JP2849890B2 - 基板処理装置及びその制御方法 - Google Patents
基板処理装置及びその制御方法Info
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Description
板等の基板(以下、単に「基板」という)を処理する基
板処理装置及びその制御方法に関し、詳しくは、基板を
移載する移載装置及びその移載方法に関する。
枚の基板を一度に処理するために、例えば、25枚の基
板を収納したカセットを2個搬送し、これらのカセット
から基板群をそれぞれ取り出し、同時に50枚の基板を
薬液処理することができる装置がある。このような基板
処理装置では、一方のカセットから取り出した基板群と
他方のカセットから取りだした基板群との間隔が広い
と、処理槽が大型化したり、両基板群の端に位置する基
板に処理むらを生じ易い。こうした課題を解決する技術
として、特開平4−187279号公報に示されている
ような基板移載装置がある。
置は、図13及び図14に示すように、2つの挿通孔5
02A,502Bを形成したカセット載置テーブル50
0と、上記挿通孔502A,502Bの下方に互いに平
行に立設されかつその上部に基板載置部分504A,5
04Bを有する第1及び第2突き上げ部材506A,5
06Bと、第1及び第2突き上げ部材506A,506
Bをそれぞれ昇降する昇降手段(図示省略)と、第1及
び第2突き上げ部材506A,506Bを互いに近接ま
たは離反するようにスライドさせるスライド駆動手段5
10と、を備えている。こうした構成の基板移載装置で
は、まず、図13に示す状態から、カセット載置テーブ
ル500の挿通孔502A,502Bの位置に、第1及
び第2カセット520A,520Bを載置する。続い
て、昇降手段により第1及び第2突き上げ部材506
A,506Bを上昇させて、その基板載置部分504
A,504Bで25枚で1組の基板群522A,522
Bを保持しつつカセット520A,520B内から基板
を取り出し、さらに、スライド駆動手段510により第
1及び第2突き上げ部材506A,506Bを近接させ
る。これにより、図14に示すように、第1及び第2突
き上げ部材506A,506Bに保持された基板群52
2A,522Bを互いに近接させる幅寄せ動作を行な
い、両基板群522A,522Bを基板搬送ロボット
(図示省略)により同時に搬送して処理槽により一括処
理する。
載装置では、基板載置部分504A,504Bは、基板
との接触部分が大きいと、基板の脱着や搬送の際にパー
ティクルが生じ易いので可能な限り小さくしている。し
かし、従来の装置では、第1及び第2突き上げ部材50
6A,506Bを突き上げた状態にてスライド駆動手段
510によりスライドさせる幅寄せ動作を行なっている
ので、基板載置部分504A,504Bの部分にて基板
が振動してパーティクルが発生し易く、また、隣接する
基板同士が接触して損傷を受けるという問題があった。
また、第1及び第2突き上げ部材506A,506Bに
よる高い位置でのスライド動作であるので、基板の位置
合わせ精度がよくなく、このため、基板搬送ロボットに
よる受け渡しの際にも、基板の損傷やパーティクルが生
じ易いという問題もあった。
るものであり、複数のカセットから基板を取り出して幅
寄せして一括搬送する際に、基板の損傷やパーティクル
の発生が生じ難い基板処理装置及びその制御方法を提供
することを目的とする。
になされた請求項1に記載の発明は、複数の基板からな
る基板群を起立整列状態で収容しかつ該基板群を受け渡
すためのカセット挿通孔を有する複数のカセットから、
該基板群をぞれぞれ取り出して整列させて他の処理手段
へ搬送する基板処理装置において、第1及び第2カセッ
トをそれぞれ保持するとともに、両カセットを水平方向
へ第1距離を隔てて第1及び第2カセットを位置決めす
る第1及び第2カセット保持部と、両カセット保持部を
水平方向へ駆動するスライド駆動部とを有するスライド
手段と、該スライド手段の下方に設置されかつ上記基板
群を起立整列状態で保持する第1基板載置部分を有する
第1基板受け渡し具と、この第1基板受け渡し具を下降
位置から上昇位置の間で昇降させる第1昇降駆動部とを
有する第1昇降手段と、上記第1基板受け渡し具に対し
て水平方向へかつ上記第1距離より小さい第2距離を隔
てられるとともに上記スライド手段の下方に設置され、
かつ第1基板載置部分に保持された基板群とほぼ同じ間
隔で基板群を保持する第2基板載置部分を有する第2基
板受け渡し具と、該第2基板受け渡し具を昇降させる第
2昇降駆動部とを有する第2昇降手段と、第1及び第2
基板受け渡し具からその上昇位置で保持した両基板群を
受け取って搬送する基板搬送手段と、を備え、 上記スラ
イド駆動部は、上記第1カセット保持部に保持されてい
る上記第1カセットに対して基板群を上記第1基板受け
渡し具で受け渡し可能である第1基板受け渡し位置と、
上記第2カセット保持部に保持されている上記第2カセ
ットに対して基板群を上記第2基板受け渡し具で受け渡
し可能である第2基板受け渡し位置とに、上記第1及び
第2カセット保持部をスライド駆動するように構成され
ていることを特徴とする。
請求項1に記載の基板処理装置において、上記スライド
手段、第1及び第2昇降手段、及び基板搬送手段を制御
する制御手段を備え、上記制御手段は、上記第1及び第
2カセット保持部が、第1及び第2カセット内の基板群
を互いに平行に配置するように第1及び第2カセットを
それぞれ保持した状態から、上記スライド手段のスライ
ド駆動部に対して、上記第1基板受け渡し位置にスライ
ドさせる指令を出力する第1出力部と、第1昇降手段の
第1昇降駆動部に対して、第1基板受け渡し具を上昇位
置に上昇させてカセット挿通孔を通じて、第1基板載置
部分にて第1カセット内から基板群を保持して取り出す
指令を出力する第2出力部と、その後、上記スライド手
段のスライド駆動部に対して、上記第2基板受け渡し位
置にスライドさせる指令を出力する第3出力部と、上記
第2昇降手段の第2昇降駆動部に対して、第2基板受け
渡し具を上昇位置に上昇させてカセット挿通孔を通じ
て、上記第2基板載置部分にて第2カセット内から他の
基板群を保持して取り出す指令を出力する第4出力部
と、上記基板搬送手段に対して、第1及び第2基板受け
渡し具により上昇位置にて保持された両基板群を受け取
って搬送する指令を出力する第5出力部と、を備えるこ
とを特徴とする。さらに、請求項3に記載の発明は、請
求項1に記載の基板処理装置を制御する基板処理装置の
制御方法において、 上記第1及び第2カセット保持部
が、第1及び第2カセット内の基板群を互いに平行に配
置するように第1及び第2カセットをそれぞれ保持した
状態から、上記スライド手段のスライド駆動部に対し
て、上記第1基板受け渡し位置にスライドさせる指令を
出力し、 第1昇降手段の第1昇降駆動部に対して、第1
基板受け渡し具を上昇位置に上昇させてカセット挿通孔
を通じて、第1基板載置部分にて第1カセット内から基
板群を保持して取り出す指令を出力し、 その後、上記ス
ライド手段のスライド駆動部に対して、上記第2基板受
け渡し位置にスライドさせる指令を出力し、 上記第2昇
降手段の第2昇降駆動部に対して、第2基板受け渡し具
を上昇位置に上昇させてカセット挿通孔を通じて、上記
第2基板載置部分にて第2カセット内から他の基板群を
保持して取り出す指令を出力し、 上記基板搬送手段に対
して、第1及び第2基板受け渡し具により上昇位置にて
保持された両基板群を受け取って搬送する指令を出力す
ること を特徴とする基板処理装置の制御方法にある。
ライド手段、第1及び第2昇降手段、基板搬送手段を制
御することにより、複数のカセットから基板群をそれぞ
れ取り出し整列させて、基板搬送手段に渡し、この基板
搬送手段により基板群を他の処理手段に搬送する。
第1カセット及び第2カセットをそれぞれ保持する。こ
のとき、第1及び第2カセット内の基板群は、互いに平
行に配置される。その後、スライド手段のスライド駆動
部は、第1カセット保持部に保持されている第1カセッ
トに対して基板群を第1基板受け渡し具で受け渡し可能
である第1基板受け渡し位置にスライド駆動する。そし
て、第1昇降手段により、第1基板受け渡し具を上昇位
置に上昇させて、第1カセット内の基板群をカセット挿
通孔を通じて第1基板載置部分にて保持して取り出す。
続いて、スライド手段のスライド駆動部は、第2カセッ
ト保持部に保持されている第2カセットに対して基板群
を第2基板受け渡し具で受け渡し可能である第2基板受
け渡し位置までスライド駆動する。そして、第2昇降手
段により、第2基板受け渡し具を上昇させて第2カセッ
ト内から基板群を第2基板載置部分にて保持して取り出
す。
板受け渡し具における第1及び第2基板載置部分により
上昇位置にてそれぞれ保持されることになるが、第1及
び第2カセットに保持されていた状態から、その間隔を
狭められて支持される。そして、基板搬送手段により、
整列状態の基板群が受け渡されて、他の処理手段へ搬送
される。 したがって、第1及び第2カセット保持部は、
第1及び第2カセットを第1距離だけ隔てて保持してい
るが、基板を受け渡すときには、第1距離より小さい第
2距離を隔てて配置された第1及び第2基板受け渡し具
までスライドして、第1及び第2基板受け渡し具に基板
をぞれぞれ受け渡す。すなわち、第1カセットと第2カ
セットに保持されている基板群は、第1距離から第2距
離まで間隔が狭められて第1及び第2基板受け渡し具を
介して基板搬送手段に受け渡される。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
置10を示す斜視図である。図2は基板処理装置10の
平面図を示す。図1及び図2に示すように、基板処理装
置10は、カセット搬出入ステージ20と、カセット搬
送ロボット30と、基板移載部40と、基板搬送ロボッ
ト200と、基板処理部220と、カセット洗浄器24
0と、を備えている。なお、この実施例で用いるカセッ
ト300は、内部に基板整列収容溝を備え、この基板整
列収納溝に25枚の基板Wを起立整列状態で収容できる
ようになっている。
について説明する。基板処理装置10では、基板処理装
置10外から未処理基板Waを収納したカセット300
がカセット搬出入ステージ20の搬入位置22に2ケー
ス搬入されると、これらのカセット300は、カセット
搬送ロボット30により基板移載部40に搬送される。
続いて、カセット300の未処理基板Waが基板移載部
40と基板搬送ロボット200によりカセット300か
ら取り出され、基板搬送ロボット200により基板処理
部220へ搬送される。基板処理部220では、未処理
基板Waに各種の薬液処理がなされる。処理済み基板W
bは、基板搬送ロボット200により基板乾燥部230
へ搬送されて乾燥処理がなされ、さらに基板移載部40
へ搬送される。一方、先に基板移載部40にて未処理基
板Waを取り出された空のカセット300は、カセット
搬送ロボット30でカセット洗浄器240へ搬送されて
洗浄される。そして、この洗浄済みカセット300は、
カセット搬送ロボット30で基板移載部40に搬送され
る。次に、基板移載部40で処理済み基板Wbを洗浄済
みカセット300に移載し、このカセット300をカセ
ット搬送ロボット30でカセット搬出入ステージ20の
搬出位置24に搬送し、ここから基板処理装置10外に
搬出する。
ように基板移載部40が設けられている。この基板移載
部40は、カセット搬送ロボット30で搬送されるカセ
ット300から未処理基板Waを基板搬送ロボット20
0に受け渡すと共に、基板搬送ロボット200からの処
理済み基板Wbをカセット300に収納し、さらにカセ
ット300をカセット搬送ロボット30へ渡すものであ
り、その際、上記搬入位置22及び搬出位置24に載置
される基板の向きと、基板処理部220の処理槽で処理
される基板の向きとを合わせるために、カセット300
の向きを90゜回転する機構を備えている。以下、基板
移載部40の構成について図3ないし図6を用いて説明
する。
セット載置テーブル42と、カセット載置テーブル42
に回転自在に支持された第1ターンテーブル80A及び
第2ターンテーブル80B(図4)と、カセット載置テ
ーブル42をスライドさせるスライド駆動装置60と、
第1ターンテーブル80Aを回転駆動する第1回転駆動
装置100Aと、第2ターンテーブル80Bを回転駆動
する第2回転駆動装置100Bと、第1基板受け渡し具
110Aと、第2基板受け渡し具110B(図4)と、
第1基板受け渡し具110Aを昇降駆動する第1昇降駆
動装置130Aと、図4における第2基板受け渡し具1
10Bの下方に設置され、第2基板受け渡し具110B
を昇降駆動しかつ第1昇降駆動装置130Aとほぼ同様
な構成の第2昇降駆動機構(図示省略)と、を備えてい
る。
示すように、所定間隔に平行に配置された上板44と下
板46とを、6本の連結棒48で一体的に連結固定した
ものである。上板44には、テーブル挿通孔52A及び
テーブル挿通孔52Bが形成されている。また、下板4
6には、外側ギヤ54a及び内側ギヤ54bからなるリ
ングギヤ54を装着した支持孔47A,47Bがテーブ
ル挿通孔52A,52Bにそれぞれ対応した位置に形成
されている。
ように、レール62と、下板46に固定されかつレール
62に案内されるガイド溝66(図3)を有する滑り部
材64と、スライド用シリンダ72と、スライド用シリ
ンダ72のピストンロッド74と下板46とを連結する
連結部材75と、ストッパ76と、を備えている。スト
ッパ76は、下板46に固定された係止部材78と、2
箇所の止め部79とから構成されている。このスライド
駆動装置60の構成により、スライド用シリンダ72を
駆動すると、ピストンロッド74が進退して連結部材7
5を介してカセット載置テーブル42がレール62上を
スライドする。このとき、カセット載置テーブル42
は、ストッパ76により、止め部79の間のストローク
でスライドする。
80Bは、ほぼ同一の構成であるので、第1ターンテー
ブル80Aについて説明する。図4に示すように、第1
ターンテーブル80Aは、上円板82と、リングギヤ5
4に回転自在に支持された下円板86と、上円板82と
下円板86とを連結固定する連結部材84とを備えた一
体的な構成となっている。上円板82には、受け渡し具
挿通孔92が形成されており、この受け渡し具挿通孔9
2の周囲にカセット位置決め枠94及びカセットクラン
プ(図示省略)が装着されている。
Bを回転駆動する第1及び第2回転駆動装置100A,
100Bは、図6に示すように、第1及び第2回転用シ
リンダ102A,102Bと、係止部材107及び止め
部108を有するストッパ106(図5参照)とを備
え、第1及び第2回転用シリンダ102A,102Bの
一端が下板46に軸支されると共に、そのピストンロッ
ド104の先端が第1及び第2ターンテーブル80A,
80Bの下円板86にそれぞれ固定されている。この第
1及び第2回転駆動装置100A,100Bの構成によ
り、第1及び第2回転用シリンダ102A,102Bを
駆動すると、ピストンロッド104の進退により、第1
及び第2ターンテーブル80A,80Bがストッパ10
6の規制によって90゜の範囲で回転する。
具110A,110Bは、第1及び第2ターンテーブル
80A,80Bにそれぞれ対応して設けられ、ほぼ同様
な構成を備えているから、第1基板受け渡し具110A
について説明する。図3に示すように、第1基板受け渡
し具110Aは、第1昇降載置部112Aと、この第1
昇降載置部112Aを支持する支持用パイプ114と、
第1昇降駆動装置130Aと、を備えている。上記第1
昇降載置部112Aの上部には、第1基板載置部分11
5Aが形成されており、この第1基板載置部分115A
の基板整列保持溝116により基板Wを保持するよう構
成されている。
モータ132と、このモータ132に動力伝達機構13
4を介して連結された縦送りネジ軸136と、縦送りネ
ジ軸136に沿って立設されたガイド部材138と、支
持用パイプ114に固定されかつガイド部材138にガ
イドされると共に縦送りネジ軸136に螺合している連
結部材142と、を備えている。この構成により、モー
タ132を回転駆動すると、動力伝達機構134を介し
て縦送りネジ軸136が回転する。縦送りネジ軸136
の回転により連結部材142を介してガイド部材138
にガイドされながら支持用パイプ114及び第1昇降載
置部112Aが一体的に昇降する。
説明する。基板搬送ロボット200は、図7に示すよう
に、走行部本体202と、この走行部本体202からほ
ぼ水平に突出した左右1対のアーム回転軸204と、こ
のアーム回転軸204を回転させる軸回転手段206
と、上記各アーム回転軸204に固定されかつ基板Wを
起立整列状態で一括保持する基板チャック210と、を
備えている。1対の基板チャック210は、1対の対向
面212と、その裏面214同士とに、それぞれカセッ
ト300が有する基板整列収納溝と同一ピッチの基板整
列保持溝216,218を備えている。
り、軸回転手段206を駆動すると、アーム回転軸20
4を介して基板チャック210が回転する。基板チャッ
ク210の回転により基板整列保持溝216により未処
理基板Waが保持され、または、基板整列保持溝218
により処理済み基板Wb(図1参照)が保持される。未
処理または処理済みの基板Wを保持した基板搬送ロボッ
ト200は、走行部本体202の搬送動作により、基板
処理部220と基板移載部40との搬入または搬送を行
なう。なお、基板搬送ロボット200は、未処理基板W
aを搬送する場合には、基板チャック210の1対の対
向面212同士を対向する姿勢にし、一方、処理済み基
板Wbを搬送する場合には、裏面214同士を対向する
姿勢にする。これにより、未処理基板Waと処理済み基
板Wbとが異なった基板整列保持溝216,218にて
保持されるので、処理済み基板Wbが未処理基板Waを
保持した基板整列保持溝216に接触することによる汚
染が防止される。
御系400を示すブロック図である。この図において、
410はカセット搬送ロボット30の駆動手段、420
はスライド駆動装置60の駆動手段、430は第1回転
駆動装置100A及び第2回転駆動装置100Bの駆動
手段、440は第1昇降駆動装置130A及び第2昇降
駆動装置の駆動手段、450は基板搬送ロボット200
の駆動手段である。また、460は、その内部にCPU
等を具備し、上記各駆動手段を制御する制御手段であ
る。
300をカセット搬出入ステージ20の搬入位置22に
載置してから、基板移載部40により受け渡し、さらに
基板搬送ロボット200を介して基板処理部220へ搬
送し、そして、基板処理部220で処理された処理済み
基板Wbを基板搬送ロボット200から基板移載部40
を介してカセット搬出入ステージ20の搬出位置24に
搬送するまでの動作について説明する。
置22に載置された2つのカセット300を保持し、さ
らに180゜回転して第1及び第2ターンテーブル80
A,80Bまで搬送する(図8(A)参照)。第1及び
第2ターンテーブル80A,80Bでは、カセット30
0をカセット位置決め枠94で位置決めする。次に、第
1及び第2回転駆動装置100A,100Bの第1及び
第2回転用シリンダ102A,102Bが駆動されるこ
とにより、第1及び第2ターンテーブル80A,80B
が互いに反対方向へ90゜回転する。このとき、2つの
カセット300内の未処理基板Waは、互いに同じ方向
に配列される(図8(B)参照)。
132を駆動することにより、第1基板受け渡し具11
0Aが第1ターンテーブル80Aの受け渡し具挿通孔9
2及びカセット300の下開口部304を通って、上昇
位置まで上昇する(図9参照)。これにより、第1昇降
載置部112Aの第1基板載置部分115Aは、基板整
列保持溝116によって25枚で1群の未処理基板Wa
を上昇位置で保持する。続いて、スライド駆動装置60
のスライド用シリンダ72を駆動することにより、カセ
ット載置テーブル42がスライドし、第2ターンテーブ
ル80Bが第2基板受け渡し具110Bの下方に一致す
る(図10参照)。
タを駆動することにより、第2基板受け渡し具110B
が第2ターンテーブル80Bの受け渡し具挿通孔92及
びカセット300の下開口部304を通って上昇位置ま
で上昇する(図11参照)。これにより、第2昇降載置
部112Bの第2基板載置部分115Bは、基板整列保
持溝116によって他の1群の未処理基板Waを上昇位
置で保持する。
渡し具110Aにより保持された未処理基板Waと第2
基板受け渡し具110Bで保持された1群の未処理基板
Waとは、その間隔を狭める幅寄せが行なわれて連続し
た所定間隔で整列配置されることになる。次に、幅寄せ
されて整列配置された未処理基板Waは、図7に示す基
板搬送ロボット200により基板処理部220に搬送さ
れる。
済み基板Wbは、上述の搬送動作と逆の動作により、基
板搬送ロボット200から、基板移載部40を介してカ
セット搬出入ステージ20の搬出位置24まで搬送す
る。すなわち、基板搬送ロボット200は、処理済み基
板Wbを第1及び第2基板受け渡し具110A,110
Bに受け渡した後に、第2基板受け渡し具110Bの下
降動作により処理済み基板Wbを一方のカセット300
に収納し、カセット載置テーブル42を前と逆方向へス
ライドし、第1基板受け渡し具110Aの下降動作によ
り、処理済み基板Wbを他方のカセット300に収納
し、両カセット300をカセット搬送ロボット30によ
り搬送する。これにより、一連の搬送動作が終了する。
カセット300に収納された基板Wを幅寄せするための
移動がカセット300を載置したカセット載置テーブル
42のスライド動作により行なわれ、従来の技術のよう
に、基板Wを突き上げ部材で突き上げた状態で行なって
いないので、スライドの際における基板Wの振動がな
く、基板Wの損傷やパーティクルの発生がない。よっ
て、基板Wの歩留りを高めることができる。
A,110Bは、昇降動作だけで、水平方向へ可動する
構成となっていないので、第1及び第2基板受け渡し具
110A,110Bを基板処理部220の処理槽に一致
した搬送ラインに固定設置しておけば、基板搬送ロボッ
ト200の位置合わせ調整などが不要となり、よってメ
ンティナンスも簡単になる。
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
は、第1及び第2ターンテーブル80A,80Bにカセ
ット300を載置した後に、第1及び第2ターンテーブ
ル80A,80Bを90゜回転しているが、これに限ら
ず、カセット搬送ロボット30により、図8(B)の状
態にカセット300を載置して第1及び第2ターンテー
ブル80A,80Bの回転動作を省略してもよい。
は、スライド駆動装置60、第1及び第2回転駆動装置
100A,100Bのエアーシリンダによる1ストロー
クの進退によりスライドまたは回転動作するように構成
しているが、これに限らず、スライドまたは回転駆動す
ることができる機構であれば、モータであってもよい。
記実施例のように、2個にかぎらず、基板受け渡し具に
より等間隔で基板を保持できる配置構成であれば、その
数は特に限定されない。
装置及びその制御方法によれば、基板群の間隔を狭める
ためにスライド手段により第1及び第2カセット保持部
を水平方向へスライドさせており、従来の技術のよう
に、基板を突き上げ部材で突き上げた状態でスライドさ
せていないので、スライドの際における基板の振動がな
く、基板の損傷やパーティクルの発生がない。よって、
基板の歩留りを高めることができる。
降するだけで、水平方向へ可動する構成となっていない
ので、例えば、第1及び第2基板受け渡し具を他の処理
手段の処理槽に一致した搬送ラインに固定設置しておけ
ば、基板搬送手段等との位置合わせ調整などが不要とな
り、よってメンティナンスも簡単になる。
示す斜視図。
図。
ーブルでの移載動作を説明する説明図。
上昇動作を説明する説明図。
動作を説明する説明図。
の上昇動作を説明する説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の基板からなる基板群を起立整列状
態で収容しかつ該基板群を受け渡すためのカセット挿通
孔を有する複数のカセットから、該基板群をぞれぞれ取
り出して整列させて他の処理手段へ搬送する基板処理装
置において、 第1及び第2カセットをそれぞれ保持するとともに、両
カセットを水平方向へ第1距離を隔てて第1及び第2カ
セットを位置決めする第1及び第2カセット保持部と、
両カセット保持部を水平方向へ駆動するスライド駆動部
とを有するスライド手段と、 該スライド手段の下方に設置されかつ上記基板群を起立
整列状態で保持する第1基板載置部分を有する第1基板
受け渡し具と、この第1基板受け渡し具を下降位置から
上昇位置の間で昇降させる第1昇降駆動部とを有する第
1昇降手段と、上記第1基板受け渡し具に対して水平方向へかつ上記第
1距離より小さい第2距離を隔てられるとともに 上記ス
ライド手段の下方に設置され、かつ第1基板載置部分に
保持された基板群とほぼ同じ間隔で基板群を保持する第
2基板載置部分を有する第2基板受け渡し具と、該第2
基板受け渡し具を昇降させる第2昇降駆動部とを有する
第2昇降手段と、 第1及び第2基板受け渡し具からその上昇位置で保持し
た両基板群を受け取って搬送する基板搬送手段と、を備え、 上記スライド駆動部は、上記第1カセット保持部に保持
されている上記第1カセットに対して基板群を上記第1
基板受け渡し具で受け渡し可能である第1基板受け渡し
位置と、上記第2カセット保持部に保持されている上記
第2カセットに対して基板群を上記第2基板受け渡し具
で受け渡し可能である第2基板受け渡し位置とに、上記
第1及び第2カセット保持部をスライド駆動するように
構成されている基板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、上記スライド手段、第1及び第2昇降手段、及び基
板搬送手段を制御する制御手段を備え、 上記制御手段は、 上記第1及び第2カセット保持部が、第1及び第2カセ
ット内の基板群を互いに平行に配置するように第1及び
第2カセットをそれぞれ保持した状態から、上記スライ
ド手段のスライド駆動部に対して、上記第1基板受け渡
し位置にスライドさせる指令を出力する第1出力部と、 第1昇降手段の第1昇降駆動部に対して、第1基板受け
渡し具を上昇位置に上昇させてカセット挿通孔を通じ
て、第1基板載置部分にて第1カセット内から基板群を
保持して取り出す指令を出力する第2出力部と、 その後、上記スライド手段のスライド駆動部に対して、
上記第2基板受け渡し位置にスライドさせる指令を出力
する第3出力部と、 上記第2昇降手段の第2昇降駆動部に対して、第2基板
受け渡し具を上昇位置に上昇させてカセット挿通孔を通
じて、上記第2基板載置部分にて第2カセット内から他
の基板群を保持して取り出す指令を出力する第4出力部
と、 上記基板搬送手段に対して、第1及び第2基板受け渡し
具により上昇位置にて保持された両基板群を受け取って
搬送する指令を出力する第5出力部と、 を備えることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置を制御す
る基板処理装置の制御方法において、 上記第1及び第2カセット保持部が、第1及び第2カセ
ット内の基板群を互いに平行に配置するように第1及び
第2カセットをそれぞれ保持した状態から、上記スライ
ド手段のスライド駆動部に対して、上記第1基板受け渡
し位置にスライドさせる指令を出力し、 第1昇降手段の第1昇降駆動部に対して、第1基板受け
渡し具を上昇位置に上昇させてカセット挿通孔を通じ
て、第1基板載置部分にて第1カセット内から基板群を
保持して取り出す指令を出力し、 その後、上記スライド手段のスライド駆動部に対して、
上記第2基板受け渡し位置にスライドさせる指令を出力
し、 上記第2昇降手段の第2昇降駆動部に対して、第2基板
受け渡し具を上昇位置に上昇させてカセット挿通孔を通
じて、上記第2基板載置部分にて第2カセット内から他
の基板群を保持して取り出す指令を出力し、 上記基板搬送手段に対して、第1及び第2基板受け渡し
具により上昇位置にて保持された両基板群を受け取って
搬送する指令を出力すること を特徴とする基板処理装置
の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18915793A JP2849890B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 基板処理装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18915793A JP2849890B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 基板処理装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717603A JPH0717603A (ja) | 1995-01-20 |
JP2849890B2 true JP2849890B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16236406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18915793A Expired - Fee Related JP2849890B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 基板処理装置及びその制御方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2849890B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4839019B2 (ja) * | 2004-08-12 | 2011-12-14 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理システム、基板処理方法、プログラム及び記憶媒体 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18915793A patent/JP2849890B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717603A (ja) | 1995-01-20 |
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