JP2847338B2 - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP2847338B2
JP2847338B2 JP11754794A JP11754794A JP2847338B2 JP 2847338 B2 JP2847338 B2 JP 2847338B2 JP 11754794 A JP11754794 A JP 11754794A JP 11754794 A JP11754794 A JP 11754794A JP 2847338 B2 JP2847338 B2 JP 2847338B2
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道雄 高嶋
博貴 前之園
賢二 山崎
茂雄 滝田
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水路中に設けたバース
クリーンに沿ってレーキなどのごみ類掻き上げ片を無端
状のチェーンを介して走行可能に複数配置した除塵装置
に係り、特に主要部材をプラスチック化あるいは金属と
プラスチックの複合材化し、柔軟・軽量化かつ耐腐食化
した特性を有する除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用水並びに排水路等の水路内に
設けられたバースクリーンで捕捉したゴミや粗大な固形
物を機械的に除去する除塵装置が知られている。従来の
除塵装置は、鋼製部材で重く頑丈な装置であり、河川
水、下水、海水等(種々の液質)の水路に流入する種々
雑多な塵芥類を対象とし、レーキ等で掻き上げて回収し
ている。
【0003】図3は除塵装置の全体構成を示す斜視図で
あり、除塵装置Aは水路Wの幅一杯に設けられた前衛ス
クリーン11及び主スクリーン12と、主スクリーン1
2を支持する受け桁24、この受け桁24の両端を支持
するための左右一対のサイドフレーム25、前記前衛ス
クリーン11及び主スクリーン12に沿ってゴミ類を掻
き上げるためのごみ類掻き上げ片を構成する列状に配置
された複数列のレーキ13と、これら複数列のレーキ1
3の進行経路に沿って設けられた下部案内板20、上部
案内板21、前記複数列のレーキ13の両端を支持する
ための左右一対のエンドレスレーキチェーン14とを備
えている。
【0004】前記一対のエンドレスレーキチェーン14
は、駆動軸15の両端に固設された一対のスプロケット
16に係合されている。一方のスプロケット16に隣接
しかつ駆動軸15に固定されたスプロケット17は、駆
動チェーン18を介して減速機及びモータからなる駆動
装置19に連結されている。そして、駆動装置19を駆
動すると、駆動軸15が回転駆動され、一対のエンドレ
スレーキチェーン14,14が走行され、スクリーン1
1,12で捕捉された塵芥はレーキ13により掻き上げ
られる。
【0005】また、レーキ13の移動軌跡に沿って、下
部案内板20と、該下部案内板20に対して角度を変え
て連続している上部案内板21とが設置されており、レ
ーキ13によって掻き上げられた塵芥は、下部案内板2
0および上部案内板21上を移動するようになってい
る。そして、上部案内板21の上端部の下方には、図3
に示されるようにホッパ22が設置され、さらにホッパ
22の下方にはゴミ搬出コンベア23が設置されてお
り、掻き上げられた塵芥は外部に搬出される。
【0006】従来は、主スクリーン12、受け桁24、
レーキ13、案内板20,21、サイドフレーム25は
鋼材製であり、熔接、ボルト止めにより固定されてい
る。図4は、従来の主スクリーン12の詳細構造を示す
図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図で
ある。図4から明らかなようにスクリーン12は鋼材か
らなる横バー12aに鋼材からなるスクリーンバー12
bが熔接により固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】塗装を施した鋼材から
構成される従来の除塵装置では、経年劣化、塵芥との接
触等による塗膜剥脱部あるいは、傷口から腐食が進行
し、装置の強度・機能の低下をもたらすほか、美観上の
問題も含め、メンテナンスに労を費やすという問題があ
った。また、バースクリーンに強固に挟まった塵芥を無
理に掻き上げた場合などに部材が変形してしまうことが
あった。更に、メンテナンス及び現地据え付けにあたっ
ては、重量及び構造上多大な労力を要する。一方、近
年、運用上可搬性のある除塵装置が必要になってきてい
る。従って、柔軟・軽量かつ耐腐食性の高い部材から構
成され、組立、分解が容易で、さらにはメンテナンスフ
リーの構造の除塵装置が要望されている。
【0008】特殊な用途には、FRP樹脂製のスクリー
ンが開発されている。しかし、FRP樹脂は、剛性は優
れているが、衝撃値が低く、大きな流木などが流入して
衝撃を与えると、クラックを生じ、破損する恐れもあ
る。また、掻き揚げ時のゴミによるスクラッチにより、
ファイバーがささくれを生じて早期に摩耗する等の欠点
があった。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、スクリーン等の主要部品の材料に、本来剛性が足り
ないとみなされていたABS樹脂やジシクロペンタジエ
ン(DCPD)を主成分とするプラスチック材料または
プラスチックと金属の複合材料を用いて軽量化するとと
もに、耐衝撃性、耐食性を著しく改善し、前述したよう
な従来製品の欠点を除くことができる除塵装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明の除塵装置は、水路中に設けたバースクリ
ーンに沿ってレーキなどのごみ類掻き上げ片を無端状の
チェーンを介して走行可能に複数配置した除塵装置にお
いて、前記バースクリーン、バースクリーンの前面の下
方に平行に位置する前衛スクリーン、前記掻き上げ片、
そして前記掻き上げ片の進行経路に沿って設けられた案
内板及び水路壁に面し前記部材を支えるサイドフレーム
を柔軟・軽量かつ耐腐食性の高いプラスチック製として
おり、前記バースクリーンを後方で支える梁をプラスチ
ック内部に金属片を入れて補強した複合材としたことを
特徴とするものである。
【0011】また前記プラスチック材が常温かつ短時間
で成形可能な2液混合材料であるエラストマーで改質さ
れた三環以上のノルボルネン系モノマーの開環重合体で
成形され、破断時伸びが10〜100%である弾性に富
んだ樹脂材料を使用したことを特徴とするものである。
さらに、前記プラスチック材がABS樹脂、ポリプロピ
レン樹脂などの熱可塑性樹脂で形成され、破断時伸びが
10〜100%である弾性及び靱性に富んだ樹脂材料を
使用したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、スクリ
ーンに大木などが流入した場合などにはその衝撃を緩や
かに受けとめ、これらの流入物を取り除いた場合には、
変形が残らず、元の形状に復帰する。スクリーンの間に
ゴミがはさまり、無理に掻き揚げる状態の場合も、ゴミ
を取り除くと元に戻り、変形に対する手直しは必要とし
なくなった。また、耐食性が著しく向上したので、メン
テナンス塗装の必要もなくなった。さらに軽量化するこ
とで可搬性に優れている。
【0013】ここで、本発明の第1の態様に言う、エラ
ストマーで改質された三環体以上のノルボルネン系モノ
マーの開環重合体について説明する。エラストマーで改
質されたノルボルネン系ポリマーは、機械強度と可撓性
を兼備するため、この材質で形成されたスクリーンは耐
衝撃性に優れている。しかも、材質の比重が約1.05
g/cm3 以下とプラスチックのなかでも比較的軽く、か
つ耐衝撃性、耐水性、耐食性、耐薬品性に優れた材質で
あることから、これらの優れたスクリーンが得られる。
【0014】本発明では、鉄鋼製スクリーンの問題点で
あった衝撃や腐食にも耐えることができ、また現場での
据付工事等で大きな外力を受けても変形、破損しにくい
という利点があると同時に、全体の重量を軽減すること
ができるため、工事が容易になる利点も有する。この材
質は熱変形温度100℃以上、好ましくは120℃以上
を有し、破断時伸びが10〜100%、好ましくは、1
5〜80%を有するものであり、通常、曲げ弾性率15
0kg/mm2 以上、好ましくは170kg/mm2 以上を有し
ている。
【0015】三環体以上のノルボルネン系モノマーとし
ては、ジシクロペンタジエンやヒドロジシクロペンタジ
エンなどのごとき三環体、テトラシクロドデセンなどの
ごとき四環体、トリシクロペンタジエンなどのごとき五
環体、テトラシクロペンタジエンなどのごとき七環体な
どが挙げられる。もちろんこれらのアルキル置換体やア
ルキリデン置換体であってもよい。これらのノルボルネ
ン系モノマーは、単独で使用してもよく、また、2種以
上を混合しても用いることができる。これらのモノマー
のなかでは、耐衝撃性、熱変形温度などの面で三〜五環
体のものが好ましく、特に経済性の面からジシクロペン
タジエンを50重量%以上含むものが良い。
【0016】上記三環体以上のノルボルネン系モノマー
の1種以上と共に開環重合し得る2−ノルボルネンや5
−メチル−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノ
ルボルネン系モノマー、あるいはシクロブテン、シクロ
ペンテン、シクロペンタジエン、シクロオクテン、シク
ロドデセンなどの単環シクロオレフィンなどを、本発明
の目的を損なわない範囲で使用したものでもよい。一
方、本発明で用いられるエラストマーとしては、例えば
天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン
−ブタジエン共重合体、スチレンブタジエンスチレンブ
ロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロ
ック共重合体、これらのブロック共重合体の水素化物、
エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ポリクロロプ
レン、アクリルニトリル−ブタジエン共重合体などが例
示されるが、なかでも炭化水素エラストマーが賞用され
る。
【0017】これらのエラストマーの配合割合は、ノル
ボルネン系エラストマーポリマーの破断時伸びが10〜
100%、好ましくは15〜80%となるような範囲で
適宜定め得るが、通常はモノマー100重量部に対し、
3〜12重量%、好ましくは5〜10重量%である。エ
ラストマーの配合量が少ないと伸びが減少し、その結
果、可撓性が不足して耐衝撃性は劣るようになり、しか
もそのような材質では柔構造のスクリーンを作ることが
できなくなる。一方、エラストマーの配合量が増加する
と伸びは大きくなるが、反面、曲げ弾性率が低下してス
クリーンに必要な剛性を保てなくなる。エラストマーで
改質されたノルボルネン系ポリマーを得るには、通常、
反応射出成形、レジンインジェクション法、注形法等の
反応成形法が用いられる。これらの方法においては、ノ
ルボルネン系モノマー、エラストマーおよび開環重合用
触媒を含む反応原液を金型、木型、砂型内等に供給し、
そこで開環重合することによって行われる。
【0018】反応に際しては、充填剤、顔料、着色剤、
酸化防止剤等の種々の添加剤を配合することにより、本
発明のスクリーンの特性を改質することが出来る。これ
らの添加剤は予め反応原液のいずれか一方又は双方に混
合される。充填剤にはガラス短繊維、ガラス粒子、カー
ボンブラック、タルク、炭酸カルシウム、雲母などの無
機質充填剤がある。酸化防止剤としては、フェノール
系、リン系、アミン系など各種のプラスチック・ゴム用
酸化防止剤がある。これらの酸化防止剤は、単独で用い
てもよいが、併用することもできる。配合割合は、ノル
ボルネン系ポリマーに対し0.5重量%以上、好ましく
は1〜3重量%である。
【0019】また本発明の第2の態様に言う、ABS樹
脂、PP樹脂等の熱可塑性樹脂は、一般家庭用品、自動
車部品等に広く用いられているが、目的によって種々の
グレードの材質が市販されている。本発明に適するの
は、破断時伸びが10〜100%、好ましくは15〜8
0%を有するものであり、その加工方法も、射出成形、
押し出し成形などがあり、部品の形状、大きさ、生産数
量によって選定されている。除塵装置のスクリーンの大
きさは、射出成形するには大き過ぎ、数量も少ないの
で、金型を製作するには経済的に引き合わず、押し出し
成形で長いスクリーンバーを成形して、適当な長さに切
断し、押し出し材締結式構造とするのが、最も経済的で
ある。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る除塵装置の実施例を図面
を参照して説明する。プラスチック化した部品は図3に
示す除塵装置の中で前衛スクリーン11、主スクリーン
12、レーキ13、受け桁24、サイドフレーム25で
ある。以下、代表して主スクリーン及び受け桁について
説明する。図1は本発明の第1実施例における主スクリ
ーンを示す図であり、図1(a)は正面図、図1(b)
は図1(a)のI(b)矢視図、図1(c)は図1
(a)のI(c)矢視図である。本実施例における主ス
クリーンは図3に示す除塵装置に適用され、図4に示す
鋼材製の主スクリーンを改良したものである。
【0021】本実施例の主スクリーンは約1メートル角
の枠1の上に、それより幾分長いスクリーンバー2を1
5本並べた構造とし、ジシクロペンタジエン(DCP
D)で一体成形して作製した。このパネルを数枚上下に
並べて、それぞれのスクリーンバーが直線状になるよう
に除塵装置のフレームに取付ける。幅が広い場合にはそ
の脇に同様にパネルを並べて取付けることにより、スク
リーン面を構成すればよい。
【0022】図2は本発明の第2実施例における主スク
リーンを示す斜視図である。本実施例における主スクリ
ーンは図3に示す除塵装置に適用され、図4に示す鋼材
製の主スクリーンを改良したものである。本実施例にお
ける主スクリーンは、押し出し成形した長いスクリーン
バー3を約1メートル間隔で穴4をあけ、その穴に長い
金属製のボルト6を通し、次いでスクリーン目の幅の長
さのプラスチック製ディスタンスピース5を通して、さ
らに次のスクリーンバー3を通し、順次これの繰り返し
によりスクリーンを形成して、除塵装置のフレームに取
付ける。なお、符号7はボルト6に締結するナットであ
る。このような構造を採用することによって、大きな除
塵装置のスクリーンに耐衝撃性、耐食性に優れたプラス
チック材料を用いることが可能となった。
【0023】図5は本発明の第3実施例における受け桁
24を示す図であり、図5(a)は平面図、図5(b)
は正面図、図5(c)は図5(b)のA−A線断面図、
図5(d)は図5(b)のB−B線断面図である。強度
を付けるため、プラスチックの芯に軽量H型鋼31を入
れた複合材としている。本実施例における受け桁は図3
に示す除塵装置に適用され、鋼材製の受け桁を改良した
ものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、流
木などが流入してスクリーンに衝撃を与えても、スクリ
ーンが弾性に富むため、永久変形を起こすことがない。
また本発明によれば、スクリーンをパネル構造とし、樹
脂材にて一体成形可能としたため、製作コストの低減を
図ることができる。さらに本発明によれば、主要部材を
樹脂材とし、従来のように鋼材を使用することがないた
め、耐食性が飛躍的に向上し、メンテナンス塗装等のメ
ンテナンスが不要となる。また軽量化し、可搬化しやす
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除塵装置の第1実施例を示す図であ
り、除塵装置に用いられる主スクリーンを示す図であ
る。
【図2】本発明の除塵装置の第2実施例を示す図であ
り、除塵装置に用いられる主スクリーンを示す図であ
る。
【図3】従来の除塵装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の除塵装置における主スクリーンを示す図
である。
【図5】本発明の除塵装置の第3実施例を示す図であ
り、除塵装置に用いられる受け桁を示す図である。
【符号の説明】
1 枠 2,3 スクリーンバー 4 穴 5 ディスタンスピース 6 ボルト 7 ナット 11 前衛スクリーン 12 主スクリーン 13 レーキ 20,21 案内板 24 受け桁 25 サイドフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 清 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社 荏原製作所内 (72)発明者 高嶋 道雄 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社 荏原製作所内 (72)発明者 前之園 博貴 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社 荏原製作所内 (72)発明者 山崎 賢二 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社 荏原製作所内 (72)発明者 滝田 茂雄 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社 荏原製作所内 (56)参考文献 実開 昭59−80515(JP,U) 実開 昭58−180918(JP,U) 実公 平2−2746(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02B 5/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路中に設けたバースクリーンに沿って
    レーキなどのごみ類掻き上げ片を無端状のチェーンを介
    して走行可能に複数配置した除塵装置において、主要部
    品である前衛スクリーン、主スクリーン、スクリーン
    梁、レーキ、案内板、サイドフレームの少なくとも一つ
    の材質を柔軟・軽量かつ耐腐食性に富むプラスチック材
    あるいは、金属とプラスチックの複合材にて構成し、 前記プラスチック材を常温かつ短時間で成形可能な2液
    混合成形材料であるエラストマーで改質された三環体以
    上のノルボルネン系モノマーの開環重合体で成形された
    破断時伸びが10〜100%である弾性に富んだ樹脂材
    料とし たことを特徴とする除塵装置。
  2. 【請求項2】 水路中に設けたバースクリーンに沿って
    レーキなどのごみ類掻き上げ片を無端状のチェーンを介
    して走行可能に複数配置した除塵装置において、主要部
    品である前衛スクリーン、主スクリーン、スクリーン
    梁、レーキ、案内板、サイドフレームの少なくとも一つ
    の材質を柔軟・軽量かつ耐腐食性に富むプラスチック材
    あるいは、金属とプラスチック材の複合材にて構成し、 前記プラスチック材をABS樹脂、ポリプロピレン樹脂
    などの熱可塑性樹脂で成形された破断時伸びが10〜1
    00%である弾性及び靭性に富んだ樹脂材料としたこと
    を特徴とする除塵装置。
  3. 【請求項3】 前記主スクリーンは枠に複数のスクリー
    ンバーを一体成形したパネル構造からなることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の除塵装置。
  4. 【請求項4】 前記スクリーンは押し出し材からなる複
    数のスクリーンバーを締結材で締結した押し出し材締結
    構造からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    除塵装置。
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JP6445875B2 (ja) * 2015-01-19 2018-12-26 水ing株式会社 スクリーン、およびスクリーン式除塵機
DE102019131166A1 (de) * 2019-11-19 2021-05-20 Voith Patent Gmbh Einlaufrechen für eine Wasserkraftanlage

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