JP2854435B2 - 手持ち式ドリル・たがね装置用の吸引機構 - Google Patents
手持ち式ドリル・たがね装置用の吸引機構Info
- Publication number
- JP2854435B2 JP2854435B2 JP3130274A JP13027491A JP2854435B2 JP 2854435 B2 JP2854435 B2 JP 2854435B2 JP 3130274 A JP3130274 A JP 3130274A JP 13027491 A JP13027491 A JP 13027491A JP 2854435 B2 JP2854435 B2 JP 2854435B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- opening
- suction mechanism
- wall
- guide plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0042—Devices for removing chips
- B23Q11/0046—Devices for removing chips by sucking
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、手持ち式ドリル・たがね装置に
装着する吸引機構に関し、特に、吸引ヘッドと、該吸引
ヘッドを装置に対して変位可能に保持するためのロッド
とを具え、吸引ヘッドを、開口が加工方向前方に向けら
れ、少なくとも吸引ヘッドの外周の一部に亘って内壁に
より包囲された底部が加工方向後方に配置された皿状に
形成し、底部には外部吸引装置用の吸引開口と、装置に
装着される工具を通すための貫通開口とを形成した吸引
機構に係るものである。
装着する吸引機構に関し、特に、吸引ヘッドと、該吸引
ヘッドを装置に対して変位可能に保持するためのロッド
とを具え、吸引ヘッドを、開口が加工方向前方に向けら
れ、少なくとも吸引ヘッドの外周の一部に亘って内壁に
より包囲された底部が加工方向後方に配置された皿状に
形成し、底部には外部吸引装置用の吸引開口と、装置に
装着される工具を通すための貫通開口とを形成した吸引
機構に係るものである。
【０００２】
【従来技術】手持ち式ドリル・たがね装置用の吸引機構
として、工業用集塵機等よりなる外部吸引装置用の吸引
開口を有する吸引機構は広範に普及している。かかる構
成の既知の吸引機構は、通常はロッドを介して装置本体
に対して変位可能に結合するものであり、ロッドと協働
する調整ナットを有するために加工深度を制限するスト
ッパーとしても機能する。さらに、加工方向とは逆方向
に弾性的に支持される吸引機構にあっては、ロッドと協
働する別の調整ナットも設けられているため、使用され
る工具に対して吸引機構を適合させることができる。
として、工業用集塵機等よりなる外部吸引装置用の吸引
開口を有する吸引機構は広範に普及している。かかる構
成の既知の吸引機構は、通常はロッドを介して装置本体
に対して変位可能に結合するものであり、ロッドと協働
する調整ナットを有するために加工深度を制限するスト
ッパーとしても機能する。さらに、加工方向とは逆方向
に弾性的に支持される吸引機構にあっては、ロッドと協
働する別の調整ナットも設けられているため、使用され
る工具に対して吸引機構を適合させることができる。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許出願公告第 24 36 0
23号公報等に開示されている構成を含む既知の全ての吸
引機構においては、吸引ヘッド内に塵埃が堆積するため
に吸引機能が完全には発揮されないことが欠点として指
摘されている。このような塵埃の堆積は、多くの場合に
は吸引ヘッドの設計が流体力学的に不備であることに由
来する。すなわち、吸引ヘッドは、装置本体に対して容
易に適合させ得ると共に被加工材料の所要の加工位置、
例えばコーナーへの接近が過度に制約されない形状に設
計する必要があり、それに応じて流体力学設計の自由度
は著しく低下するからである。さらに、流体力学的見地
からも、貫通開口を使用工具に適合させることは、一方
では空気を吸引するに十分な大きさの自由空間が必要と
され、他方では貫通開口と工具との間に塵埃の通過を許
容する過度の遊びを介在させてはならないという二律背
反的要請に鑑みれば、必ずしも容易ではない。
23号公報等に開示されている構成を含む既知の全ての吸
引機構においては、吸引ヘッド内に塵埃が堆積するため
に吸引機能が完全には発揮されないことが欠点として指
摘されている。このような塵埃の堆積は、多くの場合に
は吸引ヘッドの設計が流体力学的に不備であることに由
来する。すなわち、吸引ヘッドは、装置本体に対して容
易に適合させ得ると共に被加工材料の所要の加工位置、
例えばコーナーへの接近が過度に制約されない形状に設
計する必要があり、それに応じて流体力学設計の自由度
は著しく低下するからである。さらに、流体力学的見地
からも、貫通開口を使用工具に適合させることは、一方
では空気を吸引するに十分な大きさの自由空間が必要と
され、他方では貫通開口と工具との間に塵埃の通過を許
容する過度の遊びを介在させてはならないという二律背
反的要請に鑑みれば、必ずしも容易ではない。
【０００４】
【発明の開示】したがって、本発明の課題は、より完全
な吸引作用を発現すると共に吸引ヘッド内における塵埃
の堆積を阻止し得るよう、適切な流体力学的設計が加味
された吸引機構を提案することにある。
な吸引作用を発現すると共に吸引ヘッド内における塵埃
の堆積を阻止し得るよう、適切な流体力学的設計が加味
された吸引機構を提案することにある。
【０００５】この課題を解決するために本発明は、吸引
ヘッドと、該吸引ヘッドをドリル・たがね装置に対して
変位可能に保持するためのロッドとを具え、吸引ヘッド
を、開口が加工方向前方に向けられ、少なくとも吸引ヘ
ッドの外周の一部に亘って内壁により包囲された底部が
加工方向後方に配置された皿状に形成し、底部には外部
吸引装置用の吸引開口と、装置に装着される工具を通す
ための貫通開口とを形成した吸引機構において、吸引開
口から貫通開口まで延在する少なくとも一枚の誘導板を
底部に垂設し、該誘導板により、底部および内壁が包囲
する空間を、吸引開口を貫通開口と連通させる少なくと
も二個の空間部分に分割することを特徴とするものであ
る。
ヘッドと、該吸引ヘッドをドリル・たがね装置に対して
変位可能に保持するためのロッドとを具え、吸引ヘッド
を、開口が加工方向前方に向けられ、少なくとも吸引ヘ
ッドの外周の一部に亘って内壁により包囲された底部が
加工方向後方に配置された皿状に形成し、底部には外部
吸引装置用の吸引開口と、装置に装着される工具を通す
ための貫通開口とを形成した吸引機構において、吸引開
口から貫通開口まで延在する少なくとも一枚の誘導板を
底部に垂設し、該誘導板により、底部および内壁が包囲
する空間を、吸引開口を貫通開口と連通させる少なくと
も二個の空間部分に分割することを特徴とするものであ
る。
【０００６】本発明によれば、誘導板の形成する空間部
分が、相互に分離して貫通開口を吸引開口と連通させる
吸引溝として機能し、貫通開口の外周が別個に割当てら
れた吸引溝によって覆われるものである。その結果、こ
れらの吸引溝内では流れの速度が高まり、渦の発生なら
びに塵埃の堆積が阻止される。さらに、吸引溝が相互に
分離して設けられることに伴い、特定の溝が何らかのよ
り大きな部材によって閉塞された場合でも、残りの溝が
依然として完全な吸引性能を有するために全体的な吸引
機能は殆ど損なわれない利点も得られるものである。
分が、相互に分離して貫通開口を吸引開口と連通させる
吸引溝として機能し、貫通開口の外周が別個に割当てら
れた吸引溝によって覆われるものである。その結果、こ
れらの吸引溝内では流れの速度が高まり、渦の発生なら
びに塵埃の堆積が阻止される。さらに、吸引溝が相互に
分離して設けられることに伴い、特定の溝が何らかのよ
り大きな部材によって閉塞された場合でも、残りの溝が
依然として完全な吸引性能を有するために全体的な吸引
機能は殆ど損なわれない利点も得られるものである。
【０００７】空間部分に独立して作用する吸引溝として
の機能を全周に亘って発揮させるため、誘導板は内壁と
ほぼ等しい高さに形成するのが有利である。この場合、
吸引ヘッドを被加工材料上に載置すれば、全周に亘って
閉鎖された空間部分が吸引溝として形成される。
の機能を全周に亘って発揮させるため、誘導板は内壁と
ほぼ等しい高さに形成するのが有利である。この場合、
吸引ヘッドを被加工材料上に載置すれば、全周に亘って
閉鎖された空間部分が吸引溝として形成される。
【０００８】被加工材料に対する前記空間部分の密封性
を改善するため、内壁および誘導板の遊端にはゴム状弾
性を有するシールリップを設けるのが有利である。かか
るシールリップは、接着、挟着等によって内壁および誘
導板に容易に取付けることができる。内壁および誘導板
の遊端を適度に突出させれば、シールリップの弾性を向
上することができる。さらに、摩耗等に起因して気密性
が損なわれた場合でもシールリップを交換すれば足り、
吸引機構の残余の部分は継続使用が可能である。
を改善するため、内壁および誘導板の遊端にはゴム状弾
性を有するシールリップを設けるのが有利である。かか
るシールリップは、接着、挟着等によって内壁および誘
導板に容易に取付けることができる。内壁および誘導板
の遊端を適度に突出させれば、シールリップの弾性を向
上することができる。さらに、摩耗等に起因して気密性
が損なわれた場合でもシールリップを交換すれば足り、
吸引機構の残余の部分は継続使用が可能である。
【０００９】貫通開口の全周に亘って均一な吸引性能が
実現可能であれば、最適な作用が達成される。この前提
条件を充たすため、相互に隣接する誘導板の相互間にお
ける貫通開口を、それぞれ周方向にほぼ等しい長さに形
成するのが有利である。
実現可能であれば、最適な作用が達成される。この前提
条件を充たすため、相互に隣接する誘導板の相互間にお
ける貫通開口を、それぞれ周方向にほぼ等しい長さに形
成するのが有利である。
【００１０】大径の工具、例えばダイヤモンド等を被着
したクラウンドリルを対象とする吸引機構は、大径の貫
通開口を必要とする。その結果、吸引ヘッドは、被加工
材料の比較的広い面積を覆わなければならなくなる。こ
の場合でも最適な流れ条件を成立させるため、吸引ヘッ
ドに三枚の誘導板を設けて三個の空間部分を形成するの
が有利である。
したクラウンドリルを対象とする吸引機構は、大径の貫
通開口を必要とする。その結果、吸引ヘッドは、被加工
材料の比較的広い面積を覆わなければならなくなる。こ
の場合でも最適な流れ条件を成立させるため、吸引ヘッ
ドに三枚の誘導板を設けて三個の空間部分を形成するの
が有利である。
【００１１】上述した構成を有する吸引機構は、多くの
利点を有するにも拘わらず、加工箇所の視角的確認が妨
げられるために使用されないことも多い。特に、工具の
正確な加工位置を確認するのが困難である。この欠点を
克服するため、本発明の他の実施例においては、底部お
よび内壁を半径方向に貫通する空隙を貫通開口に接続さ
せると共に、この空隙の幅をほぼ貫通開口の直径と一致
させる。この場合、底部のみならず内壁をも通過する凹
所により、工具の先端を確認することができる。当然の
ことながら、正に前記のごとき凹所においては、塵埃の
堆積を阻止し得る吸引ヘッドの流体設計が極めて重要で
ある。本発明によれば、誘導板が流れを最適化し、塵埃
の堆積を伴わずに十分な吸引性能を全周に亘って維持す
る機能を発揮する。
利点を有するにも拘わらず、加工箇所の視角的確認が妨
げられるために使用されないことも多い。特に、工具の
正確な加工位置を確認するのが困難である。この欠点を
克服するため、本発明の他の実施例においては、底部お
よび内壁を半径方向に貫通する空隙を貫通開口に接続さ
せると共に、この空隙の幅をほぼ貫通開口の直径と一致
させる。この場合、底部のみならず内壁をも通過する凹
所により、工具の先端を確認することができる。当然の
ことながら、正に前記のごとき凹所においては、塵埃の
堆積を阻止し得る吸引ヘッドの流体設計が極めて重要で
ある。本発明によれば、誘導板が流れを最適化し、塵埃
の堆積を伴わずに十分な吸引性能を全周に亘って維持す
る機能を発揮する。
【００１２】凹所は、工具交換における操作の簡略化に
大いに寄与する。すなわち、工具は、先ず側方から凹所
を通過させて装置軸線と整列する位置まで導入し、次い
で軸線方向に変位させて工具受け部材に装着することが
できる。その結果、工具の装着パスが短縮され、工具着
脱作業の所要時間も大幅に短縮される。この場合、従来
既知の構成において必要とされていた繁雑な作業、すな
わち工具全体を吸引ヘッドに軸線方向から通す作業が不
要となる。
大いに寄与する。すなわち、工具は、先ず側方から凹所
を通過させて装置軸線と整列する位置まで導入し、次い
で軸線方向に変位させて工具受け部材に装着することが
できる。その結果、工具の装着パスが短縮され、工具着
脱作業の所要時間も大幅に短縮される。この場合、従来
既知の構成において必要とされていた繁雑な作業、すな
わち工具全体を吸引ヘッドに軸線方向から通す作業が不
要となる。
【００１３】
【発明を実施するための最良の形態】以下、本発明を図
示の実施例について一層具体的に説明する。
示の実施例について一層具体的に説明する。
【００１４】図１に示す本発明の吸引機構８は、ドリル
・たがね装置１に装着するものであって、吸引ヘッド９
および中空ロッド10を具えている。ドリル・たがね装置
１は、工具受け部材２と、メイングリップ３および補助
グリップ４とを有するものとする。工具受け部材２に取
付ける工具５は、その先端まで見通せるように吸引ヘッ
ド９の凹所11内を貫通させる。
・たがね装置１に装着するものであって、吸引ヘッド９
および中空ロッド10を具えている。ドリル・たがね装置
１は、工具受け部材２と、メイングリップ３および補助
グリップ４とを有するものとする。工具受け部材２に取
付ける工具５は、その先端まで見通せるように吸引ヘッ
ド９の凹所11内を貫通させる。
【００１５】吸引機構８を、補助グリップ４により締付
け可能なクランプ金具６によって装置１に装着する。ク
ランプ金具６と吸引ヘッド９との間でロッド10上にばね
７を配設し、そのばね力に抗して吸引機構８を加工方向
とは逆方向に変位可能とする。ロッド10にねじ結合され
る調整ナット12は、吸引機構８を、受け部材２内に装着
した工具５の長さに適合させる機能を発揮するものとす
る。
け可能なクランプ金具６によって装置１に装着する。ク
ランプ金具６と吸引ヘッド９との間でロッド10上にばね
７を配設し、そのばね力に抗して吸引機構８を加工方向
とは逆方向に変位可能とする。ロッド10にねじ結合され
る調整ナット12は、吸引機構８を、受け部材２内に装着
した工具５の長さに適合させる機能を発揮するものとす
る。
【００１６】本実施例においては、吸引ヘッド９をロッ
ド10およびホース13を介して外部吸引装置（図示せず）
に接続する。
ド10およびホース13を介して外部吸引装置（図示せず）
に接続する。
【００１７】図２は、吸引機構８の吸引ヘッド９を加工
方向とは逆方向から見た平面図である。同図に示すよう
に、吸引ヘッド９には吸引開口14および貫通開口15を形
成する。吸引開口14と貫通開口15との間に誘導板16を配
置し、この誘導板により二個の空間部分9a, 9bを形成す
る。さらに、吸引ヘッド９には底部17および内壁18を貫
通する凹所11を形成し、この凹所を貫通開口15に対して
半径方向で連通させる。
方向とは逆方向から見た平面図である。同図に示すよう
に、吸引ヘッド９には吸引開口14および貫通開口15を形
成する。吸引開口14と貫通開口15との間に誘導板16を配
置し、この誘導板により二個の空間部分9a, 9bを形成す
る。さらに、吸引ヘッド９には底部17および内壁18を貫
通する凹所11を形成し、この凹所を貫通開口15に対して
半径方向で連通させる。
【００１８】図３に示すように、内壁18および誘導板16
にそれぞれシールリップ18a, 16aを設ける。さらに、同
図は、吸引開口14を外部吸引装置に接続するロッド10が
中空体であることを示している。
にそれぞれシールリップ18a, 16aを設ける。さらに、同
図は、吸引開口14を外部吸引装置に接続するロッド10が
中空体であることを示している。
【００１９】図４および図５に示す他の実勢例による吸
引機構20は、例えばダイヤモンドを被着したクラウンド
リルのような大径ドリル工具に適当な吸引ヘッド21を有
する点で前述の実施例とは相違している。すなわち、本
実施例においても吸引ヘッド21に貫通開口22および吸引
開口23を形成するが、貫通開口22は吸引開口23の数倍の
大きさとする。
引機構20は、例えばダイヤモンドを被着したクラウンド
リルのような大径ドリル工具に適当な吸引ヘッド21を有
する点で前述の実施例とは相違している。すなわち、本
実施例においても吸引ヘッド21に貫通開口22および吸引
開口23を形成するが、貫通開口22は吸引開口23の数倍の
大きさとする。
【００２０】吸引開口23と貫通開口22の間に三枚の誘導
板24, 25, 26を設け、これらの誘導板と内壁27および底
部28とにより三個の空間部分21a, 21b, 21cを形成す
る。誘導板24, 25, 26のシールリップ24a, 25a, 26a
は、内壁27のシールリップ27aと共に被加工材料に対す
る気密性を確保する機能を発揮する。本実施例において
も、吸引開口23は中空体として形成したロッド29により
外部吸引装置に接続する。
板24, 25, 26を設け、これらの誘導板と内壁27および底
部28とにより三個の空間部分21a, 21b, 21cを形成す
る。誘導板24, 25, 26のシールリップ24a, 25a, 26a
は、内壁27のシールリップ27aと共に被加工材料に対す
る気密性を確保する機能を発揮する。本実施例において
も、吸引開口23は中空体として形成したロッド29により
外部吸引装置に接続する。
【図１】図１は、本発明の一実施例による吸引機構をド
リル装置に取付けた状態を示す正面図である。
リル装置に取付けた状態を示す正面図である。
【図２】図２は、図１に示した吸引機構の吸引ヘッドを
加工方向とは逆方向から見た平面図である。
加工方向とは逆方向から見た平面図である。
【図３】図３は、図２に示した吸引機構のヘッド側領域
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図４】図４は、別の実施例による吸引機構の吸引ヘッ
ドを加工方向とは逆方向から見た平面図である。
ドを加工方向とは逆方向から見た平面図である。
【図５】図５は、図４に示した吸引機構のヘッド側領域
を示す側面図である。
を示す側面図である。
１ ドリル・たがね装置 ２ 工具受け部材 ３ ハンドグリップ ４ 補助ハンドグリップ ５ 工具 ６ 固定金具 ７ ばね ８, 20 吸引機構 ９, 21 吸引ヘッド 9a, 9b, 21a, 21b, 21c 空間部分 10, 29 ロッド 11 凹所 12 調整ナット 13 ホース 14, 23 吸引開口 15, 22 貫通開口 16, 24, 25, 26 誘導板 16a, 18a, 24a, 25a, 26a, 27a シールリップ 17, 28 底部 18, 27 内壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレッド シュピート ドイツ連邦共和国 デー−8033 マルテ ィングスリート アー フレミングシュ トラーセ９ (56)参考文献 実開 昭54−169996（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−67001（ＪＰ，Ｕ) 英国特許出願公開214115（ＧＢ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B27G 3/00 B23Q 11/00
Claims (6)
- 【請求項１】 手持ち式ドリル・たがね装置（１）に装
着する吸引機構（８, 20）であって、吸引ヘッド（９,
21）と、該吸引ヘッドを装置（１）に対して変位可能に
保持するためのロッド（10, 29）とを具え、吸引ヘッド
（９, 21）を、開口が加工方向前方に向けられ、少なく
とも吸引ヘッドの外周の一部に亘って内壁（18, 27）に
より包囲された底部（17, 28）が加工方向後方に配置さ
れた皿状に形成し、底部（17, 28）には外部吸引装置用
の吸引開口（14, 23）と、装置（１）に装着される工具
（５）を通すための貫通開口（15, 22）とを形成したも
のにおいて、吸引開口（14, 23）から貫通開口（15, 2
2）まで延在する少なくとも一枚の誘導板（16, 24, 25,
26）を底部（17, 28）に垂設し、該誘導板により、底
部（17, 28）および内壁（18, 27）が包囲する空間を、
吸引開口（14, 23）を貫通開口（15, 22）と連通させる
少なくとも二個の空間部分（9a, 9b, 21a,21b, 21c）に
分割することを特徴とする吸引機構。 - 【請求項２】 請求項１記載の吸引機構において、誘導
板（16, 24, 25, 26）を内壁（18, 27）とほぼ等しい高
さに形成したことを特徴とする吸引機構。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の吸引機構にお
いて、内壁（18, 27）および誘導板（16, 24, 25, 26）
の遊端にゴム状弾性を有するシールリップ（18a, 27a,
16a, 24a, 25a, 26a）を設けたことを特徴とする吸引機
構。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか一項に記載の吸
引機構において、相互に隣接する誘導板（16, 24, 25,
26）の間における貫通開口（15, 22）をそれぞれ周方向
にほぼ等しい長さに形成したことを特徴とする吸引機
構。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか一項に記載の吸
引機構において、三枚の誘導板（24, 25, 26）を設けて
三個の空間部分（21a, 21b, 21c）を形成したことを特
徴とする吸引機構。 - 【請求項６】 請求項１〜５のいずれか一項に記載の吸
引機構において、底部（17）および内壁（18）を半径方
向に貫通する空隙（11）を貫通開口（15）に接続させる
と共に、該空隙の幅をほぼ貫通開口（15）の直径と一致
させたことを特徴とする吸引機構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4014571A DE4014571A1 (de) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | Absaugvorrichtung fuer handgefuehrte bohr- und meisselgeraete |
| DE4014571.9 | 1990-05-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0788805A JPH0788805A (ja) | 1995-04-04 |
| JP2854435B2 true JP2854435B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=6405858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3130274A Expired - Lifetime JP2854435B2 (ja) | 1990-05-07 | 1991-05-07 | 手持ち式ドリル・たがね装置用の吸引機構 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0456598B1 (ja) |
| JP (1) | JP2854435B2 (ja) |
| AT (1) | ATE89504T1 (ja) |
| DE (2) | DE4014571A1 (ja) |
| DK (1) | DK0456598T3 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0813464B1 (en) * | 1996-01-04 | 1999-07-21 | British Aerospace Public Limited Company | Debris removal |
| DE10022582A1 (de) | 2000-05-09 | 2001-11-15 | Hilti Ag | Handwerkzeuggerät mit saugendem Staubsammler |
| DE10043415B4 (de) * | 2000-09-04 | 2008-10-30 | Hilti Aktiengesellschaft | Saugkappe für ein Handwerkzeuggerät |
| HK1048728A2 (en) * | 2002-02-26 | 2003-03-28 | Hong Kong And China Gas Compan | Dust suction device for handheld power tool |
| EP1604777B1 (de) * | 2004-06-09 | 2006-09-13 | Metabowerke GmbH | Vorrichtung zum Handhaben eines Bohrwerkzeugs oder Bohrwerkzeuggeräts |
| DE202008008561U1 (de) * | 2008-06-19 | 2008-09-04 | Electrostar Schöttle GmbH & Co. KG | Vorrichtung zum Absaugen von Bohrgut beim Bohren mittels eines Bohrers in Mauerwerk u.dgl. |
| GB201100214D0 (en) | 2011-01-07 | 2011-02-23 | Black & Decker Inc | Dust extractor |
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