JP2850920B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JP2850920B2 JP2850920B2 JP21108990A JP21108990A JP2850920B2 JP 2850920 B2 JP2850920 B2 JP 2850920B2 JP 21108990 A JP21108990 A JP 21108990A JP 21108990 A JP21108990 A JP 21108990A JP 2850920 B2 JP2850920 B2 JP 2850920B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、密閉形のスクロール圧縮機に関するもので
ある。
ある。
従来の技術 第4図(a)(b)は特開昭63−65187号公報に示さ
れる従来のスクロール圧縮機の旋回渦巻羽根部品および
固定渦巻羽根部品の断面図である。第4図(a)におい
て、旋回渦巻羽根部品50の中央部の歯溝底面51は旋回鏡
板52の旋回鏡板面53に対してh1の寸法分だけ低く設定さ
れている。また、第4図(b)において、固定渦巻羽根
部品54の中央部の歯溝底面55は歯溝外周部56に対してh2
の寸法分だけ低く設定されてる。旋回渦巻羽根部品50の
段差寸法h1と固定渦巻羽根部品54の段差寸法h2とは、概
略h1=h2の関係にある。
れる従来のスクロール圧縮機の旋回渦巻羽根部品および
固定渦巻羽根部品の断面図である。第4図(a)におい
て、旋回渦巻羽根部品50の中央部の歯溝底面51は旋回鏡
板52の旋回鏡板面53に対してh1の寸法分だけ低く設定さ
れている。また、第4図(b)において、固定渦巻羽根
部品54の中央部の歯溝底面55は歯溝外周部56に対してh2
の寸法分だけ低く設定されてる。旋回渦巻羽根部品50の
段差寸法h1と固定渦巻羽根部品54の段差寸法h2とは、概
略h1=h2の関係にある。
また、他の従来例として特開昭62−23588号公報のよ
うに渦巻羽根先端からの漏れを防止するために渦巻羽根
の先端部にチツプシールを挿入するとともに、このチツ
プシールの形状により過圧縮をも防止しようとしている
ものもある。
うに渦巻羽根先端からの漏れを防止するために渦巻羽根
の先端部にチツプシールを挿入するとともに、このチツ
プシールの形状により過圧縮をも防止しようとしている
ものもある。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、渦巻羽根先端と
対向する歯溝底面との間に隙間が生じ圧縮機の性能を大
きく低下させる。また、この隙間を極力小さくしようと
し段差の寸法をシビアに設定すると、広範囲な圧力、温
度の運転条件によつては渦巻羽根の先端部の接触が過大
となり、圧縮性能に大きなばらつきを与えるとともに、
信頼性の低下をもたらす。また、これらの欠点を回避し
ようとして渦巻羽根の先端部にチツプシールを挿入した
ものでは、チツプシール側面とこれに対向する歯溝底面
とに必ず隙間が生じ、この部分での漏れ量は以外に大き
く、性能の低下をもたらすことが明かとなつている。
対向する歯溝底面との間に隙間が生じ圧縮機の性能を大
きく低下させる。また、この隙間を極力小さくしようと
し段差の寸法をシビアに設定すると、広範囲な圧力、温
度の運転条件によつては渦巻羽根の先端部の接触が過大
となり、圧縮性能に大きなばらつきを与えるとともに、
信頼性の低下をもたらす。また、これらの欠点を回避し
ようとして渦巻羽根の先端部にチツプシールを挿入した
ものでは、チツプシール側面とこれに対向する歯溝底面
とに必ず隙間が生じ、この部分での漏れ量は以外に大き
く、性能の低下をもたらすことが明かとなつている。
本発明は上記問題を解決するもので、渦巻羽根の先端
部の接触の適正化を図り、漏れ量を大幅に低減できるス
クロール圧縮機を提供することを目的とするものであ
る。
部の接触の適正化を図り、漏れ量を大幅に低減できるス
クロール圧縮機を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機
は、密閉容器の内部に電動機と、この電動機で駆動され
る圧縮機構を配設し、前記圧縮機構を固定羽根枠体と一
体に固定あるいは形成した固定渦巻羽根を有する固定渦
巻羽根部品と、前記固定渦巻羽根と噛み合い複数個の圧
縮空間を形成する旋回渦巻羽根を旋回鏡板に固定あるい
は形成した旋回渦巻羽根部品と、前記旋回渦巻羽根部品
の自転を拘束する自転拘束部品と、前記電動機により回
転駆動されて、旋回渦巻羽根部品を偏心旋回するクラン
ク軸と、このクランク軸を支承する軸受け部品を含んで
構成し、前記旋回鏡板の背面に微少隙間をもうけ、前記
旋回渦巻羽根部品の渦巻羽根の溝底面と旋回鏡板面との
間に段差δ1を設け、かつ前記固定渦巻羽根部品の渦巻
羽根先端面と外周面との間に段差δ2を設け、この段差
δ1,δ2の関係をδ1<δ2あるいは、δ1>δ2に構
成し、前記両渦巻羽根部品を組み合わせたとき必ずいず
れか一方あるいは両方の渦巻羽根の先端と対向する渦巻
羽根の溝底面とが接触するようにしたものである。
は、密閉容器の内部に電動機と、この電動機で駆動され
る圧縮機構を配設し、前記圧縮機構を固定羽根枠体と一
体に固定あるいは形成した固定渦巻羽根を有する固定渦
巻羽根部品と、前記固定渦巻羽根と噛み合い複数個の圧
縮空間を形成する旋回渦巻羽根を旋回鏡板に固定あるい
は形成した旋回渦巻羽根部品と、前記旋回渦巻羽根部品
の自転を拘束する自転拘束部品と、前記電動機により回
転駆動されて、旋回渦巻羽根部品を偏心旋回するクラン
ク軸と、このクランク軸を支承する軸受け部品を含んで
構成し、前記旋回鏡板の背面に微少隙間をもうけ、前記
旋回渦巻羽根部品の渦巻羽根の溝底面と旋回鏡板面との
間に段差δ1を設け、かつ前記固定渦巻羽根部品の渦巻
羽根先端面と外周面との間に段差δ2を設け、この段差
δ1,δ2の関係をδ1<δ2あるいは、δ1>δ2に構
成し、前記両渦巻羽根部品を組み合わせたとき必ずいず
れか一方あるいは両方の渦巻羽根の先端と対向する渦巻
羽根の溝底面とが接触するようにしたものである。
作用 上記構成のように、両渦巻羽根部品の段差δ1,δ2の
関係をδ1<δ2あるいは、δ1>δ2とすることによ
り、運転中には、旋回鏡板と固定羽根枠体とが接触する
前に必ずいずれかの渦巻羽根先端とこれに対向する溝底
面とが接触し、軸方向の隙間はほぼ0となって、漏れは
大幅に低減される。その結果圧縮機の性能は大きく向上
する。また、圧力、温度により渦巻羽根の先端が大きく
膨張し、機械的接触が過大となる場合は旋回鏡板の背面
に設けられた微少隙間により回避される。したがつて、
圧縮機の性能は大幅に向上するとともに信頼性も充分に
確保される。
関係をδ1<δ2あるいは、δ1>δ2とすることによ
り、運転中には、旋回鏡板と固定羽根枠体とが接触する
前に必ずいずれかの渦巻羽根先端とこれに対向する溝底
面とが接触し、軸方向の隙間はほぼ0となって、漏れは
大幅に低減される。その結果圧縮機の性能は大きく向上
する。また、圧力、温度により渦巻羽根の先端が大きく
膨張し、機械的接触が過大となる場合は旋回鏡板の背面
に設けられた微少隙間により回避される。したがつて、
圧縮機の性能は大幅に向上するとともに信頼性も充分に
確保される。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例のスクロール圧縮機の縦断
面図である。第1図において、1は密閉容器であり、こ
の内部下方に圧縮機構2と、圧縮機構2の上方にこれを
駆動する電動機3が設けられ、電動機3の固定子4は密
閉容器1に固定され、電動機3の回転子5は圧縮機構2
を駆動するクランク軸6と結合されている。圧縮機構2
は、固定羽根枠体7に一体に形成された固定渦巻羽根8
を有する固定渦巻羽根部品9と、この固定渦巻羽根部品
9の固定渦巻羽根8とかみ合つて複数個の圧縮空間10を
形成する旋回渦巻羽根11を旋回鏡板12の上に形成された
旋回渦巻羽根部品13と、この旋回羽根部品13の自転を防
止して旋回のみを行わせる自転拘束部品14と、この旋回
鏡板12の旋回渦巻羽根11とは反対側に設けられた旋回駆
動軸15と、クランク軸6の主軸16の内方に設けられて、
この旋回駆動軸15を駆動するように構成された偏心軸受
け17と、クランク軸6を支承する主軸受け18を有する軸
受け部品19と、この軸受け部品19に固定されて旋回鏡板
12の背面で、旋回鏡板12にかかる背圧力を半径方向に仕
切る背圧仕切り環20などを備えている。この背圧仕切り
環20の外周側の空間21には吸入圧力あるいはそれに近い
圧力が作用しており、したがって旋回鏡板13の背面にも
吸入圧力あるいはそれに近い圧力が作用している。ま
た、旋回鏡板12の背面は軸受け部品19との間に微少隙間
22が設けられている。
面図である。第1図において、1は密閉容器であり、こ
の内部下方に圧縮機構2と、圧縮機構2の上方にこれを
駆動する電動機3が設けられ、電動機3の固定子4は密
閉容器1に固定され、電動機3の回転子5は圧縮機構2
を駆動するクランク軸6と結合されている。圧縮機構2
は、固定羽根枠体7に一体に形成された固定渦巻羽根8
を有する固定渦巻羽根部品9と、この固定渦巻羽根部品
9の固定渦巻羽根8とかみ合つて複数個の圧縮空間10を
形成する旋回渦巻羽根11を旋回鏡板12の上に形成された
旋回渦巻羽根部品13と、この旋回羽根部品13の自転を防
止して旋回のみを行わせる自転拘束部品14と、この旋回
鏡板12の旋回渦巻羽根11とは反対側に設けられた旋回駆
動軸15と、クランク軸6の主軸16の内方に設けられて、
この旋回駆動軸15を駆動するように構成された偏心軸受
け17と、クランク軸6を支承する主軸受け18を有する軸
受け部品19と、この軸受け部品19に固定されて旋回鏡板
12の背面で、旋回鏡板12にかかる背圧力を半径方向に仕
切る背圧仕切り環20などを備えている。この背圧仕切り
環20の外周側の空間21には吸入圧力あるいはそれに近い
圧力が作用しており、したがって旋回鏡板13の背面にも
吸入圧力あるいはそれに近い圧力が作用している。ま
た、旋回鏡板12の背面は軸受け部品19との間に微少隙間
22が設けられている。
第2図および第3図は固定渦巻羽根部品9と旋回渦巻
羽根部品13がかみ合つた場合の詳細な断面図であり、第
2図および第3図に示すように、旋回渦巻羽根部品13の
渦巻羽根11の溝底面23と外周部の旋回鏡板面24との間に
は段差δ1が、また固定渦巻羽根部品9の渦巻羽根先端
面25と固定羽根枠体7の外周面26との間には段差δ2が
設けられている。この段差δ1,δ2の関係は第2図では
δ1<δ2、第3図ではδ1>δ2と設定されており、
両渦巻羽根部品を組み合わせたとき、必ずいずれか一方
あるいは両方の渦巻羽根の先端とこれに対向する渦巻羽
根の溝底面とが接触するようになつている。したがつ
て、この場合旋回渦巻羽根部品13の旋回鏡板面24と固定
渦巻羽根部品9の固定羽根枠体7の外周面26との間には
必ず微少隙間δ3が存在することになる。
羽根部品13がかみ合つた場合の詳細な断面図であり、第
2図および第3図に示すように、旋回渦巻羽根部品13の
渦巻羽根11の溝底面23と外周部の旋回鏡板面24との間に
は段差δ1が、また固定渦巻羽根部品9の渦巻羽根先端
面25と固定羽根枠体7の外周面26との間には段差δ2が
設けられている。この段差δ1,δ2の関係は第2図では
δ1<δ2、第3図ではδ1>δ2と設定されており、
両渦巻羽根部品を組み合わせたとき、必ずいずれか一方
あるいは両方の渦巻羽根の先端とこれに対向する渦巻羽
根の溝底面とが接触するようになつている。したがつ
て、この場合旋回渦巻羽根部品13の旋回鏡板面24と固定
渦巻羽根部品9の固定羽根枠体7の外周面26との間には
必ず微少隙間δ3が存在することになる。
その結果、運転中には、旋回鏡板12と固定羽根枠体7
とが接触する前に必ずいずれかの渦巻羽根先端とこれに
対向する渦巻羽根の溝底面とが接触し、軸方向の隙間は
ほぼ0となつて漏れは大幅に低減され、圧縮機の性能は
大きく向上する。また、旋回鏡板12の外周部には吸入圧
力あるいはそれに近い圧力が作用しているため、旋回鏡
板12の外周部と固定羽根枠体7の外周部との隙間からの
漏れは性能を大きく低下させることはない。また、圧縮
力、温度により渦巻羽根の先端が大きく膨張し、機械的
接触が過大となる場合は旋回鏡板の背面に設けられた微
少隙間22(第1図)により回避される。したがつて、圧
縮機の性能は大幅に向上するばかりでなく信頼性も充分
に確保されることになる。
とが接触する前に必ずいずれかの渦巻羽根先端とこれに
対向する渦巻羽根の溝底面とが接触し、軸方向の隙間は
ほぼ0となつて漏れは大幅に低減され、圧縮機の性能は
大きく向上する。また、旋回鏡板12の外周部には吸入圧
力あるいはそれに近い圧力が作用しているため、旋回鏡
板12の外周部と固定羽根枠体7の外周部との隙間からの
漏れは性能を大きく低下させることはない。また、圧縮
力、温度により渦巻羽根の先端が大きく膨張し、機械的
接触が過大となる場合は旋回鏡板の背面に設けられた微
少隙間22(第1図)により回避される。したがつて、圧
縮機の性能は大幅に向上するばかりでなく信頼性も充分
に確保されることになる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、運転中には、旋回鏡
板と固定羽根枠体とが接触する前に必ずいずれかの渦巻
羽根先端とこれに対向する渦巻羽根の溝底面とが接触
し、軸方向の隙間はほぼ0となつて漏れは大幅に低減さ
れ、圧縮機の性能は大きく向上する。また、圧力、温度
により渦巻羽根の先端が大きく膨張し、機械的接触が過
大となる場合は旋回鏡板の背面に設けられた微少隙間に
より回避される。したがつて、圧縮機の性能は大幅に向
上するばかりでなく信頼性も充分に確保されることにな
る。
板と固定羽根枠体とが接触する前に必ずいずれかの渦巻
羽根先端とこれに対向する渦巻羽根の溝底面とが接触
し、軸方向の隙間はほぼ0となつて漏れは大幅に低減さ
れ、圧縮機の性能は大きく向上する。また、圧力、温度
により渦巻羽根の先端が大きく膨張し、機械的接触が過
大となる場合は旋回鏡板の背面に設けられた微少隙間に
より回避される。したがつて、圧縮機の性能は大幅に向
上するばかりでなく信頼性も充分に確保されることにな
る。
また、さらに従来のように、チツプシールを設けるこ
とも不要となり、加工工数、加工コストおよび圧縮機の
コストの低減がはかれる。
とも不要となり、加工工数、加工コストおよび圧縮機の
コストの低減がはかれる。
第1図は本発明の一実施例のスクロール圧縮機を示す縦
断面図、第2図および第3図はそれぞれ圧縮機構の詳細
例を示す縦断面図、第4図は従来例の圧縮機構を示す縦
断面図である。 1……密閉容器、2……圧縮機構、3……電動機、6…
…クランク軸、7……固定羽根枠体、8……固定渦巻羽
根、9……固定渦巻羽根部品、10……圧縮空間、11……
旋回渦巻羽根、12……旋回鏡板、13……旋回渦巻羽根部
品、14……自転拘束部品、19……軸受け部品、22……微
少隙間、23……溝底面、24……旋回鏡板面、25……先端
面、26……外周面、δ1,δ2……段差。
断面図、第2図および第3図はそれぞれ圧縮機構の詳細
例を示す縦断面図、第4図は従来例の圧縮機構を示す縦
断面図である。 1……密閉容器、2……圧縮機構、3……電動機、6…
…クランク軸、7……固定羽根枠体、8……固定渦巻羽
根、9……固定渦巻羽根部品、10……圧縮空間、11……
旋回渦巻羽根、12……旋回鏡板、13……旋回渦巻羽根部
品、14……自転拘束部品、19……軸受け部品、22……微
少隙間、23……溝底面、24……旋回鏡板面、25……先端
面、26……外周面、δ1,δ2……段差。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 能宣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−222901(JP,A) 特開 昭63−65187(JP,A) 特開 平1−159482(JP,A) 実開 昭59−192687(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 18/02 311
Claims (1)
- 【請求項1】密閉容器の内部に電動機と、この電動機で
駆動される圧縮機構を配設し、前記圧縮機構を固定羽根
枠体と一体に固定あるいは形成した固定渦巻羽根を有す
る固定渦巻羽根部品と、前記固定渦巻羽根と噛み合い複
数個の圧縮空間を形成する旋回渦巻羽根を旋回鏡板に固
定あるいは形成した旋回渦巻羽根部品と、前記旋回渦巻
羽根部品の自転を拘束する自転拘束部品と、前記電動機
により回転駆動されて旋回渦巻羽根部品を偏心旋回する
クランク軸と、この軸を支承する軸受け部品を含んで構
成し、前記旋回鏡板の背面に微少隙間を設け、前記旋回
渦巻羽根部品の渦巻羽根の溝底面と旋回鏡板面との間に
段差δ1を設け、かつ前記固定渦巻羽根部品の渦巻羽根
先端面と外周面との間に段差δ2を設け、この段差δ1,
δ2の関係をδ1<δ2あるいはδ1>δ2に構成し、
前記両渦巻羽根部品を組み合わせたとき必ずいずれか一
方あるいは両方の渦巻羽根の先端と対向する渦巻羽根の
溝底面とが接触するようにしたスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21108990A JP2850920B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21108990A JP2850920B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494485A JPH0494485A (ja) | 1992-03-26 |
JP2850920B2 true JP2850920B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16600237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21108990A Expired - Fee Related JP2850920B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850920B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6494695B1 (en) * | 2000-09-19 | 2002-12-17 | Scroll Technologies | Orbiting scroll center of mass optimization |
KR20030051089A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 주식회사 엘지이아이 | 스크롤 압축기의 스크롤 간섭방지구조 |
KR100451228B1 (ko) * | 2002-02-05 | 2004-10-02 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 스러스트 베어링 장치 |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP21108990A patent/JP2850920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494485A (ja) | 1992-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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