JP2853329B2 - 後部の適合性が改善された靴 - Google Patents

後部の適合性が改善された靴

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/28Devices to put in shoes in order to prevent slipping at the heel or to prevent abrading the stockings

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 今日生産されている靴の多くは、履く人の踵に対して
靴の後部が継続的に適合していない。特にトップライン
の開口部が長く、その開口部の長さやガースを調節する
ことができない靴にそうである。こうした従来の靴とし
て、ローファーやエスパドリルのようなカジュアルなス
リッポン形式のものほか女性用のパンプスやフラットあ
るいはスキマー型のものがある。
後部の適合性が適正でないという問題は、履いている
と伸びるという靴の性向に起因するもので、それで踵が
靴の後部から離れるほど足が靴中を前方へ動くためで履
いている間に緩んだり滑ったりすることになる。
今日までこの問題を最小限にしようといろいろ試みら
れたが完全な成功は成らなかった。例えばバックストラ
ップに伸縮材を入れたり、適合性を締めるためカウンタ
などの挿入自在なスペーサまたはシムを入れるほか、よ
く行われているが正しくない履かれる足のガースあるい
は足幅にぴったりし過ぎる方法が行われている。このよ
うな適合技術は足の不快感やその結果の健康問題などの
由々しき結果につながっている。
そこで歩行時、さらに靴の寿命のある間、足の踵に靴
の後部が常に接触しているように継続的にやさしく靴を
常に足の前方に押しやる改善された手段を提供すること
が本発明の目的である。
発明の概要 本発明は靴の後部が足の踵と常に接触するように靴を
継続的に足の前方に押しやることができる実質的に隠さ
れた弾性部材に関する。ここに開示されたかかる手段
は、靴の空洞部に配置された弾性の伸縮可能なライニン
グ材のような弾性伸縮部材である。あるいは靴の爪先箇
所に配置されたフォーム挿入材形式の弾性圧縮可能な部
材でもよい。このような弾性部材は靴に永久的に付属せ
しめられ一体化されるものであってもよいし、取り外し
自在、交換自在に構成されるものでもよい。
本発明について詳しく理解してもらうために以下、添
付の図面に基づき詳細に説明する。
図面の簡単な説明 図1は内部に本発明原理が採用される典型的な靴の側
面図である。
図2は図1の靴の縦断面図である。
図3は図1の3−3線の縦断面図である。
図4は図1の靴のインソールの平面図である。
図5は図4に示したインソールと靴のポジショニング
手段の側面縦断面図である。
好ましい実施例の説明 従来の靴には足に対して靴の後部が適合しないという
問題がある。これは長いトップライン開口部と短いつま
皮タイプの靴に特に顕著で、女性用パンプス、スキマ
ー、フラットその他多くのローファー、スパードリルの
ようなスリッポンタイプの靴におけるようにトップライ
ン長さやガース回りの調節手段がないものに多かった。
次に図面を参照すると、図1〜図3は本発明を採用し
ているこれらのタイプの靴の1つである未婚女性用のス
キマー(フラット、フラッティとも呼ばれる)を示すも
ので、このタイプに典型的な長いトップライン開口部と
短いつま皮をもつ。本発明は他のタイプの靴にも適用で
きるが、説明の都合上スキマーに関して記述する。
図1〜図3に示されるように、本発明の靴20はトップ
ライン24、トップライン縫目26、つま皮28、後部32およ
びユニットソール30を有するアッパー22からなる。
アッパー22はインソール33上に張られTexom T−480
(商標)のようなマサチューセッツ州ウエストフィール
ドのTexon Materials U.S.A社製の適切な人工セルロー
ス繊維インソール材を切断して用いられ、フェルトなど
の充填部材34で支持されている。図2および図3に示さ
れるように、アッパーとユニットソールとが限定する靴
の空洞部内にライニング部材36が張設されている。なお
ここで靴空洞部とは、ローファーのようなほぼ完全に封
鎖されたものから、平帯サンダルなどに見られる比較的
開放的なものまでを含む概念である。ライニング部材36
実線36′でその張力ゼロ状態が示され、点線36″で足の
前方に向けて伸張された状態が示されている。図示のよ
うにライニング部材36はトップラインの中央部と前部に
おいてトップライン縫目26によりアッパー22に固定さ
れ、縫目シーム44でクォーターライニング38に固定され
ている。そしてクォーターライニング38はトップライン
縫目26でアッパー22に固定され、ヒールタック42に該ヒ
ールタック下に張られたセメントで固定されている。好
ましくは、後部32ならびにその周辺に適切な支持を持た
せるため従来のカウンタ40がアッパー22とクォーターラ
イニング38との間に挿入され、インソール33上にセメン
トが張られるのがよい。図3に示されるようにライニン
グ部材36は、靴のつま皮においてはアッパー22あるいは
インソール33に接触はするが固着はされておらず、靴の
この箇所に対して少なくとも直角に、つまり靴20内で長
手方向に伸縮自在に動けるようにされている。ライニン
グ部材36は、靴下製造業者の筒編み技術で製造すること
ができるであろう筒形に示されているが、このような実
施態様ばかりでなく、平編みや織り込みのSpandex材を
切断し縫い合わせて同様の筒形や機能にするなど適宜変
形することができる。
図1〜図3の実施例によれば、靴は弾性のライニング
部材36により靴は常時やさしく足の前方に押しやられ、
これによって足の踵と靴の後部との間に空間ができるこ
とを排除してその間の滑りを最小限に維持するもので、
かかる押圧機能は、靴およびその中の足が地上と接触し
て力がかかっているときに最も効果的に作用する。
ライニング部材36は好ましくは長手方向に伸縮自在な
材料で構成されるのがよい。例えばニューヨーク市のCl
uett Hosiery Corporation製造のGold Toe SuppHose
(商標)のような伸縮性靴下に類似の筒状のLycra(商
標)編みスパンデックス材などの伸縮自在な靴下製品が
よい。いずれにしてもライニング部材36はライニング部
材が靴の寿命に合う程度に耐久性のあるものであるよう
に強化された材料で作られる。
あるいはライニング36はヴィラリカのPeds Products
社製造の低めの伸縮性靴下であるPeds(商標)のような
完成された靴下底であってもよい。これなら外観上分か
らないホックやファスナー、マジックテープ等で靴に取
り外し自在に付着させることができる。この場合にはフ
ァスナーはトップライン24の最前部の先の靴内、あるい
は靴の後部近傍に設けることができる。このようなライ
ニング部材は洗濯したり交換したりするため簡単に取り
外すことができる。
しかし現段階では永久的に固定されるライニング部材
を用いることが好ましい。というのはその方が交換可能
なものよりも外観上および機能上優れたものとなるだろ
うからである。
図4および図5は本発明のもう一つの実施例を示す。
ここでは図1〜図3で示した弾性の伸縮自在なライニン
グ部材の代わりに弾性の圧縮自在な手段が用いられる。
図4は図1の靴20のような靴であって線がないものに
用い得るインソール33を示し、そこでは弾性で伸縮自在
なフォームのつま皮46がインソール33のつま先端に取り
付けられている。つま皮46は、靴と足とに共に力がかか
らなくなったときは常に靴を足の前方に圧縮して押しや
る機能をし、これによって足と靴とが互いにやさしく圧
縮され接触されるので靴の後部に足の踵が滑るのを最小
限にしている。図5はつま皮46の圧縮されていない状態
(実線48)と圧縮されている実線(点線48)を示す。ま
た別の実施例はつま皮46をインソール32ではなく直接靴
20のつま先空洞部内へと位置させ締め付けるか、あるい
は靴製造中または製造後に靴下につま皮46を付着させる
か縫い込むかするものである。圧縮可能なつま皮46は好
ましくは約0.5#/立法フィート以下の厚みの、ポリウ
レタンフォームのような柔軟なオープンセルのプラスチ
ックフォームがよい。
つま皮46の使用は可能であるが、図1〜図3に示した
伸縮部材の方が現段階では好ましい。弾性のライニング
部材の付勢力次第で、圧縮性つま皮よりもずっと長い長
さを作用することができ、したがってよりつま皮による
よりもやさしく、またより均一な押圧力を足のつま先に
与えることができる。
押圧手段は足を少なくとも部分的に包む弾性部材とす
ることができる。また、押圧手段はアッパーとボトムと
に固定することもできる。押圧手段は弾性シート材にす
るのがよい。この場合、押圧手段を弾性繊維にすること
ができる。靴の後部から足の踵が滑ることを減少するよ
うに足のつま先に向けて常時圧力をかけ靴の空洞部内に
ある足に対し靴を常に前方へ押しやる押圧手段と、前部
と、後部とを有し、上記押圧手段は靴の空洞部内の前部
に設けられた圧縮可能部材であることを特徴とするアッ
パーと該アッパーに固定されたボトムを有し、これら各
部で足を受容する空洞部を限定する靴にすればよい。こ
の場合、圧縮部材をプラスチックフォームから構成す
る。またプラスチックをポリウレタンとすることもでき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−187303(JP,U) 実開 昭48−92145(JP,U) 実開 昭48−93152(JP,U) 実開 昭50−143729(JP,U) 実開 昭63−138106(JP,U) 実開 昭63−142104(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A43B 23/00 - 23/30 A43B 17/00 - 17/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】靴の後部から足の踵が滑り出ないように靴
    を足の位置よりつま先方向へ常時押し出す、靴の空洞内
    のつま先部から少なくとも中間部にかけて張設された弾
    性シート材であって、つま先部においては靴のアッパ
    ー、ボトムいずれにも固定されず、中間部においてアッ
    パーおよびボトムに固定されているものを有することを
    特徴とする靴。
JP2511861A 1989-08-02 1990-07-27 後部の適合性が改善された靴 Expired - Fee Related JP2853329B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US38925289A 1989-08-02 1989-08-02
US389,252 1989-08-02

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JPH04507209A JPH04507209A (ja) 1992-12-17
JP2853329B2 true JP2853329B2 (ja) 1999-02-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CH187678A (de) * 1936-05-13 1936-11-30 Borbach Emil Neuerung an Schuhwerk.
DE929595C (de) * 1952-11-28 1955-06-30 Hanni Ney Zehenschuetzer

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EP0485499A1 (en) 1992-05-20
WO1991001661A1 (en) 1991-02-21
DE69006505D1 (de) 1994-03-17
EP0485499B1 (en) 1994-02-02
CA2059635C (en) 2000-07-18
JPH04507209A (ja) 1992-12-17
CA2059635A1 (en) 1991-02-03
DE69006505T2 (de) 1994-08-25

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