JP2853304B2 - ガス器具判別装置 - Google Patents

ガス器具判別装置

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JP2853304B2 JP24079190A JP24079190A JP2853304B2 JP 2853304 B2 JP2853304 B2 JP 2853304B2 JP 24079190 A JP24079190 A JP 24079190A JP 24079190 A JP24079190 A JP 24079190A JP 2853304 B2 JP2853304 B2 JP 2853304B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばガスメータに内蔵してガス器具の消
し忘れの異常発生時には自動的にガスの供給を遮断する
などの機能を有するガス器具判別装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来のこの種のガス器具判別装置としては、第8図に
示すような時間遮断機能を有するものがある。
第8図において、1はガスメータを通過するガスの瞬
時流量を例えば30秒間隔で測定する流量測定手段、2は
ガスメータの中に内蔵してガスを遮断する電磁弁等の遮
断手段、3は流量測定手段1で測定したガスの流量に変
化を認めたときにガス器具の使用状態に変動があったも
のとしてその変化量に相当する個別流量を推定して登録
および登録の抹消を行い記憶する個別流量推定手段、4
は記憶されている個別流量の内容に応じてガス流量に変
化が認められない状態が継続し得る限界の継続使用安全
時間を設定し、この時間を経過したときに異常な状態が
発生していると判断して遮断手段2にガス遮断のための
閉止信号を発する遮断時間制御手段である。
第9図は前記流量推定手段3の構成を示すブロック図
で、5は前記流量測定手段1からのガス流量を入力し、
ガス流量に一定割合(例えば3%)以上の増加や減少が
あったときには変化があったものと認める流量変化検出
部、6は流量変化検出部5で検出したガス流量の変化量
を個々のガス器具に相当する個別流量として登録および
登録の抹消を行う個別流量登録修正部、7は個別流量登
録修正部6で登録および登録の抹消を行った結果の各個
別流量を大きい順に規定の個数(例えば5個)まで記憶
しておく個別流量記憶部である。
第10図は前記遮断時間制御手段4の構成を示すブロッ
ク図で、8は前記個別流量推定手段3が一つの登録また
は登録の抹消を行って記憶した時点から次の登録または
登録の抹消を行って記憶するまでの継続時間(即ち、流
量の変化が検出されないまま経過した時間)を計測する
継続時間計測部、9は個々のガス器具に対応する流量区
分(実際には都市ガスであれば6Bとか13A等のように単
位流量当りの発熱量の異なるガス種があるためガス消費
量による区分にしている)毎に通常家庭内でそのガス器
具が正常に使用されていると判断される限界の時間(こ
の時間を越えたらガスを遮断するのでこれを遮断時間と
呼ぶ)をあらかじめ設定して記憶しておく流量区分別遮
断時間記憶部、10は前記個別流量推定手段3の中の個別
流量記憶部7が記憶している個別流量のうち第1順位に
記憶している最大個別流量に対応する流量区分で設定さ
れている遮断時間を流量区分別遮断時間記憶部9より引
き出してきて設定しておく遮断時間設定部、11は継続時
間計測部8が計測している流量の変化が検出されないま
ま経過した継続時間と遮断時間設定部10が設定されてい
る遮断時間とを比較し、継続時間が遮断時間を越えたと
き前記遮断手段2に閉止信号を発する時間比較部であ
る。
以上の構成における動作の詳細について第11図〜第15
図のフローチャートにより説明する。
第11図は全体の動作を示すもので、流量を計測(フロ
ーチャートのロジック12:以下同様であり番号のみを示
す)して変化が認められれば個々のガス器具に相当する
個別流量を推定して大きい順に記憶(13)し、その最大
のものに対応する遮断時間を設定(14)する。そして、
設定した遮断時間に到達したかどうかを判断(15)し、
到達した場合は異常な状態が発生していると判断してガ
スの遮断動作を行う(16)。設定した遮断時間になる前
に流量の変化が認められた場合は再度個別流量の推定
(13)に戻り、最大のものが入れ替わったときはこの新
たな最大個別流量に対応する遮断時間を設定し、最大個
別流量の入れ替わりがないときはそれまでの遮断時間を
そのまま設定し直す(遮断時間の設定をゼロにリセット
する)(14)。このように最大個別流量に入れ替わりが
なくとも流量に変化が認められれば継続時間の計測をや
り直すのは、流量に変化がある限りガスが正常に使用さ
れていると判断されるからである。
第12図は個別流量推定13の動作の詳細を示したもの
で、Qmiは30秒毎に計測したメータ通過流量のうち今回
のi回目に計測したデータであることを示している。流
量に変化があったという検出は今回i回目の2回前(1
分前)の計測値Qmi-2と今回i回目の1回前(30秒前)
の計測値Qmi-1との差の絶対値がQmi-1の3%以上になっ
たことで判断(17)し、その変化量ΔQはQmi-1のデー
タが30秒毎の計測のためにその30秒の途中で変化してい
れば実際の流量を表していない恐れがあるためQmiとQ
mi-2の差として求め、それが正の場合には流量ΔQのガ
ス器具が使用を開始して流量が増加したものとして増加
流量処理19へ行き、ΔQが負の場合には流量ΔQのガス
器具の使用が終了して流量が減少したものとして流量減
少処理20へ行く(18)。
第13図は増加流量処理19の動作を示したもので、今回
の増加流量ΔQを既に登録して記憶している個別流量と
比較し(21)、大きいものから順次Q0のテーブルから登
録して記憶し直していく(22)。記憶するテーブルの数
はQ4までの5個としている。そして、記憶が完了したら
遮断時間設定ロジック14へ行き、最大個別流量であるQ0
に対応する遮断時間を設定する。
第14図は減少流量処理20の動作を示したもので、まず
今回の減少流量|ΔQ|に一番近いテーブルQiに記憶され
ていた個別流量をこれに相当するガス器具の使用が終了
したものとして抹消する(23)。そしてテーブルは再度
大きい順に記憶し直す(24)。次に今抹消したテーブル
Qiに記憶されていた個別流量をQiとし、これと今回の減
少流量|ΔQ|を比較してあまり差がないとき(Qiと|Δ
Q|との差の絶対値がQiの10%以内のときとしている)は
ロジック26へ行き、差が大きいときはロジック27へ行く
(25)。ロジック26では抹消した後に最も大きい個別流
量であるQ0がゼロであるかどうか、即ち記憶しているも
のがなくなったかどうかを確認し、なくなっていれば実
際には現在まだQmiという流量が存在している(流量ゼ
ロになったときは記憶している個別流量を全て抹消する
流量ゼロ時処理を行うようにしている)ので、再度これ
を新たな増加流量ΔQとして(28)増加流量処理19へ行
き、最大個別流量Q0がまだ残っていれば遮断時間設定ロ
ジック14へ行き、最大個別流量Q0に対応する遮断時間を
設定する。一方、ロジック27では今抹消した個別流量Qi
と今回の減少流量|ΔQ|を比較し、抹消した個別流量Qi
の方が大きければ抹消し過ぎたとしてその差を再度新た
な増加流量ΔQとして(29)増加流量処理19へ行き、減
少流量|ΔQ|の方が大きければ最大個別流量Q0がゼロで
あるかどうかを確認(30)して、ゼロであれば先ほどと
同様にロジック28へ行って現在の流量Qmiを新たな増加
流量ΔQとして増加流量処理19を行い、最大個別流量Q0
がまだ残っていれば減少流量|ΔQ|と抹消した個別流量
Qiとの差を抹消し足りない減少流量|ΔQ|として(31)
再度当初のロジック23に戻る。
最後に遮断時間設定14の動作の詳細を第15図に示す。
前記の個別流量推定13において最大個別流量としてテー
ブルQ0に登録、記憶されている個別流量を引き出してき
てQMAXとし(32)、QMAXに対応する流量区分の遮断時間
Tcを次表に示すテーブルより引き出してくる(33)。
そして引いてきたTcを遮断時間として設定して(34)
遮断時間経過ロジック15へ行き、遮断時間が経過すれば
ガスの遮断を行うことになる。
なお、前記の流量区分を示す表は、先の第10図の説明
でも述べたように、単位流量当りの発熱量の異なるガス
種(例えば都市ガスで13Aなら11,000kcal/Nm3、6Bなら
5,000kcal/Nm3)があるためガス消費量による区分にし
ている。したがって、この表のテーブルを適用するとき
はガス流量に各ガス種毎の単位流量当りの発熱量を乗じ
て行うことになる。また、このように最大個別流量によ
って遮断時間を変えているのはガス給湯機のような大流
量のものは一般に使用時間が短く、ガスストーブのよう
な流量の小さいものは使用時間が長いという使用実態な
どによるものである。そして、大型ガス器具などの口火
(種火)使用時に区分1以外の500kcal/hを越すもので
あっても口火登録という操作を行うことによって遮断時
間Tcを∞に設定することができるようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような個別流量推定では、流量変
化検出時にその流量変化分は全て新たなガス器具の追加
(登録)かもしくは登録しているガス器具の抹消とみな
し、登録抹消時に今回の流量変化分の抹消流量との差が
大き過ぎたり登録しているガス器具がなくなっているの
にまだ流量が存在するときは、さらに追加や抹消を繰り
返して行っているだけである。したがって、実際には一
つのガス器具の流量が増加しただけであるのにその増加
分を新たなガス器具の追加とみなされたり、逆に一つの
ガス器具の流量が減少しただけであるのにその減少分に
近い登録中のガス器具が抹消されたりするということが
起こり得る。
前者の例として、例えばガス消費量が24,000kcal/hの
ガス給湯機が当初1/2の燃焼量の12,000kcal/hで使用さ
れていて、しばらくした後全燃焼量で使用されたような
場合、実際には24,000kcal/hの流量の1台のガス給湯機
が使用されているのにその1/2の12,000kcal/hの流量の
ガス器具が2台使用されているように登録されてしま
う。そうすると、設定される遮断時間は前記の表より本
来なら50分が設定されるべきなのにそれより長い110分
が設定されてしまい、ガスの消し忘れ等で有効に作用し
ない恐れがあり非常に危険である。
一方、後者の例としては、例えばガス流量が24,000kc
al/h(器具A)、12,000kcal/h(器具B)、および6,00
0kcal/h(器具C)の合計3台のガス器具が使用されて
登録されているとき(このときの合計流量は、42,000kc
al/h)、器具Aで器具Bのガス流量に相当する12,000kc
al/hの流量の減少があると器具Bの使用が停止されたも
のとしてその登録が抹消され(このときの器具Aの実際
の流量は12,000kcal/hで、合計流量は30,000kcal/h)、
次に同じく器具Aで器具Cのガス流量に相当する6,000k
cal/hの流量の減少があると器具Cの使用が停止された
ものとしてその登録が抹消され(このときの器具Aの実
際の流量は6,000kcal/hで、合計流量は24,000kcal/
h)、最後に器具Aが使用を停止すると登録されている
器具は器具Aしか残っていないため器具Aの登録(24,0
00kcal/h)が抹消されるが、実際にはまだ18,000kcal/h
という流量が残っているため、抹消し過ぎたものとして
この18,000kcal/hが新たなガス器具として登録される。
そうすると、実際には12,000kcal/h(器具B)と、6,00
0kcal/h(器具C)の2台の器具が使用されているので
あるから、その最大個別流量は12,000kcal/hで、設定さ
れる遮断時間は前記の表より110分であるべきなのにそ
れより短い60分が設定されてしまい、正常な使用をして
いるにもかかわらず早い時間に遮断してしまういわゆる
早切れが起こるという課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、一つのガス器具
が複数のガス器具に分割されて登録されたり、逆に複数
のガス器具が一つのガス器具に統一されて登録されたり
することが少ないようなガス器具判別装置を提供するこ
とを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明のガス器具判別装置は上記目的を達成するため
に、ガス流量を測定する流量測定手段と、前記流量測定
手段から送られるガス流量に変化を認める度に個々のガ
ス器具に相当する個別流量を推定して新たな登録、登録
の抹消および登録流量の増減を行い記憶する個別流量推
定手段とで構成し、前記個別流量推定手段はガス流量の
変化量が正のときは登録らしさおよび流量増加らしさ
を、ガス流量の変化量が負のときは抹消らしさおよび流
量減少らしさをそれぞれ算出し、その中で最も“らし
さ”の大きなものを選定してその処理を実行するように
したものである。
作用 本発明は上記した構成により、ガス流量の変化量が正
のときは登録らしさおよび流量増加らしさを算出し、そ
の中で最も“らしさ”の大きなものを選定してその処理
を実行するようにしているから、新たなガス器具が追加
(登録)されて流量が増加したのか、または一つのガス
器具の流量が増加したのかを高い確率で判別することが
でき、同様にガス流量の変化量が負のときは抹消らしさ
および流量減少らしさを算出し、その中で最も“らし
さ”の大きなものを選定してその処理を実行するように
しているから、登録中のガス器具が使用を停止(抹消)
して流量が減少したのか、または一つのガス器具の流量
が減少したのかを高い確率で判別することができ、一つ
のガス器具が複数のガス器具に分割されて登録された
り、逆に複数のガス器具が一つのガス器具に統一されて
登録されたりすることは少なくなる。
実施例 以下本発明の一実施例について添付図面により説明す
る。
第1図は本実施例のガス器具判別装置の構成を示すブ
ロック図である。35はガスメータを通過するガスの瞬時
流量を例えば1秒間隔で測定する流量測定手段、36は流
量測定手段35から送られるガス流量に変化を認める度に
個々のガス器具の使用状態に変動があったものとしてそ
の変化量に相当する個別流量を推定して新たな登録、登
録の抹消および登録流量の増減を行い記憶する個別流量
推定手段であり、その構成は以下のようになっている。
37は前記流量測定手段35からのガス流量を入力し、ガ
ス流量に一定割合(例えば3%)以上の増加や減少があ
ったときには変化があったものと認める流量変化検出
部、38は最終的に個々のガス器具の点火時流量とその時
々の個別流量を個別流量の大きい順に規定の個数まで記
憶しておく(例えば5個までとし、それ以上の分は6個
目の記憶部に合計して記憶しておく)個別流量記憶部、
39は前記個別流量記憶部38が記憶しているその時々の各
個別流量の全てを合計する記憶個別流量の合計算出部、
40は前記各ガス器具が点火されてからの経過時間をそれ
ぞれ算出する記憶個別流量の経過時間算出部、41は各家
庭で保有しているガス器具に対応した固有流量(その器
具の点火時流量とする)をあらかじめ登録しておく保有
固有流量登録部、42は月日・時刻を計数する月日・時刻
計数部である。そして、43は前記流量変化検出部37で検
出したガス流量の変化量と前記保有固有流量登録部41に
登録されている保有固有流量および前記月日・時刻計数
部42からの季節や時刻情報などにより新たなガス器具の
登録(追加)らしさを算出する登録らしさ算出部、44は
同じく前記ガス流量の変化量と前記個別流量記憶部38が
記憶しているその時々の各個別流量などからガス器具の
抹消(使用停止)らしさを算出する抹消らしさ算出部、
45は同じく前記ガス流量の変化量と前記個別流量記憶部
38が記憶している各ガス器具の点火時流量およびその時
々の個別流量ならびに前記記憶個別流量の経過時間算出
部40が算出する各ガス器具が点火されてからの経過時間
などからガス器具の流量増加らしさを算出する流量増加
らしさ算出部、46は45と同様にガス流量の変化量と各ガ
ス器具の点火時流量およびその時々の個別流量ならびに
前記各ガス器具が点火されてからの経過時間などからガ
ス器具の流量減少らしさを算出する流量減少らしさ算出
部である。さらに、47は前記流量測定手段35からのガス
流量を入力して現在の流量(実際の合計流量)を測定す
る現在流量測定部、48はその現在の実際の合計流量と前
記記憶個別流量の合計算出部39が算出した各個別流量の
合計との差を算出しその差が大きければ(例えば各個別
流量の合計の3%以上)それを補正値として出力する補
正値算出部、49は前記各個別流量の合計と前記補正値か
ら補正らしさを算出する補正らしさ算出部、50は前記登
録らしさ算出部43が算出した登録らしさ、前記抹消らし
さ算出部44が算出した抹消らしさ、前記流量増加らしさ
算出部45が算出した流量増加らしさ、前記流量減少らし
さ算出部46が算出した流量減少らしさおよび前記補正ら
しさ算出部49が算出した補正らしさの全てを比較してそ
の一番大きいものを選定する“らしさ”比較部、51は前
記“らしさ”比較部50が選定した所定の処理を実行して
個別流量記憶部38が記憶している各個別流量の登録内容
の修正を行う(新たな登録や登録の抹消を含む)個別流
量登録修正部である。
上記構成の個別流量推定手段36の動作について第2図
のフローチャートにより説明する。
第2図は個別流量推定52の動作の詳細を示したもの
で、Qmiは1秒毎に計測したメータ通過流量のうち今回
のi回目に計測したデータであることを示している。ま
ず第2図(a)において流量に変化があったという検出
は今回i回目の2回前(2秒前)の計測値Qmi-2と今回
i回目の計測値Qmiとの差(これを流量変化量ΔQとす
る)が正のときは(フローチャートのロジック53、54:
以下同様であり番号のみを示す)ΔQが変化後の流量で
あるQmiの3%以上でかつ今回i回目の2回前(2秒
前)計測値Qmi-2と今回i回目の1回前(1秒前)の計
測値Qmi-1との差の絶対値がQmiの3%以上になったこと
で判断(55)し、ΔQが負のときはΔQの絶対値が変化
前の流量であるQmi-2の3%以上でかつQmi-2とQmi-1
の差の絶対値がQmi-2の3%以上になったことで判断(5
6)する。そして、ΔQが正のときはロジック57、58で
登録(追加)らしさPTUm(mは第1図の保有固有流量登
録部41に登録されている保有固有流量の個数で最大5個
とする)および流量増加らしさPZ0n(nは登録されてい
る個別流量の個数で最大5個とする。以下同じ)を算出
し、PTUm<0.5でかつPZ0n<0.5のとき(59)は保有固有
流量登録部41に登録されていない未登録器具の追加とし
(60)、それ以外のときはPTUmとPZ0nの中から最も大き
いものを選定(61)して追加または流量増加処理を行う
(62)。ΔQが負のときはロジック63、64で抹消らしさ
PMAn、流量減少らしさPGEnを算出し、第1図の個別流量
記憶部38の6個目の記憶部で記憶している個別流量QK6
がゼロのとき(65)はPMAn=0でかつPGEn=0であれば
(66)各個別流量が登録されてからの経過時間の関数で
あるP2n(次の流量増加らしさPZ0mおよび流量減少らし
さPGEnの具体的な算出方法の所で説明する)最も大きい
器具の流量減少とみなし(67)、PMAn=0でかつPGEn=
0でなければ(66)PMAnとPGEnの中から最も大きいもの
を選定(68)して抹消または流量減少処理を行う(6
9)。一方、QK6がゼロでないとき(65)またはPMAn<0.
5でかつPGEn<0.5であれば(70)QK6の抹消(複数の個
別流量が登録されているときは該当個別流量の抹消:7
1)とみなし、PMAn<0.5でかつPGEn<0.5でなければ(7
0)PMAnとPGEnの中から最も大きいものを選定(68)し
て抹消または流量減少処理を行う(69)。その後、いず
れの場合も第2図(b)において登録して記憶している
各個別流量QKnの合計Qt Qt=QK1+QK2+…+QKN(n≦6) を算出し(72)、前記今回i回目の計測値Qmi(現在の
実際の合計流量)との差Δq=Qmi−Qtを求めて(73)
Δqの絶対値がQtの3%以上であれば(74)の補正の必
要があるものとして補正らしさPH0を算出する(75)と
共にΔqをΔQとして(76)先ほどと同様にΔQが正の
とき(77)はロジック78、79で登録(追加)らしさPTUm
および流量増加らしさPZ0nを算出し、ΔQが負のとき
(77)はロジック80、81で抹消らしさPMAnおよび流量減
少らしさPGEnを算出する。そして、これらの“らしさ”
の中で最も“らしさ”の大きいものを選定(82)してそ
の処理を実行する(83)。ここで補正らしさを選定した
ときはΔqをその時点で記憶している各個別流量に比例
して配分し、その他の場合は選定した個別流量を補正す
る。
なお、上記のフローチャート53において流量変化量Δ
Qは今回i回目の2回前(2秒前)の計測値Qmi-2と今
回i回目の計測値Qmiとの差としているが、これはガス
の瞬時流量を1秒間隔で測定するような場合、ガス器具
の点火時流量が流量変化2秒後のガス流量に近いことに
よるもので、何もこれにこだわるものではなく、例えば
流量変化が検出される直前の計測値と流量変化が検出さ
れなくなった時点(流量変化が連続して認められている
間はその変化は一連の変化とみなす)の計測値との差を
流量変化量ΔQとしてもよい。
第3図は登録(追加)らしさPTUmを求める図であり、
流量変化量ΔQと各家庭で保有しているガス器具の点火
時流量である保有固有流量Qhmとの比の関数になってい
る。ここでα、α、β、βは各ガス器具の特性
等によって決定する。またQhmは本実施例ではあらかじ
め第1図の保有固有流量登録部41に登録されている(登
録数m≦5)が、登録されていない場合は未登録器具の
追加となるし、登録する場合もそれまでの個別流量の登
録内容の実態を学習することによって登録するようにし
てもよいし、通信回線によって外部より登録するように
してもよい。さらに、登録(追加)らしさPTUmには前記
関数に第1図の月日・時刻計数部42からの季節や時刻情
報などによる追加らしさ(例えばストーブなら冬季は
1、ガスコンロなら食事時は1など)を加味することも
できる。
なお今回の登録流量ΔQを既に登録して記憶している
個別流量と比較し、大きいものから順次Q0のテーブルか
ら登録して記憶していく(記憶するテーブルの数はQ4
での5個)過程は従来と同じであるが、本実施例では各
器具の点火時流量を初期流量Qsnとしてその時々の個別
流量Qknとは別に登録するようにしている。したがっ
て、前記の各処理を整理すると次のようになる。
(1) 器具の追加処理 ΔQを新たなQsnおよびQknとして登録 (2) 器具の流量増加/減少処理 変化したとみなされた器具のQknを Qkn=Qkn+ΔQとして登録変更 (3) 器具の抹消処理 抹消器具のQsnおよびQknを抹消 (4) 器具の補正処理 補正器具のQknを Qkn=Qkn+Δqとして登録変更 または各Qknに比例配分 第4図、第5図は流量増加らしさおよび流量減少らし
さを求めるための図であり、第4図のP1nは登録されて
いる各個別流量Qknに今回の流量変化量ΔQを加えたも
のとやはり登録されている各個別流量の点火時流量であ
る初期流量Qsnとの比の関数になっている。ここで
α、β、γ、δは各ガス器具の特性等によって
決定する。第5図のP2nは各個別流量の点火時流量であ
る初期流量Qsnが登録されてからの経過時間Tsnの関数に
なっている。ここでε、ε、…、t1、t2、t3、…は
各ガス器具の特性やその使用実態等によって決定する。
そして、流量増加らしさPZ0nおよび流量減少らしさPGEn
は前記P1nとP2nの積として算出する。これらのP1nやP2n
を算出する関数は先ほどの追加らしさPTUmを求めるとき
と同様にそれまでの流量増加および流量減少の実態を学
習することによって決定するようにしてもよいし、通信
回線によって外部より登録するようにしてもよい。
第6図は抹消らしさPMAnを求める図であり、流量変化
量の絶対値|ΔQ|と各個別流量Qknとの比の関数になっ
ている。ここでα、α、β、βは各ガス器具の
特性等によって決定する。この関数もやはりそれまでの
抹消の実態を学習することによって決定するようにして
もよいし、通信回線によって外部より登録するようにし
てもよい。
今回の抹消流量|ΔQ|に相当するテーブルQiに記憶さ
れていた個別流量Qkiを抹消し、テーブルを再度大きい
順に記憶し直す過程は従来と同じであるが、このとき先
に整理して記したように初期流量Qsiも同様に抹消す
る。
第7図は補正らしさPH0を求める図であり、先に記し
たΔq(現在の実際の合計流量である今回i回目の計測
値Qmiと登録して記憶している各個別流量Qknの合計Qtの
差)と各個別流量Qknの合計Qtとの比の関数になってい
る。ここでζ、ζは各ガス器具の特性等によって決
定する。この関数も同様にそれまでの補正の実態を学習
することによて決定するようにしてもよいし、通信回線
によって外部より登録するようにしてもよい。
なお、前記各“らしさ”を求めたときに同じ数値が複
数あった場合の各“らしさ”および各個別流量間の優先
順位は次のとおりとする。
・使用中器具の流量増加/減少が器具の追加/抹消に優
先する。
・器具間では流量の小さな器具が優先する。
また、本実施例では個別のガス器具を推定して判別し
た後の応用機能については特に記載していないが、従来
例で記したようなガス器具の消し忘れ等の時に自動的に
ガスの供給を遮断する時間遮断機能に応用してもよい
し、その他特に使用中のガス器具の各個別流量を把握し
ておきたいような機能にも応用することができる。
以上のように本発明の実施例によるガス器具判別装置
によれば、ガス流量の変化を検出したときはその流量変
化量ΔQを単純に新たなガス器具の追加や抹消とせず、
器具の追加らしさ、器具の抹消らしさ、使用中器具の流
量増加らしさおよび流量減少らしさを各家庭で保有して
いるガス器具やそれまでのガス器具の使用状況、使用し
ている季節や時間帯等からきめの細かい判断により算出
してΔQを推定しているため、より実際に即したガス器
具の判別を行うことができる。つまり、ガス器具の追加
/抹消とガス流量の増減を出来るだけ識別できるように
しているため、一つのガス器具が複数のガス器具に分割
されて登録されたり、逆に複数のガス器具が一つのガス
器具に統一されて登録されたりするようなことは少なく
なり、ガス器具の消し忘れ等の時に自動的にガスの供給
を遮断する時間遮断機能に応用した場合には、設定され
る遮断時間が長くなってガス器具の消し忘れ等に有効に
作用しなくなったり、逆に設定される遮断時間が短くな
って早い時間に遮断してしまう早切れが起こることは少
なくなる。また、登録した各個別流量の合計と現在の実
際の合計流量とを常時比較してその差が大きくなれば、
補正らしさを算出してその差分がどのガス器具のものか
不明の場合(補正らしさを選定した場合)には各ガス器
具にその個別流量に応じた分だけ比例して配分するよう
にしているため、途中での流量推定に誤差が生じる可能
性も少ない。さらに、登録して記憶しておく記憶テーブ
ルの数は6個までと限定しているが、個別流量の数が記
憶テーブルの数を越えた場合はそれらを合計して6個目
のテーブルに記憶するようにしているため、マイクロコ
ンピュータ等の記憶容量を増やすことなく、しかもガス
器具の使用数が多くても誤差が生じるようなこともない
(従来例では記憶テーブルの数を越えた分はそのまま抹
消していたのでその分が誤差となっていた)。
発明の効果 以上のように本発明のガス器具判別装置によれば、個
別流量推定手段においてガス流量の変化量が正のときは
登録らしさおよび流量増加らしさを、ガス流量の変化量
が負のときは抹消らしさおよび流量減少らしさをそれぞ
れ算出し、その中で最も“らしさ”の大きなものを選定
してその処理を実行するようにしているから、ガス器具
の追加/抹消とガス流量の増減を高い確率で判別するこ
とができ、一つのガス器具が複数のガス器具に分割され
て登録されたり、逆に複数のガス器具が一つのガス器具
に統一されて登録されることは少なくなり、ガス器具の
消し忘れ等の時に自動的にガスの供給を遮断する時間遮
断機能を有するガス保安装置や、その他特に使用中のガ
ス器具の各個別流量を把握しておきたい機能を有する装
置での使用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のガス器具判別装置の構成を
示すブロック図、第2図は同装置の個別流量推定手段の
動作を説明するフローチャート、第3図〜第7図は第2
図のフローチャートの各“らしさ”を求める特性図、第
8図は従来のガス器具判別装置における時間遮断機能の
構成を示すブロック図、第9図、第10図は従来の個別流
量推定手段および遮断時間制御手段の構成の詳細を示す
ブロック図、第11図は従来のガス器具判別装置における
時間遮断機能の動作の概略を説明するフローチャート、
第12図〜第15図は第11図のフローチャートのそれぞれの
ロジック部の詳細を説明するフローチャートである。 35……流量測定手段、36……個別流量推定手段、43……
登録らしさ算出部、44……抹消らしさ算出部、45……流
量増加らしさ算出部、46……流量減少らしさ算出部、50
……“らしさ”比較部、51……個別流量登録修正部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 拓生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−144610(JP,A) 特開 昭59−155271(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/18 G01F 15/06 G05B 13/02 G05D 7/00 - 7/06

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス流量を測定する流量測定手段と、前記
    流量測定手段から送られるガス流量に変化を認める度に
    個々のガス器具に相当する個別流量を推定して新たな登
    録、登録の抹消および登録流量の増減を行い記憶する個
    別流量推定手段とで構成したガス器具判別装置であっ
    て、前記個別流量推定手段はガス流量の変化量が正のと
    きは登録らしさおよび流量増加らしさを、ガス流量の変
    化量が負のときは抹消らしさおよび流量減少らしさをそ
    れぞれ算出し、その中で最も“らしさ”の大きなものを
    選定してその処理を実行するようにしたガス器具判別装
    置。
  2. 【請求項2】個別流量推定手段は、ガス流量の変化量が
    正のときはその変化量が変化後のガス流量に対して一定
    の割合以上であれば変化があったものと認め、ガス流量
    の変化量が負のときはその変化量が変化前のガス流量に
    対して一定の割合以上であれば変化があったものと認め
    るようにした特許請求の範囲第1項記載のガス器具判別
    装置。
  3. 【請求項3】個別流量推定手段は、ガス流量の変化が連
    続して認められている間はその変化を一連の変化とみな
    し、変化が認められなくなった時点で前記個別流量推定
    処理を実行するようにした特許請求の範囲第1項記載の
    ガス器具判別装置。
  4. 【請求項4】個別流量推定手段は、前記個別流量の登録
    において、各個別流量の点火時流量を現在の登録流量と
    は別に登録するようにした特許請求の範囲第1項記載の
    ガス器具判別装置。
  5. 【請求項5】流量増加らしさおよび流量減少らしさは、
    ガス流量の変化量と現在の各登録流量および前記点火時
    流量とから決定される関数であるようにした特許請求の
    範囲第1項または第4項記載のガス器具判別装置。
  6. 【請求項6】関数は、それまでの流量増加および流量減
    少の実態を学習することによって決定するようにした特
    許請求の範囲第5項記載のガス器具判別装置。
  7. 【請求項7】関数は、通信回線によって外部より登録す
    るようにした特許請求の範囲第5項記載のガス器具判別
    装置。
  8. 【請求項8】流量増加らしさおよび流量減少らしさは、
    各個別流量にガス流量の変化量に相当する加減算を行っ
    たものと前記点火時流量との比がある一定の範囲以外の
    ときは最小になるようにした特許請求の範囲第5項記載
    のガス器具判別装置。
  9. 【請求項9】流量増加らしさおよび流量減少らしさは、
    各個別流量が登録されてからの経過時間の関数であるよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載のガス器具判別装
    置。
  10. 【請求項10】関数は、それまでの前記各経過時間の実
    態を学習することによって決定するようにした特許請求
    の範囲第9項記載のガス器具判別装置。
  11. 【請求項11】関数は、通信回線によって外部より登録
    するようにした特許請求の範囲第9項記載のガス器具判
    別装置。
  12. 【請求項12】登録らしさは、ガス流量の変化量と各家
    庭で保有しているガス器具に対応してあらかじめ登録さ
    れている保有固有流量とから決定される関数であるよう
    にした特許請求の範囲第1項記載のガス器具判別装置。
  13. 【請求項13】保有固有流量は、それまでの個別流量の
    登録内容の実態を学習することによって登録するように
    した特許請求の範囲第12項記載のガス器具判別装置。
  14. 【請求項14】保有固有流量は、通信回線によって外部
    より登録するようにした特許請求の範囲第12項記載のガ
    ス器具判別装置。
  15. 【請求項15】登録らしさは、ガス流量の変化量とあら
    かじめ登録されている各保有固有流量との比がある一定
    の範囲以外のときは最小になるようにした特許請求の範
    囲第12項記載のガス器具判別装置。
  16. 【請求項16】登録らしさは、時刻の関数であるように
    した特許請求の範囲第1項記載のガス器具判別装置。
  17. 【請求項17】登録らしさは、季節を表すカレンダー情
    報の関数であるようにした特許請求の範囲第1項記載の
    ガス器具判別装置。
  18. 【請求項18】登録らしさは、ガス流量の変化量と現在
    の各登録流量とから決定される関数であるようにした特
    許請求の範囲第1項記載のガス器具判別装置。
  19. 【請求項19】関数は、それまでの抹消の実態を学習す
    ることによって決定するようにした特許請求の範囲第18
    項記載のガス器具判別装置。
  20. 【請求項20】関数は、通信回線によって外部より登録
    するようにした特許請求の範囲第18項記載のガス器具判
    別装置。
  21. 【請求項21】抹消らしさは、ガス流量の変化量と現在
    の各登録流量との比がある一定の範囲以外のときは最小
    になるようにした特許請求の範囲第18項記載のガス器具
    判別装置。
  22. 【請求項22】個別流量推定手段は、前記流量測定手段
    から送られる現在のガス流量と現在の各登録流量の合計
    との差の絶対値が前記現在の各登録流量の合計のある一
    定割合以上になった場合は登録流量の補正を行うように
    した特許請求の範囲第1項記載のガス器具判別装置。
  23. 【請求項23】登録流量の補正は、補正らしさを算出し
    た後、前記現在のガス流量と現在の各登録流量の合計と
    の差をガス流量の変化量とみなして前記登録らしさおよ
    び流量増加らしさ、または抹消らしさおよび流量減少ら
    しさをそれぞれ算出し、その中で最も“らしさ”の大き
    なものを選定して補正処理を実行するようにした特許請
    求の範囲第22項記載のガス器具判別装置。
  24. 【請求項24】個別流量推定手段は、前記登録流量の補
    正において前記補正らしさを選定したときは、前記現在
    のガス流量と現在の各登録流量の合計との差を各登録流
    量に応じて比例配分するようにした特許請求の範囲第23
    項記載のガス器具判別装置。
  25. 【請求項25】補正らしさは、前記現在のガス流量と現
    在の各登録流量の合計とから決定される関数であるよう
    にした特許請求の範囲第23項記載のガス器具判別装置。
  26. 【請求項26】関数は、それまでの補正の実態を学習す
    ることによって決定するようにした特許請求の範囲第25
    項記載のガス器具判別装置。
  27. 【請求項27】関数は、通信回線によって外部より登録
    するようにした特許請求の範囲第25項記載のガス器具判
    別装置。
  28. 【請求項28】補正らしさは、前記現在のガス流量と現
    在の各登録流量の合計との差の絶対値と、現在の各登録
    流量の合計との比がある一定の値以上のときは最小にな
    るようにした特許請求の範囲第25項記載のガス器具判別
    装置。
  29. 【請求項29】個別流量推定手段は、個別流量をその大
    きい順に記憶しておくテーブルの数を限定すると共に、
    個別流量の数が前記テーブルの数を越えた場合は越えた
    分の個別流量を個別流量の最小分を記憶するテーブルに
    合計して記憶するようにした特許請求の範囲第1項記載
    のガス器具判別装置。
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