形状等の変化によって体積の変
化として捉えることができるものに各種適用することが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明においては、紙葉状
に抄かれた海苔の体積と目標とする紙葉海苔の基準体積
との比較演算結果に基づいて海苔調合液の濃度を調整す
るようにしたので、最終製品の紙葉海苔の直前の形態で
ある紙葉状に抄かれた海苔の体積に基づいてこの紙葉状
に抄かれた海苔の直前の形態である海苔調合液の濃度を
調整できることとなり、最終製品たる紙葉海苔を目標品
質に適合させる海苔調合液の濃度調整ができるという効
果を奏する。また、本発明方法においては、海苔の体積
の検出を三次元画像の明度の体積として演算するように
したので、海苔原料の種類を特色付ける明度に基づいて
調整できることとなり、各種の海苔原料の各々に適応し
た濃度調整ができるという効果を有する。また、本発明
装置においては、抄製手段から送出される紙葉状に抄か
れた海苔の画像を撮像手段で影像し、この画像より検出
された海苔の体積と目標とする基準体積とから偏差体積
を偏差演算手段が演算し、この偏差体積に基づいて濃度
制御手段が海苔調合液の濃度を調整制御するようにした
ので、最終製品の紙葉海苔の直前の形態である紙葉状に
抄かれた海苔の体積に基づいてこの紙葉状に抄かれた海
苔の直前の形態である海苔調合液の濃度を調整できるこ
ととなり、最終製品たる紙葉海苔を目標品質に適合させ
る海苔調合液の濃度調整ができるという効果を奏する。
また、本発明装置においては、体積演算手段が海苔の体
積の検出を三次元画像の明度の体積として演算するよう
にしたので、海苔原料の種類を特色付ける明度に基づい
て調整できることとなり、各種の海苔原料の各々に適応
した濃度調整ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔調合液濃度制御方法及び装置
の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る海苔調合液濃度制御装
置の全体ブロック構成図である。
【図3】図2に記載の実施例装置における海苔の調合か
ら抄製・乾燥までの製造概略説明図である。
【図4】図2に記載の実施例装置における抄製部及び撮
像部の詳細構成図である。
【図5】本発明の一実施例に係る海苔調合液濃度制御方
法の動作フローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例に係る海苔調合液の濃度制
御方法の動作フローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例における撮像部の詳細説明
図である。
【図8】従来装置の全体ブロック構成図である。
【図9】従来装置における制御盤の正面図である。
【符号の説明】
4 濃度制御部(濃度制御手段) 6 表示部 8 濃度調整部 11 濃度設定部(濃度設定手段) 12 基準体積設定部 21 濃度検出部(濃度検出手段) 22 撮像部(撮像手段) 41 偏差濃度演算部 42 体積演算部 43 偏差体積演算部 44 濃度換算部 45 濃度制御駆動部 83 給水ポンプ 84 排水ポンプ 100 抄製部 111 設定値発生器 200 乾燥部 800 海苔調合液

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】海苔原料と水とを混合した海苔調合液の濃
    度を制御する海苔調合液濃度制御方法において、 前記海苔調合液の所定量における海苔体積を検出体積と
    して検出し、前記検出された検出体積と目標とする海苔
    の基準体積とを比較演算し、前記演算結果に基づいて海
    苔調合液の濃度を調整制御することを特徴とする海苔調
    合液濃度制御方法。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の海苔調合液濃度制御
    方法において、 前記海苔の体積の検出は、海苔を二次元平面の画像とし
    て撮像し、前記画像全体又は一部の明度を前記二次元平
    面の画像に加えて三次元画像として形成し、この三次元
    画像の明度体積として演算することを特徴とする海苔調
    合液濃度制御方法。
  3. 【請求項3】海苔原料と水とを混合した海苔調合液の濃
    度を制御する海苔調合液制御装置において、 前記海苔調合液の所定量における海苔の画像を撮像する
    撮像手段と、 前記画像の一部又は全体から海苔の体積を検出して検出
    体積として出力する体積演算手段と、 前記検出体積と目標とする海苔の基準体積とを比較演算
    して偏差体積として出力する偏差演算手段と、 前記偏差体積に基づいて海苔調合液の濃度を調整制御す
    る濃度制御手段とを備えることを特徴とする海苔調合液
    制御装置。
  4. 【請求項4】前記請求項3に記載の海苔調合液濃度制御
    装置において、 前記体積演算手段は撮像された画像の一部又は全体から
    海苔の明度を求め、前記画像の一部又は全体における明
    度の体積として演算することを特徴とする海苔調合液制
    御装置。
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