JP2853357B2 - バーコードリーダ - Google Patents
バーコードリーダInfo
- Publication number
- JP2853357B2 JP2853357B2 JP3064460A JP6446091A JP2853357B2 JP 2853357 B2 JP2853357 B2 JP 2853357B2 JP 3064460 A JP3064460 A JP 3064460A JP 6446091 A JP6446091 A JP 6446091A JP 2853357 B2 JP2853357 B2 JP 2853357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar code
- memory unit
- bar
- scanning
- bars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード情報を読み
取るバーコードリーダに関する。
取るバーコードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、流通や製造の合理化をはかるため
にバーコードリーダが広く使用されるようになった。
にバーコードリーダが広く使用されるようになった。
【0003】従来、この種のバーコードリーダは図4に
示すような構成が一般的であった。図に示すように、バ
ー幅を測定するセンシング部1と、センシングしたバー
幅測定データを記憶するメモリ部2と、メモリ部のデー
タを処理し、バーコード情報を解読するマイクロプロセ
ッサ3から構成されている。また、図5に示すようにセ
ンシング部1がバーコードラベル4上を走査するとき
は、バーコードの読み取り率向上のために、バーコード
ラベル4上を2回以上走査することが一般的に行われて
いる。図中、a,b,c,dはバーコードラベル4上の
走査パターンを示すもので4回の走査を行っている。こ
の4回のバー幅測定データは各走査毎にメモリ部2に記
憶される。そして、マイクロプロセッサ3はメモリ部2
のデータを処理しバーコード情報の解読処理を行う。
示すような構成が一般的であった。図に示すように、バ
ー幅を測定するセンシング部1と、センシングしたバー
幅測定データを記憶するメモリ部2と、メモリ部のデー
タを処理し、バーコード情報を解読するマイクロプロセ
ッサ3から構成されている。また、図5に示すようにセ
ンシング部1がバーコードラベル4上を走査するとき
は、バーコードの読み取り率向上のために、バーコード
ラベル4上を2回以上走査することが一般的に行われて
いる。図中、a,b,c,dはバーコードラベル4上の
走査パターンを示すもので4回の走査を行っている。こ
の4回のバー幅測定データは各走査毎にメモリ部2に記
憶される。そして、マイクロプロセッサ3はメモリ部2
のデータを処理しバーコード情報の解読処理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、メモリ部2内に取り込まれた各走査パター
ンに対しバーコードの解読処理を行っているため、測定
パターンa,b,c,dの順で解読処理を行った場合、
マイクロプロセッサ3は正常データdの解読処理を行う
前に、a,b,cの3走査パターンに対し解読処理を行
わなければならない。したがってマイクロプロセッサ3
の解読処理時間が長くなり、読み取り率が向上する反
面、読み取り速度が低下する。
の構成では、メモリ部2内に取り込まれた各走査パター
ンに対しバーコードの解読処理を行っているため、測定
パターンa,b,c,dの順で解読処理を行った場合、
マイクロプロセッサ3は正常データdの解読処理を行う
前に、a,b,cの3走査パターンに対し解読処理を行
わなければならない。したがってマイクロプロセッサ3
の解読処理時間が長くなり、読み取り率が向上する反
面、読み取り速度が低下する。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するため
に、マイクロプロセッサが不要な走査パターンの解読処
理を行うことを防止し、バーコードの読み取り速度を低
下させずに読み取りが可能なバーコードリーダを提供す
ることを目的とする。
に、マイクロプロセッサが不要な走査パターンの解読処
理を行うことを防止し、バーコードの読み取り速度を低
下させずに読み取りが可能なバーコードリーダを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、バーコード上を走査しバー幅を測定するセ
ンシング部と、前記センシング部のバー幅測定データを
記憶するメモリ部と、前記メモリ部の内容に基づき、バ
ーコード情報を解読するマイクロプロセッサとを備え、
前記センシング部はバーコード上を少なくとも2回以上
走査し、各走査毎に前記バーコードのバー幅測定データ
を前記メモリ部に記憶するとともに前記マイクロプロセ
ッサは前記メモリ部の記憶データから各走査毎のバー本
数を検出し、検出バー本数の多い走査順にバーコード情
報の解読処理を行うものである。
するために、バーコード上を走査しバー幅を測定するセ
ンシング部と、前記センシング部のバー幅測定データを
記憶するメモリ部と、前記メモリ部の内容に基づき、バ
ーコード情報を解読するマイクロプロセッサとを備え、
前記センシング部はバーコード上を少なくとも2回以上
走査し、各走査毎に前記バーコードのバー幅測定データ
を前記メモリ部に記憶するとともに前記マイクロプロセ
ッサは前記メモリ部の記憶データから各走査毎のバー本
数を検出し、検出バー本数の多い走査順にバーコード情
報の解読処理を行うものである。
【0007】
【作用】上記した構成において、バーコード解読処理を
行う前に各走査毎のバー本数を検出し、バー本数の多い
走査パターンから順にバーコード解読処理を行うため、
正常走査が行われた確率の高いバー幅データから先に解
読処理ができる。
行う前に各走査毎のバー本数を検出し、バー本数の多い
走査パターンから順にバーコード解読処理を行うため、
正常走査が行われた確率の高いバー幅データから先に解
読処理ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1のブロック図に示すように、バーコー
ド上を走査しバーコードのバー幅を測定するセンシング
部5は走査光を発生させるレーザ光源,回転ミラー,反
射ミラーからなる投光部6と、受光素子と信号処理回路
からなる受光部7と、測定バー幅データを一走査毎にメ
モリ部9の所定のエリアに書き込みを行うアドレス制御
部8とから構成される。10はメモリ部9と接続される
アドレスバス、データバスとメモリ部へのバー幅データ
書き込みを制御する制御信号である。11はマイクロプ
ロセッサであり、センシング部5のバー幅測定データを
記憶するメモリ部9内のバー幅データを処理しバーコー
ド情報の解読処理を行う。12はメモリ部9と接続され
るアドレスバス,データバス、13はセンシング部5の
走査開始と完了を示す制御信号である。
ら説明する。図1のブロック図に示すように、バーコー
ド上を走査しバーコードのバー幅を測定するセンシング
部5は走査光を発生させるレーザ光源,回転ミラー,反
射ミラーからなる投光部6と、受光素子と信号処理回路
からなる受光部7と、測定バー幅データを一走査毎にメ
モリ部9の所定のエリアに書き込みを行うアドレス制御
部8とから構成される。10はメモリ部9と接続される
アドレスバス、データバスとメモリ部へのバー幅データ
書き込みを制御する制御信号である。11はマイクロプ
ロセッサであり、センシング部5のバー幅測定データを
記憶するメモリ部9内のバー幅データを処理しバーコー
ド情報の解読処理を行う。12はメモリ部9と接続され
るアドレスバス,データバス、13はセンシング部5の
走査開始と完了を示す制御信号である。
【0009】図2は走査パターン例を示すものであり、
図中、(I),(II),(III),(IV)は図5に示し
た一走査パターンをa,b,c,dの各走査毎に分けて
記述したものである。図5に示すバーコードのバー本数
を15本とした場合、メモリ部9に記憶されたバー本数
は、aの走査の場合は図2(I)のように9本、以下、
(II)はbの走査の場合3本、(III)はcの走査の場
合11本、(IV)はdの走査の場合15本となる。した
がって、正常にバーコードを走査した場合は、メモリ部
9に格納されたバー本数が多くなる。したがってこのバ
ーコードリーダでは、バーコード情報の解読を行う前に
各走査のバー本数を検出する。
図中、(I),(II),(III),(IV)は図5に示し
た一走査パターンをa,b,c,dの各走査毎に分けて
記述したものである。図5に示すバーコードのバー本数
を15本とした場合、メモリ部9に記憶されたバー本数
は、aの走査の場合は図2(I)のように9本、以下、
(II)はbの走査の場合3本、(III)はcの走査の場
合11本、(IV)はdの走査の場合15本となる。した
がって、正常にバーコードを走査した場合は、メモリ部
9に格納されたバー本数が多くなる。したがってこのバ
ーコードリーダでは、バーコード情報の解読を行う前に
各走査のバー本数を検出する。
【0010】上記構成において、図3のフローチャート
を参照しながら動作を説明する。ステップ(ア)ではセ
ンシング部5にバーコード走査開始を指令し、ステップ
(イ)の走査完了後にステップ(ウ)でメモリエリア内
の各走査毎のバー本数を検出する。ステップ(エ)で検
出したバー本数を処理し、取り込んだバー本数の多い走
査パターンのバー幅データから順に解読処理を行う。ス
テップ(オ)で解読OKの場合は、処理を正常完了し、
エラーの場合はステップ(カ)で2番目にバー本数の多
い走査パターンの解読処理を行う。以下、最小バー本数
の走査パターンのバー幅データの解読処理まで同様の処
理を繰り返す。ステップ(ク)で最小バー本数の走査パ
ターンのバー幅データが解読エラーの場合は、ステップ
(ケ)で読み取りエラーとして、エラー終了とする。ス
テップ(エ),(オ),(ク)でバー本数が同じ走査パ
ターンが発生したときは、取り込み順位の早い走査を優
先して解読処理を行う。
を参照しながら動作を説明する。ステップ(ア)ではセ
ンシング部5にバーコード走査開始を指令し、ステップ
(イ)の走査完了後にステップ(ウ)でメモリエリア内
の各走査毎のバー本数を検出する。ステップ(エ)で検
出したバー本数を処理し、取り込んだバー本数の多い走
査パターンのバー幅データから順に解読処理を行う。ス
テップ(オ)で解読OKの場合は、処理を正常完了し、
エラーの場合はステップ(カ)で2番目にバー本数の多
い走査パターンの解読処理を行う。以下、最小バー本数
の走査パターンのバー幅データの解読処理まで同様の処
理を繰り返す。ステップ(ク)で最小バー本数の走査パ
ターンのバー幅データが解読エラーの場合は、ステップ
(ケ)で読み取りエラーとして、エラー終了とする。ス
テップ(エ),(オ),(ク)でバー本数が同じ走査パ
ターンが発生したときは、取り込み順位の早い走査を優
先して解読処理を行う。
【0011】このように実施例のバーコードリーダによ
れば、正常走査が行われた確率の高いバー幅データから
順次解読処理を行うことができる。
れば、正常走査が行われた確率の高いバー幅データから
順次解読処理を行うことができる。
【0012】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
バーコードリーダはバーコード上を走査しバー幅を測定
するセンシング部と、前記センシング部のバー幅測定デ
ータを記憶するメモリ部と、前記メモリ部の内容に基づ
き、バーコード情報を解読するマイクロプロセッサとを
備え、前記センシング部はバーコード上を少なくとも2
回以上走査し、各走査毎に前記バーコードのバー幅測定
データを前記メモリ部に記憶するとともに、前記マイク
ロプロセッサは前記メモリ部の記憶データから各走査毎
のバー本数を検出し、検出バー本数の多い走査順にバー
コード情報の解読処理を行うものであり、この構成とす
ることにより、正常走査が行われた確率の高い走査パタ
ーンから解読処理を行うため、バーコード種別や桁数を
あらかじめ設定することなく、市場で使われている複数
種のバーコードに対応することができバーコードの読み
取り時間を伸ばすことなく、読み取り率の向上を図るこ
とができる。
バーコードリーダはバーコード上を走査しバー幅を測定
するセンシング部と、前記センシング部のバー幅測定デ
ータを記憶するメモリ部と、前記メモリ部の内容に基づ
き、バーコード情報を解読するマイクロプロセッサとを
備え、前記センシング部はバーコード上を少なくとも2
回以上走査し、各走査毎に前記バーコードのバー幅測定
データを前記メモリ部に記憶するとともに、前記マイク
ロプロセッサは前記メモリ部の記憶データから各走査毎
のバー本数を検出し、検出バー本数の多い走査順にバー
コード情報の解読処理を行うものであり、この構成とす
ることにより、正常走査が行われた確率の高い走査パタ
ーンから解読処理を行うため、バーコード種別や桁数を
あらかじめ設定することなく、市場で使われている複数
種のバーコードに対応することができバーコードの読み
取り時間を伸ばすことなく、読み取り率の向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例におけるバーコードリーダの
ブロック図
ブロック図
【図2】同バーコードリーダのセンシング部の走査パタ
ーンを示す図
ーンを示す図
【図3】同バーコードリーダの動作フローチャート
【図4】従来のバーコードリーダのブロック図
【図5】同バーコードリーダのセンシング部の走査パタ
ーンを示す図
ーンを示す図
5 センシング部 9 メモリ部 11 マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檀 政宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−135581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 7/10 G06K 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】バーコード上を走査しバー幅を測定するセ
ンシング部と、前記センシング部のバー幅測定データを
記憶するメモリ部と、前記メモリ部の内容に基づき、バ
ーコード情報を解読するマイクロプロセッサとを備え、
前記センシング部はバーコード上を少なくとも2回以上
走査し、各走査毎に前記バーコードのバー幅測定データ
を前記メモリ部に記憶するとともに、前記マイクロプロ
セッサは前記メモリ部の記憶データから各走査毎のバー
本数を検出し、検出バー本数の多い走査順にバーコード
情報の解読処理を行うバーコードリーダ。 - 【請求項2】バー本数が同じ走査パターンが発生したと
きには、取り込み順位の早い走査を優先して解読処理を
行う請求項1記載のバーコードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064460A JP2853357B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | バーコードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064460A JP2853357B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | バーコードリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299786A JPH04299786A (ja) | 1992-10-22 |
JP2853357B2 true JP2853357B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13258871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064460A Expired - Fee Related JP2853357B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | バーコードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853357B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02135581A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-24 | Japan Steel Works Ltd:The | バーコードリーダの信号処理装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3064460A patent/JP2853357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04299786A (ja) | 1992-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |