JP2858044B2 - 衛生混合水栓 - Google Patents
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は,水流入口及び湯流入口から水−湯混合室へ
至る流通部に,遮断及び流量制御用の個別弁がそれぞれ
設けられ,これらの個別弁の弁座と共同作用する弁閉鎖
部材が,主軸により同時に操作される,恒温制御される
衛生混合水栓に関する。
至る流通部に,遮断及び流量制御用の個別弁がそれぞれ
設けられ,これらの個別弁の弁座と共同作用する弁閉鎖
部材が,主軸により同時に操作される,恒温制御される
衛生混合水栓に関する。
この種の混合水栓はドイツ連邦共和国特許第2355101
号明細書から公知である。この場合,主軸としていわゆ
る制御軸が設けられており,この制御軸に,2つの弁円錐
が水及び湯の遮断及び流量制御用の弁閉鎖部材として設
けられており,これらの弁円錐のうち一方が制御軸に対
して変位可能である。このような配置によつて,確実な
遮断が行われない場合にいつでも弁座に対する弁円錐
の,互いに独立した微調節が行えるが,しかしこのよう
な微調節のために遮断兼流量調節ハンドルの取外しが必
要であるだけでなく工具の使用も必要である。
号明細書から公知である。この場合,主軸としていわゆ
る制御軸が設けられており,この制御軸に,2つの弁円錐
が水及び湯の遮断及び流量制御用の弁閉鎖部材として設
けられており,これらの弁円錐のうち一方が制御軸に対
して変位可能である。このような配置によつて,確実な
遮断が行われない場合にいつでも弁座に対する弁円錐
の,互いに独立した微調節が行えるが,しかしこのよう
な微調節のために遮断兼流量調節ハンドルの取外しが必
要であるだけでなく工具の使用も必要である。
本発明の基礎になつている課題は,この欠点を除去
し,混合水栓の遮断の際弁閉鎖部材の場合によつて必要
な微調節が自動的に行われる,冒頭に挙げた種類の衛生
混合水栓を提供することである。
し,混合水栓の遮断の際弁閉鎖部材の場合によつて必要
な微調節が自動的に行われる,冒頭に挙げた種類の衛生
混合水栓を提供することである。
この課題を解決するため本発明によれば,主軸が,個
別弁側の端部範囲上に固定される環状歯車を持つ中心主
軸として構成され,個別弁の弁閉鎖部材を保持する個別
弁棒の自由端上に支持環がそれぞれ固定され,これらの
支持環の周りに同心的に,中心主軸の環状歯車にかみ合
う環状歯車がこれらの支持環に対してそれぞれ相対運動
可能に設けられて,これらの支持環と共にそれぞれ滑り
継手を形成している。
別弁側の端部範囲上に固定される環状歯車を持つ中心主
軸として構成され,個別弁の弁閉鎖部材を保持する個別
弁棒の自由端上に支持環がそれぞれ固定され,これらの
支持環の周りに同心的に,中心主軸の環状歯車にかみ合
う環状歯車がこれらの支持環に対してそれぞれ相対運動
可能に設けられて,これらの支持環と共にそれぞれ滑り
継手を形成している。
米国特許出願公開第2332995号明細書及び英国特許第4
92052号明細書から衛生混合水栓(米国特許出願公開第2
332995号明細書では恒温制御される混合水栓も)既に公
知であり,この混合水栓では,両方の弁が水及び湯流入
口にそれぞれ環状歯車を持つており,この環状歯車は流
量制御用の中心主軸の環状歯車にかみ合い結合してい
る。しかしここでは混合水栓の各作動位置で作用する永
続的なかみ合い結合が行われ,混合水栓の遮断の際両方
の弁のうち一方の弁の調整しか可能でない。
92052号明細書から衛生混合水栓(米国特許出願公開第2
332995号明細書では恒温制御される混合水栓も)既に公
知であり,この混合水栓では,両方の弁が水及び湯流入
口にそれぞれ環状歯車を持つており,この環状歯車は流
量制御用の中心主軸の環状歯車にかみ合い結合してい
る。しかしここでは混合水栓の各作動位置で作用する永
続的なかみ合い結合が行われ,混合水栓の遮断の際両方
の弁のうち一方の弁の調整しか可能でない。
これに反し本発明によれば,混合水栓の遮断の際,中
心主軸を介して一緒に操作される両方の個別弁の弁閉鎖
部材のうち一方の弁閉鎖部材が他方の弁閉鎖部材と同時
に流通部を完全に閉じない場合,個別弁の支持環と環状
歯車とにより形成される滑り継手が自動的に作用する。
即ちこのような場合中心主軸の引き続く僅かな操作を介
して,一方では,既に閉じられている個別弁の環状歯車
と支持環との相対運動が行われ(滑り継手が動作す
る),他方では,中心主軸を介いてまだ完全に閉じられ
ていない他方の個別弁の個別弁棒が,この弁の完全な閉
鎖に至るまで更に操作され(この他方の個別弁の滑り継
手は動作しない),それにより弁座に対する弁閉鎖部材
の微調節が自動的に行われることになる。
心主軸を介して一緒に操作される両方の個別弁の弁閉鎖
部材のうち一方の弁閉鎖部材が他方の弁閉鎖部材と同時
に流通部を完全に閉じない場合,個別弁の支持環と環状
歯車とにより形成される滑り継手が自動的に作用する。
即ちこのような場合中心主軸の引き続く僅かな操作を介
して,一方では,既に閉じられている個別弁の環状歯車
と支持環との相対運動が行われ(滑り継手が動作す
る),他方では,中心主軸を介いてまだ完全に閉じられ
ていない他方の個別弁の個別弁棒が,この弁の完全な閉
鎖に至るまで更に操作され(この他方の個別弁の滑り継
手は動作しない),それにより弁座に対する弁閉鎖部材
の微調節が自動的に行われることになる。
図面に本発明対象の実施例が示されている。
図1は,本発明による埋込み式混合水栓の縦断面図で
ある。
ある。
図2は,本発明による滑り継手の拡大図である。
図面において,3で水流入口が示され,4で湯流入口が示
され,5で混合室又は混合水出口が示されている。流れ方
向において,温度前調節用の操作ハンドル7を持つ,在
来の,従つて説明されない恒温制御装置6及び混合室5
の前に,水弁8及び湯弁9が設けられており,これらの
弁から水が流通部10及び11を経て恒温制御装置6へ流入
する。弁8及び9は遮断及び流量制御のために使われ,
カートリツジ状の構造単位体から成り,これらの構造単
位体は混合水栓ハウジング12にねじ込まれている。制御
素子として,図示されていない酸化アルミニウム製板が
使われ,これらの板のうち一方の板が周知のやり方で固
定弁座として構成され,他方の板が可動弁閉鎖部材とし
て構成されている。
され,5で混合室又は混合水出口が示されている。流れ方
向において,温度前調節用の操作ハンドル7を持つ,在
来の,従つて説明されない恒温制御装置6及び混合室5
の前に,水弁8及び湯弁9が設けられており,これらの
弁から水が流通部10及び11を経て恒温制御装置6へ流入
する。弁8及び9は遮断及び流量制御のために使われ,
カートリツジ状の構造単位体から成り,これらの構造単
位体は混合水栓ハウジング12にねじ込まれている。制御
素子として,図示されていない酸化アルミニウム製板が
使われ,これらの板のうち一方の板が周知のやり方で固
定弁座として構成され,他方の板が可動弁閉鎖部材とし
て構成されている。
弁8及び9は中心主軸13を介して操作ハンドル14によ
つて同時に駆動される。このために,中心主軸13は弁8
及び9側の端部範囲に,固定的に設けられた環状歯車15
を備えており,この環状歯車は,弁8及び9用の2つの
個別弁棒18及び19と共同作用する2つの環状歯車16及び
17とかみ合つている。
つて同時に駆動される。このために,中心主軸13は弁8
及び9側の端部範囲に,固定的に設けられた環状歯車15
を備えており,この環状歯車は,弁8及び9用の2つの
個別弁棒18及び19と共同作用する2つの環状歯車16及び
17とかみ合つている。
環状歯車16及び17が滑り継手を形成するために2つの
支持環20及び21に保持されていることが,図2から特に
はつきり分かる。支持環20及び21は個別弁棒18及び19の
波状自由端に固定的に設けられており,これらの個別弁
棒の回転運動はストツパ22及び23により制限されてい
る。
支持環20及び21に保持されていることが,図2から特に
はつきり分かる。支持環20及び21は個別弁棒18及び19の
波状自由端に固定的に設けられており,これらの個別弁
棒の回転運動はストツパ22及び23により制限されてい
る。
支持環20及び21は外側カラー24を備えている。外側カ
ラー24に,歯車16及び17の内側カラー25の一方の側が支
持されている。内側カラー25の他方の側は,支持環の突
起27に保持されているばね環26と共同作用する。このば
ね環26は,滑り継手を形成するために,環状歯車16及び
17の内側カラー25を支持環20及び21の外側カラー24へ押
し付ける。ばね環26を軸線方向に保持及び支持するため
に,突起27は折曲げ縁28を備えている。
ラー24に,歯車16及び17の内側カラー25の一方の側が支
持されている。内側カラー25の他方の側は,支持環の突
起27に保持されているばね環26と共同作用する。このば
ね環26は,滑り継手を形成するために,環状歯車16及び
17の内側カラー25を支持環20及び21の外側カラー24へ押
し付ける。ばね環26を軸線方向に保持及び支持するため
に,突起27は折曲げ縁28を備えている。
混合水栓を遮断する際に可動弁閉鎖部材のうち一方の
弁閉鎖部材が他方の弁閉鎖部材と同時には水流通口,例
えば水弁8の水流通口,を完全に閉じない場合は,既に
閉じられている湯弁9側において滑り継手が作用する。
なぜならばこの湯弁の終端ストツパ23は個別弁棒19の更
なる回転を防止するからである。しかし中心主軸13を介
して水弁8の個別弁棒18は,完全に遮断されるまで,従
つて第2の終端ストツパ22が作用するまで,更に操作さ
れる。今や遮断方向には個別弁棒18及び19の歯車16及び
17しか回転せしめられ得ない。
弁閉鎖部材が他方の弁閉鎖部材と同時には水流通口,例
えば水弁8の水流通口,を完全に閉じない場合は,既に
閉じられている湯弁9側において滑り継手が作用する。
なぜならばこの湯弁の終端ストツパ23は個別弁棒19の更
なる回転を防止するからである。しかし中心主軸13を介
して水弁8の個別弁棒18は,完全に遮断されるまで,従
つて第2の終端ストツパ22が作用するまで,更に操作さ
れる。今や遮断方向には個別弁棒18及び19の歯車16及び
17しか回転せしめられ得ない。
本発明によれば,遮断過程の際に,弁座に対する可動
弁閉鎖部材の,場合によつて必要な微調節が常に自動的
に行われ,それによつて常に確実な遮断が保証されかつ
分解及び保守作業が容易にされる。
弁閉鎖部材の,場合によつて必要な微調節が常に自動的
に行われ,それによつて常に確実な遮断が保証されかつ
分解及び保守作業が容易にされる。
更に,流れ方向において混合室5の前で行われる遮断
により,同時にいわゆる横流危険,即ち水導管への湯の
流入又はその逆が回避される。流れ方向において混合室
5の後ろで行われる遮断の場合は,付加的な逆止弁がど
うしても必要であるが,しかしこれらの逆止弁は,継験
から分かつているように,特に低圧力において確実な動
作をもはや保証しない。
により,同時にいわゆる横流危険,即ち水導管への湯の
流入又はその逆が回避される。流れ方向において混合室
5の後ろで行われる遮断の場合は,付加的な逆止弁がど
うしても必要であるが,しかしこれらの逆止弁は,継験
から分かつているように,特に低圧力において確実な動
作をもはや保証しない。
図示及び記載された構成は本発明を実現するための一
例にすぎず,本発明はそれに限られるのではなく,むし
ろ本発明による根本思想の範囲内で更に別の構成及び適
用可能例がある。こうして,弁8及び9は,軸線方向に
移動可能な弁閉鎖部材,即ちいわゆる弁円錐,も備える
ことができ,そして本発明による滑り継手を他の弁構造
様式にも使用することが可能である。
例にすぎず,本発明はそれに限られるのではなく,むし
ろ本発明による根本思想の範囲内で更に別の構成及び適
用可能例がある。こうして,弁8及び9は,軸線方向に
移動可能な弁閉鎖部材,即ちいわゆる弁円錐,も備える
ことができ,そして本発明による滑り継手を他の弁構造
様式にも使用することが可能である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 11/16 F16K 31/70
Claims (3)
- 【請求項1】水流入口(3)及び湯流入口(4)から水
−湯混合室(5)へ至る流通部(10及び11)に,遮断及
び流量制御用の個別弁(8,9)がそれぞれ設けられ,こ
れらの個別弁(8,9)の弁座と共同作用する弁閉鎖部材
が,主軸(13)により同時に操作される,恒温制御され
る衛生混合水栓において,主軸(13)が,個別弁(8,
9)側の端部範囲上に固定される環状歯車(15)を持つ
中心主軸として構成され,個別弁(8,9)の弁閉鎖部材
を保持する個別弁(18,19)の自由端上に支持環(20,2
1)がそれぞれ固定され,これらの支持環(20,21)の周
りに同心的に,中心主軸(13)の環状歯車(15)にかみ
合う環状歯車(16,17)がこれらの支持環(20,21)に対
してそれぞれ相対運動可能に設けられて,これらの支持
環(20,21)と共にそれぞれ滑り継手を形成しているこ
とを特徴とする,衛生混合水栓。 - 【請求項2】支持環(20,21)が外側カラー(24)を備
えており,この外側カラーの周りに,環状歯車(16,1
7)の内側カラー(25)の一方の側が載つており,内側
カラー(25)の他方の側がばね環(26)と共同作用し,
このばね環が支持環(20,21)の突起(27)に保持され
て,環状歯車(16,17)の内側カラー(25)を支持環(2
0,21)の外側カラー(24)へ押し付けることを特徴とす
る,請求項1に記載の衛生混合水栓。 - 【請求項3】突起(27)が,ばね環(26)を保持及び支
持するための外側折曲げ縁(28)を備えていることを特
徴とする,請求項2に記載の衛生混合水栓。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3939077.2 | 1989-11-25 | ||
DE3939077 | 1989-11-25 |
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---|---|
JPH05501599A JPH05501599A (ja) | 1993-03-25 |
JP2858044B2 true JP2858044B2 (ja) | 1999-02-17 |
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ID=6394215
Family Applications (1)
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JP50252690A Expired - Fee Related JP2858044B2 (ja) | 1989-11-25 | 1990-01-31 | 衛生混合水栓 |
Country Status (7)
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EP (1) | EP0501953B1 (ja) |
JP (1) | JP2858044B2 (ja) |
CN (1) | CN1026259C (ja) |
AU (1) | AU4968090A (ja) |
DE (4) | DE59001270D1 (ja) |
WO (1) | WO1991008532A1 (ja) |
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DE19702038A1 (de) * | 1997-01-22 | 1998-07-23 | Grohe Kg Hans | Sanitärarmatur |
US5884652A (en) * | 1997-05-27 | 1999-03-23 | Emhart Inc. | 2/3 handle pressure balancer system |
NO305968B1 (no) * | 1997-08-13 | 1999-08-23 | Braathen Thor F | Anordning ved armaturhus for vannvarmer |
IT1308830B1 (it) * | 1999-09-21 | 2002-01-11 | Gevipi Ag | Utilizzazione di un regolatore di portata per ridurre la variazionedi temperatura dell'acqua erogata da un dispositivo miscelatore. |
ITMI20020430A1 (it) * | 2002-03-01 | 2003-09-01 | O M B G S R L | Dispositivo termostatico per la miscelazione automatica di acqua calda e acqua fredda particolarmente per componenti igienico-sanitari |
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DK200300082U4 (da) * | 2003-03-12 | 2004-06-25 | Damixa As | Blandingsbatteri med svingtud |
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1990
- 1990-01-31 AU AU49680/90A patent/AU4968090A/en not_active Abandoned
- 1990-01-31 EP EP90902161A patent/EP0501953B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-31 US US07/859,442 patent/US5205482A/en not_active Expired - Lifetime
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