JP2836510B2 - ステープル打ち機の作動検出装置 - Google Patents

ステープル打ち機の作動検出装置

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JP2836510B2 JP30901094A JP30901094A JP2836510B2 JP 2836510 B2 JP2836510 B2 JP 2836510B2 JP 30901094 A JP30901094 A JP 30901094A JP 30901094 A JP30901094 A JP 30901094A JP 2836510 B2 JP2836510 B2 JP 2836510B2
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正義 広井
任良 田村
雅広 相上
雄二 坂上
智子 黒田
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動制御によってス
テープルを打込むステープル打ち機に関するものであ
り、特に、ステープルの打込み不良を検出するためのス
テープル打ち機の作動検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレハブ住宅パネルや家具等の製
造において、ステープルの打込み作業を省人化した自動
ステープル打込み装置が使用されている。此種の自動ス
テープル打込み装置に装備されたステープル打ち機は、
自動制御装置によって制御され、ステープル打ち機また
はワークの一方が順次移動して所定の打込み箇所へ自動
的にステープルが打込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ステープル打ち機によ
るステープル打込み作業においては、打込み個所が木材
の節であったり、ステープルが何等かの原因によって変
形している場合等にステープルが対象物に打込まれず、
ステープル打ち機のノーズ内で折曲がって詰まることが
ある。この場合は、ノーズに詰まったステープルを除去
しなければならないが、省人化された生産システムにお
いては、ステープル詰まりの発見が遅れることが多く、
ステープル打ち機が空打ちしつつ工程が進行して不良製
品が発生し、生産ラインの流れに支障をきたすことがあ
る。また、空打ちを繰返すことによってステープル打ち
機内のドライバやバンパーに過負荷が加わって耐久性を
低下させるという問題もある。
【0004】そこで、ステープル詰まり事故の発生を即
座に検知できるようにして生産性低下の虞れを解消する
とともに、ステープル打ち機の損傷を未然に防止するた
めに解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、ステープル打ち機
のステープルガイドと平行にレバーを配設し、前記レバ
ーにバネを介装して前記レバーの一端部を前記ステープ
ルガイド上の連結形ステープルの表面に圧接させるとと
もに、前記レバーの回動を検出するセンサを設け、前記
センサの出力状態によって前記ステープルガイド上の連
結形ステープルの移動を判断する制御手段を設けたステ
ープル打ち機の作動検出装置、並びに、ステープル打ち
機のステープルガイドに装着されたステープルプッシャ
にピニオンまたはローラ等の回転体と該回転体の回転を
検出するセンサを設けるとともに、前記ステープルガイ
ドと平行にラックまたはローラ転動レール等のレールを
配設して前記回転体に当接せしめ、前記センサの出力状
態によって前記ステープルガイド上の連結形ステープル
の移動を判断する制御手段を設けたステープル打ち機の
作動検出装置を提供するものである。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明は、ステープルガイドの側
方に配置したレバーの先端部がステープルガイド上の連
結形ステープルの表面に圧接している。連結形ステープ
ルの先頭のステープルが打ち込まれて連結形ステープル
が前方に移動すると、レバーは多数のステープルを接着
した連結形ステープルの外側面の凹凸に応じて往復回動
し、レバーの回動はセンサによって検出される。何等か
の原因でステープル打ち機のノーズにステープルが詰ま
りステープルが送られない場合は、レバーが回動せずセ
ンサの出力も変化しないため、センサの出力が一定の状
態を継続する場合はステープル詰まりの発生と判断され
る。
【0007】請求項2記載の発明は、ステープル打込み
時にステープルをノーズ方向へ押圧しているステープル
プッシャが移動すると、ステープルプッシャに設けたギ
ヤまたはローラ等の回転体が、ステープルガイドと平行
に設けたラック或いはレール上を転動する。回転体の回
転はセンサによって検出され、ステープル詰まり発生の
場合は請求項1記載のものと同様にセンサの出力が変化
せず、ステープル詰まりの発生が検知される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1に従って詳
述する。図1はステープル打ち機1を示し、ノーズ2の
背面にステープルガイド3が連結されている。ステープ
ルガイド3にはステープルガイド3に沿って前後に移動
自在なステープルプッシャ4が装着されており、ステー
プルプッシャ4はバネまたはエアシリンダによって前方
のノーズ方向へ付勢され、ステープルガイド3上の連結
形ステープル5の後端面を押圧してノーズ2へステープ
ル5を連続的に供給する。
【0009】図2は請求項1記載の作動検出装置11を
示し、ステープルガイド3の前部の側面に対向して固設
されたフレーム12にレバー13が水平方向回動自在に
枢着されている。レバー13の一端部はステープルガイ
ド3側へ屈曲して先端部13aが楔形状に成形され、他
端部とフレーム12とに引張コイルばね14が介装され
て先端部13aをステープルガイド3上の連結形ステー
プル5の側面に圧接させるように形成されている。ま
た、フレーム12にはレバー13の後端部13bに対峙
する近接センサ15が固定されており、近接センサ15
はステープル打ち機の駆動制御装置(図示せず)へ接続
されている。
【0010】レバー13の枢軸16を中心とした先端部
13aと後端部13bとのてこ比は先端部13a側に対
して後端部13b側を大とし、先端部13aの回動量を
後端部13bにおいて拡大するように構成されている。
【0011】ステープル打ち機の打込み動作時に連結形
ステープル5が順次消費され、ステープルプッシャ4に
よって送り方向へ押圧されている連結形ステープル5が
前方へ移動すると、連結形ステープル5に圧接している
レバー13が各ステープルの外側面と接合部位との凹凸
に沿って回動する。そして、先端部13aの回動変位
は、後端部13bにおいて増幅され、ステープルを1本
打込む毎に後端部13bが近接センサ15に対してオフ
位置とオン位置とを1往復し、近接センサ15の出力信
号はオフ→オン→オフまたはオン→オフ→オンと変化す
る(打込み停止状態においてレバー13の先端部13a
がステープル5の外側面凸部に接しているが、接着部位
である凹部に嵌入しているかによってパターンが相違す
る)。駆動制御装置は、打込み駆動信号出力後の一定時
間内に前述した近接センサ15の出力信号における反転
の有無を検査する。そして、反転が検出されない場合は
ノーズ2内にステープル5が詰まったと判断してシステ
ム動作を一時停止し、警告灯等の表示手段によって異状
事態の発生を表示する。
【0012】尚、図2においては、レバー13の先端部
13aが連結形ステープル5の外側面に乗上げたときに
レバー13の後端部13bが近接センサ15の前面に対
峙する位置に近接センサ15が取付けられているが、同
図とは逆にレバー13の先端部13aがステープル5間
の凹部に嵌入したときに近接センサ15がレバー13の
後端部13bに対峙するように近接センサ15の取付位
置を変更してもよい。
【0013】また、図示は省略するが、近接センサ15
に代えてホトセンサをレバー13の後端部13bの側面
に対峙させたり、ホトインタラプタの発光素子と受光素
子との間にレバー13の後端部13bが出入りするよう
に構成してレバー13の回動を光学的に検出してもよ
い。
【0014】図3は、請求項2記載の作動検出装置21
を示し、バネまたはエアシリンダ等によって駆動される
ステープルプッシャ22に枢軸23を立設し、枢軸23
にピニオン24を回転自在に取付けてある。また、ステ
ープルガイド3と平行にラック25を設け、ピニオン2
4にラック25が噛合している。ピニオン24にはピニ
オン24よりも大径の歯車形円形回転板26が同軸に装
着され、ピニオンと円形回転板26は結合されて一体的
に回転する。そして、ステープルプッシャ22に取付け
た近接センサ27が円形回転板26の外周面に対峙して
おり、円形回転板26の回転に伴って円形回転板26の
歯車部26aの凹部と凸部とが近接センサ27の前面を
通過することによって近接センサ27の出力信号が反転
する。
【0015】ステープルプッシャ22の移動量は、ピニ
オン24の直径と円形回転板26の直径との比率に応じ
て円形回転板26の外周部において拡大される。そし
て、1回の打込み毎にオン/オフまたはオン/オフ/オ
ン等の如く1回以上出力状態が反転してステープルの移
動を検出できるように円形回転板26の外径寸法を設定
する。
【0016】また、図2に示したものと同様に、センサ
は近接センサ27以外に種々のものが使用できる。例え
ば、前述したホトインタラプタの発光部と受光部を歯車
部26aの表裏両側に対向させて配置したり、円形回転
板の一面に放射状の白黒パターンを印刷し、ホトセンサ
によって円形回転板の回転を読取ってもよい。また、円
形回転板に磁気パターンを着磁して磁気ヘッドまたは磁
気抵抗素子を近接配置した回転検出手段等も応用でき
る。
【0017】また、ピニオンとラックに代えてローラと
ローラに接するレールを配設してローラを転動させるよ
うに構成する等、種々の改変を為すことができ、この発
明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、ステープル打ち機のステープル打込み動作
に連動して前進するステープルの移動を検出できるの
で、打込み時にステープルの移動が検出されない場合
は、ステープル打ち機のノーズにステープルが詰まった
ことを認識できる。従って、ステープル詰まりの発生時
には制御装置を介して工程を一時停止することにより生
産性の低下を防止できるとともに、ノーズにステープル
が詰まったステープル打ち機を駆動することによる耐久
性の低下や故障の発生を防止できる等諸種の効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステープル打ち機の側面図。
【図2】請求項1記載の作動検出装置の平面図。
【図3】請求項2記載の作動検出装置の平面図。
【符号の説明】
1 ステープル打ち機 2 ノーズ 3 ステープルガイド 5 連結形ステープル 11 作動検出装置 13 レバー 13a 先端部 13b 後端部 15 近接センサ 21 作動検出装置 22 ステープルプッシャ 24 ピニオン 25 ラック 26 円形回転板 26a 歯車部 27 近接センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂上 雄二 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マ ックス株式会社内 (72)発明者 黒田 智子 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マ ックス株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−54682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25C 1/00 B27F 7/17

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステープル打ち機のステープルガイド
    (3)と平行にレバー(13)を配設し、前記レバー
    (13)にバネ(14)を介装して前記レバー(13)
    の一端部を前記ステープルガイド(3)上の連結形ステ
    ープル(5)の表面に圧接させるとともに、前記レバー
    (13)の回動を検出するセンサ(15)を設け、前記
    センサ(15)の出力状態によって前記ステープルガイ
    ド(3)上の連結形ステープル(5)の移動を判断する
    制御手段を設けたステープル打ち機の作動検出装置。
  2. 【請求項2】 ステープル打ち機のステープルガイド
    (3)に装着されたステープルプッシャ(22)にピニ
    オン(24)またはローラ等の回転体と該回転体の回転
    を検出するセンサ(27)を設けるとともに、前記ステ
    ープルガイド(3)と平行にラック(25)またはロー
    ラ転動レール等のレールを配設して前記回転体に当接せ
    しめ、前記センサ(27)の出力状態によって前記ステ
    ープルガイド(3)上の連結形ステープル(5)の移動
    を判断する制御手段を設けたステープル打ち機の作動検
    出装置。
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TWI440530B (zh) 2008-02-06 2014-06-11 Max Co Ltd Hand tool, nail residual detection mechanism, nail residual detection method, and power saving method

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