JP2841958B2 - ファジィ制御装置と湯水混合制御装置 - Google Patents

ファジィ制御装置と湯水混合制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湯と水との混合比率を調
整し最適な混合湯温を得る湯水混合制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のファジィ制御装置は図8に
示すようなものがあった。(例えば、松永・小路・川
路:「ファジィハイブリッド制御法の提案」電気学会シ
ステム制御研資SC−89−17、p1 (平成元年))
図8において、目標値r,位置θに対して位置偏差をe
=θ−r、速度偏差をde=dθ−drとする。操作量
uはeおよびdeの状態よりPD制御部101とファジ
ィ制御部102で個々に演算した後合成しアンプ103
で増幅される。この操作量uで制御対象のモータ104
を駆動する。
【0003】ファジィ制御とPD制御を融合する際、操
作量uは以下のようにして求めている。
【0004】 u=uPD |e|<elim かつ |de|<delim ・・・ (1) u=uPD + uF ・・・ (2) ただし、uPDはPD制御部の操作量、uFはファジィ
制御部の操作量である。elim,delimはPD制
御のみの領域を示すパラメータである。これは図9に示
すように位置偏差eがelimより小さくかつ速度偏差
deがdelimより小さい時(領域1)はPD制御の
みで制御対象を操作し、それ以外(過渡状態:領域2)
にはPD制御にファジィ制御を加えるもので、ファジィ
制御を過渡状態におけるオーバーシュートの低減を目的
として、PD制御の感度改善に利用している。したがっ
てスイッチ105を用いて位置偏差eと速度偏差deに
よりファジィ制御部102の出力を入切している。つま
り、目標点近傍では高精度を実現するためPD制御の特
性を用い、目標点から離れた点では非線形特性に有効な
ファジィ制御を用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、モータの位置制御のように動作範囲があ
る程度予測出来る場合に目標点から離れた点では非線形
特性に有効なファジィ制御を用いるのは有効であるが、
ファジィ推論の定義域が存在するためそれ以上の偏差に
対しては定量しか操作量が決まらない問題がある。たと
えばファジィ制御の定義域以上の偏差に対してファジィ
制御のuFは一定となり制御に寄与するファジィ制御の
効果が低くなる。
【0006】本発明はかかる従来の課題を解決するもの
で目標点近傍では非線形特性を細かく記述できるファジ
ィ制御を主に用い、目標点から離れた過渡応答等のおお
きな変動には高速に応答するためPD制御の特性を主に
用いる制御手段を構成し安定な動作を実現することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のファジィ制御装置および湯水混合制御装置
は、湯流路および水流路と、前記湯流路および前記水流
路流量を調節する混合弁と、前記混合弁を駆動する混合
弁駆動手段と、前記混合弁駆動手段に駆動信号を出力す
る制御手段と、前記混合弁の下流において前記湯流路と
前記水流路が合流する混合部と、前記混合部の湯温を検
出する混合湯温検出手段と、混合湯温を設定する設定手
段とからなり、前記制御手段は、制御対象を線形モデル
として制御系を構成する線形制御演算手段と、論理的制
御則によって推論系を構成するファジィ推論演算手段と
を備え、前記検出手段の偏差または偏差の変化率の少な
くとも1つがあらかじめ定めた定義域を外れた場合は前
記線形制御演算手段の演算結果を主にし、それ以外の場
合は前記ファジィ推論演算手段の演算結果を主にするよ
うに各演算手段の演算結果の比率を変えて合成し制御対
象への操作量として出力するように構成したものであ
る。
【0008】
【作用】以上の構成により、設定手段と混合湯温検出装
置の信号より目標値との偏差および偏差の時間変化の大
きさに応じて目標点近傍ではファジィ制御を主に用い、
目標点から離れた過渡応答等のおおきな変動にはPD制
御の特性を主に用いる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は湯水混合制御装置の断面図で1は湯流路、2
は水流路であり、各流路に関連して自動調圧弁3が設け
られている。自動調圧弁3は、湯流路1の1次圧力PH
1を減圧する湯側弁体4、湯側弁座5と、水流路2の1
次圧力PC1を減圧する水側弁体6、水側弁座7と、湯
側弁体4と水側弁体6を連結する弁軸8と、湯と水の減
圧後の1次圧PH1、PC1の圧力差で動作するピスト
ン9とで構成されている。そして、湯または水の圧力が
急変してもその圧力で自動調圧弁3が移動し、湯と水の
2次圧PH2とPC2とが常に等しく保たれるように作
用する。22は付勢手段で、自動調圧弁3と付勢手段2
2で混合弁23を形成する。24は前記付勢手段22の
力と対向して可変バイアス力を混合弁23に付与する混
合弁駆動手段である。混合弁駆動手段24は、磁性体か
らなる第1のプランジャ25と、前記第1のプランジャ
25の周りに防水および絶縁された第1のコイル26を
有し、前記第1のコイル26は制御手段18に接続され
ている。混合湯温は混合湯温検出手段15によって検出
する。
【0010】温度調節を行なう場合、制御手段18から
第1のコイル26に電流を流すと、磁性体からなる第1
のプランジャ25はフレミングの法則により弁軸8にバ
イアス力を付与する。このバイアス力と付勢手段22の
付勢力がつりあったところで自動調圧弁3はバランスす
る。したがって、第1のコイル26に流す電流を変化す
ることにより自動調圧弁3のバランス点を移動すること
ができる。例えば、電流の小さい場合は付勢手段22の
力の方が強いため湯側弁体4より水側弁体6の方が大き
く開き、出湯温度が低くなる。電流を大きくすると付勢
手段22の力に対向してプランジャ25を押し出すこと
により湯側弁体4が開きだし結果的に出湯温度が高くな
る。このようにして、制御手段18は混合湯温検出手段
15の信号と設定手段17の信号を入力することにより
出湯温度が設定温度になるように第1のコイル26に流
す電流を可変し混合弁23を調節する。
【0011】流量は混合部19より下流において流量調
節開閉弁20により調節する。流量調節開閉弁20は弁
きょう体27と、きょう体内に流量を調節する円錐状の
流量制御弁体28とそれに対応する弁座29を設けてい
る。流量制御弁体28と流体の1次圧(混合不9の圧
力)とバランスをとるため、可撓性受圧体としての溝付
ダイヤフラム30を流量制御弁体28と弁きょう体の間
に連結しており、さらに溝30aを深くして、流量制御
弁体28のリフト量にかかわらず、有効受圧面積が前記
弁座29の口径と常に等しくなるように構成している。
ダイヤフラム30で1次側と完全に仕切られた背圧室3
1と前記流量制御弁体28の2次側とは、連通孔32に
より連通している。流量制御弁体28は、付勢手段33
としてのスプリング34により、弁座29に当接する方
向に付勢されている。また、第2のコイル35と、一方
の端面を密閉したパイプ36があり、第2のコイル35
への通電量により駆動される第2のプランジャ37がパ
イプ36内を摺動する。第2のプランジャ37はシャフ
ト38を介して流量制御弁体28と連動する構成となっ
ている。第2のコイル35、パイプ36および第2のプ
ランジャ37で流量調節開閉弁駆動手段21を形成して
いる。
【0012】上記構成で、制御手段18は第2のコイル
35への通電量を制御することにより流量を調節するも
ので、流量を0(停止)するには、制御手段18は第2
のコイル35への通電を切ることで、スプリング34に
より付勢された流量制御弁体28は弁座29に当接し、
流体は流れなくなる。第2のコイル35に通電すると、
第2のプランジャ37を吸引あるいは押しだし、スプリ
ング34の付勢力に対抗して、流量制御弁体28をリフ
トさせ、流体(混合湯)が流れ始める。つまり、制御手
段18は第2のコイル35への通電量を変えることによ
り、流量制御弁体28を任意のリフト量に調節し、流量
を制御するものである。
【0013】図2は制御手段18の例である。39は混
合湯温検出手段15と設定手段17の信号を入力し混合
弁23の駆動量を演算する混合弁制御手段、40は前記
混合弁制御手段39の信号により混合弁駆動手段(第1
のコイル)26の駆動量を設定する第1の駆動量設定手
段、41は設定手段17の信号を入力し流量調節開閉弁
20の駆動量を演算する流量調節開閉弁制御手段、42
は前記流量調節開閉弁制御手段41の信号により流量調
節開閉弁駆動手段21の駆動量を設定する第2の駆動量
設定手段である。
【0014】次に本発明の構成の動作を説明する。この
ような湯水混合装置の制御に用いるファジィ制御則とし
ては図3に示すようなメンバシップ関数を用いる。ここ
でeは設定温度と実際の温度との偏差、Δeは偏差の変
化分、Δuは操作量の変化分である。
【0015】図におけるファジィ集合の個々のラベル表
示は、 NB=Negative Big (負で大きい) NM=Negative Medium(負で中ぐら
い) NS=Negative Small (負で小さい) ZO=Zero (ほぼ零) PS=Positive Small (正で小さい) PM=Positive Medium(正で中ぐら
い) PB=Positive Big (正で大きい) を意味する。
【0016】次にファジィ推論の動作を説明する。ファ
ジィ推論は混合湯温検出手段15と設定手段17の差を
混合弁制御手段39が求め温度偏差eとする。さらに偏
差の変化率Δe(今回のサンプル偏差と前回のサンプル
偏差をサンプリング時間で割った値)も混合弁制御手段
39で求める。このeとΔeを用いてファジィ推論を行
なう。ここでは説明を簡単にするためにメンバシップ関
数はeとΔeに対して同形に設定してある。一例を示す
と、 (ルール1)もし温度偏差が正で大きく、偏差の変化率
がほとんど零ならば駆動量は一番大きくする。
【0017】これは次のようにも表わせる。 if e=PB and Δe=ZO then Δu=PB 混合弁制御手段39ではeとΔeを用い、それがあては
まるルールを使用してΔuを求める際min−max演
算を用いている。 (ルール2)if e=ZO and Δe=NB then Δu=NB (ルール3)if e=ZO and Δe=NM then Δu=NM (ルール4)if e=ZO and Δe=NS then Δu=NS を用いて説明する。図4A,Bにおいてe、Δeによっ
てルール2からe=ZOの適合度はp0、Δe=NBの
適合度はq0、この2つの適合度の小さい方を選択し
(min演算)Δuの適合度はr0でカットして求め
る。同様にして、ルール3よりp1、q1、r1を求め
Δuの適合度を得る。(この場合のe,Δeではリール
4は有効ではない。)このようにしてルール毎に求めた
Δuの適合度の和をとり(max演算)図4Bのように
なる。この重心位置に対応する値を推論結果として用
い、混合弁制御手段39はこの値に応じた駆動量を第1
の駆動量設定手段40から第1のコイル24に送るよう
制御する。
【0018】しかし、設定手段17により設定温度を急
に大きく変化した場合や、湯側温度が低い状態からの出
湯で急激に供給湯温が上昇してきている場合等では温度
偏差eや変化率Δeの大きさが図3に示している定義域
を越えてしまう場合がある。この時上記ルールのみのフ
ァジィ制御だけを用いて温度制御を行なうと定義域以外
では温度偏差eや変化率Δeの大きさにかかわらず駆動
量が一定値となり過渡応答が遅くなってしまう。
【0019】そこで本発明は上記の現象を防ぐために次
のような手段を講じている。混合弁制御手段39を図5
に示すブロック図のように論理的制御部のファジィ制御
部50と線形制御演算手段としてのPD制御部51の合
成した制御手段とする。52はΔeを求める際の1階微
分を表わすプラス演算子である。ファジィ制御の定義域
を図6に示すように温度偏差eについては−exからe
xの間、温度偏差の変化率Δeについては−Δeyから
Δeyまでとする。この範囲に入っている領域3ではフ
ァジィ制御を主に用いて混合弁制御手段39は温度制御
を行なう。このように設定値近傍の制御特性に大きく影
響する部分はファジィ制御により論理的に細かい制御を
容易に記述することができる。
【0020】定義域の外ではファジィ制御則の値は一定
値となってしまい制御特性が悪くなる。例えば図6にお
いて領域4のr点とs点では温度偏差が異なりs点のほ
うが設定値から大きく離れているため制御量を大きくし
なければならない。しかし温度偏差e、温度偏差の変化
率Δeとも定義域を越えているため制御量は一定値に
り、設定値に戻す応答時間が長くなってしまう。
【0021】そこで領域4の制御特性を良くするためP
D制御部51を混合弁制御手段39に付加する。これに
より設定値近傍では非線形特性を細かく記述できるファ
ジィ制御を主に用い、設定値から離れた過渡応答等のお
おきな変動にはファジイ制御側の一定値出力に付加した
高速に応答するためPD制御の特性を主に用いるよう
にする。
【0022】図7(a)のように時刻t1において設定
温度をT1からT2に変更する場合を考える。温度を変
更した幅は図に示すようにX1ある。これはファジィ制
御の定義域xより大きい。したがってファジィ制御部5
0のみを用いて温度制御を行なうと温度偏差eが定義域
内に入ってくるまで一定の出力しか出さないため図7
(b)のように整定するまでが遅くなる。
【0023】またPD制御部51のみを用いると図7
(c)のようにファジィ制御のみの場合に比べると整定
するまでの時間は早くなるがオーバーシュートを生じて
しまう。これはΔeにかかる微分項を大きくしたからで
ある。微分項を大きくとると設定温度近傍でも安定せず
小さな外乱でもそれをきっかけにハンチングを生じてし
まうことがある。オーバーシュートを防ぐため微分項を
小さくすると過渡応答が遅くなりファジィ制御とあまり
変わらなくなる。
【0024】したがって、図6領域3のように設定温度
近傍では非線形特性を細かく記述できるファジィ制御を
主に用い、図6領域4のように設定温度から離れた過渡
応答等のおおきな変動には高速に応答するためPD制御
の特性を主に用いるようにすると図7(d)のように設
定温度変更直後はΔeが大きくPD制御部51の出力が
大きく寄与しΔeまたはeが小さくなりファジィ制御の
定義域にこれらが入ってくるとファジィ制御部50の出
力が大きく寄与するようになる。このため設定温度変更
時の立ち上がりも良くさらにオーバーシュートもほとん
ど無い制御特性を得ることができる。
【0025】つまりPD制御部においてΔeにかかる微
分項やeにかかる比例項をそれらが大きくなるとその効
果を生じ、設定値付近ではあまり影響を生じない小さな
値にしておく。このように設定温度近傍ではファジィ制
御を主に用い、設定温度から離れた領域ではPD制御を
主に用いるようにすると、設定温度付近では小さな外乱
に対してもファジィ制御部が安定に混合湯温を制御し、
設定温度の変更や急激な圧力変動等の大きな外乱に対し
てはPD制御が俊敏に設定温度付近までもどしかつ設定
温度近傍になるとPD制御の効果が小さくなるため混合
湯温のオーバーシュートを生じたり、それをきっかけと
するハンチングを引き起こすことが無く安全な湯温で混
合湯を供給することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明のファジィ制御装置
によれば、ファジィ制御の定義域より大きな反動を生じ
る制御対象に対しても俊敏に動作し、かつ設定値付近で
はオーバーシュートやハンチングを生じることが無く安
定に制御することができる。さらに設定値近傍の制御特
性に大きく影響する部分はファジィ制御により論理的に
細かい制御を容易に記述することができるため制御操作
量の設定がPD制御のみに比べ簡単になる。
【0027】このファジィ制御装置を用いた湯水混合制
御装置によれば、設定温度付近では小さな外乱に対して
もファジィ制御部が安定に混合湯温を制御し、設定温度
の変更や急激な圧力変動等の大きな外乱に対してはPD
制御が俊敏に設定温度付近までもどし、かつ設定温度近
傍になるとPD制御の効果が小さくなるため混合湯温の
オーバーシュートを生じることが無い。さらにオーバー
シュートをきっかけとするハンチングを引き起こすこと
も無くなる。したがって急激に出湯を変化する各種シャ
ワー等に用いても不快な温度を感じることが無く、安全
でかつ安定な湯温で混合湯を供給することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湯水混合制御装置の一実施例を示す断
面図
【図2】同湯水混合制御装置の制御ブロック図
【図3】同制御装置のファジィ変数を示す図
【図4】Aは同制御装置のファジィ推論の過程を示す出
力特性図 Bは同制御装置のファジィ推論の結果を示す出力特性図
【図5】同制御装置の要部ブロック図
【図6】同制御装置のファジィ推論領域を示す図
【図7】同制御装置の出湯時における出力特性図
【図8】従来のファジィ制御を示すブロック図
【図9】従来のファジィ制御装置の制御領域を示す図
【符号の説明】
1 湯流路 2 水流路 3 自動調圧弁(混合弁) 15 混合湯温検出手段 17 設定手段 18 制御手段 19 混合部 20 流量調節開閉弁 21 流量調節開閉弁駆動手段 24 混合弁駆動手段
フロントページの続き (72)発明者 城戸内 康夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−123902(JP,A) 特開 平3−35301(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 23/00 - 23/32 G05B 13/02 G05B 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の状態に関する情報を検出する
    少なくとも1つの検出手段と、制御対象の制御量を設定
    する設定手段と、前記検出手段と前記設定手段の信号を
    入力とし制御対象への制御量を出力する制御手段からな
    り、前記制御手段は、制御対象を線形モデルとして制御
    系を構成する線形制御演算手段と、論理的制御則によっ
    て推論系を構成するファジィ推論演算手段とを備え、
    記検出手段の偏差または偏差の変化率の少なくとも1つ
    があらかじめ定めた定義域を外れた場合は前記線形制御
    演算手段の演算結果を主にし、それ以外の場合は前記フ
    ァジィ推論演算手段の演算結果を主にするように各演算
    手段の演算結果の比率を変えて合成し制御対象への操作
    量として出力するように構成したことを特徴とするファ
    ジィ制御装置。
  2. 【請求項2】 湯流路および水流路と、前記湯流路およ
    び前記水流路流量を調節する混合弁と、前記混合弁を駆
    動する混合弁駆動手段と、前記混合弁駆動手段に駆動信
    号を出力する制御手段と、前記混合弁の下流において前
    記湯流路と前記水流路が合流する混合部と、前記混合部
    の湯温を検出する混合湯温検出手段と、混合湯温を設定
    する設定手段とからなり、前記制御手段は、制御対象を
    線形モデルとして制御系を構成する線形制御演算手段
    と、論理的制御則によって推論系を構成するファジィ推
    論演算手段とを備え、前記検出手段の偏差または偏差の
    変化率の少なくとも1つがあらかじめ定めた定義域を外
    れた場合は前記線形制御演算手段の演算結果を主にし、
    それ以外の場合は前記ファジィ推論演算手段の演算結果
    を主にするように各演算手段の演算結果の比率を変えて
    合成し制御対象への操作量として出力するように構成し
    た湯水混合制御装置。
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