JP2845214B2 - 高能率符号化装置における予測画像生成回路 - Google Patents
高能率符号化装置における予測画像生成回路Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高能率符号化装置に
おける予測画像生成回路に関し、特に映像信号の動き補
償フレーム間予測符号化装置における予測画像生成回路
に関するものである。
おける予測画像生成回路に関し、特に映像信号の動き補
償フレーム間予測符号化装置における予測画像生成回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の予測画像生成回路は動画
像信号の高能率符号化の予測符号化に用いられるもので
あり、特開平7−298270号公報に見られる様に公
知技術であり、その例を図4に示す。
像信号の高能率符号化の予測符号化に用いられるもので
あり、特開平7−298270号公報に見られる様に公
知技術であり、その例を図4に示す。
【0003】図4において、動きベクトル検出部15は
入力映像信号100とフレーム遅延部(DLY)14を
経た信号とから、300で示す半画素精度の動きベクト
ル(X,Y)を検出して生成する。
入力映像信号100とフレーム遅延部(DLY)14を
経た信号とから、300で示す半画素精度の動きベクト
ル(X,Y)を検出して生成する。
【0004】リードアドレス生成部26はこの半画素精
度のベクトル(X,Y)に従うリードアドレス400を
生成し、またリードアドレス生成部27はベクトル30
0に対して水平,垂直両方向に1画素分だけ異なるオフ
セットを付加したリードアドレス500を生成する。
度のベクトル(X,Y)に従うリードアドレス400を
生成し、またリードアドレス生成部27はベクトル30
0に対して水平,垂直両方向に1画素分だけ異なるオフ
セットを付加したリードアドレス500を生成する。
【0005】フレームメモリ部28はリードアドレス4
00により読出されたデータ(X,Y)を出力し、フレ
ームメモリ29はリードアドレス500により読出され
たデータ(X+1,Y+1)を出力する。
00により読出されたデータ(X,Y)を出力し、フレ
ームメモリ29はリードアドレス500により読出され
たデータ(X+1,Y+1)を出力する。
【0006】内装フィルタ部11はこのフレームメモリ
28から読出された2つのデータ(X,Y)及び(X+
1,Y+1)を加算してその平均値(1/2)を算出す
ることにより、(X+0.5,Y+0.5)なる半画素
精度の予測ベクトルに対する予測信号700を生成す
る。
28から読出された2つのデータ(X,Y)及び(X+
1,Y+1)を加算してその平均値(1/2)を算出す
ることにより、(X+0.5,Y+0.5)なる半画素
精度の予測ベクトルに対する予測信号700を生成す
る。
【0007】差分部2は入力映像信号100と予測信号
700との誤差信号200を生成し、直交変換部3はこ
の予測誤差信号200を周波数領域に変換する。量子化
部4はバッファメモリの占有量に従いその変換出力を再
量子化する。可変長符号化部5は再量子化したデータを
可変長符号化する。バッファメモリ6は符号化されたデ
ータを蓄積する。
700との誤差信号200を生成し、直交変換部3はこ
の予測誤差信号200を周波数領域に変換する。量子化
部4はバッファメモリの占有量に従いその変換出力を再
量子化する。可変長符号化部5は再量子化したデータを
可変長符号化する。バッファメモリ6は符号化されたデ
ータを蓄積する。
【0008】逆量子化部7と逆直交変換部8は再量子化
された周波数領域に変換されたデータを元の予測誤差信
号に復元する。加算部9は予測信号と復元された予測誤
差信号を加算し、入力映像信号を、装置内のローカルデ
コード信号600として、復元する。フレームメモリ2
8,29は復元されたローカルデコードデータを、ライ
トアドレス生成部13からのライトアドレスに従って書
込む。
された周波数領域に変換されたデータを元の予測誤差信
号に復元する。加算部9は予測信号と復元された予測誤
差信号を加算し、入力映像信号を、装置内のローカルデ
コード信号600として、復元する。フレームメモリ2
8,29は復元されたローカルデコードデータを、ライ
トアドレス生成部13からのライトアドレスに従って書
込む。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来の予
測画像生成回路では、半画素精度の予測ベクトルに対す
る予測信号を得るために、2つのフレームメモリ28,
29を用いて、これ等両フレームメモリにローカルデコ
ード信号600を書込み、2つのリードアドレス40
0,500により(X,Y)及び(X+1,Y+1)な
る動きベクトルに対応する予測信号を同時に読出すこと
が必要である。よって、2つのフレームメモリ部28,
29が必要になるという欠点がある。
測画像生成回路では、半画素精度の予測ベクトルに対す
る予測信号を得るために、2つのフレームメモリ28,
29を用いて、これ等両フレームメモリにローカルデコ
ード信号600を書込み、2つのリードアドレス40
0,500により(X,Y)及び(X+1,Y+1)な
る動きベクトルに対応する予測信号を同時に読出すこと
が必要である。よって、2つのフレームメモリ部28,
29が必要になるという欠点がある。
【0010】本発明の目的は、半画素精度ベクトル1つ
に対する予測画像を生成するために1個のメモリを設け
るだけで、回路規模,コスト及び消費電力の削減を可能
とした高能率符号化装置における予測画像生成回路を提
供することである。
に対する予測画像を生成するために1個のメモリを設け
るだけで、回路規模,コスト及び消費電力の削減を可能
とした高能率符号化装置における予測画像生成回路を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による予測画像生
成回路は、フレームメモリ手段と、入力映像信号とこの
入力映像信号をフレーム遅延した信号とを用いて動きベ
クトルを検出する手段と、この検出された動きベクトル
に応じた第1のアドレスを生成する第1のアドレス生成
手段と、前記動きベクトルに対して所定のオフセットを
付加した第2のアドレスを生成する第2のアドレス生成
手段と、クロック信号の半周期で前記第1のアドレスを
選択し、前記クロック信号の残余の半周期で前記第2の
アドレスを選択して前記フレームメモリ手段の読出しア
ドレスとする選択手段と、このフレームメモリ手段の前
記半周期毎の読出し出力の平均値を算出して予測映像信
号として導出する予測信号生成手段と、この予測映像信
号と前記入力映像信号との差分を検出してこの差分に応
じて符号化出力を生成する手段と、前記差分と前記予測
映像信号とを加算して装置内復号化信号を生成する手段
と、この復号化信号を前記クロック信号に同期しつつ前
記フレームメモリ手段へ書込む書込み手段とを含むこと
を特徴とする。
成回路は、フレームメモリ手段と、入力映像信号とこの
入力映像信号をフレーム遅延した信号とを用いて動きベ
クトルを検出する手段と、この検出された動きベクトル
に応じた第1のアドレスを生成する第1のアドレス生成
手段と、前記動きベクトルに対して所定のオフセットを
付加した第2のアドレスを生成する第2のアドレス生成
手段と、クロック信号の半周期で前記第1のアドレスを
選択し、前記クロック信号の残余の半周期で前記第2の
アドレスを選択して前記フレームメモリ手段の読出しア
ドレスとする選択手段と、このフレームメモリ手段の前
記半周期毎の読出し出力の平均値を算出して予測映像信
号として導出する予測信号生成手段と、この予測映像信
号と前記入力映像信号との差分を検出してこの差分に応
じて符号化出力を生成する手段と、前記差分と前記予測
映像信号とを加算して装置内復号化信号を生成する手段
と、この復号化信号を前記クロック信号に同期しつつ前
記フレームメモリ手段へ書込む書込み手段とを含むこと
を特徴とする。
【0012】そして、前記フレームメモリ手段に代えて
フィールドメモリ手段としたことを特徴とする。
フィールドメモリ手段としたことを特徴とする。
【0013】また、本発明による他の予測画像生成回路
は、フレームメモリ手段と、フィールドメモリ手段と、
入力映像信号とこの入力映像信号をフレーム遅延した信
号及びフィールド遅延した信号とを夫々用いて動きベク
トルを検出する手段と、これ等検出された各動きベクト
ルに応じた第1及び第2のアドレスを生成する第1及び
第2のアドレス生成手段と、前記各動きベクトルに対し
て所定のオフセットを夫々付加した第3及び第4ののア
ドレスを生成する第3及び第4のアドレス生成手段と、
クロック信号の半周期で前記第1及び第2のアドレスを
夫々選択し、前記クロック信号の残余の半周期で前記第
3及び第4のアドレスを夫々選択して前記フレームメモ
リ手段及びフィールドメモリ手段の各読出しアドレスと
する選択手段と、このフレームメモリ手段及びフィール
ドメモリ手段の前記半周期毎の各読出し出力の平均値を
夫々算出して予測映像信号として導出する予測信号生成
手段と、この各予測映像信号と前記入力映像信号との差
分を夫々検出して両差分のうち小なる差分を選択してこ
の差分に応じて符号化出力を生成する手段と、前記差分
と前記予測映像信号とを加算して装置内復号化信号を生
成する手段と、この復号化信号を前記クロック信号に同
期しつつ前記フレームメモリ手段及び前記フィールドメ
モリ手段へ夫々書込む書込み手段とを含むことを特徴と
する。
は、フレームメモリ手段と、フィールドメモリ手段と、
入力映像信号とこの入力映像信号をフレーム遅延した信
号及びフィールド遅延した信号とを夫々用いて動きベク
トルを検出する手段と、これ等検出された各動きベクト
ルに応じた第1及び第2のアドレスを生成する第1及び
第2のアドレス生成手段と、前記各動きベクトルに対し
て所定のオフセットを夫々付加した第3及び第4ののア
ドレスを生成する第3及び第4のアドレス生成手段と、
クロック信号の半周期で前記第1及び第2のアドレスを
夫々選択し、前記クロック信号の残余の半周期で前記第
3及び第4のアドレスを夫々選択して前記フレームメモ
リ手段及びフィールドメモリ手段の各読出しアドレスと
する選択手段と、このフレームメモリ手段及びフィール
ドメモリ手段の前記半周期毎の各読出し出力の平均値を
夫々算出して予測映像信号として導出する予測信号生成
手段と、この各予測映像信号と前記入力映像信号との差
分を夫々検出して両差分のうち小なる差分を選択してこ
の差分に応じて符号化出力を生成する手段と、前記差分
と前記予測映像信号とを加算して装置内復号化信号を生
成する手段と、この復号化信号を前記クロック信号に同
期しつつ前記フレームメモリ手段及び前記フィールドメ
モリ手段へ夫々書込む書込み手段とを含むことを特徴と
する。
【0014】本発明の作用を述べると、フレームメモリ
の読出しアドレスを、クロック信号の前半半周期と後半
半周期とで、予測ベクトル(X,Y)に対応するアドレ
スと、予測ベクトル(X+1,Y+1)に対応するアド
レスとを夫々生成するようにして、読出しアドレスの速
度を書込みアドレスの2倍とすることで、フレームメモ
リを単に1個とすることが可能となる。
の読出しアドレスを、クロック信号の前半半周期と後半
半周期とで、予測ベクトル(X,Y)に対応するアドレ
スと、予測ベクトル(X+1,Y+1)に対応するアド
レスとを夫々生成するようにして、読出しアドレスの速
度を書込みアドレスの2倍とすることで、フレームメモ
リを単に1個とすることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態を示すブロッ
ク図であり、図4と同等部分は同一符号により示してい
る。図1において、入力映像信号100はフレーム間ベ
クトルを算出するためにフレーム遅延部14と、半画素
精度で動きベクトル300を求める動きベクトル検出部
15と、この検出ベクトル300に従いリードアドレス
400,500を生成するリードアドレス生成部12
と、このリードアドレスに従い予測データを出力するフ
レームメモリ部10と、出力された予測データに内装フ
ィルタを通し予測信号700を生成する内装フィルタ1
1とを備えている。その他の構成は図4に示した従来の
装置と変わりがない。
ク図であり、図4と同等部分は同一符号により示してい
る。図1において、入力映像信号100はフレーム間ベ
クトルを算出するためにフレーム遅延部14と、半画素
精度で動きベクトル300を求める動きベクトル検出部
15と、この検出ベクトル300に従いリードアドレス
400,500を生成するリードアドレス生成部12
と、このリードアドレスに従い予測データを出力するフ
レームメモリ部10と、出力された予測データに内装フ
ィルタを通し予測信号700を生成する内装フィルタ1
1とを備えている。その他の構成は図4に示した従来の
装置と変わりがない。
【0017】リードアドレス生成部12は動きベクトル
(X,Y)に従ったリードアドレス400を生成する他
に、更に動きベクトルに対して水平,垂直方向に1画素
分だけ異なるオフセットを付加したリードアドレス50
0をも生成するが、このリードアドレス生成部12の両
アドレス400,500はクロック信号の前半半周期と
後半半周期とで時分割にて生成される様になっており、
単1のフレームメモリ部10のリードアドレスとなる。
(X,Y)に従ったリードアドレス400を生成する他
に、更に動きベクトルに対して水平,垂直方向に1画素
分だけ異なるオフセットを付加したリードアドレス50
0をも生成するが、このリードアドレス生成部12の両
アドレス400,500はクロック信号の前半半周期と
後半半周期とで時分割にて生成される様になっており、
単1のフレームメモリ部10のリードアドレスとなる。
【0018】図2は図1のブロックにおけるリードアド
レス生成部12と、フレームメモリ部10と、内装フィ
ルタ部11との具体例を示す回路図である。図2を参照
すると、リードアドレス生成部24はリードアドレス4
00を、リードアドレス生成部25はリードアドレス5
00を夫々生成するものであり、図4のリードアドレス
生成部26及び27と夫々同一である。
レス生成部12と、フレームメモリ部10と、内装フィ
ルタ部11との具体例を示す回路図である。図2を参照
すると、リードアドレス生成部24はリードアドレス4
00を、リードアドレス生成部25はリードアドレス5
00を夫々生成するものであり、図4のリードアドレス
生成部26及び27と夫々同一である。
【0019】両アドレス400,500はセレクタ23
により択一的に選択されてフレームメモリ21のリード
アドレスとなる。このセレクタ23の選択制御信号には
クロック信号800が用いられており、このクロック信
号の前半半周期(クロックのハイレベルの期間)ではア
ドレス400を、後半半周期(ローレベルの期間)では
アドレス500を夫々導出する。
により択一的に選択されてフレームメモリ21のリード
アドレスとなる。このセレクタ23の選択制御信号には
クロック信号800が用いられており、このクロック信
号の前半半周期(クロックのハイレベルの期間)ではア
ドレス400を、後半半周期(ローレベルの期間)では
アドレス500を夫々導出する。
【0020】尚、このクロック信号800は入力映像信
号100の画素データに同期したものとし、ライトアド
レス生成部13はこのクロック信号に同期してライトア
ドレスを生成することは従来の図4の場合と同じであ
る。
号100の画素データに同期したものとし、ライトアド
レス生成部13はこのクロック信号に同期してライトア
ドレスを生成することは従来の図4の場合と同じであ
る。
【0021】フレームメモリ21のリード出力はクロッ
ク信号800の正相信号のタイミングによりラッチ動作
をなすD−FF(DタイプFF)19にてラッチされ
る。また、クロック800のインバータ41による逆相
信号のタイミングによりラッチ動作をなすD−FF17
にラッチされる。このD−FF17のラッチ出力は、更
にクロック信号のタイミングによりD−FF18にてラ
ッチされて、クロック信号の正相タイミングにてラッチ
されたD−FF19の出力と位相合せが行われて、1/
2加算器20でこれ等両ラッチ出力の平均値が算出さ
れ、予測画像データ700として導出されることにな
る。
ク信号800の正相信号のタイミングによりラッチ動作
をなすD−FF(DタイプFF)19にてラッチされ
る。また、クロック800のインバータ41による逆相
信号のタイミングによりラッチ動作をなすD−FF17
にラッチされる。このD−FF17のラッチ出力は、更
にクロック信号のタイミングによりD−FF18にてラ
ッチされて、クロック信号の正相タイミングにてラッチ
されたD−FF19の出力と位相合せが行われて、1/
2加算器20でこれ等両ラッチ出力の平均値が算出さ
れ、予測画像データ700として導出されることにな
る。
【0022】こうすることにより、半画素精度のベクト
ル300に対して、読出し用に書込みクロックの2倍の
スピードのクロックを生成することなく、書込みの2倍
のスピードで読出しアドレスをフレームメモリへ供給す
ることができるので、予測画像生成に用いるメモリの数
を削減することができるのである。
ル300に対して、読出し用に書込みクロックの2倍の
スピードのクロックを生成することなく、書込みの2倍
のスピードで読出しアドレスをフレームメモリへ供給す
ることができるので、予測画像生成に用いるメモリの数
を削減することができるのである。
【0023】尚、図1,2においては、フレーム間予測
方式の例について述べたが、フィールド間予測方式につ
いても同様に適用可能であり、この場合にはフレームメ
モリ部10,フレーム遅延部14を夫々フィールドメモ
リ部,フィールド遅延部に置換すれば良い。
方式の例について述べたが、フィールド間予測方式につ
いても同様に適用可能であり、この場合にはフレームメ
モリ部10,フレーム遅延部14を夫々フィールドメモ
リ部,フィールド遅延部に置換すれば良い。
【0024】また、フレームメモリ21としては、リー
ドとライトとが同時に実行できる2ポートメモリを用い
ることにより実現できる。
ドとライトとが同時に実行できる2ポートメモリを用い
ることにより実現できる。
【0025】図3は本発明の他の実施の形態を示す図で
あり、図1と同等部分は同一符号により示されている。
図3の例では、フレーム間予測信号とフィールド間予測
信号との2つを発生する回路を設け、これ等2つの予測
信号の各々と入力画像信号100との差分のうち絶対値
の小なるものを、モード判定部40にて判断し、これを
予測誤差信号200として出力する方式である。
あり、図1と同等部分は同一符号により示されている。
図3の例では、フレーム間予測信号とフィールド間予測
信号との2つを発生する回路を設け、これ等2つの予測
信号の各々と入力画像信号100との差分のうち絶対値
の小なるものを、モード判定部40にて判断し、これを
予測誤差信号200として出力する方式である。
【0026】そのために、図3においては、図1に示す
フレーム間予測信号生成回路に加えて、フィールド間予
測信号生成回路を付加し、更にモード判定部40をも付
加している。
フレーム間予測信号生成回路に加えて、フィールド間予
測信号生成回路を付加し、更にモード判定部40をも付
加している。
【0027】図3において、図1のブロックに追加され
た部分についてのみ説明すると、動きベクトル検出部3
5は入力映像信号100とフィールド遅延部34を経た
信号とにより半画素精度の動きベクトル301を検出
し、この動きベクトル301に応じたリードアドレスが
リードアドレス生成部32より生成される。
た部分についてのみ説明すると、動きベクトル検出部3
5は入力映像信号100とフィールド遅延部34を経た
信号とにより半画素精度の動きベクトル301を検出
し、この動きベクトル301に応じたリードアドレスが
リードアドレス生成部32より生成される。
【0028】このリードアドレス生成部32は、図2の
リードアドレス生成部24,25及びセレクタ23と同
一構成,同一動作をなす。このリードアドレスにより読
出されたフィールドメモリ部30の出力は内装フィルタ
部31にて平均値が算出されて予測信号701となって
出力される。
リードアドレス生成部24,25及びセレクタ23と同
一構成,同一動作をなす。このリードアドレスにより読
出されたフィールドメモリ部30の出力は内装フィルタ
部31にて平均値が算出されて予測信号701となって
出力される。
【0029】この内装フィルタ部31は図2のD−FF
17〜19及び1/2加算器20と同一構成,同一動作
をなす。
17〜19及び1/2加算器20と同一構成,同一動作
をなす。
【0030】モード判定部40は、入力映像信号100
と予測信号700及び701との各誤差を夫々算出し、
絶対値の小なる方を予測誤差信号200として出力する
と共に、加算器9に対する予測信号として、700と7
01とのうち絶対値が小となった予測信号を導出する。
と予測信号700及び701との各誤差を夫々算出し、
絶対値の小なる方を予測誤差信号200として出力する
と共に、加算器9に対する予測信号として、700と7
01とのうち絶対値が小となった予測信号を導出する。
【0031】尚、フレームメモリ部10には入力映像信
号より1フレーム前のローカルデコード信号600を書
込み、フィールドメモリ部30には、1フィールド前の
ローカルデコード信号600を書込む必要があり、よっ
てフィールド遅延部36がフィールドメモリ部30の直
前に設けられている。
号より1フレーム前のローカルデコード信号600を書
込み、フィールドメモリ部30には、1フィールド前の
ローカルデコード信号600を書込む必要があり、よっ
てフィールド遅延部36がフィールドメモリ部30の直
前に設けられている。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、メモ
リへのリードアドレスをライトアドレスに対して仮想的
に2倍のスピードで与える様にしたので、高価なメモリ
を1個にすることができ、よって、小型化,ローコスト
化,低消費電力化が図れるという効果がある。
リへのリードアドレスをライトアドレスに対して仮想的
に2倍のスピードで与える様にしたので、高価なメモリ
を1個にすることができ、よって、小型化,ローコスト
化,低消費電力化が図れるという効果がある。
【0033】また、クロックの半周期毎に異なるリード
アドレスを生成し、そのリードデータを反転クロックと
正転クロックとでラッチして位相合せをして平均値算出
を行っているので、ライトクロックの2倍周波数のクロ
ックを新たに生成する必要がない。
アドレスを生成し、そのリードデータを反転クロックと
正転クロックとでラッチして位相合せをして平均値算出
を行っているので、ライトクロックの2倍周波数のクロ
ックを新たに生成する必要がない。
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1のブロックの一部具体例を示す回路図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】従来の予測画像生成回路の例を示すブロック図
である。
である。
2 減算器 3 直交変換部 4 量子化部 5 可変長符号化部 6 バッファメモリ 7 逆量子化部 8 逆直交変換部 9 加算器 10 フレームメモリ部 11,31 内装フィルタ部 12,24,25,32 リードアドレス生成部 13 ライトアドレス生成部 14 フレーム遅延部 15,35 動きベクトル検出部 17〜19 D−FF 21 フレームメモリ 30 フィールドメモリ部 34,36 フィールド遅延部
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームメモリ手段と、入力映像信号と
この入力映像信号をフレーム遅延した信号とを用いて動
きベクトルを検出する手段と、この検出された動きベク
トルに応じた第1のアドレスを生成する第1のアドレス
生成手段と、前記動きベクトルに対して所定のオフセッ
トを付加した第2のアドレスを生成する第2のアドレス
生成手段と、クロック信号の半周期で前記第1のアドレ
スを選択し、前記クロック信号の残余の半周期で前記第
2のアドレスを選択して前記フレームメモリ手段の読出
しアドレスとする選択手段と、このフレームメモリ手段
の前記半周期毎の読出し出力の平均値を算出して予測映
像信号として導出する予測信号生成手段と、この予測映
像信号と前記入力映像信号との差分を検出してこの差分
に応じて符号化出力を生成する手段と、前記差分と前記
予測映像信号とを加算して装置内復号化信号を生成する
手段と、この復号化信号を前記クロック信号に同期しつ
つ前記フレームメモリ手段へ書込む書込み手段とを含む
ことを特徴とする予測画像生成回路。 - 【請求項2】 前記フレームメモリ手段に代えてフィー
ルドメモリ手段としたことを特徴とする請求項1記載の
予測画像生成回路。 - 【請求項3】 フレームメモリ手段と、フィールドメモ
リ手段と、入力映像信号とこの入力映像信号をフレーム
遅延した信号及びフィールド遅延した信号とを夫々用い
て動きベクトルを検出する手段と、これ等検出された各
動きベクトルに応じた第1及び第2のアドレスを生成す
る第1及び第2のアドレス生成手段と、前記各動きベク
トルに対して所定のオフセットを夫々付加した第3及び
第4ののアドレスを生成する第3及び第4のアドレス生
成手段と、クロック信号の半周期で前記第1及び第2の
アドレスを夫々選択し、前記クロック信号の残余の半周
期で前記第3及び第4のアドレスを夫々選択して前記フ
レームメモリ手段及びフィールドメモリ手段の各読出し
アドレスとする選択手段と、このフレームメモリ手段及
びフィールドメモリ手段の前記半周期毎の各読出し出力
の平均値を夫々算出して予測映像信号として導出する予
測信号生成手段と、この各予測映像信号と前記入力映像
信号との差分を夫々検出して両差分のうち小なる差分を
選択してこの差分に応じて符号化出力を生成する手段
と、前記差分と前記予測映像信号とを加算して装置内復
号化信号を生成する手段と、この復号化信号を前記クロ
ック信号に同期しつつ前記フレームメモリ手段及び前記
フィールドメモリ手段へ夫々書込む書込み手段とを含む
ことを特徴とする予測画像生成回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23962296A JP2845214B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 高能率符号化装置における予測画像生成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23962296A JP2845214B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 高能率符号化装置における予測画像生成回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1093973A JPH1093973A (ja) | 1998-04-10 |
JP2845214B2 true JP2845214B2 (ja) | 1999-01-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23962296A Expired - Fee Related JP2845214B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 高能率符号化装置における予測画像生成回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2845214B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP23962296A patent/JP2845214B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH1093973A (ja) | 1998-04-10 |
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