JP2851647B2 - 部品供給テープから被覆用テープを剥離するための改良した方法及び装置 - Google Patents

部品供給テープから被覆用テープを剥離するための改良した方法及び装置

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JP2851647B2 JP1229439A JP22943989A JP2851647B2 JP 2851647 B2 JP2851647 B2 JP 2851647B2 JP 1229439 A JP1229439 A JP 1229439A JP 22943989 A JP22943989 A JP 22943989A JP 2851647 B2 JP2851647 B2 JP 2851647B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、テープ供給器の分野に関するものであり、
特に、表面装着可能な電気的部品を収容するポケットを
持ったテープの段階的なインデックス動作用の供給器に
関するものである。
従来技術 通常、テープが段階的に前進されて、各ポケットを順
次ピックアップステーションに位置させ、そこで、ポケ
ットから部品を取出して、例えばコンベアへの転送又は
回路基板上への直接的な配置などのような爾後の処理が
行なわれる。通常、このテープの上部カバーは、各ポケ
ットを開放させるために基板から十分に剥離され、ポケ
ット内の部品へのアクセスを与える。補助的なカバー乃
至は可動の「シャッタ」が設けられ、開放したポケット
から部品が失われることを防止することがしばしば行な
われる。
現在、幾つかのタイプの供給テープが使用されてお
り、且つ本発明装置はこれらのものに適用することが可
能である。一つのタイプのものは、プラスチック基板を
有しており、それは部品保持用のポケットが形成されて
おり、該ポケットは分離可能な薄いプラスチック上部カ
バーで閉じられている。他のタイプのものは、ボール紙
基板を貫通して穴が設けられており、部品ポケットを画
定するためにその穴に対して上部カバー及び底部カバー
が設けられている。
従来技術においては、部品供給テープのインデックス
動作と共に巻き取りリールのインデックス動作によりテ
ープカバーの剥離動作を行なうものである。そのカバー
は、固定された案内表面の周りを通過され且つ巻き取り
リールにより引っ張り状態に維持される。
これらのテープ供給器を使用する場合に遭遇する問題
としては、カバーテープが破断することがあり、その結
果部品が喪失し且つ装置の稼動停止時間が発生する。通
常、巻き取りリールは、常時カバー物質上の引っ張り力
を維持すべく作用し、従ってそのカバー物質が巻き取り
リール上に巻き取られるに従い引っ張り力は変化する。
従って、巻き取りリールの角度変位は、巻き取りリール
が実質的に空の場合であっても、供給テープからのカバ
ー物質の剥離動作のために必要な引っ張り力が与えられ
るのに十分なものでなければならない。巻き取りリール
の回転量は各インデックス動作ステップに対して同一で
あるので、カバーテープへ付与される剥離用引っ張り力
は、巻き取りリールがいっぱいになるに従い増加する。
通常、供給テープの各個別的なポケットの間及びその
端部に沿ってヒートシールによりカバー物質が供給テー
プの基板へ取付けられている。基板からカバー物質を剥
離するのに必要な力は、テープ毎に異なる場合がある。
なぜならば、ヒートシール用ロール上の圧力や、テープ
幅、及びポケットの間隔などの要因によって異なるから
である。従って、実質的に空の巻き取りリールによりあ
る一つのテープのカバー物質へ付与される引っ張り力
は、別のテープからそのカバーを剥離するのには十分で
ない場合がある。
巻き取ったカバー物質の直径が変化することにより剥
離用引っ張り力における変動、及び基板へのカバー物質
の接続力における変動は、実質的に空のリールによりカ
バー物質へ付与される「初期的剥離用引っ張り力」がカ
バーと基板との間の最も強い結合力に打ち勝つのに十分
大きなものであることを確保することにより吸収され
る。より多くのカバー物質が巻き取りリール上に巻き取
られると、他のテープのより強い結合力に打ち勝つのに
十分な剥離用の力を提供するので、より小さな剥離用の
力を必要とするカバー物質が切断することがよくある。
カバー物質が切断されると、人が介入して、カバー物
質をスプライスし巻き取りリールへ通過させることが必
要となり、そのことは、巻き取りリールへ再度接続させ
るためにカバー物質の「リーダ」部即ち導出部を十分に
取るためにたかだか100個のポケットに相当する部分か
らカバー物質を剥離させることを必要とする場合があ
る。この様な「リーダ」部即ち導出部を与えるためにカ
バー物質を剥離させる場合にポケットから失われる部品
数、及びスプライスを行ない且つ再度テープの掛け渡し
を行なうのに必要とする稼動停止時間は、コスト高の原
因となるので、それを除去するか又は最小のものとする
ことが望ましい。更に、時間を喪失することは、最小量
の空間内に最大量の供給器を与えるために供給器を煉瓦
状に並置させる場合に更に悪化する場合があり、且つポ
ケットから部品を除去するために部品の有無を検知する
ことが不可能なピックアップスピンドルを使用する場合
に特に問題である。
室温よりも高い温度で格納されている供給テープに対
して必要とされる剥離用の力がしばしば上昇することが
認識されている。
目 的 本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上
述した如き従来技術の欠点を解消し、特に剥離用引っ張
り力を最小とすることを可能とした被覆用テープを剥離
するための方法及び装置を提供することを目的とする。
構 成 本発明の好適実施形態においては、供給テープ及び被
覆物質は、剥離用の引っ張り力が付与される前に前方へ
インデックス動作され、従って供給動作及び剥離動作の
作用は別々に行なわれる。これらのステップを分離させ
ることにより、従来の剥離方法及び装置におけるより
も、基板から被覆物質を剥離するために被覆物質上に与
える剥離用の力(通常は一定)をより小さなものとする
ことが可能であることが判明した。
カバーテープ即ち被覆物質が剥離期間中通過される案
内表面を後退させることにより剥離動作を行なうのに必
要な引っ張り力を減少させることが可能であることも判
明した。剥離動作期間中に被覆物質即ちカバーテープ及
びそれに付与される引っ張り力によってこの案内表面の
後退を行なわせることが有益であることも判明した。
更に、本発明は、剥離ステップの前の供給テープの供
給動作期間中にカバー物質上の引っ張り力を解除(少な
くとも減少させることを包含する)を与える。
供給テープの供給動作期間中に剥離動作を発生させる
ことが可能であり、その場合にこの様な供給動作期間中
に剥離用案内表面を後退させることが可能であり、基板
から被覆物質即ちカバーを剥離するのに必要な引っ張り
力を減少させることも可能である。例えば、供給ステッ
プ間においてカバーから引っ張り力が除去された場合
に、供給テープを供給方向へ移動させるために供給テー
プの供給方向へ案内表面をスプリングで付勢させること
が可能である。
即ち、本発明においては、剥離動作を行なうのに必要
な引っ張り力を最小とするために剥離方向へ案内表面を
移動させると共に、カバーを案内表面の周りで供給テー
プの供給方向とほぼ反対の剥離方向へ通過させることに
より部品供給テープから上部カバーを剥離させる。
実施例 以下、添付の図面を参照して、本発明の具体的実施の
態様について詳細に説明する。
第19図に示される如く、典型的な部品供給テープ2
は、基板3を有しており、基板3は、その端部に沿って
インデックス用乃至は供給用穴6を持っており、且つポ
ケット4を有している。ポケット4内には、表面装着可
能な電気的部品9を収納することが可能である。例えば
「マイラ」などのカバー8が部品9をポケット4内に保
持させている。
第1図乃至第7図を参照すると、ロードした即ち電気
部品を積載した供給テープ2がフィーダ即ち供給器(第
4図において左側)へ入り、各ポケット4の増分的供給
によりピックアップステーションへ移動する。被覆物質
即ちカバー8は順次各ポケット4から剥離され、真空ス
ピンドル乃至は開放したポケットから各部品を取出すた
めのその他の手段がポケット内へアクセスすることを可
能とする。基板3から剥離された後に、被覆用物質8は
後述する如き態様で収納箱72内へ収納される。第1図及
び第7図に示される如く、供給器駆動組立体10の基台12
は、案内チャンネル24を有しており、該チャンネルを介
して、空の基板3が供給器の前端(第1図において左側
端部)から供給器の後部(第1図において右側端部)へ
再度指向される。第7図を参照するとより良く理解され
る如く、供給及び剥離組立体50を駆動組立体10と交換す
ることを容易とするために、ピックアップステーション
のすぐ後の点において空の基板3を切断するためにカッ
タ25(第6図参照)を設けることが可能である。
第6図に示した如く、背面部材30が、スプリング金属
部材31によって付勢されて、テープポケット4の下側と
係合されており、テープポケット4は、ピックアップ動
作期間中に真空スピンドルが部品9と良好な接触を行な
うことを確保するためにピックアップステーションに位
置されている。部材30は、更に、ポケットの底部を貫通
し且つ部品9をポケット4から取出す場合の妨害原因と
なる静電気などに打ち勝つための排出ピン32を有するこ
とが可能である。排出ピン32は、通常、スプリングなど
によって下方向へ付勢されており、且つホース324を介
しての流体圧力によって基板3のポケット4内へ延在し
ている。
第6図、第11図、第14図乃至第16図を参照すると、テ
ープ2は、立設する供給ピン38によって増分的に前進乃
至は供給され、該ピンが基板3のイッデックス用穴6と
係合し、その後に、供給ピン38は第5図に示した位置か
ら左側へ変位され、テープを左側へ前進させる。次い
で、供給ピン38が基板のインデックス用穴から抜き出さ
れ、且つ再度上昇されてインデックス供給動作の別のサ
イクルの準備として他のインデックス用穴6と係合され
る前に、右側へ移動される。従って、供給ピン38は、一
連のシーケンスにおいて前後及び上下へ移動され、それ
により反時計方向の矩形乃至は正方形の移動経路を描く
こととなる。
本発明装置の利点とすることは、空気シリンダ22によ
って供給ピン38の少なくとも横方向の前方及び後方運動
が与えられており、従って供給ピン38のストローク(行
程)又は往復変位が調節可能なストップ20によって制御
することが可能であるということである。
正方形運動インデックス用組立体33は供給ピン38を支
持しており、ホイール14によって摺動自在に支持されて
いるプレート16を有している(第6図に最もよく示され
ている)。スライド支持体乃至はプレート16は、シリン
ダ22の作動に従って前後移動するためにシリンダ22のピ
ストンロッド23へ接続されている。前方ストップ18は、
前方ストローク動作の終わりにおいてポケットがピック
アップステーションに位置されることを確保し、且つ後
方ストップ20は螺子21などにより調節可能であり、スト
ローク長さの限界を変化させ、且つ駆動組立体10(第7
図参照)が異なった長さのインデックス用ステップを必
要とする供給及び剥離組立体50(第7図参照)を収容す
ることが可能であるようにしている。このことは、特に
必要である。なぜならば、ほぼ同一の構成の供給及び剥
離組立体50がテープ毎に長さが異なる供給用ステップを
必要とするテープ2を取扱うことを可能としているから
である。インデックス用穴6は、常に、それぞれのテー
プで同一であるので、テープ2の連続するポケット4の
間の異なった中心間距離によって画定される異なった供
給用ステップ長さに対応させるためには駆動シリンダ22
のストロークを変化させることが必要であるに過ぎな
い。
各交換可能な供給及び剥離組立体50は、テープ案内プ
レート53(第9図及び第10図参照)を有しており、それ
は駆動組立体10のチャンネル26内に摺動自在に収納させ
ることが可能である(第5図及び第7図参照)。チャン
ネル26の端部は、第5図に示される如く部材27及び29に
よってほぼ画定されており、且つ、案内プレート53をチ
ャンネル26内に完全に摺動させると、スプリング金属ラ
ッチ28(第2図及び第7図参照)が供給及び剥離組立体
50の本体部分へラッチしてそれを所定位置に保持する。
スプリング金属ラッチ28は、手動作によって容易に離脱
状態とさせることが可能であり、供給及び剥離組立体50
を駆動組立体10から取り外すことが可能である。
第7図に示される如く、供給及び剥離組立体50は基台
52を有しており、基台52の上には基板3から剥離された
被覆物質8を収納するための容器72が装着されている。
基台52は、下部牽引用ホイール75を回転自在に支持して
おり、且つ回動可能なアーム73を支持しており、回動可
能なアーム73は上部牽引用ホイール74を回転自在に支持
している。上部牽引用ホイール74は、アーム73上に作用
するスプリング77によって下部牽引用ホイール75と係合
すべくバイアス即ち付勢されており、又ホイール74及び
75はそれらの周辺部に互いに噛み合う歯を有している。
一方向クラッチ78(第3図参照)が、下部ホイール75と
動作上連動されており、且つ剥離用駆動リンク82のスロ
ット84内に受納することが可能な偏心的に位置されたピ
ン80を有している。リンク82は、スロット86及びピン87
を介して基台52へ摺動自在に取付けられており、且つ基
台52のピン50へ一端が接続され且つリンク82のピン90へ
他端が接続されている引っ張りスプリング92によって本
装置の前端部へバイアス即ち偏倚されている。駆動リン
ク82の前端部は、後述する目的のためにピン88を有して
いる。
第3図に示される如く、上部ホイール74はそれらの間
に空間を有しており、該空間内にテープ剥離器76が延在
して(第2図参照)、該ホイールによって牽引される被
覆用物質8がその周りに巻き付くことがないことを確保
している。下部テープ牽引用ホイール75も同様に離隔さ
れており且つ剥離器76が設けられている。
供給及び剥離組立体50の基台52の前端部には前述した
テープ案内プレート53が固着されており、尚テープ案内
プレート53の構造及びそれに取付けられたその他の部材
に関しては第8図乃至第10図を参照すべきである。特
に、スプリング金属部材58が案内プレート53へ取付けら
れており且つ、それから垂下して位置決めピン60が設け
られており、位置決めピン60は後述する如く基板3のイ
ンデックス用穴6と係合可能である。剥離器アーム62は
スロット66及びピン67によって案内プレート53へ摺動可
能に取付けられており、且つ作動用ピン64が案内プレー
ト53のスロット55を介して剥離器アーム62から垂下して
いる。剥離器アーム62の前端部は、横方向に突出するガ
イド68を支持しており、該ガイドの周りに被覆用物質8
が案内され、且つ供給器を使用する場合に方向が逆とさ
れる。シャッタ70は、剥離器アーム62から突出してお
り、且つカバー案内部材68から離隔すると共にその多少
前方に設けられている。ストップ組立体63は、アーム62
に対する摺動運動に対する後方端限界を与えており、且
つその後端部から突出している。
供給及び剥離動作 次に、第12図乃至第16図を参照して説明する。
本装置によるテープ2の前方へのインデックスによる
供給動作の後で且つ基板3からカバー8を剥離する前
に、シャッタ70はいまだピックアップステーションに位
置されており(第12図参照)、前の剥離ステップにおい
てカバー物質8が除去されたポケット4内に存在する部
品9をカバー即ち被覆する。剥離器アーム62が第12図の
位置にあると、被覆用物質8は、シャッタ70によって被
覆されているポケットの後の次のポケットを被覆してい
る。
この次のポケットから被覆物質8を剥離すると、剥離
器アーム62が第13図の位置へ変位され、従ってシャッタ
70はピックアップステーションに位置されている部品9
を露出させ、第14図に示す如く、真空スピンドル98によ
って部品9を取出すことを可能とする。供給ピン38がテ
ープのインデックス用穴6から離脱され且つ基板3が第
13図及び第14図に示す如く位置決めピン64によって抑制
されると、カバー物質8は右側へ牽引され且つ基板3か
ら剥離され一方剥離器ガイド68が後退される。正方形運
動インデックス器33の後退により(第14図において右側
へ)、リンク82は正方形運動インデックス用組立体33の
アーム37の一つがリンク82のピン88との係合を介して、
スプリング92のバイアスに抗してリンク82を変位させ
る。
第14図の時計方向に回転された場合にのみ、一方向ク
ラッチ8は下部ホイール75と駆動係合される。クラッチ
78のピン80がリンク82のスロット84内に入り込み、従っ
てスプリング92のバイアス力に抗してリンク82が右側へ
変位すると、クラッチ78が時計方向に回転され、それに
より下部ホイール75は時計方向に回転される。従って、
上部ホイール74も回転され、且つホイール74及び75の相
互に噛み合った歯が共働して、被覆物質8を牽引してそ
れらの間を通過させそれを基板3から剥離させる。剥離
用ガイド68は、カバー物質8上の引っ張り力によって引
っ張られ、シャッタ70と共に、アーム62を第14図の位置
へ右側へ後退させる。被覆物質8は、ガイド68とシャッ
タ70との間でガイド68の周りを通過し、シャッタ70はガ
イド68に十分近接し、従ってシャッタ70はポケットがカ
バー8を剥離することによって開放されるとポケットを
閉塞する。従って、シャッタ70はそれが既に剥離された
ポケット(第12図参照)上方に位置されているピックア
ップステーションから第13図の位置へ後退され、そこで
ピックアップステーションにおけるポケットは開放され
且つ次の剥離されていないポケットがシャッタ70によっ
て被覆状態とされる。
正方形運動インデックス用組立体33がいまだに第14図
において右側に後退されているので、供給ピン38は上昇
されてテープインデックス用穴6と係合状態とされる
(第15図の位置)。同時的に、スプリング金属部材58が
ローラ40によって上昇され、位置決めピン60を別のテー
プインデックス用穴から離脱させてテープ2を前方へ供
給する準備がなされる。第15図に示される如く、正方形
運動インデックス器33のピン41も上昇され、従ってそれ
は剥離器アーム62のピン64と係合し且つテープ2の供給
運動と関連して剥離器アーム62を前方へ駆動し、従って
テープのインデックス供給動作期間中剥離器ガイド68と
カバー物質8との間の接触状態を維持する。
第11図に示す如く、ピストンスライドバルブ36にロー
ラ40を支持するためのアーム42及び供給フィンガ38及び
ピン41を支持するための部材39が取付けられている。ピ
ストン36はシリンダ35内に摺動可能に受納されており、
シリンダ35は基台34及びスライドプレート16へ取付けら
れている。基台34には、逆L形状のアーム37が具備され
ており、該アーム37に対してスプリング46が当接してお
り、部材39及びフィンガ38及びピン41を第14図及び16図
に示した如く下方向へバイアスさせている。
供給ピン38及びピン41が第15図の位置へ上昇される
と、流体がシリンダ22の右側端部へ供給されて、ピスト
ンロッド23及び正方形運動インデックス器33を左側へ延
在させ、リンク82のピン88はスプリング92の影響の下に
アーム37の一つと係合状態を維持する。テープ供給動作
期間中、一方向クラッチ78は、リンク82のスロット84内
に入り込むピン80によって反時計方向に回転される(第
16図の位置)。しかしながら、クラッチ78がこの方向に
回転されると、それは剥離用ホイール75から離脱され、
従って剥離用ホイール74及び75はテープ2の供給動作期
間中、カバー8上の左側への牽引力によって逆方向に回
転可能である。従って、カバー物質8における剥離用引
っ張り力はテープのインデックス供給動作期間中除去さ
れる。本発明のプロトタイプにおいては、剥離動作期間
中箱72内へ押し込まれた被覆物質8の長さの約半分がテ
ープ供給動作期間中箱72の外部へ後退され、そうでなけ
れば供給ステップによって発生されることのあるカバー
物質8内の引っ張り力を緩和させた。
次のポケットをピックアップステーションへ位置させ
るためにテープ2を適宜の量だけ供給した後、流体圧力
を摺動弁ピストン36の下端部から排出させ、従ってスプ
リング46は部材39を下方向へ付勢する。ローラ40が同時
的に下方向へ移動し、スプリング金属プレート58がピン
60をインデックス用穴6と係合させることを可能とし、
一方フィンガ38が他のインデックス用穴6から離脱され
且つピン41は別の剥離用ステップの準備としてピン64と
の可能な係合状態から下降される。この時点で、第16図
における如く剥離器アーム62の位置は第12図にも示して
ある。
可動部分の流体作動 第5図及び第11図を参照すると、スライダバルブ即ち
摺動弁ピストン36は、供給オリフィス362及び上部及び
下部排気案内スロット364及び366を有している。スライ
ダバルブシリンダ35は上部及び底部排気オリフィス351
及び354と、上部及び底部供給オリフィス356及び358
と、上部及び底部中間オリフィス352及び353と、スプリ
ング46のバイアス力に抗してピストン36を上昇するため
に流体をシリンダ35へ供給するための入力/排気フィッ
ティング368とを有している。
正方形運動インデックス器33の基台34は、上部及び下
部排気部342及び344、前方(前進)供給ダクト346、及
び逆(後退)供給ダクト348を有している。正方形運動
インデックス器33用の支持用スライド16には、Tフィッ
ティング162と、供給ホース164と、流体をポペット弁32
2へ供給するためのホース166とが設けられている。ポペ
ット弁322(第3図及び第4図参照)は、作動ボタン323
及びボタン323の作動に従って流体を押圧ピン32へ指向
させるためのホース324(第1図、第4図、第6図、第
7図参照)を有している。
第1図に示される如く、駆動シリンダ22は、フィッテ
ィング224を有しており、それによりピストン23を後退
させるための流体がフィッティング45へ接続されている
ホースから通過され、それは正方形運動インデックス用
組立体の基台34の供給ダクト348へ接続されている。同
様に、ダクト346へ接続されているフィッティング44へ
接続されているホースを介してシリンダ22のフィッティ
ング222へ流体が供給されると、ピストン23は前進され
る。
動作につき説明すると、Tフィッティング162の底部
へホース164を介して供給される一定の空気が、空気を
スライド16内に及びホース166を介してポペット弁322へ
供給する。ボタン323が押し下げられると、ポペット弁3
22への吸気はホース324へ逸らされて押圧ピン32を上昇
させる(第6図参照)。スライド16へ供給される空気
は、シリンダ35内のピストン36の上下位置に従って、ダ
クト346又は348へ選択的に付与される。前述した如く、
ピストン36は、通常、スプリング46によって下方向へバ
イアスされており、且つフィッティング368を介してシ
リンダ35の底部へ付与される流体によって上方向へ前進
される。フィッティング368は、三方向弁(不図示)へ
取付けられており、該弁の同期された動作に従ってピス
トン36の底部へ流体を供給し且つそれから流体を排出さ
せる。ピストン36が第5図の下方向位置にある場合、シ
リンダ35の穴358及び353及びピストン36の穴362を介し
てダクト348へ供給され、従ってシリンダ22のピストン
ロッド23及びスライド部材16が後退される。この時点に
おいて、ピストン36のスロット364は、ダクト346と、シ
リンダ35の穴352及び351と、基台34の排気ポート342を
介して、シリンダ22の他端部から流体を排気するための
排気経路を提供する。
ピストン36が上昇されると、流体がダクト346へ供給
されて、シリンダ22のピストンを前進させ、従ってスラ
イド部材16を前方へ駆動し、一方シリンダ22の反対端部
からダクト348内の流体がピストン36におけるスロット3
56を介してシリンダ35の開口353及び354を介して排気さ
れる。従って、シリンダ22の両端部への流体の供給に従
って正方形運動インデックス器33はシリンダ22によって
前後へ駆動され、流体の供給及び排気は、ピストン36の
上昇位置乃至は下降位置に依存する。
第17図及び第18図の別の実施例に示される如く、被覆
物質8における引っ張り力を解除した場合に、同様の剥
離器ガイドを前方の前進した位置へ復帰させるためにス
プリング部材96を使用することも可能である。
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明
したが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきも
のではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなし
に、種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づいて構成された装置を示した正面
図、第2図は第1図の装置の上部平面図、第3図は第1
図の装置の左側側面図、第4図は第1図の装置の背面
図、第5図は第1図において矢印5−5の方向にとった
断面図、第6図は一部を除去し一部を破断した第1図の
一部を拡大して示した説明図、第7図は本装置の主要部
分が分離可能であることを示した第1図の装置の正面
図、第8図はテープガイドプレートとそれに取付けた剥
離器アームを示した斜視図、第9図は第8図の装置の分
解斜視図、第10図はテープガイドプレートの底部を示し
た斜視図、第11図は正方形運動インデックス器組立体の
分解斜視図、第12図及び第13図は剥離用ガイド及びシャ
ッタの前進位置及び後退位置を示したそれぞれ部分的拡
大平面図、第14図乃至第16図はテープ供給及びカバー剥
離動作を示したそれぞれの部分的正面図、第17図は第18
図の装置の平面図、第18図は剥離器ガイドを前進位置へ
バイアスさせるスプリングの別の実施例を示した部分的
概略図、第19図はポケットを形成した基板とそのカバー
とそれに担持される部品を有する部品供給テープを示し
た部分的概略斜視図、である。 (符号の説明) 2:部品供給テープ 4:ポケット 8:カバー 9:部品 10:供給器駆動組立体 12:基台 33:正方形運動インデックス用組立体 50:供給及び剥離組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を段階的に供給し、前記基板に付着し
    た被覆テープを剥離アームの案内表面のまわりに基板供
    給方向とは逆の方向に通し、該被覆テープに該逆方向の
    引っ張り力を付与することによって、前記被覆テープを
    前記基板から剥離し、前記基板に担持されている部品を
    露出させてピックアップできるようにする方法であっ
    て、前記剥離動作を達成するのに必要な前記引っ張り力
    の大きさを最小とするために前記剥離動作期間中前記案
    内表面を前記逆方向に後退させ、前記後退動作中前記被
    覆テープと前記案内表面との間の接触を維持し、前記供
    給期間中前記引っ張り力を解除し、前記基板と前記案内
    表面とを積極的に駆動して前記基板に関連して前記供給
    方向に前記案内表面を前進させ、この前進動作の後に前
    記後退動作を行い、前記剥離動作期間中で前記供給動作
    の後に前記引っ張り力を付与することによって前記案内
    表面に牽引動作を与えて前記案内表面の前記後退動作を
    行うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載した方法であ
    って、前記基板供給方向に前記案内表面をスプリングで
    付勢することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載した方法であ
    って、前記剥離期間中前記被覆テープ上に実質的に一定
    の引っ張り力を与えることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載した方法であ
    って、前記剥離動作によって前記各部品を露出させる期
    間中、前記各部品をシャッターで被覆することを特徴と
    する方法。
  5. 【請求項5】基板を段階的に供給し、前記基板上の被覆
    テープを剥離器アームの案内表面の周りに通過させ前記
    基板供給方向とほぼ逆方向に前記被覆テープを再指向さ
    せる手段と、前記逆方向に前記被覆テープへ引っ張り力
    を付与する手段とを有しており、前記基板に担持されて
    いる部品を露出させて部品をピックアップできるように
    する、基板に付着した被覆テープを該基板から剥離する
    装置において、前記剥離動作を実施するのに必要な前記
    引っ張り力の大きさを最小とするために前記剥離動作期
    間中前記逆方向に前記案内表面を後退させる手段と、前
    記後退動作期間中前記被覆テープと前記案内表面との間
    の接触を維持させる手段とを有することを特徴とする装
    置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項において、前記案内
    表面後退手段が、前記被覆テープへ引っ張り力を付与す
    る手段を有することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第5項において、前記供給
    動作期間中前記基板と関連して前記供給方向に前記案内
    表面を前進させる手段と、前記前進動作の後に前記後退
    手段を動作させる手段とを有することを特徴とする装
    置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項において、前記基板
    供給動作期間中前記引っ張り力を解除する手段を有する
    こと特徴とする装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項において、前記基板
    と案内表面とを前記供給方向へ積極的に駆動する手段
    と、前記剥離動作期間中及び前記供給動作の後に前記引
    っ張り付与を介して前記案内表面へ牽引することにより
    前記案内表面の後退動作を実施する手段を有することを
    特徴とする装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第5項において、前記案
    内表面を前記基板供給方向へスプリングで付勢する手段
    を有することを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第5項において、前記剥
    離動作期間中前記被覆テープ上に実質的に一定の引っ張
    り力を与える手段を有することを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第5項において、前記剥
    離動作により前記部品の露出動作期間中前記各部品を被
    覆するためのシャッタ手段を有することを特徴とする装
    置。
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