JP2858065B2 - 最小2乗平均適応フィルタエコーキャンセラにおいて収束を実行する方法 - Google Patents

最小2乗平均適応フィルタエコーキャンセラにおいて収束を実行する方法

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/015Reducing echo effects

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は適応性エコーキャンセラ
に関し、さらに詳細には、最小2乗平均適応フィルタエ
コーキャンセラに関する。
【0002】
【従来の技術】長距離電話通信サービスにおけるエコー
キャンセリングの技術はよく知られている。従来技術と
して知られているように、エコーキャンセリングの必要
性は、有線電話加入局に関連したインピーダンス不整
合、および有線加入局と中央電話局との間を2線式で接
続することにした経済的な判断から発生したものであ
る。
【0003】周知のことであるが、2線式の接続は二重
電話信号(送信および受信)が中央電話局と有線加入局
との間で信号を交換するために混合される。送信および
受信信号を混合することで、受信信号の一部が出力信号
として受信側加入局から送信側加入局に対して再送信さ
れてしまう。再送信された信号は近距離の通話者には
「こもった」音として感じられる一方で、長距離の通信
においては通話をかき乱すエコーとなる。
【0004】送信とエコーとの間に加入局によって感知
される遅れは通信チャンネルの許容度および有用性を決
定する要因となる。近距離通信で経験される短い遅延
(例えば1〜20ミリ秒)は通常は会話単語の効率的な
交換に対する障害とはならない。一方でより長い遅延
(例えば、250〜500ミリ秒)では、音節および単
語全体さえもエコーとして繰り返される結果となり、通
信チャンネルを使用不可能なものにしうる。
【0005】デジタル移動通信システムの登場は時間遅
延の問題(および同時にエコーキャンセリングの必要
性)をさらに悪化させてきている。ボコーダ遅延、畳み
込み符号化アルゴリズム等は、通常移動通信回路に信号
遅延を引き起こし、典型的には200ミリ秒の領域であ
る。
【0006】デジタルコンピュータの登場によって、エ
コーの問題の解決はコンピュータベースのエコーキャン
セラの製作を通じて図られてきた。エコーキャンセラは
一般に適応有限長インパルス応答フィルタ(AFIR)
を基礎としている(Adaptive Filter
Theory,2nd Ed.,by Simon H
aykin,Prentice Hall,1991を
参照)。AFIRは通信システムのエコー特性の一つの
数学モデルをエコーキャンセリングの一つのステップと
して生成することでエコーキャンセリングを提供する。
上記参考文献によれば、Haykinにより発明された
この数学モデル(適応エコーキャンセラ)は、ノイズの
推定値を生成するために、基準センサ出力(信号ベクト
ル)を操作する適応フィルタ(フィルタベクトル)を有
する。
【0007】Haykin(Supra)によって開発された数学モ
デル(適応エコーキャンセラ)は適応フィルタ(フィル
タベクトル)、基準センサ出力(信号ベクトル)に動作
してノイズ(エコー)の予測を生成するもので、このノ
イズは第1センサ出力(エコーを含む信号)から減算さ
れる。適応エコーキャンセラの全体の出力はフィルタベ
クトルのタップ値に対する調整値を制御するために用い
られる。Haykinの適応フィルタの動作は次のような3つ
の基本式によって説明される。 1.フィルタ出力
【0008】
【数1】 2.予測エラー
【0009】
【数2】 3.タップ重み適応
【0010】
【数3】 ここで値μは適応定数を表わす。
【0011】この適応定数は(Haykinの教えるところで
は)フィルタの収束速度を増加させるための手段として
できるかぎり大きい値に選ばれる。Haykinの適応エコー
キャンセラは固定された伝送システムではよく動作する
が、変化する環境、例えば中継システムにおいては問題
がしばしば経験されている。すでに知られているように
中継システムにおいては、複数の変化する伝送パラメー
タが内包されている。
【0012】信号伝送において長時間の遅延(アナログ
システムにおける長距離またはデジタルシステムにおけ
るボコーダの処理時間)を含む中継接続においては、大
きなフィルタベクトルを必要とする複数のエコーが存在
しうる。おおきなフィルタベクトルは処理時間を増加さ
せ、収束時間を減少させる結果となる。中継動作にフィ
ルタが組み込まれている場合には、このフィルタは長時
間および短時間の遅延並びに単一または複数のエコーを
含む回路から交互に組み込みまたは切り離しされる。
【0013】
【解決すべき課題】短時間の遅延(または単一のエコ
ー)が含まれている場合には、小さなフィルタベクトル
が適当である。長時間の遅延または複数のエコーが観測
される場合には、ずっと大きなフィルタベクトルが必要
とされるであろう。エコーキャンセリングの重要性か
ら、アナログシステムに対しても、デジタル移動通信シ
ステムに対しても中継接続への依存性がより少ない収束
時間を有するエコーキャンセラに対する需要が存在す
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】適応エコーキャンセラに
おいて、収束を実行する方法が提供される。本方法は受
信信号のフィルタベクトル内における1次エコーを複数
の相関タップ値を基にして突き止める段階および前記タ
ップ値に基づいてフィルタベクトルを狭める段階を含
む。本方法はさらに前記狭帯域化されたフィルタベクト
ルに基づいてエラーを予測する段階および前記予測エラ
ーに基づいて更新されたフィルタベクトルを生成する段
階を含む。
【0015】
【実施例】デジタルシステムにおけるエコーキャンセリ
ングにおいて収束速度を増加させるという問題点に対す
る解決法は、概念的にはエコーベクトル内で1次エコー
の位置を決定し、その1次エコー近隣のフィルタ位置に
関して適応レートを増加させるということにある。1次
エコーは少なくとも実質的にすべてのエコーのエネルギ
ーを含む可能性が90%であるように決定される。1次
エコーに関する適応レートを増加することによってエコ
ーフィルタが不安定性なしに素早く収束すること可能す
るという利点がある。エコーフィルタの残余内における
収束もわずかに増加したレートで実行することで許容さ
れる。
【0016】図1に示されているのは、本発明にしたが
ったエコーキャンセリングを用いた一般的なデジタル通
信システム(10)である。このようなシステムには通
常、多くの移動局(MS)(1つを図示)、基地局装置
(BSS)(12)、トランスコーダ(Transcoder)(1
3)、電子移動局交換機(MSC/EMX)(14)、
公衆電話交換網(PSTN)(15)、および有線加入
局(16)が含まれている。トランスコーダ(13)
(一般に基地局装置(12)内に設置される)は説明の
為に独立したブロック(13)として示される。
【0017】どのようなデジタル通信システムにおいて
も使用可能ではあるが、本実施例において用いられるシ
ステムは時分割多重通信(TDMA)システムであり、
グループ スペシャル モービル(GSM)パン ヨー
ロピアン セルラー システムによって規定された信号
プロトコル、European Telecomunications StandardsIn
stitute (ETSI)によって供給されるGSM勧告に説明さ
れるもの、の下で動作する。GSMにおいては両方向二
重信号は移動局(MS)(11)と基地局装置(BS
S)(12)との間でTDM/TDMAフォーマットで
交換される。MS(11)で符号化された音声信号はト
ランスコーダ(13)内で復号され加入局(16)に送
信される。加入局(16)からの信号はトランスコーダ
(13)において符号化されMS(11)に送信され
る。
【0018】加入局インターフェイス(16)およびP
STN(15)内の2/4線インターフェイスで生成さ
れたエコーは、本発明に従ってトランスコーダ(13)
内で打ち消される。本発明の一実施例においてはトラン
スコーダ(13)は、音声符号変換およびエコーキャン
セリングアルゴリズムを割り込み駆動またはバッチ処理
ベースで行うことが可能なデジタルシグナルプロセッサ
(DSP)(例えば、モトローラ製のDSP56156
または同等品)であってよい。
【0019】エコーキャンセラの動作に移るが、エコー
キャンセリングのアルゴリズムについての説明はDSP
内部(上でDSPはトランスコーダとしても動作するこ
とが理解された)の動作として以下で行われる。トラン
スコーダとしては、DSPはエコーキャンセラにとって
の信号源と信号の目的地との両方として動作する。単純
化のために、以下の説明では、トランスコーダとエコー
機能とは独立した動作ブロックとして表わされる。
【0020】図2は、本発明に従ってエコーキャンセラ
(20)の単純化されたブロック図である。エコーキャ
ンセラ(20)には、信号ベクトルレジスタ(31)、
フィルタベクトルレジスタ(32)、乗算器(22,2
3,24および25)および加算器(26,27,28
および29)が含まれる。信号ベクトル(31)および
フィルタベクトル(32)レジスタは等しい相関長さと
通常の動作で合理的に予測される1次および2次エコー
を含むのに十分なだけの長さ(例えば512「タッ
プ」)からなる。
【0021】信号ベクトルレジスタ(31)のタップ中
の信号ベクトルX(n)はトランスコーダ(信号ベクト
ルの源)から発生した信号の「経歴」を表わしている。
エコーキャンセラ(13,図1)の動作中、信号ベクト
ルX(n)(31)はフィルタベクトルf(n)(3
2)によってベクトル乗算(24,25)される。ベク
トル乗算のスカラー積y(n)は次に、エコーを含む反
射信号s(n)から減算(28および29)される。こ
の差e(n)はフィルタエラーの予測(エラー予測)を
与える。このエラー予測は反射信号を含み、トランスコ
ーダの入力に情報信号として加えられる。ここで反射信
号とはエコー源から反射された信号ベクトルの少なくと
も一部分を意味する。ここで、エコー源とは、加入局
(16)インターフェイス又は公衆電話交換網内の2/
4線インターフェイスを指す。
【0022】エラー予測e(n)は次に基本適応レート
(α/rX(0)max)(スカラー積を生成する)お
よび信号ベクトルx(n)(31)によって乗算(22
および23)される。スカラーおよびベクトル乗算(適
応ベクトル)の積は次に更新フィルタベクトル
(fn+1)を生成するために、フィルタベクトル(fn
に対してベクトル加算(26および27) される。
【0023】図3には、エコーキャンセラの動作が簡略
化された流れ図で示されている。本発明にしたがって、
エコーキャンセリングの収束は、フィルタベクトル内の
1次エコーを突き止める(302)、および1次ベクト
ル処理領域を1次エコー近隣のタップに狭める(30
3)ことによって増加する。収束は本発明においては基
本適応レートの倍数である狭帯域化ベクトル適応レート
(狭帯域ベクトル適応因子)の使用を通じて促進され
る。すべての2次処理領域(以下では場合によって2次
ベクトルと呼ぶ)においてフィルタベクトルの残余内で
の収束は、基本レートより上のわずかに増加した適応レ
ートにおいて続いて処理することができる。
【0024】1次エコーおよび2次エコーに対するエラ
ー予測およびエコーキャンセラ内での適応は、次の式で
説明される。
【0025】
【数4】
【0026】
【数5】
【0027】
【数6】
【0028】
【数7】 ここでy1(n)は狭帯域化フィルタベクトルとΔ1とΔ
2-1の間の1次処理領域における1次エコーの狭帯域化
起源(origin)信号ベクトルとの1次ベクトル積である。
記号y2(n)は2次ベクトルと2次処理領域における
限界域0からΔ1−1およびΔ2からL−1(ここでL=
全フィルタ長)の間に存在するすべての2次エコーに対
する相関起源ベクトルとの2次ベクトル積を表わしてい
る。
【0029】値e1(n)は反射信号の1次エラー予測
から1次エコーを引いたものを表わしている。1次エコ
ーの寄与なしに、値e1(n)は2次処理領域において
2次エコーの測定値となる。この値e1(n)は次に2
次処理領域の寄与分y2(n)を減算することによって
2次エラー項(2次エコーを打ち消す)を生成するため
に用いられる。次にこれらのエラー項(e1(n)およ
びe2(n))のそれぞれの2乗平均が予測される。最
小の2乗平均を有する(e1(n)またはe2(n))
が、エコーキャンセラからトランスコーダへの信号出力
として選択される(30)。
【0030】エラー項の2乗平均は次のような式を通し
て予測することができる。
【0031】
【数8】 ここで、rγn およびrγn-1は2乗平均を表わし、ζは
漏洩積分定数(leaky integrator constant)(通常0.
975)を表わし、γは現在の信号値を表わす。(最小
2乗平均の計算については、Treichlerら著、Wiley 1
987年刊行のTheory and Design of Adaptive Filter
sを参照するとよい。)本発明の示唆するところにした
がって、2乗平均は4つの信号、平均起源信号r
X(0)、反射信号2乗rs(0)、1次エラー予測re
1(0)および2次エラー予測re2(0)について計
算される。
【0032】フィルタベクトル内の1次エコーは最大の
相関フィルタタップ値を突き止めることで決定される
(302)。このベクトルは次に、本実施例においては
最初のフィルタベクトルの1/8の数のタップを含む最
終の集中的なベクトルを生成するために1次エコー近隣
の領域にまでフィルタベクトルの大きさを縮小すること
で「狭帯域化」または「集中的な」ベクトルを生成する
ように狭められる(303)。集中ベクトルの下限Δ1
は、最大のタップの位置から残っているフィルタの大き
さの25%を減算する減少プロセスのそれぞれのステッ
プにおいて決定される。上限Δ2は最大のタップの位置
に残っているフィルタの大きさの75%を加算すること
によって決定される。例えば、減少プロセスは、フィル
タのタップ数が各ステップの間に半減するような3つの
ステップにおいて発生しうる。
【0033】本発明にしたがって、集中フィルタベクト
ルを相関信号ベクトルでベクトル乗算(24)し、積の
負の値を反射信号(r(n))で加算(28)すること
によって予測フィルタエラーが得られる。相関信号ベク
トルは、狭帯域化されたフィルタベクトルとともにタッ
プ位置の均一性によって決定される。
【0034】適応値はフィルタベクトルの適応レートを
増加させるのに使用されうる。この適応値は適応因子α
1をスケール因子rX(0)maxで除算することによって
決定される。このスケール因子は長さlの環状バッファ
から決定される。ここでlm=L=フィルタ長とする。
この環状バッファへの入力はmサンプル毎に基準2乗予
測子(reference power estimator)、rX(0)によって
なされる。このバッファ内で最も大きな値はスケール因
子rX(0)maxとして選択される。
【0035】更新された集中的フィルタ値(305)は
次の式に従って計算される。ここで、以下の式の等号右
側の第2項が適応ベクトルである。
【0036】
【数9】 またはベクトル形式で、
【0037】
【数10】 集中的フィルタの外側の更新フィルタベクトル値は次の
式に従って計算され、
【0038】
【数11】 またはベクトル形式で、
【0039】
【数12】 狭帯域化適応因子α1および2次ベクトル適応因子α2
は、狭帯域化ベクトル限界Δ1およびΔ2に関連して次の
ように計算される。
【0040】
【数13】 この場合の初期値は、
【0041】
【数14】 集中ベクトル内外における剰余信号2乗平均を比較する
ことによって、どの2次エコーにおいてもエコーによる
寄与は重大ではないということがよく証明される。集中
セクションの外側の2乗が集中セクションの内側の2乗
よりも小さいということが相関2乗レベルの比較によっ
て決定されなければならないのであれば、この狭帯域化
されたフィルタベクトルがフィルタベクトルのすべての
タップを含むように開く。開放に際し、狭帯域ベクトル
の限界Δ1とΔ2とはそれぞれ0とLの値を取るものと
して仮定される。狭帯域ベクトル適応値α1は基本適応
レート1/Lに戻る。このような「開放」は、複数のエ
コーの環境化の「最悪」の場合であっても、不安定性な
しにエコーキャンセラが収束する、ことを保障する。
【0042】本発明の一実施例においては、フィルタベ
クトルの更新は検出器の能動化に対応して禁止される。
この検出器はPSTNの加入局からの情報信号または移
動局(MS)およびPSTN加入局両方からの情報信号
を検出するように設計されている(以下、「重複通話検
出器」と呼ぶ)。この重複通話検出器は、予測2乗が最
大予測送信2乗の閾値(重複通話閾値)を越えたときに
は常にフィルタ適応を禁止する。重複通話検出器の非能
動化に続いて、フィルタ適応は所定の残存時間(例えば
60ミリ秒)だけ禁止される。
【0043】本発明の他の実施例においては、収束が十
分に確率した後、非線形処理装置によって短時間収束に
よる可聴影響を最小にすることができる。最大基準2乗
平均(rX(0)max)を1次および2次エラー(re1
およびre2)の小さい方で除算し、その商とクリッパ
の閾値とを比較することによって十分な収束が確立され
る。その商がクリッパの閾値を越えると、中央クリッパ
が緩和(comfort)ノイズジェネレータをエラー信号通路
e(n)に接続し、トランスコーダに信号を供給する。
【0044】本発明の他の実施例においては、フィルタ
ベクトルがゆるやかに発散するのを防ぐために、低速の
「漏洩」項がフィルタベクトルの係数に適用されてそれ
らの係数の値を徐々に減少する。低速の漏洩プロセス
(60)は、重複通話検出器が非能動であって、基準信
号のレベル(rX(0)max)が閾値(例えば、−48d
Bから−40dB)よりも上であるときにだけ能動化さ
れる。この漏洩項はベクトルの更新につき1つのタップ
位置に対して適応される。漏洩関数は疑似コードによっ
て次のように説明される。
【0045】
【数15】 ここでλは漏洩因子(通常0.001≦λ≦0.00003)、n
mod Lはフィルタ係数指数である。モジューロ(modul
o)L演算子はバッファの制限を0からL−1に保持する
ように上記指数に適用して、各フィルタタップはLサン
プル毎に1回漏れるようにする。
【0046】本発明のその他の実施例においては、PS
TNから受信した信号からすべての残留DCオフセット
分を取り除き、これによって適応プロセスの安定性を増
すために、ハイパスフィルタ(53)が組み込まれる。
ハイパスフィルタの関数は次の式で表わされる。
【0047】
【数16】 ここでη1=0.90,η2=0.95,s(n)はフ
ィルタリングされた信号,およびr(n)は反射信号で
ある。
【0048】図4は、重複通話検出器(50)、中央ク
リッパ(52)および緩和ノイズジェネレータ(51)
を用いたエコーキャンセラのブロック図である。図5は
重複通話検出器(50)、中央クリッパ(52)および
緩和ノイズジェネレータ(51)を用いたエコーキャン
セラの動作を流れ図で示したものである。
【0049】図5に示されているように、DSP(1
3,図1)は信号ベクトル(31)を更新し、更新され
た最大2乗平均予測rX(0)max(102)を計算す
る。次にDSP(13)はDCオフセットハイパスフィ
ルタ(53)内で反射信号r(n)をハイパスフィルタ
リング(104)し、より信頼性のあるFIR信号s
(n)を供給する。反射信号rs(0)の2乗は積分器
(41)内で予測される(105)。集中ベクトル(f
1n)および相関信号ベクトル(x1n)は、2次ベク
トルと共に、たたみこまれ、1次エラー予測(e1n
および2次エラー予測(e2n)が生成される(10
6)。
【0050】予測エラー(e1nおよびe2n)の相関
2乗は積分器(42および43)内で予測される。最小
の予測2乗(re1又はre2)は比較器(54)で決定
され(108)、リレー(30)を能動化し、これによ
って復号器の入力として最小のエラー値(en)を選択
する(109又は110)。
【0051】反射信号(rs(0))の相関2乗と最大
予測2乗平均rX(0)maxとは重複通話検出器(50)
で重複通話検出器閾値と比較され(111)、この重複
通話閾値を超過したことが検出されると緩和ノイズジェ
ネレータが非能動化される。
【0052】次にDSP(13)は、最大予測2乗平均
X(0)maxと反射信号(rs(0))とを比較して、
中央クリッパ内において収束が中央クリッパ(52)を
能動化(115)するのに十分であるかどうかを判断す
る(112)。もし収束が十分でないとき(112)に
は、DSP(13)はフィルタ係数(fn)(113)
を更新し、フィルタ係数に対して漏洩因子(60)(1
14)を適用する。
【0053】図6には、本発明の一実施例である図5の
ブロック116内で発生するステップ(「コール制御ル
ーチン」)が流れ図で示されている。このような実施例
においては、DSP(13)は要求があったときにのみ
ベクトル処理係数を更新する。ステップ201(図6)
では、DSP(13)はある時間間隔(10〜20ミリ
秒)のタイマを設定し、もしフィルタ係数のタップ値の
少なくとも75%がその間に変化したときにだけ狭帯域
化されたベクトル(Δ1およびΔ2)の制限を更新す
る。
【0054】もしフィルタ係数の75%が変化したら、
繰り返しになるがDSPはフィルタベクトル内の最大の
タップ値を突き止める(202)。もし最大のタップ値
のタップ位置がある閾値(例えば4タップ位置)を越え
てタップ位置をシフトされていたら、DSP(13)は
集中ベクトル係数(Δ1,Δ2,α1およびα2)を再
定義(206)する。
【0055】もし最大タップの位置が閾値を越えてタッ
プ位置をシフトさせていなければ、DSP(13)は狭
帯域ベクトルが最小の大きさ(204)にまで減少した
かどうかを決定する。もし最小の大きさでなければ、D
SP(13)は集中ベクトルの大きさを減少しつづける
(207)。
【0056】もし狭帯域化ベクトルが最終値(204)
まで減少していたら、DSP(13)は集中ベクトル
(re1(0))内の予測2乗と集中ベクトル(re
(0))の外の2乗との比較を行う。もし短い時間内
で、集中ベクトルの外側の2乗が内側の2乗よりも大き
かったら(re2(0)>re1(0))、DSPは1次
エコーが位相回転(phase roll)に起因してある量だけシ
フトした(ずれた)可能性に対応するためにΔ1および
Δ2を再計算する(208)。もし集中ベクトルの外側
の2乗が内側の2乗よりもある時間内において少ない
(re2(0)<re1(0))のであれば、DSP(1
3)は複数のエコーが存在すると推定し、集中セクショ
ンを開放する(209)。
【0057】図7は、従来のNLMS適応エコーキャン
セラと本発明(CSLMSエコーキャンセラ)のエコー
2乗(re(0))のコンピュータシミュレーションを
表わしたものである。図6の説明からもわかるように、
−13dBの定常最大2乗平均(rX(0)max)におい
ては、本発明の集中セクション最小2乗平均(CSLM
S)エコーキャンセラは57.5ミリ秒で−40dBに
まで収束し、これに対し従来の適応フィルタは277.
5ミリ秒かかっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に従った無線電話通信システムを
ブロック図で表わしたものである。
【図2】図2は本発明に従ったエコーキャンセラをブロ
ック図で示したものである。
【図3】図3は本発明に従ったエコーキャンセラの動作
を流れ図で示したものである。
【図4】図4は本発明に従ったエコーキャンセラを拡張
したブロック図で示したものである。
【図5】図5は本発明に従ったエコーキャンセラの動作
を拡張した流れ図で示したものである。
【図6】図6はベクトル処理係数の更新の処理を示した
流れ図である。
【図7】図7は、本発明に従ったエコーキャンセラのコ
ンピュータシミュレーションの結果と従来の適応エコー
キャンセラとをグラフィック的に比較したものである。
【符号の説明】
20 エコーキャンセラ 31 信号ベクトルレジスタ 32 フィルタベクトルレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−107928(JP,A) 特開 昭51−30412(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適応エコーキャンセラにおける収束を実
    行する方法であって: 受信信号のフィルタベクトル内の1次エコーの表現をフ
    ィルタベクトルの複数タップの相対強度の比較をもとに
    突き止める段階; 前記フィルタベクトルを、前記1次エコーに近似した狭
    められたフィルタベクトルおよび2次フィルタベクトル
    に分割する手段; 狭められたフィルタベクトルと狭められたフィルタベク
    トルの相関起源信号とをベクトル乗算し、反射信号から
    その積を減算することによって1次エラーを推定する段
    階; 2次フィルタベクトルと2次フィルタベクトルの相関起
    源信号ベクトルとをベクトル乗算し、前記1次エラーか
    らその積を減算することによって2次エラーを推定する
    段階; 前記推定された1次エラーと前記狭められたフィルタベ
    クトルの相関起源信号ベクトルおよび狭帯域ベクトル適
    応因子を乗算して1次適応ベクトルを生成する段階; 前記推定された2次エラーと前記2次フィルタベクトル
    の相関起源信号ベクトルおよび2次ベクトル適応因子を
    乗算して2次適応ベクトルを生成する段階; 前記狭められたフィルタベクトルによって定められる領
    域内で前記フィルタベクトルと前記1次適応ベクトルと
    を加算して、前記フィルタベクトルを更新する段階;お
    よび 前記2次ベクトルによって定められる領域内で前記フィ
    ルタベクトルと前記2次適応ベクトルとを加算して、前
    記フィルタベクトルを更新する段階; から構成されることを特徴とする方法。
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