JP2837213B2 - 制御弁 - Google Patents

制御弁

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JP2837213B2
JP2837213B2 JP2721490A JP2721490A JP2837213B2 JP 2837213 B2 JP2837213 B2 JP 2837213B2 JP 2721490 A JP2721490 A JP 2721490A JP 2721490 A JP2721490 A JP 2721490A JP 2837213 B2 JP2837213 B2 JP 2837213B2
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捷武 土屋
淳 松井
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガソリンスタンド等給油所の地下に設置さ
れた貯油タンクの注油管の先端位置に設けられる制御弁
に関する。
[従来の技術] 給油所の地下に設置された貯油タンクにローリから油
を補給するため、本出願人は特願昭63-261470号におい
て、貯油タンクへの流入管を満タン時に閉じる制御弁を
介して注油管に連結した補給装置を提案している。
[発明が解決しようとする課題] 該提案自体は有効なものであるが、この種の制御弁が
閉じるのは満タンの貯油タンクに誤って補給した場合の
ように作動するのは希である。そして従来の制御弁は弁
開係止機構の作動検査手段が設けられていないので、チ
ェックするすべがなく故障に気付かないで注油するおそ
れがある。
本発明は、弁開係止機構のチェックが簡単にできる制
御弁を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、弁開係止機構のダイヤフラム室内に
連通したセンサ管を満タン液位位置に開口し、該開口に
常閉の浮子弁を設け、前記ダイヤフラム室を加圧する作
動検査手段を設けている。
上記弁開係止機構は、ばねに付勢されて係止ピンによ
り主弁の弁軸を係止し、陽圧により移動して係止を解除
するダイヤフラムと、係止ピンで係止される弁軸に形成
された係止溝とで構成するのが好ましい。
また、浮子弁は、浮子の自重により閉弁し、液の浮力
により開弁するように構成するのが好ましい。
また、作動検査手段は、制御弁のハウジングの側方膨
出部に螺合された本体と、本体のピストン部を収めるシ
リンダと、シリンダに形成された作動室をダイヤフラム
室に連通する通路と、本体とシリンダとの間に介装され
たばねとを備えた作動チェック弁で構成するのが好まし
い。
[作用] 上記のように構成された制御弁において、注油初期、
すなわち、流入管内が油で満されるまでは、流入管内の
空気は圧縮されて陽圧となるが、浮子弁は浮子の自重に
より閉弁し、陽圧が弁開係止を解除するのを抑止する。
そして、流入管内が油で満たされると浮子弁は開弁す
る。
流入管内が油で満たされ注油されている状態では、貯
油タンク内の油面近くの流入管路内圧は陽圧であり、上
部は陰圧となっている。それゆえに、貯油タンク内の油
面が上昇し、浮子弁付近が陽圧になると、センサ管を介
して伝わる陽圧がダイヤフラムを移動し、係止ピンによ
る弁軸の係止溝の係止を解除し、主弁を閉じて注油を停
止し、溢出を防止する。
弁開停止機構のチェックに際し、作動チェック弁のシ
リンダを押し下げると、作動室内が加圧されてダイヤフ
ラム室に作用し、ダイヤフラムが移動して元弁を閉じる
ことにより、正常が確認される。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図において、貯油タンク68には底近くまで伸びて
いる流入管2が取付けられ、その流入管2には全体を符
号10で示す制御弁を介して1本の注油管3が接続されて
いる。その制御弁10はマンホール筒5内に収められ、そ
のマンホール筒5の開口部には、蓋6が設けられてい
る。
前記制御弁10のハウジング11には、流入口12、流出口
13が形成されている。その流出口13は流入管2に連結さ
れ、流入口12は注油管3に連結され、弁開係止機構Aを
納めるハウジング19がハウジング11上に設けられてい
る。また、流出口13の端縁には弁座14が形成されてい
る。
この弁座14に対向してばね16により閉弁方向に付勢さ
れた主弁17が収められている。その主弁17の弁軸18は、
ピン15を介してハウジング19に刻設された溝19aにより
回転方向に係止されて上方に延ばされハウジング19を貫
通し、ハウジング19の上部に取付けられたつまみ20内に
突出されている。このつまみ20とハウジング19に固着さ
れたスリーブ21との間には、つまみ20を下方に付勢する
ばね28が介装され、また、つまみ20には、弁軸18の上端
部のフランジ部18aに係合して弁軸18をばね16に抗して
引き上げるフランジ部20aが形成されている。
他方、ハウジング19には室22が形成され、その室22は
ダイヤフラム23により左右の2室22a、22bに画成されて
いる。このダイヤフラム23の右室22b側には、ピース24
を介して係止ピン25が設けられ、弁軸18には主弁17が開
位置のときに係止ピン25が係止される係止溝18bが刻設
され、これらの部材23〜25及び18bにより弁開係止機構
Aが構成されている。
また、左室22aには係止ピン25を係止側に付勢するば
ね26が介装され、また、連通管22cによりマンホール筒
6の上部の大気に連通されている。
他方、右室22bに連通するセンサ管27が設けられ、そ
のセンサ管27は、ハウジング19の側方突出部19aに連結
され、その突出部19aには全体を符号40で示す作動検査
手段である作動チェック弁が設けられている。このセン
サ管27は、ハウジング11の内方から流入管2内へ垂下さ
れ、その下端部には、全体を符号30で示す浮子弁が設け
られている。
第2図において、浮子弁30の本体31は、下方開口の筒
状体に形成され、内周壁に嵌着された弁座32によりセン
サ管27に連通する弁室33と、下方の浮子室34が画成され
ている。その浮子室34には、内周壁と隙間を設けて浮子
35が収められている。この浮子35の弁棒35aは弁座32の
内孔と隙間を設けて上方に延ばされて弁室33内に突出さ
れ、その頂部の弁体36の下面にはシールリング37が設け
られている。そして、弁体36と弁座32との間には、浮子
35の浮力より若干小さい引張力のばね38が介装されてお
り、弁室33の頂部には、弁体36の上昇時に弁室33の頂壁
との間に隙間を形成するストッパ39が突設されている。
したがって、常時は浮子35の自重によりシールリング37
が弁座32に着座して浮子弁30が閉じられ、浮子35の上昇
により開弁されるようになっている。
第3図において、作動チェック弁40の本体41は、ハウ
ジング19の側方突出部19aの上部に直交して螺合されて
いる。その本体41に形成されたピストン部42は、シリン
ダ43にシールリング44を介して摺動自在に収められ、両
者42、43により作動室45が画成されている。本体41とシ
リンダ43との間には、ばね46が介装され、ピストン部42
はシリンダ43に螺合するねじ42aで係止されており、そ
のシリンダ43の頂部には、ゴム製のキャップ47が設けら
れている。このキャップ47内に収められた押しボタン48
の軸部48aは、シリンダ43の中心孔43aの内周壁に隙間を
設けて挿通され、下端部は圧力室45に若干突出してい
る。なお、中心孔43aは側孔43bにより外気に連通されて
いる。前記本体41の中心孔41aには、中心筒49が摺動自
在に設けられ、中心孔49a及び側孔49b、49bにより突出
部19aの通路19bと圧力室45とが連通されている。この中
心筒49の頂部には、中心孔43aに対向する弁体50が設け
られ、中心孔49aと中心孔41aとの間に介装されたばね51
に付勢されて中心孔43aを閉じている。
他方、突出部19aの外端部には、ダイヤフラム52によ
りコーン状のダイヤフラム室53が画成されている。その
ダイヤフラム52と室53の端壁との間には、ばね座54を介
してばね55が介装され、ダイヤフラム52の外面は、複数
の小孔56aが穿設されたカバー56で覆われている。
この制御弁10においては、常時はつまみ20をばね28に
抗して引き上げ、フランジ部20a、18aを介して弁軸18を
ばね16に抗して引き上げ、弁軸18の係止溝18bをダイヤ
フラム23の係止ピン25に係止させ、主弁17を開いて第1
図の状態にしておく。
注油に際し、注油管3に図示しないローリの注油ホー
スを接続し、ローリの元弁を開いて注油すると、油は注
油管3、流入口12、流出口13を経て流入管2から貯油タ
ンク68に流れ込む。この際、油が流れ始めて流入管2内
が油で満たされるまでは、流入管2内の空気は、圧縮さ
れて陽圧となる。このとき、浮子弁30は第2図に示した
状態にあり、弁体36のシールリング37に着座してセンサ
管27の開口端は閉じられ、陽圧がセンサ管27を介してダ
イヤフラム室22の右室22bに印加されるのを抑止する。
注油が開始されて、しばらくたつと流入管2内が油で
満たされ、浮子室34内も油で満たされ浮子35は浮上し、
弁体36が上昇してストッパ39に当接し、センサ管27の開
口端が開かれる。しかし、この状態になると、貯油タン
ク内の油面近くの流入管内圧は、速度ヘッドが圧力ヘッ
ドに変換して陽圧となっているが、上部の流入管内圧
は、陰圧となっているので、右室22b印加されることは
なく、通常の注油の場合は主弁17が閉じることはない。
しかし、タンク68内が略々満タンの状態で誤って注油
をした場合はタンク68内の油面が上昇し、浮子弁30の位
置に達すると、浮子室34内の圧力が陰圧から陽圧に変
り、更に、油面が上昇すると、浮子室34内は充分に陽圧
になる。これにより、陽圧がセンサ管27を介して右室22
bに作用し、第4図に示すように、ダイヤフラム23をば
ね26に抗して左方に変位させ、係止ピン25を左行させて
係止溝18bの係止を解除する。したがって、主弁17は、
ばね16に付勢されて弁座14に着座して注油は停止し、溢
出を防止する。この際、連通管22cにより、左室22aは大
気に連通しているので、ダイヤフラム23の作動は確実で
ある。
なお、連通管22cは、マンホール筒5の上部の大気に
連通されているので、マンホール筒5内に雨水等が普通
程度溜っても、閉塞される不都合はない。
誤注油により主弁17が閉じた場合は、ローリの元弁を
閉じ、作動チェック弁40の押しボタン48を押し、軸部48
aを下降して弁体50を押し下げ、ダイヤフラム室22の右
室22b内の内圧を通路19b、中心孔49a、側孔49b、圧力室
45、中心孔43a及び側孔43bを介して大気に放出した後
に、つまみ20を引き上げて主弁17を開き、第1図の状態
に戻せば、注油管3内の油はタンク68内に流下する。
弁開停止機構Aの作動をチェックするには、シリンダ
43を押し下げると、作動室45の空気が加圧され、この加
圧が側孔49b、中心孔49a、中心孔41a及び通路19bを介し
てダイヤフラム室22の右室22bに作用する。これにより
ダイヤフラム23が左方に変位して係止ピン25による係止
溝18bの係止が解除され主弁17が閉じれば、弁開係止機
構Aの正常が確認される。
また、マンホール筒5内に雨水等が溜まると、溜った
水により小孔56aを介してダイヤフラム52が押圧されて
左方に変位する。これによりダイヤフラム室53の空気が
加圧され、この加圧がダイヤフラム室22の右室22bに作
用し、前述のように元弁17が閉し、注油不可となるので
マンホール筒5内に水が溜ったことを注油時に知ること
ができる。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、
作動チェック弁のシリンダを押し下げることにより、弁
開係止機構の作動を簡単にチェックすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す開弁時の側断面図、第
2図は浮子弁を示す閉弁時の側断面図、第3図は作動チ
ェック弁を示す側断面図、第4図は閉弁時を示す側断面
図である。 A……弁開係止機構、40……作動チェック弁、10……制
御弁、22……ダイヤフラム室、22b……右室、27……セ
ンサ管、30……浮子弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−94596(JP,A) 特開 平3−69500(JP,A) 特公 平1−59192(JP,B2) 実公 昭62−42959(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 5/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁開係止機構のダイヤフラム室内に連通し
    たセンサ管を満タン液位位置に開口し、該開口に常閉の
    浮子弁を設け、前記ダイヤフラム室を加圧する作動検査
    手段を設けたことを特徴とする制御弁。
JP2721490A 1990-02-08 1990-02-08 制御弁 Expired - Fee Related JP2837213B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11148933B2 (en) 2018-12-06 2021-10-19 Orteq Energy Technologies, Llc Portable, dual-chambered, silo tank fueling system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11148933B2 (en) 2018-12-06 2021-10-19 Orteq Energy Technologies, Llc Portable, dual-chambered, silo tank fueling system

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JPH03240694A (ja) 1991-10-28

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