JP2848378B2 - 施肥装置付き乗用型田植機 - Google Patents

施肥装置付き乗用型田植機

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JP2848378B2 JP10184597A JP10184597A JP2848378B2 JP 2848378 B2 JP2848378 B2 JP 2848378B2 JP 10184597 A JP10184597 A JP 10184597A JP 10184597 A JP10184597 A JP 10184597A JP 2848378 B2 JP2848378 B2 JP 2848378B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、施肥装置を装着
した乗用型田植機に関するものである。 【0002】 【従来技術とその課題】この種の従来例としては、特開
昭57−198014号公報に示すように、乗用型走行
車体の後部に肥料タンクと該肥料タンクから肥料を所定
量づつ送り出す肥料送出装置とを配置し、乗用型走行車
体の後部に装着した田植装置に肥料を圃場に施す施肥部
を配置し、肥料送出装置から施肥部への肥料の移送を移
送ホ−ス内を通して移送する構成とした施肥装置付き乗
用型田植機があった。 【0003】しかし、上記従来例は、肥料送出装置から
送り出された肥料が移送ホ−ス内を自然落下していく構
成なので、移送ホ−スの屈曲部で肥料が詰りやすく、ま
た、肥料送出装置から送り出された肥料が圃場に施肥さ
れ始めるまで時間がかかって施肥開始時に肥料が施肥さ
れない区間が長く生じてしまう問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決すべく、乗用型走行車体1の機体側面視で後輪5の
車軸上方箇所に肥料タンク13と該肥料タンク13から
肥料を所定量づつ送り出す肥料送出装置14とを配置
し、乗用型走行車体1の後部にローリング軸37を介し
てローリング可能に装着した田植装置40に肥料を圃場
に施す施肥部80を配置し、肥料送出装置14から施肥
部80への肥料の移送を移送ホ−ス76内を通して移送
する構成とした施肥装置付き乗用型田植機において、移
送ホ−ス76内を肥料を移送するためのエア−を発生す
る送風機60を設け、該送風機60が発生したエア−を
移送ホ−ス76の前端部から該移送ホ−ス76内に供給
する構成とし、該移送ホ−ス76内に供給されるエア−
に対して肥料送出装置14により送り出された肥料が機
体上方側から送り込まれ、該送り込まれた肥料は供給さ
れたエア−とともに、機体側面視で後輪5上端上方で移
送ホ−ス76の前端部側を機体後方に向けて水平状に移
送され、続いてその移送ホ−ス76の後続部を施肥部8
0に向かって下方に屈曲して移送されるよう移送ホ−ス
76を配し、且つ、機体側面視で乗用型走行車体1の後
輪5の外周より外側に移送ホ−ス76を配したことを特
徴とする施肥装置付き乗用型田植機としたものである。 【0005】 【発明の作用及び効果】この発明は、上記構成としたの
で、肥料送出装置14により送り出された肥料が、直ち
に送風機60が発生したエア−で搬送され、しかも、機
体側面視で後輪5上端上方で移送ホ−ス76の前端部側
を機体後方に向けて水平状に移送され、続いてその移送
ホ−ス76の後続部を施肥部80に向かって下方に屈曲
して移送される。 【0006】よって、肥料タンク13と肥料送出装置1
4とを、乗用型走行車体1の後部に配置して機体重量の
前後バランスが良好な施肥装置付き乗用型田植機とした
ものであって、肥料送出装置14により送り出された肥
料を、風力と重力とを効率良く利用して、移送ホ−ス7
6内を施肥部80に向けて移送できて、移送ホ−ス76
内での肥料詰りが生じにくく、しかも、迅速に施肥開始
できる。 【0007】しかも、肥料タンク13と肥料送出装置1
4とを、機体後部にあってもできるだけ機体前側寄りに
配置して機体重量の前後バランスを良好なものとするよ
う機体側面視で後輪5の車軸上方箇所に配置したもので
あるが、移送ホ−ス76内に供給されるエア−に対して
肥料送出装置14により送り出された肥料が機体上方側
から送り込まれ、該送り込まれた肥料は供給されたエア
−とともに、機体側面視で後輪5上端上方で移送ホ−ス
76の前端部側を機体後方に向けて水平状に移送され、
続いてその移送ホ−ス76の後続部を施肥部80に向か
って下方に屈曲して移送されるよう移送ホ−ス76を配
し、且つ、機体側面視で乗用型走行車体1の後輪5の外
周より外側に移送ホ−ス76を配したものであるから、
施肥部80が配置された田植装置40がローリングして
移送ホ−ス76が左右動しても、移送ホ−ス76が後輪
5に接触しにくいものとなり、しかも、肥料タンク13
と肥料送出装置14とを、機体側面視で後輪5の車軸上
方箇所にあってできるだけ低く配置して重心を低くし、
そのうえ、前記のように、移送ホ−ス76内での肥料詰
りが生じにくく、迅速に施肥開始できる。 【0008】 【発明の実施の形態】第1図は本発明にかかる施肥装置
付き乗用型田植機の一実施例を示す側面図、第2図はそ
の平面図であり、乗用型走行車体1のミッションケース
2の前部にエンジン3が設置され、ミッションケース2
の左右両側には後方へ突出するチェーンケース4が設け
られている。チェーンケース4の後端部には後輪5が軸
支されており、車体の前部には前輪6が変更可能に設け
られている。そして、車体上にはエンジン3を覆うボン
ネット7及び車体の外周部にステップ部を有する車体カ
バー9を設け、該車体カバー9の後部には上方に立ち上
がった立上り部9aを設けてその上部に運転座席10を
配設し、平面視コ型のシートフレーム11によって後輪
5の上方に支持している。 【0009】この運転座席10の側方で該座席と後述の
田植装置40との間の位置には、肥料タンク13ととも
に施肥装置の本体を構成する肥料送出装置14が設けら
れている。肥料送出装置14は、外周面上に溝15aが
形成された送出ロール15,15をそなえ、この送出ロ
ール15の回転によって肥料タンク13内の粒状肥料を
適量づつホッパ16内へ送り込むように構成されてい
る。肥料送出装置14は図示しない支持フレームよって
車体に取り付けられており、両側の肥料送出装置14,
14が座席後方を通した1本の回転軸17によって互い
に連結されている。 【0010】車体の後部には平行リンク装置25が設け
られている。平行リンク装置25は、第3図に示すよう
に前後の縦部材26,27と1本の上リンク29および
左右1対の下リンク30,30からなり、それぞれの部
材が互いにピンで連結されている。上リンク29には下
向きの突起31が設けられ、この突起31が昇降装置3
2の油圧シリンダ33によってミッションケース2と連
結されている。前縦部材26の下端部は、左右のチェー
ンケース4,4を連結する連結パイプ35に枢着されて
いる。平行リンク装置25の後端部には、ローリング軸
37を介して4条植えの田植装置40が連結されてい
る。昇降装置32の油圧シリンダ33を伸縮することに
より、この田植装置40を上下に移動させることができ
る。また、田植装置40はローリング軸の回転によって
左右に自在に回動することができる。 【0011】田植装置40は、田植機枠を兼ねる伝動ケ
ース41をそなえ、該伝動ケース41の上方に苗載置台
42が前側が上位となるように傾斜させた状態で左右に
往復動自在に取り付けられている。43は支柱43aに
よって支持されたガイドレールであり、苗載置台42は
このガイドレール43に沿って左右に移動する。伝動ケ
ース41の後部には、先端に苗植付爪44を固着した苗
植付杆45と、該植付杆45をその先端部が楕円軌道を
描いて上下に揺動するように駆動する揺動クランク46
をそなえた植付装置47が設けられている。また、伝動
ケース41の下方には、中央フロート50と左右1対の
側部フロート51,51がそれぞれ上下方向に回動可能
に設けられている。52は中央フロート50の上下位置
を検知する検知油圧バルブであって、中央フロート50
が上動して、この油圧バルブ52のスプールを押し上げ
ると、前記油圧シリンダ33のピストンロッド33aが
突出し、逆に中央フロート50が下向きに回動すると、
上記ピストンロッド33aが引込むように構成されてい
る。 【0012】田植装置40の動力は、前記ミッションケ
ース2から自在継手を介して伝動ケース41内の伝動装
置に伝えられ、苗載置台42の横移動装置54と植付装
置47を駆動する。苗載置台42は、4個の植付杆45
に対応して4区に区分されている。作業中はそれぞれの
区分に土付平板状の苗マットが載置され、苗載置台42
の横移動とともに植付杆45が苗マットの下端部から1
株分づつ苗を受け取り、圃場に植え付けてゆく。苗載置
台42が左右の移動範囲の端部に達したときは、縦送り
装置によって苗マットが下方へ送られ、引続き植付けが
行われる。なお、車体前部の両側部には、下端部が車体
に固着された支柱57によって支持された予備苗載置台
58が設けられている。 【0013】ここで、前記肥料タンク13から所定量づ
つ肥料送出装置14にて送り出された肥料を案内移送す
る肥料移送部について説明する。車体の前部のエンジン
設置位置の側面部には、送風機60が取り付けられてい
る。送風機60としては、図示例ではターボファンが使
用されており、エンジン3の出力軸3aからプーリ6
1,62とベルト63を介して取り出された動力により
回転してエアホース64を通してエアを供給する。プー
リ61,62間にはテンションプーリ65が設けられて
おり、常時はバネ66によってベルト63に押し付けら
れ、ベルト63に張力を付加しているが、バネ66に抗
してテンションプーリ65を持ち上げれば、ベルト63
が弛んで送風機60への動力の伝達が断たれるように構
成されている。 【0014】エアホース64はステップ部材9の下側を
通って、シートフレーム11内に設置されているエアタ
ンク70に接続されている。シートフレーム11はエア
タンク70保護用の囲いとして働く。エアタンク70の
4個の吐出口71,71…は、シートフレーム11の側
部に設けた穴から取り出したエアホース72,72…に
よってそれぞれ前記肥料送出装置14のホッパ16の直
下部に設けた送込装置75に接続されている。送込装置
75は、肥料送出装置14によって送り出されてくる肥
料を移送ホース76,76…内に導くためのもので、ホ
ッパ16の出口に臨む受器77と接続管79からなる。
接続管79の両端部にはエアーホース72と移送ホース
76がそれぞれ接続され、外周部には受器77が接続さ
れる。 【0015】次に、圃場に肥料を施す施肥部について説
明する。移送ホース76の下端部は、圃場に対する施肥
部としての作溝器80の内側に固定した排出口81に接
続されている。作溝器80は、2枚の側板80a,80
bと底板80cによって舟方に形成され、前部に一体に
立設した支持板82によって上下位置調節可能に伝動ケ
ース41に取り付けられている。この作溝器80は、そ
の底部がフロート50(51)の底面よりも下位となる
ように支持され、田植機体の進行とともに圃場に施肥用
の溝を成形してゆく。 【0016】更に、前記肥料送出装置14に動力を伝達
するための動力伝達装置90について説明すれば、前記
ミッションケース2の後部に伝動軸91が突設され、軸
受92から後方に突出した端部が自在継手93を介して
田植装置の入力軸94に連結されている。伝動軸91か
ら入力軸94に伝達された回動動力は、傘歯車装置9
5、プーリ96,97およびベルト98を介して伝動ケ
ース41内の伝動装置に伝達され、田植装置40を駆動
する。 【0017】一方、前記伝動軸91の、ミッションケー
ス2と軸受92に挾まれた中間部には鎖車100が取り
付けられている。また、伝動軸91の上方には、該伝動
軸91に平行に従動軸101が設けられており、この従
動軸の、シートフレーム11内に位置する前端部に設け
た鎖車102が前記伝動軸91の鎖車100とチェーン
103で結ばれている。従動軸101の後端部は傘歯車
装置105に接続されている。この傘歯車装置105は
傘歯車106,107を介して回転動力を肥料送出装置
入力軸109に伝達するもので、内部にクラッチ110
が設けられている。クラッチ110はバネ111によっ
て、入力軸109側に摺動自在に設けられている傘歯車
107を他方の傘歯車106に噛合させる方向に付勢し
ているが、バネ111に抗してクラッチ110を後退さ
せれば、両傘歯車106,107の噛合が解かれ、入力
軸109への動力の伝達が断たれるように構成されてい
る。 【0018】第4図は肥料送出装置駆動用のギャボック
ス115の説明図であり、入力軸109の端部に設けら
れた鎖車116が第1の中間軸117の鎖車119とチ
ェーン120で結ばれ、第1の中間軸117の小ギャ1
21が第2の中間軸122の大ギャ123に、また第2
の中間軸122の小ギャ124が送出ロール15用回転
軸17の大ギャ125にそれぞれ噛合している。傘歯車
装置105を介して入力軸109に伝えられた動力は、
ギャボックス115内のギャ列を介して回転軸17に伝
えられ、送出ロール15を回転させる。なお、図示例で
は1組の肥料送出装置14内に2個の送出ロール15,
15’が設けられているが、他方の送出ロール15’の
回転軸126は、ギャ127,129の噛合を介して回
転させられる。また、車体の反対側の側部に設けられて
いる肥料送出装置14には、上記回転軸17によって回
転動力が伝達される。 【0019】この施肥装置付き乗用型田植機の使用時に
は施肥タンク13に肥料を投入し、エンジン3を起動し
て駆動輪である後輪5、肥料送出装置14、送風機6
0、田植装置40等を駆動する。肥料タンク13内の肥
料は、送出ロール15によって適量づつホッパ16内に
送り出され、送込装置75によって移送ホース76内に
供給される。一方、移送ホース76にはエアタンク70
からエアが供給されているので、移送ホース76内に送
り込まれた肥料は、重力と、風力によって下方へ運ば
れ、作溝器80によって圃場に形成された溝内に確実に
落し込まれるのである。施肥後の溝は、フロート50,
51によって埋められ、その近傍に植付杆45によって
苗が植えられてゆく。 【0020】この施肥装置付き乗用型田植機は、田植装
置40に動力を伝達する伝達軸91から回転動力を取り
出して肥料送出装置14を駆動するので、肥料送出装置
駆動用の特別の駆動軸等を設ける必要がなくなり、構造
が簡単なものとなった。上記伝動軸91は、座席支持用
のシートフレーム11内に配され、該シートフレーム1
1内において伝動軸91からの動力の取出しが行われる
ので、外観的にコンパクトに構成されるとともに、チェ
ーンケース等の保護カバーを設けておかなくとも安全で
ある。また、田植装置40停止用のクラッチを切れば伝
動軸91の回転が停止し、肥料送出装置14も同時に停
止するように構成することができるので便利である。 【0021】また、この施肥装置付き乗用型田植機は、
乗用型走行車体1の機体側面視で後輪5の車軸上方箇所
に肥料タンク13と該肥料タンク13から肥料を所定量
づつ送り出す肥料送出装置14とを配置し、乗用型走行
車体1の後部にローリング軸37を介してローリング可
能に装着した田植装置40に肥料を圃場に施す施肥部8
0を配置し、肥料送出装置14から施肥部80への肥料
の移送を移送ホ−ス76内を通して移送する構成とした
施肥装置付き乗用型田植機において、移送ホ−ス76内
を肥料を移送するためのエア−を発生する送風機60を
設け、該送風機60が発生したエア−を移送ホ−ス76
の前端部から該移送ホ−ス76内に供給する構成とし、
該移送ホ−ス76内に供給されるエア−に対して肥料送
出装置14により送り出された肥料が機体上方側から送
り込まれ、該送り込まれた肥料は供給されたエア−とと
もに、機体側面視で後輪5上端上方で移送ホ−ス76の
前端部側を機体後方に向けて水平状に移送され、続いて
その移送ホ−ス76の後続部を施肥部80に向かって下
方に屈曲して移送されるよう移送ホ−ス76を配し、且
つ、機体側面視で乗用型走行車体1の後輪5の外周より
外側に移送ホ−ス76を配した構成としたものである。 【0022】従って、この施肥装置付き乗用型田植機
は、肥料送出装置14により送り出された肥料が、直ち
に送風機60が発生したエア−で搬送され、しかも、機
体側面視で後輪5上端上方で移送ホ−ス76の前端部側
を機体後方に向けて水平状に移送され、続いてその移送
ホ−ス76の後続部を施肥部80に向かって下方に屈曲
して移送されるものとなる。 【0023】よって、この施肥装置付き乗用型田植機
は、肥料タンク13と肥料送出装置14とを、乗用型走
行車体1の後部に配置して機体重量の前後バランスが良
好な施肥装置付き乗用型田植機としたものであって、肥
料送出装置14により送り出された肥料を、風力と重力
とを効率良く利用して、移送ホ−ス76内を施肥部80
に向けて移送できて、移送ホ−ス76内での肥料詰りが
生じにくく、しかも、迅速に施肥開始できる。 【0024】しかも、肥料タンク13と肥料送出装置1
4とを、機体後部にあってもできるだけ機体前側寄りに
配置して機体重量の前後バランスを良好なものとするよ
う機体側面視で後輪5の車軸上方箇所に配置したもので
あるが、移送ホ−ス76内に供給されるエア−に対して
肥料送出装置14により送り出された肥料が機体上方側
から送り込まれ、該送り込まれた肥料は供給されたエア
−とともに、機体側面視で後輪5上端上方で移送ホ−ス
76の前端部側を機体後方に向けて水平状に移送され、
続いてその移送ホ−ス76の後続部を施肥部80に向か
って下方に屈曲して移送されるよう移送ホ−ス76を配
し、且つ、機体側面視で乗用型走行車体1の後輪5の外
周より外側に移送ホ−ス76を配したものであるから、
施肥部80が配置された田植装置40がローリングして
移送ホ−ス76が左右動しても、移送ホ−ス76が後輪
5に接触しにくいものとなり、しかも、肥料タンク13
と肥料送出装置14とを、機体側面視で後輪5の車軸上
方箇所にあってできるだけ低く配置して重心を低くし、
そのうえ、前記のように、移送ホ−ス76内での肥料詰
りが生じにくく、迅速に施肥開始できる。 【0025】尚、上記の施肥装置を薬剤散布装置等とし
て利用することができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 施肥装置付き乗用型田植機の全体側面図 【図2】 施肥装置付き乗用型田植機の全体平面図 【図3】 平行リンク装置の説明図 【図4】 ギヤボックスの説明図 【符号の説明】 1:乗用型走行車体 5:後輪 6:前輪 13:肥料タンク 14:肥料送出装置 37:ローリング軸 40:田植装置 60:送風機 76:移送ホース 80:施肥部(作溝器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−183814(JP,U) 実開 昭51−156917(JP,U) 実開 昭58−176616(JP,U) 実開 昭59−11609(JP,U) 実開 昭59−618(JP,U) 実開 昭59−4221(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 11/00 302 A01C 15/00 A01C 15/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.乗用型走行車体1の機体側面視で後輪5の車軸上方
    箇所に肥料タンク13と該肥料タンク13から肥料を所
    定量づつ送り出す肥料送出装置14とを配置し、乗用型
    走行車体1の後部にローリング軸37を介してローリン
    グ可能に装着した田植装置40に肥料を圃場に施す施肥
    部80を配置し、肥料送出装置14から施肥部80への
    肥料の移送を移送ホ−ス76内を通して移送する構成と
    した施肥装置付き乗用型田植機において、移送ホ−ス7
    6内を肥料を移送するためのエア−を発生する送風機6
    0を設け、該送風機60が発生したエア−を移送ホ−ス
    76の前端部から該移送ホ−ス76内に供給する構成と
    し、該移送ホ−ス76内に供給されるエア−に対して肥
    料送出装置14により送り出された肥料が機体上方側か
    ら送り込まれ、該送り込まれた肥料は供給されたエア−
    とともに、機体側面視で後輪5上端上方で移送ホ−ス7
    6の前端部側を機体後方に向けて水平状に移送され、続
    いてその移送ホ−ス76の後続部を施肥部80に向かっ
    て下方に屈曲して移送されるよう移送ホ−ス76を配
    し、且つ、機体側面視で乗用型走行車体1の後輪5の外
    周より外側に移送ホ−ス76を配したことを特徴とする
    施肥装置付き乗用型田植機。
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