JP3979549B2 - 電子オルゴール付き電気スタンド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置である電気スタンドに電子オルゴールを内蔵させたものであって、特に電気スタンドの電灯の点灯・消灯を制御するスイッチの操作により、電子オルゴールの電源接続制御を行い得るようにした電子オルゴール付き電気スタンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通常の機械式オルゴールの他に電子オルゴールが開発されつつある。この電子オルゴールは、扱者の好みにより音色を変えることが可能であり、また音質も極めて良好であり、更にコスト的にも有利であるため、その利用価値は大きくなるものと推測される。本願出願人の創作に係る電子オルゴールの電子音発生回路の一例としては、図6に電子オルゴール1として示すような回路がある。
図6において、2は押釦スイッチでオルゴール音の音色を2種類以上に切替えるためのスイッチである。3はCPUを含むコントローラで、スイッチ2のオン信号によって音色切替信号を送出するものである。4はサウンドジェネレータで、予め記憶されているオルゴールの演奏曲を発生させるものである。5はオーディオアンプでサウンドジェネレータ4の出力信号を増幅するものである。6はスピーカ、7は電源スイッチ付ボリュームで、電源のオンオフ制御と共に音量を可変するものである。
【0003】
サウンドジェネレータ4に対するコントローラ3からの制御信号は、押釦スイッチ2を押すことによって図7に示すように音色指定のデータ/コマンド(D/C)が送られ、これに続きデータNoがコントローラ3を構成する8ビットのCPUから送られて音色が切り替わるものである。データ(D0 〜D7 )とデータ/コマンド(D/C)は、イネーブル信号(E)の立ち下がりで読み込まれる。この音色切替えは、CPUのメモリに書き込まれている複数の音色データを押釦スイッチ2を押す度毎に順次に読み出されて、サウンドジェネレータ4に送られる。そして記憶されている複数種類の音色がすべて切り替わると、最初の音色データに戻るようになっている。なお、サウンドジェネレータ4には複数の演奏曲目を記憶させておき、図示してない切替スイッチで演奏曲目を変えるようにすることもできる。
【0004】
このような電子オルゴールは、従来の機械式オルゴールのピアノ的音色に限定されることがなく、可成り広範囲な音色や音域、或いは複音構成も可能であり、機械式オルゴールとは異なった趣向のオルゴールとして更に普及すると推測される。そして、この電子オルゴールの使用用途の一つとして本願出願人は、電気スタンドに内蔵させる電子オルゴール付き電気スタンドの商品化を図っている。
この電子オルゴール付き電気スタンドは、例えば図8の一部を切欠した斜視図に示すように、夜間に部屋を薄明り状態にする常夜灯のような電気スタンドに電子オルゴール1を内蔵させたものである。これは,夜の就眠前のひととき、静かに電子オルゴールのメロディーを聴いて一日の疲れを癒して、ゆっくりとした気持ちで睡眠に入るのに有効である。
【0005】
この電子オルゴール付き電気スタンドは,スタンド基部8の上方にはソケット9が設けられ、ソケット9には電球10或いは図示してない蛍光灯が装着される。スタンド基部8の内部には前述した電子オルゴール1が内蔵されている。また、スタンド基部8のケース表面には、電灯の点灯・消灯を制御するスイッチ11と電子オルゴール1の動作を制御するためのスイッチ12とが設けられている。なお、13は電灯の笠、14は商用電源に接続するプラグ付コードである。
この電子オルゴール付き電気スタンドの回路の概略は図9に示す通りである。即ち、商用電源15から一方はスイッチ11を通して電灯10に接続され、他方はスイッチ12を通してトランス16に接続されて所用の電圧に降下させ、整流器17.平滑コンデンサ18よりなる整流回路19で直流に変換して電子オルゴール1に接続されており、スイッチ11又は12のオン・オフ操作により電灯10を点灯させたり、電子オルゴール1を動作させたりするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電灯の点灯・消灯を制御するスイッチ11と、電子オルゴールの動作を制御するスイッチ12との2つのスイッチを設けることは、電気スタンドの外観上から好ましいものではなく、また操作の際に電気スタンドの置かれている場所が枕元から少し離れている場合には、スイッチ操作のために起きなければならず面倒であるし、スイッチが2つであるため操作間違いが生じ易い問題がある。また、スイッチ11,12の操作を電気スタンドの側まで行かなくてもよいように、電源コード14の途中にスイッチを設け、手元操作が可能にすることも考えられるが、その場合はスイッチ及び電源コードを特殊なものにする必要があると共に、スタンド基部8に2つのスイッチを設けた場合と同様に、スイッチの操作間違いを生じる問題がある。
本発明は、1つのスイッチにより電灯の点灯・消灯の制御と電子オルゴールの動作の制御との両方を制御し得るようにすることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による電子オルゴール付き電気スタンドは、照明部と、該照明部を保持するスタンド基部と、該スタンド基部に設けられた電子オルゴールと、前記照明部と前記電子オルゴールに電源を供給するためのオンオフ制御を行う電源スイッチと、該電源スイッチの1回目の投入により前記電子オルゴールへの電源接続の準備を行い、該電源スイッチの所定開放時間以内の一時的開放による2回目の投入により前記電子オルゴールへの電源接続を行わしめる制御回路とから構成されたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による電子オルゴール付き電気スタンドの基本回路構成を示すものである。なお、従来例として図9に示した回路図と同じ構成部分は同一記号で示してある。図1に示した回路構成は、商用電源15からスイッチ20を通した後、電灯10と電子オルゴール1とに電源を供給するようにし、電子オルゴール1側は従来例と同様に整流器17.平滑コンデンサ18よりなる整流回路19で直流に変換し、制御回路21を介して電子オルゴール1に接続されている。この回路の基本動作は、スイッチ20の1回目の投入(オン)により電灯10は点灯するが、電子オルゴール1側は、制御回路21が接続の準備を行うだけでオン動作は行わない。従って、電灯10のみが点灯する。
【0009】
次にスイッチ20を所定の開放時間以内の一時的開放(オフ)後の再投入により、電灯10を点灯させると共にオン動作の準備状態にあった制御回路21をオン動作させ、電子オルゴール1に電源を接続して動作をさせるものである。即ち、電灯10のみを点灯させる場合は、スイッチ20を1回投入させるだけでよく、電灯10の点灯と電子オルゴール1の動作の両方を行う場合は、スイッチ20の投入(オン)動作を2回行うことにより達成し得るものである。
この制御回路21は、スイッチ20の1回目の投入後に同スイッチ20を一時的に開放(オフ)させた後の再投入(2回目の投入)により、電子オルゴール1に電源を供給させるための条件として、スイッチ20の一時的開放時間を1〜3秒程度の範囲に設定する。
【0010】
従って、例えば一時的開放時間を2秒に設定した場合は、スイッチ20一時的開放時間が2秒未満であればその再投入(2回目の投入)により制御回路21がオン動作し、電子オルゴール1を動作させることができるが、一時的開放時間が2秒以上になると、制御回路21のオン動作の準備状態が解除され、スイッチ20を再投入(2回目の投入)しても制御回路21はオン状態にならない。
そのため、例えばスイッチ20の所定の操作による2回目の投入により、電灯10の点灯と電子オルゴール1の動作の両方を行わせてある状態から、電子オルゴール1の動作のみを停止させる場合は、スイッチ20の一時的開放時間を設定時間(例えば2秒)以上とすることにより達成することができる。
【0011】
【実施例】
次に、前述した制御回路21の実施例を説明する。図2は本発明の第1の実施例を示す回路図であり、図1に示した基本回路構成と同じ構成部分は同一記号により示してある。この実施例の制御回路211の構成は、フリップフロップ回路22とスイッチングトランジスタ23,24及び抵抗,コンデンサ等からなる時定数回路などにより構成されているものである。スイッチ20の投入により商用電源15はトランス16で所用の電圧に降下され、整流回路19で直流に変換されて制御回路211に印加される。このときトランス16の2次側の電圧がダイオードD5 を介してフリップフロップ回路22に印加されるが、抵抗R3 とコンデンサC3 のタイムコンスタント(時定数)を抵抗R2 とコンデンサC2 の時定数より大きくしてあるため、フリップフロップ回路22は端子バーSに信号が印加されリセット状態にあって、端子Qには信号が出力されない。従って、スイッチングトランジスタ23,24はオフ状態であって、電子オルゴール1には電源が供給されないため、電灯10のみが点灯して電子オルゴール1は演奏動作を行わない。
【0012】
次に電子オルゴール1を動作させるためにスイッチ20を一旦開放した後、所定時間以内に再度(2回目)投入(電灯10は一時的に消灯する)させると、時定数の大きい抵抗R3 とコンデンサC3 によってフリップフロップ回路22の端子バーRにチャージが残っているため、フリップフロップ回路22はセットされ端子Qに信号が出力される。従って、スイッチングトランジスタ23,24はオン状態になり、整流回路19の直流電圧は電子オルゴール1に印加され動作が開始される。このスイッチ20の投入、開放によるフリップフロップ回路22の端子バーS,バーR及び整流回路19の出力電圧は、図3に示す電圧印加状態図のようになる。
【0013】
即ち、最初(1回目)のスイッチ20の投入により整流回路19の出力電圧Vは直ちに所定の電圧になるが、抵抗R2 とコンデンサC2 による時定数と抵抗R3 とコンデンサC3 による時定数との違いにより、フリップフロップ回路22は最初に端子バーSが所定の電圧になり、それから少し遅れて端子バーRが所定の電圧に到達するので、前述したようにフリップフロップ回路22はリセット状態にあるため、端子Qには信号が出力されない。この状態でスイッチ20を開放すると、整流回路19の出力電圧とフリップフロップ回路22のバーSの端子電圧は急速に低下するが、バーRの端子電圧は時定数が大きく設定されている抵抗R3 とコンデンサC3 により徐々に低下する。そのため、バーRの端子電圧の低下幅が少ない状態でスイッチ20が再び(2回目)投入されると、フリップフロップ回路22の端子バーRが端子バーSよりも先に動作電圧に達し、フリップフロップ回路22はセット状態に反転して端子Qに信号が出力される。
【0014】
また、整流回路19の出力電圧は、スイッチ20の再投入により直ちに所定の電圧になり、スイッチングトランジスタ23,24のオン動作と相俟って電子オルゴール1は動作を開始する。この電子オルゴール1を動作させるために、スイッチ20の最初(1回目)の投入状態から、開放して再投入(2回目投入)するまでの時間は、抵抗R2 ,コンデンサC2 と、抵抗R3 ,コンデンサC3 のそれぞれの時定数の選択により適宜設定することができるが、通常は1〜3秒程度の範囲に設定することが操作上適当である。
また、電灯10を点灯させた状態で電子オルゴール1の音楽を停止させる場合は、再投入(2回目投入)後の一時的開放時間を前述した設定時間1〜3秒より長くして、再再投入(3回目投入)を行うようにすればよい。即ち、電源スイッチ20の一時開放の時間を長くすることにより、抵抗R3 ,コンデンサC3 の時定数回路のコンデンサC3 が放電し、フリップフロップ回路22はリセット状態になるためである。なお、この場合も電灯10は一時的に消灯することになる。
【0015】
次に、図1に示した制御回路21の他の実施例を図4に基づいて説明する。なお、図1に示した基本回路構成と同じ構成部分は同一記号により示してある。この実施例の制御回路212の構成は、マイコン25とスイッチングトランジスタ26,27及び抵抗,コンデンサ等からなる時定数回路などにより構成されているものである。
スイッチ20の投入により商用電源15はトランス16で所用の電圧に降下され、整流回路19で直流に変換されて制御回路212に印加されると、コンデンサC4 の作用によりマイコン25の+端子に一時的に電圧が印加され、マイコン25が短時間だけ動作する。マイコン25の作用は、その端子P1 に電圧が印加されているか否かを検知し、端子P1 に電圧が印加されている場合は、マイコン25の端子P2 に信号を出力するものである。なお、マイコン25が一時的に動作する際、電子オルゴール1も同様に瞬時的に動作するが、動作時間が短いため実用上支障はない。
【0016】
最初(1回目)のスイッチ20の投入により、マイコン25が一時的に動作し端子P1 に電圧が印加されているか否かを検知する。この時、マイコン25の端子P1 には抵抗R8 を介して電圧が印加されるが、コンデンサC5 との時定数により端子P1 に電圧が印加されるのが遅延され、マイコン25の一時的動作が終わった後に印加される。従って、マイコン25の端子P2 には信号が出力されず、スイッチングトランジスタ26,27はオン動作をしないため、電子オルゴール1は動作をせず、電灯10のみが点灯する。
【0017】
次に電子オルゴール1を動作させるためにスイッチ20を一旦開放した後、所定時間以内に再度(2回目)投入(電灯10は一時的に消灯する)させると、マイコン25の端子P1 には抵抗R8 とコンデンサC5 との時定数により所定時間、電圧が印加されているため、これをマイコン25が検知し端子P2 に信号を出力する。これによりスイッチングトランジスタ26,27がオン動作を行い、マイコン25に電源が供給され動作状態になると共に、電子オルゴール1にも電源が供給されて動作状態になり、音楽か送出されることになる。
を動作させるものである。
この最初のスイッチ20の投入による電灯10の点灯状態において、電子オルゴール1を動作させるために、スイッチ20を開放してから再投入するまでの時間、即ち所定開放時間は、図2に示した実施例と同様に、通常は1〜3秒程度の範囲に設定することが操作上適当である。
【0018】
また、電灯10を点灯させた状態で電子オルゴール1の音楽を停止させる場合は、前述した図2に示した実施例と同様に、スイッチ20の開放から再再投入までの一時的開放時間を、前述の1〜3秒程度の設定時間を経過した後に行うようにすればよい。即ち、電源スイッチ20の一時開放の時間を長くすることにより、時定数回路を構成するコンデンサC5 が放電し、マイコン25の端子P1 には電圧が印加されない状態となり、マイコン25の動作準備状態が解除されるためである。なお、この場合も電灯10は一時的に消灯することになる。また、制御回路212に用いられているマイコン25は、電子オルゴール1の制御用のCPU3と共用し得るから、コストアップが抑制される。
【0019】
また、本発明の電子オルゴール付き電気スタンドは、1個のスイッチ20により電灯の電灯の点灯・消灯の制御と、電子オルゴールの起動・停止の制御とが行なえるものであるため、図5の電子オルゴール付き電気スタンドの一部切欠斜視図に示すように、スイッチ20は就眠者が操作し易いように、通常の電源コード28の適宜位置に設けることが可能になったものである。また、図2,図4の実施例における時定数回路は、抵抗とコンデンサとにより構成されているが、抵抗とコイルにより構成することもできる。
【0020】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明による電子オルゴール付き電気スタンドは、オン・オフを行う1個のスイッチにより、電灯の点灯・消灯の制御と、電気スタンド点灯時における電子オルゴールの音楽送出動作の起動・停止の制御とを行い得るものであり、これらの操作上の容易性,確実性が図られるとともに、電気スタンドの外観上のシンプル化も図り得る効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子オルゴール付き電気スタンドの基本構成を示すブロック回路である。
【図2】本発明による電子オルゴール付き電気スタンドの制御回路の一実施例を示す回路図である。
【図3】図2に示した制御回路各部の電圧印加状態図である。
【図4】本発明による電子オルゴール付き電気スタンドの制御回路の他の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明による電子オルゴール付き電気スタンドの一部切欠斜視図である。
【図6】電子オルゴールのブロック回路図である。
【図7】図5に示したブロック回路図のコントローラとサウンドジェネレータとの間のタイミングを示す波形図である。
【図8】従来技術による電子オルゴール付き電気スタンドの一部切欠斜視図である。
【図9】従来技術による電子オルゴール付き電気スタンドの一例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 電子オルゴール
2 押釦スイッチ
3 CPU
4 サウンドジェネレータ
5 オーディオアンプ
6 スピーカ
7 電源スイッチ付ボリューム
8 スタンド基部
9 ソケット
10 電灯
11,12,20 スイッチ
13 笠
14 プラグ付コード
15 商用電源
16 トランス
17 ダイオード
18 コンデンサ
19 整流回路
21,211,212 制御回路
22 フリップフロップ回路
23,24,26,27 スイッチングトランジスタ
25 マイコン
28 スイッチ付電源コード
Claims (4)
- 照明部と、
該照明部を保持するスタンド基部と、
該スタンド基部に設けられた電子オルゴールと、
前記照明部と前記電子オルゴールに電源を供給するためのオンオフ制御を行う電源スイッチと、
該電源スイッチの1回目の投入により前記電子オルゴールへの電源接続の準備を行い、該電源スイッチの所定開放時間以内の一時的開放による2回目の投入により前記電子オルゴールへの電源接続を行わしめる制御回路とから構成された電子オルゴール付き電気スタンド。 - 前記電源スイッチの投入・開放操作により前記照明部と前記電子オルゴールに電源が供給されている状態において、前記制御回路は前記電源スイッチの前記所定開放時間以上の一時的開放後の投入により、前記電子オルゴールへの電源供給を停止する制御を行なうようにした請求項1記載の電子オルゴール付き電気スタンド。
- 前記制御回路は、フリップフロップ回路とスイッチング素子と抵抗,コンデンサなどからなる時定数回路とから構成され、前記電源スイッチの1回目の投入により前記フリップフロップ回路をリセット状態とし、前記電源スイッチの所定開放時間以内の一時的開放による2回目の投入によりセット状態として、前記電子オルゴールへの電源供給の制御を行わしめるようにした請求項1記載の電子オルゴール付き電気スタンド。
- 前記制御回路は、マイコンとスイッチング素子と抵抗,コンデンサなどからなる時定数回路とから構成され、前記電源スイッチの1回目の投入により前記マイコンを動作準備状態とし、前記電源スイッチの所定開放時間以内の一時的開放による2回目の投入によりマイコンを動作状態として、前記電子オルゴールへの電源供給の制御を行わしめるようにした請求項1記載の電子オルゴール付き電気スタンド。
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- 1997-08-29 JP JP24750797A patent/JP3979549B2/ja not_active Expired - Lifetime
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