JP2851626B2 - センサ付き高周波加熱装置 - Google Patents

センサ付き高周波加熱装置

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JP2851626B2
JP2851626B2 JP63233005A JP23300588A JP2851626B2 JP 2851626 B2 JP2851626 B2 JP 2851626B2 JP 63233005 A JP63233005 A JP 63233005A JP 23300588 A JP23300588 A JP 23300588A JP 2851626 B2 JP2851626 B2 JP 2851626B2
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隆 柏本
浩二 吉野
公明 山口
功 笠井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、センサ付きの高周波加熱装置に関し、特に
センサによる被加熱物の過熱状態の検出の安定化をはか
るためのセンサの取り付け構成に関するものである。
従来の技術 従来この種のセンサ付きの高周波加熱装置の本体構成
図を第2図に示す。
この図は、被加熱物である食品から発生する蒸気を検
出する湿度センサの例である。1は加熱室、2は被加熱
物、3は被加熱物を高周波加熱する高周波放射手段、4
は高周波放射手段3を冷却するファン、5はファンの一
部の風を加熱室1に導く風路、6は被加熱物2から発生
する蒸気をファン4の風によって排出する排気路、8は
被加熱物2の加熱進行状態を検出する湿度センサであ
る。
湿度センサ8の場合、被加熱物2中の水分が沸騰して
湿度が急激に増大するため、この点を検出することで調
理の終了を判別することができる。
湿度センサ8の取り付け位置としては、第3図に示す
ように排気路中に一部小部屋9を設けた位置に設置して
いる。これは、極力ファン4の風速の影響を受けにくい
場所に設置するためである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような排気路中に湿度センサを設
ける構成にすると、次のような課題が常につきまとって
いた。
冷却ファンの風とともに、被加熱物の蒸気が常に混合
した状態で湿度センサに当たるので高周波加熱装置の加
熱室の大きさ、冷却ファンの風量、風速などの影響を受
け、装置ごとに排気路中の小部屋の大きさ、取り付け位
置を調整、もしくは検討しなければならず設計管理要素
が多いという問題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解決するもので、センサ
の感度低下を防ぎ、加熱進行とともに被加熱物からの物
理量としての変化である蒸気量、ガス量、熱を安定して
検出できる高周波加熱装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のセンサ付き高周
波加熱装置は、加熱室と、加熱室に高周波を放射する高
周波放射手段と、前記高周波放射手段を冷却した風を開
口を介して加熱室内に送風するファンと、前記加熱室内
の前記ファンを設けた側と異なる側面に設けた被加熱物
から発生する蒸気、ガス、熱を排気る主排気路と、前記
加熱室の前記ファンの近傍に設け、前記ファンの吸い込
みによる負圧を利用し、前記被加熱物から発生する蒸
気、ガス、熱の一部を排気する副排気路と、前記副排気
路の中に設けた前記被加熱物の加熱状態を検出するセン
サとを設ける構成とした。
また、加熱状態を検出するセンサは、蒸気がセンサ表
面に作用することにより抵抗が変化するガスセンサは、
または蒸気の熱的な変化を検出するセンサ、または温度
変化を検出するセンサで構成した。
作用 上記構成により、本発明は高周波放射手段を冷却する
冷却ファンによって加熱の進行とともに被加熱物から発
生する蒸気、ガス、熱のほとんどは主排気路から冷却フ
ァンの風とともに乱流状態で排出されるが、一部の蒸
気、ガス、熱は乱流状態でない副排気路に導き排気され
る。そのため、この副排気路を介してセンサで被加熱物
の物理量の変化である蒸気量、ガス量、熱量を検出し被
加熱物の加熱状況を安定に把握できる。
実施例 第1図は本発明の位置実施例を示すセンサ付き高周波
加熱装置の本体構成図である。第1図において、1は加
熱室、2は被加熱物、3は食品2を加熱する高周波放射
手段、4は高周波放射手段3を冷却する冷却ファン、5
は高周波放射手段を冷却した風を加熱室1に導く風路、
6は被加熱物2から発生する蒸気のほとんどを風路5に
よって加熱室1内に送風された風とともに排気される主
排気路、7は冷却ファン4によって加熱室1内の被加熱
物2からの蒸気の一部を排気する副排気路、8は副排気
路7を介して、高周波放射手段3による加熱で被加熱物
2からの物理量の変化である蒸気量の変化を検出する湿
度センサである。
第1図に示すように、冷却ファン4の風上側、すなわ
ち主排気路6の反対側の冷却ファン4の付近に副排気路
7を設け、副排気路7には冷却ファン4の吸い込みによ
る負圧を利用し、加熱室1内の被加熱物2の蒸気を吸い
込む構成としている。副排気路7に導かえた蒸気は湿度
センサ8によって検出された加熱室1内の被加熱物2の
加熱状況を検出することが可能となり、あるレベル以上
の蒸気量で高周波放射手段3の発振を止め加熱を終了す
る。
被加熱物2から発生する蒸気を点線10で、高周波放射
手段3を冷却するファン4の風を実線11で示している。
ファン4の風は風路5を通り加熱室1に送風される。第
1図に示すように、被加熱物2から発生する蒸気と、フ
ァン4の風のほとんどは加熱室1内で混合され、主排気
路6から排気される。
一方、主排気路6とは、別に設けた副排気路7(第1
図において主排気路の反対側である風上側)を設け、被
加熱物2からの蒸気の一部が副排気路7に導かれる。そ
の方法としては、第1図に示すようにファン4と、副排
気路7の位置関係から負圧を利用することによって、副
排気路7に加熱室1から被加熱物2の蒸気を吸い込む方
法が考えられる。また、加熱室1からの蒸気を負圧を利
用しなくても単に被加熱物2の蒸気の一部を副排気路7
に排気する構成でもよい。
したがって、主排気路6に加熱状態を検出する湿度セ
ンサ8を設けると、加熱室1内のファン4の風が乱流状
態で、湿度センサ8に影響することになり被加熱物2の
加熱状態の検出の安定化が困難であったのが、副排気路
7を介して湿度センサ8を設けた場合には、風速が安定
し、被加熱物2の蒸気の検出も安定化するものである。
また、ファン4の付近に湿度センサ8が設けた場合に
は、湿度センサの温度特性のばらつきも防止することは
いうまでもない。
また、一般の湿度センサ8や、アルコール等のガスを
検出するセンサは、センサ表面に蒸気の分子が作用し、
その電気抵抗値が変化することを用いて、被加熱物2の
加熱状態を検出しているものである。このような高周波
加熱装置に用いる湿度センサやガスセンサは、蒸気以外
に被加熱物の油、塩分等も飛散し、センサ表面に作用す
ることになり、なるべく、被加熱物からの検出目的とす
る蒸気、ガス以外の成分の直撃を受けにくい所、および
検出に必要な最低限の量で充分でよい。だから、センサ
表面に蒸気を作用させる方式は、蒸気の検出の安定化の
ためにはファン4の風速、周囲温度の影響が大きいの
で、第1図のように主排気路6と別に設けた副排気路7
を用いれば、蒸気を安定に検出できるのである。
なお、本発明一実施例では、センサに湿度センサを用
いているが、食品の物理変化を検出するセンサならなん
でもよく、例えば蒸気がセンサ表面に作用することによ
り抵抗が変化するガスセンサ、または蒸気の熱的な変化
を検出するセンサ、または温度変化を検出するセンサで
構成してもよい。
また、本発明において、ファン4の負圧(吸込み)を
利用しているが、ファン4と、副排気路7の位置関係を
変えることによって、正圧(はきだし)にすることもで
き、副排気路7に一部蒸気、ガス、熱を排気する構成で
もよい。
発明の効果 以上述べてきたように本発明によれば次の効果が得ら
れる。
(1)ファンの風を利用して、被加熱物の物理量の変化
を検出するセンサ(蒸気、ガス、熱)の一部を主排気路
とは別に設けた副排気路で検出する構成なので、汚れの
影響も少なく、センサには安定した風速が得られ、簡単
な設計により、高周波加熱装置の加熱室内の被加熱物の
加熱状態の検出の安定化がはかれる。
(2)ファンの付近に副排気路および、被加熱物の加熱
状態を検出するセンサを設けているので、高周波放射手
段による加熱の進行により、センサ自体の蒸気などの影
響による温度上昇を防ぎ、被加熱物の加熱状態の検出の
安定化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すセンサ付き高周波加熱
装置の本体構成図で、第2図は従来のセンサ付き高周波
加熱装置の本体構成図、第3図は排気路中の湿度センサ
の取り付け図である。 1……加熱室、2……食品、3……高周波放射手段、4
……ファン、6……主排気路、7……副排気路、8……
センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 公明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 笠井 功 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−100981(JP,A) 実開 昭55−139301(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/08 325

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室と、前記加熱室に高周波を放射する
    高周波放射手段と、前記高周波放射手段を冷却した風を
    開口を介して加熱室内に送風するファンと、前記加熱室
    内の前記ファンを設けた側と異なる側面に設けた被加熱
    物から発生する蒸気、ガス、熱を排気する主排気路と、
    前記加熱室の前記ファンの近傍に設け、前記ファンの吸
    い込みによる負圧を利用し、前記被加熱物から発生する
    蒸気、ガス、熱の一部を排気する副排気路と、前記副排
    気路の中に設けた前記被加熱物の加熱状態を検出するセ
    ンサとを設ける構成としたセンサ付き高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】加熱状態を検出するセンサは、蒸気がセン
    サ表面に作用することにより抵抗が変化するガスセン
    サ、または蒸気の熱的な変化を検出するセンサ、または
    温度変化を検出するセンサで構成した請求項1記載のセ
    ンサ付き高周波加熱装置。
JP63233005A 1988-09-16 1988-09-16 センサ付き高周波加熱装置 Expired - Lifetime JP2851626B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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