JP2850631B2 - スキャナ同期回路 - Google Patents
スキャナ同期回路Info
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- JP2850631B2 JP2850631B2 JP4055849A JP5584992A JP2850631B2 JP 2850631 B2 JP2850631 B2 JP 2850631B2 JP 4055849 A JP4055849 A JP 4055849A JP 5584992 A JP5584992 A JP 5584992A JP 2850631 B2 JP2850631 B2 JP 2850631B2
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光学的往復走査を行うス
キャナの走査方向を検出して、テレビフレーム同期信号
と同期をとるスキャナ同期回路に関する。
キャナの走査方向を検出して、テレビフレーム同期信号
と同期をとるスキャナ同期回路に関する。
【０００２】例えば、赤外線撮像装置は、各種工業用の
監視装置や暗視装置等として広い分野で採用されるよう
になってきている。しかし、特に８〜１０μｍ帯の赤外
線検知器については、大画素の２次元アレイを得ること
が困難であるため、可視のビデオ撮像装置のように、１
フレームの全体の画像信号を一度に電気信号に変換する
ことができない。
監視装置や暗視装置等として広い分野で採用されるよう
になってきている。しかし、特に８〜１０μｍ帯の赤外
線検知器については、大画素の２次元アレイを得ること
が困難であるため、可視のビデオ撮像装置のように、１
フレームの全体の画像信号を一度に電気信号に変換する
ことができない。
【０００３】そこで、通常の場合は、赤外線センサを一
列に配置しておき、これをスキャナで走査することによ
り、１フレームの赤外線画像信号を作成し出力してい
る。このような、赤外線撮像装置は、高い軸視精度が要
求されているため、スキャナの光学的中心を正確に検出
する必要がある。
列に配置しておき、これをスキャナで走査することによ
り、１フレームの赤外線画像信号を作成し出力してい
る。このような、赤外線撮像装置は、高い軸視精度が要
求されているため、スキャナの光学的中心を正確に検出
する必要がある。
【０００４】
【従来の技術】図４は従来例を説明する図を示す。図中
の１０はスキャナ、２０はスキャナ駆動回路、３１、３
２は光センサ、３３は光源、３４は同期パルス選択回
路、４０は同期制御回路、Ｒ１、Ｒ２は抵抗、Ｅは電源
である。
の１０はスキャナ、２０はスキャナ駆動回路、３１、３
２は光センサ、３３は光源、３４は同期パルス選択回
路、４０は同期制御回路、Ｒ１、Ｒ２は抵抗、Ｅは電源
である。
【０００５】図において、スキャナ１０は、スキャナ駆
動回路２０の発生する鋸歯状波により駆動され往復動作
を行う。このとき、図に示すような位置、例えば、光セ
ンサ３１と光源３３とが、スキャナ１０の鉛直面に対し
て等しい角度、４５°になったときに、光源３３の発す
る光線がスキャナ１０を介して、光センサ３１に入力さ
れ、パルス出力が発生する。
動回路２０の発生する鋸歯状波により駆動され往復動作
を行う。このとき、図に示すような位置、例えば、光セ
ンサ３１と光源３３とが、スキャナ１０の鉛直面に対し
て等しい角度、４５°になったときに、光源３３の発す
る光線がスキャナ１０を介して、光センサ３１に入力さ
れ、パルス出力が発生する。
【０００６】このような構成では、スキャナ１０の往復
に伴い、光センサ３１から往と復の２回パルス出力が発
生し、その往と復とを判定することができない。そこ
で、光センサ３１とは異なる位置に光センサ３２を設
け、光センサ３１の出力と光センサ３２の出力の相互の
タイミングから、同期パルス選択回路３４により、光セ
ンサ３１が往の時に発生するパルスのみを同期パルスと
して選択して出力し、テレビフレーム同期信号に同期を
とる。
に伴い、光センサ３１から往と復の２回パルス出力が発
生し、その往と復とを判定することができない。そこ
で、光センサ３１とは異なる位置に光センサ３２を設
け、光センサ３１の出力と光センサ３２の出力の相互の
タイミングから、同期パルス選択回路３４により、光セ
ンサ３１が往の時に発生するパルスのみを同期パルスと
して選択して出力し、テレビフレーム同期信号に同期を
とる。
【０００７】図中、Ｒ１、Ｒ２は光センサに電源Ｅを供
給するための抵抗である。図５は従来例のタイムチャー
トを示す。タイムチャートにより、図４の動作を説明す
る。
給するための抵抗である。図５は従来例のタイムチャー
トを示す。タイムチャートにより、図４の動作を説明す
る。
【０００８】（ａ） スキャナ駆動回路２０の出力する
鋸歯状波である。 （ｂ） 光センサ３１の出力であり、スキャナ１０の中
心位置（４５°）でパルス出力が発生する。ここで、往
で発生するパルス出力を、復で発生するパルス出力を
とする。
鋸歯状波である。 （ｂ） 光センサ３１の出力であり、スキャナ１０の中
心位置（４５°）でパルス出力が発生する。ここで、往
で発生するパルス出力を、復で発生するパルス出力を
とする。
【０００９】（ｃ） 光センサ３２の出力であり、スキ
ャナ１０の中心位置より、振れ角度が小さい位置（θ
°）でパルスが出力される。ここで、往で発生するパル
ス出力を、復で発生するパルスをとする。
ャナ１０の中心位置より、振れ角度が小さい位置（θ
°）でパルスが出力される。ここで、往で発生するパル
ス出力を、復で発生するパルスをとする。
【００１０】（ｄ） （ｂ）、（ｃ）の光センサ３１、
３２の出力は往と復でパルスを出力する。このタイミン
グは常に一定の関係を保っており、、、の順に発
生し、最期にのパルスか発生するので、同期パルス選
択回路３４により、のパルスのみを選択して同期パル
スとして出力する。
３２の出力は往と復でパルスを出力する。このタイミン
グは常に一定の関係を保っており、、、の順に発
生し、最期にのパルスか発生するので、同期パルス選
択回路３４により、のパルスのみを選択して同期パル
スとして出力する。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、光
センサ３１の往と復で発生するパルスを区分するため、
光センサ３２を設け、光センサ３１、３２のタイミング
から光センサ３１の往で発生するパルスを識別してい
る。
センサ３１の往と復で発生するパルスを区分するため、
光センサ３２を設け、光センサ３１、３２のタイミング
から光センサ３１の往で発生するパルスを識別してい
る。
【００１２】したがって、光センサ３１、３２と光源３
３とを設けることが必要であるので、回路構成が複雑と
なるとともに、光センサ３１、３２と光源３３との光軸
調整を正確に行う必要がある。
３とを設けることが必要であるので、回路構成が複雑と
なるとともに、光センサ３１、３２と光源３３との光軸
調整を正確に行う必要がある。
【００１３】本発明はスキャナの往と復で発生する中心
位置信号のうち、往で発生する中心位置信号のみを正確
に、且つ安定に検出して、テレビフレーム同期信号と同
期させるスキャナ同期回路を実現しようとする。
位置信号のうち、往で発生する中心位置信号のみを正確
に、且つ安定に検出して、テレビフレーム同期信号と同
期させるスキャナ同期回路を実現しようとする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中の１はスキャナ同期回路
であり、１０は光学的往復走査を行うスキャナであり、
２０はスキャナを駆動するスキャナ駆動回路であり、３
０はスキャナ１０の位置検出を行う位置検出回路であ
り、４０は位置検出回路３０の出力に同期を取り、スキ
ャナ駆動回路２０をテレビフレーム同期信号に同期させ
る同期制御回路である。
明するブロック図である。図中の１はスキャナ同期回路
であり、１０は光学的往復走査を行うスキャナであり、
２０はスキャナを駆動するスキャナ駆動回路であり、３
０はスキャナ１０の位置検出を行う位置検出回路であ
り、４０は位置検出回路３０の出力に同期を取り、スキ
ャナ駆動回路２０をテレビフレーム同期信号に同期させ
る同期制御回路である。
【００１５】また、５０はスキャナ同期回路１に設け
る、同期制御回路４０の発生するテレビフレーム同期信
号の立ち上がりに同期して、ウインドウ信号を発生する
ウインドウ信号発生回路であり、６０はスキャナ同期回
路１に設ける、ウインドウ信号発生回路５０の出力する
ウインドウ信号のタイミング内にある位置検出回路３０
の出力のみを有効な位置検出信号として出力するウイン
ドウ回路であり、かかる手段により課題を解決する。
る、同期制御回路４０の発生するテレビフレーム同期信
号の立ち上がりに同期して、ウインドウ信号を発生する
ウインドウ信号発生回路であり、６０はスキャナ同期回
路１に設ける、ウインドウ信号発生回路５０の出力する
ウインドウ信号のタイミング内にある位置検出回路３０
の出力のみを有効な位置検出信号として出力するウイン
ドウ回路であり、かかる手段により課題を解決する。
【００１６】
【作用】スキャナ１０はスキャナ駆動回路２０により駆
動され、光学的往復走査を行っており、位置検出回路３
０は中心位置でパルス出力を発生する。
動され、光学的往復走査を行っており、位置検出回路３
０は中心位置でパルス出力を発生する。
【００１７】一方、ウインドウ信号発生回路５０は同期
制御回路４０の発生するテレビフレーム同期信号を基準
とするウインドウ信号を発生する。ウインドウ回路６０
ではウインドウ信号のタイミング内にある位置検出回路
３０の出力するパルスのみを有効な位置検出信号と出力
することにより、復で発生する位置検出回路３０の出力
するパルスを中心位置検出パルスとして誤検出すること
がなくなり、正確、且つ、安定にテレビフレーム同期信
号と同期させることが可能となる。
制御回路４０の発生するテレビフレーム同期信号を基準
とするウインドウ信号を発生する。ウインドウ回路６０
ではウインドウ信号のタイミング内にある位置検出回路
３０の出力するパルスのみを有効な位置検出信号と出力
することにより、復で発生する位置検出回路３０の出力
するパルスを中心位置検出パルスとして誤検出すること
がなくなり、正確、且つ、安定にテレビフレーム同期信
号と同期させることが可能となる。
【００１８】
【実施例】図２は本発明の実施例を説明する図である。
実施例は赤外線撮像装置の走査ユニットの例である。１
０はスキャナ、１１は赤外線レンズ、２０はスキャナ駆
動回路、３１は光センサ、３３は光源、４０は同期制御
回路、５０はウインドウ信号発生回路、６０はウインド
ウ回路、Ｒは抵抗、Ｅは電源である。
実施例は赤外線撮像装置の走査ユニットの例である。１
０はスキャナ、１１は赤外線レンズ、２０はスキャナ駆
動回路、３１は光センサ、３３は光源、４０は同期制御
回路、５０はウインドウ信号発生回路、６０はウインド
ウ回路、Ｒは抵抗、Ｅは電源である。
【００１９】赤外線レンズ１１で集光した赤外線をスキ
ャナ駆動回路２０で駆動されるスキャナ１０で反射、ス
キャンし１フレームの赤外線画像を発生する。このと
き、光センサ３１は、スキャナ１０の振れ角度４５°の
ときを画像の中心位置として、中心位置を検出しパルス
出力を発生する。この中心位置検出信号は往と復調の２
回発生するので、ウインドウ信号発生回路５０で発生し
たウインドウ信号により、往で発生した中心位置検出信
号のみを取り出す。
ャナ駆動回路２０で駆動されるスキャナ１０で反射、ス
キャンし１フレームの赤外線画像を発生する。このと
き、光センサ３１は、スキャナ１０の振れ角度４５°の
ときを画像の中心位置として、中心位置を検出しパルス
出力を発生する。この中心位置検出信号は往と復調の２
回発生するので、ウインドウ信号発生回路５０で発生し
たウインドウ信号により、往で発生した中心位置検出信
号のみを取り出す。
【００２０】図３は本発明の実施例のタイムチャートで
ある。タイムチャートにより、図２の実施例の動作を説
明する。丸付き数字は図２の同じ点の信号波形を示す。 同期制御回路４０の発生するテレビフレーム同期信
号であり、１フレーム毎に反転する信号である。
ある。タイムチャートにより、図２の実施例の動作を説
明する。丸付き数字は図２の同じ点の信号波形を示す。 同期制御回路４０の発生するテレビフレーム同期信
号であり、１フレーム毎に反転する信号である。
【００２１】 スキャナ駆動回路２０の発生するスキ
ャナ駆動信号である。 スキャナ１０の中心位置（４５°）で発生する中心
位置検出信号である。 ウインドウ信号発生回路５０の発生するウインドウ
信号である。ウインドウ信号はＴＶフレーム同期信号の
立ち上がり／立ち下がりからτ１遅延して立ち上がるパ
ルス幅がτ２の信号である。
ャナ駆動信号である。 スキャナ１０の中心位置（４５°）で発生する中心
位置検出信号である。 ウインドウ信号発生回路５０の発生するウインドウ
信号である。ウインドウ信号はＴＶフレーム同期信号の
立ち上がり／立ち下がりからτ１遅延して立ち上がるパ
ルス幅がτ２の信号である。
【００２２】 ウインドウ回路６０が、往と復で発生
する中心位置検出信号の中で、ウインドウ信号の幅
τ２中で発生するパルスのみを有効中心位置検出信号と
して出力する中心位置検出信号である。
する中心位置検出信号の中で、ウインドウ信号の幅
τ２中で発生するパルスのみを有効中心位置検出信号と
して出力する中心位置検出信号である。
【００２３】 スキャナ有効区間を示す。スキャナ有
効区間はの直線性の良好な部分のみを使用している。 映像区間を示す。映像区間はのスキャナ有効区間
の両端を削除した信号である。
効区間はの直線性の良好な部分のみを使用している。 映像区間を示す。映像区間はのスキャナ有効区間
の両端を削除した信号である。
【００２４】このようにして、スキャナ１０の往のみの
中心位置検出信号としてウインドウ回路６０から出力す
ることにより、テレビフレーム同期信号とスキャナ１０
との同期を正確にとることができる。
中心位置検出信号としてウインドウ回路６０から出力す
ることにより、テレビフレーム同期信号とスキャナ１０
との同期を正確にとることができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、テレビフレーム同期信
号と同期しているウインドウ信号を発生するウインドウ
信号発生回路を設け、光学的往復走査を行うスキャナの
中心位置検出信号をウインドウ信号で選択することによ
り、往のみの中心位置検出信号のみを取り出し、安定、
正確にテレビフレーム同期信号とスキャナとの同期をと
ることができる。
号と同期しているウインドウ信号を発生するウインドウ
信号発生回路を設け、光学的往復走査を行うスキャナの
中心位置検出信号をウインドウ信号で選択することによ
り、往のみの中心位置検出信号のみを取り出し、安定、
正確にテレビフレーム同期信号とスキャナとの同期をと
ることができる。
【００２６】また、このような構成をとることにより、
スキャナ同期回路の部品数を削減でき、構造を簡素化す
ることができる。
スキャナ同期回路の部品数を削減でき、構造を簡素化す
ることができる。
【図１】 本発明の原理を説明するブロック図
【図２】 本発明の実施例を説明する図
【図３】 本発明の実施例のタイムチャート
【図４】 従来例を説明する図
【図５】 従来例のタイムチャート
１ スキャナ同期回路 １０ スキャナ １１ 赤外
線レンズ ２０ スキャナ駆動回路 ３０ 位置検出回路 ３１、３２
光センサ ３３ 光源 ３４ 同期
パルス選択回路 ４０ 同期制御回路 ５０ ウインドウ信号発生回路 ６０ ウインドウ回路 Ｒ、Ｒ１、Ｒ２ 抵抗 Ｅ 電源
線レンズ ２０ スキャナ駆動回路 ３０ 位置検出回路 ３１、３２
光センサ ３３ 光源 ３４ 同期
パルス選択回路 ４０ 同期制御回路 ５０ ウインドウ信号発生回路 ６０ ウインドウ回路 Ｒ、Ｒ１、Ｒ２ 抵抗 Ｅ 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04N 5/33 H04N 5/067
Claims (1)
- 【請求項１】 光学的往復走査を行うスキャナ（１０）
と、 前記スキャナを駆動するスキャナ駆動回路（２０）と、 前記スキャナ（１０）の位置検出を行う位置検出回路
（３０）と、 前記位置検出回路（３０）の出力に同期を取り、前記ス
キャナ駆動回路（２０）をテレビフレーム同期信号に同
期させる同期制御回路（４０）よりなるスキャナ同期回
路（１）において、 前記同期制御回路（４０）の発生するテレビフレーム同
期信号の立ち上がりに同期して、ウインドウ信号を発生
するウインドウ信号発生回路（５０）と、 前記ウインドウ信号発生回路（５０）の出力するウイン
ドウ信号のタイミング内にある前記位置検出回路（３
０）の出力のみを有効な位置検出信号として出力するウ
インドウ回路（６０）を設けたことを特徴とするスキャ
ナ同期回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055849A JP2850631B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | スキャナ同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055849A JP2850631B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | スキャナ同期回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05260331A JPH05260331A (ja) | 1993-10-08 |
| JP2850631B2 true JP2850631B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=13010488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4055849A Expired - Fee Related JP2850631B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | スキャナ同期回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850631B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP4055849A patent/JP2850631B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05260331A (ja) | 1993-10-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981013 |
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