JP2857475B2 - 被搬送物の幅寄せ装置 - Google Patents

被搬送物の幅寄せ装置

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JP2857475B2
JP2857475B2 JP2180506A JP18050690A JP2857475B2 JP 2857475 B2 JP2857475 B2 JP 2857475B2 JP 2180506 A JP2180506 A JP 2180506A JP 18050690 A JP18050690 A JP 18050690A JP 2857475 B2 JP2857475 B2 JP 2857475B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば複写機および印刷機等から排出され
たシートを仕分けしつつ集積するソータなどに組込まれ
て、そのシートなどの被搬送物を片側に幅寄せつつ搬送
するための被搬送物の幅寄せ装置に関する。
[従来の技術] 被搬送物を揃えることを必要とする装置として、例え
ばスティプラ付ソータにおいては、スティプラによる綴
じ合わせを見栄えよく行うために、綴じ合わせの前に、
各シートを片側に幅寄せして正確に揃えておくことが必
要である。
従来、このようなスティプラ付ソータにおけるシート
の幅寄せ装置としては、トレイの片側および基端側のみ
に規制部材を設けると共に幅寄せガイドを設け、トレイ
上に排出されたシートをこの幅寄せガイドで規制部材側
に押し付けることによってシート揃えを行うものが知ら
れている。また、このようなスティプラ付ソータ以外に
おいて用いられている被搬送物の幅寄せ装置としても、
同様の幅寄せガイドを被搬送物に押し付ける方式のもの
が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来の幅寄せ装置にあっては、
幅寄せガイドによってシートなどの被搬送物を規制部材
側に押し付ける際に、その被搬送物が折れたり切れたり
して破損するという問題があった。
さらに、サイズの異なる被搬送物を混在させて揃える
ことが不可能であるという欠点もある。
本発明の目的はかかる従来装置の有する問題を解消
し、被搬送物のサイズの如何にかかわらず正確にかつ、
短時間で幅寄せ揃えができる被搬送物の幅寄せ装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、少なく
とも側壁が設けられた被搬送物受取り位置に向って被搬
送物を搬送する搬送ライン上に位置し、かつ被搬送物の
搬送方向が変更可能な搬送ローラと、該搬送ローラの向
きを前記被搬送物受取り位置の側壁と平行な直進方向お
よび該側壁に向う傾め方向に変更する変更手段と、前記
搬送ローラへの被搬送物の到達を検出し、かつその検出
をしたときに前記搬送ローラの向きを傾め方向に変更さ
せるように前記変更手段を動作させる第1の制御手段
と、被搬送物が前記被搬送物受取り位置の側壁に当たる
位置にまで搬送されたことを検出し、かつその検出をし
たときに前記搬送ローラの向きを直進方向に変更させる
ように前記変更手段を動作させる第2の制御手段とを備
えてなることを特徴とする。
[作 用] 本発明の被搬送物の幅寄せ装置は、被搬送物を搬送す
る搬送ローラの向きを所定のタイミングで変えることに
よって、被搬送物を搬送しつつそれを片側に寄せてその
被搬送物を正確に、かつ短時間で揃えるように幅寄せす
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつつ説明す
る。なお、以下に説明する実施例は、スティプラ付ソー
タに組込まれて、シートを被搬送物とする幅寄せ装置へ
の適用例である。
本発明の一実施例を第1図ないし第25図に示す。細部
構造を説明する前に、本発明の実施例にかかるスティプ
ラ付ソータの外観を示す第1図ないし第3図に基づき、
まず、概略を説明する。
図において、Aは本体ケーシング、Bは本体ケーシン
グAから突出し上下移動可能に配設された複数個のトレ
イである。CおよびDは該複数個のトレイを順次シフト
してシート排出可能な拡開状態に保持する一対のゼネバ
ホイール、Eは本体ケーシングA内に設けられたスティ
プラである。
次に、第4図以下に基づき細部構造を説明するが、第
4図において、理解を容易とするために矢印FR,RR,RHお
よびLHの各方向をそれぞれ前、後、右および左方向とし
て説明する。
「本体ケーシングAについて」 図において、10は本体ケーシングAに収容されたメイ
ンフレームであり、本体ケーシングAの両側に沿って鉛
直に起立した右サイドフレーム10Aおよび左サイドフレ
ーム10Bとからなる。サイドフレーム10Aおよび10Bに
は、それぞれトレイを案内するための第1のスロット10
Cおよび10Dと、後述するトレイキャリアを案内するため
の第2のスロット10Eおよび10Fが形成されている。第1
のスロット10Cおよび10Dはそれぞれ、その両端が鉛直で
あり、中央において後述するゼネバホイールの半径に対
応させて形成された円弧状部10C1,10C2および10D1,10D2
を有している。一方、第2のスロット10Eおよび10Fは鉛
直方向に延在している。
「トレイBについて」 12は前述のトレイBであり、複数個(121〜12n)が後
述するトレイキャリア内において鉛直方向に積重ねられ
ている。トレイ12には、第8図に示すように、底壁12A
に対し右側および後側においては上向きに直角に側壁12
Bおよび12Dが、左側においては下向きに直角に右側壁12
Bに較べより高い側壁12Cが、それぞれ一体的に形成され
ている。
トレイ12にこのように上向きの側壁12Bおよび下向き
の側壁12Cを形成することにより、トレイ12の上下方向
の断面係数を大きくして強度をあげることができるので
板厚を薄くすることが可能となる。
そして、右後隅部には後述するシートのスティプル作
動のための切欠き12Eが、前部にはシートの取出しを容
易とするための切欠き12Fがそれぞれ形成されている。
右側壁12Bおよび後側壁12Dは、それぞれその延長線が
切欠き12Eにおいて直交する。
さらに、底壁12Aの右後端側および左側壁12Cの後端側
には水平方向に向けて後トレイピン12Gおよび12Hは設け
られ、それぞれ前述の第1のスロット10Cおよび10Dに上
下に移動可能に係合されている。また、底壁12Aの右前
端側および左側壁12Cの前端下部の水平壁12Iにも、水平
方向に向けて前トレイピン12Jおよび12Kが設けられ、そ
れぞれ以下に述べるトレイキャリアの前ガイド部材14に
摺動自在に係合されている。なお、12Lおよび12Mは、右
側壁12Bおよび左側壁12Cから水平に外方に延出する安全
板であり、積重ねられるトレイ12の相互間にオペレータ
ーの手が不用意に入ることを防ぐようになっている。
「トレイBの保持機構について」 トレイ12は、第8図に示すようなトレイキャリア15内
に積重ねられて保持される。このトレイキャリア15にお
ける略L字形の左右のキャリアサイドプレート16および
18はステー19によって連結されており、それらのキャリ
アサイドプレート16および18の後端の上下のガイドピン
16A,16Bおよび18A,18Bは、前述した本体ケーシングAの
第2のスロット10Eおよび10Fに上下動自在にガイドされ
ている。
キャリアサイドプレート16および18の先端に取付けら
れた左右の前ガイド部材14は左右対称形であって、それ
ぞれには、トレイ12の個数(n)に対応する数のガイド
溝14A(14A1〜14An)が側面視にて略V字状に形成され
て、これらの左右ガイド溝14A内にトレイ12の前トレイ
ピン12jおよび12kが摺動自在に係合されている。
また、キャリアサイドプレート16および18の後端上部
に回転自在に取付けられた第1のリンク16Cおよび18Cに
は、ダミーピン16Dおよび18Dを有する第2のリンク16E
および18Eが回転自在に連結されている。それらのダミ
ーピン16Dおよび18Dは、トレイ12の後トレイピン12Gお
よび12Hと同様に、前記本体ケーシング10の第1のスロ
ット10Cおよび10Dに上下に移動自在に係合し、かつ複数
の後トレイピン12Gおよび12Hよりも上方に位置する。ま
た、第1のリンク16Cおよび18Cの相互間と、第2のリン
ク16Eおよび18Eの相互間には、上安全カバー15Aと下安
全カバー15Bが架け渡されていて、オペレータの手が不
用意に入ることを防ぐようになっている。
また、キャリアサイドプレート16および18の後端上部
には、レジストピン16Fおよび18Fが上下に位置調整可能
に取付けられている。これらのレジストピン16Fおよび1
8Fは、前記本体ケーシング10の第1のスロット10Cおよ
び10Dに上下動自在に係合し、かつダミーピン16Dおよび
18Dの上方に圧接するように位置調整されて取付けられ
る。これにより、複数の後トレイピン12Gおよび12Hとダ
ミーピン16Dおよび18Dは、キャリアサイドプレート16お
よび18の下側後端16Gおよび18Gとレジストピン16Fおよ
び18Fとの間に強く挟まれて、第1のスロット10Cおよび
10D内に密に押し込められている。
「本体ケーシングA内のシート搬送機構について」 本体ケーシングA内には、複写機などから排出された
シートをトレイ12上に搬送するための搬送機構が装備さ
れている。
第5図において、20はメインフレーム10に固定された
上下2枚のガイドプレート20Aおよび20Bにて構成される
搬送ガイドであり、この搬送ガイド20の入口部は不図示
の複写機などのシート排出口に位置すように設定され、
出口部には、第11図に示すような紙寄せ機構が備えられ
ている。
この紙寄せ機構は、上方のガイドプレート80A側に位
置する複数のピンチローラ82と、下方のガイドプレート
80B側に位置する複数のフィードローラ84との間にて、
シートS(S1,S2)を搬送しつつ第12図中の下方へ寄せ
るようになっている。第12図において、シートS1は横向
きA4サイズのシートであり、シートS2は縦向きA4サイズ
のシートである。
ピンチローラ82は、板ばね86によって上方のガイドプ
レート80Aに回転自在に取り付けられている。またフィ
ードローラ84は、ピボットローラ88を介してローラ軸90
に取り付けられており、それらのローラ軸90はケース92
の左右の側板92Aおよび92Bの間に回転自在に支持されて
いる。ピボットローラ88は、ローラ軸90の回転をフィー
ドローラ84に伝達し、かつフィードローラ84の向きを変
更可能とする等速ジョイントである。
ケース92の上板92C上の左右には、上下方向のピン94A
および94Bによって第1のリンク96Aおよび96Bの中間部
が回転自在に支持されている。それら第1のリンク96A
および96Bは、中間部がスプリング98Aおよび98Bによっ
て下方に付勢されて浮き上がりが防止されており、また
両端部同士間には第2のリンク100Aおよび100Bが連結さ
れている。
第2のリンク100Aおよび100Bには、フィードローラ84
に対応する数のローラガイド102に取付けられた弾性の
アーム102Aが係合されている。ローラガイド102は、そ
の支軸102Bがケース92の上板92Cに回転自在に支持され
ていて、弾性のアーム102Aを介して伝達される第2のリ
ンク100Aおよび100Bの左右方向の動きに応じて回転す
る。また、このローラガイト102には、第14図の正面視
にて略U字状のローラ規制部102Cが設けられており、こ
のローラ規制部102Cによって、対応するフィードローラ
84の両側をその回転を阻止しないように挟んでいる。し
たがってローラガイド102は、その回転角度だけフィー
ドローラ84の向きを変更することになる。ローラガイド
102から水平に延出するガイドアーム102Dの先端のガイ
ドピン102Eは、ケース92の上板92Cに形成されたガイド
溝92Dにガイドされており、これによってローラガイド1
02の回転範囲が規制されている。本例の場合は、フィー
ドローラ84を第12図中の実線の位置から同図中2点鎖線
の位置までの15゜だけ回転させるように、ローラガイド
102の回転範囲が規制されている。
第2のリンク100Aは、ケース92の上板92Cを下方へ貫
通するライドアーム100Cを介して電磁ソレノイド104に
連結されていて、このソレノイド104の動作と復帰スプ
リング106の復帰力によって左右方向に移動する。また
2本のローラ軸90の右端には、それぞれ従動プーリ106
が取り付けられており、これらの従動プーリ106と、ケ
ース92の側板92Aに取り付けられた搬送モータ108の駆動
プーリ110との間には、タイミングベルト112が架け渡さ
れていて、2本のローラ軸90が同じシート搬送方向に回
転する。
またケース92の上板92Cの中央の切起し部92Eには、シ
ートSの中央部の通過を検出する第1の通過センサ114
が備えられている。本例の場合、この第1の通過センサ
114は、第15図に示すように、上下のガイドプレート80A
および80Bの間に位置するレバー114AがシートSによっ
て押し倒されることによってリミットスイッチが動作す
る構成となっている。なお、第13図においては第1の通
過センサ114の図示は省略している。また、下方のガイ
ドプレート80Bの右端には、第11図に示すように、シー
トSの右側部の通過を検出する第2の通過センサ116が
備えられている。本例の場合、この第2の通過センサは
光センサである。
「トレイCのシフト機構について」 メインフレーム10のサイドフレーム10Aおよび10Bに
は、それぞれその外側に、前にCおよびDとして述べ
た、一対のゼネバホイール40および42が回転自在に設け
られている。
いま、一対のゼネバホイール40および42はそれぞれ左
右勝手違いに設けられているので、代表的に右側のもの
について説明する。また、この右側のゼネバホイール40
における上下一対のゼネバホイール部に上から順に1お
よび2の付字を付してそれぞれ区別する。
すなわち、第4図において、各ゼネバホイール401
よび402はサイドフレーム10Aに回転自在に設けられた軸
40A(40A1および40A2)に固設され、同軸40Aに固設され
た歯車40B(40B1および40B2)と一体的に回転する。一
対のゼネバホイール40の各々、および歯車40Bの各々
は、それぞれ同一径であり、歯車40B1および40B2は歯車
40B3にそれぞれ噛合っている。そして、ゼネバホイール
40の各々にはそれぞれ1つ、トレイピン12Gが係合する
溝40C(40C1および40C2)が形成されている。さらに、
各軸40A1および40A2はスロット10Cの垂直部と平行な一
直線上に配置されている(第21図参照)。
また、各ゼネバホイール401および402はその各溝40C1
および40C2が後述する位相差をもって回転するように配
置されている。
さらに、下方の軸40A2に取付けられた従動プーリ41
と、サイドフレーム10Aおよび10Bに軸44でもって回転自
在に支承された伝達プーリ46との間にはタイミングベル
ト47が架け渡されている。また、軸44に取付けられた伝
達プーリ48には、第6図に示すように、サイドフレーム
10Bに固設されたモータ50の出力軸に固着された駆動歯
車52が噛合っている。そして、第6図に示すように、軸
44の左側端部にも伝達プーリ46が固着されており、この
伝達プーリ46は、タイミングベルト47を介して、左側の
一対のゼネバホイール42の従動プーリ41に連結されてい
る。
しかして、このゼネバホイール40および42の溝40Cお
よび42Cに後述する如く後トレイピン12Gおよび12Hがそ
れぞれ係合可能とされている。本実施例では左右のゼネ
バホイール40および42の取付高さは等しいけれど、右側
トレイピン12Gは底面12Aと同じ高さに、左側トレイピン
12Hは左側壁12Cの下端縁の高さに設けられている。
この結果、トレイ12の底面12Aは右下がりに傾斜する
と共に後下がりに傾斜した状態、すなわち、切欠き12E
が最下方に位置する状態で保持されることになる。
そこで、モータ50が回転すると左右の伝達プーリ46は
それぞれ同方向に回転する。
この回転により一対のネゼバホイール40および42も互
いに回転し、トレイ12の後トレイピン12Gおよび12Hがゼ
ネバホイール40および42の溝40Cおよび42Cに係合し、第
1のスロット10Cおよび10Dの円弧状部10C1,10C2および1
0D1,10D2に沿って上側に持上げられることになり、トレ
イ12の後側の拡開状態が得られる。また、第1のスロッ
ト10Cおよび10D内に沿う後トレイピン12Gおよび12Hの移
動に伴って、ダミーピン16Dおよび18Dとレジストピン16
Fおよび18Fが移動し、そのレジストピン16Fおよび18Fの
移動によって、トレイキャリア15が第2のスロット10E
および10Fに沿って移動する。
尚、右側の上方の軸40A1には、溝40C1と所定の位置合
わせされたカム54が固設されており、このカム54と対応
した位置のサイドフレーム10Aに上方のゼネバホイール4
01の停止位置を検出するための位置検出スイッチ56が設
けられている。
この位置検出スイッチ56はカム54がその作動レバー56
Aに当接したときスイッチ動作を行う。
また、スロット10Cの下端近傍のサイドフレーム10Aに
取付けられた下限検出スイッチ58は、ダミーピン16Dお
よび18Dが一対のゼネバホイール40および42の上側のゼ
ネバホイール401および421の溝40C1および42C1内に位置
し、かつ上述の位置検出スイッチ56が停止位置を検出し
たときに、最下位の後トレイピン12Gが作動レバー58Aに
当接することによってスイッチ動作する。
「トレイCの引出し機構について」 次に、所定のトレイ12に積載されたシートのスティプ
ル作動を行うためにそのトレイ12を引出すトレイ引出し
機構につき説明する。
トレイ引出し機構は、サイドフレーム10Aおよび10Bに
設けられた第1のスロット10Cおよび10Dと上述の一対の
ゼネバホイール40および42との組合わせにより構成され
る。それぞれ左右勝手違いであるので、代表的に右側の
機構について説明する。
まず、第21図に示すように、前述のサイドフレーム10
Aには両端が垂直で中央部に円弧状部10C1および10C2
有する第1のスロット10Cが連続的に形成されている。
この円弧状部10C1および10C2はそれぞれゼネバホイール
401および402の溝40C1および40C2の円弧跡の1/4周とそ
れぞれ重なるように形成され、さらに両ゼネバホイール
401および402の共通接線方向に延長された延長部10C3
もって連続されている。かくて、トレイ12はシフト作動
を行いながらスロット10Cに案内されてゼネバホイール4
0の直径のほぼ3/4分後方(第21図中の右方)に引出され
ることになる。
なお、この延長部10C3の奥部には限りスプリング10G
の端部が位置していて、溝40C1あるいは40C2から外れた
後トレイピン12Gをゼネバホイール401および402の外周
面に押しつけ、その後トレイピン12Gを一時的に保持す
るように機能する。
「スティプラEについて」 スティプラEは、上述したトレイ引出し機構によって
後方に引出されたトレイ12の後隅部の切欠き12Eと対向
する位置に固定配備されていて、その切欠き12Eの上に
位置するシートSの部分に対してのスティプル作動をす
る。
スティプラEとしては、例えば、米国スウイングライ
ン社製の5000シリーズや同じく5000シリーズの電動ステ
ィプラなどを用いることができる。
「紙押え機構について」 スティプラEの近傍位置には、スティプラ対象のシー
トを押える紙押え機構が備えられている。
その紙押え機構は第17図に示すように構成されてお
り、所定位置に固定されたベースプレート60に植設され
た複数のガイドピン60Aがスライドプレート62の長孔62A
に嵌合することによって、そのスライドプレート62が前
後方向にスライド自在となっている。ベースプレート60
の前端とスライドプレート62の後端との間には、スライ
ドプレート62を前方に付勢するスプリング64が張設され
ている。更に、スライドプレート62に植設された2本の
ガイドピン62Bがスライダ66の2つの長孔66Aに嵌合する
ことによって、そのスライダ66が前後方向にスライド自
在となっている。スライダ66の前端には、前述したトレ
イ引出し機構によって後方に引出されるトレイ12の後側
壁12Dと当接して後方に押されるタッチプレート66Bが取
付けられている。
また、スライドプレート62の前側位置に植設された支
持ピン62Cには、紙押えレバー68の中間部が回転自在に
支持されている。紙押えレバー68の前端は湾曲して前方
に延在し、その先端には押えローラ68Aが回転自在に支
持されている。
紙押えレバー68の後端は、第1および第2のリンク70
および72を介してスライダ66に連繋されている。すなわ
ち、第1および第2のリンク70および72は、スライドプ
レート62に植設された支持ピン62Dおよび62Eに、それぞ
れ回転自在に支持されていて、それぞれの一端同士が連
結ピン74によって連結されている。かつ、第1リンク70
の他端に形成された長孔70Aが紙押えレバー68の後端の
連結ピン68Bと嵌合すると共に、第2リンク72の他端に
形成された長孔72Aがスライダ66の中間部の連結ピン66C
と嵌合している。
また、第1のリンク70の一端側とスライドプレート62
の後端との間にはスプリング76が張設されている。した
がって、スライダ66が前方へ付勢され、かつ紙押えレバ
ー68は、その先端の押えローラ68Aを持ち上げる方向に
付勢されることになる。
従って、前述したトレイ引出し機構によってトレイ12
が後方に引出されて、その後側壁12Dが第18図中の整列
位置P0から中途の引出し位置P1を経て、最大の引出し位
置P2まで移動する間に、まず、スライドプレート62に対
してスライダ66が後方に押されて移動し、紙押えレバー
68が第19図に示すように左方へ回転してトレイ12上のシ
ートを下方へ押し、それから第20図に示すように、ベー
スプレート60に対してスライドプレート62とスライダ66
とが後方へ移動し、紙押えレバー68が、トレイ12上のシ
ートを押え付けたままトレイ12と共に後方へ移動するこ
とになる。
そして、トレイ12が最大に引出されたときに、その後
隅部の切欠き12E上に位置するシートの部分が上下のシ
ートガイド77Aおよび77Bの間にガイドされ、そしてステ
ィプルされる。シートガイド77Aおよび77Bは、本体ケー
シングAの定位置に固定されている。また、このシート
ガイド77Aおよび77Bには、第5図に示すように、スティ
プル位置におけるシートの有無を検出する光センサ78が
備えられている。
「作動の説明」 次に上記構成になる本発明の第1実施例の作動につき
説明する。
まず、不図示の複写機などのホスト装置から、複写さ
れる文書の頁数および部数などの情報が、本体ケーシン
グAに設けられた不図示のマイクロコンピュータなどで
構成されるソータ制御部に送られてくると、モータ50が
起動され、一対のゼネバホイール40および42がそれぞれ
同方向に回転する。そして、それぞれの溝40Cおよび42C
に後トレイピン12Gおよび12Hを係合させることによりト
レイ12を順次下方へシフト動作させ、第7図に示すよう
に最上段のトレイ121を紙寄せ機構のガイドプレート80A
および80Bの出口部の下に位置させる、いわゆるトレイ
イニシャル状態となる。
本実施例では、このトレイイニシャル状態は、第7図
に示すように最上段の後トレイ121の後トレイピン12G1
および12H1が、第1のスロット10Cおよび10D内において
下側のゼネバホイール402および422の円周面に当接し、
かつダミーピン16Dおよび18Dが、第9図中の2点鎖線で
示すように上側のゼネバホイール401および402の溝40C1
および42C1にそれぞれ係合し後方へ案内された後、係合
が外れて、スプリング10Gでもって両ゼネバホイール401
および402の外周面に押圧保持された状態と一致する。
この状態のとき、ダミーピン16Dおよび18Dを支持するリ
ンク16C,16Eおよび18C,18Eは、第9図中2点鎖線で示す
ように最大角開いた状態となる。尚、このようなトレイ
イニシャル状態は、最下位の後トレイピン12Gが下限検
出スイッチ58を動作させることにより検出され、不図示
のシフト段数のカウンタが零にリセットされる。
そして、複写が行なわれたシートは搬送ガイド20に導
入され、モータ32でもって駆動されている紙寄せ機構の
ピンチローラ82およびフィードローラ84でもって、まず
最上段のトレイ121上に排出される。
その際、紙寄せ機構は、フィードローラ84の向きを第
23図のフローチャートに示した制御手順にしたがって変
更する。
すなわち、まずステップS1にて紙寄せ機構を初期化
し、フィードローラ84の向きを前方(第12図中の左方)
に規制すると共に、それを駆動する。そして、ステップ
S2にて第1の通過センサ114がシートを検出するのを待
って、ステップS3にてフィードローラ84の向きを15゜だ
け右方(第12図中の下方)に変更する。それから、ステ
ップS4にて第2の通過センサ116がシートのエッジを検
出するのを待って、ステップS5にてフィードローラ84の
向きを元に戻し、そして再びステップS2に戻る。
このような紙寄せ機構の動作によってシートは右方
(第12図中の下方)に寄せられ、そしてトレイ12上に排
出される。トレイ12上に排出されたシートは更にその自
重によりトレイ12の傾斜に沿って滑落し、右側壁12Bお
よび後側壁12Dに規制されて整列される。
そして、第1の通過センサ114がシートの通過を検出
する毎に、制御部はモータ50を起動する信号を送り、一
対のゼネバホイール40および42を回転させて最上段のト
レイ121を上方にシフトさせる。
このトレイのシフト作動および後方への引出し作動を
第21図および第22図を用いて詳細に説明する。
まず、第21図の(A)は上から4番目のトレイ124
対してシートが排出可能な状態にあるときを示してい
る。このとき、4番目のトレイ124の後トレイピン12G4
は下側ゼネバホイール402の円周面と当接している。ま
た、上から3番目の後トレイピン12G3が延長部10C3に位
置すると共に、両ゼネバホイール401,402の溝40C1,40C2
から外れ、スプリング10Gでもってそれらの両円周面に
押圧保持されている。これにより、3番目および4番目
のトレイ123および124の間が開かれた拡開状態にある。
尚、このとき各ゼネバホイール401および402の各溝40
C1および40C2は、図示の如く後側で所定の位相差をもっ
て位置している。
このような第21図(A)の状態から、各ゼネバホイー
ル40が矢印方向に互いに回転し、第21図(B)の状態に
なると、ゼネバホイール401はその回転途上において溝4
0C1にスプリング10Gにより押込まれ係合された後トレイ
ピン12G3を、スロット10Cの垂直部の入口に案内する。
一方、下側ゼネバホイール402の溝40C2は下方に位置す
る。
そして、第21図(B)の状態からさらにゼネバホイー
ル40がそれぞれ回転すると、3番目の後トレイピン12G3
は、上側ゼネバホイール401の溝40C1との係合が解除さ
れ、かつ同時に、下側ゼネバホイール402の溝40C2には
4番目の後トレイピン12G4が係合され第21図(C)の状
態となる。
そして、第21図(C)の状態からゼネバホイール40が
回転した第21図(D)の状態では、4番目の後トレイピ
ン12G4が下側ゼネバホイール402の溝40C2に係合された
まま、円弧状溝10C2に案内される。
そして、第21図(D)の状態からゼネバホイール40が
さらに回転した第21図(E)の状態では、4番目の後ト
レイピン12G4がスロット10Cの延長部10C3に導かれつつ
下側のゼネバホイール402の溝40C2との係合が解除さ
れ、両ゼネバホイール401、402の両円周面とスプリング
10Gとの間で保持される。
かくして、第21図(A)の状態から各ゼネバホイール
401および402が1回転した第21図(E)の状態までの動
作によって、トレイ12の1段のシフトが完了すると同時
に、次段のトレイ12の後方への引出し作動が行なわれる
ことが理解できる。
また、このようなトレイ12のシフト動作によって、後
トレイピン12Gおよび12Hと共に、ダミーピン16Dおよび1
8Dとレジストピン16Fおよび18Fもシフトし、これにより
トレイキャリア15が同期してシフトすることになる。
本実施例においては、トレイ引出し作動時における後
トレイピン12Gおよび12Hの案内が、両ゼネバホイール40
1および402の共通接線方向に延長された延長部10C3でも
って行なわれるので、トレイ12の後端部の後方への移動
を上下方向の移動をそれ程伴なわずに行なわせることが
できる。
尚、このトレイ12のシフト動作は複写される文書の部
数に対応する所定段数行なわれる。
また、このようなトレイ12のシフト動作に際しては、
トレイ12の後トレイピン12Gおよび12Hが、それぞれスロ
ット10Cおよび10Dに案内されつつ上方に移動すると共
に、前トレイピン12Iおよび12Jが左右のガイド部材14の
ガイド溝14Aに案内されつつ、その傾斜に沿って斜め上
方に持上げられる。ガイド溝14Aの傾斜は第22図からも
明らかなように、同図中右方の後側部分が上方に傾斜す
るV字形に形成されている。これは、排出されるシート
を受けるトレイ12と、その上方に位置して後方に引出さ
れるトレイ12との間隙を大として、シートを受けるトレ
イ12の収容スペースを大きくし、これによってシートの
排出動作を容易とするためである。
かくして、文書の所定頁についての所定部数の複写が
終了すると、トレイ12はモータ50を逆転することにより
トレイイニシャル状態に戻され、次の頁のためのソート
作動が行なわれる。
そして、全ての頁の複写が完了すると、次のスティプ
ル作動に移行する。
このスティプルは、後方へ引出されたトレイ12上のシ
ートに対して行なわれるものであり、そのトレイ12の引
出し作動は、前述の場合と同様にトレイイニシャル状態
から順次トレイ12をシフト作動させると同時に行なわれ
る。
まず、前述したようにトレイイニシャル状態において
は、下限検出スイッチ58のスイッチ動作によりシフト段
数のカウンタが零にリセットされる。そして、この状態
からゼネバホイール40および42の1回転毎にカム54によ
りスイッチ56のスイッチ動作が行なわれることによっ
て、上から何番目のトレイ12が方向への引出し位置にあ
るかが判断される。
そして、所定番目のトレイ12が後方への引出し位置に
あると判断されると、そのトレイ12上にシートがあるこ
とをセンサ78で確認してから、スティプラEによるステ
ィプル動作を実行する。そのためソータ制御部は、第25
図に示すようなブロック構成となっている。
第24図は、トレイ12を1段ずつシフトさせてスティプ
ル動作を実行する場合のフローチャートであり、まず、
トレイ12を後方に引込み(ステップS11)、そのトレイ1
2上のシートの有無をセンサ78によって検出(ステップS
12)。そして、トレイ12上にシートがあることを条件と
してスティプル動作を実行する(ステップS13)。そし
て、このような動作(ステップS11〜S13)を指定回数分
だけ繰り返し、その指定回数に達したという判定(ステ
ップS14)をまって動作を終了する。
ところで、後方に引出されたトレイ12が定位置のステ
ィプラEのスティプル位置に移動する際には、前述した
紙押え機構が動作して、そのトレイ上のシートを下方へ
押し付けて、それがめくれ上がることを防ぐ。したがっ
て、シートは整列されたまま確実にスティプルされるこ
とになる。
尚、上述した第1の実施例においては、トレイ12の横
方向引出し状態においてトレイ12は静止状態に保持され
るので、スティプル作動を確実に行なうことができ、し
かも、ゼネバホイール40,42をその都度停止させる必要
がなくモータ50の負荷を低減させることができる。もち
ろん、モータ50およびゼネバホイール40,42をその都度
停止することも可能であり、この場合にあっても、ゼネ
バホイール40,42の停止位置に多少のばらつきが生じて
も、上述のようにトレイ12は静止状態に保持されている
ので、トレイ12の位置精度は確保される。
また、上述した実施例において、紙寄せ機構のフィー
ドローラ84の向きを制御するための制御手段は、ソート
制御部にて構成する他、シートを排出する複写機等のホ
スト側の制御部にて構成することも可能である。
「変形例」 第26図および第27図に示す実施例は、センサ78の配置
位置を変更したものであり、発光素子および受光素子を
組込んだ対の構成要素78Aおよび78Bが、シートガイド77
Aおよび77Bから離れた位置の上下のアーム79Aおよび79B
に配置されている。本実施例の場合、これらのアーム79
Aおよび79Bは右サイドフレーム10Aと一体にモールド成
形されている。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の被搬送物の幅寄せ装置
は、被搬送物を搬送するための搬送ローラの向きを所定
のタイミングで変えることによって、被搬送物を搬送し
つつそれを片側に寄せる構成であるから、被搬送物を正
確に、かつ、短時間で揃えるように幅寄せを行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による被搬送物の幅寄せ装置を備えたソ
ータの一実施例を示す概略側面図、 第2図は第1図示のソータの概略正面図、 第3図は第1図示のソータの概略平面図、 第4図は第1図示のソータの一部切欠きの斜視図、 第5図は第4図示のソータをさらに切欠いて示す斜視
図、 第6図は第4図のVI矢視図、 第7図は第6図のVII−VII線に沿う断面図、 第8図は第4図示のトレイおよびトレイキャリアの斜視
図、 第9図は第4図示のトレイキャリアの側面図、 第10図は第9図のX矢視図、 第11図は第4図示の紙寄せ機構の分解斜視図、 第12図は第4図示の紙寄せ機構の概略平面図、 第13図は第4図示の紙寄せ機構におけるフィードローラ
駆動部の平面図、 第14図は第13図のXIV矢視図、 第15図は第13図のXV−XV線に沿う断面図、 第16図は第13図のXVI矢視図、 第17図は第4図示の紙押え機構の斜視図、 第18図、第19図および第20図は第4図示の紙押え機構の
動作を説明するための側面図、 第21図は第4図示のトレイ保持機構の動作を説明するた
めの要部の側面図、 第22図は第4図示のトレイ保持機構によるトレイの移動
形態を説明するための要部の側面図、 第23図は第4図示の紙寄せ機構の動作手順を説明するた
めのフローチャート、 第24図は第4図示のスティプラの動作手順を説明するた
めのフローチャート、 第25図は第4図示のスティプラの制御系を説明するため
のブロック構成図、 第26図は本発明の被搬送物の幅寄せ装置を備えたソータ
の他の例を示す正面図、 第27図は第26図のXXVII−XXVII線に沿う断面図である。 A……本体ケーシング、 E……スティプラ、 10……メインフレーム、 10A……右サイドフレーム、 10B……左サイドフレーム、 10C,10D……第1のスロット、 10C1,10C2,10D1,10D2……円弧状部、 10C3……延長部、 10E,10F……第2のスロット、 10G……スプリング、 12,B……トレイ、 12A……底壁、 12E……切欠き、 12G,12H……後トレイピン、 12J,12K……前トレイピン、 14……ガイド部材、 14A……ガイド溝、 15……トレイキャリア、 16……左キャリアサイドプレート、 16A,16B……ガイドピン、 16C……第1のリンク、 16D……ダミーピン、 16E……第2のリンク、 16F……レジストピン、 18……右キャリアサイドプレート、 18A,18B……ガイドピン、 18C……第1のリンク、 18D……ダミーピン、 18E……第2のリンク、 18F……レジストピン、 20……搬送ガイド、 20A,20B……ガイドプレート、 40,C……右一対のゼネバホイール、 40C,40D……溝、 42,D……左一対のゼネバホイール、 42C,42D……溝、 54……カム、 56……位置検出スイッチ、 58……下限検出スイッチ、 60……ベースプレート、 62……スライドプレート、 66……スライダ、 66B……タッチプレート、 68……紙押えレバー、 68A……押えローラ、 70,72……リンク、 80A,80B……ガイドプレート、 82……ピンチローラ、 84……フィードローラ、 90……ローラ軸、 96A,96B……第1のリンク、 100A,100B……第2のリンク、 102……ローラガイド、 102C……ローラ規制部、 102D……ガイドアーム、 102E……ガイドピン、 104……ソレノイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 39/11 B65H 31/34 B65H 9/00 G03G 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも側壁が設けられた被搬送物受取
    り位置に向って被搬送物を搬送する搬送ライン上に位置
    し、かつ被搬送物の搬送方向が変更可能な搬送ローラ
    と、 該搬送ローラの向きを前記被搬送物受取り位置の側壁と
    平行な直進方向および該側壁に向う傾め方向に変更する
    変更手段と、 前記搬送ローラへの被搬送物の到達を検出し、かつその
    検出をしたときに前記搬送ローラの向きを傾め方向に変
    更させるように前記変更手段を動作させる第1の制御手
    段と、 被搬送物が前記被搬送物受取り位置の側壁に当たる位置
    にまで搬送されたことを検出し、かつその検出をしたと
    きに前記搬送ローラの向きを直進方向に変更させるよう
    に前記変更手段を動作させる第2の制御手段と を備えてなることを特徴とする被搬送物の幅寄せ装置。
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