JP2849800B2 - 燃料圧力制御弁 - Google Patents

燃料圧力制御弁

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JP2849800B2 JP6309663A JP30966394A JP2849800B2 JP 2849800 B2 JP2849800 B2 JP 2849800B2 JP 6309663 A JP6309663 A JP 6309663A JP 30966394 A JP30966394 A JP 30966394A JP 2849800 B2 JP2849800 B2 JP 2849800B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射装
置に用いられる燃料圧力制御弁に関するものであり、こ
の燃料圧力制御弁は、燃料噴射弁から噴射する燃料の量
をECUから出力される通電時間に比例させるために、
燃料配管内の燃料圧力を燃料噴射弁の噴射位置の吸気管
圧力に対し、一定にする圧力調整装置である。
【0002】
【従来の技術】燃料圧力制御弁は、ハウジングをダイヤ
フラムにてスプリング室と燃料室とに区分し、燃料室に
は燃料流入孔が開口するとともにダイヤフラムと一体的
に移動する開閉弁にて開閉される燃料リターン通路を開
口し、一方、スプリング室にはダイヤフラムを燃料室側
に押圧するスプリングを縮設するとともに吸気管内と連
絡される負圧導入路を開口したものである。
【0003】近年、内燃機関に装着される燃料供給装置
としては、燃料噴射装置が良く使用される。然しなが
ら、かかる燃料噴射装置は、気化器による燃料供給方法
に比較して構成部品点数が多いことから製造コスト高傾
向となるもので、各構成部品の製造コストを下げること
が強く要望されるものであった。そして、上記要望に基
づき、燃料噴射装置に用いられる燃料圧力制御弁は以下
によってその製造コストを下げることが提案された。図
3によりその従来例について説明する。20は下側ハウ
ジングであり、燃料室筒部21と燃料リターン通路筒部
22とにより形成される。燃料室筒部21は、下方の底
部21Aから上方の鍔部21Bに向けて有底筒状凹部2
1Cが凹設され、底部21Aの中心には弁座孔21Dが
穿設されるとともに弁座孔21Dの側方の底部21Aに
複数の燃料流入孔21Eが穿設される。
【0004】燃料リターン通路筒部22は、上端が燃料
室筒部21の底部21Aの弁座孔21Dに連なり、下端
が開口部22Aをもって開口する燃料リターン通路22
Bを備える。そして、前記燃料リターン通路筒部22の
外径が燃料室筒部21の外径より小径に形成されること
から燃料室筒部21と燃料リターン通路筒部22との接
続部に第1の段部23が形成され、一方、鍔部21Bが
燃料室筒部21の上端から外側方に向かってのびること
から第2の段部24が形成される。25は上側のハウジ
ングであり、下方が鍔部25Aを介して開放する有底筒
状凹部25Bを有するとともにこの有底筒状凹部25B
に向けて負圧導入路26が開口する。
【0005】そして下側ハウジング20の鍔部21B上
にダイヤフラム27を配置するとともにダイヤフラム2
7上に上側ハウジング25の鍔部25Aを重ねあわせ、
次いで、下側ハウジング20の鍔部21Bの端部を上側
ハウジング25の鍔部25Aの上面に向けて内方へカシ
メる。以上によると、下側のハウジング20と上側のハ
ウジング25とが固着され、ダイヤフラム27を両ハウ
ジングの鍔部21Bと25Aとの間に挟持できる。而し
て、ダイヤフラム27と上側ハウジング25の有底筒状
凹部25Bとによりスプリング室28が形成され、ダイ
ヤフラム27と下側ハウジング20の有底筒状凹部21
Cとによって燃料室29が区分形成される。
【0006】そしてスプリング室28内には第1スプリ
ング30が縮設され、この第1スプリング30のバネ力
は上側リテーナ31を介してダイヤフラム27に付勢さ
れ、ダイヤフラム27を下方(燃料室29側)に押圧す
る。
【0007】一方、燃料室29内には弁座孔21Dに対
向して開閉弁32が配置され、この開閉弁32は、燃料
リターン通路22B内に縮設された第2スプリング33
によって上方に押圧される。以上によると、開閉弁32
には、第1スプリング30のバネ力が上側リテーナ3
1、ダイヤフラム27、下側リテーナ34を介して下方
に向けて加えられるとともに第2スプリング33のバネ
力が上方に向けて加えられるもので、このとき第1スプ
リング30のバネ力を第2スプリング33のバネ力より
強く設定したことによりダイヤフラム27に圧力の作用
しない状態において、開閉弁32は弁座孔21Dに押圧
され、弁座孔21Dを閉塞する。
【0008】以上によって形成された従来の燃料圧力制
御弁は以下によって燃料分配管Dに装着される。燃料分
配管Dは、図示せぬ燃料ポンプによって加圧された燃料
が供給される燃料分配管35と、燃料分配管35内を流
れる加圧燃料を機関に向けて噴射する燃料噴射弁Jを保
持する燃料噴射弁保持孔36とを備えるとともにその端
部に燃料圧力制御弁保持部37を備える。
【0009】この燃料圧力制御弁保持部37は、下方に
燃料分配管35に連なる燃料流入室38が形成されると
ともに燃料流入室38の中心部には、上端が燃料流入室
38に開口する燃料リターン通路筒部支持孔39が穿設
され、さらに燃料リターン通路筒部支持孔39から外側
方に向かって図示せぬ燃料タンクに連なる吐出路40が
穿設される。又、燃料流入室38の上端から上方に向か
って燃料室筒部支持孔41が連設され、更に燃料室筒部
支持孔41の上端は、側方に向かう環状の係止段部42
を介して更に上方に向かって突出して開口する。
【0010】そして、燃料圧力制御弁保持部37に燃料
圧力制御弁を装着するに当り、下側ハウジング20の燃
料室筒部21の鍔部21Bの下面と、燃料室突部21の
外周には、剛性を有する第1環状リング43と第1Oリ
ング44が配置され、さらに下側ハウジング20の底部
21Aの下面と燃料リターン通路筒部22の外周には、
剛性を有する第2環状リング45と第2Oリング46と
が配置される。
【0011】次に、第2Oリングと第2環状リング45
とを備えた燃料リターン通路筒部22を燃料リターン通
路筒部支持孔39内に挿入配置するとともに第1Oリン
グ44と、第1環状リング43とを備えた燃料室筒部2
1を燃料室筒部支持孔41内へ挿入配置する。このと
き、下側ハウジング20の鍔部21Bの下面は、燃料室
筒部支持孔41の係止段部42上に係止される。
【0012】以上によると、燃料分配管35から燃料流
入室38内に流入する燃料分配路35内の燃料圧力及び
負圧導入路26を介してスプリング室28内へ作用する
吸気管内の負圧、が変化すると、その圧力変化に応じて
ダイヤフラム27が移動して開閉弁32をして弁座孔2
1Dの開口を制御して燃料リターン通路22B内への燃
料リターン量を制御し、もって燃料分配路35内におけ
る燃料圧力を制御したものである。
【0013】一方、燃料分配路35から燃料流入室38
内へ流入した燃料流入室38内の燃料は、第1Oリング
44によって外部へ洩れることが抑止され、第2Oリン
グ46によって燃料リターン通路22B内へ洩れること
が抑止される。燃料流入室38内の燃料が外部へ洩れる
ことは危険であり、燃料リターン通路22B内へ洩れる
ことは燃料圧力制御の点から好ましくない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の燃料圧力
制御弁によると、第1環状リング43と第2環状リング
45とを格別に用意する必要があり、それらを燃料室筒
部21の外径部及び燃料リターン通路筒部22の外径部
にそれぞれ挿入配置する必要がある。以上によると、部
品点数が増加するとともに作業工数が増加するもので効
果的な製造コストの低減を達成できない。又、燃料圧力
制御弁を燃料分配管Dの燃料圧力制御弁保持部37より
取り外してメンテナンスをする際、それらの環状リング
43,45が紛失する恐れがあり、その取扱いが慎重に
なされなければならない。更には、内径の異なった環状
リングを2個用意しなければならないことは、管理工数
が増えて好ましいものでない。
【0015】本発明になる燃料圧力制御弁は、かかる不
具合に鑑み成されたもので、部品点数、作業工数及び部
品管理工数を削減することによって製造コストの低減を
達成しうる燃料圧力制御弁を提供することにある。
【0016】
【課題を解決する為の手段】本発明になる燃料圧力制御
弁は、前記課題を達成する為に上側のハウジングと下側
のハウジングとの間にダイヤフラムを配置し、ダイヤフ
ラムと上側のハウジングとによってスプリング室を形成
し、ダイヤフラムと下側のハウジングとによって燃料室
を形成し、燃料室には燃料流入孔が開口するとともに燃
料リターン通路に連なりダイヤフラムと一体的に移動す
る開閉弁にて開閉される弁座孔が開口し、一方、スプリ
ング室には、ダイヤフラムを燃料室側に押圧するスプリ
ングが縮設されるとともに吸気管内と連絡される負圧導
入路が開口された燃料圧力制御弁において、下側のハウ
ジングは、下方の底部から上方の鍔部に向けて有底筒状
凹部が凹設され、底部の中心には弁座孔が穿設されると
ともに弁座孔の側方の底部に燃料流入孔が穿設された燃
料室筒部と、上端が燃料室筒部の底部の弁座孔に連な
り、下端が開口部をもって開口する燃料リターン通路を
備えた燃料リターン通路筒部と、により形成され、燃料
室筒部の外周であって、且つ底部と鍔部との間に、下方
に向かって対向する環状の第1係止平坦部を形成し、一
方、燃料リターン通路筒部の外周であって、且つ開口部
と弁座孔との間に、下方に向かって対向する環状の第2
係止平坦部を形成したことを第1の特徴とする。
【0017】又、本発明になる燃料圧力制御弁は、前記
第1の特徴に加え、下側のハウジングを、金属材料にて
形成するとともにプレス成型したことを第2の特徴とす
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明になる燃料圧力制御弁の一実施
例を図1により詳細に説明する。尚、図3の従来例と同
一構造部分については、同一符号を使用し説明を省略す
る。下側のハウジング1は、燃料室筒部2と燃料リター
ン通路筒部3とにより形成される。燃料室筒部2は、下
方の底部2Aから上方の鍔部2Bに向けて有底筒状凹部
2Cが凹設され、底部2Aの中心には弁座孔2Dが穿設
されるとともに弁座孔2Dの側方の底部2Aには複数の
燃料流入孔2Eが穿設される。
【0019】燃料リターン通路筒部3は、上端が燃料室
筒部2の底部2Aの弁座孔2Dに連なり、下端が開口部
3Aをもって開口する燃料リターン通路3Bを備える。
【0020】そして、燃料室筒部2の外径部分であっ
て、且つ底部2Aと鍔部2Bとの間には、下方に向かっ
て対向する環状の第1係止平坦部2Fが形成される。本
例における第1係止平坦部2Fは燃料室筒部2の径を絞
って形成したもので、この第1係止平坦部2Fの環状の
平坦面が下方に向かう。
【0021】又、燃料リターン通路筒部3の外径部分で
あって、且つ開口部3Aと弁座孔2Dとの間に、下方に
向かって対向する環状の第2係止平坦部3Cが形成され
る。本例における第2係止平坦部3Cは、燃料リターン
通路筒部3の一部を外方に向けて屈曲して形成したもの
で、この第2係止平坦部3Cの環状の平端面が下方に向
かう。
【0022】そして、従来例と同様に、下側のハウジン
グ1の鍔部2Bと上側ハウジング25の鍔部25Aとの
間にダイヤフラム27を配置するとともに下側のハウジ
ング1の鍔部2Bの開口端を上側のハウジング25の鍔
部25A上に向けて内方へカシメることによって両ハウ
ジング1,25は固着される。
【0023】更に、燃料室筒部2の外径部分であって、
第1係止平坦部2F上には、第1Oリング4が配置さ
れ、燃料リターン通路筒部3の外径部分であって、第2
係止平坦部3C上には第2Oリング5が配置される。第
1Oリング4、第2Oリング5はOリングに代えてUリ
ング、角リング等の弾性を有する環状のシール部材であ
ればよい。
【0024】燃料分配管Dの端部の燃料圧力制御弁保持
部6は下方の燃料流入室7と、燃料流入室7に連なる上
方の燃料室筒部支持孔8とよりなる。燃料流入室7は、
その下方が燃料分配路35に連なるとともに燃料流入室
7の中心部には燃料リターン通路筒部支持孔9が穿設さ
れる。この燃料リターン通路支持孔9はその上方が環状
の第2段部9Aを介して燃料流入室7内へ開口し、下方
は吐出路40に開口する。そして、燃料流入室7の上端
から環状の第1段部8Aを介して燃料室筒部支持孔8が
上方に向かって形成され、更に燃料室筒部支持孔8の上
端は側方に向かう環状の係止段部8Bを介して更に上方
に向かって開口する。
【0025】そして、燃料圧力制御弁は以下によって燃
料分配管Dの燃料圧力制御弁保持部6に装着される。ま
ず下側のハウジング1の第1係止平坦部2F上に第1O
リング4を、下方に向けて配置し、第2係止平坦部3C
上に第2Oリング5を下方に向けて配置する。次いで、
燃料室筒部支持孔8の上部開口より、燃料圧力制御弁の
下側のハウジング1を、燃料室筒部支持孔8及び燃料リ
ターン通路筒部支持孔9内へと挿入する。以上による
と、下側のハウジング1の燃料リターン通路筒部3は燃
料リターン通路筒部支持孔9内へ挿入され、燃料室筒部
2は、燃料室筒部支持孔8内へ挿入され、燃料室筒部2
の鍔部2Bは、燃料室筒部支持孔8の係止段部8B上に
係止され、もって燃料圧力制御弁保持部6に燃料圧力制
御弁が配置される。
【0026】そして、かかる状態において、第2Oリン
グ5は、その上下方向において、燃料リターン通路筒部
3の第2係止平坦部3Cと、燃料リターン通路筒部支持
孔9の第2段部9Aとの間に配置され、その左右側方に
おいて、燃料リターン通路筒部支持孔9と、燃料リター
ン通路筒部3との間に配置される。
【0027】一方、第1Oリング4は、その上下方向に
おいて、燃料室筒部2の第1係止平坦部2Fと第1段部
8Aとの間に配置され、その左右側方において、燃料室
筒部支持孔8と燃料室筒部2との間に配置される。
【0028】而して、燃料分配路35から燃料流入室7
内に流入する燃料分配路35内の燃料圧力及び負圧導入
路26を介してスプリング室28内へ作用する吸気管内
の負圧、が変化すると、その圧力変化に応じてダイヤフ
ラム27が移動して開閉弁32をして弁座孔2Dの開口
を制御して燃料リターン通路3B内への燃料リターン量
を制御し、もって燃料分配路35内における燃料圧力を
制御したものである。
【0029】一方、燃料分配路35から燃料流入室7内
へ流入した燃料流入室7内の燃料は、第1Oリング4に
よって外部へ洩れることが抑止され、第2Oリング5に
よって燃料リターン通路3Bあるいは吐出路40内へ洩
れることが抑止される。
【0030】以上の如く、本発明になる燃料圧力制御弁
によると、下側のハウジング1の燃料室筒部2に下方に
対向する第1係止平坦部2Fを設けるとともに燃料リタ
ーン通路筒部3に下方に対向する第2係止平坦部3Cを
設けたので、従来の如き剛性部材よりなる第1環状リン
グ及び第2環状リングを用意する必要がないもので、部
品点数の削減と組付け工数の削減を図ることができたも
のでその製造コストを低減できたものである。
【0031】そして、特に前記下側のハウジングを金属
材料にて形成するとともにそれをプレス成型したことに
よると、前記第1係止平坦部2Fと第2係止平坦部3C
を極めて容易に製作することができたもので、このこと
も製造コストを低減する上で好ましい。又、第1Oリン
グ4及び第2Oリング5の内径部はそれぞれのOリング
が配置される筒部の外周に弾性力をもって嵌着されるの
で、メンテナンス作業時において、それらのOリングが
紛失する恐れがなく、メンテナンス作業を極めて容易に
行ないうるものである。
【0032】又、図2には本発明の他の実施例が示され
るもので、本例にあっては、第1係止平坦部2Fは、燃
料室筒部2の一部を外方に向けて屈曲して形成したもの
で、この第1係止平坦部2Fの環状の平坦面が下方に向
かう。又、第2係止平坦部3Cは、燃料リターン通路筒
部3の径を絞って形成したもので、この第2係止平坦部
3Cの環状の平坦面が下方に向かう。本実施例における
燃料圧力制御弁は、第1の実施例と同様に第1Oリング
4、第2Oリング5を介して燃料圧力制御弁保持部6内
へ挿入配置される。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる燃料圧力制御
弁によると、下側のハウジングの燃料室筒部の外周に、
下方に向かって対向する環状の第1係止平坦部を形成
し、燃料リターン通路筒部の外周に、下方に向かって対
向する環状の第2係止平坦部を形成したので、燃料分配
管の燃料圧力制御弁保持部内へ燃料圧力制御弁を装着す
る際、第1係止平坦部、第2係止平坦部をもって第1O
リング、第2Oリングを支持し、それらOリングを確実
に支持することができたもので下側のハウジング以外に
格別な部品を必要とすることがないものである。従っ
て、部品点数、組付け工数の削減ができ、製造コストの
低減を達成できたものである。又、下側のハウジングを
金属材料で形成するとともにプレス成型したことによる
と、前記係止平坦部の形成を極めて容易に行なうことが
できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料圧力制御弁の一実施例を示す縦断
面図。
【図2】本発明になる燃料圧力制御弁の他の実施例を示
す縦断面図。
【図3】従来の燃料圧力制御弁を示す縦断面図。
【符号の説明】 1 下側のハウジング 2 燃料室筒部 2A 底部 2B 鍔部 2C 有底筒状凹部 2D 弁座孔 2E 燃料流入孔 2F 第1係止平坦部 3 燃料リターン通路筒部 3A 開口部 3B 燃料リターン通路 3C 第2係止平坦部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 69/00 F02M 55/02 F02M 37/00 F16K 17/02 - 17/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側のハウジングと下側のハウジングと
    の間にダイヤフラムを配置し、ダイヤフラムと上側のハ
    ウジングとによってスプリング室を形成し、ダイヤフラ
    ムと下側のハウジングとによって燃料室を形成し、燃料
    室には燃料流入孔が開口するとともに燃料リターン通路
    に連なりダイヤフラムと一体的に移動する開閉弁にて開
    閉される弁座孔が開口し、一方、スプリング室には、ダ
    イヤフラムを燃料室側に押圧するスプリングが縮設され
    るとともに吸気管内と連絡される負圧導入路が開口され
    た燃料圧力制御弁において、下側のハウジング1は、下
    方の底部2Aから上方の鍔部2Bに向けて有底筒状凹部
    2Cが凹設され、底部2Aの中心には弁座孔2Dが穿設
    されるとともに弁座孔2Dの側方の底部2Aに燃料流入
    孔2Eが穿設された燃料室筒部2と、上端が燃料室筒部
    2の底部2Aの弁座孔2Dに連なり、下端が開口部3A
    をもって開口する燃料リターン通路3Bを備えた燃料リ
    ターン通路筒部3と、により形成され、燃料室筒部2の
    外周であって、且つ底部2Aと鍔部2Bとの間に、下方
    に向かって対向する環状の第1係止平坦部2Fを形成
    し、一方、燃料リターン通路筒部3の外周であって、且
    つ開口部3Aと弁座孔2Dとの間に、下方に向かって対
    向する環状の第2係止平坦部3Cを形成したことを特徴
    とする燃料圧力制御弁。
  2. 【請求項2】 前記、下側のハウジング1を、金属材料
    にて形成するとともにプレス成型したことを特徴とする
    請求項1記載の燃料圧力制御弁。
JP6309663A 1994-11-18 1994-11-18 燃料圧力制御弁 Expired - Lifetime JP2849800B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6311673B1 (en) 1999-03-16 2001-11-06 Honda Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel injection device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6311673B1 (en) 1999-03-16 2001-11-06 Honda Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel injection device

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