JP2839859B2 - 容器をローラシーム溶接するための方法と装置 - Google Patents
容器をローラシーム溶接するための方法と装置Info
- Publication number
- JP2839859B2 JP2839859B2 JP7173783A JP17378395A JP2839859B2 JP 2839859 B2 JP2839859 B2 JP 2839859B2 JP 7173783 A JP7173783 A JP 7173783A JP 17378395 A JP17378395 A JP 17378395A JP 2839859 B2 JP2839859 B2 JP 2839859B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- roller
- seam
- electrodes
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 89
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 4
- CPTCUNLUKFTXKF-UHFFFAOYSA-N [Ti].[Zr].[Mo] Chemical compound [Ti].[Zr].[Mo] CPTCUNLUKFTXKF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- BABYXVRSXZSKEF-UHFFFAOYSA-N [W+4].[O-2].[Th+4].[O-2].[O-2].[O-2] Chemical compound [W+4].[O-2].[Th+4].[O-2].[O-2].[O-2] BABYXVRSXZSKEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 2
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 abstract 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 13
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 239000005028 tinplate Substances 0.000 description 3
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001182 Mo alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 description 1
- MGRWKWACZDFZJT-UHFFFAOYSA-N molybdenum tungsten Chemical compound [Mo].[W] MGRWKWACZDFZJT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RVTZCBVAJQQJTK-UHFFFAOYSA-N oxygen(2-);zirconium(4+) Chemical compound [O-2].[O-2].[Zr+4] RVTZCBVAJQQJTK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
- 229910001928 zirconium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/06—Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes
- B23K11/061—Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes for welding rectilinear seams
- B23K11/062—Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes for welding rectilinear seams for welding longitudinal seams of tubes
- B23K11/063—Lap welding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極めて薄い薄板から成
る容器をローラシーム抵抗溶接するための方法であっ
て、容器シームが突合わせ溶接される形式の方法に関す
る。さらに本発明は容器本体がシーム縁が突合わされた
状態でローラへ供給可能である、きわめて薄い薄板から
成る容器本体をワイヤ不使用でローラシーム溶接するた
めの装置に関する。
る容器をローラシーム抵抗溶接するための方法であっ
て、容器シームが突合わせ溶接される形式の方法に関す
る。さらに本発明は容器本体がシーム縁が突合わされた
状態でローラへ供給可能である、きわめて薄い薄板から
成る容器本体をワイヤ不使用でローラシーム溶接するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄板またはきわめて薄い薄板とは厚さ約
0,1〜0,5mmの薄板と考えられる。薄板は錫メッ
キされているか(いわゆるブリキ板)、または他の被覆
を設けられていてもよく、または被覆されていないもの
でもよい(黒鋼板)。特にブリキ板製容器および特に缶
体を銅ワイヤ中間電極を使用して重ね溶接シームで溶接
することが知られている。これは今日まで唯一の技術的
かつ経済的に成功した方法であると認められている、そ
れというのも薄板の錫被覆が電極の著しい汚染をもたら
し、これは工業での使用において常時新しくなる銅ワイ
ヤ電極でのみ解決可能であるからである。
0,1〜0,5mmの薄板と考えられる。薄板は錫メッ
キされているか(いわゆるブリキ板)、または他の被覆
を設けられていてもよく、または被覆されていないもの
でもよい(黒鋼板)。特にブリキ板製容器および特に缶
体を銅ワイヤ中間電極を使用して重ね溶接シームで溶接
することが知られている。これは今日まで唯一の技術的
かつ経済的に成功した方法であると認められている、そ
れというのも薄板の錫被覆が電極の著しい汚染をもたら
し、これは工業での使用において常時新しくなる銅ワイ
ヤ電極でのみ解決可能であるからである。
【0003】またローラシーム溶接を重ねシームでワイ
ヤを用いずにタングステンまたはモリブデン−溶接ロー
ラでもって実施できるかどうかも研究されている(ポー
ルシンデレ(Paul Schindele)著“電解
錫メッキされた薄板の抵抗−ローラシーム溶接時のタン
グステン−モリブデン合金の溶接性能の研究(Unte
rsuchungen zum Schweissve
rhalten von Wolfram−und M
olybdaen−Legierungenbeim
Wiederstands−Rollennahtsc
hweissen von elektrolytis
ch verzinntem Feinblec
h)”,ミユンヘン工科大学(Technischen
Universitaet Muenchen)にお
ける論文;要約が“新い包装(neue Packun
g)”で出版された。5/84)。実地ではこのような
方法は受入れられていない。
ヤを用いずにタングステンまたはモリブデン−溶接ロー
ラでもって実施できるかどうかも研究されている(ポー
ルシンデレ(Paul Schindele)著“電解
錫メッキされた薄板の抵抗−ローラシーム溶接時のタン
グステン−モリブデン合金の溶接性能の研究(Unte
rsuchungen zum Schweissve
rhalten von Wolfram−und M
olybdaen−Legierungenbeim
Wiederstands−Rollennahtsc
hweissen von elektrolytis
ch verzinntem Feinblec
h)”,ミユンヘン工科大学(Technischen
Universitaet Muenchen)にお
ける論文;要約が“新い包装(neue Packun
g)”で出版された。5/84)。実地ではこのような
方法は受入れられていない。
【0004】鋼製の管の溶接では管をローラシーム溶接
を用いて突合わせ溶接することが公知であり、この場合
には錫メッキが存在していないので、銅から成る電極ロ
ーラを使用することができる。このようにして溶接され
た鋼管の肉厚は最小で0,4mmであり、かつシームの
側方で圧力ローラを介して高い力が管に対して及ぼされ
なければならない(Deutcher Verband
fuer Schweisstechnike.
V.,リーフレットDVS2911)。錫メッキされ
た、きわめて薄い薄板(例えば厚み約0、19mm)か
ら成る缶体の溶接では状況が著しく異なり、かつ管と違
って連続的なシームも生ぜしめられないので、これまで
は鋼管溶接の技術からは何ら着想の示唆が得られなかっ
た。
を用いて突合わせ溶接することが公知であり、この場合
には錫メッキが存在していないので、銅から成る電極ロ
ーラを使用することができる。このようにして溶接され
た鋼管の肉厚は最小で0,4mmであり、かつシームの
側方で圧力ローラを介して高い力が管に対して及ぼされ
なければならない(Deutcher Verband
fuer Schweisstechnike.
V.,リーフレットDVS2911)。錫メッキされ
た、きわめて薄い薄板(例えば厚み約0、19mm)か
ら成る缶体の溶接では状況が著しく異なり、かつ管と違
って連続的なシームも生ぜしめられないので、これまで
は鋼管溶接の技術からは何ら着想の示唆が得られなかっ
た。
【0005】銅ワイヤ電極での溶接は卓越した結果をも
たらすが、銅ワイヤのコストが高いのが欠点である。
たらすが、銅ワイヤのコストが高いのが欠点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、きわ
めて薄い薄板から成る容器、および特にブリキ板から成
る容器の溶接に上記の欠点を持たない工業的に使用可能
な方法を見出すことである。
めて薄い薄板から成る容器、および特にブリキ板から成
る容器の溶接に上記の欠点を持たない工業的に使用可能
な方法を見出すことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば請求項1の特徴によって解決される。
よれば請求項1の特徴によって解決される。
【0008】
【発明の効果】意想外にも錫メッキされたきわめて薄い
薄板の突合わせ溶接、特にワイヤを使用しない突合わせ
溶接が可能であり、かつ密なシームを達成し得ることが
示された。さらに重ねシームとは異なり、電極−薄板の
接触温度が錫の溶融温度をかなり下回るように電極を配
置することができるので突合わせ溶接によって電極ロー
ラへの錫の沈着が減少せしめられることが示された。さ
らに重ねシームに比べて供給される溶接入力が低下せし
められることが示された。これは低い熱接触負荷を与え
る。
薄板の突合わせ溶接、特にワイヤを使用しない突合わせ
溶接が可能であり、かつ密なシームを達成し得ることが
示された。さらに重ねシームとは異なり、電極−薄板の
接触温度が錫の溶融温度をかなり下回るように電極を配
置することができるので突合わせ溶接によって電極ロー
ラへの錫の沈着が減少せしめられることが示された。さ
らに重ねシームに比べて供給される溶接入力が低下せし
められることが示された。これは低い熱接触負荷を与え
る。
【0009】さらに有利には電極は、場合によって生じ
た錫による汚れを除去するために不断に、または時折に
のみ掃除される。
た錫による汚れを除去するために不断に、または時折に
のみ掃除される。
【0010】有利には溶接電流(普通交流)は、溶接シ
ームの端部で低減せしめられるようにして制御される。
これは次の缶体の溶接シームの開始部においても有利で
あろつ。
ームの端部で低減せしめられるようにして制御される。
これは次の缶体の溶接シームの開始部においても有利で
あろつ。
【0011】方法を実施するための装置は請求項12の
特徴を有していることを特徴とする。
特徴を有していることを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1に缶体1が略示されており、缶体は部分
的に示されているにすぎず、ローラシーム溶接によって
突合わせ溶接される。ローラシーム溶接は2つの電極2
ないしは3によって行われる。これらの電極は絶縁中間
層4によって互いに分離されており、かつ缶体の外部に
配置された溶接ローラ5を形成している。缶体1の内部
には内側のローラ8が回転可能に支持アーム7に支承さ
れている。この内側のローラ8は電流を導かない。図示
の実施例ではローラ8は硬質の金属の材料から成る、ロ
ーラエレメントの2つの円板9,10と中間の絶縁中間
層11とから成る。さらに缶体の外部には自体公知の形
式で校正ローラ12が配置されており、校正ローラ12
は缶体の丸みを保証する。図示の校正ローラ12の他に
普通さらにもう1つの、図面では見られない校正ローラ
が缶体1の周面に沿って設けられている。缶体は溶接ロ
ーラ5と対向するローラ8との間で案内されるので、缶
体の縁は重ならずに互いに突合わせに位置している。こ
れは適当なガイドレール(いわゆるZ−レール)によっ
て行うことができる。該ガイドレールは重ねシームの形
成から自体公知であり、したがってここでは詳しく示さ
れていないが、ガイドレールはここでは重ねではなく、
缶体の両縦領域の互いの突合わせ当接が生じるように調
節される。この場合H−形のレールが得られる。ガイド
レールは缶体端部を、これらが同一高さに位置し、かつ
さらに僅かな、例えば0,1mmの間隔が残るように一
緒に案内することができる。次いで被溶接缶体縦領域の
当接を校正ローラによって行うことができる。
的に示されているにすぎず、ローラシーム溶接によって
突合わせ溶接される。ローラシーム溶接は2つの電極2
ないしは3によって行われる。これらの電極は絶縁中間
層4によって互いに分離されており、かつ缶体の外部に
配置された溶接ローラ5を形成している。缶体1の内部
には内側のローラ8が回転可能に支持アーム7に支承さ
れている。この内側のローラ8は電流を導かない。図示
の実施例ではローラ8は硬質の金属の材料から成る、ロ
ーラエレメントの2つの円板9,10と中間の絶縁中間
層11とから成る。さらに缶体の外部には自体公知の形
式で校正ローラ12が配置されており、校正ローラ12
は缶体の丸みを保証する。図示の校正ローラ12の他に
普通さらにもう1つの、図面では見られない校正ローラ
が缶体1の周面に沿って設けられている。缶体は溶接ロ
ーラ5と対向するローラ8との間で案内されるので、缶
体の縁は重ならずに互いに突合わせに位置している。こ
れは適当なガイドレール(いわゆるZ−レール)によっ
て行うことができる。該ガイドレールは重ねシームの形
成から自体公知であり、したがってここでは詳しく示さ
れていないが、ガイドレールはここでは重ねではなく、
缶体の両縦領域の互いの突合わせ当接が生じるように調
節される。この場合H−形のレールが得られる。ガイド
レールは缶体端部を、これらが同一高さに位置し、かつ
さらに僅かな、例えば0,1mmの間隔が残るように一
緒に案内することができる。次いで被溶接缶体縦領域の
当接を校正ローラによって行うことができる。
【0013】図2には缶体1の突合わせ溶接の際の溶接
領域が拡大図で略示されている。ここでも2つの電極
2,3が相互間に絶縁中間層4を有しているのが見ら
れ、これらは一緒に外側の溶接ローラ5を形成してい
る。内側のローラ8は図示の例では一体であり、かつ絶
縁材料、例えばセラミックから成っている。図2には缶
体の突合わせ部が見られ、さらに突合わせシームを通る
電流伝導iが略示されている。突合わせ溶接ではこのよ
うにして高い溶接温度が主として突合わせシームの領域
内に生ぜしめられることが判る。それに対して電極2,
3から缶体1の薄板への電流の移行は本来の溶接領域の
側方で、すなわち最高温度の領域の外側で行われる。こ
れは公知の銅ワイヤ電極を用いた重ねシーム溶接とは異
なっており、かつローラ電極の錫による比較的僅かな汚
染を生じる、それというのも錫はほぼ突合わせシームの
領域内でのみ溶融せしめられるからである。
領域が拡大図で略示されている。ここでも2つの電極
2,3が相互間に絶縁中間層4を有しているのが見ら
れ、これらは一緒に外側の溶接ローラ5を形成してい
る。内側のローラ8は図示の例では一体であり、かつ絶
縁材料、例えばセラミックから成っている。図2には缶
体の突合わせ部が見られ、さらに突合わせシームを通る
電流伝導iが略示されている。突合わせ溶接ではこのよ
うにして高い溶接温度が主として突合わせシームの領域
内に生ぜしめられることが判る。それに対して電極2,
3から缶体1の薄板への電流の移行は本来の溶接領域の
側方で、すなわち最高温度の領域の外側で行われる。こ
れは公知の銅ワイヤ電極を用いた重ねシーム溶接とは異
なっており、かつローラ電極の錫による比較的僅かな汚
染を生じる、それというのも錫はほぼ突合わせシームの
領域内でのみ溶融せしめられるからである。
【0014】このような突合わせ溶接のための溶接パラ
メータはまさに問題ないと示された。約0,2mmの厚
さの電解錫被覆を有する通常の缶体の極薄薄板を使用す
ることができる。溶接力は広範囲内で任意に選択するこ
とができ、例えば500Nである。溶接電流は例えば2
kAの範囲内、溶接周波数は数百Hz,例えば650H
zの範囲内であってよい。溶接電流の電流波形も同様に
任意に、例えば正弦波を選択することができる。このよ
うにして図示の装置をもちいて高い溶接速度(例えば8
0m/分を上回る)でもって缶体で密な突合わせシーム
を達成することができる。
メータはまさに問題ないと示された。約0,2mmの厚
さの電解錫被覆を有する通常の缶体の極薄薄板を使用す
ることができる。溶接力は広範囲内で任意に選択するこ
とができ、例えば500Nである。溶接電流は例えば2
kAの範囲内、溶接周波数は数百Hz,例えば650H
zの範囲内であってよい。溶接電流の電流波形も同様に
任意に、例えば正弦波を選択することができる。このよ
うにして図示の装置をもちいて高い溶接速度(例えば8
0m/分を上回る)でもって缶体で密な突合わせシーム
を達成することができる。
【0015】図3にはもう1つの溶接の実施例が示され
ている。ここでも缶体1は部分的に示されているにすぎ
ず、かつ上側の電極2,3が設けられており、これらは
中間の絶縁中間層4とともに溶接ローラ(ないしはロー
ラヘッド)5を形成している。同様にして校正ローラ1
2が部分的にだが見られる。下側の缶体内部のローラ
(ないしはローラヘッド)8はこの例では多部分から構
成されており、かつ良好な溶接特性のために第1のロー
ラエレメントの鋼リング9と第2のローラエレメンの鋼
リング10とを有しており、ローラエレメントは中間の
例えばセラミックから成る絶縁中間層11によって互い
に分離されている。この例では下側のローラ回転可能に
駆動され、その駆動のためにはベルト15が設けられて
おり、ベルトは図示されていないモータによって駆動さ
れ、したがって下側のローラ8は缶体の送りと同期して
移動せしめられる。したがって缶体搬送のスリップは低
下せしめられる。この実施例における溶接パラメータは
上記と同様に選択することができる。
ている。ここでも缶体1は部分的に示されているにすぎ
ず、かつ上側の電極2,3が設けられており、これらは
中間の絶縁中間層4とともに溶接ローラ(ないしはロー
ラヘッド)5を形成している。同様にして校正ローラ1
2が部分的にだが見られる。下側の缶体内部のローラ
(ないしはローラヘッド)8はこの例では多部分から構
成されており、かつ良好な溶接特性のために第1のロー
ラエレメントの鋼リング9と第2のローラエレメンの鋼
リング10とを有しており、ローラエレメントは中間の
例えばセラミックから成る絶縁中間層11によって互い
に分離されている。この例では下側のローラ回転可能に
駆動され、その駆動のためにはベルト15が設けられて
おり、ベルトは図示されていないモータによって駆動さ
れ、したがって下側のローラ8は缶体の送りと同期して
移動せしめられる。したがって缶体搬送のスリップは低
下せしめられる。この実施例における溶接パラメータは
上記と同様に選択することができる。
【0016】中間の絶縁中間層4,11ないしは下側の
ローラ8は、図2および図3に示されているように溶接
シーム領域内で缶体1の薄板に当接していてよく、これ
によって缶体の縁は正確に整列して保持される。あるい
は絶縁中間層ないしは下側のローラを、まさにシームの
領域内で絶縁中間層ないしは下側のローラの当接が行わ
れないように構成することも可能である。各絶縁中間層
ないしは下側のローラ8はまた例えばまさにシーム領域
の直ぐの所に環状のみぞを設けられていてもよい。この
構成の利点は、絶縁中間層ないしは下側のローラの錫受
容をさらに少なくし得ることである。みぞの横断面は例
えば半円形、3角形または方形であってよい。絶縁中間
層4,11をその全幅において電極間で後方にずらすこ
とも可能であるが、しかしこれによって溶接シーム領域
内での縁の相互の案内は悪くなる。
ローラ8は、図2および図3に示されているように溶接
シーム領域内で缶体1の薄板に当接していてよく、これ
によって缶体の縁は正確に整列して保持される。あるい
は絶縁中間層ないしは下側のローラを、まさにシームの
領域内で絶縁中間層ないしは下側のローラの当接が行わ
れないように構成することも可能である。各絶縁中間層
ないしは下側のローラ8はまた例えばまさにシーム領域
の直ぐの所に環状のみぞを設けられていてもよい。この
構成の利点は、絶縁中間層ないしは下側のローラの錫受
容をさらに少なくし得ることである。みぞの横断面は例
えば半円形、3角形または方形であってよい。絶縁中間
層4,11をその全幅において電極間で後方にずらすこ
とも可能であるが、しかしこれによって溶接シーム領域
内での縁の相互の案内は悪くなる。
【0017】有利には電流を導入する、電極2,3を有
する上側の溶接ローラ5は、および下側ローラ8もそれ
ぞれ内部冷却、例えば水冷を備えていてよい。この手段
は電極の摩耗および錫の削り取りないしは汚染の一層の
減少をもたらす。
する上側の溶接ローラ5は、および下側ローラ8もそれ
ぞれ内部冷却、例えば水冷を備えていてよい。この手段
は電極の摩耗および錫の削り取りないしは汚染の一層の
減少をもたらす。
【0018】電極2,3を有する溶接ローラ5はさらに
清掃装置を備えており、清掃装置は時々または持続的に
場合により生じた錫汚染の削り取りを可能にする。この
目的のために清掃装置は適切な掻取り−または研磨手段
を有していてよい。中間の絶縁中間層ないしは下側のロ
ーラもこのようにして掃除することができる。
清掃装置を備えており、清掃装置は時々または持続的に
場合により生じた錫汚染の削り取りを可能にする。この
目的のために清掃装置は適切な掻取り−または研磨手段
を有していてよい。中間の絶縁中間層ないしは下側のロ
ーラもこのようにして掃除することができる。
【0019】溶接電極を有する上側の溶接ローラの材料
ないしは下側のローラの材料は大きな適当な材料群から
選択することができ、その際には工業用で使用される場
合に高い溶接工程数を実施できるように特に摩耗特性に
注意しなければならない。電極に有利にはチタン−ジル
コニウム−モリブデン(TZM)またはタングステン−
トリウムオキシド(WThO2)を使用し、かつ電極相
互間の絶縁は有利にはセラミック材料から成っていてよ
い。下側のローラは有利にはセラミック、例えば酸化ア
ルミニウムまたは酸化ジルコニウムから成る中間絶縁中
間層を有した鋼ECN35から成っている。下側のロー
ラは有利にはまた炭化ケイ素(SiC)または窒化ケイ
素(Si3N4)から製作してもよい。
ないしは下側のローラの材料は大きな適当な材料群から
選択することができ、その際には工業用で使用される場
合に高い溶接工程数を実施できるように特に摩耗特性に
注意しなければならない。電極に有利にはチタン−ジル
コニウム−モリブデン(TZM)またはタングステン−
トリウムオキシド(WThO2)を使用し、かつ電極相
互間の絶縁は有利にはセラミック材料から成っていてよ
い。下側のローラは有利にはセラミック、例えば酸化ア
ルミニウムまたは酸化ジルコニウムから成る中間絶縁中
間層を有した鋼ECN35から成っている。下側のロー
ラは有利にはまた炭化ケイ素(SiC)または窒化ケイ
素(Si3N4)から製作してもよい。
【0020】缶体間で電極間の火花形成を阻止するため
に有利には電極ないしは二次電流回路は4,5mΩの並
列抵抗が備えられている。この手段は、有利に溶接電流
が缶体端部において低減せしめられ、かつ場合により個
々の缶体間で遮断されるならば場合によって省略するこ
とができる。
に有利には電極ないしは二次電流回路は4,5mΩの並
列抵抗が備えられている。この手段は、有利に溶接電流
が缶体端部において低減せしめられ、かつ場合により個
々の缶体間で遮断されるならば場合によって省略するこ
とができる。
【0021】図4には方法を実施するための装置の部材
が略示されている。缶体1は搬送装置16上を溶接部ま
で搬送される。ここで缶体1は校正ローラ12によって
保持され、この場合通常簡略に示された図4よりも多く
の校正ローラ12が設けられている。校正ローラには、
缶体の搬送方向に駆動されるように駆動装置17が備え
られていてよい。溶接は缶体の外部にある溶接ローラ5
によって行われる。缶体の内側には既述の、電極を支持
していないローラ8が設けられている。溶接ローラ5は
駆動モータ18によって駆動されて回転する。溶接ロー
ラ5と一緒に溶接変圧器19が回転し、溶接変圧器は一
次電圧を二次溶接電圧に変える。このような回転する溶
接変圧器は公知であり、したがって図示の溶接変圧器1
9はここではこれ以上説明されない。回転する溶接変圧
器への一次電圧の送電はすり接触子20,21を用いて
行われる。溶接ローラ5の電極の摩耗に対処し得るよう
に溶接ローラ5、溶接変圧器19および駆動モータ18
の装置は一緒に高さを調節可能である。この目的のため
には鉛直ガイド23,24が設けられており、鉛直ガイ
ドは例えばスピンドル伝動装置であってよく、これは電
極の高さ位置を調節するために駆動モータ25によって
駆動される。溶接ローラ5の水内部冷却は水貫流案内2
6によって行うことができ、これは駆動モータ18およ
び溶接変圧器の中央を貫通して行われる。電極の上述の
後処理ないしは掃除は例えば研磨板27を用いて行うこ
とができ、研磨板はモータ28によって駆動される。研
磨は連続的に、または非連続的に必要な場合にのみ行う
ことができる。研磨板27を用いての汚れおよび電極材
料の削り取りはその都度駆動装置23,24,25によ
る溶接ローラ5の鉛直方向の調節移動可能性によって補
償することができる。
が略示されている。缶体1は搬送装置16上を溶接部ま
で搬送される。ここで缶体1は校正ローラ12によって
保持され、この場合通常簡略に示された図4よりも多く
の校正ローラ12が設けられている。校正ローラには、
缶体の搬送方向に駆動されるように駆動装置17が備え
られていてよい。溶接は缶体の外部にある溶接ローラ5
によって行われる。缶体の内側には既述の、電極を支持
していないローラ8が設けられている。溶接ローラ5は
駆動モータ18によって駆動されて回転する。溶接ロー
ラ5と一緒に溶接変圧器19が回転し、溶接変圧器は一
次電圧を二次溶接電圧に変える。このような回転する溶
接変圧器は公知であり、したがって図示の溶接変圧器1
9はここではこれ以上説明されない。回転する溶接変圧
器への一次電圧の送電はすり接触子20,21を用いて
行われる。溶接ローラ5の電極の摩耗に対処し得るよう
に溶接ローラ5、溶接変圧器19および駆動モータ18
の装置は一緒に高さを調節可能である。この目的のため
には鉛直ガイド23,24が設けられており、鉛直ガイ
ドは例えばスピンドル伝動装置であってよく、これは電
極の高さ位置を調節するために駆動モータ25によって
駆動される。溶接ローラ5の水内部冷却は水貫流案内2
6によって行うことができ、これは駆動モータ18およ
び溶接変圧器の中央を貫通して行われる。電極の上述の
後処理ないしは掃除は例えば研磨板27を用いて行うこ
とができ、研磨板はモータ28によって駆動される。研
磨は連続的に、または非連続的に必要な場合にのみ行う
ことができる。研磨板27を用いての汚れおよび電極材
料の削り取りはその都度駆動装置23,24,25によ
る溶接ローラ5の鉛直方向の調節移動可能性によって補
償することができる。
【0022】図5には別の溶接ローラ5を備えた装置の
実施例の断面図が示されている。溶接ローラはやはり2
つの電極2,3と中間の絶縁中間層4とを有している。
溶接ローラ5はこの例ではロッカーアーム30に配置さ
れており、かつ電極3のための給電部31が設けられて
おり、給電はすり接触子32を介して行われる。溶接ロ
ーラ5の駆動は図示されていない駆動モータによって行
われ、駆動モータはフランジ33を駆動する。冷水の供
給は中央の孔34を介して行うことができる。ローラ8
はこの例ではセラミックローラから形成されており、か
つ缶体を正しい位置に保持するために多数の校正ローラ
12が設けられている。
実施例の断面図が示されている。溶接ローラはやはり2
つの電極2,3と中間の絶縁中間層4とを有している。
溶接ローラ5はこの例ではロッカーアーム30に配置さ
れており、かつ電極3のための給電部31が設けられて
おり、給電はすり接触子32を介して行われる。溶接ロ
ーラ5の駆動は図示されていない駆動モータによって行
われ、駆動モータはフランジ33を駆動する。冷水の供
給は中央の孔34を介して行うことができる。ローラ8
はこの例ではセラミックローラから形成されており、か
つ缶体を正しい位置に保持するために多数の校正ローラ
12が設けられている。
【0023】本発明をブリキ板(錫メッキされたきわめ
て薄い板)について説明されたが、これは特に有利な例
と理解すべきである。本発明はまた他のもので被覆され
るか、または被覆されていないきわめて薄い薄板でも使
用することができる。
て薄い板)について説明されたが、これは特に有利な例
と理解すべきである。本発明はまた他のもので被覆され
るか、または被覆されていないきわめて薄い薄板でも使
用することができる。
【0024】場合によっては突合わせ溶接する際に中間
ワイヤ電極を使用するのも有利であろう。
ワイヤ電極を使用するのも有利であろう。
【図1】溶接過程での缶体の略示部分図である。
【図2】溶接領域の拡大図である。
【図3】溶接領域のもう1つの拡大図である。
【図4】ワイヤを用いない溶接のための装置の部材の部
分図である。
分図である。
【図5】溶接部における溶接ローラを一部鉛直断面図で
示した図である。
示した図である。
1 缶体、 2,3 電極、 4,11 絶縁中間層、
5 溶接ローラ、7 指示アーム、 8 ローラ、
9,10 ローラエレメント、 12 校正ローラ、
15 ベルト、 16 搬送装置、 17 駆動装置、
18,25駆動モータ、 19 溶接変圧器、 2
0,21,32 すり接触子、 23,24 鉛直ガイ
ド、 26 水貫流路、 27 研磨板、 28 モー
タ、30 ロッカーアーム、 31 給電部、 33
フランジ、 34 孔、 40,41 ローラ、 4
2,43 電極ローラ
5 溶接ローラ、7 指示アーム、 8 ローラ、
9,10 ローラエレメント、 12 校正ローラ、
15 ベルト、 16 搬送装置、 17 駆動装置、
18,25駆動モータ、 19 溶接変圧器、 2
0,21,32 すり接触子、 23,24 鉛直ガイ
ド、 26 水貫流路、 27 研磨板、 28 モー
タ、30 ロッカーアーム、 31 給電部、 33
フランジ、 34 孔、 40,41 ローラ、 4
2,43 電極ローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 11/08 B23K 11/06 B23K 11/30 B23K 13/00
Claims (14)
- 【請求項1】 極めて薄い薄板から成る容器をローラシ
ーム抵抗溶接するための方法であって、容器シームが突
合わせ溶接される形式の方法において、溶接電極(2,
3)が容器の外側の形成すべき突合わせシームの両側に
配置されており、容器の内側で電極のないローラ(8)
が突合わせシームにわたって延びており、溶接電極
(2,3)が電気的に絶縁性の中間層(4)とともに溶
接ローラ(5)にまとめられており、溶接ローラが駆動
装置によって回転駆動され、かつ少なくとも電極が清掃
装置によって連続的または非連続的に掃除されることを
特徴とする、容器をローラシーム溶接するための方法。 - 【請求項2】 内ローラが絶縁性材料から形成されてい
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 内ローラが電気的に絶縁性の中間層(1
1)を有する金属の円板(9,10)から形成されてい
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 内ローラが駆動されて回転する、請求項
1から3までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 電極が掻取りまたは研磨によって掃除さ
れる、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 電極の位置が溶接シームに追従可能であ
る、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 溶接電流が溶接シームの端部で低減せし
められる、請求項1から6までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項8】 溶接電流が個々の被溶接容器間で低減せ
しめられるかまたは遮断せしめられる、請求項1から7
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】 溶接電極に並列に電気抵抗が接続されて
いる、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項10】 被溶接容器本体が溶接領域内で複数の
校正ローラによって案内され、これらのローラの少なく
とも1つが駆動されて回転する、請求項1から9までの
いずれか1項記載の方法。 - 【請求項11】 被溶接容器縁が両縁のためのガイドを
有するレールによって互いに突合わされて整列せしめら
れる、請求項1から10までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項12】 容器本体(1)がシーム縁が突合わさ
れた状態でローラ(5,8)へ供給可能である、きわめ
て薄い薄板から成る容器本体をワイヤ不使用でローラシ
ーム溶接するための装置において、回転可能に駆動可能
である、2つの電極(2,3)を有する第1のローラ
(5)と、電極を連続的または非連続的に掃除する電極
清掃装置とが設けられており、かつ電極を持たない第2
のローラ(8)が設けられていることを特徴とする、装
置。 - 【請求項13】 電極ローラが200よりも大きなヴィ
ッカース硬度を有する材料から形成されている、請求項
12記載の装置。 - 【請求項14】 ローラがチタン−ジルコニウム−モリ
ブデン(TZM)またはタングステン−トリウムオキシ
ド(WThO2)から形成されている、請求項13記載
の装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH221594 | 1994-07-11 | ||
| CH02215/94-0 | 1994-07-11 | ||
| CH02586/94-2 | 1994-08-24 | ||
| CH258694 | 1994-08-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0847780A JPH0847780A (ja) | 1996-02-20 |
| JP2839859B2 true JP2839859B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=25689816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7173783A Expired - Fee Related JP2839859B2 (ja) | 1994-07-11 | 1995-07-10 | 容器をローラシーム溶接するための方法と装置 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0692334B1 (ja) |
| JP (1) | JP2839859B2 (ja) |
| KR (1) | KR100316250B1 (ja) |
| CN (1) | CN1088638C (ja) |
| AT (1) | ATE178244T1 (ja) |
| AU (1) | AU2338495A (ja) |
| BR (1) | BR9503261A (ja) |
| DE (1) | DE59505476D1 (ja) |
| RU (1) | RU2144453C1 (ja) |
| TW (1) | TW320583B (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW320583B (ja) * | 1994-07-11 | 1997-11-21 | Elpatronic Ag | |
| EP0761365B1 (de) * | 1995-09-04 | 2000-10-18 | Elpatronic Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Rollnahtschweissen von Behältern |
| KR19990047488A (ko) * | 1997-12-04 | 1999-07-05 | 성재갑 | 흡수체 조성물 및 이를 함유한 저공해 분말세제 조성물과 그의제조방법 |
| CH700870A2 (de) * | 2009-04-22 | 2010-10-29 | Soudronic Ag | Verfahren zur Herstellung von Behälterzargen aus Metallblech sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens. |
| RU2450196C1 (ru) * | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Российская Федерация, от имени которой выступает Государственная корпорация по атомной энергии "Росатом" | Узел соединения трубопровода из нержавеющей стали с сосудом из титанового сплава и способ его изготовления |
| CN102463408B (zh) * | 2010-11-17 | 2015-07-22 | 成都焊研科技有限责任公司 | 热水器内胆端盖自动焊接机组 |
| WO2013192569A2 (en) * | 2012-06-21 | 2013-12-27 | Nuroast, Inc. | Induction heating systems, devices, containers, and methods |
| FR3084270B1 (fr) * | 2018-07-26 | 2022-01-07 | Gaztransport Et Technigaz | Soudage d'une membrane etanche d'un massif d'isolation thermique d'une cuve |
| CN110653470A (zh) * | 2019-09-21 | 2020-01-07 | 冯家富 | 一种太阳能真空管连接架的焊接设备 |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3305662A (en) * | 1965-05-04 | 1967-02-21 | Nat Can Corp | Apparatus for electric resistance welding |
| DE2604584C2 (de) * | 1976-02-06 | 1984-06-14 | Delta-Kühlschrank GmbH, 4800 Bielefeld | Vorrichtung zum kontinuierlichen Längsnahtschweißen von Metallrohren |
| AU505151B2 (en) * | 1976-09-13 | 1979-11-08 | Grotnes Machine Works Inc | Wheel rim blank welding machine |
| AT360310B (de) * | 1977-03-30 | 1980-01-12 | Atlas Blech Center Gmbh | Verfahren zur herstellung von blechprofilen mit geschlossenem umfang |
| JPS5425241A (en) * | 1977-07-27 | 1979-02-26 | Fuji Kogyosho:Kk | Roll electrode for seam welder |
| CH624868A5 (ja) * | 1978-01-25 | 1981-08-31 | Paul Opprecht | |
| JPS5623389A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-05 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Production of tin-free steel welded can barrel |
| JPS57106480A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | Fuji Kogyosho:Kk | Method and device for fully automatic resistance seam welding of thin walled can body |
| DE3220457C2 (de) * | 1982-05-29 | 1985-07-11 | Hoesch Ag, 4600 Dortmund | Rollnahtwiderstandsschweißen |
| EP0166149A1 (de) * | 1984-05-22 | 1986-01-02 | Fael S.A. | Elektrodenrolle zum elektrischen Widerstands-Nahtschweissen |
| JPS61135486A (ja) * | 1984-11-24 | 1986-06-23 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 溶接缶胴体の製造方法 |
| CH667255A5 (de) * | 1985-03-06 | 1988-09-30 | Siegfried Frei | Vorrichtung zum transport von dosenruempfen. |
| CH671902A5 (ja) * | 1987-02-09 | 1989-10-13 | Elpatronic Ag | |
| FR2612103B1 (fr) * | 1987-03-13 | 1994-04-08 | Carnaud Sa | Machine de soudage electrique par resistance, pour la fabrication de viroles metalliques |
| US5089682A (en) * | 1988-03-28 | 1992-02-18 | Davies Joseph R | Roller electrodes for electric-resistance welding machine |
| SU1759581A1 (ru) * | 1990-07-23 | 1992-09-07 | Кишиневское научно-производственное объединение "Технология" | Устройство дл направлени кромок обечайки в процессе шовной сварки |
| TW320583B (ja) * | 1994-07-11 | 1997-11-21 | Elpatronic Ag |
-
1995
- 1995-06-27 TW TW084106567A patent/TW320583B/zh active
- 1995-07-03 AU AU23384/95A patent/AU2338495A/en not_active Abandoned
- 1995-07-03 EP EP95110322A patent/EP0692334B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-03 DE DE59505476T patent/DE59505476D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-03 AT AT95110322T patent/ATE178244T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-07-07 RU RU95113232A patent/RU2144453C1/ru not_active IP Right Cessation
- 1995-07-10 KR KR1019950020166A patent/KR100316250B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-10 BR BR9503261A patent/BR9503261A/pt not_active IP Right Cessation
- 1995-07-10 JP JP7173783A patent/JP2839859B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-10 CN CN95115010A patent/CN1088638C/zh not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 中村孝、外二名「現代熔接技術大系8 抵抗熔接」(昭55−1−23)産報出版株式会社 P.172−175,185−186 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0692334A1 (de) | 1996-01-17 |
| AU2338495A (en) | 1996-01-25 |
| CN1088638C (zh) | 2002-08-07 |
| RU2144453C1 (ru) | 2000-01-20 |
| TW320583B (ja) | 1997-11-21 |
| CN1127181A (zh) | 1996-07-24 |
| BR9503261A (pt) | 1996-07-09 |
| DE59505476D1 (de) | 1999-05-06 |
| ATE178244T1 (de) | 1999-04-15 |
| KR970005484A (ko) | 1997-02-19 |
| JPH0847780A (ja) | 1996-02-20 |
| KR100316250B1 (ko) | 2002-02-19 |
| EP0692334B1 (de) | 1999-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2839859B2 (ja) | 容器をローラシーム溶接するための方法と装置 | |
| CA1039817A (en) | Method and apparatus for seam welding overlapped edges | |
| US5829664A (en) | Resistance heated stir welding | |
| US3278720A (en) | Method and apparatus for welding metal members | |
| US5389761A (en) | Method and apparatus for cleaning metal pieces prior to resistive seam welding or laser lap seam welding | |
| EP0279113A1 (en) | Manufacture of shape melted austenitic material components | |
| US12083628B2 (en) | Cable-type welding wire | |
| JPS61193777A (ja) | 円筒形加工物の表面に溶接ビ−ドを被着するための溶接装置および方法 | |
| US4352001A (en) | Method and apparatus for producing welded metallic can body | |
| EP0038646A1 (en) | Method of manufacturing a welded can body | |
| US20060231540A1 (en) | Method and apparatus for short-circuit welding | |
| US5017749A (en) | Resistance welding apparatus | |
| RU95113232A (ru) | Способ и устройство для шовной контактной сварки емкостей | |
| AU660240B2 (en) | Process for recharging a part by means of a plasma transferred arc | |
| US7968816B2 (en) | Weld fairing apparatus and welding method using the same | |
| JPS6150075B2 (ja) | ||
| GB1401845A (en) | Method and apparatus for arc welding | |
| SU1660885A1 (ru) | Способ двухдуговой наплавки | |
| JPH0773791B2 (ja) | 狭開先横向溶接法 | |
| JPS6124258B2 (ja) | ||
| JPS6338275B2 (ja) | ||
| JPS635188B2 (ja) | ||
| RU2105646C1 (ru) | Способ сварки изделий из чугуна | |
| JPH03503744A (ja) | 螺旋シーム金属管の製造方法及び装置 | |
| JPS6311109B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |