JP2855916B2 - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
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- JP2855916B2 JP2855916B2 JP3256247A JP25624791A JP2855916B2 JP 2855916 B2 JP2855916 B2 JP 2855916B2 JP 3256247 A JP3256247 A JP 3256247A JP 25624791 A JP25624791 A JP 25624791A JP 2855916 B2 JP2855916 B2 JP 2855916B2
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- lcd
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半透過あるいは透過性
のLCDの後面にそのLCDを照射するために設けられ
たエレクトロルミネッセントライト(以下ELとする)
を有する表示装置に関するものである。
のLCDの後面にそのLCDを照射するために設けられ
たエレクトロルミネッセントライト(以下ELとする)
を有する表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置はLCDの普及につれそ
のバックライトとしてELが用いられつつある。しか
し、AC電圧で駆動されているELは振動を伴いその音
が人間の可聴周波数帯に入り異音として問題となってい
る。
のバックライトとしてELが用いられつつある。しか
し、AC電圧で駆動されているELは振動を伴いその音
が人間の可聴周波数帯に入り異音として問題となってい
る。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
表示装置の一例について説明する。図2は従来の表示装
置の断面図を示すものである。図2において、プリント
基板1上にLCDを支えるホ−ルダ−2とアルミニウム
電極3,発光体4及び透明電極5から構成されたEL、
更にその上にLCD6が置かれLCDの電極7がホ−ル
ダ−2を貫通してプリント基板1のはんだ面にはんだ付
けされている。ELの両極にはAC100V前後の電圧
がかかっており、通常アルミニウム電極3がア−ス,透
明電極5がホットで接続されている。このとき、LCD
6には駆動電圧として5V前後の信号電圧がかけられて
おり、このLCD6と透明電極5との電位差により静電
結合が生じAC100Vに同期した力が両者間に働く。
この力により、LCD6あるいは透明電極5が振動し異
音が発生する。
表示装置の一例について説明する。図2は従来の表示装
置の断面図を示すものである。図2において、プリント
基板1上にLCDを支えるホ−ルダ−2とアルミニウム
電極3,発光体4及び透明電極5から構成されたEL、
更にその上にLCD6が置かれLCDの電極7がホ−ル
ダ−2を貫通してプリント基板1のはんだ面にはんだ付
けされている。ELの両極にはAC100V前後の電圧
がかかっており、通常アルミニウム電極3がア−ス,透
明電極5がホットで接続されている。このとき、LCD
6には駆動電圧として5V前後の信号電圧がかけられて
おり、このLCD6と透明電極5との電位差により静電
結合が生じAC100Vに同期した力が両者間に働く。
この力により、LCD6あるいは透明電極5が振動し異
音が発生する。
【0004】このときの対策例としてELの両面にゴム
等の緩衝材を挿入したり、ELの電気的極性を逆にした
りすることがあるがコストがかかったり、ELの光量が
低下したりする。又、後者は理論的にも明確にされてお
らず、異音が抑え切れない製品もある。他の対策例とし
てアルミ二ウム電極3を透明電極5と挟むように導電性
の第3電極をはりつけ、透明電極5と同じ電位にし、ア
ルミニウム電極3をア−スに落とすという対策案もある
がコストがかかったり、理論的にも明確になっていな
い。
等の緩衝材を挿入したり、ELの電気的極性を逆にした
りすることがあるがコストがかかったり、ELの光量が
低下したりする。又、後者は理論的にも明確にされてお
らず、異音が抑え切れない製品もある。他の対策例とし
てアルミ二ウム電極3を透明電極5と挟むように導電性
の第3電極をはりつけ、透明電極5と同じ電位にし、ア
ルミニウム電極3をア−スに落とすという対策案もある
がコストがかかったり、理論的にも明確になっていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の表
示装置は、コストがかかったり、理論的に明確にされて
いないためすべての製品の対策案として採用できないと
いう問題点を有していた。
示装置は、コストがかかったり、理論的に明確にされて
いないためすべての製品の対策案として採用できないと
いう問題点を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、異音
の発生メカニズムを簡単な理論で明確にしコストのかか
らない表示装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
の発生メカニズムを簡単な理論で明確にしコストのかか
らない表示装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の表示装置は、半透過あるいは透過性のLCD
の後面にそのLCDを照射するために設けられたELの
発光面以外の面に、ある質量を有する物質を固定し、尚
且つELの発光面側にある透明電極をア−ス電位に落と
し反対側の電極にAC電圧を加えてELを発光させるも
のである。
に本発明の表示装置は、半透過あるいは透過性のLCD
の後面にそのLCDを照射するために設けられたELの
発光面以外の面に、ある質量を有する物質を固定し、尚
且つELの発光面側にある透明電極をア−ス電位に落と
し反対側の電極にAC電圧を加えてELを発光させるも
のである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、安いコストで
ELを用いた表示装置の異音を抑えることとなる。
ELを用いた表示装置の異音を抑えることとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の表示装置の実施例について、
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実
施例における表示装置の断面図を示すものである。
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実
施例における表示装置の断面図を示すものである。
【0010】図1において、プリント基板1上にLCD
ノイズがプリント基板に入らないようにするためのシ−
ルド用ブリキ板8が置かれプリント基板1をその脚が貫
通してプリント基板のはんだ面にはんだ付けされてい
る。その上にLCDを支えるホ−ルダ−2とアルミニウ
ム電極3,発光体4及び透明電極5から構成されたE
L、が両面テ−プ9によって接着されており更にその上
にLCD6が置かれLCDの電極7がホ−ルダ−2を貫
通してプリント基板1のはんだ面にはんだ付けされてい
る。
ノイズがプリント基板に入らないようにするためのシ−
ルド用ブリキ板8が置かれプリント基板1をその脚が貫
通してプリント基板のはんだ面にはんだ付けされてい
る。その上にLCDを支えるホ−ルダ−2とアルミニウ
ム電極3,発光体4及び透明電極5から構成されたE
L、が両面テ−プ9によって接着されており更にその上
にLCD6が置かれLCDの電極7がホ−ルダ−2を貫
通してプリント基板1のはんだ面にはんだ付けされてい
る。
【0011】以上のように構成された表示装置につい
て、以下その動作について説明する。まず、ELの両極
にはAC100V前後の電圧がかかっており、アルミニ
ウム電極3がホット,透明電極5がア−スで接続されて
いる。このとき、LCD6には駆動電圧として5V前後
の信号電圧がかけられており、このLCD6と透明電極
5との電位差は5V程度で小さいため静電結合が小さく
両者間に働く力も小さい。又、アルミニウム電極3とシ
−ルド板8との電位差により静電結合が生じAC100
Vに同期した力が両者間に働く。両者間に働く力をF,
その物質の質量をM,その物質に生じる加速度をaとす
ると、F=Maとなる。
て、以下その動作について説明する。まず、ELの両極
にはAC100V前後の電圧がかかっており、アルミニ
ウム電極3がホット,透明電極5がア−スで接続されて
いる。このとき、LCD6には駆動電圧として5V前後
の信号電圧がかけられており、このLCD6と透明電極
5との電位差は5V程度で小さいため静電結合が小さく
両者間に働く力も小さい。又、アルミニウム電極3とシ
−ルド板8との電位差により静電結合が生じAC100
Vに同期した力が両者間に働く。両者間に働く力をF,
その物質の質量をM,その物質に生じる加速度をaとす
ると、F=Maとなる。
【0012】しかし、アルミニウム電極3はLCDホ−
ルダ−2に両面テ−プで固定されており、シ−ルド板8
はプリント基板1に固定されているためそれぞれの質量
はLCDホ−ルダ−分あるいは、プリント基板分増加し
ており、同一の力Fが生じた場合、質量Mが増加すると
ELの加速度aは減少する。つまり異音は抑えられるこ
とになる。実際にある製品でテストすると約14dB
(Aカ−ブ)異音が減衰した。
ルダ−2に両面テ−プで固定されており、シ−ルド板8
はプリント基板1に固定されているためそれぞれの質量
はLCDホ−ルダ−分あるいは、プリント基板分増加し
ており、同一の力Fが生じた場合、質量Mが増加すると
ELの加速度aは減少する。つまり異音は抑えられるこ
とになる。実際にある製品でテストすると約14dB
(Aカ−ブ)異音が減衰した。
【0013】以上のように本実施例によれば、安いコス
トで、ELを用いた表示装置の異音を抑えることとな
る。又、ELの周辺の部品構成により的確な対策案が講
じられる。
トで、ELを用いた表示装置の異音を抑えることとな
る。又、ELの周辺の部品構成により的確な対策案が講
じられる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、半透過あるいは
透過性のLCDの後面にそのLCDを照射するために設
けられたELの発光面以外の面に、ある質量を有する物
質を固定し、尚且つELの発光面側にある透明電極をア
−ス電位に落とし反対側の電極にAC電圧を加えてEL
を発光させた場合の異音を減少させることができる。
透過性のLCDの後面にそのLCDを照射するために設
けられたELの発光面以外の面に、ある質量を有する物
質を固定し、尚且つELの発光面側にある透明電極をア
−ス電位に落とし反対側の電極にAC電圧を加えてEL
を発光させた場合の異音を減少させることができる。
【図1】本発明の第1の実施例における表示装置の断面
図である。
図である。
【図2】従来の実施例における表示装置の断面図であ
る。
る。
1 プリント基板 2 LCDホ−ルダ− 3 ELのアルミニウム電極 5 ELの透明電極 6 LCD 8 シ−ルド板 9 両面テ−プ
Claims (1)
- 【請求項1】 半透過あるいは透過性のLCDの後面に
そのLCDを照射するために設けられたエレクトロルミ
ネッセントライトの発光面以外の面に、ある質量を有す
る物質を固定し、尚且つELの発光面側にある透明電極
をア−ス電位に落とし反対側の電極にAC電圧を加えて
ELを発光させることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256247A JP2855916B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256247A JP2855916B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593909A JPH0593909A (ja) | 1993-04-16 |
JP2855916B2 true JP2855916B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17289985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3256247A Expired - Fee Related JP2855916B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855916B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4433310C2 (de) * | 1994-09-20 | 1997-01-30 | Valeo Borg Instr Verw Gmbh | Anzeigeeinrichtung mit distanziert voreinander angeordneten Zellen |
WO1999025157A1 (fr) * | 1997-11-12 | 1999-05-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif electroluminescent et structure destinee au blindage de celui-ci |
JP3241657B2 (ja) | 1998-02-27 | 2001-12-25 | 埼玉日本電気株式会社 | 表示装置 |
JP6248537B2 (ja) | 2013-10-24 | 2017-12-20 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP5861804B2 (ja) * | 2013-12-06 | 2016-02-16 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3256247A patent/JP2855916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593909A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
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