JP2857911B2 - パワーユニット - Google Patents
パワーユニットInfo
- Publication number
- JP2857911B2 JP2857911B2 JP2082227A JP8222790A JP2857911B2 JP 2857911 B2 JP2857911 B2 JP 2857911B2 JP 2082227 A JP2082227 A JP 2082227A JP 8222790 A JP8222790 A JP 8222790A JP 2857911 B2 JP2857911 B2 JP 2857911B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input shaft
- transfer
- retainer
- shim
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/344—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
- B60K17/346—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Y—INDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
- B60Y2400/00—Special features of vehicle units
- B60Y2400/82—Four wheel drive systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はパワーユニットに係り、特に四輪駆動車の
変速機と前後車輪間に介設され、変速機から前後車輪へ
伝達される際の回転力の差動を調整するトランスファを
有するパワーユニットに関する。
変速機と前後車輪間に介設され、変速機から前後車輪へ
伝達される際の回転力の差動を調整するトランスファを
有するパワーユニットに関する。
[従来の技術] 内燃機関の駆動力を分配するパワーユニットは、例え
ば第4図に示す如く、動力伝達系に設けられている。図
示しない内燃機関の駆動力は、変速機2により所望のト
ルク・回転数に変換されて取り出され、前部終減速機4
を介して図示しない前部駆動車軸に伝達され、前車輪
(図示せず)を駆動する。また、前記変速機2から取り
出される駆動力は、トランスファ6により分配され、推
進軸8から後部終減速機10を介して後部駆動車軸12・12
に伝達され、図示しない後車輪を駆動する。
ば第4図に示す如く、動力伝達系に設けられている。図
示しない内燃機関の駆動力は、変速機2により所望のト
ルク・回転数に変換されて取り出され、前部終減速機4
を介して図示しない前部駆動車軸に伝達され、前車輪
(図示せず)を駆動する。また、前記変速機2から取り
出される駆動力は、トランスファ6により分配され、推
進軸8から後部終減速機10を介して後部駆動車軸12・12
に伝達され、図示しない後車輪を駆動する。
このように、内燃機関の駆動力を分配するトランスフ
ァ6は、本体14内に入力軸16と出力軸18とを軸支してい
る。本体14は、入力軸軸支体20とリテーナ22と出力軸軸
支体24とからなる。入力軸軸支体20とリテーナ22とは、
入力軸第1軸受26と入力軸第2軸受28とにより前記入力
軸16を軸支している。また、出力軸軸支体24は、出力軸
第1軸受30と出力軸第2軸受32とにより前記出力軸18を
軸支している。前記入力軸16には、一端16a側に駆動歯
車たる前部終減速機4の前部終減速歯車34と噛合する被
動歯車36が取り付けられているとともに、他端16b側に
入力歯車であるピニオンギヤ38が取り付けられている。
出力軸18には、一端側に前記ピニオンギヤ38と噛合する
出力歯車であるリングギヤ40が取り付けられているとと
もに、出力軸軸支体24外の他端側に前記推進軸8を接続
する接続具42が取り付けられている。
ァ6は、本体14内に入力軸16と出力軸18とを軸支してい
る。本体14は、入力軸軸支体20とリテーナ22と出力軸軸
支体24とからなる。入力軸軸支体20とリテーナ22とは、
入力軸第1軸受26と入力軸第2軸受28とにより前記入力
軸16を軸支している。また、出力軸軸支体24は、出力軸
第1軸受30と出力軸第2軸受32とにより前記出力軸18を
軸支している。前記入力軸16には、一端16a側に駆動歯
車たる前部終減速機4の前部終減速歯車34と噛合する被
動歯車36が取り付けられているとともに、他端16b側に
入力歯車であるピニオンギヤ38が取り付けられている。
出力軸18には、一端側に前記ピニオンギヤ38と噛合する
出力歯車であるリングギヤ40が取り付けられているとと
もに、出力軸軸支体24外の他端側に前記推進軸8を接続
する接続具42が取り付けられている。
また、パワーユニットとしては、特公昭63−35444号
公報に開示されるものがある。この公報に開示されるパ
ワーユニットは、クラッチケース端壁の第2の支持部に
隣接する空間に臨ませてクラッチのレリーズアームを設
け、副変速機構をトランスミッションケース内において
エンジンに可及的に寄せて配設するとともに、極低速段
用被動歯車や低速段用被動歯車をエンジン寄りの出力軸
の端部付近に集中的に配置し、支持力を向上させて剛性
を低く抑えることを可能とし、全体重量の軽減を果たす
とともに、コストの低減や組立性の向上を果たしてい
る。
公報に開示されるものがある。この公報に開示されるパ
ワーユニットは、クラッチケース端壁の第2の支持部に
隣接する空間に臨ませてクラッチのレリーズアームを設
け、副変速機構をトランスミッションケース内において
エンジンに可及的に寄せて配設するとともに、極低速段
用被動歯車や低速段用被動歯車をエンジン寄りの出力軸
の端部付近に集中的に配置し、支持力を向上させて剛性
を低く抑えることを可能とし、全体重量の軽減を果たす
とともに、コストの低減や組立性の向上を果たしてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来のパワーユニットにおいては、第5図
に示す如く、トランスファ106を組み付ける際に、入力
軸116の両端を軸支する入力軸第1、第2軸受126、128
としてラジアル円すいころ軸受を使用し、ピニオンギヤ
138の取付位置や組付寸法であるマウンティングディス
タンス(MD)を第1シム154−1によって調整しつつ組
み付け、第2シム154−2を用いて入力軸116に所定の圧
力を付加するとともに、リングギヤ140の組付位置を第
3シム168を用いて調整し、ピニオンギヤ138とリングギ
ヤ140との噛合状態をも調整している。
に示す如く、トランスファ106を組み付ける際に、入力
軸116の両端を軸支する入力軸第1、第2軸受126、128
としてラジアル円すいころ軸受を使用し、ピニオンギヤ
138の取付位置や組付寸法であるマウンティングディス
タンス(MD)を第1シム154−1によって調整しつつ組
み付け、第2シム154−2を用いて入力軸116に所定の圧
力を付加するとともに、リングギヤ140の組付位置を第
3シム168を用いて調整し、ピニオンギヤ138とリングギ
ヤ140との噛合状態をも調整している。
しかし、トランスファ16の組付作業は、第1シム154
−1、第2シム154−2、そして第3シム168と順次に行
うとともに、噛合調整をも同時に行っており、段階的に
処理されている。
−1、第2シム154−2、そして第3シム168と順次に行
うとともに、噛合調整をも同時に行っており、段階的に
処理されている。
このため、トランスファ106の組付作業の際に、各シ
ムによって調整を行う必要があり、調整作業に手間がか
かり、作業性が悪化するという不都合がある。
ムによって調整を行う必要があり、調整作業に手間がか
かり、作業性が悪化するという不都合がある。
また、入力軸両端をラジアル円すいころ軸受によって
軸支していることにより、熱膨張によって入力軸が伸長
した際に、マウンティングディスタンス(MD)が大幅に
変化するとともに、このマウンティングディスタンス
(MD)の変化を最も内側の第1シムによって調整しなけ
ればならず、調整が困難であるという不都合がある。
軸支していることにより、熱膨張によって入力軸が伸長
した際に、マウンティングディスタンス(MD)が大幅に
変化するとともに、このマウンティングディスタンス
(MD)の変化を最も内側の第1シムによって調整しなけ
ればならず、調整が困難であるという不都合がある。
[発明の目的] そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去するため
に、トランスファの入力軸の一端をラジアル円筒ころ軸
受により軸支して設け、他端をピニオンギヤを介してラ
ジアル玉軸受により軸支して設け、このラジアル玉軸受
外周にトランスファの本体を形成するリテーナを設ける
とともに、リテーナを取り付ける際にシムを介在する構
成としたことにより、リテーナに介在したシムによって
マウンティングディスタンス(MD)調整を行うことがで
きるとともに、熱膨張による入力軸のマウンティングデ
ィスタンス(MD)の変化を一端のラジアル円筒ころ軸受
によって抑制し得るパワーユニットを実現するにある。
に、トランスファの入力軸の一端をラジアル円筒ころ軸
受により軸支して設け、他端をピニオンギヤを介してラ
ジアル玉軸受により軸支して設け、このラジアル玉軸受
外周にトランスファの本体を形成するリテーナを設ける
とともに、リテーナを取り付ける際にシムを介在する構
成としたことにより、リテーナに介在したシムによって
マウンティングディスタンス(MD)調整を行うことがで
きるとともに、熱膨張による入力軸のマウンティングデ
ィスタンス(MD)の変化を一端のラジアル円筒ころ軸受
によって抑制し得るパワーユニットを実現するにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの発明は、四輪駆動車の
前後車輪への回転力の差動を調整するトランスファを有
するパワーユニットにおいて、トランスファの入力軸の
一端をラジアル円筒ころ軸受により軸支して設け、他端
をピニオンギヤを介してラジアル玉軸受により軸支して
設け、このラジアル玉軸受外周にトランスファの本体を
形成するリテーナを設けるとともにリテーナを取り付け
る際にシムを介在する構成としたことを特徴とする。
前後車輪への回転力の差動を調整するトランスファを有
するパワーユニットにおいて、トランスファの入力軸の
一端をラジアル円筒ころ軸受により軸支して設け、他端
をピニオンギヤを介してラジアル玉軸受により軸支して
設け、このラジアル玉軸受外周にトランスファの本体を
形成するリテーナを設けるとともにリテーナを取り付け
る際にシムを介在する構成としたことを特徴とする。
[作用] 上述の如く構成したことにより、トランスファの組付
の際には、入力軸の一端を円筒ころ軸受によって軸支
し、他端をピニオンギヤを介してラジアル玉軸受によっ
て軸支し、ラジアル玉軸受外周にトランスファの本体を
形成するリテーナを設けるとともに、リテーナをシムを
介在して取り付け、シムによってマウンティングディス
タンス(MD)調整を行うとともに、熱膨張による入力軸
のマウンティングディスタンス(MD)の変化を一端のラ
ジアル円筒ころ軸受によって抑制している。
の際には、入力軸の一端を円筒ころ軸受によって軸支
し、他端をピニオンギヤを介してラジアル玉軸受によっ
て軸支し、ラジアル玉軸受外周にトランスファの本体を
形成するリテーナを設けるとともに、リテーナをシムを
介在して取り付け、シムによってマウンティングディス
タンス(MD)調整を行うとともに、熱膨張による入力軸
のマウンティングディスタンス(MD)の変化を一端のラ
ジアル円筒ころ軸受によって抑制している。
[実施例] 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1〜3図はこの発明の実施例を示すものである。第
1図において、トランスファ6は、本体14内部に入力軸
16を有している。この入力軸16の一端16a側に被動歯車3
6が設けられているとともに、他端16b側にはピニオンギ
ヤ38が設けられている。これにより、内燃機関の駆動力
を分配するトランスファ6は、前部終減速機4の前部終
減速歯車34と噛合する被動歯車36により変速機から伝達
される駆動力を、ピニオンギヤ38を介してリングギヤ40
から出力軸18に出力する。この出力軸18から出力される
駆動力は、接続具42を介して接続された推進軸、後部終
減速機等を経て、図示しない後車輪側に伝達されるもの
である。
1図において、トランスファ6は、本体14内部に入力軸
16を有している。この入力軸16の一端16a側に被動歯車3
6が設けられているとともに、他端16b側にはピニオンギ
ヤ38が設けられている。これにより、内燃機関の駆動力
を分配するトランスファ6は、前部終減速機4の前部終
減速歯車34と噛合する被動歯車36により変速機から伝達
される駆動力を、ピニオンギヤ38を介してリングギヤ40
から出力軸18に出力する。この出力軸18から出力される
駆動力は、接続具42を介して接続された推進軸、後部終
減速機等を経て、図示しない後車輪側に伝達されるもの
である。
前記前部終減速機4に連絡するトランスファ6の入力
軸16上には例えばトランスファ6と前部終減速機4とを
区画隔離するオイルシール部44を設ける。
軸16上には例えばトランスファ6と前部終減速機4とを
区画隔離するオイルシール部44を設ける。
そして、前記入力軸16の途中、例えば略中央部位に大
径部46を形成し、前記前部終減速機4とトランスファ6
とを包囲する入力軸軸支体20と大径部46間に環状オイル
シール部44を介設する。このオイルシール部44によって
内部を変速機側である前部終減速機4側の第1空間部48
とトランスファ6側の第2空間部50とに区画分離する。
径部46を形成し、前記前部終減速機4とトランスファ6
とを包囲する入力軸軸支体20と大径部46間に環状オイル
シール部44を介設する。このオイルシール部44によって
内部を変速機側である前部終減速機4側の第1空間部48
とトランスファ6側の第2空間部50とに区画分離する。
前記前部終減速機4側の第1空間部48内に潤滑油とし
て、前気前側差動機4側の第1空間部28内に潤滑油とし
て低粘性のATF(オートマチック・トランスミッション
・フイルド、自動変速機油)を供給するとともに、トラ
ンスファ6側の第2空間部50内には高粘性の潤滑油たる
ギヤオイルを供給する。
て、前気前側差動機4側の第1空間部28内に潤滑油とし
て低粘性のATF(オートマチック・トランスミッション
・フイルド、自動変速機油)を供給するとともに、トラ
ンスファ6側の第2空間部50内には高粘性の潤滑油たる
ギヤオイルを供給する。
また、前記トランスファ6の入力軸16の一端16aを軸
支する入力軸第1軸受26をラジアル円筒、あるいは針状
ころ軸受とするとともに、他端16bをピニオンギヤ38を
介して軸支する入力軸第2軸受28をラジアル玉軸受と
し、このラジアル玉軸受である入力軸第2軸受28外周に
トランスファ6の本体14を形成するリテーナ52を設け、
リテーナ52を取り付ける際に第1シム54を介在する構成
とする。
支する入力軸第1軸受26をラジアル円筒、あるいは針状
ころ軸受とするとともに、他端16bをピニオンギヤ38を
介して軸支する入力軸第2軸受28をラジアル玉軸受と
し、このラジアル玉軸受である入力軸第2軸受28外周に
トランスファ6の本体14を形成するリテーナ52を設け、
リテーナ52を取り付ける際に第1シム54を介在する構成
とする。
詳述すれば、リテーナ52は、第2、3図に示す如く、
外部に本体14への組付用第1ボルト孔部56、入力軸16の
他端16bを包囲するカバー部58と取付ける取付用第2ボ
ルト孔部60とを有し、内部には前記入力軸第2軸受28を
保持する段差部62が形成されている。
外部に本体14への組付用第1ボルト孔部56、入力軸16の
他端16bを包囲するカバー部58と取付ける取付用第2ボ
ルト孔部60とを有し、内部には前記入力軸第2軸受28を
保持する段差部62が形成されている。
また、前記入力軸16の他端16bにネジ部64が刻設さ
れ、このネジ部64にはナット66が係合される。
れ、このネジ部64にはナット66が係合される。
前記トランスファ6の本体14は、入力軸軸支体20とリ
テーナ22と出力軸軸支体24とからなり、入力軸軸支体20
に出力軸軸支体24を取付ける際には、第2シム68が介設
される。
テーナ22と出力軸軸支体24とからなり、入力軸軸支体20
に出力軸軸支体24を取付ける際には、第2シム68が介設
される。
なお符号70は前記リテーナ52を入力軸軸支体20に取付
ける取付用第1ボルト、72は前記カバー部58をリテーナ
52に取付ける取付用第2ボルト、74は前記入力軸軸支体
20と出力軸軸支体24と取付ける取付用第3ボルトであ
る。
ける取付用第1ボルト、72は前記カバー部58をリテーナ
52に取付ける取付用第2ボルト、74は前記入力軸軸支体
20と出力軸軸支体24と取付ける取付用第3ボルトであ
る。
次に作用について説明する。
前記トランスファ6の組付においては、リテーナ52の
段差部62に入力軸第2軸受28を保持させ、次にピニオン
ギヤ38を入力軸第2軸受28内に軸支させ、ピニオンギヤ
38内には前記入力軸16の一端16aを挿入する。
段差部62に入力軸第2軸受28を保持させ、次にピニオン
ギヤ38を入力軸第2軸受28内に軸支させ、ピニオンギヤ
38内には前記入力軸16の一端16aを挿入する。
そしてこのとき、本体14の入力軸軸支体20加工時に測
定されたマウンティングディスタンス(MD)に合致すべ
く第1シム54を介してリテーナ52を本体14の入力軸軸支
体20に第1ボルト70によって取付ける。
定されたマウンティングディスタンス(MD)に合致すべ
く第1シム54を介してリテーナ52を本体14の入力軸軸支
体20に第1ボルト70によって取付ける。
次に、前記リングギヤ40に合致する第2シム68を介設
しつつ入力軸軸支体20に出力軸軸支体24を第3ボルト74
によって取り付け、前記トランスファ6の組付作業を終
了させる。
しつつ入力軸軸支体20に出力軸軸支体24を第3ボルト74
によって取り付け、前記トランスファ6の組付作業を終
了させる。
これにより、前記本体14の入力軸軸支体20加工時に測
定されたマウンティングディスタンス(MD)に合致すべ
く第1シム54を調整するのみで、第1シム54によってマ
ウンティングディスタンス(MD)調整を行うことがで
き、実用上有利である。
定されたマウンティングディスタンス(MD)に合致すべ
く第1シム54を調整するのみで、第1シム54によってマ
ウンティングディスタンス(MD)調整を行うことがで
き、実用上有利である。
また、熱膨張による入力軸16のマウンティングディス
タンス(MD)の変化を一端16a側のラジアル円筒ころ軸
受からなる入力軸第1軸受26によって抑制することがで
きることにより、熱膨張時のマウンティングディスタン
ス(MD)調整が不要となり、使い勝手を向上し得るもの
である。
タンス(MD)の変化を一端16a側のラジアル円筒ころ軸
受からなる入力軸第1軸受26によって抑制することがで
きることにより、熱膨張時のマウンティングディスタン
ス(MD)調整が不要となり、使い勝手を向上し得るもの
である。
更に、第1、第2シム54、68の数量を従来に比し小と
することができるとともに、取付用第1ボルト70による
リテーナ52を入力軸軸支体20に取付ける際に第1シム54
を介設することにより、組付時の寸法の管理箇所を小と
することができ、寸法管理を容易に行うことができると
ともに、第1シム54の交換が容易となり、実用上有利で
ある。
することができるとともに、取付用第1ボルト70による
リテーナ52を入力軸軸支体20に取付ける際に第1シム54
を介設することにより、組付時の寸法の管理箇所を小と
することができ、寸法管理を容易に行うことができると
ともに、第1シム54の交換が容易となり、実用上有利で
ある。
[発明の効果] 以上詳細に説明した如くこの発明によれば、トランス
ファの入力軸の一端をラジアル円筒ころ軸受により軸支
して設け、他端をピニオンギヤを介してラジアル玉軸受
により軸支して設け、ラジアル玉軸受外周にトランスフ
ァの本体を形成するリテーナを設けるとともに、リテー
ナを取り付ける際にシムを介在する構成としたので、リ
テーナを取り付ける際に介在したシムを調整するのみ
で、マウンティングディスタンス(MD)調整を行い得
る。また、熱膨張による入力軸の変化を一端側のラジア
ル円筒ころ軸受によって抑制することができることによ
り、熱膨張時のマウンティングディスタンス(MD)調整
が不要となり、使い勝手を向上し得る。更に、組付時の
寸法の管理箇所を小とすることができることにより、寸
法管理を容易に行うことができ、実用上有利である。
ファの入力軸の一端をラジアル円筒ころ軸受により軸支
して設け、他端をピニオンギヤを介してラジアル玉軸受
により軸支して設け、ラジアル玉軸受外周にトランスフ
ァの本体を形成するリテーナを設けるとともに、リテー
ナを取り付ける際にシムを介在する構成としたので、リ
テーナを取り付ける際に介在したシムを調整するのみ
で、マウンティングディスタンス(MD)調整を行い得
る。また、熱膨張による入力軸の変化を一端側のラジア
ル円筒ころ軸受によって抑制することができることによ
り、熱膨張時のマウンティングディスタンス(MD)調整
が不要となり、使い勝手を向上し得る。更に、組付時の
寸法の管理箇所を小とすることができることにより、寸
法管理を容易に行うことができ、実用上有利である。
第1〜3図はこの発明の実施例を示し、第1図はトラン
スファの要部拡大断面図、第2図は第3図のII−II線に
よる断面図、第3図はリテーナの正面図である。 第4、5図はこの発明の従来技術を示し、第4図は車両
の動力伝達系の概略説明図、第5図はトランスファの要
部拡大断面図である。 図において、6はトランスファ、14は本体、16は入力
軸、16aは一端、16bは他端、20は入力軸軸支体、24は出
力軸軸支体、26は入力軸第1軸受、28は入力軸第2軸
受、34は前部終減速歯車、36は被動歯車、38はピニオン
ギヤ、40はリングギヤ、42は接続具、48は第1空間部、
50は第2空間部、52はリテーナ、54は第1シム、56は第
1ボルト孔部、58はカバー部、60は第2ボルト孔部、62
は段差部、64はネジ部、66はナット、68は第2シム、70
は第1ボルト、72は第2ボルト、74は第3ボルトであ
る。
スファの要部拡大断面図、第2図は第3図のII−II線に
よる断面図、第3図はリテーナの正面図である。 第4、5図はこの発明の従来技術を示し、第4図は車両
の動力伝達系の概略説明図、第5図はトランスファの要
部拡大断面図である。 図において、6はトランスファ、14は本体、16は入力
軸、16aは一端、16bは他端、20は入力軸軸支体、24は出
力軸軸支体、26は入力軸第1軸受、28は入力軸第2軸
受、34は前部終減速歯車、36は被動歯車、38はピニオン
ギヤ、40はリングギヤ、42は接続具、48は第1空間部、
50は第2空間部、52はリテーナ、54は第1シム、56は第
1ボルト孔部、58はカバー部、60は第2ボルト孔部、62
は段差部、64はネジ部、66はナット、68は第2シム、70
は第1ボルト、72は第2ボルト、74は第3ボルトであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】四輪駆動車の前後車輪への回転力の差動を
調整するトランスファを有するパワーユニットにおい
て、トランスファの入力軸の一端をラジアル円筒ころ軸
受により軸支して設け、他端をピニオンギヤを介してラ
ジアル玉軸受により軸支して設け、このラジアル玉軸受
外周にトランスファの本体を形成するリテーナを設ける
とともにリテーナを取り付ける際にシムを介在する構成
としたことを特徴とするパワーユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2082227A JP2857911B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | パワーユニット |
KR1019910003929A KR910016535A (ko) | 1990-03-29 | 1991-03-12 | 파워유니트 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2082227A JP2857911B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | パワーユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03281436A JPH03281436A (ja) | 1991-12-12 |
JP2857911B2 true JP2857911B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13768524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2082227A Expired - Fee Related JP2857911B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | パワーユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857911B2 (ja) |
KR (1) | KR910016535A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6160478B2 (ja) * | 2013-12-26 | 2017-07-12 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の駆動装置 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP2082227A patent/JP2857911B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-03-12 KR KR1019910003929A patent/KR910016535A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03281436A (ja) | 1991-12-12 |
KR910016535A (ko) | 1991-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050245342A1 (en) | Differential carrier assembly | |
US4703671A (en) | Differental locking mechanism for a final reduction gear | |
EP1286079B1 (en) | Drive assembly with mounting for rotating axle | |
JPH04228953A (ja) | トルク・トランスファ・ケース | |
KR20060061202A (ko) | 일체형 센서 탑재부 및 센서 표적물을 구비하는 차축 | |
US7500934B2 (en) | Drive system and method of assembly thereof | |
JPWO2004092617A1 (ja) | 支持構造及び支持構造を備えたギア機構 | |
US5588931A (en) | Planetary reducer and wheel bearing unit | |
JPS6255229A (ja) | 四輪駆動用動力伝達装置 | |
US5983497A (en) | Method for forming a vehicle driveshaft tube | |
GB2089931A (en) | Epicyclic gearing drive for dredger drum | |
JPS6318525B2 (ja) | ||
JP2857911B2 (ja) | パワーユニット | |
US6840882B2 (en) | Inter-axle differential assembly for a tandem drive axle set | |
US4790210A (en) | Bearing of an idler gear of an all-wheel transfer transmission | |
JPH0425193B2 (ja) | ||
JP4994298B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
US7051619B1 (en) | Vehicle axle assembly with internally-splined input shaft | |
CN100447446C (zh) | 用于动力传动装置的连接结构与连接方法 | |
JP3115309B2 (ja) | 減速機 | |
JPH10100701A (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
JPH0517486Y2 (ja) | ||
JP2002211262A (ja) | 車両のトランスファ装置 | |
JP2005225255A (ja) | 駆動軸の支持構造 | |
JPH05280594A (ja) | 差動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091204 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |