JP2847091B2 - 油補給装置 - Google Patents

油補給装置

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JP2847091B2
JP2847091B2 JP2081569A JP8156990A JP2847091B2 JP 2847091 B2 JP2847091 B2 JP 2847091B2 JP 2081569 A JP2081569 A JP 2081569A JP 8156990 A JP8156990 A JP 8156990A JP 2847091 B2 JP2847091 B2 JP 2847091B2
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博之 住友
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油利用再熱サイクル型廃熱回収装置におけ
る油循環系等の閉じた油の循環系に油を追加補給するた
めの装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば、油利用再熱サイクル型廃熱回収装置は、特開
昭60−144594号で公知なように、廃熱等を熱源として蒸
発させた作動媒体と、作動媒体よりも高温に加熱された
油とをスクリューエキスパンダに供給することによっ
て、作動媒体蒸気をスクリューエキスパンダ内でスーパ
ーヒートさせ、得られた高蒸気圧を利用してスクリュー
エキスパンダのロータを回転させ、この回転を動力とし
て取り出している。このスクリューエキスパンダに油を
連続して供給するため、第3図に示すような油の循環系
が装置内に形成されている。油は、加熱するための加熱
器(31)と、スクリューエキスパンダ(32)と、スクリ
ューエキスパンダ(32)から排出された作動媒体蒸気と
油とを分離するための油分離器(33)と、油分離器(3
3)で分離された油を回収、預量するためのオイルタン
ク(34)とで構成される系内を油循環ポンプ(35)によ
り循環せしめられる。油は、スクリューエキスパンダ
(32)内で作動媒体蒸気をスーパヒートさせる作用をな
すと共に、潤滑及びシール作用をなすものであるから、
一定量の供給油量が常に確保されなければならない。そ
のため、装置の配管接合部からの洩れ等によってオイル
タンク(34)内の預油量が減少して系内の循環油量が不
足する場合には、これを補給する必要がある。しかし、
油は図示したような閉じた循環系を循環するため、運転
中は系外から補給することができず、補給する場合は、
その都度、装置の運転を停止させなければならなかっ
た。
従来、この問題点を解決するため、第4図に示すよう
に、油補給タンク(36)を均圧管(37)および開閉弁
(38)を介在させた給油管(39)でオイルタンク(34)
に接続することにより、外部に対して閉じた補給系を形
成し、装置運転中の油補給を可能ならしめていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図に示す油補給装置は、油補給タンク(36)の内
圧とオイルタンク(34)の内圧とを均圧管(37)を用い
て均圧にすると共に、油補給タンク(36)をオイルタン
ク(34)よりも高所に設置して、開閉弁(38)を開いた
ときに、油補給タンク(36)内の油が自重でオイルタン
ク(34)に流入できるようにしている。このような構成
では、油補給タンク(36)を高所に設置することと、均
圧管(37)を用いることが必須の条件となる。そのた
め、油補給タンクを高所に設置するためのスペースを装
置外あるいは装置システム内に設ける必要があり、さら
にオイルタンク(34)と高所に設置した油補給タンク
(36)とを接続する均圧管(37)が必要になる。これら
は、設備費の増大および装置の大型化、複雑化等の弊害
をもたらす。また、この種の廃熱回収装置においては比
較的高粘度の油を用いるため、油の自重を利用するだけ
では油補給タンク(36)からの油補給がスムーズに行な
われないことがある。さらに、油補給によってオイルタ
ンク内の油温が下がり、加熱器(31)に供給する熱量が
その分余計にかかる等の問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて提案されたもので、そ
の目的とするところは、 運転中に油の補給ができる 設備費の減少および装置の小型化が達成できる 油の補給によってオイルタンク内の油温が下がらない スムーズな油補給ができる 構造の簡単な油補給装置を提供することにある 〔課題を解決するための手段〕 本発明では、閉じた油の循環系内で油を回収、預量す
るためのオイルタンクと、流出口を開閉手段を介してオ
イルタンクに接続した油補給タンクと、油補給タンクの
内圧を上昇させるための圧力上昇手段とを有する構造と
した。
上記構成において、圧力上昇手段は、低沸点の液体を
混入させた油を油補給タンクに充填し、該油を加熱手段
を用いて加熱するものである。
また、低沸点かつ低粘度の液体を溶解させた油を油補
給タンクに充填することにより、補給すべき油の粘度を
下げた。
また、油利用再熱サイクル型廃熱回収装置の油循環系
に油を補給すべく、作動媒体を混入させた油を油補給タ
ンクに充填した。
また、油補給タンク内の油に低い粘度の作動媒体を溶
解して、補給すべき油の粘度を下げた。
〔作用〕
油補給タンクの内圧を圧力上昇手段により上昇させ、
さらに開閉手段を開いて流出口とオイルタンクとを連通
させると、油補給タンク内の油が圧力差によってオイル
タンクに流入する。これにより、油の補給がなされる。
油補給タンク内の油を加熱手段により加熱すると、混
入させた低沸点の液体が蒸発し、この蒸気圧によって油
補給タンクの内圧が上昇する。また、この加熱により補
給すべき油の粘度が下がり、スムーズな油補給が可能に
なる。
低粘度の液体を溶解させた油の粘度は、元の状態に比
べて低下する。これは、加熱による粘度低下と相まって
オイルタンクへのスムーズな補給を可能にする。
油に混入された作動媒体は加熱手段により加熱されて
蒸発し、この蒸気圧によって油補給タンクの内圧を上昇
させる。また、加熱により油補給タンク内の油温が上昇
するため、油補給時にオイルタンク内の油温度を低下さ
せることがない。従って、油を循環系内で加熱するため
の熱量ロスが少なくなる。
溶解した低粘度の作動媒体は補給すべき油の粘度を下
げ、スムーズな油補給を可能にする。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る油補給装置を用いた油利用再
熱サイクル型の廃熱回収装置を示す。この廃熱回収装置
は、作動媒体の循環系、例えばフロン循環系と油循環系
とを有する。フロンは、出力軸を負荷(2)に連結した
油噴射式のスクリューエキスパンダ(1)と、温排水等
を熱源としてフロンを蒸発せしめスクリューエキスパン
ダ(1)に供給するための蒸発器(3)と、スクリュー
エキスパンダ(1)から排出されたフロン蒸気と油とを
分離するための油分離器(4)と、油分離器で分離され
たフロン蒸気を凝縮させるための凝縮器(5)とで構成
される系内を、フロン循環ポンプ(6)により循環せし
められる。また、スクリューエキスパンダ(1)内で循
環およびシール作用をなすと共に、フロン蒸気をスーパ
ヒートさせるための油は、フロンよりも高温に加熱する
ための加熱器(7)と、スクリューエキスパンダ(1)
と、油分離器(4)と、油分離器(4)で分離された油
を回収、預量するためのオイルタンク(8)とで構成さ
れる系内を油循環ポンプ(9)により循環せしめられ
る。
第2図は、第1図における油循環系のみを示す。油
は、この閉ループを循環する。(10)は、不足した油を
系内に補給するための油補給タンクであり、流出口(1
1)を開閉弁(12)を介してオイルタンク(8)に接続
すると共に、電源に接続されたヒーター(13)をタンク
内に配置して、タンク内に充填された補給用の油を加熱
できるようにしてある。尚、補給用の油には、作動媒体
としてのフロンを混入させている。また、本実施例では
油補給タンク(10)をオイルタンク(8)と同程度の高
さにして設置してある。系内に油を補給する必要が生じ
たときは、まず、ヒータ(13)の電源を入れ油補給タン
ク(10)内の油を加熱する。この時、油に混入した低沸
点のフロンが蒸発してタンク内圧を上昇させる。次に開
閉弁(12)を開くと、圧力差によって油が流出口(11)
からオイルタンク(8)に流入する。これにより油の補
給がなされる。加熱による温度上昇と低粘度を有するフ
ロンの溶解によって粘度の下がった油はスムーズにオイ
ルタンク(8)に補給される。また、油補給時にオイル
タンク(8)内の油の温度が低下しないため、加熱器
(7)に供給する熱量のロスが生じない。所要量の油を
補給し終えると、開閉弁(12)を再び閉じる。
〔発明の効果〕
本発明は油の補給系が外部に対して閉じているため、
装置の運転中に油の補給をおこなうことができる他、以
下の特有の効果を有する。
油補給タンク内の油を圧力差を利用して系内に補給
するため、油補給タンクを高所に設置する必要がなくな
る。これにより、設備費の減少および装置の小型化が達
成できる。
油補給タンク内の油を加熱手段を用いて加熱するこ
とにより、油補給時のオイルタンク内の油温低下を防止
できる。これにより、油利用再熱サイクル型廃熱回収装
置の熱回収効率が向上する。
加熱、および低粘度の液体あるいは作動媒体の溶解
により油の粘度が下がるため、スムーズな油補給が可能
となる。
均圧管を必要としないので、構造が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、 第2図は第1図における油循環系のブロック図、 第3図および第4図は従来の油循環系のブロック図であ
る。 8……オイルタンク 10……油補給タンク 11……流出口 12……開閉弁 13……ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F28D 21/00 F28D 21/00 B (56)参考文献 実願 昭62−42074号(実開 昭63− 175398号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭59−63009号(実開 昭60− 175801号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉じた油循環系内で油を回収、貯量するた
    めのオイルタンクと、その流出口を開閉手段を介して前
    記オイルタンクに接続した油補給タンクと、前記油補給
    タンクの内圧を上昇させるための圧力上昇手段とを備
    え、前記圧力上昇手段が、低沸点の液体を混入させた油
    を油補給タンクに充填し、該油を加熱手段を用いて加熱
    するものである油補給装置。
  2. 【請求項2】低沸点かつ低粘度の液体を溶解させた油を
    油補給タンクに充填した請求項1記載の油補給装置。
  3. 【請求項3】作動媒体の循環系と油循環系とを有し、油
    循環系内で油を作動媒体よりも高温に加熱することによ
    り、低温度の熱源から熱回収を行う油利用再熱サイクル
    型廃熱回収装置に用いるための油補給装置であって、前
    記作動媒体を混入させた油を油補給タンクに充填した請
    求項1記載の油補給装置。
  4. 【請求項4】低粘度の作動媒体を溶解させた油を油補給
    タンクに充填した請求項3記載の油補給装置。
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