JP2846287B2 - 見本用瓦の持ち運び可能な収納ケース - Google Patents

見本用瓦の持ち運び可能な収納ケース

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JP2846287B2
JP2846287B2 JP8146766A JP14676696A JP2846287B2 JP 2846287 B2 JP2846287 B2 JP 2846287B2 JP 8146766 A JP8146766 A JP 8146766A JP 14676696 A JP14676696 A JP 14676696A JP 2846287 B2 JP2846287 B2 JP 2846287B2
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義継 千葉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見本用瓦を収納さ
せて持ち運び可能とする収納ケースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】瓦の販売促進等のため、その見本用の瓦
を収納ケースに収納させて、顧客先等にまで持ち運びす
ることが行われており、従来、収納ケースは木製とされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、木製の収納
ケースでは、ある一つの収納ケースの内部空間の形状は
一定であるため、この内部空間よりも大きい瓦の収納は
できず、一方、同上内部空間よりもかなり小さい形状の
瓦を収納したとすると、その持ち運び時に、瓦にがたつ
きが生じて、この瓦を損傷させてしまうおそれがある。
【0004】即ち、一つの収納ケースには、その内部空
間に合致する一種類の形状の瓦だけの収納しかできない
ことから、瓦の形状の種類毎に収納ケースを準備する必
要があって、これら収納ケースの管理が極めて煩雑とな
っている。
【0005】また、上記収納ケースに瓦を収納させたと
き、この瓦は上記収納ケースに覆われて、外観上、見え
なくなるため、上記瓦を見本として見ようとするときに
は、その都度、収納ケースの蓋を開けるなどの作業が必
要であり、よって、収納ケースに収納された瓦を見よう
とするときの作業も極めて煩雑となっている。
【0006】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、一つの収納ケースに対し、種々の形状の
瓦の収納が、がたつきなくできるようにして、収納ケー
スの種類を少なくし、もって、これらの管理が容易にで
きるようにすることを課題とする。
【0007】また、収納ケースに収納させた瓦を見本と
して見ようとするとき、その作業が容易にできるように
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の見本用瓦の持ち運び可能な収納ケースは、次
の如くである。
【0009】請求項1の発明は、前後に少し離れて互い
に対面する可撓性の前、後面板5,6を備え、これら
前、後面板5,6の左右の各側縁部同士と、各下縁部同
士とをそれぞれ結合させ、これら前、後面板5,6間の
空間7を平面視断面で左右に細長い形状とし、同上前、
後面板5,6の上縁部間に上記空間7をその外部に連通
させる出し入れ口8を形成し、この出し入れ口8を通し
て、上記空間7に瓦2をその縦向き姿勢で挿抜自在と
【0010】記前、後面板5,6が弾性を有するもの
とし、上記前、後面板5,6の各側部5a,6a内面
を、上記空間7に挿入した瓦2の各側部2a,2bに弾
性的に当接させ
【0011】記前、後面板5,6の少なくとも一部1
3を折り曲げ可能とし、この折り曲げで上記一部13を
上記空間7に挿入した瓦2の一部に当接可能とさせたも
のである。
【0012】請求項の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記前面板5に上記空間7をその外部に連通させる
開口14を形成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0014】図中符号1は、見本用瓦2の持ち運び可能
な収納ケースであり、この収納ケース1は、図例では、
陳列台3の上面に少し傾けられた状態で載置されてい
る。なお、説明の便宜上、矢印Frの方向を前方とし、
下記する左右とは上記前方に向っての方向をいうものと
する。
【0015】上記収納ケース1は前後に少し離れて互い
に対面する可撓性の前、後面板5,6を備えている。こ
れら前、後面板5,6の左右の各側縁部同士と、各下縁
部同士とはそれぞれ結合させられている。
【0016】上記前、後面板5,6間の空間7は平面視
断面(図2)で、左右に細長い形状とされている。同上
前、後面板5,6の上縁部間には上記空間7を上記収納
ケース1の上方の外部に連通させる出し入れ口8が形成
されている。上記出し入れ口8は、通常は前、後面板
5,6の上縁部が互いに接合されて、閉じられている
(各図中実線図示)。一方、上記前、後面板5,6の上
縁部を押し広げれば、上記出し入れ口8が開かれるよう
になっている(図3中一点鎖線図示)。
【0017】上記前、後面板5,6の上縁部に把持部9
が形成され、この把持部9を把持することにより、収納
ケース1が持ち運び可能とされている。また、上記後面
板6の一部が切り起こされて、左右一対の支持部10,
10が形成され、これら支持部10,10の自由端は互
いに係脱自在に係止されている。そして、上記前、後面
板5,6の前記各下縁部と、上記両支持部10,10の
各下縁部とが前記陳列台3の上面に当接させられること
により、上記収納ケース1が陳列台3上に縦向き姿勢と
して自立させられる。
【0018】上記のように開かれた出し入れ口8を通し
て、上記空間7に前記瓦2が挿抜自在に挿入されてい
る。この瓦2はコンクリート製、陶器製である。
【0019】ところで、瓦2を野地板等の屋根基体の上
面にその傾斜方向(屋根における雨水の流れ方向)にほ
ぼ直交する水平方向に向って複数敷設したとき、隣り合
う瓦2の各側部2a,2bは、通常、上下に重ね合わさ
れて水切りが可能とされ、これら各側部2a,2b間に
位置する部分が本体部2cとされている。
【0020】そして、一般的に、上記したコンクリート
製等のある種類の範疇に入る瓦2では、その本体部2c
は、消費者の好みに合うようデザインされる部分であっ
て、形状に種々のものがある。一方、上記各側部2a,
2bは上記水切りの機能を果たす上で、いずれの瓦2で
もほぼ一定の形状とされている。また、上記した種類に
おける瓦2ではその幅寸法には規格があって、いずれの
瓦2でもその幅寸法は一定寸法とされている。
【0021】即ち、上記瓦2における形状の種類は、主
にその本体部2cの形状の種類によって定められること
となっている。
【0022】また、上記した傾斜方向を垂直であるとし
て瓦2を見たときのこの瓦2の姿勢が「縦向き姿勢」で
あるとすれば、この瓦2はその「縦向き姿勢」で上記空
間7に挿抜自在に挿入されている。この場合、瓦2は
「縦向き姿勢」で上下寸法が短くなるよう切断されてお
り、上記空間7には切断された複数種(三種)の瓦2が
上下に積み重ねられて収納されている。
【0023】また、上記空間7の平面視断面(図2)
で、この空間7の左右の各側部7a,7bは、各種瓦2
に共通形状である瓦2の側部2a,2bを挿抜自在とさ
せる形状とされている。
【0024】このため、上記したように、瓦2を「縦向
き姿勢」で収納ケース1に挿入させるとき、瓦2の各側
部2a,2bは上記空間7の各側部7a,7bに円滑に
挿入されると共に、上記本体部2cの形状が区々として
も、これは上記前、後面板5,6の左右方向の中途部5
b,6bがそれぞれ撓むことにより吸収されて、同上本
体部2cも上記空間7に円滑に挿入される。このように
して、一つの収納ケース1に対し、種々の形状の瓦2の
収納ができることとされている。
【0025】上記の場合、前、後面板5,6と、各支持
部10とは弾性を有する一枚の透明な樹脂板を折り曲げ
て形成されており、上記前、後面板5,6の左右の各側
部5a,6a内面は、上記空間7に挿入された瓦2の各
側部2a,2bに弾性的に当接させられている。これに
より、収納ケース1内で瓦2ががたつくことは、より確
実に防止される。しかも、収納ケース1がその外部の何
らかのものに衝突するなどして、衝撃力を受けた場合、
その衝撃力は上記前、後面板5,6の弾性により吸収さ
れる。
【0026】上記前、後面板5,6の各側部5a,6a
にはその上部と下部にそれぞれ上下一対の切断部12,
12が形成され、これら各切断部12,12の間の部
分、つまり、上記前、後面板5,6の一部13が空間7
の内部に向って撓みながら折り曲げ可能とされ(図2、
4中矢印A)、このように折り曲げられた上記一部13
が上記空間7に挿入された瓦2の一部に弾性的に当接可
能とされている。
【0027】このため、上記空間7に対する瓦2の挿抜
時には、上記一部13を折り曲げ前の状態として瓦2に
当接しないようにしておけば、上記挿抜が上記一部13
に邪魔されることなくできて、この挿抜作業が円滑にで
きることとなる。
【0028】また、上記前面板5には、上記空間7をそ
の外部に連通させる開口14が形成されている。これに
より、収納ケース1に収納された瓦2を見本として見よ
うとするとき、上記収納ケース1から瓦2を取り出すこ
となく、上記開口14を通してみることができ、また、
手で触れることもできることとなっている。
【0029】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0030】請求項1の発明は、前後に少し離れて互い
に対面する可撓性の前、後面板を備え、これら前、後面
板の左右の各側縁部同士と、各下縁部同士とをそれぞれ
結合させ、これら前、後面板間の空間を平面視断面で左
右に細長い形状とし、同上前、後面板の上縁部間に上記
空間をその外部に連通させる出し入れ口を形成し、この
出し入れ口を通して、上記空間に瓦をその「縦向き姿
勢」で挿抜自在としてある。
【0031】ところで、瓦を野地板等の屋根基体の上面
にその傾斜方向(屋根における雨水の流れ方向)にほぼ
直交する水平方向に向って複数敷設したとき、隣り合う
瓦の各側部は、通常、上下に重ね合わされて水切りが可
能とされ、これら各側部間に位置する部分が本体部とさ
れている。
【0032】そして、一般的に、ある種類の範疇に入る
瓦では、その本体部は、消費者の好みに合うようデザイ
ンされる部分であって、形状に種々のものがある。一
方、上記各側部は上記水切りの機能を果たす上で、いず
れの瓦でもほぼ一定の形状とされている。また、上記し
た種類における瓦ではその幅寸法には規格があって、い
ずれの瓦でもその幅寸法は一定寸法とされている。
【0033】即ち、上記瓦における形状の種類は、主に
その本体部の形状の種類によって定められることとなっ
ている。
【0034】また、上記空間の平面視断面で、この空間
の各側部を、各種瓦に共通形状である瓦の側部を挿抜自
在とさせる形状とすれば、上記したように、瓦を「縦向
き姿勢」で収納ケースに挿入させるとき、瓦の各側部は
上記空間の各側部に円滑に挿入されると共に、上記本体
部の形状が区々としても、これは上記前、後面板の左右
方向の中途部がそれぞれ撓むことにより吸収されて、同
上本体部も上記空間に円滑に挿入される。
【0035】よって、一つの収納ケースに対し、種々の
形状の瓦の収納ができることとなり、このため、瓦の形
状の種類毎に収納ケースを準備することが不要となる
分、収納ケースの種類を少なくできて、これらの管理が
容易となる。
【0036】また、上記前、後面板が弾性を有するもの
とし、上記前、後面板の各側部内面を、上記空間に挿入
した瓦の各側部に弾性的に当接させてある。
【0037】このため、収納ケース内で瓦ががたつくこ
とは、より確実に防止される。
【0038】しかも、上記前、後面板の少なくとも一部
を折り曲げ可能とし、この折り曲げで上記一部を上記空
間に挿入した瓦の一部に当接可能とさせてある。
【0039】このため、上記空間に対する瓦の挿抜時に
は、上記一部を折り曲げ前の状態として瓦に当接しない
ようにしておけば、上記挿抜が上記一部に邪魔されるこ
となくできて、この挿抜作業が円滑にできることとな
る。
【0040】請求項の発明は、上記前面板に上記空間
をその外部に連通させる開口を形成してある。
【0041】このため、収納ケースに収納された瓦を見
本として見ようとするとき、上記収納ケースから瓦を取
り出すことなく、上記開口を通してみることができ、ま
た、手で触れることもできる。
【0042】よって、上記瓦を見本として見ようとする
とき、その作業が容易にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納ケースを前側からみた斜視図である。
【図2】図1の2‐2線矢視平面断面図である。
【図3】図2の3‐3線矢視断面図である。
【図4】収納ケースを後側からみた斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ケース 2 瓦 2a,2b 側部 2c 本体部 5 前面板 5a 側部 6 後面板 6a 側部 7 空間 7a,7b 側部 8 出し入れ口 13 一部 14 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/44 E04D 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に少し離れて互いに対面する可撓性
    の前、後面板を備え、これら前、後面板の左右の各側縁
    部同士と、各下縁部同士とをそれぞれ結合させ、これら
    前、後面板間の空間を平面視断面で左右に細長い形状と
    し、同上前、後面板の上縁部間に上記空間をその外部に
    連通させる出し入れ口を形成し、この出し入れ口を通し
    て、上記空間に瓦をその縦向き姿勢で挿抜自在とし 記前、後面板が弾性を有するものとし、上記前、後面
    板の各側部内面を、上記空間に挿入した瓦の各側部に弾
    性的に当接させ 記前、後面板の少なくとも一部を折り曲げ可能とし、
    この折り曲げで上記一部を上記空間に挿入した瓦の一部
    に当接可能とさせた見本用瓦の持ち運び可能な収納ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 上記前面板に上記空間をその外部に連通
    させる開口を形成した請求項1に記載の見本用瓦の持ち
    運び可能な収納ケース。
JP8146766A 1996-05-15 1996-05-15 見本用瓦の持ち運び可能な収納ケース Expired - Lifetime JP2846287B2 (ja)

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JPS59159561U (ja) * 1983-04-13 1984-10-25 株式会社伊勢半 懸吊用台紙容器
JPS6272959U (ja) * 1985-10-24 1987-05-11
JPH03176157A (ja) * 1989-12-06 1991-07-31 Canon Inc インクジェットカートリッジ用パッケージ

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