JP2855951B2 - 小口径アンテナ用伝送方式 - Google Patents

小口径アンテナ用伝送方式

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JP2855951B2 JP9816392A JP9816392A JP2855951B2 JP 2855951 B2 JP2855951 B2 JP 2855951B2 JP 9816392 A JP9816392 A JP 9816392A JP 9816392 A JP9816392 A JP 9816392A JP 2855951 B2 JP2855951 B2 JP 2855951B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地球局の小口径アンテ
ナ用伝送方式に利用する。特に、中心局にスターネット
ワークを介して接続された衛星通信用小型地球局(以
下、VSATと云う。)の小型アンテナを用いるための
伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VSATシステムは1.2m口径程度の
アンテナを用いた衛星通信システムで、近来そのシステ
ムコストが従来の衛星通信システムに比して安いことか
ら急速に発展してきている。
【0003】しかし、一般に星状(スター)ネットワー
クを構成するVSATシステムではユーザが負担するコ
ストは、中心局や衛星回線使用料はすべての局で均等に
分担するために1局当たりの負担額は一般に小さいが、
各局に設置されるVSATの機器コストおよび設置コス
トはそのまま1局の負担額となるために局当たりのコス
トを支配している。
【0004】上述の設置コストの内特にアンテナの設置
コストが以下のような理由で支配的である。アンテナは
たとえば1.2m口径クラスであったとしてもその開口
面積はかなり大きく台風などで加えられる風圧に対して
十分耐えることができるように設置されなければならな
い。このためにアンテナ設置における基礎工事は十分に
行う必要がある。
【0005】また、アンテナ径が大きい場合にはそれに
相当した設置スペースも必要となり、VSATのように
一般の会社や工務店に設置する場合に支障となることが
あった。
【0006】従来、小口径アンテナ用伝送方式は、通信
を行う場合に回線の得られる信号対雑音比を通信機器の
保証する特性に関連して所定値以上に保たなければなら
ないために、アンテナ径とアンテナ利得とは比例関係に
あることからアンテナ径を小さくした場合にはアンテナ
に給電する電力をアンテナ利得が減少した度合いに応じ
て大きくしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の小口径アンテナ用伝送方式では、通信回線の品質と
してはこの操作によりアンテナ径を小さくしたことによ
るアンテナ利得の減少を防ぐことができるが、以下のよ
うな問題点が発生する。
【0008】最近、衛星通信の発達により通信のための
衛星の個数は飛躍的に増大してきている。しかも通信衛
星のほとんどは静止衛星のために赤道上に配置されてい
る。このために衛星間の間隔は極めて小さくなってきて
いる。たとえば、日本では、4°間隔で民間衛星が配置
されているし、アメリカでは2°間隔で配置されてい
る。
【0009】このような環境下ではVSATの送信する
信号が他の衛星に与える干渉が発生する問題点があっ
た。1.2m口径クラスのアンテナではアンテナの軸外
方向の利得は急速に落ちるために隣接衛星に対する干渉
量はさほどではないが、75cm口径クラスのアンテナ
では軸外方向の利得はさほど減少しない。このためにア
ンテナ口径を小さくしてもアンテナ給電電力を対応して
増加させているために、アンテナの主ビーム方向の実効
放射電力(EIRP)は変わらないことから、隣接衛星
に向かって放射される干渉信号電力は増加する。このた
めに、機器コスト面では低減がはかれることが明確であ
っても小口径アンテナの採用は難しい問題点があった。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するもので、
隣接衛星への干渉が少なく、かつ小口径アンテナを用い
ることができアンテナ設置の費用を大幅に削減できる小
口径アンテナ用伝送方式を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、自局のデータ
を時分割多重回線を介して送信する中心局と、この中心
局の時分割多重信号のタイミング情報に基づき自局のデ
ータの送信タイミングおよびデータ長を制御しスロッテ
イドアロハ回線を介してこの中心局に送信する複数の衛
星通信用の小型地球局とを備えた小口径アンテナ用伝送
方式において、上記中心局は、上記複数の小型地球局が
それぞれ周波数ホッピングを行うための周波数ホッピン
グ情報を生成する生成手段と、この生成された周波数ホ
ッピング情報を自局の時分割多重信号に多重して送信す
る多重手段を含み、上記複数の小型地球局はそれぞれ、
上記送信された時分割多重信号に多重された周波数ホッ
ピング情報を分離する分離手段と、この分離された周波
数ホッピング情報に基づき自局のスロッテイドアロハ信
号に周波数ホッピングを施し返送する返送手段とを含
み、上記中心局は、上記複数の小型地球局から返送され
るスロッテイドアロハ信号をそれぞれ返送されるに要す
る時間遅延する遅延回路と、この遅延された周波数ホッ
ピング情報に基づき上記返送されたスロッテイドアロハ
信号の逆拡散処理を行う逆拡散処理手段とを含むことを
特徴とする。
【0012】また、本発明は、上記生成手段は、ランダ
ム符号を発生する乱数発生回路と、この乱数発生回路の
出力に基づき上記複数の小型地球局に対してそれぞれ周
波数ホッピングする周波数を出力する周波数マッピング
回路とを含み、上記多重手段は、上記周波数マッピング
回路の出力を上記中心局の時分割多重信号に多重する多
重回路と、ここの多重回路の出力を変調して送出する第
一の変調器とを含み、上記分離手段は、上記中心局から
の時分割多重信号を復調する第一の復調器と、この第一
の復調器の出力から上記中心局からの周波数ホッピング
情報を分離する分離回路と、この分離回路の出力に基づ
き拡散データを生成する拡散周波数データ発生回路およ
び第一の周波数シンセサイザと、この第一の周波数シン
セサイザの出力に基づき自地球小型局のスロッテイドア
ロハ信号に周波数ホッピングを施して送出する第二の変
調器とを含み、上記逆拡散処理手段は、上記遅延回路か
らの周波数ホッピング情報に基づき逆拡散用データを生
成する逆拡散用データ発生回路および第二の周波数シン
セサイザと、この第二の周波数シンセサイザの出力に基
づき対応する小型地球局からのスロッテイドアロハ信号
を復調する第二の復調器とを含むことができる。
【0013】
【作用】中心局は、生成手段で複数の小型地球局がそれ
ぞれ周波数ホッピングを行うための周波数ホッピング情
報を生成し、多重手段で生成された周波数ホッピング情
報を自局の時分割多重信号に多重して送信する。複数の
小型地球局はそれぞれ、分離手段で上記送信された時分
割多重信号に多重された周波数ホッピング情報を分離
し、返送手段でこの分離された周波数ホッピング情報に
基づき自局のスロッテイドアロハ信号に周波数ホッピン
グを施し返送する。中心局は、遅延回路で複数の小型地
球局から返送されるスロッテイドアロハ信号をそれぞれ
返送されるに要する時間遅延し、逆拡散処理手段でこの
遅延された周波数ホッピング情報に基づき上記返送され
たスロッテイドアロハ信号の逆拡散処理を行う。
【0014】以上により隣接衛星への干渉が少なく、か
つ小口径アンテナを用いることができアンテナ設置の費
用を大幅に削減できる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明一実施例小口径アンテナ用伝送方式
のブロック構成図である。図2は本発明一実施例小口径
アンテナ用伝送方式の中心局の送信部のブロック構成図
である。図3は本発明の小口径アンテナ用伝送方式の中
心局の受信部のブロック構成図である。図4は本発明の
小口径アンテナ用伝送方式のVSATのブロック構成図
である。
【0016】図1〜図4において、小口径アンテナ用伝
送方式は、自局のデータをアウトバウンド回線の時分割
多重回線としてTDM回線50を介して送信する中心局
10と、中心局10の時分割多重信号のタイミング情報
に基づき自局のデータの送信タイミングおよびデータ長
を制御しインバウンド回線のスロッテイドアロハ回線6
0を介してこの中心局10に送信する複数の衛星通信用
の小型地球局としてVSAT401 〜40n とを備えこ
こで本発明の特徴とするところは、中心局10の送信部
20は、VSAT40がそれぞれ周波数ホッピングを行
うための周波数ホッピング情報を生成する生成手段と、
この生成された周波数ホッピング情報を自局の時分割多
重信号に多重して送信する多重手段を含み、VSAT4
0はそれぞれ、上記送信された時分割多重信号に多重さ
れた周波数ホッピング情報を分離する分離手段と、この
分離された周波数ホッピング情報に基づき自局のスロッ
テイドアロハ信号に周波数ホッピングを施し返送する返
送手段とを含み、中心局10の受信部30は、VSAT
から返送されるスロッテイドアロハ信号をそれぞれ返送
されるに要する時間遅延する遅延回路32と、この遅延
された周波数ホッピング情報に基づき上記返送されたス
ロッテイドアロハ信号の逆拡散処理を行う逆拡散処理手
段とを含むことにある。
【0017】また、上記生成手段は、ランダム符号を発
生する乱数発生回路21と、この乱数発生回路21の出
力に基づきVSAT40に対してそれぞれ周波数ホッピ
ングする周波数を出力する周波数マッピング回路22と
を含み、上記多重手段は、周波数マッピング回路22の
出力を中心局10の時分割多重信号に多重する多重回路
23と、多重回路23の出力を変調して送出する第一の
変調器として変調器24とを含み、上記分離手段は、中
心局10からの時分割多重信号を復調する第一の復調器
としてTDM復調器41と、TDM復調器41の出力か
ら中心局10からの周波数ホッピング情報を分離する分
離回路42と、分離回路42の出力に基づき拡散データ
を生成する拡散用周波数データ発生回路43および第一
の周波数シンセサイザとして周波数シンセサイザ44
と、周波数シンセサイザ44の出力に基づき自VSAT
のスロッテイドアロハ信号に周波数ホッピングを施して
送出する第二の変調器として変調器45とを含み、上記
逆拡散処理手段は、遅延回路32からの周波数ホッピン
グ情報に基づき逆拡散用データを生成する逆拡散用デー
タ発生回路33および第二の周波数シンセサイザとして
周波数シンセサイザ34と、周波数シンセサイザ34の
出力に基づき対応するVSATからのスロッテイドアロ
ハ信号を復調する第二の復調器として復調器31とを含
む。
【0018】このような構成の小口径アンテナ用伝送方
式の動作について説明する。図5は本発明の小口径アン
テナ用伝送方式の衛星回線のフレームフォーマットであ
る。図1はVSATスターネットワークを示し、スター
ネットワークは中心局10を中心に多数のVSAT40
1 〜40n が接続され、中心局10からVSAT40へ
は、アウトバウンドと呼ばれるTDM回線50を介して
接続される。中心局10はデータを時間多重またはパケ
ット多重してTDM回線50を介して各VSAT40へ
送信する。各VSAT40は、自局に対するデータのみ
を時間で指定されたスロットまたはパケット多重された
データから抽出する。
【0019】一方、各VSAT40は、データを時分割
多重の一つの方式であるスロッテイドアロハ回線を介し
て中心局10へ送信する。図5にそのフレームフォーマ
ットを示すように、スロッテイドアロハ回線は各VSA
Tが送出してよい時間間隔および送出可能スロットタイ
ミングが指定されている。
【0020】したがって、スロッテイドアロハ回線を用
いるシステムではその送信スロット長および送信タイミ
ングをすべての局で合わせる必要があるために一般には
中心局10より送信されるアウトバンドTDM信号の時
間基準(フレームタイミングと同等)で制御される。
【0021】本実施例の目的であるインバウンド回線
(スロッテイドアロハ回線)の小型アンテナ採用におけ
る隣接衛星に対する干渉を低減させるためには以下のよ
うな方法が行われる。
【0022】基本的な原理は、スプレッドスペクトラム
伝送方式における周波数ホッピング方式を適用し、送信
電力の単位帯域当たりのスペクトラム密度を低減するこ
とにより実現する。
【0023】しかし、一般のスペクトラム拡散方式では
受信側(本実施例では中心局側)の復調操作を行うため
には、周波数拡散された信号を逆拡散するために逆拡散
用の同期処理が必要である。本実施例では、TDM信号
によってVSATの送信タイミングや送信データ長はす
べて中心局10により制御されているために、中心局1
0より送出されているTDM信号に周波数拡散情報を多
重して送信し、VSAT40は、これを受信して周波数
拡散を行う。これにより中心局10は該当するスロット
におけるVSAT40より送信される拡散信号の拡散情
報は自ら知っているために拡散信号に基づき戻すための
逆拡散操作の同期が非常に簡単になる。
【0024】図2において、中心局10の送信部20
は、乱数発生回路21でランダムな符号を発生する。周
波数マッピング回路22でこの乱数により周波数ホッピ
ングすべき周波数を求め、多重回路23でTDMデータ
と多重し、変調器24を介してVSAT40に向けて送
出する。
【0025】図4において、TDM復調器41は、TD
M回線50に多重された周波数ホッピング情報の変調操
作を除去し、分離回路42および拡散用周波数データ発
生回路43は変調操作を除去された周波数ホッピング情
報を入力し、各スロットに対する拡散データを生成す
る。周波数シンセサイザ44は、この拡散データに基づ
き周波数を変化させ変調器45の出力周波数を変化させ
る。
【0026】変調器45の出力は周波数ホッピングのな
い場合には、通常変調速度の帯域と同等の帯域を有す
る。特に、半2乗余弦ナイキストフィルタを用いた場合
には、最大スペクトラム密度は送信電力を変調速度で除
した値に等しいことが知られている。周波数拡散を行っ
た場合には、変調器の出力は少なくとも変調速度よりは
広くなるから、最大スペクトラム電力密度は低減する。
拡散周波数を大きくして行けば行くほど電力密度は小さ
くなり隣接衛星に与える電力密度は小さくなる。したが
って、小口径アンテナを採用した場合でも隣接衛星への
影響を減少させることができる。
【0027】図3において、遅延回路32は、図2に示
す周波数マッピング回路22の出力周波数マッピング情
報を入力し、中心局10よりVSAT40に送られイン
バウンド回線として中心局10に受信されるまでの時間
に相当する遅延時間を補償する。逆拡散用データ発生回
路33は、VSAT10における拡散用周波数データ発
生回路43と全く同じであるために周波数シンセサイザ
44および復調器31の動作はVSAT40で行われる
周波数ホッピング操作と全く同一である。すなわち、V
SAT40で行われた送信周波数のポッピングに対応し
て中心局10でも復調器31の周波数ホッピングを行う
ことになり、全体としては通常の通信システムと同じ動
作をする。
【0028】上述のように、本実施例は、中心局よりV
SATへ送信されるアウトバウンド信号にVSATが行
うべき周波数ホッピング情報を乗せて送信し、VSAT
はこの情報に基づき周波数ホッピングを行い電力密度の
低減を計ることができる。このために、アンテナの軸外
方向の利得の減少が少ない小口径アンテナを用いた場合
でも、隣接衛星への干渉が少なくなり、小口径アンテナ
の採用ができ、アンテナ設置の費用を大幅に削減するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、隣接衛
星への干渉が少なく、かつ小口径アンテナを用いること
ができアンテナ設置の費用を大幅に削減できる優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例小口径アンテナ用伝送方式のブ
ロック構成図。
【図2】本発明の小口径アンテナ用伝送方式の中心局の
送信部のブロック構成図。
【図3】本発明の小口径アンテナ用伝送方式の中心局の
受信部のブロック構成図。
【図4】本発明の小口径アンテナ用伝送方式のVSAT
のブロック構成図。
【図5】本発明の小口径アンテナ用伝送方式の衛星回線
のフレームフォーマット。
【符号の説明】
10 中心局 20 送信部 21 乱数発生回路 22 周波数マッピング回路 23 多重回路 24 変調器 30 受信部 31 復調器 32 遅延回路 33 逆拡散用データ発生回路 34 周波数シンセサイザ 401 〜40n VSAT 41 TDM復調器 42 分離回路 43 拡散用周波数データ発生回路 44 周波数シンセサイザ 45 変調器 50 TDM回線 60 スロッテイドアロハ回線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自局のデータを時分割多重回線を介して
    送信する中心局と、この中心局の時分割多重信号のタイ
    ミング情報に基づき自局のデータの送信タイミングおよ
    びデータ長を制御しスロッテイドアロハ回線を介してこ
    の中心局に送信する複数の衛星通信用の小型地球局とを
    備えた小口径アンテナ用伝送方式において、 上記中心局は、上記複数の小型地球局がそれぞれ周波数
    ホッピングを行うための周波数ホッピング情報を生成す
    る生成手段と、この生成された周波数ホッピング情報を
    自局の時分割多重信号に多重して送信する多重手段を含
    み、 上記複数の小型地球局はそれぞれ、上記送信された時分
    割多重信号に多重された周波数ホッピング情報を分離す
    る分離手段と、この分離された周波数ホッピング情報に
    基づき自局のスロッテイドアロハ信号に周波数ホッピン
    グを施し返送する返送手段とを含み、 上記中心局は、上記複数の小型地球局から返送されるス
    ロッテイドアロハ信号をそれぞれ返送されるに要する時
    間遅延する遅延回路と、この遅延された周波数ホッピン
    グ情報に基づき上記返送されたスロッテイドアロハ信号
    の逆拡散処理を行う逆拡散処理手段とを含むことを特徴
    とする小口径アンテナ用伝送方式。
  2. 【請求項2】 上記生成手段は、ランダム符号を発生す
    る乱数発生回路と、この乱数発生回路の出力に基づき上
    記複数の小型地球局に対してそれぞれ周波数ホッピング
    する周波数を出力する周波数マッピング回路とを含み、
    上記多重手段は、上記周波数マッピング回路の出力を上
    記中心局の時分割多重信号に多重する多重回路と、ここ
    の多重回路の出力を変調して送出する第一の変調器とを
    含み、上記分離手段は、上記中心局からの時分割多重信
    号を復調する第一の復調器と、この第一の復調器の出力
    から上記中心局からの周波数ホッピング情報を分離する
    分離回路と、この分離回路の出力に基づき拡散データを
    生成する拡散周波数データ発生回路および第一の周波数
    シンセサイザと、この第一の周波数シンセサイザの出力
    に基づき自地球小型局のスロッテイドアロハ信号に周波
    数ホッピングを施して送出する第二の変調器とを含み、
    上記逆拡散処理手段は、上記遅延回路からの周波数ホッ
    ピング情報に基づき逆拡散用データを生成する逆拡散用
    データ発生回路および第二の周波数シンセサイザと、こ
    の第二の周波数シンセサイザの出力に基づき対応する小
    型地球局からのスロッテイドアロハ信号を復調する第二
    の復調器とを含む請求項1記載の小口径アンテナ用伝送
    方式。
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