JP2835363B2 - スイッチ付オルゴール - Google Patents

スイッチ付オルゴール

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JP2835363B2
JP2835363B2 JP6026219A JP2621994A JP2835363B2 JP 2835363 B2 JP2835363 B2 JP 2835363B2 JP 6026219 A JP6026219 A JP 6026219A JP 2621994 A JP2621994 A JP 2621994A JP 2835363 B2 JP2835363 B2 JP 2835363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオルゴールの改良に係
り、特にオルゴールの回転による鳴奏と同期して所定装
置を動作させるために好適なスイッチ付オルゴールに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の全舞式オルゴールにおいて、スイ
ッチ付きのものがあり、このスイッチはオルゴールの鳴
奏時にオンとなっていて、停止と同時にオフし、このス
イッチにより、例えば電池をオンオフしてランプを点滅
させるようにしていた。しかしこの場合、スイッチの作
動位置が決まっているため、オルゴールを途中で停止さ
せた場合、スイッチがオンのままになってしまうことに
なり、電池の消耗等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題点を解決する
ために電気的もしくは機械的なタイマーを外部に設置
し、オルゴールが停止してから一定時間後にはスイッチ
をオフする方法等も考えられる。しかしこの方法による
と、オルゴールの作動時間が一定でないため、オルゴー
ルの停止を感知する手段を持たないと、オルゴールの鳴
奏とスイッチにより制御される装置又は回路の動作時間
との間に著しい差がでてしまう。
【0004】本発明の目的はオルゴールの鳴奏と停止に
確実に同期して所定装置を駆動することを可能にしたス
イッチ付オルゴールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、曲目に応じてピンが植設された回転ドラ
ムと、上記回転ドラムを回転させる駆動源と、前記ピン
と係合、離脱すると弁先が振動して前記曲目に対応した
音源となる振動弁と、を有するオルゴールにおいて、前
記回転ドラムの回転に応答して信号を発生する信号発生
手段と、上記信号によって所定装置を上記駆動源によら
ずに駆動する駆動回路と、を備えたことを要旨とする。
【0006】
【作用】オルゴールが作動すると、その回転ドラムの回
転に応答して信号が発生され、その信号によって所定装
置が駆動されるので、オルゴールの作動と装置の動作は
確実に同期せしめられる。
【0007】
【実施例】以下図面に示す本発明の一実施例を説明す
る。図1は全舞の蓄勢力を調速解放してドラムを回転さ
せるように構成したオルゴールに本発明を適用した一実
施例を示す。同図において、1はフレームで、ドラム部
2及び振動板3が該フレーム1上に支持されている。ド
ラム部2は樹脂製の歯車端板2a、金属製のドラム2b
及び樹脂製の端板2cにより構成されており、このよう
にドラム2bの両端部に樹脂製の部材2a,2cが設け
られていて、この両端部にてフレーム1上に支持されて
いるので、ドラム2bとフレーム1とは電気的に絶縁さ
れた状態にあり、また歯車端板2aは図示していない機
構により全舞の蓄勢力が調速解放されて駆動され、ドラ
ム2bを回転させるようになっている。ドラム2bの外
周面には、所定の曲目に応じて配列された複数の金属製
のピン2dが植設されており、振動板3に櫛歯状に形成
された複数の振動弁3aが順次ドラム2bの回転に従っ
て各ピン2dと噛み合うようになっている。ピン2dは
ドラム2bの回転につれ振動弁3aを持ち上げて、その
後係合を外すことにより振動弁3aに棒振動を与えるこ
とにより、オルゴールとしての発音機能を果たす。さ
て、上述した構成のオルゴールにおいて、本発明は、オ
ルゴールの作動に同期したトリガー信号を得るための信
号発生手段として、例えば、下記構成のスイッチを用い
る。
【0008】上記スイッチは金属接片4、金属片5及び
リード線7から成り、金属接片4はドラム2bの外周面
に常時滑動的にかつ電気的に導通状態で接触していて、
ケース6に支持されている。また金属片5は振動板3に
ネジ止めされており、振動板3とは電気的に接続されて
いる。更にリード線7は金属接片4、金属片5を外部駆
動回路8の起動スイッチ端子8aに接続している。
【0009】外部駆動回路8はその内部にタイマー回路
8b等を備えており、その起動スイッチ端子8aに前記
スイッチからオフよりオンへと変化するトリガー信号が
入力されることにより作動を開始し一定時間後にタイマ
ー回路8bでその作動を停止する。例えば、外部駆動回
路8によって複数個のLEDが点滅させるようになって
おり、上記トリガー信号によって作動を開始し数秒間L
EDを点滅させてその後に自動的に停止する機能を有し
ている。
【0010】図2(a)は上記スイッチのオン状態、即
ち、金属接片4、ドラム2b、ピン2d、振動弁3a、
振動板3及び金属片5が導通状態にあること及び同図
(b)は上記スイッチがオフ状態、即ち、ピン2dと振
動弁3aが離脱して金属接片4と金属片5間は非導通状
態にあることを示している。
【0011】図3(a)は上記金属接片4と金属片5間
の電気的導通状態を示しており、これが外部駆動回路8
を起動するトリガー信号となる。最初のオン状態ONは
オルゴール(OG)のピン2dと振動弁3aが係合した
まま停止している状態を示す。オルゴール(OG)が演
奏を開始すると、ドラム2bが回転し始めてピン2dと
振動弁3aは係合したり離れたりする状態が交互に発生
する。従ってオルゴールが作動している間は金属接片4
と金属片5間はオンオフの状態が交互に発生することに
なる。そしてオルゴールが再度停止状態となると、オン
もしくはオフ状態が固定する。
【0012】図3(b)は上述したオンオフ状態を繰り
返すトリガー信号による外部駆動回路8の作動/非作動
状態を示す。外部駆動回路8は、例えば、オフからオン
に変化するトリガー信号で起動するようになっており、
そのトリガー信号が入力する度に再起動を繰り返してお
り、タイマー回路8bも作動する。オルゴールが停止し
前記スイッチがオン状態のままで止まると、外部起動回
路8にはもはやトリガー信号が入力されず、設定タイマ
ー時間T1を経て作動を停止することになり、結局外部
駆動回路8の作動時間Tはトリガー信号の入力による再
起動に基づく作動時間T2とタイマー設定時間T1の合計
となる。
【0013】これにより外部駆動回路8はほぼオルゴー
ルの動作に同期して作動して所定の装置、例えば、LE
Dを点滅させることができる。外部駆動回路8が作動し
ていない場合は待機状態にある訳であるが、この場合は
マイクロアンペア以下の最小限の消費電流を必要とする
だけであるので、実際上、オルゴールの動作時間以外は
ほとんど電流を消費しない。
【0014】なお、オルゴールにおいては振動弁3a
は、例えば18個と多いため、ピン2dと振動弁3aの
噛み合う状態を常時実現し、図4に示すようにドラム2
の特定の状態Aでのみピン2dと振動弁3aとの係合が
ない状態を作ることができる。つまり曲の初め(終りで
もある)の時のみ上記係合が無いと言う状態を作ること
ができる。これは図5(a)に示すように外部駆動回路
8に対して曲の初めのみにトリガー信号が出力されるこ
とを意味する。従って、この場合は同図(b)に示すよ
うにオルゴールの曲の始まりと外部駆動回路8の作動を
同期させることができ、その作動時間はオルゴールの1
鳴奏サイクル時間T3以下の設定タイマー時間T4とな
る。またこのトリガー信号を発するタイミングは必ずし
も曲のスタート部に限定されるものではなく、編曲的に
任意の位置とすることも可能である。
【0015】更に外部駆動回路8によって駆動される装
置としては、LEDの外に、例えば、電気的に擬音や動
物の鳴き声を発生する機能を有する電子音発生装置9、
或いは簡単な動きを有する人形等の種々の装置を用いる
ことが可能で、かかる装置を常にオルゴールの発する音
楽曲の特定の位置で作動させることができる。つまり被
駆動装置の電子音や、動作を、オルゴールの音と同期さ
せることができる。
【0016】図6は本発明の他の実施例で、スイッチの
関連部のみを示すが、他の構成は図1とほぼ同様であ
る。同図で金属接片9及び金属片10が絶縁部材10a
を介して振動板3上にネジ止めされると共に金属接片9
の先端部9aはドラム2bの外周面に常時滑動的にかつ
電気的に導通状態で接触している。金属接片9及び金属
片10はスイッチを構成しており、その作用は図1の実
施例で説明したものと同様である。
【0017】図7は本発明の更に他の実施例で、スイッ
チの関連部のみを示すが、他の構成は図1とほぼ同様で
ある。同図で、11は合成樹脂製のカム部材、12は金
属接片、13は金属片、14は絶縁支持部材、15は支
持部材である。カム部材11はドラム2bと一体回転す
るように取り付けられているが、これに限定されるもの
ではなく、要するにドラム2bと連動するものであれば
よい。カム部材11はまた外周部に複数個の突起部11
aを有する。
【0018】金属接片12及び金属片13はスイッチを
構成し、夫々接触部12a,13aを有していて、常時
は接触部12a,13aが接触状態(オン)であり、か
つ後端部12b,13bが絶縁支持部材14により絶縁
状態で支持部材15に取り付けられ、支持部材15は振
動板3上にネジ止めされている。
【0019】更に金属接片12の先端部には絶縁片12
cが取り付けられており、図7aに示すようにカム部材
11の突起部11aが絶縁片12cに係合している時は
接触部12a,13aが非接触(オフ)となるが、図7
bのように突起部11aが絶縁片12cから離脱する
と、接触部12a,13aは接触状態(オン)に戻る。
この場合、カム部材11の突起部11aの個数及び大き
さは任意に設定でき、それに応じてカム部材と金属接片
12との係脱時間、即ちスイッチのオンオフ時間を自由
に設定可能である。またカム部材11は絶縁性のものな
ら如何なる材料で作ってもよい。図7の実施例による
と、カム部材11の構造及びこれとスイッチの配置を適
当にとることにより、外部装置の駆動時間を所望なもの
とすることができ、その適用範囲が広い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常の一般的なオルゴールに対して、わずか2つの電気接
片を付加するのみの簡単な構成により、所望の装置をオ
ルゴールの作動と同期して駆動することができる。従っ
て通常のオルゴールの機能に、所望の機能を容易に付加
してその付加価値を高めることが可能で、しかも特殊な
オルゴールを作る方法に比べ極めて安価に構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】上記実施例の主要部の動作状態を示す概略図で
ある。
【図3】前記実施例の動作説明図である。
【図4】前記実施例の変形例を示す概略図である。
【図5】上記変形例の動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の主要部を示す概略図であ
る。
【図7】本発明の更に他の実施例の主要部を示す概略図
である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ドラム部 2b ドラム 2d ピン 3 振動板 3b 振動弁 4,9,12 金属接片 5,10,13 金属片 6 ケース 7 リード線 8 外部駆動回路 11 カム部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10F 1/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲目に応じてピンが植設された回転ドラ
    ムと、 上記回転ドラムを回転させる駆動源と、 前記ピンと係合、離脱すると弁先が振動して前記曲目に
    対応した音源となる振動弁と、 を有するオルゴールにおいて、 前記回転ドラムの回転に応答して信号を発生する信号発
    生手段と、 上記信号によって所定装置を上記駆動源によらずに駆動
    する駆動回路と、 を有することを特徴とするスイッチ付オルゴール。
  2. 【請求項2】 前記信号発生手段が、前記回転ドラムの
    ピンと振動弁との接触もしくは非接触によりオンオフす
    るスイッチ手段を含むことを特徴とする請求項1に記載
    のスイッチ付オルゴール。
  3. 【請求項3】 前記信号発生手段が、前記回転ドラムと
    連動するカム部材と、該カム部材と係脱することにより
    オンオフするスイッチ手段と、を含むことを特徴とする
    請求項1に記載のスイッチ付オルゴール。
  4. 【請求項4】 前記駆動回路はタイマー回路を含み、前
    記スイッチ手段は前記回転ドラムの回転所定位置にて信
    号を発生し、該信号により上記タイマー回路をトリガー
    するように構成したことを特徴とする請求項2又は請求
    項3に記載のスイッチ付オルゴール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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