JP2846054B2 - 出力仕様例示形情報処理システム - Google Patents

出力仕様例示形情報処理システム

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JP2846054B2
JP2846054B2 JP2102933A JP10293390A JP2846054B2 JP 2846054 B2 JP2846054 B2 JP 2846054B2 JP 2102933 A JP2102933 A JP 2102933A JP 10293390 A JP10293390 A JP 10293390A JP 2846054 B2 JP2846054 B2 JP 2846054B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理システムにおけるソフトウェア構
成方式と利用方法に関し、得に機能上、表形式の入力デ
ータに演算を行ない結果も表形式のデータとして出力す
る情報処理システムの構成とその利用方法に関するもの
であり、システムの利用者が出力の仕様を示すだけで希
望するデータ処理を容易に実行して出力結果を得ること
ができる情報処理システムに関する。
〔従来の技術〕
CIM(Computer Integrated Manufacturing)やFA(Fa
ctory Automation)といった、高度に計算機を利用した
生産システムの自動化が盛んである。従って、製造活動
における計画と統制を支援する生産管理システムに対す
るニーズも高く、その重要性も増加している。しかし、
従来の多くの生産管理システムでは、利用者が計算に必
要な入力データの組とデータ処理の流れを制御するため
のパラメータとを指示する必要があり、これらのデータ
とパラメータの組が正しく指定(入力)されて初めてデ
ータ処理が行なわれる。このように、従来の生産管理シ
ステムは利用者の入力したデータを単に機械的に処理す
るものであるため、利用者は情報処理システムの利用に
当たってシステム全体の動作を熟知する必要があった。
従来、オフィスで行なわれる情報処理システムの構築
と運用の方法については、情報処理学会論文誌、Vol.2
5,No.6,909〜919頁(1948)魚田、他3名「モデルの適
応によるオフィス情報システムの構築」において論じら
れている。
この方法は、オフィスにおける情報処理業務を分析
し、情報処理通過を色々な対象業務に広く使用できる部
分(モデル)と、特定の業務に使うための部分(アダプ
タ)に分割する。そしてこれを利用して実際の運用シス
テムを作る際、操作者は対象業務に必要なモデルを選
び、それに、その業務に特有なアダプタを組み合わせて
情報処理手順を構築するものである。このように、この
技術は蓄積されたモデルとアダプタを色々組み合わせる
ことにより、多様な情報処理手順が簡単に作れるという
特長がある。しかし操作者がこれを利用する場合、この
ような仕組みを熟知し、必要に応じてシステムを構築す
ることを前提にしているため、システムの操作方法を知
らなければ必要な出力情報は得られないという問題は解
決していない。
このように、情報処理システムの利用者は自らが担当
する業務(例えば、生産管理)に関する知識の他に、処
理内容の決定、使用プログラムの選択、入力データの準
備(作成、編集)、処理手順の決定など、情報処理シス
テムを操作するための知識が必要とされる。この知識は
例えば、コンピュータのハードウエアに関する知識とそ
の操作方法、ソフトウエア言語とそれによるプログラミ
ング方法、データベースの構造とその操作言語、操作方
法などである。このため情報処理システムの操作者は情
報処理システムの操作に必要とする知識を、対象システ
ムの取扱説明書や操作マニュアルを読むとか、あるいは
システム設計者やそのシステムの運用担当者から聞くな
どして、予め理解,熟知しておくことが必要である。
さらに、生産管理の情報処理に係らず情報処理システ
ムは目的とする業務を的確かつ迅速に遂行するために供
されるものであり、情報処理システムの利用者が、必要
に応じて処理内容や出力形式など情報処理の外部仕様を
自由に変更して、必要な情報(出力表)を得ることがで
きるものでなければならない。しかもこの際、情報処理
システムの利用者である担当者が専門とする業務の知識
のみを用いて操作できることが必要である。
しかしながら、従来の情報処理システムは、以下のこ
とが行えず情報処理システムの利用効率の向上を防げて
おり、このことが対象とする業務の的確,効率的な推進
を阻害している要因になっている。
(1)対象とする業務の遂行に必要とする任意の情報処
理の外部仕様を利用者が指定できる。
(2)利用者が外部仕様を変更する都度、システムが処
理内容の変更に伴うソフトウェア(処理手続き)を再構
成する。
(3)構成した処理手続きを実行するに際し、システム
が必要な入力データを準備し出力結果を得る際に用いた
途中経過のデータ(中間データ)の記憶・保管も行う。
(4)処理手続きの再構成と処理の実行に際して、その
過程を利用者に表示するとともに、必要に応じて利用者
から再構成した処理手続きに関する変更の要求を受け付
ける。
(5)処理手続きの再構成とその実行の経過を表示する
に際して、業務担当者の試行過程に沿って、利用者(業
務担当者)の指定した外部仕様(出力の仕様)に近い順
に処理手続きを表示する。さらに、特定の処理手続きに
ついて変更を受け付ける際にも同様に、出力表の処理に
近い処理手続きから変更可能である。
このようにこれまでのシステムではコンピュータやそ
のソフトウェア技術、あるいは計算手法(アルゴリズ
ム)の専門家でない利用者にとっては馴染みにくく、操
作性、すなわちシステムとその利用者間のマンマシンイ
ンタフェースも悪いという問題があった。
このような問題に対し情報処理システムの操作性を向
上することを狙いとしたユーザインタフェースの方法と
してメニューガイダンス方式が広く採用されている。こ
の方式では情報処理システムの示す複数のメニュー(選
択肢)の中から、利用者が必要とする処理手続きや入力
データを選択することで、利用者の要求が間接的に受付
けられるものである。しかし、この方式では利用者が入
力データとその処理の内容を理解する必要があり、複雑
な処理を行なう生産管理システムでは誤った処理により
データを破壊するといった問題がある。なお、この種の
方式としては、特開昭63−286921号が挙げられる。
一方、情報処理システムの構成において、生産管理の
情報処理などのようにファイル中の表形式のデータを入
力し、集計,集合演算などあまり複雑でない計算を行
い、処理結果としての出力データも表形式でファイルに
返すといった情報処理システム(表形式データの変換処
理手続き)を構成するためのコンピュータソフトウェア
記述言語がある(例えば、GE社のMIMS)。しかし、MIMS
では表形式データの変換処理手続きの基本的な記述形式
であるコマンドの中味を利用者が自由に変更できず柔軟
性に欠ける。
また、表変換機能に類似の情報処理手順にデータベー
ス検索用(操作用)言語がある。しかし、データベース
検索用(操作用)言語では、生産管理における情報処理
手続きの記述において多く用いられる初期値の設定(初
期化機能),内部変数の定義,内部変数への代入操作,
集計処理に伴う端数の取扱い(後処理)など、情報処理
の重要な論理(ロジック)を記述することができない。
また、生産管理の実務担当者が日常的に使用している
帳票形式を用いて、利用者の要求する情報処理の外部仕
様(出力表の仕様)を直接的に受付け、この外部仕様を
もとに情報処理手続きを構成する方式として、特開昭62
−57023号がある。この方式では、利用者は要求する出
力の仕様を表形式の穴埋め方式で指示することができ、
入力データや処理手続きの選択指示が不溶になる。この
方式では、出力仕様として出力表の項目構成,項目の属
性,演算条件に関する要求を受付ける。さらに受付けた
要求をもとに処理仕様(実行可能な手続き)を決定する
という特徴がある。しかし、この方式ではシステムが決
定した処理手続きが利用者を意図したものであるか否か
を判断する手段を具備していない。このため、利用者が
ある判断基準、例えばある経済的な効率を最大にするよ
うに、生産のスケジュールを変更するような場合、シス
テムが構成した処理手続きを部分的に変更する必要が生
じるが、システムが決定した処理手続きに関する情報が
得られないため、これを変更できないという問題があ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
コンピュータソフトウェアの設計担当者が情報処理シ
ステムを構成し、これを各種の業務(例えば、生産管
理)を行う担当者が利用する場合には、次の手順に従っ
て行うことにより業務分担が明確になり作業性が向上す
る。
(1)ソフトウェアの設計者は、利用者の希望する情報
処理の要求に合わせてソフトウェアの外部仕様を(即
ち、どのような項目構成の出力が必要かを)決定する。
(2)外部仕様に基づき、必要な機能を設計し、データ
構造を設計する。
(3)機能とデータ構造に基づき、ソフトウェア全体の
概略設計を行い、ソフトウェアをモジュールについて分
析し、モジュールの詳細設計を行う。
(4)モジュールの詳細設計に基づき、プログラミング
する。
(5)一方、プログラム(システム)の利用者は、対象
とする情報処理の問題(例えば生産のスケジュールの立
案など)を認識する。
(6)次に、その問題の解決に必要な情報処理の内容と
その結果の出力の仕様を決定する。
(7)処理内容と出力仕様の決定に基づいて使用するべ
きプログラムを選定する。
(8)使用するプログラムの内容を理解して、必要なデ
ータを準備する。
(9)データ処理の流れ(情報処理の手順)を制御する
ためのパラメータ(例えば生産のスケジュールを立案す
る際、作業の完成次期を優先した処理を行うか、設備の
稼働率を優先した処理を行うかを指定する制御データ)
を決定する。
(10)決定した手順にしたがって、情報処理を実行す
る。
(11)情報処理の結果である出力表を解釈し、希望する
仕様の出力が正しく得られたか否かを確認する。
(12)希望する仕様の出力が正しく得られなかった場
合、利用者は、(6)の手順から、再び情報処理システ
ムの操作を実行し、希望する出力結果が得られるまで操
作を繰り返す。以上のように、ソフトウエアの設計者
は、外部仕様(出力表の仕様)を手掛かりにソフトウェ
アを設計・構成をし、利用者は、構成されたソフトウェ
アを同様に外部仕様(出力表の仕様)を手掛かりにして
操作する。
しかし、上のような手順でそれぞれの業務を遂行する
ためには、情報処理システムの利用者(一般に、情報処
理システムに関しては非専門家)は、自らが専門として
担当する業務(例えば、生産管理)に関する知識の他
に、処理内容の決定,仕様プログラムの選択,入力デー
タの準備(作成,編集)、処理手順の決定など、情報処
理システムを操作するための知識が必要とされる。この
知識は例えば、コンピュータのハードウェアに関する知
識とその操作方法、ソフトウェア言語とそれによるプロ
グラミング方法、データベースの構造とその操作言語、
操作方法などである。
このため情報処理システムの操作者は情報処理システ
ムの操作に必要とする知識を、対象システムの取扱説明
書や操作マニュアルを読むとか、あるいはシステム設計
者やそのシステムの運用担当者から聞くなどして、予め
理解、熟知しておくことが必要である。しかし、コンピ
ュータソフトウェア技術に関する予備知識が無い担当者
にとっては、知識の習得に多大な労力を要し、この問題
の決が重要である。
さらに、生産管理の情報処理に係らず情報処理システ
ムは目的とする業務を的確かつ迅速に遂行するために供
されるものであり、情報処理システムの利用者が、必要
に応じて処理内容や出力形式など情報処理の外部仕様を
自由に変更して、必要な情報(出力表)を得ることがで
きるものでなければならない。しかもこの際、情報処理
システムの利用者である担当者が専用とする業務の知識
のみを用いて操作できることが必要である。
しかしながら、従来の情報処理システムは、以下のこ
とが行えず情報処理システムの利用効率の向上を妨げて
おり、このことが対象とする業務の的確,効率的な推進
を阻害している要因になっており、この問題の解決が必
要である。
(1)対象とする業務の遂行に必要とする任意の情報処
理の外部仕様を利用者が指定できる。
(2)利用者が外部仕様を変更する都度、システムが処
理内容の変更に伴うソフトウェア(処理手続き)を再構
成する。
(3)構成した処理手続きを実行するに際し、システム
が必要な入力データを準備し出力結果を得る際に用いた
途中経過のデータ(中間データ)の記憶・保管も行う。
(4)処理手続きの再構成と処理の実行に際して、その
過程を利用者に表示するとともに、必要に応じて利用者
から再構成した処理手続きに関する変更の要求を受け付
ける。
(5)処理手続きの再構成とその実行の経過を表示する
に際して、業務担当者の試行過程に沿って、利用者(業
務担当者)の指定した外部仕様(出力の仕様)に近い順
に処理手続きを表示する。さらに、特定の処理手続きに
ついて変更を受け付ける際にも同様に、出力表の処理に
近い処理手続きから変更可能である。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点をなく
し、情報処理手続きの構成とその実行において、利用者
の要求する情報処理の外部仕様にのみ基づき詳細な処理
手続きの構成を可能にし、構成に際しては、利用者の試
行過程を反映可能にするとともに、情報処理の中間結果
の再利用をも可能とする情報処理方法並びに装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、複数の演算過
程を有する情報処理において各演算過程が表形式データ
を入力として演算処理しその演算結果を表形式データと
して出力する出力仕様例示情報処理システムであって、
各演算過程の有する演算処理の識別情報とこの演算処理
の入力データとなる表形式データを有する他の演算過程
の識別情報とを各演算過程の識別情報に関連付けて記憶
する記憶手段と、演算過程の識別情報もしくは該演算過
程の出力となる表形式データに含まれる構成項目を入力
することにより、該当する第一の演算過程の有する識別
情報を抽出するとともに該抽出した第一の演算過程の有
する演算処理の入力データとなるデータを有する第二の
演算過程の識別情報を少なくとも抽出し、さらに該抽出
した第二の演算過程を有する演算処理の入力データとな
るデータを有する第三の演算過程の識別情報を少なくと
も抽出することで、該第一の演算過程の出力結果である
表形式データを出力する情報処理の入力となる表形式デ
ータを少なくとも抽出する処理を実行する演算手段と、
該演算手段が抽出した第一の演算過程の出力結果である
表形式データを出力とする情報処理の入力となる表形式
データを少なくとも表示するとともに、該情報処理の出
力表となる第一の表形式データの構成項目、その出力表
を得るために用いる他の表形式データとの入出力の関
係、入力表となる表形式データの構成項目、表形式デー
タの入出力処理の内容である演算処理の情報のうちの少
なくとも一つを表示する手段を設けたものである。
また、前記表示手段により表示された、表形式データ
の入出力処理の内容に関して、処理名称、処理の前提条
件、処理に用いる入出力表の名称、処理の範囲、入出力
表に含まれる各項目間の代入関係、のうちの少なくとも
一つを変更可能とする手段と、この変更された処理内容
に基づいて前記演算手段を実行する手段とを備え、前記
表示手段が、前記演算処理に用いる入出力表の名称、演
算処理の範囲、入出力表の各項目間の代入関係の変更に
際して、表形式データの構成項目を帳票の構造を有す形
式で表示し、この表示された帳票構造の構成項目のう
ち、入出力表の名称については任意のファイル名称に指
定可能とする手段と、情報処理の範囲の特定に関しては
各項目が取り得る具体的な値の許容範囲を不等式の形式
で、特定の値を定数または文字列で、集合演算の否定を
含む論理式の少なくとも一つを帳票形式の構造中に指定
可能とする手段と、入出力表の各項目間の代入関係につ
いて代入先の項目名称を左辺として代入元の項目名称を
変数として含む算術式を右辺とする等式を帳票形式の構
造中に指定する手段と、これら指定された内容に基づい
て情報処理を実行する手段とを設けたものである。
また、前記表示手段により表示された、表形式データ
の入出力処理の内容に関して、処理名称、処理の前提条
件、処理に用いる入出力表の名称、処理の範囲、入出力
表に含まれる各項目間の代入関係、のうちの少なくとも
一つを変更可能とする手段と、この変更された処理内容
に基づいて前記演算手段を実行する手段とを備え、前記
出力表の構成項目の変更に際して、出力表の構成項目を
帳票形式の構造で表示する該表示手段と、この表示され
た構造中の構成項目のうち各項目に対応する構造中に、
処理ロジックに関する最適化の指標および最適化の指針
を指定する手段と、最適化の指標として指定された項目
を表の構成項目として含む全ての入力表の名称を摘出す
る手段と、この入力表名称を前記表形式データの入出力
関係に沿って、操作者の要求した最終出力表に近い順に
該表示手段に表示した表形式データの基本的な処理内容
を変更可能とする手段と、変更された処理内容に基づい
て情報処理を実行する手段とを設けたものである。
また、前記変更された処理内容に基づいて情報処理を
実行するに際し、変更された基本的な処理単位に関する
入力データのうち、変更直前まで得られた中間結果を入
力データにして、以後の処理を実行する手段を設けたも
のである。
また、前記表示手段により表示された、表形式データ
の入出力処理の内容に関して、処理名称、処理の前提条
件、処理に用いる入出力表の名称、処理の範囲、入出力
表に含まれる各項目間の代入関係、のうちの少なくとも
一つを変更可能とする手段と、この変更された処理内容
に基づいて前記演算手段を実行する手段とを備え、この
変更された処理内容に基づいて情報処理を実行しその結
果を表示する際に、基本的な表の変換処理に関する中間
結果を表形式のデータ構造で記憶するとともに中間結果
の出力仕様および処理時刻に関する情報を添えて記憶す
る手段を設けたものである。
また、表の構成項目を帳票形式の構造で表示する該表
示手段と、この表示された構造中の構成項目のうちの各
項目に対する構造中に、最適化の指標と最適化の指針を
指定する手段と、最適化の対象として指定された項目
を、表の構成項目として含む全ての入力表名を摘出する
手段と、この入出力表名称を前記表形式データの入出力
関係に沿って、操作者の要求した最終出力表に近い順に
該表示手段に表示した表形式データの基本的な処理内容
を変更する手段とを設けたものである。
また、前記中間結果の表を記憶する際に、中間結果表
のデータ・レコードおよび出力仕様および処理時刻に関
する情報を添えて記憶する手段と、記憶した中間表のデ
ータ・レコードと出力仕様および処理時刻に関する情報
を入出力処理のトポロジカルな順序の正または逆の順序
で取出して表示する該表示手段を設けたものである。
また、前記要求の出力表の構成項目については出力表
の名称、出力表の格納場所、各表形式データの入出力関
係については、入出力表の名称、処理名称、入力表から
出力表に至る処理の順序の情報を含み、入力表の構成項
目の表示については各入力表の名称、入力表の格納場
所、入力表の項目名称、各項目の単位名称の情報を含
み、表形式データの基本的な入出力処理の内容について
は処理名称、処理の前提条件、処理に用いる入出力表の
名称、処理の範囲、乳出力表の各項目間の代入関係を含
むものである。
また、前記表の構成項目は、表の名称、表の項目名
称、項目名称の並び、項目の単位名称からなるものであ
る。
また、前記中間処理結果の出力仕様が処理条件と入力
データとからなるものである。
また、複数の演算過程を有する情報処理において各演
算過程が表形式データを入力として演算処理しその演算
処理を表形式データとして出力する出力仕様例示形情報
処理システムであって、各演算過程の有する演算処理の
識別情報とこの演算処理の入力データとなる表形式デー
タを有する他の演算過程の識別情報とを各演算過程の識
別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、演算過程の識
別情報もしくは該演算過程の出力となる表形式データに
含まれる構成項目を入力することにより、該当する第一
の演算過程の有する識別情報を抽出するとともに該抽出
した第一の演算過程の有する演算処理の入力データとな
るデータを有する第二の演算過程の識別情報を少なくと
も抽出し、さらに該抽出した第二の演算過程の有する演
算距離の入力データとなるデータを有する第三の演算過
程の識別情報を少なくとも抽出することで、該第一の演
算過程の出力結果である表形式データを出力とする情報
処理の入力となる表形式データを少なくとも抽出する処
理を実行する演算手段と、該演算手段が抽出した第一の
演算過程の出力結果である表形式データを出力とする情
報処理の入力となる表形式データを少なくとも表示する
表示手段とを備えたものである。
〔作用〕
情報処理手続きの構成情報蓄積部には予め、表形式の
入力データに演算を行ない演算結果も表形式のデータと
して出力するのに適した情報処理システムの情報処理の
過程を表形式データの入力と出力の基本的な処理単位に
分解するとともに必要に応じて一連の情報処理の手続き
として再び組み合わせることができるようにその組み合
わせ方法に関する情報(情報処理手続きの構成情報)を
添えて蓄積して置く。
次に、入力インタフェースではキーボードまたはマウ
スを用いて情報処理システムの操作者から表形式のデー
タ処理の内容に関する要求を受付け、受付けた内容を入
力管理部に転送する。
入力管理部では、前記受付けた要求を処理手続きの編
集、・組立部に転送する。
処理手続きの編集・組立部では、前記入力管理部より
転送された処理内容に関する情報を手掛かりに、前記情
報処理手続きの構成情報蓄積部に予め蓄積している情報
処理手続きの構成情報を参照して、前記利用者から受付
けた要求の処理を行なうのに必要な入力データと処理手
続き(計算機により実際に演算可能な形式で記述した処
理手続き)を決定し、この入力データに関する情報と前
記組立た処理手続きを表変換コマンド実行部および画面
表示管理部へ転送する。
表変換コマンド実行部では、処理手続きの編集・組立
部から転送された入力データと処理手続きに関する情報
とを参照して、前記共通データベースに予め格納してあ
る入力データ(マスターデータ)と前記組立てた処理手
続きに関連する表変換コマンドを呼出して情報処理を実
行する。この際、共通データベースに前記入力データと
表変換コマンドが格納されていない場合は、利用者専用
データ格納用ファイルから必要なデータと表変換コマン
ドの入力を行なう。更にこの際、表変換コマンド実行部
では、前記組立てた処理手続きに関連する情報処理の内
容とその実行結果の出力データを画面表示管理部と共通
データベースに転送する。
画面表示管理部では、画面インターフェースに対し、
前記要求の出力表の構成項目、その要求の出力表を得る
ために用いる各表形式データの入出力関係、各入力表の
構成項目、表形式データの基本的な入出力処理の内容、
および情報処理の実行結果の出力データを表形式のデー
タ構造で表示する。これにより、システムの利用者(操
作者)が出力の仕様を示すだけで目的にかなった情報処
理を正しく行なうとともに、適切な記憶装置に必要な出
力がなされたか否か、その情報処理の内容を確認でき
る。
さらに、画像インタフェースでは操作者から受付け
た、入出力表の構成項目、基本的な入出処理の名称を手
掛かりに、前記情報処理手続きの構成情報蓄積部の情報
を探索し、操作者から受付けた入力に関連する一連の情
報処理手続きの内容を表示する。これにより、操作者は
入力表の構成項目名か基本的な入出処理の名称に関する
断片的な情報を入力すれば、操作手引書やシステムの専
門家の助け無しにシステム全体の情報処理の内容に関す
る情報が表示され、システムの操作方法を理解すること
ができる。
さらに入力インタフェースでは、画面インタフェース
を介してディスプレイに表示された表形式データの基本
的な入出力処理の内容に関して利用者からの変更・修正
を受付け、受付た内容を入力管理部を介して処理手続き
の編集・組立部に転送する。この変更された処理内容に
基づいて、前記情報処理を実行することにより、操作者
から要求された出力表の仕様は同じであるが、情報処理
結果に対する評価基準の満足度が異なる複数の代替案が
得られる。
さらに、表変換コマンド実行部では、前記変更された
処理内容に基づいて情報処理を実行するに際し、その変
更された処理条件を含む基本的な処理単位に対応する処
理の直前までに得られた表形式データの中間結果を入力
表として以後の処理を実行する。これにより、操作者の
要求する出力表に関する情報処理手の時間が短縮でき
る。
さらに、共通データベースでは、情報処理を実行しそ
の結果を表示する際に、基本的な表の変換処理に関する
中間結果を表形式のデータ胸像で記憶するとともに中間
結果の出力仕様(処理の条件と入力データ)および処理
時刻に関する情報を添えて記憶する手段を設けることに
より、中間結果を含む全ての表形式データが操作者のど
のような要求仕様に基づいて処理されたものであるかを
容易かつ的確に確認できるようにする。
さらに、入力インタフェースでは、表の構成項目(表
の名称,表の項目名称,項目名称の並び、項目の単位名
称)を帳票形式の構造で表示し、この表示された構造中
の構成項目のうち各項目に対応する構造中に、最適化の
指標と最適化の指針を指定可能とし、処理手続きの編集
・組立部では、情報処理手続きの構成情報蓄積部を探索
して、この最適化の対象として指定された項目を表の構
成項目として含む全ての入力表名を摘出し、ディスプレ
イにこの入力表名称を前記表形式データの入出力関係に
沿って、操作者の要求した最終出力表に近い順に表示
し、利用者からその表示された表形式データの基本的な
処理内容の変更を受付ける。処理手続きの編集・組立部
と表変換コマンド実行部では、前記情報処理手続きの構
成情報蓄積部の情報に基づいて、前記操作者の指定した
評価基準に基づいて情報処理を行なう。これにより情報
処理システムの利用者は複数の代替案を容易に作成でき
る。さらに、共通データベースでは、前記中間結果の表
を記憶する際に、中間結果表のデータ・レコードおよび
出力仕様(処理の条件と入力データ)および処理時刻に
関する情報を添えて記憶し、処理手続の編集・組立部と
表変換コマンド実行部では、記憶した中間結果表のデー
タ・レコードと出力仕様および処理時刻に関する情報を
処理順序および入出力処理のトポロジカルな順序の正ま
たは逆の順序で取出して表示する処理手続きを組立て実
行し、その結果を表示する。これにより、データファイ
ルの保護と正確な更新管理が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明による出力仕様例示形情報処理方式の一
実施例を図を用いて説明する まず、本発明による出力仕様例示形情報処理方式を発
明するに至った際の考え方を説明する。第3図は本発明
による出力仕様例示形情報処理方式の適用に好適な生産
管理における情報処理過程の一例を記述した図、第4図
は本発明の情報処理方式で適用される表変換における入
出力表の概念図、第5図は本発明の情報処理方式で生成
される表変換コマンドの記述形式を説明した図、第6図
は情報処理システムの運用手順とそれに必要な専門知識
の説明図である。
まず、何らかの業務(例えば、生産スケジュールの立
案)に関連する情報処理を目的として、特定の情報処理
システムを利用する人がいて、その利用者がシステムの
情報処理の仕組みを熟知していない場合、その利用者に
とって操作の最も容易と考えられるシステムとは、利用
者(操作者)がシステムに対して情報処理の外部仕様
(出力表の要求仕様)を要求するだけで、その出力に必
要な入力データや処理手続が構成(決定)され、その処
理手続きが実行され処理結果が出力されるようなもので
あると考えた。このようなシステムでは、その利用者は
自ら担当すべき業務に関する知識のみに基づき情報処理
の外部仕様を定めることができ、それをシステムに入力
することにより、業務の遂行に必要とする各種の情報処
理を的確,迅速かつ容易に行うことが可能である。
そこで、対象とする情報処理システムの一連の処理手
続きを、入力データとその処理手続きおよび処理の結果
得られる出力データとを基本単位とする処理(基本的な
処理単位)に分解するとともに、各基本的な処理単位の
組合せの方法に関する情報を添えて記憶装置に蓄積して
おき、操作者からの特定の出力表の処理要求(外部仕
様)に応じて、その外部仕様に関する出力表を起点とし
て、次々にこれらの処理単位をつなぎあわせることによ
り、その外部仕様の出力に必要な処理手続きと、その一
連の処理に必要な全ての入力データを探索することがで
き、これにより、利用者(操作者)がシステムに対して
情報処理の外部仕様(出力表の要求仕様)を要求するだ
けで、システムがその出力に必要な入力データや処理手
続を決定し、その処理を実行して結果を示すことが可能
であると考えた。以下では、この基本的な処理単位の組
合せの方法に関する情報を情報処理手続きの構成知識と
呼ぶことにする。
次に、前記した考え方に基づく情報処理方法が適用さ
れる対象を説明するために、第3図に示す情報処理の記
述方法によりモデル化する。尚、第3図のモデルの記述
方法は本発明を発明するにあたり開発したもので、情報
処理システムにおける入力から出力に到る処理手続を木
状の形をした結合関係で表すことにより、情報処理シス
テムの設計者がシステムを構成し、その利用者がシステ
ムを操作するに当たって、システム全体の動作を理解す
る上で好適な記述方法である。第3図に特に例として示
したように、生産管理システムにおける情報処理では、
帳票のような表形式でファイル中にあるデータ(矢印の
元にあたる四角形で記述した表)を読み出し、必要な計
算(二つ以上の矢印の結合点にあたる丸形で記述した処
理手続き)を行ない、結果を表形式のファイル(矢印の
先にあたる四角形で記述した表)に書き出すといった、
表形式のデータ処理が中心である。
従来の生産管理システムでは、このようなデータ処理
過程を出力表ごとの定形的な処理手続きとしてプログラ
ム・パッケージ化して使用するようになっていた。この
ような従来のソフトウェアを利用(操作)する場合に
は、第6図に示すような手順を踏む必要がある。
(1)システム(プログラム)の利用者は、対象とする
情報処理の問題(例えば生産のスケジュールの立案な
ど)を認識する。
(2)上の問題の解決に必要な情報処理の内容とその結
果の出力の仕様を決定する。
(3)処理内容と出力仕様の決定に基づいて仕様すべき
プログラムを選定する。
(4)使用するプログラムの内容を理解して、必要なデ
ータを準備する。
(5)データ処理の流れ(情報処理の手順)を制御する
ためのパラメータ(例えば生産のスケジュールを立案す
る際、作業の完成時期を優先した処理を行なうか、設備
の稼働率を優先した処理を行うかを指定する制御デー
タ)を決定する。
(6)決定した手順に従って、情報処理を実行する。
(7)情報処理の結果である出力表を解釈し、希望する
仕様の出力が正しく得られたか否かを確認する。
(8)希望する仕様の出力が正しく得られなかった場
合、利用者は、(2)の手順から、再び情報処理システ
ムの操作を実行し、希望する出力結果が得られるまで操
作を繰り返す。
以上のように、従来のシステムでは、利用者が希望す
る情報処理の出力表を得るために、利用者自らが担当す
る業務(例えば、生産管理)に関する知識の他に、処理
内容の決定、使用プログラムの選択、入力データの準備
(作成、編集)、処理手順の決定など、情報処理システ
ムを操作するための知識が必要とされる。この知識は例
えば、コンピュータのハードウェアに関する知識とその
操作方法、ソフトウェア言語とそれによるプログラミン
グ方法、データベースの構成とその操作言語、操作方法
などである。このため情報処理システムの操作者は情報
処理システムの操作に必要とする知識を、対象システム
の取扱説明書や操作マニュアルを読むとか、あるいはシ
ステム設計者やそのシステムの運用担当者から聞くなど
して、予め理解、熟知しておくことが必要である。
さらに、生産管理の情報処理に係らず情報処理システ
ムは目的とする業務を的確に迅速に進めるために供され
るものであり、情報処理システムの利用者が、必要に応
じて処理内容や出力形式など情報処理の外部仕様を自由
に変更して、必要な情報(出力表)を得ることができる
システムでなければならない。しかもこの際、情報処理
システムの利用者である担当者が専門とする業務の知識
のみを用いて操作できることが必要である。
第3図に示すように、生産の計画や統制・管理に用い
る情報には製品の生産量と完成時期を表わした生産計画
表や、製品を作るための素材や部品の数量を記入した部
品構成表、製品や部品の加工・組立の作業日数を表した
基準日程表などの情報がある。生産管理の実務担当者は
これら表形式の情報(以降、表形式データまたは単に表
と呼ぶ)をもとに、それぞれの完成時期までに製品を作
るための生産開始時期の計算を行なう。計算の結果は使
用した情報と同様に表形式のデータとして出力される。
このように、生産管理の情報処理手順の多くは、表形式
データを入力しこれに変換を加え、表形式データで出力
するという処理を基本に構成されている。ここで、表形
式データの入出力を中心とするデータ処理過程を以後、
表変換と呼ぶ。
そこで本発明では、情報処理システムを以下に示す手
段により構成することにより、利用者にとって最も操作
性の良いシステムを提供できるものと考えた。即ち、 (1)対象とする業務の遂行に必要とする任意の情報処
理の外部仕様を利用者が指定できる。
(2)利用者が外部仕様を変更する都度、システムが処
理内容の変更に伴うソフトウェア(処理手続き)を再構
成する。
(3)構成した処理手続きを実行するに際し、システム
が必要な入力データを準備し出力結果を得る際に用いた
途中経過のデータ(中間データ)の記憶・保管も行う。
(4)処理手続きの再構成と処理の実行に際して、その
過程を利用者に表示するとともに、必要に応じて利用者
から再構成した処理手続きに関する変更の要求を受け付
ける。
(5)処理手続きの再構成とその実行の経過を表示する
に際して、業務担当者の試行過程に沿って、利用者(業
務担当者)の指定した外部仕様(出力の仕様)に近い順
に処理手続を表示する。さらに、特定の処理手続きにつ
いて変更を受け付ける際にも同様に、出力表の処理に近
い処理手続きから変更可能とする。
そこでまず、表変換に好適な情報処理システムの記述
言語について説明する。
生産管理の情報処理順の多くは、表形式データを入力
しこれに変換を加え、表形式データで出力するという表
変換(処理)を基本に構成されている。そこで、本発明
における情報処理方式では、情報処理の過程を以下に示
す基本的な処理で表す。
(1)ソフトウェアの入出データと入力から出力に到る
処理過程を表の変遷過程と見なし、これを表変換過程と
呼ぶ。
(2)表変換の基本を1つの表内の項目間の演算を表わ
す表内の演算と、複数の表の間の結合演算を表わす表間
結合とし、ソフトウェアの全ての処理手続を上記の表変
換の組合せで表現する。
ソフトウェアを上記表変換の組合せで表現すると、一
つの基本的な表変換に関する入力データとその処理手続
き、および処理結果としての出力データは第3図のよう
に木状の形をした結合関係となる。木の葉には入力デー
タを、木の枝には処理手続きを、木の幹には中間結果
を、木の根には出力データをそれぞれ対応づけることが
できる。木の幹を構成する中間結果(途中の表)は、そ
の表より以前の処理手続きを代表しており、その処理手
続きへの入力データの外部仕様を表わしている。
第4図には第3図に示す表変換の一部を入力表から出
力表が得られて行く順序に従って、上から下に向かう矢
印と、四角形で表わす入出力表と、楕円で表す処理手続
き(表変換)の繋がりとして表される情報処理の手順を
示したものである。
更に説明すると、第4図は、ある製品を作るために必
要な部品を作成する際に、どんな種類の部品を、いつ作
り始めれば良いか、といった情報から成る部品要求表40
5を作る際の、表の変換のようすを表示したものであ
る。部品要求表を得るためには、入力データとして、そ
の製品の製作(組立)に要する期間を表した基準日程表
401、その製品の必要数と必要時期(納期)を表した生
産計画表402、その製品を一台製作するに必要とする全
ての部品の種類と必要個数(構成数)とを表す部品構成
表403が必要であり、それぞれの表を変換してロット表
と部品要求表を得る手順を示したものである。この際、
各製品をどのくらいの生産量(生産単位またはロットサ
イズ)にまとめて生産するかを表したロット表は基準日
程表と生産計画表を入力データとし着手日計算406を、
部品要求表は、このロット表と部品構成表を出力データ
とし数量納期計算407を行なうことによって得られるこ
とを示したものである。
これら各表の計算(表変換)の詳細は、(株)日立製
作所が開発した表変換コマンドの記述言語、ALFA/M(Al
l−in−one Language for Factory Automation/Managem
ent)を用いれば第5図の501,502にそれぞれ示したよう
な形式で記述することが可能である。ここで、ALFA/M
(All−in−one Language for Factory Automation/Man
agement)は、国際標準化機構ISO(International Orga
nization for Standarization)が定めたリレーショナ
ル型データベース言語SQR(Structured Query Languag
e)に準拠した仕様をもっており、計算機の専門家でな
い生産管理実務担当者にとっても理解し易い以下の2種
類のコマンド群から成り立っている。
(1)基本コマンド:生産管理ソフトウェアのロジック
を記述する基本的なコマンド。(第15図参照) UPDATE
等 37種 (2)管理コマンド:生産管理に標準的に用いられる機
能を部品化したコマンド。(第16図参照) EXPLODE等
34種 このように、これらのコマンドを組合せることによ
り、生産管理など表変換として記述可能な情報処理手続
きを従来言語(COBOL,FORTRAN)に比較して大幅に少な
い工数で作成できる(適用例において、ステップ数比較
で1/15)。
以上が、本発明における情報処理方式で適用する情報
処理システム(表変換システム)の構成に供されるソフ
トウェア記述言語(表変換記述言語)の一実施例であ
る。
次に、この表変換記述言語により構成した生産管理の
情報処理過程を、基本的な処理単位に分解しその組合わ
せ方法とともに計算機に蓄積する方法について説明す
る。
実際に製品生産工場で生産管理を実施する際、生産管
理の担当者が必要とする情報は表形式で表すことができ
る。従って生産管理における情報処理過程は、表形式の
データから表形式のデータへ変換の繰り返しとして表現
できる。そこでこれを利用して、表形式のデータから表
形式のデータへの1回の変換を、生産管理の情報処理に
おける基本的な処理単位とみなす。以下、この処理単位
を必要に応じて再び組合わせることができるように表現
し蓄積する方法を第1図,第2図,第5図,第7図,第
8図,第38図,第39図,第40図,第41図,第42図を用い
て説明する。
第1図は本発明による出力仕様例示形情報処理方式の
一実施例に供される計算機システムのハードウェア構成
図、第2図は本発明による出力仕様例示形情報処理方式
の一実施例を示すソフトウェア構成図、第5図は本発明
の情報処理方式で生成される表変換コマンドの記述形を
説明した図、第7図は生産管理における情報処理過程を
基本的な処理単位に分解するとともに、必要に応じて再
び組み合わせる方法に関する情報の記述形式を説明した
図、第8図は第7図の情報の構成項目を示した図、第38
図は画面インタフェースの詳細構成を説明した図、第39
図は入力インタフェースの詳細構成を説明した図、第40
図は処理手続の編集・組立部の詳細構成を説明した図、
第41図は情報処理手続きの構成情報蓄積部の詳細構成を
説明した図、第42図は共通データベースの詳細構成を説
明した図である。
第1図に示すように、本情報処理システムの計算機
は、マルチバス1,マルチバス1を制御するバス制御装置
2,マルチバス1に接続された処理装置(CPU)3,ディス
ク制御装置4,処理装置3に接続された主記憶装置5とデ
ィスプレイ6,キーボード7,ディスク制御装置4に接続さ
れたディスク8から構成されている。キーボード7から
入力されたデータは、処理装置3によって主記憶装置5
に取り込まれると共にディスプレイ6に表示される。主
記憶装置5上のデータは、処理装置3によってマルチバ
ス1を介してディスク制御装置4に送られディスク制御
装置4によってディスク8に格納される。
第2図で示すように、本情報処理システムを実現する
ためのソフトウェア構成は、キーボードまたはマウス9
0,入力インタフェース60,入力管理部40,ディスプレイ9
5,画面インタフェース50,画面表示管理部30,処理手続の
編集・組立部10,表変換コマンド実行部20,情報処理手続
の構成情報蓄積部70,共通データベース80,利用者専用デ
ータ格納用ファイル90から構成される。更に画面インタ
フェース50は、入出力表の構成項目表示部51,表の入出
力格納関係表示部52、入出力表の処理手続表示部53から
構成されている。
入力インタフェース60は、表の構成項目変更入力部6
1、表の入出力関係変更入力部62、入出力表の処理内容
変更入力部63,から構成されている。
ここで、キーボードまたはマウス90は利用者から情報
処理の要求を受付ける。入力インタフェース60ではキー
ボードまたはマウスから受付けた要求仕様に関するデー
タを管理するとともに入力管理部40に転送する。入力管
理部40では入力インタフェースからのデータを処理手続
の編集・組立部に転送する。処理手続きの編集・組立部
10では利用者から受付けた要求仕様の情報処理に必要な
処理手続きを編集・組立し、さらに画面表示管理部30と
表変換コマンド実行部20にその編集・組立た内容を転送
する。表変換コマンド実行部20では処理手続きの編集・
組立部10から転送された処理手続き(表変換コマンド)
を実行するとともにその結果を画面表示部に転送する。
画面表示管理部30では処理手続の編集・組立部10と表
変換コマンド実行部20から転送されたデータを画面イン
タフェース50に転送する。画面インタフェース50では処
理手続の編集・組立部10と表変換コマンド実行部20から
転送された情報処理の結果あるいは情報処理の内容をデ
ィスプレイ95に表示する。情報処理手続の構成情報蓄積
部70では利用者から受付けた要求仕様の情報処理手続を
編集・組立る際に用いる情報(情報処理手続きの構成情
報)を蓄積する。共通データベース80では処理手続の編
集・組立部10で編集・組立た表変換コマンドおよびその
実行に際して必要な入力データさらに情報処理結果の出
力データとその情報処理の経過(表変換の履歴)、およ
び処理手続きの編集・組立に用いられる表変換コマンド
を格納する。更に詳しく説明すると、処理手続の編集・
組立部10では、利用者から受付けた外部仕様に基づい
て、その出力に必要な表変換の過程(処理手続)を、例
えば第6図に示す記述形式に従う表変換コマンドの列に
変換するとともに、ディスク80にその表変換コマンド列
を格納する。
第7図において、550は表形式のデータから表形式デ
ータ(以下、表と呼ぶ)への変換の繰り返しとして構成
した生産管理を取り扱う情報処理システムの例における
情報処理過程の基本的な処理単位を示したものである。
600はこの基本的な処理単位に組み合わせの方法を添え
て計算機の外部記憶に蓄積するためのデータ情報を示し
たものである。このように、1回の変換で得られる表の
名称610,この変換の手続名称620,この変換に使用する入
力表の名称630,変換で得られる表を構成する項目名640
およびそれぞれの項目を計算するための演算式650から
なる情報を、情報処理手続の構成情報蓄積部70の処理の
基本単位の情報蓄積部701に記憶させておく、このよう
な要素から成る情報蓄積部の情報を以下、知識と呼び知
識の集合を知識ベースと呼ぶ。また、どのような変換に
よっても作り出すことのできない表は、入力用の基礎デ
ータとして、予め情報処理システムの共通データベース
80の表形式データ格納部801に予め格納しておく。この
入力用基礎データは、第8図に示す、知識の変換名620,
入力表630,および演算式660の個所を空にしておく。
この方法による知識の表現の、さらに具体的な例を実
際の生産管理システムの例をもとに説明する。第9図の
901から905は、第5図で説明した表変換に表れる生産計
画表、基準日程表、ロット表、部品構成表、部品要求表
に関する表変換の知識を示したものである。
次に、情報処理システムの操作者から要求のあった出
力に関する情報を手がかりにして、その要求出力を得る
のに必要な入力データとその処理手順を決定する手順に
ついて第2図,第9図,第37図,第38図,第39図,第40
図,第41図,第42図を用いて更に詳細に説明する。
第2図は本発明による出力仕様例表示形情報処理方式
の一実施例を示すソフトウェア構成図、第8図は第7図
の情報の構成項目に示した図、第37図は本発明による情
報処理システムにおいて、利用者からの情報処理の要求
仕様を受付ける形式を説明した図、第38図は画面インタ
フェースの詳細構成を説明した図、第39図は入力インタ
フェースの詳細構成を説明した図、第40図は処理手続き
の編集・組立部の詳細構成を説明した図、第41図は情報
処理手続の構成情報蓄積部の詳細構成を説明した図、第
42図は共通データベースの詳細構成を説明した図であ
る。
第9図の例では、予め情報処理システムの操作者から
部品要求表の出力を得たいという要求がなされたものと
する。この要求は、入力インタフェース60を介して、キ
ーボードまたはマウス90を用いて入力される。情報処理
手続の構成情報蓄積部70における処理の基本単位の情報
蓄積部701(表変換の知識ベース)には、901から905に
示す部品要求表,ロット表,部品構成表,生産計画表,
基準日程表の5つの表を含む表変換の知識が蓄積されて
ある。
ここで操作者から、部品要求表の出力要求があると本
情報処理システムは知識ベース701を探索し、部品要求
表に関する知識905を見つけその内容を解読する。その
結果、部品要求表は、入力としてのロット表と部品構成
表に所要量展開の表変換を施せば得られることがわか
る。次にシステムは、ロット法と部品構成表に関する知
識903,904を知識ベース701を探索することにより見つけ
その内容を解読する。このうち、部品構成表に関する知
識では、入力表,変換名の箇所が何も記入されていない
ので、この表が共通データベースに格納してあるマスタ
データであることがわかる。また、ロット表に関する知
識からは、ロット表が生産計画表と基準日程表に着手日
計算の表変換を施せば得られることがわかる。さらに生
産計画表と基準日程表に関する知識901,902を探索し、
これを解読することにより、生産計画表と基準日程表が
共通データベースに格納してあるマスタデータであるこ
とがわかる。
以上のことにより、操作者の要求した部品要求表は、
生産計画表と基準日程表に着手日計算の表変換を施して
ロット表を求め、このロット表と部品構成表に所要量展
開の表変換を施せば、出力表の項目の名称がそれぞれロ
ット,部品,数量,納期,着手日,レベルで、各項目の
単位名がそれぞれ単位名なし,単位名なし,個,日,
日,単位名なしであるような結果が出力されることがわ
かる。
このように、システムは要求された表名称を手がかり
として、知識ベースからその表に関する知識を探索し、
発見し、その内容を解読し記憶する、という動作を繰り
返し、入力表が総て、共通データベースに格納してある
マスタデータとして記述されているもの(知識の、入力
表,変換名,演算式の箇所が空になっているもの)にた
どりつくと、一連の動作は終了し、この結果、マスタデ
ータにそれまで現れた変換を探索順とは逆に順次行なっ
ていくことにより操作者の要求した出力を得るために必
要な入力データやその処理手順を生成することができ
る。
次に操作者からの要求の受付けとそれに対する応答を
行なう手段について、第10図から第37図を用いて説明す
る。
第10図,第11図,第12図は表変換による生産管理の情
報処理手続を生成する過程のフローチャート,第13図は
情報処理における代替案の立案過程を説明した図、第14
図は情報処理における代替案の立案過程に伴う試行錯誤
の過程を説明した図、第17図〜第35図は本発明の情報処
理方式による情報システムの処理手順,処理内容,処理
結果さらには、本システムの利用者との対話応答の内容
を表示した画面の説明図、第36図は本発明による情報処
理システムにおける項目の属性変換の手順を説明した
図、第37図は本発明による情報処理システムにおいて、
利用者からの情報処理の要求仕様を受付ける形式を説明
した図である。
まず最初にシステムは、第37図に示すように、操作者
に対してCRTディスプレイを通して出力したい表の名称
を要求する(ステップ100)。この表の名称が知識ベー
スに知識として準備されているものであれば(180)、
前途のような仕組みでその表を得るために必要な入力デ
ータとその処理手順を決定する(190〜260)。もし要求
された表の名称に関する知識が準備されていない場合に
は、システムは操作者に対して、出力したい表を構成す
る項目を要求する(130)。そしてこれらの項目名を含
むような項目名をもつ表に関する知識が知識ベースにあ
るか否かを探索する(140〜150)。もしあれば、この表
を得るために必要な入力データとその処理手順を決定す
る(180〜260)。もしなければ要求された項目名が、あ
らかじめ準備している表に関する知識における項目名の
いくつかの組合わせで合成することを試みる(170)。
もし合成可能であればその表を得るための入力データと
その処理手順を決定していく(180〜260)。もし合成可
能でなければ、システムは操作者に対し、要求された情
報は、出力できないことを表示する(240)。
以上説明してきたように、本発明による情報処理手順
の生成装置によると、操作者はシステムの情報処理の仕
組みを熟知していなくても、必要とする出力に関する情
報をシステムに対し要求するだけで、あとはシステムが
自動的に必要な入力データやその処理手順を決定してく
れる。
ところで、生産管理の情報処理では第13図に示すよう
に作業リスト表131および工程能力表132といった同じ組
合せの入力データ(入力表)から異なる出力結果(工程
負荷表133と負荷山積表134の出力表)を得るといった場
合が頻繁にある。これは、第14図に示すように、生産管
理における経済的な評価基準の異なる幾つかの代替案を
作成する場合などである。経済的な評価基準としては、
例えば生産のスケジュールを作成する際に、稼働率最
大、作業負荷平準化、あるいは納期遅延最小の何れにす
るかといった基準がある。このような場合における変換
処理の決定手順の実現方法について説明する。評価基準
の異なる幾つかの代替案を作成する場合、評価基準に対
応して表変換の内容(表変換の名称)が異なる。そこ
で、経済的な評価基準の異なる幾つかの代替案を作成で
きる表変換の知識における表変換名称の欄には、表変換
の内容に対応させて複数の変換名を記述する。そして第
11図フローチャートに示すように、ある表変換によって
得られる出力表がシステムの利用者から要求された際
に、もしその表の変換知識に複数の変換名称が記入され
ている場合(300)は、総ての表変換処理の名称とその
処理の前提条件を選択肢(メニュー)表示し(310)、
利用者の選択を促す(320)。変換名が一つかあるいは
何も記入されていないかメニューからの選択を行なわな
かった場合(350)は、予め定めた表変換の知識におけ
る変換処理を選択する。変換名が一つかあるいはメニュ
ーからの選択を行なわなかった場合には、先頭の変換名
称を選択するようにしても良い。
更に、生産管理の情報処理では、前述のようにしてシ
ステムが決定するかあるいは利用者が選択した変換処理
の内容を、利用者自身で変更する必要があることがしば
しば生じる。例えば、経済的な評価基準に関する最適化
の指針の変更等であり、更に具体的には、前述の生産の
スケジュールを作成するにあたり、稼働率を最大にする
か最小にするかといった場合である。これは、稼働率を
最大にすると設備の時間的効率は向上するが、生産ショ
ップ内の仕掛りは一般に増大する傾向となり問題にな
り、稼働率を最小にすると生産の速度は一般に向上する
が、設備の時間的効率は低下するので問題となることか
ら、最適化の指針の変更が行なわれる。このような場合
における変換処理の決定手順の実現方法について第12図
に示したフローチャートを用いて説明する。まずシステ
ムは画面インタフェースの入出力表の表変換処理手続表
示部に、変更要求があるか否かを表示する(400)、変
更要求が無しの場合、表示してある表変換手続(コマン
ド)をそのまま実行し(500〜460)、処理の結果を入出
力表の表示部(503)に表示する。
最適化の指針の変更要求がある場合は、キーボードか
ら入力された要求の内容を解読し(410)、表変換コマ
ンドの直接変更か否かを判定する(420)。表変換コマ
ンドの直接変更の場合は、変更内容をキーボードから取
り込み(470)、その内容を表示すると共にその変換コ
マンドの処理を実行して結果を表示する(500〜460)。
表変換コマンドの直接変更でない場合は、最適化の指
標と最適化の指針の変更であるか否かを選択できるよう
に表示する(430)。最適化の指標と最適化の指針の変
更である場合には、表の入出力関係変更入力部(602)
から検索式を読み込みそれを表変換コマンドに編集し
(480〜490)、その内容を表示すると共にその変換コマ
ンドの処理を実行して結果を表示する(500〜460)。
最適化の指標と最適化の指針の変更でない場合は、当
該指標と指針に対応するコマンドを表変換の知識を参照
し、表変換名称を手掛かりに共通データベースの表変換
コマンド格納部から選択し(440)、そのコマンドを要
求の出力表を得るための表変換コマンドとし(450)、
その内容を表示すると共にその変換コマンドの処理を実
行して結果を表示する(500〜460)。
以上説明してきたように、本発明による出力仕様例示
形情報処理方式を適用した情報処理システムによると、
システムの利用者はシステムの情報処理の仕組みを熟知
していなくても必要とする出力表の構成項目に関する仕
様(外部仕様)を示せば、システムはその外部仕様を基
に表変換処理のコマンド組立、更には、その組立た表変
換処理の内容を利用者との対話によって変更修正可能と
するとともに、共通データベース中のマスタデータを入
力にして、変換処理を実行し画面インタフェースを介し
てCRTディスプレイに表示する。
以上に説明した表変換の編集・組立と変換処理の内容
の表示、更にはその変換処理の実行結果の表示の手段に
ついて、第17図から第36図により説明する。
システムは利用者との対話を行ない利用者の要求する
外部仕様を受付けるため第17図の画面をCRTディスプレ
イを通して表示する。171は第37図に例として示す利用
者からの外部仕様に関する要求、即ち、出力表の項目構
成を受け入れる画面である。予め知識として知識ベース
に蓄積してある表変換処理に関連する出力表の名称を読
み込み、画面172にマウスにて選択可能な選択肢として
表示しておく。この表示はスクロール可能として表示し
てもよい。もし、選択肢に無い表名称が必要であれば、
選択肢174をマウスにて選択し、171の表名称の欄にその
表名称を入力し、これを172の選択肢に加えて表示す
る。
171から入力した表名称を手掛かりに知識ベースを探
索し、前述した手順でその出力表を得るための一連の表
変換に関する表の項目構成と表変換処理の内容を第18図
に示した編集・組立て画面181に表示する。ここで、表
示する構成項目としては、表名称181,部品名称182,予定
数量183などの項目名称、個184などの項目の単位であ
る。これら構成項目を変更する際には、項目・単位欄の
追加に関する選択肢186をマウスで選択し、変更・修正
を行なうように画面表示する。構成項目の変換に際して
は、第19図および第20図の画面191と201のように、知識
ベースに蓄積してある表の変換に関連する総ての項目名
称と単位名称を探索し選択肢として表示する。必要な項
目または単位が選択肢に無い場合は、選択肢192または2
02を選択し、必要な項目名称または単位名称を入力し、
選択肢191または201に追加して蓄積可能とするように画
面表示する。
更に、第21図に示すように、前述した手順によって編
集・組立をした外部仕様に関する構成項目211、必要な
入力表の名称213,214,および変換処理の手順212が明ら
かになるように画面表示する。ここで、変換処理の手順
212の表示に際しては、最終的な出力である外部仕様に
関する表を起点に、入力表(四角形で表示)とその表変
換処理(丸形出表示)を表示することにより、処理の手
順が明らかとなるように画面表示する。また、共通デー
タベースに格納してある表(図の例では部品構成表)は
他の中間結果の表(図の例ではロット表など)と表示色
を違えることにより、共通データベースの構造が明らか
になるように画面表示する。
更に、それぞれの表変換の内容(表変換コマンド)の
詳細を表示するための選択肢216と、より微細な表変換
処理の条件を入力するための選択肢215を画面表示す
る。更に、第22図に示すように選択肢221のマウス選択
により、丸形で表示してある(224)表変換処理名称
(図の例ではP01)に対する詳細な表変換コマンド(22
2)を表示することにより、利用者の要求する変換処理
が正しく行なわれるか否かの詳細を確認可能とするよう
な画面表示を行なう。
更に、第23図に示すように、第22図に示す選択肢223
のマウス選択により、232に表示したように右下から左
上に向かう順序で、233などの表変換コマンドの処理が
実行され、その結果(231)が表示されることにより、
要求の表変換処理の仕組とその結果が確認できるように
画面表示する。
更に、第24図に示すように、第21図に示す選択肢215
のマウス選択により、233などの表変換コマンドの処理
を更に詳細に指示できるような対話画面の表示を行な
う。
図の例では、部品要求表の計算を行なう際に、ロット
No.に関してはその番号が“6"以上で、かつ、部品名称
が“IC"かまたは“コンデサー”であり、かつ、納期に
ついては1988年2月8日以降1988年3月10日以前のもの
について計算を行なうような指示を可能にすることによ
り、システムが編集・組立た表変換コマンドを容易かつ
的確に変更・修正できるような画面を表示する。更に、
第25図,第26図に示すように、システムが編集・組立た
表変換コマンドを容易かつ的確に変更・修正するための
指示の方法に関して、式(251a,251b)と記号の使い方
(261a,261b)を表示することにより、正確な変更・修
正ができるような画面表示を行なう。さらに、前述の変
更・修正結果とそのコマンドの実行結果を表示すること
により、利用者の要求する変換処理が正しく行なわれる
か否かの詳細を確認可能とするような画面表示を行な
う。
さらに、第28図絵に示す例のように、どの部品をいつ
の時点からどのくらいずつの生産単位(ロットサイズ)
で製作したら良いかといった部品の生産計画に関するプ
ランドオーダファイル表の計算を行なうに際して、第29
図から第34図に示すように、プランドオーダファイル表
の計算と部品要求表の計算に関する表変換コマンドがあ
る場合、利用者が必要な処理を正しく選択してその処理
を実行可能とするように、総ての選択可能な表変換コマ
ンドを選択肢(291,332)として画面表示する。第29図
の例では、4つの経済的な評価指数に対応した表変換コ
マンド(291)が選択可能であることを表示し、かつ、
選択結果が、第30図の301に示すように、表の項目のう
ちどのような項目に関する、どのような最適化が行なわ
れるかが容易に確認できるような画面表示を行なう。更
に第31図,第32図に示すように、このプランドオーダフ
ァイル表の計算に際し、入力表になる部品要求表に関す
る表変換コマンドを表示すると、第33図のように4つの
表変換コマンドが選択可能であることを確認できるよう
に(332)、表変換の途中で表れる任意の出力表に関す
る表変換の内容が表示可能な画面表示(311,321)を行
なうとともに、第34図の342に示すように選択肢332の選
択により(第33図の例では固定期間法という名称の表変
換コマンドを選択した)、その処理に関してロット表を
得るための処理が342に示すように、固定期間法に基づ
く計算が行なわれることを確認できるように画面表示す
る。
更に、表変換に際して入力表と出力表の同一名称の項
目に関するデータの属性(単位,値の表示形式)が互い
に異なる場合がある。このような場合の、データ属性の
自動的な変換手段について、第36図を用いて説明する。
変換先(出力表)の項目に関する単位名称と変換元(入
力表)の項目に関する単位名称が異なっているか否か
は、前述した表変換手順の編集・組立に従えば明らかに
なる。そこで、第36図のような変換式を予め、知識ベー
ス(705)に蓄積しておき、変換先(出力表)の項目に
関する単位名称と変換元(入力表)の項目に関する単位
名称が異なっている場合は、それぞれの単位名称を手掛
かりに、必要な変換式を選択し、これに基づいて表変換
コマンドを編集・組立・実行し結果を変換先の単位名称
に合わせて表示することができる。
更に、以上に説明した手順で得られた出力結果のデー
タは、システムの利用者が後になってどのような変換処
理コマンドでいつ処理されたかを分かるようにすること
で、的確な情報処理を行ない、データベースの破壊を防
止できるように、共通データベースの格納に際して、表
変換の過程とその実行時刻に関する情報を処理結果の出
力データに添えて格納する。
〔発明の効果〕
本発明によれは、ソフトウェア(情報処理手続き)の
構成とその実行において、利用者の要求する情報処理の
外部仕様にのみ基づき詳細な処理手続きの構成を可能に
し、構成に際しては、利用者の試行過程を反映可能にす
るとともに、情報処理の中間結果の再利用をも可能とす
ることが可能であり、システムの利用者(操作者)が出
力の仕様を示すだけで目的にかなった情報処理を正しく
行なうとともに、最適な記憶装置に必要な出力を行なう
ことができることから、情報処理の非専門家のみによる
システムの有効活用を可能とする。さらに、情報処理シ
ステムの操作者から、入出力表の構成項目、基本的な入
出処理の名称を受付ける手段と、この受付けた名称を手
掛かりに、情報処理手続きの構成情報を探索して操作者
から受付けた入力に関連する一連の情報処理手続きの内
容を表示する手段を設けることにより、操作者が入出力
表構成項目名か基本的な入出処理の名称に関する断片的
な情報を入力することにより、操作手引書やシステムの
専門家の助け無しにシステム全体の情報処理の内容に関
する情報を得ることができ、これによりシステムの操作
方法の理解著しく早めることが可能である。さらに、操
作者から要求された出力表の仕様は同じであるが、情報
処理結果に対する評価基準の満足度が異なる複数の代替
案が、容易に得られる。さらに、操作者の要求する出力
表に関する情報処理時間を短縮できる。さらに、データ
ファイルの保護と正確な更新管理が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る出力仕様例示形情報処理システム
の一実施例に供される計算機システムのハードウェア構
成図、第2図は本発明に係る出力仕様例示形情報処理シ
ステムの一実施例を示すソフトウェア構成図、第3図は
本発明に係る出力仕様例示形情報処理システムの適用に
好適な生産管理における情報処理過程の一例を記述した
図、第4図は本発明に係る情報処理システムで適用され
る表変換における入出力表の概念図、第5図は本発明の
情報処理システムで生成される表変換コマンドの記述形
式を説明した図、第6図は情報処理システムの運用手順
とそれに必要な専門知識の説明図、第7図は生産管理に
おける情報処理過程を基本的な処理単位に分解するとと
もに、必要に応じて再び組み合わせる方法に関する情報
の記述形式を説明した図、第8図は第7図の情報の構成
項目を示した図、第9図は第7図の情報を用いて必要な
情報処理の手続を組立る原理の説明図、第10図,第11
図,第12図は表変換による生産管理の情報処理手続を生
成する過程のフローチャート、第13図は情報処理におけ
る代替案の立案過程を説明した図、第14図は情報処理に
おける代替案の立案過程に伴う試行錯誤の過程を説明し
た図、第15図は(株)日立製作所が開発した、表変換に
よる処理手続きの記述に好適なコマンド形ソフトウェア
言語ALFA/Mで用いる管理コマンドを示す図、第16図はAL
FA/Mで用いる基本コマンドを示す図、第17図〜第35図は
本発明の情報処理システムによる情報処理システムの処
理手順、処理内容,処理結果さらには、本システムの利
用者との対話応答の内容を表示した画面の説明図、第36
図は本発明に係る情報処理システムにおける項目の属性
変換の手順を説明した図、第37図は本発明に係る情報処
理システムにおいて、利用者からの情報処理の要求仕様
を受付ける形式を説明した図、第38図は画面インタフェ
ースの詳細構成を説明した図、第39図は入力インタフェ
ースの詳細構成を説明した図、第40図は処理手続の編集
・組立部の詳細溝を構成した図、第41図は情報処理手続
の構成情報蓄積部の詳細構成を説明した図、第42図は共
通データベースの詳細構成を説明した図である。 符号の説明 1……マルチバス、2……バス制御装置 3……処理装置(CPU) 4……ディスク制御装置 5……主記憶装置、6……ディスプレイ 7……キーボード(マウス) 8……補助記憶装置(ディスク) 10……処理手続きの編集・組立部 20……表変換コマンド実行部 30……画面表示管理部、40……入力管理部 50……画面インタフェース 51……入出力表の構成項目表示部 52……表の入力関係表示部 53……入出力表の処理手続表示部 60……入力インタフェース 61……表の構成項目変更入力部 62……表の入出力関係変更入力部 63……入出力表の処理内容変更入力部 70……情報処理手続の構成情報蓄積部 80……共通データベース 90……キーボードまたはマウス 95……ディスプレイ 100……利用者専用データ格納用ファイル 550……生産管理における情報処理過程の基本処理単位 600……基本処理単位の組み合わせ方法とともに計算機
の記憶装置に蓄積するためのデータ構造(情報処理手続
きの構成知識) 171〜173……利用者からの情報処理の要求仕様を受付け
る画面 391……入出力表の構成表示部 392……入出力表の構成項目表示部 393……入出力表のデータ表示部 394……表の入出力関係表示部 395……入出力表の処理手続表示部 396……利用者との対話用選択肢表示部 401……表の構成項目変更入力部 402……表の入出力関係変更入力部 403……利用者との対話用選択肢入力部 411……表変換コマンドの逆向き組立部 412……表変換コマンドの編集部 413……表の合成手続組立部 421……処理の基本単位の情報蓄積部 422……表の構成項目情報蓄積部 423……表の入出力関係情報蓄積部 424……データベース管理情報蓄積部 425……データ属性変換情報蓄積部 431……表形式データ格納部(マスタデータ、中間結
果) 432……表変換コマンド格納 433……表変換履歴格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大成 尚 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−132332(JP,A) 特開 平1−266665(JP,A) 特開 昭63−286921(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の演算過程を有する情報処理において
    各演算過程が表形式データを入力として演算処理しその
    演算結果を表形式データとして出力する出力仕様例示形
    情報処理システムであって、 各演算過程の有する演算処理の識別情報とこの演算処理
    の入力データとなる表形式データを有する他の演算過程
    の識別情報とを各演算過程の識別情報に関連付けて記憶
    する記憶手段と、 演算過程の識別情報もしくは該演算過程の出力となる表
    形式データに含まれる構成項目を入力することにより、
    該当する第一の演算過程の有する識別情報を抽出すると
    ともに該抽出した第一の演算過程の有する演算処理の入
    力データとなるデータを有する第二の演算過程の識別情
    報を少なくとも抽出し、さらに該抽出した第二の演算過
    程を有する演算処理の入力データとなるデータを有する
    第三の演算過程の識別情報を少なくとも抽出すること
    で、該第一の演算過程の出力結果である表形式データを
    出力とする情報処理の入力となる表形式データを少なく
    とも抽出する処理を実行する演算手段と、 該演算手段が抽出した第一の演算過程の出力結果である
    表形式データを出力とする情報処理の入力となる表形式
    データを少なくとも表示するとともに、該情報処理の出
    力表となる第一の表形式データの構成項目、その出力表
    を得るために用いる他の表形式データとの入出力の関
    係、入力表となる表形式データの構成項目、表形式デー
    タの入出力処理の内容である演算処理の情報のうちの少
    なくとも一つを表示する手段を設けたことを特徴とする
    出力仕様例示形情報処理システム。
  2. 【請求項2】前記表示手段により表示された、表形式デ
    ータの入出力処理の内容に関して、処理名称、処理の前
    提条件、処理に用いる入出力表の名称、処理の範囲、入
    出力表に含まれる各項目間の代入関係、のうちの少なく
    とも一つを変更可能とする手段と、この変更された処理
    内容に基づいて前記演算手段を実行する手段とを備え、 前記表示手段が、前記演算処理に用いる入出力表の名
    称、演算処理の範囲、入出力表の各項目間の代入関係の
    変更に際して、表形式データの構成項目を帳票の構造を
    有す形式で表示し、 この表示された帳票構造の構成項目のうち、入出力表の
    名称については任意のファイル名称に指定可能とする手
    段と、情報処理の範囲の特定に関しては各項目が取り得
    る具体的な値の許容範囲を不等式の形式で、特定の値を
    定数または文字列で、集合演算の否定を含む論理式の少
    なくとも一つを帳票形式の構造中に指定可能とする手段
    と、入出力表の各項目間の代入関係について代入先の項
    目名称を左辺として代入元の項目名称を変数として含む
    算術式を右辺とする等式を帳票形式の構造中に指定する
    手段と、これら指定された内容に基づいて情報処理を実
    行する手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    出力表示例示形情報処理システム。
  3. 【請求項3】前記表示手段により表示された、表形式デ
    ータの入出力処理の内容に関して、処理名称、処理の前
    提条件、処理に用いる入出力表の名称、処理の範囲、入
    出力表に含まれる各項目間の代入関係、のうちの少なく
    とも一つを変更可能とする手段と、この変更された処理
    内容に基づいて前記演算手段を実行する手段とを備え、 前記出力表の構成項目の変更に際して、出力表の構成項
    目を帳票形式の構造で表示する該表示手段と、この表示
    された構造中の構成項目のうち各項目に対応する構造中
    に、処理ロジックに関する最適化の指標および最適化の
    指針を指定する手段と、最適化の指標として指定された
    項目を表の構成項目として含む全ての入力表の名称を摘
    出する手段と、この入力表名称を前記表形式データの入
    出力関係に沿って、操作者の要求した最終出力表に近い
    順に該表示手段に表示した表形式データの基本的な処理
    内容を変更可能とする手段と、変更された処理内容に基
    づいて情報処理を実行する手段とを設けたことを特徴と
    する請求項1記載の出力表示例示形情報処理システム。
  4. 【請求項4】前記変更された処理内容に基づいて情報処
    理を実行するに際し、変更された基本的な処理単位に関
    する入力データのうち、変更直前まで得られた中間結果
    を入力データにして、以後の処理を実行する手段を設け
    たことを特徴とする請求項3記載の出力表示例示形情報
    処理システム。
  5. 【請求項5】前記表示手段により表示された、表形式デ
    ータの入出力処理の内容に関して、処理名称、処理の前
    提条件、処理に用いる入出力表の名称、処理の範囲、入
    出力表に含まれる各項目間の代入関係、のうちの少なく
    とも一つを変更可能とする手段と、この変更された処理
    内容に基づいて前記演算手段を実行する手段とを備え、 この変更された処理内容に基づいて情報処理を実行しそ
    の結果を表示する際に、基本的な表の変換処理に関する
    中間結果を表形式のデータ構造で記憶するとともに中間
    結果の出力仕様および処理時刻に関する情報を添えて記
    憶する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の出
    力表示例示情報処理システム。
  6. 【請求項6】表の構成項目を帳票形式の構造で表示する
    該表示手段と、この表示された構造中の構成項目のうち
    の各項目に対する構造中に、最適化の指標と最適化の指
    針を指定する手段と、最適化の対象として指定された項
    目を、表の構成項目として含む全ての入力表名を摘出す
    る手段と、この入出力表名称を前記表形式データの入出
    力関係に沿って、操作者の要求した最終出力表に近い順
    に該表示手段に表示した表形式データの基本的な処理内
    容を変更する手段とを設けたことを特徴とする請求項4
    記載の出力表示例示形情報処理システム。
  7. 【請求項7】前記中間結果の表を記憶する際に、中間結
    果表のデータ・レコードおよび出力仕様および処理時刻
    に関する情報を添えて記憶する手段と、記憶した中間表
    のデータ・レコードと出力仕様および処理時刻に関する
    情報を入出力処理のトポロジカルな順序の正または逆の
    順序で取出して表示する該表示手段を設けたことを特徴
    とする請求項6記載の出力表示例示形情報処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記要求の出力表の構成項目については出
    力表の名称、出力表の格納場所、各表形式データの入出
    力関係については、入出力表の名称、処理名称、入力表
    から出力表に至る処理の順序の情報を含み、入力表の構
    成項目の表示については各入力表の名称、入力表の格納
    場所、入力表の項目名称、各項目の単位名称の情報を含
    み、表形式データの基本的な入出力処理の内容について
    は処理名称、処理の前提条件、処理に用いる入出力表の
    名称、処理の範囲、入出力表の各項目間の代入関係を含
    むことを特徴とする請求項1記載の出力表示例示形情報
    処理システム。
  9. 【請求項9】前記表の構成項目は、表の名称、表の項目
    名称、項目名称の並び、項目の単位名称からなることを
    特徴とする請求項2もしくは6記載の出力表示例示形情
    報処理システム。
  10. 【請求項10】前記中間結果の出力仕様が処理条件と入
    力データとからなることを特徴とする請求項5記載の出
    力表示例示形情報処理システム。
  11. 【請求項11】複数の演算過程を有する情報処理におい
    て各演算過程が表形式データを入力として演算処理しそ
    の演算結果を表形式データとして出力する出力仕様例示
    形情報処理システムであって、 各演算過程の有する演算処理の識別情報とこの演算処理
    の入力データとなる表形式データを有する他の演算過程
    の識別情報とを各演算過程の識別情報に関連付けて記憶
    する記憶手段と、 演算過程の識別情報もしくは該演算過程の出力となる表
    形式データに含まれる構成項目を入力することにより、
    該当する第一の演算過程の有する識別情報を抽出すると
    ともに該抽出した第一の演算過程の有する演算処理の入
    力データとなるデータを有する第二の演算過程の識別情
    報を少なくとも抽出し、さらに該抽出した第二の演算過
    程の有する演算処理の入力データとなるデータを有する
    第三の演算過程の識別情報を少なくとも抽出すること
    で、該第一の演算過程の出力結果である表形式データを
    出力とする情報処理の入力となる表形式データを少なく
    とも抽出する処理を実行する演算手段と、 該演算手段が抽出した第一の演算過程の出力結果である
    表形式データを出力とする情報処理の入力となる表形式
    データを少なくとも表示する表示手段とを備えたことを
    特徴とする出力仕様例示形情報処理システム。
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