JP2845120B2 - 半導体レーザの長距離伝送評価方法及び評価装置 - Google Patents

半導体レーザの長距離伝送評価方法及び評価装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザを長距離伝
送する際のエラーを検出してその評価を行うための方法
と評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、幹線系光通信システムにおける技
術革新は目ざましく、動的に単一軸モードで発振するD
FB−LD(分布帰還型レーザダイオード)や、高効
率、高感度を同時に実現したAPD(アバランシフォト
ダイオード)の開発、実用化に伴って、既に〜2.5G
b/sの光通信システムが実用化されている。また、こ
れらの光通信システムに用いられる半導体発光素子、受
光素子の高性能化に伴い、システム自体の更なる高性能
化(長距離、大容量化)とともに、システム全体の低コ
スト化、小型化が検討、実現されつつある。
【0003】一例を挙げれば、半導体レーザを温度調整
することなく広い温度範囲で動作させるのもその一つで
あり、温度検出するためのサーミスタ、温度制御するた
めのペルチェ素子を不要として低コスト化、小型化が図
れるばかりでなく、システム側の制御系の大幅な簡略化
が可能となる。実際に、−40〜+85℃という極めて
広い温度範囲(ホスタイル環境と称する)で温度調整な
しで動作保証した半導体レーザも開発され、製品化され
つつある。
【0004】図5は温度調整素子及び温度検出用のサー
ミスタを内蔵しない同軸型半導体レーザモジュールの構
成図である。半導体レーザ素子31はヒートシンク32
を介してモニタ用フォトダイオード33を搭載したステ
ム34にソルダにて融着され、かつキャップ35にて気
密封止される。また、ステム34とキャップ35からな
る半導体レーザパッケージは筒状のレンズホルダ38の
一端部に固定され、このレンズホルダ38の中央部に固
定された集光用レンズ36と光学結合され、更にレンズ
ホルダ38の他端部にスライドリング39により保持さ
れた光ファイバ37に光学結合されている。
【0005】なお、この同軸型半導体レーザモジュール
に用いられるパッケージとしては低コスト化のため、C
D(小型光ディスク)用レーザと同一の形状を有した
5.6mmφの小型キャンパッケージが多く用いられて
いるが、小型キャンパッケージは放熱性が悪く、特にホ
スタイル環境化での使用を考えた場合には、半導体レー
ザの高温動作の大きな妨げとなっていた。このため、高
温動作の向上を目指して半導体レーザの構造にもさまざ
まな工夫が凝らされ、活性層領域に多重量子井戸構造
(MQW構造:Multiple Quantum W
ell)を用いて閾値の低下、外部微分量子効率の向上
を図った半導体レーザ等が実用化に至っている。
【0006】ところで、上述した半導体レーザモジュー
ルはFP−LD(Fabry−Perot LD)を念
頭において説明したが、このFP−LDの場合には複数
のモードが発振しているために、伝送速度が比較的高
く、また距離が長い場合には伝送後に波長分散に伴う波
形劣化を引起し、パワーペナルティを生じる。例えば、
ITU−TSによると、1.3μm帯の622Mb/s
の長距離伝送(〜40Km)に用いられる送信用レーザ
としては直接変調時のスペクトル幅を1.7nm(RM
S法)と推奨しており、この要求を満足するためにはF
P−LDでは厳しい選別を余儀なくされる。
【0007】一方、単一のモードで発振する1.3μm
帯のDFB−LD(分布帰還型半導体レーザ)では波長
分散による伝送劣化を引き起こすことがなく、良好な伝
送特性が得られるが、ホスタイル環境での単一モード発
振を保証することが容易ではない。通常、DFB−LD
のスペクトル特性ではDFBモードの発振波長(λD)
と半導体レーザの最大利得波長を表すゲインピーク(λ
G)の位置関係が重要なパラメータとなり、両者の波長
差(ΔλD−G=λD−λG)をデチューニングと呼ん
でいる。このデチューニング量の絶対値が著しく大きい
(>20nm)場合には、DFB−LDはDFBモード
の発振に充分な利得を得ることが難しいため、発振閾値
が大幅に上昇したり、また特にゲインピークの利得半値
幅が狭くなる低温側では確率的にゲインピークでの発振
が観測されたりすることがある。したがって、このデチ
ューニング量は動作温度範囲で±15nmより大きくな
ってしまい、単一モードでの発振が困難となる。
【0008】具体的には、DFBモードの温度依存性は
半導体レーザの屈折率の温度変化によるため、1℃当た
り0.08〜0.1nmの変動を生じるが、ゲインピー
クはバンドギャップの温度依存性によって変化するた
め、1℃当たり0.3〜0.4nmもの変動となる。し
たがって、ホスタイル環境での使用を考えた場合には、
デチューニング量は全温度範囲で約36nmもの変動を
することになり、TC=25℃でλD=λGを仮定する
と、−40℃では+18nmのデチューニングのためゲ
インピークでの確率的な発振が懸念され、+85℃では
−18nmのデチューニングのため大幅な閾値上昇が予
想される。
【0009】このため、従来からこれら半導体レーザの
長距離伝送の評価が行われている。図6はDFB−LD
の長距離伝送評価装置の構成図である。DFB−LDモ
ジュール42は温度制御装置41内に設置され、その環
境温度が任意に制御できるように構成される。また、D
FB−LDモジュール42にはバイアス電源43と信号
発生源44が接続され、これらによって駆動されて所定
の光信号を出力する。この光信号は長尺の光ファイバ2
00を通して受信側に伝送される。受信側は、光減衰器
45、受信モジュール46、AGC回路47、クロック
再生回路48、エラー検出回路49を備えており、光フ
ァイバ200を伝送された光信号を再生し、その再生信
号に基づいてエラーを検出する。このエラー検出を、D
FB−LDモジュール42の温度を変化させながら行
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような長距離伝送
評価装置を用いて評価を行うのは、仮に、DFB−LD
の環境温度の低温側でゲインピークでの確率的な発振が
生じた場合には、そのビットに相当する信号は波長が極
端に短くなり、また単一モード発振でないため、伝送前
(BACK−TO−BACK)には波長分散による影響
がないため、特に問題は生じないが、長距離伝送後には
波長分散により他のビットとの伝搬速度差を生じ、パワ
ーペナルティ或いはエラーフロアを生じさせることにな
るためである。
【0011】このように従来の半導体レーザにおいて
は、高速、長距離伝送に適したDFB−LDモジュール
でさえ、ホスタイル環境下での動作保証をするには、実
際に所定のビットレートでの伝送評価を個別に行う必要
がある。この場合、伝送評価には長距離の光ファイバを
必要とするために、評価装置が大型化され、かつ装置の
高コスト化を生じるという問題がある。また、長距離の
光ファイバを用いるために、反射戻り光量等の外部状況
の変化に応じてパワーペナルティ量が変動したり、エラ
ーフロアを生じている場合においてもフロアレベルが1
-9以下のときには測定確度を上げるために長時間、複
数回の測定が必要になるという問題がある。
【0012】
【発明の目的】本発明の目的は、半導体レーザの長距離
伝送の評価を簡易でかつ小型の評価装置で行うことがで
きる評価方法を提供することにある。また、本発明の他
の目的は、半導体レーザの長距離伝送の評価を小型でか
つ簡易な構成で行うことができる評価装置を提供する。
更に、本発明の目的は、長距離の光学ファイバを不要と
し、個々に長距離の伝送を行うことなく、しかも反射戻
り光等の影響を受けることなく高い精度での半導体レー
ザの長距離伝送の評価を可能にした評価装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザの
長距離伝送評価装置は、半導体レーザと、前記半導体レ
ーザを駆動する信号を発生する信号発生器と、前記半導
体レーザに光学結合される光学系と、前記光学系により
前記半導体レーザにその一端部が光学結合される光ファ
イバと、前記光ファイバの他端部に光学結合されて光信
号を光電変換する受信器と、前記光電変換された信号か
らエラーを検出するエラー検出器と、前記光学系と前記
受信器との間に介挿されて前記半導体レーザの動作温度
T0における発振波長λp(T0)を基準としてλp
(T0)近傍の透過波長帯域を有する波長フィルタとを
備え、該波長フィルタは、前記光ファイバの一部をリン
グ状に巻いて構成し、前記光ファイバのカットオフ波長
より長波長側を透過するように構成したことを特徴とす
【0014】ここで、前記半導体レーザには、その動作
温度を可変とする温度制御装置を備えることが好まし
い。
【0015】また、本発明の半導体レーザの長距離伝送
評価方法は、所定の温度範囲で動作温度を変えて半導体
レーザを動作させ、該半導体レーザから出力される光信
号を光ファイバを通して受信側に伝送し、該受信側では
伝送された光信号のエラーを検出して半導体レーザの長
距離伝送評価を行う評価方法であり、前記光ファイバの
一部をリング状に巻いて前記半導体レーザの動作温度T
0における発振波長λp(T0)を基準としてλp(T
0)近傍の透過波長帯域を有する波長フィルタを構成
し、前記光ファイバのカットオフ波長より長波長側を透
過することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、ゲインピークでの確率的な発
振が生じた場合に、そのビットに相当する信号の波長は
半導体レーザの発振波長より大きく外れているため、発
振波長の近傍の透過波長帯域を有する光学フィルタによ
りカットされる。このため、ゲインピーク発振を生じた
ビットが欠落した信号光が受信側においてエラー検出さ
れ、個々に長距離伝送試験を実施せずに、また反射戻り
光等の外部状況の変化に影響されることなく、高い測定
確度で伝送の評価を行うことが可能となる。光学フィル
タに代えて、光ファイバの一部をリング状に巻いた構成
とし、光ファイバのカットオフ波長を利用することで、
信号をカットすることが可能となり、光額フィルタの場
合と略同様に長距離伝送試験を行うことなく、高い精度
での評価が可能となる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の参照例を示す半導体レーザの長距
離伝送を評価するための評価装置の構成図であり、ここ
ではDFB−LDに本発明を適用した例を示している。
同図において、例えば図5に示したようなDFB−LD
モジュール12は温度制御装置11内に設置され、その
環境温度が任意に制御可能に構成されている。また、前
記DFB−LDモジュール12にはバイアス電源13と
信号発生源14が接続され、これらによって駆動されて
所要の光信号を出力するように構成される。この出力さ
れる光信号は光ファイバ100の一端部に入力される。
【0018】前記光ファイバ100の他端部には光減衰
器15、受信モジュール16,AGC回路17、クロッ
ク再生回路18、エラー検出回路19で構成される受信
部が設けられ、光ファイバを伝送された光信号を受信モ
ジュール16で光電変換し、AGC回路17とクロック
再生回路18によって信号が再生され、かつこの再生さ
れた信号からエラー検出回路19においてエラーが検出
される。そして、前記DFB−LDモジュール12と、
光減衰器15との間には、光信号の帯域を制限するため
の光学フィルタ(波長フィルタ)101が介挿される。
この光学フィルタ101は、前記DFB−LDモジュー
ル12の半導体レーザ素子の動作温度T0における発振
波長λp(T0)を基準とし、この発振波長に対してλ
p(T0)±5nmの透過波長帯域を有している。
【0019】したがって、この評価装置では次に説明す
るように長距離光ファイバを必要とすることなくDFB
−LDの伝送特性を評価することができる。即ち動的単
一軸モードでの発振安定度に優れるDFB−LDがサイ
ドモードでの確率的な発振を引き起こすのはDFBモー
ドとゲインピークの波長差、即ちデチューニング量の絶
対値が著しく大きい場合に限られ、この現象は動作温度
がホスタイル環境下の中でも+85℃、或いは−40℃
の近傍でのみ問題となることは既に説明した通りであ
る。
【0020】このため、仮にゲインピークでの確率的な
発振が生じた場合には、図2に示すように、そのビット
に相当する信号は波長がDFB−LDの発振波長λp
(T0)より大きく外れているために、λp(T0)±
5nmの透過波長帯域を有する光学フィルタ101によ
りカットされることになる。このようにして、受信モジ
ュール16にはゲインピーク発振を生じたビットが欠落
した信号光が入力され光電変換されたのち、エラー検出
回路19にてエラー検出されることになり、従来の長距
離伝送試験を実施せずに、また反射戻り光等の外部状況
の変化に影響されることなく、高い測定確度でエラーフ
ロアを検出することができる。
【0021】図3は本発明の実施例半導体レーザの長
距離伝送の評価を行う装置の構成図である。同図におい
て、図5に示したようなDFB−LDモジュール22は
温度制御装置21内に設置され、その環境温度が任意に
制御可能に構成されている。また、前記DFB−LDモ
ジュール22にはバイアス電源23と信号発生源24が
接続され、これらによって駆動されて所要の光信号を出
力するように構成される。この出力される光信号は光フ
ァイバ100の一端部に入力される。
【0022】前記光ファイバ100の他端部には光減衰
器25、受信モジュール26,AGC回路27、クロッ
ク再生回路28、エラー検出回路29で構成される受信
部が設けられ、光ファイバを伝送された光信号を受信モ
ジュール26で光電変換し、AGC回路27とクロック
再生回路28によって信号が再生され、かつこの再生さ
れた信号からエラー検出回路29においてエラーが検出
される。そして、前記光ファイバには、その一部に曲げ
半径r、巻き回数nのリング状部分(ピグテイル)10
2を形成し、このピグテイル102を実施例1で用いた
光学フィルタ101の代わりに構成している。即ち、こ
のピグテイル102は、光ファイバ100自身が有する
カットオフの特性を利用してフィルタ機能を発揮させる
ものである。
【0023】即ち、一般に光ファイバのカットオフ特
性、即ちカットオフ波長λcは光ファイバのコア径及び
屈折率差で一義的に決定され、実際の光ファイバではシ
ングルモードファイバの場合で1275nm程度とされ
ている。また、そのときの減衰量A(dB)は、曲げ半
径r、及び巻き回数nによって、A(dB)∝r,nの
関係にあるため、減衰量をピグテイルの曲げ半径r及び
巻き回数nによって任意に調整することができる。
【0024】図4に示すように、+85℃での閾値上昇
を抑制するためにDFB−LDのデチューニング量(Δ
λD−G)をT0=+85℃で〜0nmと設定した場合
には、T0=−40℃でのゲインピーク波長は1260
nm程度(ゲインピークの温度依存性で0.4nm/d
eg)となる。したがって、仮にゲインピークでの確率
的発振が生じた場合には、光ファイバのカットオフ特性
が実施例1における光学フィルタ101と同等の効果を
有することになる。
【0025】したがって、実施例においては、受信モジ
ュール26にはゲインピーク発振を生じたビットが欠落
した信号光が入力され光電変換されたのち、エラー検出
回路29にてエラー検出されることになり、従来の長距
離伝送試験を実施せずに、また反射戻り光等の外部状況
の変化に影響されることなく、高い測定確度でエラーフ
ロアを検出することができる。また、この実施例は光
学フィルタを独立して設ける必要がなく、光ファイバの
一部で光学フィルタと同等の機能を得ることができるた
め、評価装置の構成を更に簡略化することが可能とな
る。
【0026】ここで、実施例おいてはDFB−LDの
低温側でのゲインピークの確率的な発振に着目して説明
を行っているが、例えばFP−LDにおいて特定の温度
でモードスプリットが生じて信号光の発振波長でないモ
ードでの発振があった場合にも伝送系に光学フィルタ
を介挿し、或いは光ファイバにピグテイルを設けること
で、これをカットすることができ
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明方法は、光フ
ァイバの一部をリング状に巻いた構成の波長フィルタを
用いて半導体レーザから出力される光信号を半導体レー
ザの所定の動作温度における発振波長近傍の帯域のみに
制限して受信側に伝送してエラー検出を行うので、光信
号の波長以外のサイドモードで確率的な発振を生じたビ
ットをカットしてエラー検出することができ、長距離伝
送を実際に行うことなく、簡易にかつ高い精度でエラー
検出を行い、半導体レーザの評価を行うことができる。
【0028】また、本発明装置は、半導体レーザの所定
温度における発振波長近傍の透過波長帯域を有する波長
フィルタとして光ファイバの一部をリング状に巻いた構
成とし、光ファイバのカットオフ波長より長波長側を透
過するように構成することで、参照例のように波長フィ
ルタを介挿する構成に比較して構成の簡略化が実現でき
るとともに、長距離伝送を実際に行うことなく、長距離
の光ファイバが不要になるとともに、個々に長距離の伝
送を行うことなく、評価装置の構成の簡略化が可能とな
る。また、長距離の光ファイバを不要にすることで、反
射戻り光等の影響を受けることなく高い精度での半導体
レーザの長距離伝送の評価が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長距離伝送評価装置の参照例の構成図
である。
【図2】参照例における評価方法を説明するための図で
ある。
【図3】本発明の長距離伝送評価装置の実施例構成図
である。
【図4】実施例おける評価方法を説明するための図で
ある。
【図5】半導体レーザモジュールの一例の断面図であ
る。
【図6】従来の長距離伝送評価装置の一例の構成図であ
る。
【符号の説明】
11,21 温度制御装置 12,22 半導体レーザモジュール(DFB−LDモ
ジュール) 16,26 受信モジュール 19,29 エラー検出回路 100 光ファイバ 101 光学フィルタ 102 ピグテイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−42590(JP,A) 特開 平3−25989(JP,A) 特開 昭64−39788(JP,A) 特開 平1−202884(JP,A) 特開 平1−189980(JP,A) 特開 平6−45700(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザと、前記半導体レーザを駆
    動する信号を発生する信号発生器と、前記半導体レーザ
    に光学結合される光学系と、前記光学系により前記半導
    体レーザにその一端部が光学結合される光ファイバと、
    前記光ファイバの他端部に光学結合されて光信号を光電
    変換する受信器と、前記光電変換された信号からエラー
    を検出するエラー検出器と、前記光学系と前記受信器と
    の間に介挿されて前記半導体レーザの動作温度T0にお
    ける発振波長λp(T0)を基準としてλp(T0)近
    傍の透過波長帯域を有する波長フィルタとを備え、該波
    長フィルタは、前記光ファイバの一部をリング状に巻い
    て構成し、前記光ファイバのカットオフ波長より長波長
    側を透過するように構成したことを特徴とする半導体レ
    ーザの長距離伝送評価装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体レーザには、その動作温度を
    可変とする温度制御装置を備える請求項1に記載の半導
    体レーザの長距離伝送評価装置。
  3. 【請求項3】 所定の温度範囲で動作温度を変えて半導
    体レーザを動作させ、該半導体レーザから出力される光
    信号を光ファイバを通して受信側に伝送し、該受信側で
    は伝送された光信号のエラーを検出して半導体レーザの
    長距離伝送評価を行う評価方法であり、前記光ファイバ
    の一部をリング状に巻いて前記半導体レーザの動作温度
    T0における発振波長λp(T0)を基準としてλp
    (T0)近傍の透過波長帯域を有する波長フィルタを構
    成し、前記光ファイバのカットオフ波長より長波長側を
    透過することを特徴とする半導体レーザの長距離伝送評
    価方法。
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