JP2856179B2 - 誤り修整装置及び誤り修整方法 - Google Patents

誤り修整装置及び誤り修整方法

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JP2856179B2
JP2856179B2 JP30894396A JP30894396A JP2856179B2 JP 2856179 B2 JP2856179 B2 JP 2856179B2 JP 30894396 A JP30894396 A JP 30894396A JP 30894396 A JP30894396 A JP 30894396A JP 2856179 B2 JP2856179 B2 JP 2856179B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報を伝送ま
たは記録する場合に用いる誤り修整装置及び誤り修整方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像情報は一般に特定のブロックに分割
して伝送または記録するため、伝送路誤り等でブロック
単位でデータが消失することがあった。これに対して従
来はそのブロックの1ページ(1ページは1フィールド
または複数のフィールドを表わす)前のブロックで置き
換えて修整していた。画像情報はページ間での相関が非
常に大きいため、このような修整によって効率的に消失
したブロックを再現することが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、1ページ前とシーンが変わった場合には
ページ間の相関が減少するため、修整によって大きな歪
を生じる可能性がある。また伝送または記録を繰り返す
ことによって、消失ブロックが増大すると修整されたブ
ロックを用いて更に修整されるブロックが発生し、動き
の大きな画像などで画質劣化を招いていた。
【0004】本発明はこのような従来の誤り修整装置及
び修整方法の課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタル動
画情報の各ページを1フィールドまたは複数のフィール
ドで構成し、各ページ内でデータ分割してブロック化
してブロック毎に伝送または記録する場合において、
送路誤り等でブロックが消失した場合に、そのブロック
のデータが1ページ前の同じ位置にあるブロックのデー
タと1ページ後ろの同じ位置にあるブロックのデータの
どちらに近いかを判断する判断手段と、前記判断手段に
よって選択されたブロックで消失したブロックを置き換
えるブロック置き換え手段とを有することを特徴とする
誤り修整装置である。
【0006】上記のような構成により1ページ前または
1ページ後ろのどちらか相関の大きいブロックで修整で
きるため、ページ間でシーンが変わった場合にも画質劣
化が発生しない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
る。
【0008】図1は、本発明の第1の実施例のブロック
図である。図1において、1は1ページ遅延部、2は
整判断部、3はスイッチ、4は1ページ遅延部である。
【0009】以下にその動作を説明する。伝送または記
録再生されて入力されたブロックは、まず1ページ遅延
部1に入力される。1ページ遅延部1から出力されるブ
ロックは、修整判断部2において誤り訂正または誤り検
出の結果によってそのブロックが消失とされているかど
うかを判断する。消失とされている場合には入力される
1ページ後ろのブロックと、1ページ遅延部4から出力
される1ページ前のブロックとを比較してデータの内容
がどちらに近いかを判断する。
【0010】そしてスイッチ3において、消失でない場
合には、1ページ遅延部1の出力を選択し、消失とされ
ている場合には、修整判断部2で選択されたページの
ロックを選択する。
【0011】スイッチ3で選択されたブロックは、1ペ
ージ遅延部4を介して出力される。ここで修整判断部2
で1ページ前のブロックと1ページ後ろのブロックのど
ちらを選択するかを決定する方法について述べる。画像
情報において空間的に隣接するデータは非常に相関が高
い。
【0012】従って消失したブロックに隣接するブロッ
ク(例えば1つ前のブロック)内のデータを、その隣接
するブロックの1ページ前のブロックと1ページ後ろ
ブロックのどちらに近いかを判断し、その情報を消失し
たブロックの判断に用いる。これによってほとんどの場
合に消失したブロックと相関の高いページのブロックを
選択することが可能になる。またもう1つの方法として
消失とされたブロックのデータを利用する。
【0013】一般に消失とされたデータ内にも実際には
誤っていないデータが多数存在する。従って1ページ前
のブロックと1ページ後ろのブロックのデータを消失と
されたブロックのデータと比較して近いデータが多数存
在するブロックを選択することによって、相関の大きい
ブロックを選択できる。
【0014】本発明によって、1ページ前または1ペー
後ろのどちらか近い方のブロックのデータで修整する
ことが可能になるため、ページ間でシーンが変わった場
合においても画質劣化を最小にすることが可能になる。
【0015】次に図2は、本発明の第2の実施例のブロ
ック図である。図2において、5は1ページ遅延部、6
修整情報検出部、7は修整判断部、8はスイッチ、9
修整情報書き込み部、10は1ページ遅延部である。
【0016】以下にその動作を説明する。伝送または記
録再生されて入力されたブロックは、まず1ページ遅延
部5に入力される。修整情報検出部6では入力される1
ページ後ろのブロックの修整情報と1ページ遅延部10
から出力される1ページ前のブロックの修整情報を検
出して、現在処理しているブロックのデータで過去に修
整されているかどうかを検出し、修整判断部7に入力す
る。1ページ遅延部5から出力されるブロックは、修整
判断部7において誤り訂正または誤り検出の結果によっ
てこのブロックが消失とされているかどうかを判断す
る。そして消失でない場合には、スイッチ8によってそ
のブロックをそのまま選択する。
【0017】このブロックが消失とされている場合に
は、修整情報検出部6から入力される情報によって、過
去にこのブロックで修整したブロック(1ページ前か1
ページ後ろのブロック)が存在する場合には、その修整
されたブロックを選択するようにスイッチ8を制御す
る。過去に修整されたブロックが存在しない場合は、1
ページ前と1ページ後ろのどちらのブロックのデータが
近いかを判断して、スイッチ8によって近い方のデータ
を選択する。
【0018】このようにしてスイッチ8で選択されたブ
ロックは修整情報書き込み部9に入力される。修整情報
書き込み部9では、過去に修整したブロックが存在せず
しかも修整が行われた場合には、どのページ(前か後ろ
か)のブロックで修整したのかという情報を修整情報と
して書き込む。
【0019】修整情報書き込み部9の出力は1ページ遅
延部10を介して出力される。このようにして消失した
ブロックのデータを、過去にそのブロックで修整したブ
ロックのデータで置き換えることによって、全く元のデ
ータを再現することが可能になる。これによって2ペー
ジ連続して同じ位置のブロックが消失となる確率が大幅
に減少するため、伝送や記録を繰り返したときの画質劣
化を改善できる。
【0020】また装置を簡単にするため、修整を常に1
ページ前のブロックで置き換えることに限定することも
可能である。これによって、ページ間の相関を検出する
ことも不要となり、また修整情報は常に1ページ後ろ
ものだけを検出すれば良いことになる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明により、1ページ前
または1ページ後ろのどちらか相関の大きいブロックで
修整できるため、シーンがページ間でシーンが変わった
場合にも画質劣化が発生しない。従って修整による画質
劣化を最小限にとどめることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図
【符号の説明】
1ページ遅延部修整判断部 3 スイッチ4 1ページ遅延部修整情報検出部 9 修整情報書き込み部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル動画情報の各ページを1フィ
    ールドまたは複数のフィールドで構成し、各ページ内で
    データを分割してブロック化してブロック毎に伝送また
    は記録する場合において、伝送路誤り等でブロックが消
    失した場合に、そのブロックのデータが1ページ前の同
    じ位置にあるブロックのデータと1ページ後ろの同じ位
    置にあるブロックのデータのどちらに近いかを判断する
    判断手段と、前記判断手段によって選択されたブロック
    で消失したブロックを置き換えるブロック置き換え手段
    とを有することを特徴とする誤り修整装置。
  2. 【請求項2】 判断手段が、消失したブロックに隣接す
    るブロックのページ間の相関によって判断するように構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の誤り修整
    装置。
  3. 【請求項3】 判断手段が、消失とみなされたブロック
    内のデータを用いてページ間の相関を推定して判断する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    誤り修整装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル動画情報の各ページを1フィ
    ールドまたは複数のフィールドで構成し、各ページ内で
    データを分割してブロック化してブロック毎に伝送また
    は記録する場合において、伝送路誤り等でブロックが消
    失した場合に、そのブロックのデータが1ページ前の同
    じ位置にあるブロックのデータと1ページ後ろの同じ位
    置にあるブロックのデータのどちらに近いかを判断し、
    判断されて選択されたブロックで消失したブロックを置
    き換えることを特徴とする誤り修整方法。
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JPS63299420A (ja) * 1987-05-28 1988-12-06 Nec Corp 画像デ−タ伝送方式

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