JPS635188B2 - - Google Patents

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JPS635188B2
JPS635188B2 JP5267083A JP5267083A JPS635188B2 JP S635188 B2 JPS635188 B2 JP S635188B2 JP 5267083 A JP5267083 A JP 5267083A JP 5267083 A JP5267083 A JP 5267083A JP S635188 B2 JPS635188 B2 JP S635188B2
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Japan
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rotating
electrodes
bodies
welded metal
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JP5267083A
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JPS59179278A (ja
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Kenji Matsuno
Kazuma Kuze
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Priority to DE8484103366T priority patent/DE3463735D1/de
Priority to EP84103366A priority patent/EP0121859B1/en
Priority to US06/594,294 priority patent/US4559431A/en
Priority to AU26179/84A priority patent/AU2617984A/en
Publication of JPS59179278A publication Critical patent/JPS59179278A/ja
Publication of JPS635188B2 publication Critical patent/JPS635188B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/06Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes
    • B23K11/061Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes for welding rectilinear seams
    • B23K11/062Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes for welding rectilinear seams for welding longitudinal seams of tubes
    • B23K11/063Lap welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/30Features relating to electrodes
    • B23K11/3036Roller electrodes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶接金属缶胴体の製造装置、更に詳
細にはロール状回動電極と直線状縦長電極とを用
いるマツシユシーム抵抗溶接による溶接金属缶胴
体の製造装置に関する。
エアロゾール缶、ビール缶、粉末コーヒー缶、
18リツトル缶等の溶接金属缶胴の製造装置とし
て、缶胴体の重ね合せ部を一対の固定位置に配置
された回転ローラ電極の間に挿入して移行せしめ
ながら電極間に交流電流を印加して重ね合せ部を
シーム溶接する装置が広く知られている。また、
ロール状回動電極と直線状縦長電極を用いる装置
も広く知られている。この場合電極の損耗を避け
るため電極と重ね合せ部の間に線電極を介挿して
シーム溶接することも広く知られている。
まず、第1図及び第2図を参照して、従来の回
動電極と縦長電極とを用いる溶接金属缶胴体の製
造装置を説明する。
第1図は従来の装置の溶接電極部附近の一部切
断正面図であり、第2図は第1図の−′線に
沿う一部切断側面図である。
1は缶胴体であり、第2図の左方の缶胴成形機
(図示されない)によつて重ね合せ部2が下方に
なるようにして成形される。マンドレル3の左端
には缶胴成形機が附設されており、右端において
溶接が行なわれるように構成されており、缶胴体
1はマンドレル3上を左方より右方に移送され
る。マンドレル3の頂部の長溝には缶胴体送り棒
4が挿通しており、送り棒4には一定間隔をおい
て爪5が附設されている。送り棒4が右方へ移動
すると缶胴体1はその後端上部が爪5と係合する
ことによつて搬送される。爪5は上方より加圧さ
れると下行し、加圧が解かれるとバネによつて元
の位置に復するように構成されている。マンドレ
ル3の先端部の底部凹溝に縦長電極6が内設され
ている。縦長電極6は少なくとも電極面7が重ね
合せ部2の長さ(缶胴体の缶高)よりも長い細長
の銅または銅合金よりなつている。電極面7は重
ね合せ部の形状に対応する平面であるか、あるい
は巾方向に凸曲面を有している。なお缶胴体1が
樽状である場合のように、重ね合せ部2が直線状
でないときは、電極面7は長さ方向に重ね合せ部
2の形状に対応した曲面を有する。電極面7の巾
は重ね合せ部2の巾より大きい。電極面7は、通
常はマンドレル3の周囲の延長面上に位置する。
縦長電極6内には冷却水、ブライン(例えば−30
℃の)または液化フレオン等を貫流するための冷
却孔8が貫通しており、缶胴溶接部表面の冷却が
十分に行なわれるようにして、これらの部分の酸
化防止と電極の損耗防止を図つている。また縦長
電極6はフイーダ(図示されない)によつて溶接
電源(例えば商用周波数または高速製缶の場合は
約200〜500Hzの)24に接続される。
マンドレル3の電極部の両側には一対の押えウ
イング9が、また上部には支持具10が配設され
ており、夫々送り棒4の駆動機構と同期したカム
機構(図示されない)によつて横方向および上下
方向に移動可能であつて、溶接に先立ち缶胴成形
体1をマンドレル3に押圧できるように構成され
ている。
縦長電極6の下方には回動電極11が配設され
ている。図示した装置における回動電極は円板状
であつて、電極面12は短筒面よりなり、その巾
は重ね合せ部2の巾よりも大きい。回動電極11
は軸受台13によつて軸受けを介して支承され、
またフイーダ14によつて溶接電源に接続され
る。軸受台13の下部には支持棒15が固着され
ており、支持棒15の下部は摺動板16の透孔に
遊嵌されていて、軸受台13は摺動板16に対し
上下動可能となつている。軸受台13の下面と摺
動板16の上面間に支持棒15を包囲して押圧ス
プリング17が設けられていて、溶接時この押圧
スプリング17によつて重ね合せ部2に加圧力が
加えられる。摺動板16の両側部は支枠18の両
側内面に水平に設けられたガイド19のガイド面
20に沿つて、マンドレル3の長手方向に摺動
し、それに伴なつて回動電極11は重ね合せ部2
上を回動(回転を含む)する。摺動板42の摺動
は回転円板(図示されない)に偏心的にその一端
が取付けられた連結杆21の他端と摺動板16を
結合するピン22を介して、該回転円板の回転に
よつて行なわれる。支枠18の両側板の内面上端
部には突出部(係合部)23が突設されていて、
軸受台底板上面13aが突出部23の下面と係合
することによつて、回動電極11が下方に押下げ
られ、回動電極11の頂面と縦長電極6の電極面
間の間隙が重ね合せ部または溶接部の厚さより大
きくなることによつて、缶胴体1の電極部への送
入ならびに溶接の完了した缶胴体の送出が回動電
極11によつて妨げられないように構成されてい
る。
以上の装置によつて、溶接は次のようにして行
なわれる。
回動電極11が支枠18の左端側にあつて、突
出部23aと軸受台底板上面13aが係合してい
て、回動電極11の頂面と縦長電極6の電極面7
間の間隔が重ね合せ部の厚さよりも大きい状態に
おいて、缶胴体1が送り棒4によつて縦長電極部
の所定位置まで送入されて停止する。同時に一対
の押えウイング9が左右より、また支持具10が
上部よりマンドレル3の方向に進行して、缶胴体
1をマンドレル3上に押圧、固定する。この固定
状態において、重ね合せ部2の巾全体が電極面7
および12に接触することが重要である。これは
重ね合せ部2の全体をマツシユして溶接部全体の
厚さを均等に減少せしめるためである。すなわち
重ね合せ部2の巾方向に電極面と接触しない部分
が存在する場合は、その非接触部はマツシユされ
ず、ほとんど板厚分の段差が残り、この段差を完
全に被覆して、缶内容物に対する防食を果すに
は、多量の保護塗料を必要とするからである。
次いで摺動板16が右へ移行して、軸受台底板
上面13aと突出部23aの係合が解かれ、回動
電極の電極面12は縦長電極の電極面7上を回転
した後、重ね合せ部2を押圧スプリング17によ
つて加圧しながら右へ回動し、その間電流が回転
電極−重ね合せ部−縦長電極間を通過して溶接
(鍛接)が行なわれる。通常は回動速度(すなわ
ち溶接速度)が約20m/min以下の場合は50ない
し60Hzの交流が使用され、溶接速度が大になるに
つれて高い周波数の交流が使用される。
印加電流の周波数や波形等は、種々のものが用
いられる。
上記の通りの従来の溶接金属缶胴体の製造装置
は次の通りの問題点を有している。
まず、製造速度を上げるためには、溶接速度、
即ち回動電極の回動速度を速くする必要がある。
しかしながら、溶接速度を速め且つ好ましい溶接
を得るためには、交流電源からの電流の周波数
を、例えば200〜500Hz程度に高める必要がある。
上記の通りに電流の周波数を高めると、次の通
りの問題が生ずる。
第1の問題は、電流が流れ難くなることであ
る。上記の通りの溶接を行なうためには、実効値
3〜9KAの交流電流を必要とする。しかしなが
ら、上記の通りに周波数が増大すると、電流が流
れ難くなる。これは、主にインピーダンスZのう
ちインダクタンス分WLの増加によるものと理解
される。
インダクタンスLの大きさは、トランスの2次
側の通電回路の開度に著しく影響され、通電回路
の開く具合が大きいと、インダクタンスLの値は
大きくなる。即ち、例えば交流電源から溶接部分
までの2つの電気路の間隔が大きいと、インダク
タンスLの値は大きくなる。
他方、上記した通りの従来の装置においては、
交流電源から溶接部分までの電気路の一方は、縦
長電極を介する導体で構成され、他方は回動電極
までの例えばワイヤのような給電線である。回動
電極は縦長電極に対して相対的に移動するもので
あり、このため2つの電気路を近接せしめること
はできず、従つて、インダクタンスLの値を小さ
くすることはできない。
第2の問題は、種々の部材の発熱に関すること
である。200〜500Hz程度の比較的高い周波数の溶
接電流を使用する場合、例えば、トランスの2次
側回路中に導体が存在すると、その導体中にうず
電流が生じ発熱する。特に、鉄の如き磁性体では
その発熱が顕著である。
このため、従来は、使用する部材の材質を制限
したり、部材を冷却するための複雑な機構を設け
る必要があつた。
本発明は、上記の通りの状況を鑑みてなされた
ものである。
本発明の目的は、溶接部への2つの電気路が近
接しており、このためその部分に使用される部材
の材質の制限を除き、且つ冷却機構を従来の装置
と比べ著しく軽減することができる溶接金属缶胴
体の製造装置を提供することである。
本発明の他の目的は、従来の装置に比べ製造速
度が少なくとも2倍速い溶接金属缶胴体の製造装
置を提供することである。
本発明に従うと、上記した目的及び他の目的
が、重ね合せ部を有する金属缶胴体の該重ね合せ
部を溶接する溶接金属缶胴体の製造装置におい
て: 該缶胴体の該重ね合せ部の形状に対応した形状
をそれぞれ有する2つの電極面を備えた縦長電極
と、該縦長電極の該2つの電極面に配置された2
つの該缶胴体の該重ね合せ部をそれぞれ押圧しな
がら該重ね合せ部上を回動する2つの回動電極
と、該2つの回動電極を該缶胴体の該重ね合せ部
にてそれぞれ回動せしめる回動電極回動装置とを
具備し、該縦長電極が、該2つの電極面のそれぞ
れを光流電源に電気的に接続する、相互に電気的
に絶縁された2つの導体を備えており、且つ該2
つの回動電極が相互に電気的に接続されており、
これによつて、該2つの回動電極が該2つの缶胴
体の該重ね合せ部にて回動している場合、交流電
源の一方の端子が、該縦長電極の一方の導体及び
一方の電極面、一方の缶胴体、一方の回動電極、
他方の回動電極、他方の缶胴体、並びに該縦長電
極の他方の電極面及び他方の導体を介して、交流
電源の他方の端子に電気的に接続せしめられるこ
とを特徴とする溶接金属缶胴体の製造装置を提供
することによつて達成される。
次に、第3図及び第4図を参照して、本発明の
第1の具体例に従う溶接金属缶胴体の製造装置を
説明する。
第1の具体例に従う溶接金属缶胴体の製造装置
は、固定縦長電極32と、2つの回動電極34及
び36と、2つの回動電極34及び36を支持す
る軸受台38と、回動電極移動装置(図示せず)
と、交流電源40とを具備する。
固定縦長電極32は、マンドレル42の一部と
して構成されていて、マンドレル42の第3図の
左側部分は缶胴成形機(図示せず)を構成してい
る。固定縦長電極32は、第1の導体44と第2
の導体46とを備えている。第1の導体44に
は、第4図に示した如く略矩形横断面の溝が形成
されていて、この溝内に第2の導体46が絶縁体
47を介して固定的に配置されている。従つて、
第1の導体44と第2の導体46とは電気的に絶
縁されている。更に、固定縦長電極32と協働す
る缶胴体固定装置(図示せず)が設けられてい
て、缶胴体を固定縦長電極32上の第1の位置及
び第2の位置等にて固定的に配置するようになつ
ている。第3図にて、第1の缶胴体48は第1の
位置に、そして、第2の缶胴体50は第2の位置
にそれぞれ配置されている。上記缶胴体固定装置
は、第1図の押えウイング9の如き構造でよい。
缶胴体48及び50は第1の位置及び第2の位置
にある場合、その重ね合わせ部52及び54が第
3図の下方になるように配置される。第1の導体
44及び第2の導体46の下方端(第3図)に
は、第1の電極面56及び第2の電極面58がそ
れぞれ形成されている。これらの電極面56及び
58は、第1図及び第2図に示した電極面7と同
様に形成されている。
2つの回動電極34及び36が、固定縦長電極
32の下方に配置されている。これらの回動電極
34及び36は、第1図及び第2図に示した回動
電極11と同様に形成されている。
2つの回動電極34及び36は、軸受台38に
回転可能に配置されている。2つの回動電極34
及び36は、軸受台38を介して相互に電気的に
接続されている。
この具体例においては、回動電極34及び36
は円板状であるが、このようなことは必ずしも必
要ではなく、例えば円板の一部で構成してもよ
い。また、回動電極34及び36の曲率半径は40
mm以上、特にテインフリースチールで缶胴体を形
成する場合は50mm以上であるのが好ましい。
軸受台38には、回動電極移動装置(図示せ
ず)が連結されていて、これによつて、2つの回
動電極34及び36は、固定縦長電極の2つの電
極面に近接する方向及びこれから離れる方向並び
に固定縦長電極の長手方向即ち第3図の左右方向
に移動できるようになつている。回動電極移動装
置は、第1図及び第2図の軸受台底板上面13
a、支持棒15、摺動板16、押圧スプリング1
7、ガイド19、連結杆21、ピン22、突出部
23等と同様な部材で構成することができる。
固定縦長電極32の第1及び第2の導体44及
び46に交流電源40が電気的に接続されてい
る。この交流電源40は、回路が閉じられた場
合、200〜500Hzの実効値3〜9KAの交流電流を
提供する。
第1の具体例に従う溶接金属缶胴体の製造装置
は、更に、缶胴体移動装置60を具備する。この
缶胴体移動装置60は、送り棒62と爪64とを
備えている。この送り棒62及び爪64は、第1
図及び第2図の送り棒4及び爪5と同様に機能す
る。即ち、送り棒62には一定間隔で爪64が配
置されている。爪64は下方より加圧されると上
昇し、加圧が解かれると弾性的に元の位置に復す
るように構成されている。このため、送り棒64
を第3図左右方向に往復せしめ且つ所定位置にて
缶胴体を間欠的に固定的に位置付けることによ
り、第3図右方向に缶胴体を順次移動せしめるこ
とができる。
次に、第1の具体例に従う溶接金属缶胴体の製
造装置の作動を説明する。
まず、例えば、テインフリースチール(電解ク
ロム酸処理鋼板)、ブリキ、ニツケルメツキ鋼板
等の板厚0.12〜0.6mm、好適には0.15〜0.4mmの缶
用薄板材が、第3図の左側部分に配置された缶胴
成形機に提供される。この缶胴成形機によつて、
薄板材は、重ね合せ量が0.1〜1.0mm、好ましくは
0.2〜0.8mmの円筒状にせしめられる。
このように形成された複数個の缶胴体が送り棒
62等によつて、順次第3図左から右に移動せし
められる。即ち、送り棒62が左から右に移動す
る際、缶胴体48,50及び66は固定縦長電極
32上を自由に移動できる状態にあり、このた
め、爪64が缶胴体48,50及び66の左端に
係合することによつて、缶胴体48,50及び6
6は右に移動せしめられる。移動量は、第3図の
左端の缶胴体、即ち第3の缶胴体66が右端の缶
胴体、即ち第1の缶胴体48の位置に移動せしめ
られる量である。送り棒62が右から左に移動す
る際は、缶胴体48,50及び60は、缶胴体固
定装置(図示せず)によつて、固定縦長電極32
に対して固定的に配置される。このため、送り棒
62が右から左に移動する際は、爪64は缶胴体
48,50及び60によつて上昇せしめられ、缶
胴体48,50及ば60の上面上を滑動すること
になる。上記の通りに移動せしめられて、第3図
に示した如く第1の缶胴体48が第1の位置に、
第2の缶胴体50が第2の位置に缶胴体固定装置
(図示せず)によつてそれぞれ固定的に配置され
る。
しかる後、回動電極移動装置(図示せず)によ
つて、回動電極34及び36が、固定縦長電極3
2から離れた位置から、第1の回動電極34の
(第3図)上方端68が固定縦長電極32の第1
の電極面56に近接し且つ上記の通りに固定され
た第1の缶胴体48の(第3図)左側端72の少
し左側に位置し更に第2の回動電極36の(第3
図)上方端70が固定縦長電極32の第2の電極
面58に近接し且つ上記の通りに固定された第2
の缶胴体50の(第3図)左側端74の少し左側
に位置する位置に、移動せしめられる。次いで、
第1及び第2の回動電極34及び36は第3図の
右側に移動せしめられる。
この移動によつて、まず、第1の缶胴体48の
左側端72と第1の回動電極34とが電気的に接
続し、同時に第2の缶胴体50の左側端74と第
2の回動電極36とが電気的に接続する。これに
よつて、交流電源40の一方の端子が、固定縦長
電極32の第1の導体44及び第1の電極面5
6、第1の缶胴体48、第1の回動電極34、第
2の回動電極36、第2の缶胴体50、並びに固
定縦長電極32の第2の電極面58及び第2の導
体46を介して、交流電源40のもう一方の端子
に電気的に接続される。交流電流は図示されてい
ないスウイツチの開閉により断続的に印加され
る。その交流電流の印加は通常第1及び第2の回
動電極34及び36が第1及び第2の缶胴体48
及び50の左側端72及び74に達する少し前よ
り行なわれる。これにより、実効値3〜9KAの
200〜500Hzの交流電流が流れる。
第1及び第2の回動電極34及び36が更に第
3図の右側に移動すると、第1及び第2の回動電
極34及び36の頂部68及び70と第1及び第
2の縦長電極面56及び58とのそれぞれの間の
間隔は、缶胴体48及50の重ね合わせ部52及
び54の厚さより小さくなるように、第1及び第
2の回動電極34及び36は、重ね合わせ部52
及び54を加圧しながら、回転する。この加圧力
は、30〜500Kg、好ましくは40〜200Kgである。回
動電極34及び36の第3図の右側方向への移動
速度は、30〜70m/minである。
第1及び第2の回動電極34及び36が更に右
側に移動すると、第1及び第2の回動電極34及
び36の頂部が、缶胴体48及び50の右側端に
至り、そして、そこから離れる。回動電極34及
び36が缶胴体48及び50の右側端から離れた
瞬間に印加されていた交流電流は図示されていな
いスウイツチにより切断される。
次いで、缶胴体固定装置が解除され、送り棒6
2及び爪64によつて、缶胴体は第3図の右方向
に所定距離移動せしめられる。即ち、第1及び第
2の缶胴体48及び50は縦長電極32の右端か
ら取り外され、第3の缶胴体66が第1の缶胴体
48の位置に移動せしめられ、第3の缶胴体66
の左側に位置する図示しない第4の缶胴体が第2
の缶胴体50の位置に移動せしめられる。
しかる後、前述した手順に従つて、缶胴体が縦
長電極32に固定され、重ね合わせ部が溶接され
る。
この具体例においては、回動電極34及び36
が第3図右側方向に回動するように説明したが、
例えば右側方向及び左側方向に交互に回動して溶
接するように構成できる。
次に、第5図乃至第7図を参照して、本発明の
第2の具体例に従う溶接金属缶胴体の製造装置を
説明する。
第2の具体例に従う装置は、第1の具体例に従
う装置とは、特に、線状電極を用いる点及び縦長
電極を冷却する機構を有する点が異なる。従つ
て、異なつている点のみを説明する。
固定縦長電極132は、線状電極82のための
第1の案内ロール84、下方案内溝86第2の案
内ロール88及び上方案内溝90を備えている。
線状電極82は、例えば、銅線あるいはスズメツ
キ銅線の直径1.5mm程度の丸線を扁平状にしたも
のである。第1の案内ロール84は第2の導体1
46に回転可能に支持されており、第2の案内ロ
ール88は第1の導体144に回転可能に支持さ
れている。線状電極82は、図示しない駆動機構
によつて、2つの回動電極134及び136が固
定縦長電極132から離れた位置にある際に、所
定量長手方向に移動せしめられる。
第5図に示した如く、2つの回動電極134及
び136を支持する支持装置138は、更に、線
状電極92のための第3の案内ロール94、第4
の案内ロール96及び第5の案内ロール98を回
転可能に支持している。そして、回転電極134
及び136には、線状電極92を案内するための
案内溝が設けられている。このようにして、第5
図に示した如く、線状電極92は、第3の案内ロ
ール94、第1の回動電極134、第4の案内ロ
ール96、第2の回動電極136及び第5の案内
ロール98を介して延びており、図示しない駆動
機構によつて、2つの回動電極134及び136
が固定縦長電極132から離れた位置にある際
に、所定量長手方向に移動せしめられる。
好ましくは、固定縦長電極132用の線状電極
82と回動電極132及び136用の線状電極9
2とは同じものを用いる。即ち、例えば、線状電
極92が、支持装置138に支持された第5の案
内ロール98から、いくつかの案内ロール(図示
せず)を介して、第1の導体144に支持された
第1の案内ロール84に導びかれるように構成す
る。
第2の具体例に従う装置においては、更に、固
定縦長電極132に冷却流体を導びくための冷却
孔100が設けられている。冷却孔100は、第
5図及び第6図に示した如く、第1の導体144
及び第2の導体146を介して延びている。冷却
流体としては、冷却水、(例えば−30℃の)ブラ
イン、液化フレオン等を用いることができる。
更に この具体例においては、第6図に示した
如く3つの缶胴体移動装置160、即ち、送り棒
162及び爪164によつて、缶胴体148,1
50及び166が固定縦長電極132上を長手方
向(第5図右方向)に移動せしめられる。そし
て、3つの押えウイング109によつて、缶胴体
148,150及び166は所定位置に固定的に
保持される。
第5図及び第6図に示された回動電極移動装置
139は、横方向移動レバー202、略円形断面
の2本のレール204、4つのレールの嵌合部材
206、支持板208、4つの突出棒210、4
つの突出棒嵌合部材212、支持台214、駆動
棒216及びコイルばね218を備えている。
横方向移動レバー202は、回動電極134及
び136を支持する支持装置138と図示しない
駆動装置に連結されていて、支持装置138従つ
て回動電極134及び136を横方向(第5図左
右方向)に移動する。
支持装置138には4つのレール嵌合部材20
6が固定されており、支持板208には2本のレ
ール204が固定されている。そして、2本のレ
ール204にレール嵌合部材206が嵌合してい
る。これによつて、支持装置138は支持板20
8に対してレール204の長手方向の移動ができ
るようになつている。
支持板208には下方に延びている4つの突出
棒210が固定されており、支持台214には4
つの突出棒嵌合部材212が固定されている。そ
して、突出棒210はそれぞれ対応する突出棒嵌
合部材210が嵌合している。これによつて、支
持板208は支持台214と平行を維持した状態
で、縦方向(第5図上下方向)移動ができるよう
になつている。
駆動棒216は支持板208と図示しない駆動
装置に連結されていて、支持板208を縦方向に
移動せしめる。コイルばね218が、駆動棒21
6の回りにて、支持板208と支持台214との
間に配置されていて支持板208を第5図上方向
に強制している。
回動電極移動装置139は上記の通りの構造で
あるので、横方向移動レバー202の横方向移動
及び駆動棒226の縦方向移動によつて、支持装
置138を固定縦長電極132に対して平行に維
持した状態で、所望の経路に従つて移動せしめる
ことができる。これによつて、前記した第1の具
体例と同様に、回動電極134及び136が固定
縦長電極132に対して移動せしめられる。
この第2の具体例に従う装置は、上記した第1
の具体例に従う装置と同様に作動するが、第7図
に明示した如く、回動電極134及び136が固
定縦長電極132に近接して溶接を行なう際、胴
体148及び150は重ね合わせ部152及び1
54は、線状電極82及び92の間にて加圧され
る。このため、第2の具体例に従う装置は、第1
の具体例に従う装置と比較して、電極の損傷ある
いは凹みによる溶接不良を有効に防止することが
できる。
尚、上記した第1及び第2の具体例において
は、縦長電極が固定されており、缶胴体の内側に
配置されており、回動電極が回転すると共にその
回転軸線が移動することによつて回動し、缶胴体
の外側に配置されている。しかしながら、例え
ば、縦長電極を移動可能にし、缶胴体の外側に配
置し、回動電極は回転はするがその回転軸線は移
動せず、そして缶胴体の内側に配置されるように
構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の溶接金属缶胴体の製造装置の
部分断面正面図。第2図は、第1図の装置の−
線に沿つた断面図。第3図は、本発明の第1の
具体例に従う溶接金属缶胴体の製造装置の部分断
面側面図。第4図は、第3図の装置の−線に
沿つた断面図。第5図は、本発明の第2の具体例
に従う溶接金属缶胴体の製造装置の部分断面側面
図。第6図は、第5図の装置の−線に沿つた
断面図。第7図は、第6図の部分拡大図。 1……缶胴体、2……重ね合せ部、6……縦長
電極、11……回動電極、32,132……縦長
電極、34,36,134,136……回動電
極、38,138……支持装置、40……交流電
源、44,144……第1の導体、46,146
……第2の導体、48,148……第1の缶胴
体、50,150……第2の缶胴体、52,54
……重ね合せ部、60,160……缶胴体移動装
置、82,92……線状電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重ね合せ部を有する金属缶胴体の該重ね合せ
    部を溶接する溶接金属缶胴体の製造装置におい
    て: 該缶胴体の該重ね合せ部の形状に対応した形状
    をそれぞれ有する2つの電極面を備えた縦長電極
    と、該縦長電極の該2つの電極間に配置された2
    つの該缶胴体の該重ね合せ部をそれぞれ押圧しな
    がら該重ね合せ部上を回動する2つの回動電極
    と、該2つの回動電極を該缶胴体の該重ね合せ部
    にてそれぞれ回動せしめる回動電極回動装置とを
    具備し、該縦長電極が、該2つの電極面のそれぞ
    れを交流電源に電気的に接続する、相互に電気的
    に絶縁された2つの導体を備えており、且つ該2
    つの回動電極が相互に電気的に接続されており、
    これによつて、該2つの回動電極が該2つの缶胴
    体の該重ね合せ部にて回動している場合、交流電
    源の一方の端子が、該縦長電極の一方の導体及び
    一方の電極面、一方の缶胴体、一方の回動電極、
    他方の回動電極、他方の缶胴体、並びに該縦長電
    極の他方の電極面及び他方の導体を介して、交流
    電源の他方の端子に電気的に接続せしめられるこ
    とを特徴とする溶接金属缶胴体の製造装置。 2 該縦長電極が静置されており、該回動電極が
    円板状電極から構成されていて、円板状電極が回
    転すると共に、その回転軸線が移動するように構
    成されている特許請求の範囲第1項記載の溶接金
    属缶胴体の製造装置。 3 該縦長電極が該缶胴体の該重ね合せ部に対接
    する線状電極を含み、該回動電極が該缶胴体の該
    重ね合せ部に対接する線状電極を含む特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の溶接金属缶胴体の製
    造装置。
JP5267083A 1983-03-30 1983-03-30 溶接金属缶胴体の製造装置 Granted JPS59179278A (ja)

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