JP2849988B2 - 材料供給装置 - Google Patents

材料供給装置

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JP2849988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイル状に巻かれたコイ
ル材をプレスに供給する装置であって、特にフープ材、
トラバース材などの如き材料をいずれも共通のアンコイ
ラで供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の材料供給装置としてはフ
ープ材の供給用としてターンテーブル式アンコイラ(ロ
ータリアン)、トラバース材の供給用としてトラバース
式アンコイラが個々に別異の装置として取扱われている
のが普通である。いずれの材料にも対応できる装置が数
少なく、例えば図12、13に示すようにトラバース材
供給用のアンコイラ60でフープ材を供給したいときは
ターンテーブル61を台車毎移動させて前記アンコイラ
60にドッキングさせて行う兼用装置が考えられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プレスへの材料の種類
の多様性が近年著しく望まれる一方、それへの対応が遅
れる理由は多能化を行なうと装置が複雑になるばかりか
製作費が高くなるなど常に困難な問題を解決せねばなら
ない煩わしさが生じる。この種の供給装置もしかりであ
って、前述の兼用装置にあっても同じニーズから問題解
決を図ったものであると考えられる。しかしこの場合は
トラバース材をプレスに供給中にあっては、ターンテー
ブルが台車毎分離するために、それの収容場所が必要で
あるし、さらにフープ材の供給時は、テーブルの中心軸
を直接駆動するようなときは、本体側の操作ボックスと
の電気的なドッキングの問題が生じるなどの欠点を有す
る。
【0004】本発明は上述の実情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは比較的兼価でありながら省
スペースで且つ、トラバース材、フープ材さらにはコイ
ル巾のより大きいコイル材をも共通の装置で供給できる
多能性のある材料供給装置を提供することにある。
【0005】本発明はターンテーブルを回転させるには
ターンテーブルの中心を支持する軸を直接駆動するもの
であっても、ターンテーブルの外周をマサツ力で駆動す
るものであってもよく、該ターンテーブルを、トラバー
ス材を駆動時には、これをほぼ90°反転させてトラバ
ース材供給区画から退避できる回転自在なアームに設け
たことにある。
【0006】
【作 用】従って、本発明によればターンテーブルが反
転可能なアーム上で回転自在に支持されているため、ア
ームを反転させてトラバース供給区画から退避させてお
けば、トラバース材を供給でき、アームを元の位置に戻
せばテーブル上にフープ材を乗せることにより、これを
供給できる。
【0007】
【実 施 例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説
明する。まず第1図〜第5図において、1は本体フレー
ム、2はターンテーブル、3は操作ボックス、4はメー
ンポスト、5はリターンポスト、6は昇降バー、7は揺
動ロッドである。そして、これらポスト4、5、及びバ
ー6、ロッド7には、軸に対し自由に回転できるガイド
ローラ8、9、10、11を夫々設けてある。
【0008】ところで前記本体フレーム1は平面上ほぼ
コ型の形状をした箱体で枠組されたものである。但し、
コ型に限定するものでない。12はローラ13を駆動す
る減速機付モーター、14はチェーン伝動ユニットでこ
れらは前記本体フレーム1の枠組に取付けられる。1
5、15は一対から成るフリーローラーで、前記ローラ
13と連携してターンテーブル2の外周近くを同一半径
円で支持できるようにして配してある。
【0009】さらにターンテーブル2は前記本体フレー
ム1の枠組上面に対し、わずか隙間をあけると共に、コ
型のほぼ中央点16に位置した軸17に回転自在に支持
される。18はアームで、軸17をこれの一端に取付け
ると共に基部において水平軸19に回転自在となってい
る。20はストッパーナットで前記アーム18に膨出固
定したブラケット21に取付けられたねじ22に対して
調節自在である。
【0010】ここで、フープ材23がターンテーブル2
上に載置されている。該フープ材23の先端を引き出
し、ガイドロール9→10→8→11の順番に張掛して
プレスへ引き渡すのであるが、この際、フープ材23が
当該装置を出たところでパスライン24に一致するよう
軌動修正される。モーター12を駆動すると、チェーン
14を介してローラ13が回転されローラ15、15と
連携してターンテーブル2が回転駆動される。テーブル
2上のフープ材23は外周から順次巻ほぐされてプレス
に供給される。
【0011】前記ターンテーブル2はアーム18に取付
けられた状態で、該アーム18を水平軸19の回りに、
90°反転させることができる。第5図において本体フ
レーム1の側部にU字形切口25を有する支持台26が
設けられているので、反転したアーム18側の前記スト
ッパーナット20中心に伸びた締結用ねじ27を前記U
字形切口25にはめ込んで、アーム18を垂直状態に固
定できる。スペーサー28を介してノブ(29)でクラ
ンプする。
【0012】なお、ターンテーブル2の構成によっては
反転時の負荷を軽減する目的で第6図に示すごとく、前
記水平軸19の延長部に揺動レバー30を設け、該レバ
ー30のピン31と固定金具32のピン33との間に引
張コイルばね34を張設してあらかじめプレテンション
をかけておく。
【0013】第3図においてアーム18の先端部から伸
びるレバーアーム35を用意しておき、該レバーアーム
35を手前から押し上げるように向側へ倒せばターンテ
ーブル2を90°反転できる。以上は手動で反転させる
一例を述べたが、シリンダーその他の駆動部を介して反
転させてもよい。
【0014】次に、第7図〜第9図において、トラバー
ス材36を供給する場合を説明する。ターンテーブル2
が90°反転して機側の一側に退避している状態を示し
ている。なお、以下説明に使用する符号は同一物は同一
符号にて示した。また第8図においては、ターンテーブ
ル2は軸17の基部から取外した状態である。ターンテ
ーブル2は後述するように必要に応じて軸17から着脱
自在である。
【0015】トラバース材36はリール37に巻かれて
いる。38は芯金でリール37の中心穴部に芯金38の
円筒部を差し込んで該リール37と一体である。リール
37は径の異なったものがあるのでこれに対応させるた
めであり、芯金38の円筒部径の異ったものが幾種か用
意される。
【0016】前記アーム18が機側の一側に設けられる
のに対応して、その対応する他側にリール37を駆動す
るための減速機付モーター39が、後述の昇降フレーム
43に設けられる。該モーター39の出力軸に設けたス
プロケットにチェーン40を掛設し、これでもって水平
配置した一対の駆動ローラー41、41を駆動できる。
42、42は駆動ローラ41、41と対応する反対側の
フリーローラである。
【0017】一方、第9図に示すごとく、該駆動ローラ
41、41、フリーローラ42、42は、昇降フレーム
43の水平軸44に片持状態で回転自在に軸支される。
45は昇降フレーム43のナット46に螺合して、これ
を回転させることで昇降可能にするねじ軸である。47
は昇降時のガイドとなるガイドシャフトである。さら
に、ねじ軸45の下端にはピニオン48を設け、これに
直交して噛合うウォーム49が設けられる。
【0018】50は減速機付モーターで、該モータ50
の出力軸の駆動力をチェーン伝達によって両側部に分け
て、前記ウォーム49延長軸端を夫々駆動し、同調駆動
することで前記ねじ軸45を同じ方向に回転させる。
【0019】ここで、トラバース材36が台車などを使
用して本体フレーム1のコ型の空間位置に挿入される
と、あらかじめ下方位置で待機していたローラ41、4
1、42、42は、モーター50を駆動することで、ね
じ軸45が回転し、フレーム43と共に同調して上昇を
始め、挿入されたトラバース材36を巻いたリール37
の芯金38に周接し、これを押し上げて所望の位置で停
止できる。
【0020】使用した台車との縁切が出来ているので、
該台車を退却させた後、トラバース材36の先端を引き
出し、ガイドロール10→8→11の順番に張掛してプ
レスへ引渡す。モーター39を駆動するとチェーン40
を介してローラ41、41が回転し、ローラ41、41
上の芯金38と一体でリール37が回転駆動される。ト
ラバース材36は外周から順次巻ほぐされてプレスに供
給される。
【0021】第10図及び第11図は他の実施例を示
す。これは、反転退避したターンテーブル2を利用して
巾拡のコイル材51を繰り出すアンコイラとしての使用
状態を示す。アーム18の側面に減速機付モーター52
を固定し、該モーター52出力軸側と、ターンテーブル
2の軸17端とをスプロケット、チェーン53の伝動手
段で連結したものである。
【0022】ターンテーブル2に放射線上に複数(3〜
4ヶ)伸びる長穴54設けてフォーク55を固定具で取
付ける。該フォーク55はコイル内径に合せて矢印56
の方向に拡縮可能である。また、ターンテーブル2は軸
17の基部から取外して、他の場所でフォーク55の取
付けができるものである。
【0023】コイル材51をターンテーブル2の反転位
置で乗架せるとパスライン24とのズレ57が生じるの
で、あらかじめ設置したコロ58などの手段でパスライ
ン24と合致させる。また、ガイド8はポール4を中心
に旋回してコイル材51上に位置させ、ストローク59
の過不足はアームを伸縮して可能である。
【0024】フープ材23を送り出すときはターンテー
ブル2の軸17が直接モーター52によって駆動される
ので、第1の実施例のモーター12はこの際不要であ
る。さらにターテーブル2にフォーク55を取り付け
て、ターンテーブル2を水平状態で駆動すれば線材をも
送り出すことができる。
【0025】次に、本発明の実施例の作用を説明する。
フープ材を送り出したいときはターンテーブルの水平位
置でターンテーブルに周接するローラーを駆動して可能
であり、トラバース材を送り出したいときは、ターンテ
ーブルが反転可能なアーム上で回転自在に支持されてい
るため、アームを反転させて機側の一側に退避させた後
に、トラバース材を挿入し、機側の他側に設けたモータ
ーでリールの芯金に接するローラを回転駆動して可能で
ある。
【0026】また他の実施例にあっては、ターンテーブ
ルの反転姿正でターンテーブルの軸を直接駆動するモー
ターによって巾拡のコイル材を送り出すことが可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであるから次に記
載する効果を奏する。すなわち、トラバース材を駆動時
には、ターンテーブルを水平位置からこれをほぼ90°
反転させて、トラバース材供給区画から退避できる回転
自在なアームに設けたことにより、極めて簡単な操作で
切り換えを行ない得る。
【0028】他の実施例においては、ターンテーブルの
反転姿正位置でコイル材をも供給でき、多能性に富み且
つ効率の良い供給装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフープ材23を処理する
場合の正面図
【図2】同実施例を示す図1の側面図
【図3】同実施例を示す図1の平面図
【図4】同実施例を示すターンテーブル2の駆動部分詳
細断面図
【図5】同実施例を示すアーム18の駆動部分詳細断面
【図6】同実施例を示すアーム18反転時のプレテンシ
ョン詳細図
【図7】同実施例を示すトラバース材36を処理する場
合の正面図
【図8】同実施例を示す図7の側面図
【図9】同実施例を示すリール37の駆動部分詳細断面
【図10】本発明の他の実施例を示す正面図
【図11】同他の実施例を示す図10の側面図
【図12】従来の実施例を示すトラバース材を処理する
場合の側面図
【図13】同実施例を示すフープ材を処理する場合の側
面図
【符号の説明】
1. 本体フレーム 2. ターンテーブル 13. ローラー 15.15 フリーローラー 17. 軸 18. アーム 19. 水平軸 23. フープ材 36. トラバース材 37. リール 38. 芯金 41.41 駆動ローラー 42.42 フリーローラー 43. 昇降フレーム 51. コイル材 55. フォーク
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 43/02 B21D 43/14 B30B 15/30 107

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】プレスへの材料供給装置において、本体
    フレームがほぼコ型の形状を有する構成であり、該フレ
    ーム一側から中央に伸びてターンテーブルを回転自在に
    支承するアームを設け、該アームを90°反転すること
    によって、前記ターンテーブルを垂直姿正に保持するこ
    とを特徴とする材料供給装置。
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