JP2854717B2 - ペルチェ素子組み込み熱交換器及びその製造方法 - Google Patents

ペルチェ素子組み込み熱交換器及びその製造方法

Info

Publication number
JP2854717B2
JP2854717B2 JP3034230A JP3423091A JP2854717B2 JP 2854717 B2 JP2854717 B2 JP 2854717B2 JP 3034230 A JP3034230 A JP 3034230A JP 3423091 A JP3423091 A JP 3423091A JP 2854717 B2 JP2854717 B2 JP 2854717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
heat exchanger
peltier element
mold
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3034230A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04273484A (ja
Inventor
壽一 西川
秀雄 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3034230A priority Critical patent/JP2854717B2/ja
Publication of JPH04273484A publication Critical patent/JPH04273484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854717B2 publication Critical patent/JP2854717B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペルチェ素子組み込み
熱交換器に関するものであり、特に、ペルチェ素子から
の熱を処理するためのペルチェ素子組み込み熱交換器
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から多種多様な熱交換器が産業用機
器から家庭用機器にいたるまで利用されているが、本発
明の熱交換器のようにペエルチェ素子を熱交換器に組み
込んで一体化したものはなかった。そのため、ペルチェ
素子を用いて熱交換する場合、熱交換器と熱交換器の間
にペルチェ素子を挟んで使用する必要があった。しか
し、このような使用方法では、ペルチェ素子が複数枚使
われるときペルチェ素子の厚さの違いや、熱交換器のペ
ルチェ素子と接触する面の平面度の違いのため、ペルチ
ェ素子と熱交換器との密着性が悪くなり熱交換効率が低
下する。
【0003】そして、この密着性を良くするために熱交
換器の平面度を精度良くしたり、接着面にペーストを塗
布したりすることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来例のうち前者の場合加工のコストが高くなるという問
題があり、また、後者の場合、ペースト層が熱抵抗にな
るため、やはり熱交換効率が低下するという問題があっ
た。本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したも
のであって、その目的とするところは、ペルチェ素子を
組み込んで一体化した熱交換器を提供し、これに適した
製造方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のペルチェ素子組
み込み熱交換器は、母体1が複数のフィン1aを有する
所定形状に形成されたハンダから成る熱交換器と、下方
の面が前記熱交換器の母体1の上面と接合された一枚も
しくは複数のペルチェ素子2から成ることを特徴とする
ものである。
【0006】また、所定形状に形成されたハンダから成
る母体1と、母体1内に母体1の上面よりも内側に引き
込んだ状態で埋設された入口3及び出口4が母体1の上
面もしくは側面に位置するパイプ5とから成る熱交換器
と、下方の面が前記熱交換器の母体1の上面と接合され
た一枚もしくは複数枚のペルチェ素子2から成るもので
あってもよい。
【0007】また、本発明のペルチェ素子組み込み熱交
換器における熱交換器の製造手順は、まず、ステンレス
鋼のように母体1となるハンダより熱膨張率の小さな材
料で、且つ所定の形状に成型された金型6にハンダを入
れ、次に、加熱してハンダを溶かし、最後に金型6を徐
冷し、ハンダが凝固した後、金型6から熱交換器を取り
出すことを特徴とするものである。また、ステンレス鋼
のように母体1となるハンダより熱膨張率の小さな材料
で、且つ所定の形状に成型された金型6に複数のU字形
状もしくはコイル状のように屈曲したパイプ5を該パイ
プ5の入口3及び出口4が前記母体1の上面もしくは側
面に位置するように固定し、次に、ハンダを加熱成型し
たときハンダ7層の上面が前記パイプ5の上方に位置す
るだけの量を金型6に入れ、その後、金型6を加熱して
ハンダを溶かし、最後に金型6を徐冷し、ハンダが凝固
した後金型6から熱交換器を取り出すことを特徴とする
ものであってもよい。また、母体が複数のフィンを有す
る所定形状に形成されたハンダから成る熱交換器、また
は所定形状に形成されたハンダから成る母体と、母体内
の上面よりも内側に引き込んだ状態で埋設された入口及
び出口が母体の上面もしくは側面に位置するパイプとか
ら成る熱交換器と、下方の面が前記熱交換器の母体の上
面と接合された一枚もしくは複数のペルチェ素子から成
ることを特徴とするペルチェ素子組み込み熱交換器の製
造手順が、ステンレス鋼のように母体1となるハンダよ
り熱膨張率の小さな材料の金型6に、ペルチェ素子2に
使用されているハンダより融点の低いハンダを入れ、ま
たは、複数のU字状もしくはコイル状のように屈曲した
パイプ5を該パイプ5の入口3及び出口4が前記母体1
の上面もしくは側面に位置するように固定した後、ペル
チェ素子2に使用されているハンダより融点の低いハン
ダを加熱成型したときハンダ層の上面が前記パイプ5の
上方に位置するだけの量を金型6に入れ、次に、金型6
をペルチェ素子2で使用されるハンダの融点以下の温度
で加熱してハンダを溶かし、その後、ハンダ層の上面に
ペルチェ素子2を所定の位置に置き、最後に金型6から
熱交換器を取り出すことを特徴とするものであってもよ
い。
【0008】
【作用】本発明においては、ペルチェ素子2を組み込ん
だ熱交換器は、母体1が複数のフィン1aを有する所定
形状に形成されたハンダから成る熱交換器と、下方の面
が前記熱交換器の母体1の上面と接合された一枚もしく
は複数のペルチェ素子2から構成してあることで、フィ
ン1aを有するハンダよりなる熱交換器とペルチェ素子
とが直接接合されると共に、ペルチェ素子2表面形状に
合わせてフィン1aを有するハンダより成る熱交換器と
ペルチェ素子2とが密着して接合されたペルチェ素子組
み込み熱交換器を提供できるものである。
【0009】また、所定形状に形成されたハンダから成
る母体1と、母体1内に母体1の上面よりも内側に引き
込んだ状態で埋設された入口3及び出口4が母体1の上
面もしくは側面に位置するパイプ5とから成る熱交換器
と、下方の面が前記熱交換器の母体1の上面と接合され
た一枚もしくは複数枚のペルチェ素子2から成るものに
おいては、パイプ5を有するハンダよりなる熱交換器と
ペルチェ素子2とが直接接合されると共に、ペルチェ素
子2表面形状に合わせてパイプ5を有するハンダより成
る熱交換器とペルチェ素子2とが密着して接合されたペ
ルチェ素子組み込み熱交換器を提供できるものである。
【0010】そして、ペルチェ素子組み込み熱交換器に
おける熱交換器の製造に当って、ステンレス鋼のように
母体1となるハンダより熱膨張率の小さな材料で、且つ
所定の形状に成型された金型6にハンダを入れ、次に、
加熱してハンダを溶かし、最後に金型6を徐冷し、ハン
ダが凝固した後、金型6から熱交換器を取り出すように
したり、あるいは、ステンレス鋼のように母体1となる
ハンダより熱膨張率の小さな材料で、且つ所定の形状に
成型された金型6に複数のU字形状もしくはコイル状の
ように屈曲したパイプ5を該パイプ5の入口3及び出口
4が前記母体1の上面もしくは側面に位置するように固
定し、次に、ハンダを加熱成型したときハンダ層の上面
が前記パイプ5の上方に位置するだけの量を金型6に入
れ、その後、金型6を加熱してハンダを溶かし、最後に
金型6を徐冷し、ハンダが凝固した後金型6から熱交換
器を取り出すようにすることで、ペルチェ素子組み込み
熱交換器における熱交換器の好ましい製造方法を提供で
きるものである。また、母体が複数のフィンを有する所
定形状に形成されたハンダから成る熱交換器、または所
定形状に形成されたハンダから成る母体と、母体内の上
面よりも内側に引き込んだ状態で埋設された入口及び出
口が母体の上面もしくは側面に位置するパイプとから成
る熱交換器と、下方の面が前記熱交換器の母体の上面と
接合された一枚もしくは複数のペルチェ素子から成るこ
とを特徴とするペルチェ素子組み込み熱交換器の製造手
順が、ステンレス鋼のように母体1となるハンダより熱
膨張率の小さな材料の金型6に、ペルチェ素子2に使用
されているハンダより融点の低いハンダを入れ、また
は、複数のU字状もしくはコイル状のように屈曲したパ
イプ5を該パイプ5の入口3及び出口4が前記母体1の
上面もしくは側面に位置するように固定した後、ペルチ
ェ素子2に使用されているハンダより融点の低いハンダ
を加熱成型したときハンダ層の上面が前記パイプ5の上
方に位置するだけの量を金型6に入れ、次に、金型6を
ペルチェ素子2で使用されるハンダの融点以下の温度で
加熱してハンダを溶かし、その後、ハンダ層の上面にペ
ルチェ素子2を所定の位置に置き、最後に金型6から熱
交換器を取り出すようにしたりすることで、上記熱交換
器やペルチェ素子2を組み込んだ熱交換器の好ましい製
造方法を提供することができるようになったものであ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1に基づいて本発明の請求項1記載の熱
交換器にペルチェ素子を組み込んだタイプのペルチェ素
子組み込み熱交換器の構造につき説明する。図1に示す
実施例では熱交換器の母体1がペルチェ素子2に使用さ
れているハンダより融点が低いハンダから構成してあ
り、この母体1には複数のフィン1aを有する所定の形
状に形成されている。そして、ペルチェ素子組み込み熱
交換器は、上記母体1と、下面が母体1の上面とで接合
された一枚もしくは複数枚のペルチェ素子2とから構成
してある。図中10はペルチェ素子2に接続したリード
線である。
【0012】次に、図1に示す上記したペルチェ素子組
み込み熱交換器の製造方法について図2により説明す
る。まず、ステンレス鋼のような母体1となるハンダよ
り熱膨張率の小さな材料で所定の形状に形成された金型
6にペルチェ素子2に使用されているハンダより融点の
低いハンダを金型6に入れる。次に、金型6をペルチェ
素子2で使用されるハンダの融点以下の温度で加熱して
ハンダを溶かす。その後、ハンダ層7の上面にペルチェ
素子2を所定の位置において、ペルチェ素子1の上面に
押え板8を当てることでペルチェ素子2の上面の平面度
を高めつつペルチェ素子1の下面をハンダ層7に接着す
る。最後に、金型6を徐冷し、ハンダが凝固した後、金
型6から熱交換器を取り出すことでペルチェ素子2を組
み込んだ熱交換器を製造するものである。
【0013】次に、図3に基づいて本発明の請求項2記
載の熱交換器にペルチェ素子を組み込んだタイプのペル
チェ素子組み込み熱交換器の構造につき説明する。熱交
換器の母体1がペルチェ素子2に使用されているハンダ
より融点が低いハンダにより構成され、この母体1内に
は複数のU字状の銅パイプよりなるパイプ5を埋設さ
れ、パイプ5の入口3と出口4とが母体1の上面もしく
は側面に位置している。そして、ペルチェ素子組み込み
熱交換器は、上記のパイプ5を埋設した母体1と、下面
が前記母体1の上面とで接合された一枚もしくは複数枚
のペルチェ素子2とから構成してある。この実施例にお
いては、熱交換器の母体1内に埋設したパイプ5の入口
3及び出口4にはそれぞれ外部の配管が接続され、熱媒
を入口3から母体1内に埋設したパイプ5内に通し、出
口4から熱媒が出るようにしてある。
【0014】次に、図3に示す上記のペルチェ素子組み
込み熱交換器の製造方法について図4により説明する。
まず、ステンレス鋼のような母体1となるハンダより熱
膨張率の小さな材料で所定の形状に形成された金型6に
複数のU字形状からなる銅パイプ製のパイプ5を該パイ
プ5の入口3及び出口4が前記母体3の側面に位置する
ように固定する。次に、ペルチェ素子2に使用されてい
るハンダより融点の低いハンダを加熱成型したときハン
ダ層7の上面が前記銅パイプよりなるパイプ5の上方に
位置するだけの量を金型6に入れる(つまりハンダ内に
前記パイプ5が埋設されるだけの量を金型6に入れ
る)。それから、金型6をペルチェ素子2で使用される
ハンダの融点以下の温度で加熱して母体1となるハンダ
を加熱して溶かす。その後、ハンダ層7の上面にペルチ
ェ素子2を所定の位置において、ペルチェ素子2の上面
に押え板8を当てることでペルチェ素子2の上面の平面
度を高めつつペルチェ素子1の下面をハンダ層7に接着
する。最後に、金型6を徐冷し、ハンダが凝固した後、
金型6から熱交換器を取り出すことでペルチェ素子2を
組み込んだ熱交換器を製造するものである。
【0015】なお、上記した図1乃至図4に示す各実施
例は本発明の例示を示しているのみであり、本発明の技
術思想を逸脱しない範囲で種々の変更あるいは改良を行
えるのは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように母体が
複数のフィンを有する所定形状に形成されたハンダから
成る熱交換器と、下方の面が前記熱交換器の母体の上面
と接合された一枚もしくは複数のペルチェ素子から構成
してあるので、ハンダを溶融させて複数のフィンを有す
る所定形状の熱交換器を形成する際にペルチェ素子を一
体に接合することができるものであり、フィンを有する
ハンダよりなる熱交換器とペルチェ素子とが直接接合さ
れると共に、ペルチェ素子表面形状に合わせてフィンを
有するハンダより成る熱交換器を密着して接合できて
効率のよい簡単な構成のペルチェ素子を組み込んだ熱交
換器を提供できるものである。
【0017】また、所定形状に形成されたハンダから成
る母体と、母体内に母体の上面よりも内側に引き込んだ
状態で埋設された入口及び出口が母体の上面もしくは側
面に位置するパイプとから成る熱交換器と、下方の面が
前記熱交換器の母体の上面と接合された一枚もしくは複
数枚のペルチェ素子から成るものにおいては、ハンダを
溶融させてパイプを埋設した熱交換器を形成する際にペ
ルチェ素子を一体に接合することができるものであり、
パイプを埋設したハンダよりなる熱交換器とペルチェ素
子とが直接接合されると共に、ペルチェ素子表面形状に
合わせてパイプを埋設したハンダより成る熱交換器を密
着して接合できて熱効率のよい簡単な構成のペルチェ素
子を組み込んだ熱交換器を提供できるものである。
【0018】また、本発明の製造方法の発明において
は、ステンレス鋼のように母体となるハンダより熱膨張
率の小さな材料で、且つ所定の形状に成型された金型に
ハンダを入れ、次に、加熱してハンダを溶かし、最後に
金型を徐冷し、ハンダが凝固した後、金型から熱交換器
を取り出すようにしたり、あるいは、ステンレス鋼のよ
うに母体となるハンダより熱膨張率の小さな材料で、且
つ所定の形状に成型された金型に複数のU字形状もしく
はコイル状のように屈曲したパイプを該パイプの入口及
び出口が前記母体の上面もしくは側面に位置するように
固定し、次に、ハンダを加熱成型したときハンダ層の上
面が前記パイプの上方に位置するだけの量を金型に入
れ、その後、金型を加熱してハンダを溶かし、最後に金
型を徐冷し、ハンダが凝固した後金型から熱交換器を取
り出すようにしたりすることで、上記のような熱効率の
よいペルチェ素子組み込み熱交換器における熱交換器の
好ましい製造方法を提供できるものである。また、母体
が複数のフィンを有する所定形状に形成されたハンダか
ら成る熱交換器、または所定形状に形成されたハンダか
ら成る母体と、母体内の上面よりも内側に引き込んだ状
態で埋設された入口及び出口が母体の上面もしくは側面
に位置するパイプとから成る熱交換器と、下方の面が前
記熱交換器の母体の上面と接合された一枚もしくは複数
のペルチェ素子から成ることを特徴とするペルチェ素子
組み込み熱交換器の製造手順が、ステンレス鋼のように
母体となるハンダより熱膨張率の小さな材料の金型に、
ペルチェ素子に使用されているハンダより融点の低いハ
ンダを入れ、または、複数のU字状もしくはコイル状の
ように屈曲したパイプを該パイプの入口及び出口が前記
母体の上面もしくは側面に位置するように固定した後、
ペルチェ素子に使用されているハンダより融点の低いハ
ンダを加熱成型したときハンダ層の上面が前記パイプの
上方に位置するだけの量を金型に入れ、次に、金型をペ
ルチェ素子で使用されるハンダの融点以下の温度で加熱
してハンダを溶かし、その後、ハンダ層の上面にペルチ
ェ素子を所定の位置に置き、最後に金型から熱交換器を
取り出すようにしたりすることで、上記したような熱効
率のよいペルチェ素子を組み込んだ熱交換器を低コスト
で提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペルチェ素子を組み込んだ熱交換器の
一実施例の斜視図である。
【図2】同上のペルチェ素子を組み込んだ熱交換器の製
造を説明するための断面図である。
【図3】本発明のペルチェ素子を組み込んだ熱交換器の
他の実施例の斜視図である。
【図4】同上のペルチェ素子を組み込んだ熱交換器の製
造を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 母体 2 ペルチェ素子 3 入口 4 出口 5 パイプ 6 金型

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母体が複数のフィンを有する所定形状に
    形成されたハンダから成る熱交換器と、下方の面が前記
    熱交換器の母体の上面と接合された一枚もしくは複数の
    ペルチェ素子から成ることを特徴とするペルチェ素子組
    み込み熱交換器
  2. 【請求項2】 所定形状に形成されたハンダから成る母
    体と、母体内に母体の上面よりも内側に引き込んだ状態
    埋設された入口及び出口が母体の上面もしくは側面に
    位置するパイプとから成る熱交換器と、下方の面が前記
    熱交換器の母体の上面と接合された一枚もしくは複数枚
    のペルチェ素子から成ることを特徴とするペルチェ素子
    組み込み熱交換器
  3. 【請求項3】 請求項1記載のペルチェ素子組み込み熱
    交換器における熱交換器の製造手順が、まず、ステンレ
    ス鋼のように母体となるハンダより熱膨張率の小さな材
    料で、且つ所定の形状に成型された金型にハンダを入
    れ、次に、加熱してハンダを溶かし、最後に金型を徐冷
    し、ハンダが凝固した後、金型から熱交換器を取り出す
    ことを特徴とするペルチェ素子組み込み熱交換器の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のペルチェ素子組み込み熱
    交換器における熱交換器の製造手順が、まず、ステンレ
    ス鋼のように母体となるハンダより熱膨張率の小さな材
    料で、且つ所定の形状に成型された金型に複数のU字形
    状もしくはコイル状のように屈曲したパイプを該パイプ
    の入口及び出口が前記母体の上面もしくは側面に位置す
    るように固定し、次に、ハンダを加熱成型したときハン
    ダ層の上面が前記パイプの上方に位置するだけの量を金
    型に入れ、その後、金型を加熱してハンダを溶かし、最
    後に金型を徐冷し、ハンダが凝固した後金型から熱交換
    器を取り出すことを特徴とするペルチェ素子組み込み
    交換器の製造方法。
  5. 【請求項5】 母体が複数のフィンを有する所定形状に
    形成されたハンダから成る熱交換器、または所定形状に
    形成されたハンダから成る母体と、母体内の上面よりも
    内側に引き込んだ状態で埋設された入口及び出口が母体
    の上面もしくは側面に位置するパイプとから成る熱交換
    器と、下方の面が前記熱交換器の母体の上面と接合され
    た一枚もしくは複数のペルチェ素子から成ることを特徴
    とするペルチェ素子組み込み熱交換器の製造手順が、
    ず、ステンレス鋼のように母体となるハンダより熱膨張
    率の小さな材料の金型に、ペルチェ素子に使用されてい
    るハンダより融点の低いハンダを入れ、または、複数の
    U字状もしくはコイル状のように屈曲したパイプを該パ
    イプの入口及び出口が前記母体の上面もしくは側面に位
    置するように固定した後、ペルチェ素子に使用されてい
    るハンダより融点の低いハンダを加熱成型したときハン
    ダ層の上面が前記パイプの上方に位置するだけの量を金
    型に入れ、次に、金型をペルチェ素子で使用されるハン
    ダの融点以下の温度で加熱してハンダを溶かし、その
    後、ハンダ層の上面にペルチェ素子を所定の位置に置
    き、最後に金型から熱交換器を取り出すことを特徴とす
    るペルチェ素子組み込み熱交換器の製造方法。
JP3034230A 1991-02-28 1991-02-28 ペルチェ素子組み込み熱交換器及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2854717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3034230A JP2854717B2 (ja) 1991-02-28 1991-02-28 ペルチェ素子組み込み熱交換器及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3034230A JP2854717B2 (ja) 1991-02-28 1991-02-28 ペルチェ素子組み込み熱交換器及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04273484A JPH04273484A (ja) 1992-09-29
JP2854717B2 true JP2854717B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=12408349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3034230A Expired - Fee Related JP2854717B2 (ja) 1991-02-28 1991-02-28 ペルチェ素子組み込み熱交換器及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2854717B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741270U (ja) * 1993-12-17 1995-07-21 オリオン機械株式会社 熱交換器
KR20140080523A (ko) * 2011-10-04 2014-06-30 바스프 에스이 초소형 열교환기와 열전 모듈의 통합 조립체
JP2013211471A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Jfe Steel Corp 熱電発電装置
DE112016002611T5 (de) * 2015-06-10 2018-03-01 Gentherm Inc. Für eine Fahrzeugbatterie bestimmte thermoelektrische Vorrichtung mit integrierter Kühlplattenbaugruppe
JP6527250B2 (ja) 2015-06-10 2019-06-05 ジェンサーム インコーポレイテッドGentherm Incorporated 低温プレートアセンブリ一体化車両バッテリ熱電素子と熱電素子の組立方法
DE102016009490A1 (de) * 2016-08-05 2018-02-08 Gentherm Gmbh Befestigungseinrichtung für eine oder mehrere thermoelektrische Vorrichtungen
US11152557B2 (en) 2019-02-20 2021-10-19 Gentherm Incorporated Thermoelectric module with integrated printed circuit board

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04273484A (ja) 1992-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1079586A (ja) 放熱装置の受熱部構造
JPS62260346A (ja) 熱交換装置
JP2854717B2 (ja) ペルチェ素子組み込み熱交換器及びその製造方法
KR950014122B1 (ko) 테이프캐리어패키지 및 고주파가열연납접합장치
US20080253104A1 (en) Lead frame, molding die, and molding method
EP0090439A2 (en) Electrically isolated semiconductor power device
JPS62128533A (ja) はんだプリフオ−ム及びその使用方法
US7237338B2 (en) Method for manufacturing heat-dissipating device with isothermal plate assembly of predetermined shape
JPH0566095A (ja) 熱接続装置とその製造方法
TWI305132B (ja)
US4821389A (en) Method of making a pin fin heat exchanger
JP2732823B2 (ja) はんだ付け方法
JPH04243153A (ja) ヒートシンクとその製造方法
CN217701722U (zh) 一种散热模组回流焊接用组装工装
JP2001156343A (ja) 熱電素子およびその製造方法
EP1681911B1 (en) Heat-dissipating device with isothermal plate assembly of predetermined shape and method for manufacturing the same
JP2005072369A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS63184397A (ja) 電子部品放熱装置
JPH0573065B2 (ja)
JPH0217393Y2 (ja)
TW200823767A (en) Integrated circuit card and manufacturing method thereof
JP2703665B2 (ja) 熱交換パイプの製造方法
JPH11163424A (ja) 熱電モジュールの作製方法
JPH05275585A (ja) 放熱フィン付きヒートパイプ
JPH08116003A (ja) フィンの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981110

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees