JP2846083B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2846083B2 JP2846083B2 JP19910090A JP19910090A JP2846083B2 JP 2846083 B2 JP2846083 B2 JP 2846083B2 JP 19910090 A JP19910090 A JP 19910090A JP 19910090 A JP19910090 A JP 19910090A JP 2846083 B2 JP2846083 B2 JP 2846083B2
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- ink
- ink jet
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ、複写機、プリンター等の機
能を有するインクジェット記録装置及びそれら機能を備
える複合機、ワークステーション等の出力機器として用
いられるインクジェット記録装置に関するものである。
能を有するインクジェット記録装置及びそれら機能を備
える複合機、ワークステーション等の出力機器として用
いられるインクジェット記録装置に関するものである。
従来のインクジェット記録装置において、インクを吐
出口から吐出させて被記録媒体に記録を行なう記録ヘッ
ドは、ヘッドブロックに固定され、さらに該ヘッドブロ
ックを介して移動手段に装着されている。一方、被記録
媒体を搬送する搬送手段である搬送ベルトは、その搬送
面が平面を形成するように該搬送面と反対側の面の板状
のプラテンにより支持されている。
出口から吐出させて被記録媒体に記録を行なう記録ヘッ
ドは、ヘッドブロックに固定され、さらに該ヘッドブロ
ックを介して移動手段に装着されている。一方、被記録
媒体を搬送する搬送手段である搬送ベルトは、その搬送
面が平面を形成するように該搬送面と反対側の面の板状
のプラテンにより支持されている。
記録が行なわれるとき、前記移動手段は、記録ヘッド
を、その吐出口が前記搬送面に対してわずかに離反する
位置である印字位置に移動して固定し、被記録媒体が前
記搬送面に吸着された状態で前記記録ヘッドの吐出口と
前記搬送面との間隙を通過する。その際、前記吐出口か
らインクが吐出されて被記録媒体の被記録面(被記録媒
体の搬送面に吸着された面とは反対側の面)に画像が記
録される。
を、その吐出口が前記搬送面に対してわずかに離反する
位置である印字位置に移動して固定し、被記録媒体が前
記搬送面に吸着された状態で前記記録ヘッドの吐出口と
前記搬送面との間隙を通過する。その際、前記吐出口か
らインクが吐出されて被記録媒体の被記録面(被記録媒
体の搬送面に吸着された面とは反対側の面)に画像が記
録される。
前記印字位置は、記録ヘッドの吐出口と被記録媒体の
被記録面との間隙(以下、「記録ギャップ」という)が
所定の値(例えば、0.5mm)となるように被記録媒体の
厚さを考慮して設定されている。
被記録面との間隙(以下、「記録ギャップ」という)が
所定の値(例えば、0.5mm)となるように被記録媒体の
厚さを考慮して設定されている。
また、前記記録が行なわれないときには、前記移動手
段は記録ヘッドを前記搬送面から大きく離れた位置であ
る回復位置まで移動し、該記録ヘッドの吐出口がインク
の吐出不良を防止、回復するためのキャッピング装置に
より密封される。
段は記録ヘッドを前記搬送面から大きく離れた位置であ
る回復位置まで移動し、該記録ヘッドの吐出口がインク
の吐出不良を防止、回復するためのキャッピング装置に
より密封される。
上記従来のインクジェット記録装置においては、通
常、被記録媒体として所定の記録紙が使用されるのでそ
の厚さは一定であるが、必ずしもその所定の記録紙が使
用されるとは限らない。例えば、前記所定の記録紙の厚
さは0.1mmであるが、厚さ0.2mmの記録紙が使用されてし
まう場合もある。
常、被記録媒体として所定の記録紙が使用されるのでそ
の厚さは一定であるが、必ずしもその所定の記録紙が使
用されるとは限らない。例えば、前記所定の記録紙の厚
さは0.1mmであるが、厚さ0.2mmの記録紙が使用されてし
まう場合もある。
被記録媒体の厚さが所定の厚さより薄い場合には、前
記記録ギャップが設定された値よりも大きくなり、記録
ヘッドの吐出口から吐出されたインク滴が被記録面に到
達する到達位置の精度が落ちることになり、記録される
画像の品位が低下してしまうという問題点がある。
記記録ギャップが設定された値よりも大きくなり、記録
ヘッドの吐出口から吐出されたインク滴が被記録面に到
達する到達位置の精度が落ちることになり、記録される
画像の品位が低下してしまうという問題点がある。
また、被記録媒体の厚さが所定の厚さより厚い場合に
は、記録ギャップが設定された値よりも小さくなり、記
録ヘッドの吐出口と被記録面とが接触したり、記録ヘッ
ドの吐出口と搬送手段の搬送面との間で被記録媒体が詰
まったりする危険性が高くなるという問題点がある。
は、記録ギャップが設定された値よりも小さくなり、記
録ヘッドの吐出口と被記録面とが接触したり、記録ヘッ
ドの吐出口と搬送手段の搬送面との間で被記録媒体が詰
まったりする危険性が高くなるという問題点がある。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、異なる厚さの被記録媒体が使用され
ても、記録される画像の品位が低下せず、被記録媒体が
記録ヘッドの吐出口と接触したり、記録ヘッドの吐出口
と搬送手段の搬送面との間で詰まったりする危険性が高
くならないインクジェット記録装置を提供することを目
的とするものである。
されたものであり、異なる厚さの被記録媒体が使用され
ても、記録される画像の品位が低下せず、被記録媒体が
記録ヘッドの吐出口と接触したり、記録ヘッドの吐出口
と搬送手段の搬送面との間で詰まったりする危険性が高
くならないインクジェット記録装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するための本発明は、被記録媒体の記
録領域の全幅にわたって形成されたインク吐出口からイ
ンク液滴を吐出するインクジェット記録ヘッドを用いて
被記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置におい
て、 前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記インク吐出口と対向する位置に配されたプラテン
と、 複数の前記インクジェット記録ヘッドを相互に位置決
め装着するためのヘッド保持手段と、 前記プラテンに沿った回転軸線回りに回転自在となる
ように前記ヘッド保持手段に軸着された円板状のカム
と、 前記円板状のカムの周面に、前記回転軸線から径方向
に異なる距離を介して形成された複数のカム面と、 前記カム面が当接する当接面と、 前記円板状のカムを回転させるためのカム回転手段
と、 前記円板状のカムの回転に応じて前記インク吐出口と
前記プラテンとの間を接近又は離間するように、前記ヘ
ッド保持手段を移動可能に支持する移動手段と、を有す
ることを特徴とするものである。
録領域の全幅にわたって形成されたインク吐出口からイ
ンク液滴を吐出するインクジェット記録ヘッドを用いて
被記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置におい
て、 前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記インク吐出口と対向する位置に配されたプラテン
と、 複数の前記インクジェット記録ヘッドを相互に位置決
め装着するためのヘッド保持手段と、 前記プラテンに沿った回転軸線回りに回転自在となる
ように前記ヘッド保持手段に軸着された円板状のカム
と、 前記円板状のカムの周面に、前記回転軸線から径方向
に異なる距離を介して形成された複数のカム面と、 前記カム面が当接する当接面と、 前記円板状のカムを回転させるためのカム回転手段
と、 前記円板状のカムの回転に応じて前記インク吐出口と
前記プラテンとの間を接近又は離間するように、前記ヘ
ッド保持手段を移動可能に支持する移動手段と、を有す
ることを特徴とするものである。
前記インクジェット記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクを吐出するものであって、該熱エネルギー
を発生するための電気熱変換体を備えたものであること
が好ましい。
用してインクを吐出するものであって、該熱エネルギー
を発生するための電気熱変換体を備えたものであること
が好ましい。
上記のように構成された本発明では、当接面に当接さ
れたカムを被記録媒体の厚さに応じてカム回転手段によ
り回転させることで、移動手段に移動可能に支持された
ヘッド保持手段が、前記カムの回転に応じて記録ヘッド
のインク吐出口とプラテンとの間を接近又は離間するよ
うに移動する。そして、前記カムの周面にカムの回転軸
線から径方向に異なる距離を介して形成された複数のカ
ム面のうちの一つが適宜選択されて前記当接面に当接す
ることにより、記録ヘッドのインク吐出口とプラテンと
の印字位置における間隙(記録ギャップ)が適宜値に定
まり、記録ギャップが適正に保たれる。
れたカムを被記録媒体の厚さに応じてカム回転手段によ
り回転させることで、移動手段に移動可能に支持された
ヘッド保持手段が、前記カムの回転に応じて記録ヘッド
のインク吐出口とプラテンとの間を接近又は離間するよ
うに移動する。そして、前記カムの周面にカムの回転軸
線から径方向に異なる距離を介して形成された複数のカ
ム面のうちの一つが適宜選択されて前記当接面に当接す
ることにより、記録ヘッドのインク吐出口とプラテンと
の印字位置における間隙(記録ギャップ)が適宜値に定
まり、記録ギャップが適正に保たれる。
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の概略断面図であり、本実施例の複
写機能を有するインクジェット記録装置はプリンタ部22
と該プリンタ部22の上部に設置されたスキャナ部21とか
ら構成される。
写機能を有するインクジェット記録装置はプリンタ部22
と該プリンタ部22の上部に設置されたスキャナ部21とか
ら構成される。
前記スキャナ部21の上面は原稿20が画像側を伏せて載
せられるガラス板が嵌め込まれた原稿載置台となってお
り、前記ガラス板の下方の内部には原稿走査ユニット21
aが矢印A方向及びその逆方向に往復移動可能に装着さ
れている。
せられるガラス板が嵌め込まれた原稿載置台となってお
り、前記ガラス板の下方の内部には原稿走査ユニット21
aが矢印A方向及びその逆方向に往復移動可能に装着さ
れている。
前記原稿走査ユニット21aは、原稿20の画像を読み取
るときに、光を原稿20の画像に照射しながら図示する位
置から矢印A方向へ移動走査し、その反射光を集光して
カラー別の画像情報として読み取り、電気的デジタル信
号に変換する。この電気的デジタル信号は後述するプリ
ンタ部22の4個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkにそれぞれ変
換器及びコントローラを経て記録信号として与えられ
る。
るときに、光を原稿20の画像に照射しながら図示する位
置から矢印A方向へ移動走査し、その反射光を集光して
カラー別の画像情報として読み取り、電気的デジタル信
号に変換する。この電気的デジタル信号は後述するプリ
ンタ部22の4個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkにそれぞれ変
換器及びコントローラを経て記録信号として与えられ
る。
一方、プリンタ部22の底部には所定の大きさに切断さ
れた被記録媒体である記録紙を納める給紙カセット23が
着脱自在に装着されており、また、プリンタ部22の図示
右側の側面には被記録媒体を手で供給するための手差し
トレイ24が装着されている。
れた被記録媒体である記録紙を納める給紙カセット23が
着脱自在に装着されており、また、プリンタ部22の図示
右側の側面には被記録媒体を手で供給するための手差し
トレイ24が装着されている。
前記給紙カセット23の図示右側には少なくとも1個が
強制回転される一対の搬送ローラ25a,25bがそれぞれ回
転自在に軸支されており、該一対の搬送ローラ25a,25b
の回転に伴い、給紙カセット23からピックアップローラ
23aにより一枚ずつ押し出された被記録媒体が挟み付け
られて移送され、2枚のわん曲したガイド板26a,26b及
び2枚のレジ前ガイド板27a,27bの各間に順次案内され
て一対ののレジストローラ28a,28bまで送り出されるよ
う構成されている。また、前記手差しトレイ24の図示左
側には前記一対の搬送ローラ25a,25bと同様の構成の一
対の手差しローラ29a,29bがそれぞれ回転自在に軸支さ
れており、手差しトレイ24に供給された被記録媒体が前
記手差しローラ29a,29bの回転に伴って移送され、2枚
のレジ前ガイド板27a,27bの間に案内されて前記一対の
レジストローラ28a,28bまで送り出されるよう構成され
ている。
強制回転される一対の搬送ローラ25a,25bがそれぞれ回
転自在に軸支されており、該一対の搬送ローラ25a,25b
の回転に伴い、給紙カセット23からピックアップローラ
23aにより一枚ずつ押し出された被記録媒体が挟み付け
られて移送され、2枚のわん曲したガイド板26a,26b及
び2枚のレジ前ガイド板27a,27bの各間に順次案内され
て一対ののレジストローラ28a,28bまで送り出されるよ
う構成されている。また、前記手差しトレイ24の図示左
側には前記一対の搬送ローラ25a,25bと同様の構成の一
対の手差しローラ29a,29bがそれぞれ回転自在に軸支さ
れており、手差しトレイ24に供給された被記録媒体が前
記手差しローラ29a,29bの回転に伴って移送され、2枚
のレジ前ガイド板27a,27bの間に案内されて前記一対の
レジストローラ28a,28bまで送り出されるよう構成され
ている。
前記一対のレジストローラ28a,28bは、それぞれ回転
自在に軸支され、少なくとも1個が強制回転されるもの
であり、その回転に伴い前記被記録媒体が挟み付けられ
て送り出され、2枚のレジ後ガイド板30a,30bの間に案
内されて後述する搬送ベルト31上に供給される構成とな
っている。
自在に軸支され、少なくとも1個が強制回転されるもの
であり、その回転に伴い前記被記録媒体が挟み付けられ
て送り出され、2枚のレジ後ガイド板30a,30bの間に案
内されて後述する搬送ベルト31上に供給される構成とな
っている。
次に、プリンタ部22の中央部に設けられた被記録媒体
を搬送する搬送手段である搬送ベルト31について説明す
る。
を搬送する搬送手段である搬送ベルト31について説明す
る。
搬送ベルト31は、被記録媒体を搬送するのに十分な幅
を有し、適宜距離離れて軸支された互いの回転軸が平行
な2個のローラ31a,31bにかけまわされており、図示左
側に位置するローラ31bが強制回転されることにより、
矢印B方向に回転するものである。
を有し、適宜距離離れて軸支された互いの回転軸が平行
な2個のローラ31a,31bにかけまわされており、図示左
側に位置するローラ31bが強制回転されることにより、
矢印B方向に回転するものである。
前記搬送ベルト31は、例えば、ポリウレタン等の樹脂
材料またはゴム等の帯電可能な材質のものからなり、図
示右側のローラ31a側に近接して配設された帯電器32に
より電荷が与えられて帯電し、静電気により被記録媒体
を吸着して搬送するものである。したがって、前記搬送
ベルト31の外周面が被記録媒体を搬送する搬送面31cと
なっている。また、前記搬送面31cを清掃するための清
掃手段33が図示左側のローラ31bの下方に配設されてい
る。
材料またはゴム等の帯電可能な材質のものからなり、図
示右側のローラ31a側に近接して配設された帯電器32に
より電荷が与えられて帯電し、静電気により被記録媒体
を吸着して搬送するものである。したがって、前記搬送
ベルト31の外周面が被記録媒体を搬送する搬送面31cと
なっている。また、前記搬送面31cを清掃するための清
掃手段33が図示左側のローラ31bの下方に配設されてい
る。
前記搬送ベルト31のうち図示上側の走行路の直下には
適宜長さおよび搬送ベルト31の幅より広い幅を有する板
状のプラテン31dが搬送面31cの反対側の面と摺接するよ
うに配設されており、プラテン31d上を走行する搬送ベ
ルト31の搬送面31cが平面を形成するように構成されて
いる。また、前記プラテン31dの搬送ベルト31dと摺接す
る側の面のうち搬送ベルト31の両脇にそれぞれ突出した
両縁部には、後述する間隙調節手段の各カムが当接する
ための当接面31e,31f(第3図参照)がそれぞれ形成さ
れている。
適宜長さおよび搬送ベルト31の幅より広い幅を有する板
状のプラテン31dが搬送面31cの反対側の面と摺接するよ
うに配設されており、プラテン31d上を走行する搬送ベ
ルト31の搬送面31cが平面を形成するように構成されて
いる。また、前記プラテン31dの搬送ベルト31dと摺接す
る側の面のうち搬送ベルト31の両脇にそれぞれ突出した
両縁部には、後述する間隙調節手段の各カムが当接する
ための当接面31e,31f(第3図参照)がそれぞれ形成さ
れている。
つぎに、前記搬送ベルト31の図示上方に配設された4
個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkについて、第2図を参照し
て説明する。
個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkについて、第2図を参照し
て説明する。
前記4個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの各々は、インク
を吐出する複数個、例えば4736個の吐出口1Ca,1Ma,1Ya,
1Bkaが被記録媒体の記録領域の全幅にわたって列設され
たフルラインタイプであり、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの各インク色にそれぞれ対応している。ま
た、前記4個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの吐出口1Ca,1M
a,1Ya,1Bkaが列設された各先端部は、一面が開放した箱
状のヘッドブロック(ヘッド保持手段)2の底面に穿孔
された4個の孔にそれぞれ挿通され、各吐出口1Ca,1Ma,
1Ya,1Bkaの互いの平行度および間隙が高精度に調整され
て固定されている。
を吐出する複数個、例えば4736個の吐出口1Ca,1Ma,1Ya,
1Bkaが被記録媒体の記録領域の全幅にわたって列設され
たフルラインタイプであり、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの各インク色にそれぞれ対応している。ま
た、前記4個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの吐出口1Ca,1M
a,1Ya,1Bkaが列設された各先端部は、一面が開放した箱
状のヘッドブロック(ヘッド保持手段)2の底面に穿孔
された4個の孔にそれぞれ挿通され、各吐出口1Ca,1Ma,
1Ya,1Bkaの互いの平行度および間隙が高精度に調整され
て固定されている。
ここで、本実施例に使用される電気熱変換体を備えた
記録ヘッドの一例について説明する。
記録ヘッドの一例について説明する。
第5図において、記録ヘッド61は、前記4個の記録ヘ
ッド1C,1M,1Y,1Bkのうちの一つを示したものであり、こ
の記録ヘッド61には、各吐出口61aからインクを吐出さ
せるために、印加電圧が供給されて熱エネルギーを発生
させる電気熱変換体61bが各インク液路毎に配設されて
いる。そして駆動信号を印加することによって、前記電
気熱変換体61bに熱エネルギーを発生せしめて膜沸騰を
生じインク液路内に気泡を形成する。そしてこの気泡の
成長によって前記各吐出口61aからインクを吐出させる
構成となっている。
ッド1C,1M,1Y,1Bkのうちの一つを示したものであり、こ
の記録ヘッド61には、各吐出口61aからインクを吐出さ
せるために、印加電圧が供給されて熱エネルギーを発生
させる電気熱変換体61bが各インク液路毎に配設されて
いる。そして駆動信号を印加することによって、前記電
気熱変換体61bに熱エネルギーを発生せしめて膜沸騰を
生じインク液路内に気泡を形成する。そしてこの気泡の
成長によって前記各吐出口61aからインクを吐出させる
構成となっている。
つぎに、印字位置における前記各記録ヘッド1C,1M,1
Y,1Bkの吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaと搬送ベルト31の搬送
面31cとの間隙を2段階に調節するための間隙調節手段
について説明する。
Y,1Bkの吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaと搬送ベルト31の搬送
面31cとの間隙を2段階に調節するための間隙調節手段
について説明する。
第3図に示すように、前記ヘッドブロック2の各側面
のうち搬送ベルト31の両脇側に位置する第1側面2aおよ
び第2側面2bには、同一形状の円盤状の4個のカム4,5,
6(他は不図示)が2個ずつ搬送ベルト31の搬送面31cと
平行な回転軸線まわりに回転自在に軸着されている。
のうち搬送ベルト31の両脇側に位置する第1側面2aおよ
び第2側面2bには、同一形状の円盤状の4個のカム4,5,
6(他は不図示)が2個ずつ搬送ベルト31の搬送面31cと
平行な回転軸線まわりに回転自在に軸着されている。
前記各カム4,5,6(他は不図示)の形状について説明
すると、その周面には前記回転軸線から径方向に適宜短
い距離だけ離れた第1平面4a,5a(他は不図示)と適宜
長い距離だけ離れた第2平面4b,5b(他は不図示)とが
径方向に互いに正反対の位置に形成されており、また、
その中心部にはプーリ部が一体的に設けられている。
すると、その周面には前記回転軸線から径方向に適宜短
い距離だけ離れた第1平面4a,5a(他は不図示)と適宜
長い距離だけ離れた第2平面4b,5b(他は不図示)とが
径方向に互いに正反対の位置に形成されており、また、
その中心部にはプーリ部が一体的に設けられている。
前記4個のカム4,5,6(他は不図示)のうち隣り合う
2個のカムの各プーリ部(第1側面2aにおいてはカム4,
5の各プーリ部、第2側面2bにおいてはカム6および不
図示のカムの各プーリ部)には、2本の歯付タイミング
ベルト8(他は不図示)がそれぞれかけまわされてお
り、隣り合うカムが同期して回転するようになってい
る。
2個のカムの各プーリ部(第1側面2aにおいてはカム4,
5の各プーリ部、第2側面2bにおいてはカム6および不
図示のカムの各プーリ部)には、2本の歯付タイミング
ベルト8(他は不図示)がそれぞれかけまわされてお
り、隣り合うカムが同期して回転するようになってい
る。
前記第1側面2aの図示左側のカム5のプーリ部の端部
および第2側面2bの不図示のカムのプーリ部の端部に
は、同一形状の2個のカムギヤ11(他の不図示)がそれ
ぞれ固着されており、該2個のカムギヤ11(他は不図
示)は、第1側面2aおよび第2側面2bに軸受等を介して
回転自在に支承された1本のギヤ軸10cの両端部に一つ
ずつ固着された同一形状の2個のギヤ10a,10bとそれぞ
れ噛み合っている。第1側面2aの前記ギヤ10aはヘッド
ブロック2に取り付けられた小型モータ9の出力軸に固
着されたピニオンギヤと噛み合っており、該小型モータ
9の出力軸の回転が前記ギヤ10aおよび第2側面2b側の
ギヤ10bを介して前記2個のカムギヤ11(他は不図示)
にそれぞれ伝えられる。
および第2側面2bの不図示のカムのプーリ部の端部に
は、同一形状の2個のカムギヤ11(他の不図示)がそれ
ぞれ固着されており、該2個のカムギヤ11(他は不図
示)は、第1側面2aおよび第2側面2bに軸受等を介して
回転自在に支承された1本のギヤ軸10cの両端部に一つ
ずつ固着された同一形状の2個のギヤ10a,10bとそれぞ
れ噛み合っている。第1側面2aの前記ギヤ10aはヘッド
ブロック2に取り付けられた小型モータ9の出力軸に固
着されたピニオンギヤと噛み合っており、該小型モータ
9の出力軸の回転が前記ギヤ10aおよび第2側面2b側の
ギヤ10bを介して前記2個のカムギヤ11(他は不図示)
にそれぞれ伝えられる。
前記4個のカム4,5,6(他は不図示)は、小型モータ
9の出力軸が適宜回転数だけ回転することにより同時に
180゜ずつ回転し、それらの各第1平面4a,5a(他は不図
示)および各第2平面4b,5b(他は不図示)が交互にプ
ラテン31dの各当接面31e,31fに対して平行な位置で停止
する構成となっている。
9の出力軸が適宜回転数だけ回転することにより同時に
180゜ずつ回転し、それらの各第1平面4a,5a(他は不図
示)および各第2平面4b,5b(他は不図示)が交互にプ
ラテン31dの各当接面31e,31fに対して平行な位置で停止
する構成となっている。
前記ヘッドブロック2は、第2図に示すように、後述
する移動手段14の支持部材14aに固定された枠状のフレ
ーム3内に、公知のスライド機構等の手段により搬送ベ
ルト31の搬送面31cに対して垂直方向に往復移動自在に
装着されており、その往復移動の距離は図示しないスト
ッパーにより適宜距離に制限されている。また、ヘッド
ブロック2の開口端面の適宜4個所にそれぞれ配設され
た4個のばね13a〜13d(第3図参照)が、フレーム3の
該各ばね13a〜13dに対応した位置に設けられた4個の係
止部3c,3d(他は不図示)をそれぞれ押圧することによ
り、ヘッドブロック2が搬送面31cに向けて常に付勢さ
れる構成となっている。
する移動手段14の支持部材14aに固定された枠状のフレ
ーム3内に、公知のスライド機構等の手段により搬送ベ
ルト31の搬送面31cに対して垂直方向に往復移動自在に
装着されており、その往復移動の距離は図示しないスト
ッパーにより適宜距離に制限されている。また、ヘッド
ブロック2の開口端面の適宜4個所にそれぞれ配設され
た4個のばね13a〜13d(第3図参照)が、フレーム3の
該各ばね13a〜13dに対応した位置に設けられた4個の係
止部3c,3d(他は不図示)をそれぞれ押圧することによ
り、ヘッドブロック2が搬送面31cに向けて常に付勢さ
れる構成となっている。
つぎに、前記ヘッドブロック2に固定された各記録ヘ
ッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位置に移動させるための移動手
段14について説明する(第2図および第3図参照)。
ッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位置に移動させるための移動手
段14について説明する(第2図および第3図参照)。
前記移動手段14のフレーム3が固定された支持部材14
aは、公知のスライド機構等の手段により搬送面31cに対
して垂直方向に往復移動自在にプリンタ部22に装着され
ており、該支持部材14aに設けられたラック14bが図示し
ない駆動モータの駆動力を伝える複数個の歯車および少
なくとも一つのウォームギヤからなる歯車機構のピニオ
ンギヤ14cと噛み合っている。前記ウォームギヤは支持
部材14aが自重により搬送面31cに向けて下降するのを防
止するために前記歯車機構に組み込まれている。
aは、公知のスライド機構等の手段により搬送面31cに対
して垂直方向に往復移動自在にプリンタ部22に装着され
ており、該支持部材14aに設けられたラック14bが図示し
ない駆動モータの駆動力を伝える複数個の歯車および少
なくとも一つのウォームギヤからなる歯車機構のピニオ
ンギヤ14cと噛み合っている。前記ウォームギヤは支持
部材14aが自重により搬送面31cに向けて下降するのを防
止するために前記歯車機構に組み込まれている。
前記移動手段14は、ピニオンギヤ14cが前記駆動モー
タの駆動力により正転、逆転することにより、支持部材
14aが往復移動して各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位
置、後述する退避位置および回復位置の各位置に停止さ
せる構成となっている。
タの駆動力により正転、逆転することにより、支持部材
14aが往復移動して各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位
置、後述する退避位置および回復位置の各位置に停止さ
せる構成となっている。
前記支持部材14aが搬送面31cに向って下降して各記録
ヘッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位置(第2図に示す位置)に
停止させる際、ヘッドブロック2は、前記4個のカム4,
5,6、(他は不図示)の各第1平面4a,5a(他は不図示)
または各第2平面4b,5b(他は不図示)がプラテン31dの
各当接面31e,31fにそれぞれ当接して停止するが、支持
部材14aはさらに適宜距離だけ下降する。このとき、そ
の分だけ前記各ばね13a〜13dが圧縮され、その結果、前
記圧縮された各ばね13a〜13dの弾発力により、各第1平
面4a,5a(他は不図示)または各第2平面4b,5b(他は不
図示)がプラテン31dの各当接面31e,31fにそれぞれ押圧
される。
ヘッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位置(第2図に示す位置)に
停止させる際、ヘッドブロック2は、前記4個のカム4,
5,6、(他は不図示)の各第1平面4a,5a(他は不図示)
または各第2平面4b,5b(他は不図示)がプラテン31dの
各当接面31e,31fにそれぞれ当接して停止するが、支持
部材14aはさらに適宜距離だけ下降する。このとき、そ
の分だけ前記各ばね13a〜13dが圧縮され、その結果、前
記圧縮された各ばね13a〜13dの弾発力により、各第1平
面4a,5a(他は不図示)または各第2平面4b,5b(他は不
図示)がプラテン31dの各当接面31e,31fにそれぞれ押圧
される。
前記4個のカム4,5,6(他は不図示)の各第1平面4a,
5a(他は不図示)の前記回転軸線からの径方向の距離
は、各第1平面4a,5a(他は不図示)がプラテン31dの各
当接面31e,31fにそれぞれ当接したときに、4個の記録
ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaと搬送
面31cとの間隙(以下、「搬送面間隙」という)が0.6mm
になるように設定されており、厚さ0.1mmの通常の被記
録媒体を使用した場合、記録ギャップが0.5mmになる。
5a(他は不図示)の前記回転軸線からの径方向の距離
は、各第1平面4a,5a(他は不図示)がプラテン31dの各
当接面31e,31fにそれぞれ当接したときに、4個の記録
ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaと搬送
面31cとの間隙(以下、「搬送面間隙」という)が0.6mm
になるように設定されており、厚さ0.1mmの通常の被記
録媒体を使用した場合、記録ギャップが0.5mmになる。
また、各第2平面4b,5b(他は不図示)の前記回転軸
線からの径方向の距離は、各第2平面4b,5b(他は不図
示)がプラテン31dの各当接面31e,31fにそれぞれ当接し
たときに、搬送面間隙が0.7mmになるように設定されて
おり、厚さ0.2mmの厚さの厚い被記録媒体を使用した場
合に記録ギャップがやはり0.5mmに保たれるようになっ
ている。
線からの径方向の距離は、各第2平面4b,5b(他は不図
示)がプラテン31dの各当接面31e,31fにそれぞれ当接し
たときに、搬送面間隙が0.7mmになるように設定されて
おり、厚さ0.2mmの厚さの厚い被記録媒体を使用した場
合に記録ギャップがやはり0.5mmに保たれるようになっ
ている。
前記2段階の搬送面間隙(0.6mmおよび0.7mm)の選択
は、使用者が図示しない操作パネル上に配設された厚紙
選択ボタンを押すことにより間隙調節手段が駆動されて
行なわれる。前記間隙調節手段の各カム4,5,6(他は不
図示)は、厚紙選択ボタンが押されるごとに、プリンタ
部22に設けられた公知のコントローラ(不図示)から駆
動信号が小型モータ9に送信されて180゜ずつ回転し、
それらの各第1平面4a,5a(他は不図示)および各第2
平面4b,5b(他は不図示)が交互にプラテン31dの各当接
面31e,31fに対して平行な位置で停止する。ただし、前
記各カム4,5,6(他は不図示)がプラテン31dから離れた
状態のときに行なわれる。また、前記操作パネル上には
表示ランプ等によりどちらの搬送面間隙が選択されてい
るかが表示される。
は、使用者が図示しない操作パネル上に配設された厚紙
選択ボタンを押すことにより間隙調節手段が駆動されて
行なわれる。前記間隙調節手段の各カム4,5,6(他は不
図示)は、厚紙選択ボタンが押されるごとに、プリンタ
部22に設けられた公知のコントローラ(不図示)から駆
動信号が小型モータ9に送信されて180゜ずつ回転し、
それらの各第1平面4a,5a(他は不図示)および各第2
平面4b,5b(他は不図示)が交互にプラテン31dの各当接
面31e,31fに対して平行な位置で停止する。ただし、前
記各カム4,5,6(他は不図示)がプラテン31dから離れた
状態のときに行なわれる。また、前記操作パネル上には
表示ランプ等によりどちらの搬送面間隙が選択されてい
るかが表示される。
前記移動手段14は、記録が行なわれないときに、4個
の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位置から退避位置(第
4図(a)に示す位置)まで上昇させて停止し、図示し
ない移動機構に装着されたキャッピング装置15が前記4
個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1B
kaに対向する位置に移動されてきたのち、前記退避位置
から回復位置(第4図(b)に示す位置)に下降させて
停止する。このとき、前記4個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1
Bkの各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaは、前記キャッピング装
置15により密封された状態となり、必要に応じてインク
の吐出不良を防止、回復するための回復動作が行なわれ
る。
の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkを印字位置から退避位置(第
4図(a)に示す位置)まで上昇させて停止し、図示し
ない移動機構に装着されたキャッピング装置15が前記4
個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1B
kaに対向する位置に移動されてきたのち、前記退避位置
から回復位置(第4図(b)に示す位置)に下降させて
停止する。このとき、前記4個の記録ヘッド1C,1M,1Y,1
Bkの各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaは、前記キャッピング装
置15により密封された状態となり、必要に応じてインク
の吐出不良を防止、回復するための回復動作が行なわれ
る。
前記印字位置、退避位置および回復位置のいずれの位
置に各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkが位置しているかの位置
検出は、移動手段14の支持部材14aの適宜部位に設けら
れた遮光板14dが印字位置、退避位置および回復位置に
対応させてプリンタ部22の適宜3個所にそれぞれ配設さ
れた3個の光センサの検出部22a,22b,22cに照射される
光を遮光することにより検出される構成となっている。
置に各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkが位置しているかの位置
検出は、移動手段14の支持部材14aの適宜部位に設けら
れた遮光板14dが印字位置、退避位置および回復位置に
対応させてプリンタ部22の適宜3個所にそれぞれ配設さ
れた3個の光センサの検出部22a,22b,22cに照射される
光を遮光することにより検出される構成となっている。
つぎに、第1図を参照してその他の部分について説明
する。
する。
前記搬送ベルト31の図示左側には、複数のガイド板34
及び一対の排出ローラ35a,35bが順に列設されており、
画像の記録が行なわれた被記録媒体が搬送ベルト31から
定着排出部36を必要に応じてヒータ36bにより加熱され
たファン36aの熱風を受けながら通過して乾燥定着さ
れ、トレイ37へ排出されるように構成されている。
及び一対の排出ローラ35a,35bが順に列設されており、
画像の記録が行なわれた被記録媒体が搬送ベルト31から
定着排出部36を必要に応じてヒータ36bにより加熱され
たファン36aの熱風を受けながら通過して乾燥定着さ
れ、トレイ37へ排出されるように構成されている。
つぎに、本実施例の画像記録の動作について説明す
る。
る。
スキャナ部21の上面の原稿載置台の上に画像側を伏せ
て置かれた原稿20の画像は、原稿走査ユニット21aによ
りカラー別の画像情報として読み取られ、それぞれ電気
的デジタル信号に変換されてプリンタ部22の各記録ヘッ
ド1C,1M,1Y,1Bkへ記録信号として送信される。他方、一
対の搬送ローラ25a,25bもしくは一対の手差しローラ29
a,29bにより送り出されて一対のレジストローラ28a,28b
に達した被記録媒体は、その先端が一対のレジストロー
ラ28a,28bの互いの周面の接触部位(ニップ部)に当接
しループが形成された状態で数ms停止したのち、所定の
給紙タイミングで2枚のレジ後ガイド板30a,30bの間に
案内されて搬送ベルト31へ向けて送り出され、所定の回
転速度で回転している搬送ベルト31の搬送面31cに静電
気により吸着されてカラー別の各記録ヘッド1C,1M,1Y,1
BKのそれぞれの吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaの下方へ移送さ
れる。このとき、前記各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkはあら
かじめ移動手段14により印字位置に移動されており、搬
送面間隙は間隙調節手段により、使用者により選択され
た値(0.6mmまたは0.7mm)に調節されている。
て置かれた原稿20の画像は、原稿走査ユニット21aによ
りカラー別の画像情報として読み取られ、それぞれ電気
的デジタル信号に変換されてプリンタ部22の各記録ヘッ
ド1C,1M,1Y,1Bkへ記録信号として送信される。他方、一
対の搬送ローラ25a,25bもしくは一対の手差しローラ29
a,29bにより送り出されて一対のレジストローラ28a,28b
に達した被記録媒体は、その先端が一対のレジストロー
ラ28a,28bの互いの周面の接触部位(ニップ部)に当接
しループが形成された状態で数ms停止したのち、所定の
給紙タイミングで2枚のレジ後ガイド板30a,30bの間に
案内されて搬送ベルト31へ向けて送り出され、所定の回
転速度で回転している搬送ベルト31の搬送面31cに静電
気により吸着されてカラー別の各記録ヘッド1C,1M,1Y,1
BKのそれぞれの吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaの下方へ移送さ
れる。このとき、前記各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkはあら
かじめ移動手段14により印字位置に移動されており、搬
送面間隙は間隙調節手段により、使用者により選択され
た値(0.6mmまたは0.7mm)に調節されている。
前記被記録媒体が前記搬送面間隙を通過する際、各記
録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkは、前記給紙タイミングから計っ
た吐出タイミングに合わせ、前記電気的デジタル信号に
基づいて各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaからインクをそれぞ
れ吐出させ、移動している被記録媒体に画像を記録す
る。前記画像記録が行なわれた被記録媒体は、定着排出
部36を通過してトレイ37へ排出される。
録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkは、前記給紙タイミングから計っ
た吐出タイミングに合わせ、前記電気的デジタル信号に
基づいて各吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bkaからインクをそれぞ
れ吐出させ、移動している被記録媒体に画像を記録す
る。前記画像記録が行なわれた被記録媒体は、定着排出
部36を通過してトレイ37へ排出される。
本実施例の間隙調節手段は、搬送面間隙を2段階(0.
6mmおよび0.7mm)に調節することができるので、厚さ0.
1mmの通常の厚さの被記録媒体に対して厚さ0.2mmの厚さ
の厚い被記録媒体を使用する場合であっても、使用者が
適宜厚紙選択ボタンを押して選択することにより、記録
ギャップを適正な値(0.5mm)に保つことができる。し
たがって記録される画像の品位が低下することなく、被
記録媒体が各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの吐出口1Ca,1Ma,
1Ya,1Bkaと接触したり、それら吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bka
と搬送面31cとの間で詰まったりする危険性が高くなる
こともない。また、本実施例の間隙調節手段は、円盤状
のカムを用いた構成となっているので、搬送面間隙の調
節段階の増加および搬送面間隙の値の変更が容易にでき
る。すなわち、カムの周面に形成する平面の数を2個だ
けでなくそれ以上に増加するだけでよく、また、前記平
面の回転軸線からの径方向の距離を適宜変更することだ
けでよい。したがって、本実施例の間隙調節手段は、大
きな変更をせずに、同様の構成のままで、3種以上の厚
さの異なる被記録媒体に対応することができるものに容
易に変更することができる。
6mmおよび0.7mm)に調節することができるので、厚さ0.
1mmの通常の厚さの被記録媒体に対して厚さ0.2mmの厚さ
の厚い被記録媒体を使用する場合であっても、使用者が
適宜厚紙選択ボタンを押して選択することにより、記録
ギャップを適正な値(0.5mm)に保つことができる。し
たがって記録される画像の品位が低下することなく、被
記録媒体が各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの吐出口1Ca,1Ma,
1Ya,1Bkaと接触したり、それら吐出口1Ca,1Ma,1Ya,1Bka
と搬送面31cとの間で詰まったりする危険性が高くなる
こともない。また、本実施例の間隙調節手段は、円盤状
のカムを用いた構成となっているので、搬送面間隙の調
節段階の増加および搬送面間隙の値の変更が容易にでき
る。すなわち、カムの周面に形成する平面の数を2個だ
けでなくそれ以上に増加するだけでよく、また、前記平
面の回転軸線からの径方向の距離を適宜変更することだ
けでよい。したがって、本実施例の間隙調節手段は、大
きな変更をせずに、同様の構成のままで、3種以上の厚
さの異なる被記録媒体に対応することができるものに容
易に変更することができる。
また、本実施例の間隙調節手段では、円盤状のカムを
4個設けた例を示したが、この数に限る必要はない。
4個設けた例を示したが、この数に限る必要はない。
さらに、本実施例では、搬送面間隙を使用者が適宜選
択する構成のものを示したが、公知の光学式厚さ測定機
等を、被記録媒体の搬送経路上の適宜位置に配設して被
記録媒体の厚さを検出し、その検出信号に基づいて公知
のコントローラ等により間隙調節手段が自動的に調節さ
れるような構成のものとすると、使用者にとってさらに
便利なインクジェット記録装置とすることができる。
択する構成のものを示したが、公知の光学式厚さ測定機
等を、被記録媒体の搬送経路上の適宜位置に配設して被
記録媒体の厚さを検出し、その検出信号に基づいて公知
のコントローラ等により間隙調節手段が自動的に調節さ
れるような構成のものとすると、使用者にとってさらに
便利なインクジェット記録装置とすることができる。
本発明は、特にインクジエット記録方式の中でもキヤ
ノン株式会社が提唱するバブルジェット方式の記録ヘッ
ド、インクジェット記録装置に於いて、優れた効果をも
たらすものである。
ノン株式会社が提唱するバブルジェット方式の記録ヘッ
ド、インクジェット記録装置に於いて、優れた効果をも
たらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行なうものが好ましい。こ
の方式は所謂オンデマンド型、コンティニュアンス型の
いずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の
場合には、液体(インク)が保持されているシートや液
路に対応して配置されていて電気熱変換体に、記録情報
に対応していて該沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの
熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対
一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るので有効
である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介し
て液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を
形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適
切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優
れ液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。こ
のパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書、同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。尚、上記熱作用面の温度上昇率に
関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、更に優れた記録を行なうことが
できる。
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行なうものが好ましい。こ
の方式は所謂オンデマンド型、コンティニュアンス型の
いずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の
場合には、液体(インク)が保持されているシートや液
路に対応して配置されていて電気熱変換体に、記録情報
に対応していて該沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの
熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対
一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るので有効
である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介し
て液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を
形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適
切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優
れ液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。こ
のパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書、同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。尚、上記熱作用面の温度上昇率に
関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、更に優れた記録を行なうことが
できる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用
いた構成のものにも本発明は有効である。加えて、複数
の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変
換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第123670
号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部
に対応せる構成を開示する特開昭59年第138461号公報に
基づいた構成としても本発明は有効である。
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用
いた構成のものにも本発明は有効である。加えて、複数
の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変
換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第123670
号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部
に対応せる構成を開示する特開昭59年第138461号公報に
基づいた構成としても本発明は有効である。
更に、インクジェット記録装置が記録できる最大記録
媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記
録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを
満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでも良いが、本発明は、上述した効果
を一層有効に発揮することができる。
媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記
録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを
満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでも良いが、本発明は、上述した効果
を一層有効に発揮することができる。
加えて、インクジェット記録装置本体に載置されるこ
とで、インクジェット記録装置本体との電気的な接続や
インクジェット記録装置本体からのインクの供給が可能
になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは
記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイ
プの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
とで、インクジェット記録装置本体との電気的な接続や
インクジェット記録装置本体からのインクの供給が可能
になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは
記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイ
プの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明のインクジェット記録装置の構成として設
けられる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補
助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定でき
るので好ましいものである。これらを具体的に上げれ
ば、記録ヘッドに対しての、クリーニング手段、加圧あ
るいは吸引手段、電気熱変換体、或はこれとは別の加熱
素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録
とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安
定した記録を行なうために有効である。
けられる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補
助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定でき
るので好ましいものである。これらを具体的に上げれ
ば、記録ヘッドに対しての、クリーニング手段、加圧あ
るいは吸引手段、電気熱変換体、或はこれとは別の加熱
素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録
とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安
定した記録を行なうために有効である。
更に、インクジェット記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによって
でもよいが、異なる色の複色カラー又は、混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによって
でもよいが、異なる色の複色カラー又は、混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
以上説明した本実施例においては、インクを液体とし
て説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクで
あって、室温で軟化もしくは液体或いは、上述のインク
ジェットではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で
温度調整を行なってインクの粘性を安定吐出範囲にある
ように温度制御するものが一般的であるから、使用記録
信号付与時にインクが液状をなすものであれば良い。加
えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形
状態から液体状態への態変化のエネルギーとして使用せ
しめることで防止するか又は、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によっ
てインクが絵気化してインク液状として吐出するものや
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インク使用も本発明には適用可能である。このような場
合インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60
−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
又は貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、
電気熱変換体に対して対向するような形態としても良
い。本発明においては、上述した各インクに大して最も
有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものであ
る。
て説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクで
あって、室温で軟化もしくは液体或いは、上述のインク
ジェットではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で
温度調整を行なってインクの粘性を安定吐出範囲にある
ように温度制御するものが一般的であるから、使用記録
信号付与時にインクが液状をなすものであれば良い。加
えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形
状態から液体状態への態変化のエネルギーとして使用せ
しめることで防止するか又は、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によっ
てインクが絵気化してインク液状として吐出するものや
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インク使用も本発明には適用可能である。このような場
合インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60
−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
又は貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、
電気熱変換体に対して対向するような形態としても良
い。本発明においては、上述した各インクに大して最も
有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものであ
る。
本発明は、以上説明したとおり構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
以下に記載されるような効果を奏する。
印字位置における記録ヘッドの吐出口と搬送手段の搬
送面との間隙を被記録媒体の厚さに対応して複数段階に
調節することができるので、異なる厚さの被記録媒体が
使用される場合であっても、常に記録ヘッドの吐出口と
被記録媒体の被記録面との間隙(記録ギャップ)を適正
な値に近づけて保つことができる。したがって、記録さ
れる画像の品位が低下することはなく、被記録媒体が記
録ヘッドの吐出口と接触したり、記録ヘッドの吐出口と
搬送手段の搬送面との間で詰まったりする危険性が高く
なることもない。
送面との間隙を被記録媒体の厚さに対応して複数段階に
調節することができるので、異なる厚さの被記録媒体が
使用される場合であっても、常に記録ヘッドの吐出口と
被記録媒体の被記録面との間隙(記録ギャップ)を適正
な値に近づけて保つことができる。したがって、記録さ
れる画像の品位が低下することはなく、被記録媒体が記
録ヘッドの吐出口と接触したり、記録ヘッドの吐出口と
搬送手段の搬送面との間で詰まったりする危険性が高く
なることもない。
間隙調整のために円板状のカムを用いているので、上
記効果に加えて、カムの周面に形成されるカム面の数を
増加するだけで間隙の調節段階を増やすことができる。
さらに、前記カム面の回転軸線からの径方向の距離を変
更するだけで記録ヘッドの吐出口と搬送手段の搬送面と
の間隙を変更することができるので、被記録媒体の様々
な厚さに対応することが容易である。
記効果に加えて、カムの周面に形成されるカム面の数を
増加するだけで間隙の調節段階を増やすことができる。
さらに、前記カム面の回転軸線からの径方向の距離を変
更するだけで記録ヘッドの吐出口と搬送手段の搬送面と
の間隙を変更することができるので、被記録媒体の様々
な厚さに対応することが容易である。
第1図は本発明の一実施例の概略断面図、第2図は同実
施例の要部概略断面図、第3図は同実施例の要部斜視
図、第4図は同実施例の記録ヘッドの移動を説明するた
めの図であって、(a)は退避位置を示す図、(b)は
回復位置を示す図、第5図は同実施例に使用される記録
ヘッドの一例を示す図である。 1C,1M,1Y,1Bk,61……記録ヘッド 1Ca,1Ma,1Ya,1Bka,61a……吐出口、 2……ヘッドブロック、2a……第1側面、 2b……第2側面、3……フレーム、 3c,3d……係止部、4,5,6……カム、 4a,5a……第1平面、 4b,5b……第2平面、 8……歯付タイミングベルト、 10a,10b……ギヤ、 10c……ギヤ軸、 11……カムギヤ、 13a〜13d……ばね、 14……移動手段、 14a……支持部材、 14b……ラック、 14c……ピニオンギヤ、 14d……遮光板、 15……キャッピング装置、 20……原稿、21……スキャナ部、 21a……原稿走査ユニット、 22……プリンタ部、 22a,22b,22c……検出部、 23……給紙カセット、 23a……ピックアップローラ、 24……手差しトレイ、 25a,25b……搬送ローラ、 26a,26b,34……ガイド板、 27a,27b……レジ前ガイド板、 28a,28b……レジストローラ、 29a,29b……手差しローラ、 30a,30b……レジ後ガイド板、 31……搬送ベルト、 31a,31b……ローラ、 31c……搬送面、 31d……プラテン、 31e,31f……当接面、 32……帯電器、33……清掃手段、 35a,35b……排出ローラ、 36……定着排紙部、 36a……ファン、36b……ヒータ。
施例の要部概略断面図、第3図は同実施例の要部斜視
図、第4図は同実施例の記録ヘッドの移動を説明するた
めの図であって、(a)は退避位置を示す図、(b)は
回復位置を示す図、第5図は同実施例に使用される記録
ヘッドの一例を示す図である。 1C,1M,1Y,1Bk,61……記録ヘッド 1Ca,1Ma,1Ya,1Bka,61a……吐出口、 2……ヘッドブロック、2a……第1側面、 2b……第2側面、3……フレーム、 3c,3d……係止部、4,5,6……カム、 4a,5a……第1平面、 4b,5b……第2平面、 8……歯付タイミングベルト、 10a,10b……ギヤ、 10c……ギヤ軸、 11……カムギヤ、 13a〜13d……ばね、 14……移動手段、 14a……支持部材、 14b……ラック、 14c……ピニオンギヤ、 14d……遮光板、 15……キャッピング装置、 20……原稿、21……スキャナ部、 21a……原稿走査ユニット、 22……プリンタ部、 22a,22b,22c……検出部、 23……給紙カセット、 23a……ピックアップローラ、 24……手差しトレイ、 25a,25b……搬送ローラ、 26a,26b,34……ガイド板、 27a,27b……レジ前ガイド板、 28a,28b……レジストローラ、 29a,29b……手差しローラ、 30a,30b……レジ後ガイド板、 31……搬送ベルト、 31a,31b……ローラ、 31c……搬送面、 31d……プラテン、 31e,31f……当接面、 32……帯電器、33……清掃手段、 35a,35b……排出ローラ、 36……定着排紙部、 36a……ファン、36b……ヒータ。
フロントページの続き (72)発明者 内田 節 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小林 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 一方井 雅俊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 三富 達夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 ▲高▼中 康之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−86457(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/01 B41J 25/308
Claims (2)
- 【請求項1】被記録媒体の記録領域の全幅にわたって形
成されたインク吐出口からインク液滴を吐出するインク
ジェット記録ヘッドを用いて被記録媒体に記録を行うイ
ンクジェット記録装置において、 前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記インク吐出口と対向する位置に配されたプラテン
と、 複数の前記インクジェット記録ヘッドを相互に位置決め
装着するためのヘッド保持手段と、 前記プラテンに沿った回転軸線回りに回転自在となるよ
うに前記ヘッド保持手段に軸着された円板状のカムと、 前記円板状のカムの周面に、前記回転軸線から径方向に
異なる距離を介して形成された複数のカム面と、 前記カム面が当接する当接面と、 前記円板状のカムを回転させるためのカム回転手段と、 前記円板状のカムの回転に応じて前記インク吐出口と前
記プラテンとの間を接近又は離間するように、前記ヘッ
ド保持手段を移動可能に支持する移動手段と、を有する
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】インクジェット記録ヘッドは、熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出するものであって、該熱エネ
ルギーを発生するための電気熱変換体を備えたものとし
た請求項1に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19910090A JP2846083B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19910090A JP2846083B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485043A JPH0485043A (ja) | 1992-03-18 |
JP2846083B2 true JP2846083B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=16402126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19910090A Expired - Fee Related JP2846083B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2846083B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6450602B1 (en) * | 2000-10-05 | 2002-09-17 | Eastman Kodak Company | Electrical drive waveform for close drop formation |
JP5670372B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2015-02-18 | 富士フイルム株式会社 | 液体吐出装置及びその制御方法 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP19910090A patent/JP2846083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0485043A (ja) | 1992-03-18 |
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